JP2019040075A - オーディオ装置 - Google Patents
オーディオ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019040075A JP2019040075A JP2017162021A JP2017162021A JP2019040075A JP 2019040075 A JP2019040075 A JP 2019040075A JP 2017162021 A JP2017162021 A JP 2017162021A JP 2017162021 A JP2017162021 A JP 2017162021A JP 2019040075 A JP2019040075 A JP 2019040075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- audio
- unit
- provided inside
- audio device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
【課題】 簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができるオーディオ装置を提供する。【解決手段】 中空の密閉された容器1と、容器1の内部に設けられ、容器1全体を振動させることによって音を発生させる振動スピーカ15と、容器1の内部に設けられ、入力されるオーディオデータに基づいて振動スピーカ15を駆動する駆動部と、を備え、容器1の一部が水面より上に現れた状態で水に浮かぶように構成されている。【選択図】 図1
Description
本発明は、浴槽等に浮かべて使用するオーディオ装置に関する。
従来、入浴時に音楽を楽しむために浴槽等に浮かべて使用するオーディオ装置がある(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、透明な容器の表面に、スピーカと、照明体とを設け、内部には、音声信号を受けて該照明体を点滅させる点滅回路と、上記スピーカ及び点滅回路に音声信号を送る受信器とを設け、かつ、上記透明な容器を水面に浮く構成としたことを特徴とする浴室スピーカが記載されている。
また、特許文献2には、液面に浮かせ得る浮揚発音体を備え、該浮揚発音体から音を発して音響再生を行う音響再生装置において、浮揚発音体は、フロートとして機能する防水ケースと、該防水ケースの着液側に配されて液体をダイレクトに振動させる液体振動手段とを有し、液体振動手段は、防水ケースの外面より突出して液体を振動させるドーム形の外部振動板を有している音響再生装置の構成が記載されている。さらに、液体振動手段が低音域の音波を出力する低音用スピーカユニットであり、液面上に露出する防水ケースの上部には高音域の音波を出力する空気振動手段が設けられた構成が記載されている。
特許文献1の場合、スピーカが透明な容器の上部外表面にあって、浴槽水面上の空気中に音声を出力するので、低音域を大音量で出力した場合には残響によって良質な再生音を得られない。
また、特許文献2の場合、空気振動手段によって直接、耳で音楽を聴くことができるとともに、液体振動手段によって浴槽内の湯を振動させることによって低音域の音を体感することができ、入浴しながら良質な音楽を楽しむことができる。しかし、空気振動手段及び液体振動手段となる複数のスピーカユニットが必要となり、装置構成が複雑化する。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができるオーディオ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係るオーディオ装置は、中空の密閉された容器と、前記容器の内部に設けられ、前記容器全体を振動させることによって音を発生させる振動スピーカと、前記容器の内部に設けられ、入力されるオーディオデータに基づいて前記振動スピーカを駆動する駆動部と、を備え、前記容器の一部が水面より上に現れた状態で水に浮かぶように構成されている。
このオーディオ装置は、例えば、湯水の入った浴槽に浮かべて使用するもので、密閉構造の容器内に振動スピーカを設け、振動スピーカの振動によって容器全体を振動させることによりオーディオデータが再生される。このとき、容器の水面より上の部分の振動が空気中を伝搬して直接、耳で音楽を聴くことができるとともに、容器の水面より下の部分の振動が水中を伝搬して入浴者が音楽を体感することができる。よって、1つの振動スピーカを用いた簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができる。
前記容器は、球体形状または略球体形状であってもよい。この構成によれば、容器を球体形状または略球体形状とすることにより、容器の水面より上の部分の振動、及び、容器の水面より下の部分の振動がほぼ均一に広がる。すなわち、音が周囲にほぼ均一に広がるので、どの方向から聴いても同程度の音量で聞くことができて非常に好ましい。
前記容器の内部に設けられ、外力によって生じる前記容器の動きを検出し、予め定められた特定の動きと一致したときに検出信号を出力するモーションセンサと、前記容器の内部に設けられ、前記モーションセンサから検出信号を入力したときに、前記特定の動きに対応して予め定められた制御内容に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、使用者が、予め定められた特定の動きとなるように容器を動かすことによって、特定の動きに対応して予め定められた制御内容に基づいて駆動部が制御される。例えば、オーディオデータの再生の開始および停止、音量の大小の調整等の各々の制御内容に対して特定の動きを設定しておいて、使用者が容器を動かすことによって制御内容を実行させることができる。
前記容器の内部に設けられ、使用者の操作に応じた制御信号を生成して送信する外部装置と無線通信する無線通信部と、前記容器の内部に設けられ、前記無線通信部が前記外部装置から送信される前記制御信号を受信したときに、前記制御信号に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、使用者が外部装置を操作することによって駆動部が制御される。例えば、オーディオデータの再生の開始および停止、音量の大小の調整等の各々の制御内容に応じた操作を行うことができるように外部装置を構成しておいて、使用者の操作に応じた制御内容を示す制御信号を外部装置が生成して送信することによって、制御内容を実行させることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができるオーディオ装置を提供することができるという効果を奏する。
以下、好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(第1実施形態)
図1(A)は、本発明の第1実施形態の一例のオーディオ装置を上方から見た透視図であり、図1(B)は、同オーディオ装置を側方から見た透視図である。図2は、図1のオーディオ装置のブロック図である。
図1(A)は、本発明の第1実施形態の一例のオーディオ装置を上方から見た透視図であり、図1(B)は、同オーディオ装置を側方から見た透視図である。図2は、図1のオーディオ装置のブロック図である。
このオーディオ装置10は、球体形状をなす中空の容器1と、容器1内に固定された円形状の振動伝達板2と、電子回路基板3と、振動伝達板2上に固定された振動スピーカ15と、モーションセンサ16と、図2に示す記憶媒体18を着脱可能なスロット17とを備えている。なお、容器1は、内部に水が入らないような密閉構造をしている。そして、容器1の内部に設けられた電子回路基板3、振動スピーカ15、モーションセンサ16及びスロット17等の配置等は適宜変更可能である。また、図1及び図2には示されていないが、容器1内には電源としてのバッテリが収納されている。
電子回路基板3には、図2に示すように、制御部11、オーディオデコーダ部12、D/A(デジタル/アナログ)変換部13及び増幅部(アンプ部)14が設けられている。そして、増幅部14の出力が振動スピーカ15に入力される。ここでは、オーディオデコーダ部12、D/A変換部13及び増幅部14によって、振動スピーカ15を駆動させる駆動部が構成されている。制御部11は、例えばマイクロコントローラ等で構成され、オーディオ装置10の全体を制御する。
スロット17は、記憶媒体18と制御部11とを電気的に接続するものである。記憶媒体18は、例えば、フラッシュメモリを内蔵したカード等であり、各種の大きさ、記憶容量のものが市販されている。この記憶媒体18には、圧縮された楽曲のオーディオデータ等が格納されており、記憶媒体18は音源として用いられる。また圧縮形式としては、例えば、MP3、TWIN−VQ、AAC、ATRAC(登録商標)などが考えられる。
記憶媒体18に記憶されている楽曲(オーディオデータ)を再生する場合、制御部11は、記憶媒体18から圧縮されたオーディオデータを読み出し、オーディオデコーダ部12に供給する。そして、オーディオデコーダ部12は、制御部11により読み出された圧縮されたオーディオデータを圧縮前のオーディオデータに復元して、D/A変換部13に供給する。D/A変換部13は、オーディオデコーダ部12によって復元されたオーディオデータをアナログのオーディオ信号に変換し、増幅部14に供給する。増幅部14は、D/A変換部13によって変換されたオーディオ信号を増幅し、振動スピーカ15へ供給する。振動スピーカ15は、増幅部14によって増幅されたオーディオ信号に基づいて駆動されて上下方向(矢印S1方向)に振動し、それに伴って振動伝達板2とともに容器1が上下方向に振動することによって楽曲が再生される(音が発生する)。
この記憶媒体18に記憶されている楽曲の再生等は、モーションセンサ16の検出信号に基づいて制御部11の制御によって行われる。
モーションセンサ16は、例えば、ジャイロセンサ及び加速度センサ等を用いて構成され、容器1の動きを検出し、その動きに応じた検出信号を制御部11へ出力する。モーションセンサ16は、例えば、容器1の中心を通り上下方向に延びる仮想軸A1を中心とする一方向への1回転(右回転)及び他方向への1回転(左回転)の動作、容器1の中心を通り左右方向に延びる仮想軸A2を中心とする一方向への1回転(前方回転)及び他方向への1回転(後方回転)の動作、及び、容器1の水中への素早い下降動作を検出する。これらの容器1の動作(動き)は、使用者による外力によって生じる。なお、容器1は予めその正面が決められており、使用者にわかるように、例えば、容器1の正面に目印M1等が設けられている。
制御部11では、モーションセンサ16で検出される、予め定められた容器1の複数の特定の動き(前述の右回転、左回転、前方回転、後方回転、下降動作)の各々に対応する制御内容を予め記憶している。そして、モーションセンサ16からの容器1の特定の動きを示す検出信号に応じて、制御内容(再生の開始及び停止、音量の大小の調整等)を実行する。
例えば、記憶媒体18には複数の楽曲のオーディオデータが記憶されており、楽曲を再生していないときに、制御部11がモーションセンサ16から下降動作を示す検出信号を入力した場合には再生を開始させ、再生中のときに下降動作を示す検出信号を入力した場合には再生を停止する。また、再生中のときに右回転動作を示す検出信号を入力した場合には、現在再生中の曲の次の曲の再生を開始し、再生中のときに左回転動作を示す検出信号を入力した場合には、現在再生中の曲の前の曲の再生を開始する。また、再生中のときに前方回転動作を示す検出信号を入力した場合には、音量を小さくするよう音量調整部(図示せず)を制御し、再生中のときに後方回転動作を示す検出信号を入力した場合には、音量を大きくするよう音量調整部を制御する。なお、音量調整部は、例えば、増幅部14の前段に設けられる。
本実施形態のオーディオ装置10は、例えば、湯水の入った浴槽に浮かべて使用するもので、図1(B)に示すように、容器1のほぼ上半分が水面上にあって、容器1のほぼ下半分が水面下となるように構成されている。そして、密閉構造の容器1内に、1つの振動スピーカ15を固定し、振動スピーカ15の振動によって容器1全体を振動させることにより、容器1の水面より上の部分の振動が空気中を伝搬して直接、耳で音楽を聴くことができるとともに、容器1の水面より下の部分の振動が水中を伝搬して入浴者が音楽を体感することができる。よって、1つの振動スピーカ15を用いた簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができる。
なお、本実施形態では、容器1を球体形状としたが、これに限られない。容器1を球体形状または略球体形状とすることにより、容器1の水面より上の部分の振動、及び、容器1の水面より下の部分の振動がほぼ均一に広がる。すなわち、音が周囲にほぼ均一に広がるので、どの方向から聴いても同程度の音量で聞くことができて非常に好ましい。
図3に、容器1の他の形状の一例を示す。図3では、立方体形状あるいは立方体に近い直方体形状の容器1Bを用いている。この容器1Bの場合、振動スピーカ15が矢印S1方向へ振動すると、音の指向性(伝搬する方向性)が強くなるので、周囲のどの方向からでも同じ音量で聞こえるようにするという点では、球体形状または略球体形状の方が優れている。
また、容器1の他の形状としては、正八面体、正十二面体、正二十四面体、扁球または長球のような回転楕円体、縦断面形状が陸上競技トラックのような形状となる回転体等が考えられる。
また、本実施形態では、容器1の動きを検出するモーションセンサ16を容器1に内蔵し、使用者(入浴者)が容器1を動かすことによってオーディオ装置10を簡単に操作することができる。なお、水面に浮かんでいるオーディオ装置10が揺れることによって使用者(入浴者)の意図しない動作が行われないように、例えば、容器1に防水が施されたスイッチを設け、制御部11では、同スイッチが押されているときに入力されるモーションセンサ16の検出信号を有効とし、同スイッチが押されていないときに入力されるモーションセンサ16の検出信号を無効とするように構成してもよい。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態の一例のオーディオ装置及び該オーディオ装置を使用するために必要な外部装置のブロック図である。
図4は、本発明の第2実施形態の一例のオーディオ装置及び該オーディオ装置を使用するために必要な外部装置のブロック図である。
このオーディオ装置10Aは、第1実施形態おけるオーディオ装置10と同様の容器1と、振動伝達板2と、電子回路基板3と、振動スピーカ15とを備えている。しかし、モーションセンサ16と、音源となる記憶媒体18を装着するスロット17とを備えておらず、電子回路基板3に無線通信部19が設けられている。オーディオ装置10Aで再生されるオーディオデータは無線通信部19を介して外部装置から入力される。
ここでは、外部装置の一例として、給湯装置本体40、台所リモコン20及び風呂リモコン30を備えた給湯装置を用いている。給湯装置本体40は、屋外または屋内の所定場所に設置されている。台所リモコン20及び風呂リモコン30は各々、給湯装置本体40を遠隔操作するための遠隔操作装置であり、台所リモコン20は例えば台所に設置され、風呂リモコン30は浴室内に設置されている。
給湯装置本体40と、台所リモコン20の通信部22と、風呂リモコン30の通信部32とは、例えば2芯の通信ケーブル41により相互に接続されており、相互に通信可能である。
台所リモコン20は、制御部21、通信部22及びスロット23を備えている。スロット23は、音源としての可搬型の記憶媒体24が台所リモコン20の外部から挿抜可能なように構成されている。なお、台所リモコン20は、風呂リモコン30と同様の表示部及び操作部を備えているが、ここでは図示を省略している。
スロット23は、記憶媒体24と制御部21とを電気的に接続する。記憶媒体24は、図2の記憶媒体18と同様、圧縮された楽曲のオーディオデータ等が格納されており、音源として用いられる。
制御部21は、例えばマイクロコントローラ等で構成され、台所リモコン20の全体を制御する。また、制御部21は、記憶媒体24から圧縮されたオーディオデータを読み出し、通信部22に供給する。
風呂リモコン30は、制御部31、通信部32、表示部33、操作部34及び無線通信部35を備えている。
制御部31は、例えばマイクロコントローラ等で構成され、風呂リモコン30の全体を制御する。表示部33は、液晶等の表示画面及びLED等を備え、制御部31により制御され、各種の情報を表示する。操作部34は、給湯装置本体40を遠隔操作するための各種操作スイッチや、オーディオ装置10Aを操作するためのスイッチ等を備え、使用者の操作に応じた操作信号を制御部31へ出力する。
無線通信部35は、オーディオ装置10Aの無線通信部19との間で、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信規格に基づく無線通信を行う。
また、制御部31は、台所リモコン20において記憶媒体24から読み出されて通信部22から送信されたオーディオデータを、通信部32で受信し、その受信したオーディオデータを無線通信部35に供給する。無線通信部35は無線によりオーディオデータを送信する。
オーディオ装置10Aでは、無線通信部19において、風呂リモコン30の無線通信部35から送信されるオーディオデータを受信する。そして、無線通信部19で受信したオーディオデータをオーディオデコーダ部12へ供給することにより、第1実施形態におけるオーディオ装置10の場合と同様、振動スピーカ15が、オーディオ信号によって駆動されて上下方向に振動し、それによって容器1が上下方向に振動することによって楽曲が再生される。
この第2実施形態では、風呂リモコン30がオーディオ装置10Aを操作する機能を有している。図5(A)は、風呂リモコン30の一例を示す正面図であり、図5(B)、(C)はそれぞれオーディオ装置10Aを操作する場合の風呂リモコン30の表示部33の一例を示す図である。
図5(A)に示す表示部33には、図示していないが、通常、給湯の設定温度等が表示されている。そして、操作部34として、複数のスイッチa〜fなどが設けられている。
オーディオ装置10Aから音楽を再生する場合、例えば、入浴者がメニュースイッチaを押す。すると、図5(B)のように、表示部33に複数のメニューが表示される。そして、入浴者が上下スイッチc,dを操作して複数のメニューの中から「音・その他メニュー」を指定した状態(反転表示された状態)で、OKスイッチbを押すと、図5(C)のように、表示部33に複数の細分化されたメニューが表示される。この中から上下スイッチc,dを操作して例えば「プレイリスト」を指定した状態(反転表示された状態)で、OKスイッチbを押すと、制御部31は、プレイリストの要求信号を通信部32を介して台所リモコン20へ送信する。台所リモコン20では、通信部22を介して制御部21がプレイリストの要求信号を受け取ると、記憶媒体24に記憶されているプレイリストの情報を読み出して、通信部22を介して風呂リモコン30へ送信する。
風呂リモコン30では、通信部32を介して制御部31がプレイリストの情報を受け取ると、プレイリストの中の最初の楽曲の情報(曲名及びアーティスト名等)を表示部33に表示させる。この状態で、例えば、右スイッチeを押すたびに、順次、次の楽曲の情報が表示される。一方、左スイッチfを押すたびに、1つ前の楽曲の情報が表示される。
そして、表示部33に最初に再生したい楽曲(楽曲A)の情報が表示された状態で、OKスイッチbを押すと、制御部31は、楽曲Aの要求信号を通信部32を介して台所リモコン20へ送信する。台所リモコン20では、通信部22を介して制御部21が楽曲Aの要求信号を受け取ると、記憶媒体24から楽曲Aから順番に楽曲のオーディオデータを読み出して、通信部22を介して風呂リモコン30へ送信する。
風呂リモコン30では、通信部32を介して制御部31が楽曲のオーディオデータを受け取ると、無線通信部35を介してオーディオ装置10Aへ送信する。
そして、オーディオ装置10Aでは、無線通信部19を介して制御部11が楽曲のオーディオデータを受け取ると、そのオーディオデータをオーディオデコーダ部12へ供給し、第1実施形態の場合と同様、楽曲の再生が行われる。
この楽曲の再生中に風呂リモコン30のOKスイッチbを押すと再生を停止させることができる。また、再生中の音量の調整は、例えば上下スイッチc,dを操作して行うことができる。例えば、上スイッチcを押すと音量が大きくなり、下スイッチdを押すと音量が小さくなる。この場合、上スイッチcが押されると、音量を大きくするための制御信号が制御部31から無線通信部35,19を介して制御部11へ送信され、制御部11では、上記制御信号に基づいて音量を大きくするよう音量調整部(図示せず)を制御する。また、下スイッチdが押されると、音量を小さくするための制御信号が制御部31から無線通信部35,19を介して制御部11へ送信され、制御部11では、上記制御信号に基づいて音量を小さくするよう音量調整部を制御する。なお、音量調整部は、例えば、増幅部14の前段に設けられる。
この第2実施形態のオーディオ装置10Aも、第1実施形態の場合と同様、簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができるという効果が得られる。
なお、第2実施形態では、音源として、オーディオデータが格納された記憶媒体24を用いたが、台所リモコン20にオーディオ入力端子やオーディオエンコーダなどを設け、音源としてのCDプレーヤなどを台所リモコン20に接続してCDプレーヤなどからのオーディオデータを、台所リモコン20及び風呂リモコン30を介してオーディオ装置10Aへ供給するようにしてもよい。
また、オーディオ装置10Aに、第1実施形態のオーディオ装置10のように、モーションセンサ16を設け、オーディオ装置10Aの操作を、モーションセンサ16で検出される容器1の動きに基づく操作によって行うことができるように構成してもよい。この場合、オーディオ装置10Aを風呂リモコン30で操作できるように構成してもよいし、操作できないように構成してもよい。
また、オーディオ装置10Aに、第1実施形態のオーディオ装置10のように、音源となる記憶媒体18を装着したスロット17を設け、オーディオ装置10Aの操作だけを、風呂リモコン30を用いて行うように構成してもよい。
また、第1実施形態のオーディオ装置10に、オーディオ装置10Aのような無線通信部19を設け、オーディオ装置10の操作を、モーションセンサ16で検出される容器1の動きに基づく操作だけでなく、第2実施形態のように風呂リモコン30の操作によっても行うことができるように構成してもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、簡単な構成で、かつ、使用者が入浴しながら良質な音楽を楽しむことができるオーディオ装置等として有用である。
1 容器
10,10A オーディオ装置
11 制御部
12 オーディオデコーダ部
13 D/A変換部
14 増幅部
15 振動スピーカ
16 モーションセンサ
18,24 記憶媒体
19 無線通信部
10,10A オーディオ装置
11 制御部
12 オーディオデコーダ部
13 D/A変換部
14 増幅部
15 振動スピーカ
16 モーションセンサ
18,24 記憶媒体
19 無線通信部
Claims (4)
- 中空の密閉された容器と、
前記容器の内部に設けられ、前記容器全体を振動させることによって音を発生させる振動スピーカと、
前記容器の内部に設けられ、入力されるオーディオデータに基づいて前記振動スピーカを駆動する駆動部と、
を備え、
前記容器の一部が水面より上に現れた状態で水に浮かぶように構成された、
オーディオ装置。 - 前記容器は、球体形状または略球体形状である、
請求項1に記載のオーディオ装置。 - 前記容器の内部に設けられ、外力によって生じる前記容器の動きを検出し、予め定められた特定の動きと一致したときに検出信号を出力するモーションセンサと、
前記容器の内部に設けられ、前記モーションセンサから検出信号を入力したときに、前記特定の動きに対応して予め定められた制御内容に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
をさらに備えた、請求項1または2に記載のオーディオ装置。 - 前記容器の内部に設けられ、使用者の操作に応じた制御信号を生成して送信する外部装置と無線通信する無線通信部と、
前記容器の内部に設けられ、前記無線通信部が前記外部装置から送信される前記制御信号を受信したときに、前記制御信号に基づいて前記駆動部を制御する制御部と、
をさらに備えた、請求項1乃至3のいずれかに記載のオーディオ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017162021A JP2019040075A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | オーディオ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017162021A JP2019040075A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | オーディオ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019040075A true JP2019040075A (ja) | 2019-03-14 |
Family
ID=65725679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017162021A Pending JP2019040075A (ja) | 2017-08-25 | 2017-08-25 | オーディオ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019040075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112839274A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-05-25 | 深圳市魅动智能股份有限公司 | 漂浮喷水音箱 |
-
2017
- 2017-08-25 JP JP2017162021A patent/JP2019040075A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112839274A (zh) * | 2021-02-02 | 2021-05-25 | 深圳市魅动智能股份有限公司 | 漂浮喷水音箱 |
CN112839274B (zh) * | 2021-02-02 | 2022-05-10 | 深圳市魅动智能股份有限公司 | 漂浮喷水音箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10827291B2 (en) | Audio apparatus adaptable to user position | |
KR200487541Y1 (ko) | 마이크로폰 사운드박스 일체형 장치 | |
US20150294656A1 (en) | Method and system for generating sounds using portable and inexpensive hardware and a personal computing device such as a smart phone | |
KR20070083936A (ko) | 악기 반주 및 사운드 평가를 위한 휴대용 전자 장치 | |
JP2006065331A (ja) | 移動通信端末機における音楽演奏を制御する装置及び方法 | |
US11265636B1 (en) | Multifunctional Bluetooth microphone | |
US20120098837A1 (en) | Apparatus for augmenting a handheld device | |
US11265654B1 (en) | Two-channel UHF bluetooth microphone receiver | |
JP6784320B2 (ja) | 再生システム | |
CN101197128A (zh) | 一种带有监听功能的便携式演唱系统 | |
CN202076005U (zh) | 带投影功能的多媒体播放器 | |
JP2019040075A (ja) | オーディオ装置 | |
JP6161886B2 (ja) | 音声出力システム、情報処理装置、情報処理プログラム、および音声出力制御方法 | |
KR101002162B1 (ko) | 휴대형 디지털 멀티미디어 증폭기 | |
JP2004254315A (ja) | 携帯用電子機器の映像再生装置及び映像再生方法 | |
JP4147840B2 (ja) | 携帯電話装置 | |
CN101950155B (zh) | 一种多功能智能闹钟音响 | |
KR102224347B1 (ko) | 다기능 블루투스 마이크 | |
JP2014081727A (ja) | 音声出力システム、音声出力プログラム、音声出力制御方法、および情報処理装置 | |
JP2011154289A (ja) | 聴衆に唱和をうながす気分を楽しむカラオケ装置 | |
KR102190210B1 (ko) | 2채널 uhf 블루투스 마이크 리시버 | |
KR102190215B1 (ko) | 터치스크린을 구비한 다기능 블루투스 마이크 | |
CN201576443U (zh) | 兼具录影音及投影功能的可携带卡拉ok装置 | |
KR101805439B1 (ko) | 태교 콘텐츠 제공 시스템 및 방법 | |
TWI813160B (zh) | 多功能便攜式藍芽喇叭 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200722 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210420 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211102 |