JP4727384B2 - バネレート調整式の車両用懸架装置 - Google Patents

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本発明は、車両用懸架装置に係り、特に車体に加わる荷重を支え、且つ荷重の大きさに応じて撓む圧縮コイルスプリング系のバネレートを調整可能とするバネレート調整式の車両用懸架装置に関するものである。
車両用懸架装置を構成するコイルスプリングは、車体側の部材と車輪側の部材との間に配置され、該車体に加わる荷重を支え、且つ荷重の大きさに応じて撓むようになっており、車両の走行性や乗り心地を決める要素の一つとして重要である。特に、路面の凹凸やカーブに適した路面追従性を必要とするカーレースにおいては、サスペンションスプリングのバネレートの違いが走行に大きな影響を与える。
また、車両の乗り心地に関しては、車両が走行する路面状態が小さな凹凸によって発生する衝撃および振動については小さなバネレートによりソフトに吸収し、大きな凹凸によって発生する衝撃および振動については大きなバネレートによりハードに吸収するといったバネレートの使い分けを機械的構成により行う自動車用懸架装置が提案されている(特許文献1)。
図2はバネレートを走行路面の状態に応じて自動的に使い分けした自動車用懸架装置を示している。この自動車用懸架装置61は、油圧式のショックアブソーバ62を構成する本体の一端部側のジョイント64が車輪側、ロッド63のジョイント65側が車体側に支持される。ショックアブソーバ62の本体にはバネ継ぎ手68が軸方向に沿って摺動自在に外装されている。バネ継ぎ手68の内周側には第1のコイルスプリング71が配置され、外周側には第2のコイルスプリング72が配置されている。他端側のジョイント65のフランジ部65aにはバネ受座65bが形成され、このバネ受座65bにカバー筒67が固定されている。
バネ継ぎ手68の他端側の外周部には、中間部材69が軸方向に沿って移動自在に配置され、中間部材69の軸方向一端側の係止片69aがバネ継ぎ手68の他端側係止片68bに対し、中間ラバー70を介して係止される位置まで軸方向に沿って移動自在としている。
第1のコイルスプリング71はバネ受座65bとバネ継ぎ手68のバネ受座68aとの間に配置され、第2のコイルスプリング72は中間部材69の係止片69aとショックアブソーバ62の本体に固定のバネ受部材73との間に配置されている。66、74はストッパーラバーである。
上記した自動車用懸架装置61を装備した自動車が走行中に路面の凹凸等による反力でショックアブソーバ62およびロッド63が軸方向に摺動し、衝撃および振動を吸収、減衰する。ロッド63がショックアブソーバ62との間で領域aの範囲を相対的に移動する比較的小さな振動の場合は、第1のコイルスプリング71と第2のコイルスプリング72との直列接続によるバネレートで振動を吸収する。
中間部材69の当接片69bがバネ受座65bと当接する位置を越えて上述の相対移動が更に進むと(領域b)、バネ継ぎ手68の更なる移動が規制されて第1のコイルスプリング71の機能が働かなくなり、第2のコイルスプリング72のみが機能する。
バネ継ぎ手68のバネ受座68aがストッパーラバー74に当接する位置を越えて上述の相対移動が更に進むと(領域c)、第1のコイルスプリング71と第2のコイルスプリング72が並列接続された状態となり、この場合はバネレートが最も高い状態となる。
特開昭56−83633号公報
上述した従来の車両用懸架装置において、車両が走行する路面状況に応じてバネレートがa領域、b領域、c領域の間で自動的に変更されるが、その際、直線的に変位していた懸架装置に加わる荷重とストロークとの関係がバネレートの変更点で急激に変わる。
このようなバネレートの自動変更機能を備えた従来の車両用懸架装置は、舗装路から悪路までの路面状況に対応できるという優れた特性を備えているが、ドライバーの好みによっては、バネレートの高い状態と、バネレートの小さい状態とをドライバー自身の意思によって選択したいという要望がある。
本発明の目的は、かかる観点に鑑みなされたもので、バネレートを外部操作により調整ができるバネレート調整式の車両用懸架装置を提供することにある。
本発明の目的を実現するバネレート調整式の車両用懸架装置の構成は、請求項1に記載のように、シリンダに対してピストンロッドが相対的に移動可能なショックアブソーバに対し、該シリンダに設けたシリンダ側ばね受部材と該ピストンロッドの先端部に設けたピストンロッド側ばね受部材の間にバネ継ぎ手を介して直列に接続される、前記シリンダ側ばね受部材に一端が当接する第1のコイルスプリングと、前記ピストンロッド側ばね受部材に他端が当接する第2のコイルスプリングとを配し、
前記シリンダ側ばね受部材および前記ピストンロッド側バネ受部材のいずれか一方に設けられ、軸方向に沿って移動体を進退可能且つ停止位置において後退不能とする移動体作動手段を有し、
前記移動体を前記バネ継ぎ手に対して離れた位置に退避した第1の状態と、前記移動体作動手段を駆動して前記移動体を前記第1の状態から前記バネ継ぎ手に当接して停止する位置まで進出する第2の状態とを選択的に切り換えることにより、前記第1のコイルスプリングと前記第2のコイルスプリングの両方を機能させるか、あるいは第1のコイルスプリング又は前記第2のコイルスプリングのいずれか一方のみを機能させるかを切り換え可能としたバネレート調整式の車両用懸架装置において、
前記バネ継ぎ手は、前記ピストンロッドの軸回りに内筒と外筒とを径方向に隙間を有して配置し、前記内筒の他端と前記外筒の一端の間に底壁が形成され、前記内筒の他端内周部に形成した内フランジ部に前記第1のコイルスプリングの他端が当接すると共に、前記外筒内に前記第2のコイルスプリングの一端部が装着される二重円筒部と、前記外筒をシリンダとして前記底壁との間に配置され前記第2のコイルスプリングの一端が当接する円板状のピストンと、を有し、前記第1のコイルスプリングの他端部と前記第2のコイルスプリングの一端部とを軸方向において重なって配設し、前記円板状のピストンの軸方向位置を調節することで前記シリンダ側ばね受部材と前記ピストンロッド側バネ受部材との間の見かけ上の距離を調節可能とすることを特徴とする。
上記した構成において、前記移動体作動手段は、圧縮空気あるいは油圧を用いたシリンダ装置により構成され、前記移動体としてのピストン部材を前記バネ継ぎ手に当接させる。この移動体作動手段は、バネ受部材と一体に構成するようにしてもよく、別々の構成としても良い。
本発明によれば、第1のコイルスプリングと第2のコイルスプリングを直列に接続するバネ継ぎ手に対し、軸方向両方の移動の自由度を与えるか、あるいは軸方向一方移動の自由度を奪うかを圧縮空気あるいは油圧作動によるシリンダ装置で構成される移動体作動手段により選択できるようにしたので、外部からの操作により第1のコイルスプリングと第2のコイルスプリングの両方を機能させたバネレートと、第1のコイルスプリングまたは第2のコイルスプリングのいずれか一方のみを機能させたバネレートに選択的に調整することが可能となる。
また、バネ継ぎ手に設けた円板状のピストンを動作させると、バネ受部材間の見かけ上の距離が長くなるので、第1のコイルスプリングと第2のコイルスプリングの両方を機能させたときに、バネレートが小さくなることに起因して車高の低下を防ぐことが可能となる。
図1は本発明による車両用懸架装置の実施例を示す図である。
図1は、ショックアブソーバとコイルスプリングとの組合せからなる乗用車などの車両用懸架装置の長手方向に沿った断面図で、右半部分は第1のコイルスプリングのみを使用した第1の状態を示す、左半部分は第1のコイルスプリングと第2のコイルスプリングとを使用した第2の状態を示す。
本実施例の車両用懸架装置は、シリンダ1とピストンロッド2が長手方向に沿って相対移動するショックアブソーバ3のシリンダ1に車輪側(不図示)を取り付け、ピストンロッド2の上端部2aには車体側取り付けユニット4が取り付けられている。
ピストンロッド2の上端部2aは、正六角形に面取りされた段部2bから上方に軸部2cが延び、この軸部2cの先端部2dがねじ部に形成されている。車体側取り付けユニット4は、上端部2aの軸部2cに挿通される筒形状のスリーブ部材4aと、このスリーブ部材4aにインナー部材が装着されたスフェリカルベアリング4bと、スフェリカルベアリング4bのアウター部材が固定された取り付け板4cと、この取り付け板4cに対して位置調整可能にボルト固定されたセットプレート4dから構成され、このセットプレート4dが不図示の車体側に固定される。また、車体側取り付けユニット4のスリーブ部材4aを段部2bに当接するまで軸部2dに挿通した状態で、ねじに形成されている先端部2dに不図示の固定用ナットを螺着することにより、車体側取り付けユニット4をピストンロッド2の上端部2aに固定している。
ショックアブソーバ3のシリンダ1の外周部には、ねじ部3aが形成され、このねじ部3aにフランジ部5aをバネ座とするバネ受用ナット部材5が螺着されている。なお、シリンダ1のねじ部3aに螺着される回り止め用ナット部材6によりバネ受用ナット部材5がシリンダ1の下方へ螺進するのを防止している。
車体取り付けユニット4のスリーブ部材4aには、上部バネ受部7が設けられている。上部バネ受部7は、下面に開口を有し、上面が閉塞されている円筒形状の筒体7aが例えば圧入方式によりピストンロッド2の軸心と同一軸心を有してスリーブ部材4aに固定されている。筒体7aの内部の中央部は下方に向けて突出する凸部7bに形成されていて、この凸部7bの外周面に沿って内筒部材7cがネジ7dにより筒体7aに固定されている。筒体7aの内側には、筒体7aの周壁7iと内筒部材7cとの間にドーナツ状の空間7eが形成され、円筒形状に形成されて軸方向に延びる円筒ピストン8がこの空間7eをシリンダとして軸方向に沿って移動可能に装着されている。
また、筒体7aの上壁7fには、圧縮空気供給孔7gが形成され、不図示の圧縮空気源からの圧縮空気がこの圧縮空気供給孔7gに供給されると、円筒ピストン8が下方へ移動する。
さらに、筒体7aの外周には、バネ受座としてのフランジ部7hが形成されている。
一方、上記した円筒ピストン8の下端には、バネ継ぎ手9が当接可能としている。このバネ継ぎ手9は、同一軸心上に内筒9aと外筒9bとを径方向に隙間を有して配し、内筒9aと外筒9bの間に底壁9cが形成された二重円筒構造としている。バネ継ぎ手9は、内筒9aの上端に内向きにバネ座をなす内フランジ部9dを形成し、また内筒9aと外筒9bとの間に形成されるドーナツ状の空間にはドーナツ状の円板からなるバネ座をなす円板状ピストン9eが配置されている。
バネ継ぎ手9の底壁9cには、圧縮空気供給孔9fが形成され、不図示の圧縮空気源からの圧縮空気がこの圧縮空気供給孔9fに供給されると、円板状ピストン9eが上方へ移動する。
バネ継ぎ手9は、内フランジ部9dの上面に円筒ピストン8の下端が当接可能となっている。そして、バネ継ぎ手9の内フランジ部9dとバネ受用ナット部材5のフランジ部5aとの間に第1のコイルバネ10が配置され、バネ継ぎ手9の円板状ピストン9eと上部バネ受部7のフランジ部7hとの間に第2のコイルバネ11が配置されている。また、内フランジ部9dと、底壁9cとは、軸方向において隔設されている。したがって、第1のコイルバネ10の軸方向上端(他端)部と第2のコイルバネ11の下端(一端)部が軸方向において重なって配設されている。
なお、図1において、12はピストンロッド2に上部バネ受部7の下部位置に装着されたゴム製の緩衝部材である。
上記した本実施例による車両用懸架装置は、圧縮空気供給孔7gおよび圧縮空気供給孔9fへの圧縮空気の供給、および圧縮空気供給孔7gおよび圧縮空気供給孔9fを通してエアシリンダ内の圧縮空気の大気への開放は不図示のバルブを制御することにより行われる。
上部バネ受部7の圧縮空気供給孔7gを通して、圧縮空気を上部バネ受部7の空間7e内に供給すると、円筒ピストン8が下方に移動し、バネ継ぎ手9の内フランジ9dの上面に当接する。図1の右側がこの状態を示す。この場合、バネ継ぎ手9は、円筒ピストン8を介して上部バネ受部7の筒体7aと一体的に連結された状態にあるため、バネ継ぎ手9と上部バネ受部7のフランジ部7hとの距離は伸縮しないので、この間に配設された第2のコイルスプリング11は機能しない。これに対し、バネ継ぎ手9とバネ受用ナット部材5のフランジ部5aとの距離は伸縮自在であるため、この間に配設された第1のコイルスプリング10は有効に機能する。
次に、上部バネ受部7の空間7e内の圧縮空気を大気へ放出すると、該空間7e内は真空状態となり、円筒ピストン8は上方へ移動して上部バネ受部7の空間7e内へと収納される。図1の左側部分はこの状態を示している。この場合、円筒ピストン8がバネ継ぎ手9の内フランジ部9dと当接することにより、バネ継ぎ手9の上方移動を阻止することがないため、バネ継ぎ手9と上部バネ受部材7のフランジ部7hと間は伸縮自在な状態に維持され、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11とは共に有効に機能する。その際、バネ継ぎ手9の圧縮空気供給孔9fに圧縮空気を供給すると、円板状ピストン9eが上昇すると共に、バネ継ぎ手9が下がり、結果としてバネ全長の短縮に伴って車高が下がることを防止している。
本実施例において、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11とは、バネ継ぎ手9を介して、バネ受用ナット部材5のフランジ部5aと、上部バネ受部材7のフランジ部7hとの間を直列に接続する機能を有すると共に、上部バネ受部材7に対してバネ継ぎ手9の上方への移動を阻止することにより、第1のコイルスプリング10のみ機能させ、第2のコイルスプリング11の作動を不能としている。したがって、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11が共に機能している第1の状態と、第1のコイルスプリング10のみを機能させている第2の状態とをバネレートについて比較すると、第2のコイルスプリング11のバネレートの大小に係らず、第1の状態でのバネレートが第2の状態のバネレートよりも小さい。言い換えれば第1の状態を選択した場合には柔らかな乗り心地が得られ、第2の状態を選択した場合には硬めの乗り心地が得られることになる。
また、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11のバネレートについて特に限定することはなく、第1のコイルスプリング10と第2のコイルスプリング11のバネレートは同一とし、また第1のコイルスプリング10に対して第2のコイルスプリング11のバネレートを大きくしても、逆であってもよい。
また、円筒ピストン8および円板ピストン9eの作動媒体として圧縮空気を用いているが、油圧を用いることもでき、またモータ駆動により機械的に円筒ピストン8および円板ピストン9eを移動させるようにしても良い。
さらに、上記した実施例とは逆に、第2のコイルスプリング11を常時作動可能状態に維持し、第1のコイルスプリング10を選択的に機能させ或いは機能を阻止するようにしても良い。
本発明の実施例を示す車両用懸架装置の断面図。 従来の車両用懸架装置の断面図。
符号の説明
1 シリンダ
2 ピストンロッド
2a 上端部 2b 段部 2c 軸部 2d 先端部
3 ショックアブソーバ
3a ねじ部
4 車体側取り付けユニット
4a スリーブ部材 4b スフェリカルベアリング
4c 取り付け板 4d セットプレート
5 バネ受用ナット部材
6 回り止め用ナット部材
7 上部バネ受部
7a 筒体 7b 凸部 7c 内筒部材 7d ネジ
7c 周壁 7e 空間 7f 上壁
7g 圧縮空気供給孔 7h フランジ部
8 円筒ピストン
9 バネ継ぎ手
9a 内筒 9b 外筒 9c 底壁
9d 内フランジ部 9e 円板状ピストン
9f 圧縮空気供給孔
10 第1のコイルバネ
11 第2のコイルバネ
12 緩衝部材

Claims (2)

  1. シリンダに対してピストンロッドが相対的に移動可能なショックアブソーバに対し、該シリンダに設けたシリンダ側ばね受部材と該ピストンロッドの先端部に設けたピストンロッド側ばね受部材の間にバネ継ぎ手を介して直列に接続される、前記シリンダ側ばね受部材に一端が当接する第1のコイルスプリングと、前記ピストンロッド側ばね受部材に他端が当接する第2のコイルスプリングとを配し、
    前記シリンダ側ばね受部材および前記ピストンロッド側バネ受部材のいずれか一方に設けられ、軸方向に沿って移動体を進退可能且つ停止位置において後退不能とする移動体作動手段を有し、
    前記移動体を前記バネ継ぎ手に対して離れた位置に退避した第1の状態と、前記移動体作動手段を駆動して前記移動体を前記第1の状態から前記バネ継ぎ手に当接して停止する位置まで進出する第2の状態とを選択的に切り換えることにより、前記第1のコイルスプリングと前記第2のコイルスプリングの両方を機能させるか、あるいは第1のコイルスプリング又は前記第2のコイルスプリングのいずれか一方のみを機能させるかを切り換え可能としたバネレート調整式の車両用懸架装置において、
    前記バネ継ぎ手は、前記ピストンロッドの軸回りに内筒と外筒とを径方向に隙間を有して配置し、前記内筒の他端と前記外筒の一端の間に底壁が形成され、前記内筒の他端内周部に形成した内フランジ部に前記第1のコイルスプリングの他端が当接すると共に、前記外筒内に前記第2のコイルスプリングの一端部が装着される二重円筒部と、前記外筒をシリンダとして前記底壁との間に配置され前記第2のコイルスプリングの一端が当接する円板状のピストンと、を有し、前記第1のコイルスプリングの他端部と前記第2のコイルスプリングの一端部とを軸方向において重なって配設し、前記円板状のピストンの軸方向位置を調節することで前記シリンダ側ばね受部材と前記ピストンロッド側バネ受部材との間の見かけ上の距離を調節可能とすることを特徴とするバネレート調整式の車両用懸架装置。
  2. 前記移動体作動手段は、圧縮空気あるいは油圧を用いたシリンダ装置により構成され、前記移動体としてのピストン部材を前記バネ継ぎ手に当接させることを特徴とする請求項1に記載のバネレート調整式の車両用懸架装置。
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