JP4730294B2 - 音響再生装置 - Google Patents

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本発明は、防水ケース内にスピーカユニットを取り付けた状態で浴槽内にフローティングさせながら音楽を再生でき、且つ、付属のスタンドを用いれば室内でも音楽を再生できるように構成した音響再生装置に関するものである。
防水ケース内にスピーカユニットを取り付けた状態で浴槽内にフローティングさせながら音楽を再生できる音響再生装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−167565号公報。
上記した特許文献1に開示された従来の音響再生装置では、ここでの図示を省略するものの、防水ケース内の下部に低音用スピーカユニットが取り付けられていると共に、防水ケース内の上部に中高音用スピーカユニットと信号入力装置とが取り付けられている。
そして、従来の音響再生装置を浴槽内にフローティングさせた時に、低音用スピーカユニットの駆動により浴槽内の浴湯を振動させて入浴者にボディーソニック効果を与え、且つ、中高音用スピーカユニットの駆動による浴室内の空気振動により中高音の音をリラックスして楽しめるようになっている。
ところで、上記した特許文献1に開示された従来の音響再生装置によれば、前述したように、低音用スピーカユニットの駆動によるボディーソニック効果と、中高音用スピーカユニットの駆動による中高音再生とが得られるものの、従来の音響再生装置に対して浴槽内で防水性を高めると共に安定にフローティングさせる技術的思想に関して具体的な開示がなされてなく、防水ケースが単に概念的に示されているにすぎない。
また、従来の音響再生装置において、防水ケース内の上部に取り付けた信号入力装置は、
CDプレーヤやMDプレーヤなどを含めたディスクプレーヤ全般、又は、テープレコーダ,ラジオ,その他の小型受信機などを用いているために、従来の音響再生装置の全体重量が重くなり、これに伴って防水ケースも大型化してしまうので、従来の音響再生装置を浴槽内に安定にフローティングさせにくくなるなどの問題点がある。
更に、従来の音響再生装置を浴室内で使用する以外に、室内で使用する場合の使用形態について何らの考慮もされていない。
そこで、浴槽(又は水槽)内の浴湯(又は水)に対して防水性を高めた上でスピーカユニットを内蔵した防水ケースを小型軽量化でき、且つ、浴槽(又は水槽)内で安定にフローティングでき、更に、浴槽(又は水槽)内での使用と室内での使用とを兼務できる構造形態の音響再生装置が望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、請求項1記載の発明は、下方向に分割された複数のケースを有して一体的に組み立てられており、湯又は水の中にフローディング可能とされ、前記フローティングの際に前記複数のケースのうちの互いに対向するケースそれぞれの外周対向面の間に前記湯又は水を侵入させるための隙間形成されてなる防水ケースと、
前記防水ケース内に取り付けられたスピーカユニットと、
各前記外周対向面に形成された各凹部に沿って嵌め込まれると共に前記隙間と対向する側に向かってU字状に形成されて前記隙間から侵入した前記湯又は水の圧力によって前記各凹部に密着するように弾性変位するU字型防水パッキング材と、
を備えた音響再生装置である。
また、請求項2記載の発明は、下方向に分割された複数のケースを有して一体的に組み立てられており、湯又は水の中にフローディング可能とされてなる防水ケースと、
前記防水ケース内に取り付けられたスピーカユニットと、
前記防水ケース内に設けられたLEDと、
前記複数のケースのうちで互いに対向するケースのうちの上方のケースの外周下端部に沿って取り付けられ、且つ、前記LEDから出射された光で前記防水ケースを照明するリング状レンズと、
前記リング状レンズと、前記互いに対向するケースのうちの下方のケースとが互いに対向する各外周対向面の間に前記湯又は水を侵入させるための隙間を形成した上で、前記各外周対向面に形成された各凹部に嵌め込まれると共に前記隙間と対向する側に向かってU字状に形成されて前記隙間から侵入した前記湯又は水の圧力によって前記各凹部に密着するように弾性変位するU字型防水パッキング材と、
を備えたことを特徴とする音響再生装置である。
また、請求項3記載の発明は、前記スピーカユニットを、前記上方のケースの裏面に固着して前記上方のケースを振動板として機能させるよう構成したことを特徴とする請求項2記載の音響再生装置である。
また、請求項4記載の発明は、前記上ケースの一部を凹ませて操作パネル面を形成し、前記操作パネル面を覆う操作パネルカバーを開閉自在に取り付けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の音響再生装置である。
また、請求項5記載の発明は、前記操作パネルカバーと前記上ケースとを紐で連結したことを特徴とする請求項4記載の音響再生装置である。
また、請求項6記載の発明は、前記防水ケース内に、ディジタルオーディオデータを格納するメモリと、前記メモリに格納された前記ディジタルオーディオデータをアナログオーディオデータに変換して前ピーカユニットに印加する信号処理部とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の音響再生装置である。
請求項1記載の音響再生装置によると、下方向に分割された複数のケースを一体的に組み立てた防水ケース内にスピーカユニットを取り付けた状態でこの防水ケースを湯又は水の中にフローティングさせる際に、複数のケースのうち互いに対向するケースそれぞれの外周対向面の間に湯又は水を侵入させるための隙間を形成し、且つ、各外周対向面に形成された各凹部に沿ってU字型防水パッキング材を嵌め込んでいるために、このU字型防水パッキング材によって防水ケース内を確実に防水することができるので、音響再生装置の信頼性を向上させることができる。
また、請求項2記載の音響再生装置によると、下方向に分割された複数のケースを一体的に組み立てた防水ケース内にスピーカユニットとLEDとを取り付けた状態でこの防水ケースを湯又は水の中にフローティングさせる際に、複数のケースのうちで互いに対向するケースのうちの上方のケースの外周下端部に沿ってリング状レンズを取り付け、且つ、リング状レンズと互いに対向するケースのうちの下方のケースとが互いに対向する各外周対向面の間に湯又は水を侵入させるための隙間を形成した上で、各外周対向面に形成された各凹部に沿ってU字型防水パッキング材を嵌め込んでいるために、U字型防水パッキング材によって防水ケース内を確実に防水することができると共に、LEDから出射された光がリング状レンズを通過することで、防水ケースの外部を照明することができる。
また、請求項3記載の音響再生装置によると、上記した請求項2記載の音響再生装置において、スピーカユニットを、上方のケースの裏面に固着して上方のケースを振動板として機能させるよう構成したために、スピーカユニットからの音を外部に向けて放音させることができる。
また、請求項4記載の音響再生装置によると、上記した請求項2又は請求項3記載の音響再生装置において、上方のケースの一部を凹ませて操作パネル面を形成し、作パネル面を覆う操作パネルカバーを開閉自在に取り付けたために、上方のケースの外観形状を損なうことなく、操作パネルを操作することが可能になる。
また、請求項5記載の音響再生装置によると、上記した請求項4記載の音響再生装置において、操作パネルカバーと上ケースとを紐で連結したために、操作パネルカバーを開蓋した時に紐により操作パネルカバーが上方のケースから脱落するのを防止できる。
また、請求項6記載の音響再生装置によると、上記した請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の音響再生装置において、防水ケース内にスピーカユニットを取り付けて、湯又は水の中でフローティングさせながらスピーカユニットを介して音楽を再生する際、ディジタルオーディオデータがメモリに格納されるようになっているので、従来例で説明したような重量のある信号入力装置が必要ないので、音響再生装置を小型軽量化することができる。
以下に本発明に係る音響再生装置の一実施例について図1〜図10を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る音響再生装置を浴槽内にフローティングさせて使用する使用形態を模式的に示した図、
図2(a),(b)は本発明に係る音響再生装置を付属のスタンドに支持させて室内で使用する使用形態を模式的に示した図、
図3は本発明に係る音響再生装置の外観形状を示した斜視図であり、(a)は正面から見た図,(b)は斜めから見た図,(c)は上方から見た図である。
図1に示した如く、本発明に係る音響再生装置10は、防水ケース11が樹脂材を用いて上ケース12と、中ケース13と、下ケース14とに3分割して成形されており、後述する操作パネルカバー18を取り付けた上ケース12と、後述するリング状レンズ35を外周部位に取り付けた中ケース13とをネジにより締結した後に、中ケース13側を下ケース14内に螺合させることで防水ケース11が分離可能に一体的に組み立てられている。
尚、図1中において、本発明に係る音響再生装置10の外形寸法は、浴室1内に設けられた浴槽(又は水槽)2に対して摸式的に拡大して示した図であり、この外形寸法については後で述べる。
そして、防水ケース11のうちで外側を略凸曲面状に形成した上ケース12内の中央部位にスピーカユニット15を取り付けた状態で、浴室1内に設けられた浴槽(又は水槽)2内の浴湯(又は水)3中にフローティングさせながらスピーカユニット15から出力させた音楽を入浴者4がリラックスして聴く使用形態と、図2(a),(b)に示したように本発明に係る音響再生装置10の防水ケース11のうちで外側を略円錐状に形成した下ケース14を付属のスタンド50に支持させながらスピーカユニット15から出力させた音楽を不図示の使用者が室内でリラックスして聴く使用形態と、を兼務できるようになっている。
尚、図2(a),(b)にそれぞれ示した付属のスタンド50は、鼓状に形成した外周部50aの内部50bが中空になっており、この外周部50の一端側に小径孔50cが開口され、且つ、他端側に大径孔50dが開口されているものである。
これに伴って、図2(a)に示した使用状態は、本発明に係る音響再生装置10の防水ケース11のうちで外側を略円錐状に形成した下ケース14を付属のスタンド50の小径孔50c内に挿入して支持させたものである。
一方、図2(b)に示した使用状態は、図2(a)に示した状態からスタンド50の上下を反転させて本発明に係る音響再生装置10の防水ケース11のうちで外側を略円錐状に形成した下ケース14を付属のスタンド50の大径孔50d内に挿入して支持させたものである。
従って、本発明に係る音響再生装置10を室内で使用する場合には、図2(a)に示した使用形態、又は、図2(b)に示した使用形態のいずれか一方を適用すれば良いものである。
ここで、本発明に係る音響再生装置10の外観形状を図3(a)〜(c)に示すと、防水ケース11のうちで外側を略凸曲面状に形成した上ケース12が最大外径寸法φDを有しており、この最大外径寸法φDが略Φ119mmに設定され、且つ、上ケース12の最高点から下ケース14の最下点までの全体の高さ寸法H1が略89mmに設定されており、且つ、全体の重量は後述するように下ケース14内に電源となる単三電池30(図5)を4個内蔵した状態で略350g程度になっている。
更に、防水ケース11のうちで上ケース12と下ケース14とが接合するリング状レンズ35の近傍が図1に示した浴湯(又は水)3に対する喫水線の位置となるので、浴湯面(又は水面)から下ケース14の最下点までの喫水距離H2は下ケース14の高さと略等しくて略65mmに設定されている。
この際、防水ケース11のうちで下ケース14内を中空にして空気層とすることで、音響再生装置10を浴槽(又は水槽)2(図1)内でフローティングさせているが、安定にフローティングさせるには上記した喫水距離H2を大きく設定する必要がある。
そこで、この実施例では、防水ケース11のうちで下ケース14の外側の外周部位14aを略円錐状に形成すると共に、略円錐状の外周部位14aのうちで喫水線側の外周上方部位とこれより下方の外周下方部位との間を細くくびらせて凹曲面状とし、更に、略円錐状の外周部位14aのうちで下端部位14bを半径が小さい凸曲面状とすることで、浴湯(又は水)3中に浸水した下ケース14の高さが高くなり、実質的に喫水距離H2を大きく設定することができ、これにより音響再生装置10を浴槽(又は水槽)2内で安定にフローティングさせることができる。
次に、本発明に係る音響再生装置10の機構部材について、図4〜図8を用いて説明する。
図4は本発明に係る音響再生装置を分解して示した分解斜視図、
図5は本発明に係る音響再生装置を断面して示した縦断面図、
図6は本発明に係る音響再生装置を図5に対して直角に断面して示した縦断面図、
図7は本発明に係る音響再生装置において、上ケースの操作パネル面の近傍及び操作パネルカバーを拡大して示した斜視図、
図8は本発明に係る音響再生装置において、ゴム製の平板型防水パッキング材の近傍及びU字型防水パッキング材の近傍を拡大して示した縦断面図である。
図4〜図6に示した如く、防水ケース11のうちで上ケース12は、後述するようにプリント配線基板23の下面23bに取り付けたLED33(図6のみ図示)から出射された青色の光がほんのりと見えるように乳白色の樹脂材を用いて形成されている。
また、上ケース12の外側は略凸曲面状に形成されており、具体的には中央頂点部位12aがこの裏面にスピーカユニット15の上面を接着剤を介して固着させるために略平坦に形成され、且つ、中央頂点部位12aに連接して下方に向かって凸曲面部12bが形成されていると共に、凸曲面部12bの一部を所定の面積だけ凹ませた操作パネル面12cが平坦に形成されている。更に、上ケース12の凸曲面部12b中で操作パネル面12cの略中央部位に後述する操作パネルカバー18を開ける際に使用者の爪が入り込む爪用凹部12dが凹状に形成されている。
この際、上ケース12の中央頂点部位12aの裏面に固着されるスピーカユニット15は、New Transducer Limited社のフラットパネルスピーカ技術を採用したものであり、スピーカユニット15を上ケース12の中央頂点部位12aの裏面に固着した時に、上ケース12全体が振動板として機能している。また、スピーカユニット15の下面にはクッション材16が接着されて、このクッション材16がこの下方に配設されるプリント配線基板23に対する緩衝材となっている。
尚、この実施例では、スピーカユニット15がNew Transducer Limited社のフラットパネルスピーカ技術を採用したものであるが、これに限定されることなく、振動板を有する周知のスピーカユニットを上ケース12内に取り付けることも可能である。
また、上ケース12の操作パネル面12c上には、メンブレンシートを用いて形成した複数の操作釦17aを有する操作パネル17が接着剤を用いて固着されている。この際、複数の操作釦17aは上ケース12の操作パネル面12cから下方に向かって突出形成した複数のノブ釦用12c1(図5に1個のみ図示)を介して後述するプリント配線基板23上に設けた複数の操作スイッチ31(図5に1個のみ図示)を押圧するようになっている。
更に、上ケース12の操作パネル面12cの上方には、操作パネルカバー18が上ケース12の凸曲面部12bと同じ曲率に形成されて操作パネル面12cを覆うように開閉自在に取り付けられており、この操作パネルカバー18を取り付けた時に操作パネルカバー18が上ケース12の凸曲面部12bと一体的になって外観を形成している。これにより、
上ケース12の外観形状を損なうことなく、操作パネル17を操作することが可能になる。
この際、上ケース12の操作パネル面12cの近傍及び操作パネルカバー18を図7に拡大して示すと、操作パネル17上に設けた複数の操作釦17aは、操作パネル17の中央に配置したPOWER釦17a1と、操作パネル17の左側に配置した選曲釦17a2,17a3と、操作パネル17の右側に配置したVOL釦17a4,17a5とからなる。
また、上ケース12の操作パネル面12c上に設けたボス12c2と、操作パネルカバー18の裏面に設けたボス18aとの間にビニル紐19が掛け渡されており、操作パネルカバー18を開蓋した時にビニル紐19により操作パネルカバー18が上ケース12から脱落するのを防止されている。
また、上ケース12の操作パネル面12c上に接着した操作パネル17の長手方向の左右裏面側で操作パネル面12cの長手方向の左右に一対の第1マグネット20が埋め込まれていると共に、操作パネルカバー18の長手方向の左右裏面に一対の第2マグネット21を埋め込んだ一対の防水ゴム22が固着されているので、操作パネルカバー18を閉蓋した時に操作パネルカバー18は第1,第2マグネット20,21の磁気吸引力により上ケース12の操作パネル面12c側に押圧されて確実に磁気吸着されている。
図4〜図6に戻り、上ケース12と中ケース13との間に大径に形成されたプリント配線基板23が介装されており、且つ、このプリント配線基板23の上面23aに例えば256Mバイトのメモリ24と後述するDSP部70(図9)とを取り付けた小型のメモリ基板25が2本のネジ26を用いてプリント配線基板23と一体に中ケース13上に取り付けられている。この際、小型のメモリ基板25をコネクタ接続によりプリント配線基板23とは別体に設けることで、メモリ24の容量を容易に変更できるようになっている。
尚、メモリ24の容量を256Mバイトとした場合に、音楽の1曲が例えば4分であれば最大120曲程度格納することができる。
また、プリント配線基板23の上面23aの中央部位には、上ケース12内に固着させたスピーカユニット15の外周部位を補助的に支持するためのクッション材27を貼り付けたブラケット28が3箇取り付けられており、これにより、音響再生装置10を不用意に落下させてもスピーカユニット15が上ケース12内から脱落しないように防止されている。
また、プリント配線基板23の下面23bの中央部位には、中ケース13に内蔵した合計4個の単三電池30(図5,図6のみ図示)に接続するための電池端子27が半田付けされ、且つ、プリント配線基板23の下面23bの図示左方にUSB(Univeral Serial Bus)規格に基づくUSB端子32(図5のみ図示)が半田付けされていると共に、プリント配線基板23の下面23bの中間部円周に沿って略均等に3分割した部位に3箇のLED33(図6に1個のみ図示)が半田付けされている。
この際、後述するようにPC(パソコン)からのディジタルオーディオデータがUSB端子32を介して上記したメモリ24に格納されるようになっているので、従来例で説明したような重量のある信号入力装置が必要ないので、音響再生装置10を小型軽量化することができる。
次に、中ケース13は、樹脂材を用いて上方部位に大径凹部13aが略円板凹状に形成されてこの大径凹部13a内にプリント配線基板23が取り付けられるようになっていると共に、大径凹部13aの中央部位に4個の単三電池30(図5,図6)を収納する電池収納部13bが形成されている。
また、中ケース13の電池収納部13bの外周部位は、大径凹部13aより小径な小径円筒部13cとして円筒状に形成されていると共に、小円筒径部13cの下端に下ケース14内の下方に形成した雌ネジ14dと螺合するための雄ネジ13dが形成されている。
また、中ケース13の大径凹部13aの外周部位には、中ケース13の小径円筒部13cを通過させて下方から透明な樹脂材を用いて形成した照明用のリング状レンズ35が嵌め込まれており、このリング状レンズ35の外径寸法は先に説明した上ケース12の最大外径寸法φD(図3)と略等しく設定されている。
また、リング状レンズ35の上方の外周内側凹部35a内にゴム製の平板型防水パッキング材34が嵌め込まれている。
そして、中ケース13の大径凹部13a内にプリント配線基板23を取り付けて、このプリント配線基板23の下面23bに取り付けたUSB端子32を中ケース13の大径凹部13aに形成した角孔13e内に臨ませた上で、中ケース13の大径凹部13aの外周部位にリング状レンズ35を取り付けて、リング状レンズ35の上方側に平板型防水パッキング材34を嵌め込んだ後に、下方から複数本(例えば4本)のネジ36を用いて中ケース13と、この中ケース13に嵌め込んだリング状レンズ35とを上ケース12の裏面に形成した複数本(例えば4本)のボス12eに固着させている。
更に、中ケース13の小径円筒部13cの下端には、ターミナルボード37内に電池端子38を挿入した電池カバー39が着脱自在に取り付けられており、この電池カバー39を外して4個の単三電池30を電池収納部13b内に収納するようになっている。
この際、図6に示したように、中ケース13の大径凹部13a内にプリント配線基板23が取り付けられた状態で、このプリント配線基板23の下面23bに円周を3等分して半田付けした3個のLED33から出射された青色の光が大径凹部13a内を乱反射して一部外周に向かいながらこの大径凹部13aの外周部位に取り付けた透明なリング状レンズ35を通って外部に向かって照明されると共に、乱反射した残りの青色の光はプリント配線基板23に貫通して形成した長孔23cを通過して上方の上ケース12内に進入するので、乳白色の上ケース12が青色の光によってほんのりと照明されるようになっている。
次に、下ケース14は、上ケース12と同じ乳白色の樹脂材を用いて外側が略円錐状に形成されており、最大外径寸法が先に説明した上ケース12の最大外径寸法φD(図3)と略等しく設定されている。
また、下ケース14は、前述したように、下ケース14の外周部位14aを凹曲面にくびらせ且つ下端部位14bを半径が小さい凸曲面に形成し、更に、上方の外周内側凹部14c内にゴム製のU字型防水パッキング材40が嵌め込まれるようになっていると共に、内部を中空に形成してこの内部の中央部位下方に前述した雌ネジ14dが形成されている。
そして、下ケース14のちで上方の外周内側凹部14c内にU字型防水パッキング材40を嵌め込んだ状態から、上ケース12と中ケース13とを結合させた中ケース13側を下ケース14内に挿入させて、中ケース13の小径円筒部13cの下端に形成した雄ネジ13dを下ケース14内に形成した雌ネジ14dに螺合させることで、本発明に係る音響再生装置10の組み立てが完了する。
ここで、音響再生装置10の組み立てが完了した後に、この音響再生装置10を浴槽(又は水槽)2内の浴湯(又は水)3に対してフローティングさせる際に、防水性を高めるための平板型防水パッキング材34及びU字型防水パッキング材40について図8を用いて説明する。
図8に拡大して示した如く、防水ケース11は、上ケース12と、中ケース13の外周部位に取り付けたリング状レンズ35とが前述したように締結されて、上ケース12の外周部下端とリング状レンズ35の外周部上端とが互いに対向して略密着している。
一方、リング状レンズ35の外周下端と下ケース14の外周上端とが互いに対向する各外周対向面の間には、浴湯(又は水)3が内部に侵入するための僅かな隙間Sが円周に沿って形成されている。
まず、ゴム製の平板型防水パッキング材34は、上ケース12と中ケース13の外周部位に取り付けたリング状レンズ35とが互いに対向する各外周対向面の内側に形成した各外周内側凹部12f,35a内にリング状に嵌め込まれている。
即ち、中ケース13の外周部位に取り付けたリング状レンズ35のうちで上方の外周内側凹部35a内に嵌め込んだゴム製の平板型防水パッキング材34は、リング状レンズ35の上方の外周内側凹部35aに沿ってリング状に形成され、且つ、平板状に形成されている。
そして、リング状レンズ35の上方に上ケース12を接合させ時に、平板型防水パッキング材34は上ケース12のうちで下方の外周内側凹部12f内に嵌め込まれる。
この際、リング状レンズ35の上方の外周内側凹部35a内には平板型防水パッキング材34に喰い込むための凸部35a1が上方に向かって突出形成されており、一方、上ケース12の下方の外周内側凹部12f内にも平板型防水パッキング材34に喰い込むための凸部12fが下方に向かって2箇所突出形成されているので、各凸部35a1,12f1によって平板型防水パッキング材34が押しつぶされるので上ケース12とリング状レンズ35との間で防水性を高めることができるために、音響再生装置10の信頼性を向上させることができる。
次に、ゴム製のU字板型防水パッキング材40は、中ケース13の外周部位に取り付けたリング状レンズ35と下ケース14とが互いに対向する各外周対向面の内側に形成した各外周内側凹部35b,14c内にリング状に嵌め込まれている。
即ち、下ケース14のうちで上方の外周内側凹部14c内に嵌め込んだゴム製のU字型防水パッキング材40は、下ケース14の外周内側凹部14cに沿ってリング状に形成された嵌着部40aと、この嵌着部40aの上方に連接され且つリング状レンズ35と下ケース14とが接合する外周部位に形成された隙間Sに向かってU字状に形成されて隙間Sから侵入した浴湯(又は水)3の圧力によって弾性変位するU字部40bとで一体的に構成されている。
そして、下ケース14の上方にリング状レンズ35を接合させた時に、U字型防水パッキング材40のU字部40bがリング状レンズ35のうちで下方の外周内側凹部35b内に嵌め込まれる。
従って、使用者が音響再生装置10を浴湯(又は水)3内に故意に沈めた場合に、上記した隙間Sから浴湯(又は水)3がU字型防水パッキング材40のU字部40b内に侵入するので、この浴湯(又は水)3の圧力がU字部40bに加わって、ゴム製のU字部40bがリング状レンズ35の下方の外周内側凹部35b及び下ケース14の外周内側凹部14cに密着するように弾性変位するので、リング状レンズ35と下ケース14との間で防水性を高めることができるために、音響再生装置10の信頼性を向上させることができる。
次に、本発明に係る音響再生装置10の電気的構成部材について図9を用いて説明する。
図9は本発明に係る音響再生装置を示したブロック図である。
図9に示した如く、本発明に係る音響再生装置10では、PC(パソコン)60側に設けたUSB端子61と、音響再生装置10内のプリント配線基板23(図5)に取り付けたUSB端子32との間にUSBケーブル62を接続することで、PC(パソコン)60側から出力されたディジタルオーディオデータをUSB(Univeral Serial Bus)規格に基づいて音響再生装置10内に取り込むように構成されている。
尚、USBケーブル62を音響再生装置10内のプリント配線基板23(図5)に取り付けたUSB端子32に接続する際には、上ケース12と中ケース13とを結合させたまま、中ケース13側を下ケース14から取り外すことで可能になる。
この音響再生装置10内には、PC(パソコン)60側から出力されたディジタルオーディオデータを信号処理するDSP(Digital Signal Processor)部70が設けられており、このDSP部70はUSBコントローラ71,CPU72,圧縮音声デコーダ73,2個のD/A変換器74,2個のアンプ75から構成されている。
また、4個の単三電池からなる電源30が操作パネル17に設けた複数の操作釦17a(17a1〜17a5)のうちでPOWER釦17a1に接続されていると共に、DSP部70内のCPU72に接続されている。
ここで、POWER釦17a1をON操作すると電源30が立ち上がり、CPU72に電源が供給された後に、このCPU72から電源供給を持続させる電源持続用制御信号が電源30に送られるのでPOWER釦17a1がOFF操作されるまで電源を持続させることができるので、DSP部70の動作が可能になる。
そして、PC(パソコン)60側から出力されたディジタルオーディオデータが音響再生装置10内のUSB端子32を介してDSP部70内のUSBコントローラ71に入力されると、CPU72はこのディジタルオーディオデータをプリント配線基板23上のメモリ基板25(図3)に取り付けた例えば256Mバイトのメモリ24に格納する。
この後、使用者が音楽を再生したい場合には、複数の操作釦17aのうちで選曲釦17a2又は17a3と、VOL釦17a4又は17a5とを適宜操作することで、メモリ24に格納したディジタルオーディオデータがCPU72を介して圧縮音声デコーダ73に入力されてこの内部で左右のディジタルオーディオデータが信号処理された後に、2個のD/A変換器74により左右のアナログオーディオデータに変換され、更に、2個のアンプ75と2個の抵抗76を通過した後に左右を合成させた合成アナログオーディオデータをアンプ77を介して上ケース12(図1〜図5)内に取り付けたスピーカユニット15に印加して、合成アナログオーディオデータをスピーカユニット15から外部に拡声させている。
また、CPU72から電源持続用制御信号が電源30に送られた時に、CPU72は電子スイッチ78をON動作させて電源30を上記したアンプ77とイルミネーション回路79とに接続させている。
上記したイルミネーション回路79では、電源30から供給された電流を例えば周期的な正弦波電流に変換し、この正弦波電流を3個の抵抗80を介してプリント配線基板23(図6)に取り付けた3個のLED33(図6)にそれぞれ印加しているので、3個のLED33は正弦波電流に応じて徐々に点灯させるフェードイン動作と、徐々に消灯させるフェードアウト動作とにより光量を周期的に変化させながら青色の光を出射するので、リラックスできる照明光となる。
次に、本発明に係る音響再生装置10を一部変形させた変形例について図10を用いて簡略に説明する。
図10は本発明に係る音響再生装置を一部変形させた変形例の音響再生装置を断面して示した縦断面図である。
尚、先に説明した実施例の音響再生装置10の構成部材と同一の構成部材に対しては同一の符号を付し、且つ、先に示した構成部材は必要に応じて適宜説明し、異なる構成部材に新たな符号を付して説明する
図10に示した如く、変形例の音響再生装置10’では、防水ケース11’を上ケース12’と下ケース14’とに2分割して形成したものであり、且つ、上ケース12’と下ケース14’とを分離可能に一体的に組み立てる際に、両ケース12’,14’の互いに対向する各外周対向面の内側に形成した各外周内側凹部12f,14c内にU字型防水パッキング40’をリング状に嵌め込んでいる。
この変形例では、上ケース12’内にスピーカユニット15を固着させ、且つ、プリント配線基板23を上ケース12’内に設けた複数のボス12eに複数のネジを用いて取り付けている。
この際、実施例とは異なって、中ケース及びリング状レンズを採用していないために、4個の単三電池30を収納するための電池ケース41を接着剤又はネジとナットなどを用いてプリント配線基板23の中央部位に固着させている。
上記した電池ケース41は、プリント配線基板23に取り付けるための大径部41aと、4個の単三電池30を収納するための電池収納部41bと、電池収納部41bの外周部位で大径部41aより小径な小径円筒部41cとからなり、小径円筒部41cの下端に下ケース14’内の下方に形成した雌ネジ14dと螺合するための雄ネジ41dが形成されている。
また、プリント配線基板23’の上面23には、ディジタルオーディオデータを格納するためのメモリ24及び上ケース12’を照明するための複数のLED33が半田付けされている一方、下面23bにUSB端子32が取り付けられている。
また、下ケース14’のうちで上方の外周内側凹部14c内にU字型防水パッキング40’の嵌着部40aが嵌め込まれている。
そして、プリント配線基板23を取り付けた上ケース12’を下ケース14’に結合させる時には、下ケース14’の上方の外周内側凹部14c内にU字型防水パッキング40’の嵌着部40aを嵌め込んだ後に、プリント配線基板23に固着させた電池ケース41の小径円筒部41cの下端に形成した雄ネジ41dを下ケース14’内の下方に形成した雌ネジ14dに螺合させると、U字型防水パッキング40’のU字部40bが上ケース12’のうちで外周内側凹部12f内に嵌め込まれると共に、上ケース12’の下方の凸曲面部12bの下端外周部位と下ケース14’の上端外周部位との間に僅かな隙間Sが形成される。
従って、先に図8に説明したと同様に、使用者が音響再生装置10’を浴湯(又は水)3内に故意に沈めた場合に、隙間Sから浴湯(又は水)3がU字型防水パッキング材40’のU字部40b内に侵入するので、この浴湯(又は水)3の圧力がU字型防水パッキング材40’のU字部40bに加わって、ゴム製のU字型防水パッキング材40’のU字部40bが上ケース12’の下方の外周内側凹部12f及び下ケース14’の外周内側凹部14cに密着するように弾性変位するので、上ケース12’と下ケース14’との間で防水性を高めることができるために、音響再生装置10’の信頼性を向上させることができる。
尚、変形例の音響再生装置10’において、図示を省略するものの、上ケース12’の下端部に沿って平板型防水パッキング材を介して照明用のリング状レンズを取り付けても良く、この場合には、複数のLED33をプリント配線基板23’の下面23bに取り付けると共に、照明用のリング状レンズと下ケース14’との間にU字型防水パッキング材を嵌め込めば良いものである。
以上詳述したように、本発明における基本構成は、樹脂材を用いて上下方向に少なくとも2つ以上に分割された複数のケースが分離可能に一体的に組み立てられた際に浴槽(又は水槽)内の浴湯(又は水)中にフローティング可能とされた防水ケース内にスピーカユニットを取り付けて、複数のケースのうちで互いに対向する各ケースの各対向面側の外周内側に形成された各外周内側凹部に沿って防水パッキング材を嵌め込んで防水ケース内を防水する形態を採用し、且つ、浴湯(又は水)に対する喫水線より上方のケースと喫水線より下方のケースとに少なくとも分割されているものである。
従って、実施例の音響再生装置10では、喫水線よりも上方のケースは上ケース12と中ケース13に取り付けられたリング状レンズ35とからなり、一方、喫水線よりも下方のケースは下ケース14である。
また、変形例の音響再生装置10’では、喫水線よりも上方のケースは上ケース12’であり、一方、喫水線よりも下方のケースは下ケース14’である。
この際、実施例の音響再生装置10及び変形例の音響再生装置10’において、少なくとも2つ以上に分割された複数のケースが分離可能に一体的に組み立てられた防水ケース中で喫水線の近傍をゴム製の防水パッキング材により防水する場合に、ゴム製の防水パッキング材はU字型防水パッキング材を採用することで防水ケース内の防水性を高めることができる。
本発明に係る音響再生装置を浴槽内にフローティングさせて使用する使用形態を模式的に示した図である。 (a),(b)は本発明に係る音響再生装置を付属のスタンドに支持させて室内で使用する使用形態を模式的に示した図である。 本発明に係る音響再生装置の外観形状を示した斜視図であり、(a)は正面から見た図,(b)は斜めから見た図,(c)は上方から見た図である。 本発明に係る音響再生装置を分解して示した分解斜視図である。 本発明に係る音響再生装置を断面して示した縦断面図である。 本発明に係る音響再生装置を図5に対して直角に断面して示した縦断面図である。 本発明に係る音響再生装置において、上ケースの操作パネル面の近傍及び操作パネルカバーを拡大して示した斜視図である。 本発明に係る音響再生装置において、ゴム製の平板型防水パッキング材の近傍及びU字型防水パッキング材の近傍を拡大して示した縦断面図である。 本発明に係る音響再生装置を示したブロック図である。 本発明に係る音響再生装置を一部変形させた変形例の音響再生装置を断面して示した縦断面図である。
符号の説明
10…実施例の音響再生装置、
10’…変形例の音響再生装置、
11…実施例の防水ケース、11’…変形例の防水ケース、
12…実施例の上ケース、12’…変形例の上ケース、12f…外周内側凹部、
13…実施例の中ケース、
14…実施例の下ケース、14’…変形例の下ケース、14c…外周内側凹部、
15…スピーカユニット、17…操作パネル、17a…操作釦、
18…操作パネルカバー、
20…一対の第1マグネット、21…一対の第2マグネット、22…一対の防水ゴム、
23…プリント配線基板、24…メモリ、25…メモリ基板、
30…単三電池(電源)、31…操作スイッチ、32…USB端子、33…LED、
34…平板型防水パッキング材、
35…リング状レンズ、35a,35b…外周内側凹部、39…電池カバー、
40…実施例のU字型防水パッキング材、
40’…変形例のU字型防水パッキング材、
40a…嵌着部、40b…U字部、
70…DSP部、71…USBコントローラ、72…CPU、73…圧縮音声デコーダ、
74…D/A変換器、75,77…アンプ、
78…電子スイッチ、79…イルミネーション回路。

Claims (6)

  1. 下方向に分割された複数のケースを有して一体的に組み立てられており、湯又は水の中にフローディング可能とされ、前記フローティングの際に前記複数のケースのうちの互いに対向するケースそれぞれの外周対向面の間に前記湯又は水を侵入させるための隙間形成されてなる防水ケースと、
    前記防水ケース内に取り付けられたスピーカユニットと、
    各前記外周対向面に形成された各凹部に沿って嵌め込まれると共に前記隙間と対向する側に向かってU字状に形成されて前記隙間から侵入した前記湯又は水の圧力によって前記各凹部に密着するように弾性変位するU字型防水パッキング材と、
    を備えた音響再生装置。
  2. 下方向に分割された複数のケースを有して一体的に組み立てられており、湯又は水の中にフローディング可能とされてなる防水ケースと、
    前記防水ケース内に取り付けられたスピーカユニットと、
    前記防水ケース内に設けられたLEDと、
    前記複数のケースのうちで互いに対向するケースのうちの上方のケースの外周下端部に沿って取り付けられ、且つ、前記LEDから出射された光で前記防水ケースを照明するリング状レンズと、
    前記リング状レンズと、前記互いに対向するケースのうちの下方のケースとが互いに対向する各外周対向面の間に前記湯又は水を侵入させるための隙間を形成した上で、前記各外周対向面に形成された各凹部に嵌め込まれると共に前記隙間と対向する側に向かってU字状に形成されて前記隙間から侵入した前記湯又は水の圧力によって前記各凹部に密着するように弾性変位するU字型防水パッキング材と、
    を備えたことを特徴とする音響再生装置。
  3. 前記スピーカユニットを、前記上方のケースの裏面に固着して前記上方のケースを振動板として機能させるよう構成したことを特徴とする請求項2記載の音響再生装置。
  4. 記上ケースの一部を凹ませて操作パネル面を形成し、前記操作パネル面を覆う操作パネルカバーを開閉自在に取り付けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の音響再生装置。
  5. 前記操作パネルカバーと前記上ケースとを紐で連結したことを特徴とする請求項4記載の音響再生装置。
  6. 前記防水ケース内に、ディジタルオーディオデータを格納するメモリと、前記メモリに格納された前記ディジタルオーディオデータをアナログオーディオデータに変換して前ピーカユニットに印加する信号処理部とを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の音響再生装置。
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