JP4727372B2 - 高負荷伝動ベルトおよび高負荷伝動ベルト用センターベルト - Google Patents

高負荷伝動ベルトおよび高負荷伝動ベルト用センターベルト Download PDF

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Description

本発明は、センターベルトの長手方向に沿って所定ピッチでブロックを嵌合固定した高負荷伝動ベルトに関し、詳しくは硬度、耐屈曲性、耐熱性に優れたセンターベルト、またそれを用いた高負荷伝動ベルトに関する。
ベルト式無段変速装置に使用するベルトは、プーリのV溝幅を変えることによってプーリに巻きかかる有効径を変化させ変速比を調節する様な変速プーリに巻き掛けて使用するものであり、プーリからの側圧が大きくなるのでベルトは大きな側圧に耐えるものでなくてはならない。また、無段変速の用途以外にも通常のゴムベルトでは寿命が短くなりすぎるような高負荷伝動の用途には特別に高負荷に耐えうるようなベルトを用いる必要がある。
そのようなベルトとして使用されるものの中に、センターベルトにブロックを固定してベルト幅方向の強度を高めた引張伝動式の高負荷伝動ベルトがあり、具体的な構成としては、心線をゴムなどのエラストマー中に埋設したセンターベルトにボルトやリベットなどの止着材を用いてセンターベルトに使用しているエラストマーよりも比較的硬質のエラストマーからなるブロックを止着固定したものがある。
このような高負荷伝動ベルトのセンターベルトはゴムなどのエラストマーからなっておりブロックを嵌合固定している。ベルトを走行させることによってセンターベルトはブロックから繰り返し圧縮力や剪断力を受けて、センターベルトを形成するエラストマーに永久歪を発生してブロックとセンターベルトとの嵌合固定力が弱まり、ブロックのぐらつきやがたつきにつながり、ベルト走行時の騒音が大きくなったり、センターベルトに亀裂が生じて切断したりといったことにもなる。
今までに、センターベルトの強度を上げてゴムのへたりや摩耗、クラックといった問題を防止するために、例えば特許文献1には不飽和カルボン酸金属塩と有機過酸化物を添加した水素化ニトリルゴムに短繊維を配合したゴム組成物をセンターベルトとして用いることが開示されている。また硫黄を配合して架橋剤である有機過酸化物の共架橋剤として用いることが記載されている。
更に、特許文献2にはセンターベルトの保形ゴムにナイロン短繊維とアラミド短繊維を混入することによって、センターベルトに高弾性を持たせて耐久性を確保すると共に摩擦係数を低減して異音の発生を防止するといったことが開示されている。
特許文献3には水素化ニトリルゴムにアラミド短繊維とカーボンブラックを配合することによってセンターベルトの硬度を確保するとともにベルトの屈曲性を改善したベルトが提案されている。
特開平5−272595号公報 特開平6−2742号公報 特開2004−108420号公報
ところが特許文献1に開示されるようなセンターベルトでは硬度が高くてブロックとセンターベルトとの間の不具合の発生を防止することができるものの、繰り返し屈曲に対しては弱いものとなり、センターベルトを構成するゴム材料の屈曲による亀裂の発生といった問題につながることがある。
また、特許文献2に開示されるようなセンターベルトでは異音の発生を低減することはできるものの、配合する短繊維量のうちナイロン短繊維を配合した分だけセンターベルトの補強効果は薄れることになり、十分な補強効果を得るために短繊維の配合量を増やしすぎると短繊維が異物となって働き、亀裂発生の原因となるので耐屈曲性を損なってしまうことになる。
特許文献3では、特許文献1の技術に比べるとベルトの耐屈曲性が改善されているものの、まだ十分なものではなくベルトの長期走行に伴って亀裂の発生や亀裂から破断に至るといった問題が残っていた。
そこで本発明は高負荷伝動ベルトのセンターベルトとして用いるのに十分な硬度、耐熱性を有するとともに、耐屈曲性に関しても十分な性能を有する高負荷伝動ベルト、高負荷伝動ベルト用センターベルトの提供を課題とする。
上記のような課題を解決するために本発明の請求項1は、センターベルトと、該センターベルトの長手方向に沿って所定ピッチで複数のブロックを嵌合固定した高負荷伝動ベルトにおいて、センターベルトを構成するゴム組成物は水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維を10〜35質量部とカーボンブラックを35〜70質量部配合し、前記短繊維はアラミド短繊維及びナイロン短繊維で構成されナイロン短繊維の配合量が5〜15質量部であることを特徴とする。
請求項2では、水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維の配合量が25〜35質量部である高負荷伝動ベルトとしている。
請求項3では、水素化ニトリルゴム100質量部に対してカーボンブラックの配合量が35〜50質量部である高負荷伝動ベルトとしている。
請求項4ではセンターベルトのゴムの架橋は硫黄系である請求項1記載の高負荷伝動ベルトとしている。
請求項5では、センターベルトと、該センターベルトの長手方向に沿って所定ピッチで複数のブロックを嵌合固定した高負荷伝動ベルトに用いるセンターベルトにおいて、センターベルトを構成するゴム組成物は水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維を10〜35質量部とカーボンブラックを35〜70質量部配合し、前記短繊維はアラミド短繊維及びナイロン短繊維で構成されナイロン短繊維の配合量が5〜15質量部であることを特徴とする。
請求項6では、水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維の配合量が25〜35質量部である高負荷伝動ベルト用センターベルトとしている。
請求項7では、水素化ニトリルゴム100質量部に対してカーボンブラックの配合量が35〜50質量部である高負荷伝動ベルト用センターベルトとしている。
請求項8ではセンターベルトのゴムの架橋は硫黄系である高負荷伝動ベルト用センターベルトとしている。
本発明では水素化ニトリルゴムを用いることで耐熱性に優れたものとしているとともに、短繊維及びカーボンブラックを所定量配合することで高負荷伝動ベルトとして使用するのに十分な硬度を持たせ、かつ短繊維の一部をナイロン短繊維とすることで、硬度を維持した上でベルトの屈曲性を大幅に改善することができ、屈曲劣化による亀裂の発生といった故障の少ないベルトを提供することができる。
請求項2および6においては、短繊維の配合量を高めの範囲に限定することによってセンターベルトの硬度も高く維持されて、センターベルトに対するブロックのぐらつきやがたつきがより少ない高負荷伝動ベルトとすることができる。
請求項3および7においては、短繊維の配合量を高めの範囲に限定するとともにカーボンブラックの配合量をより低い範囲に限定しており、硬度が高く維持されてブロックのぐらつきやがたつきを防止することができるとともに走行時の発熱を低く抑えてゴムの劣化をすくなくすることができ、より寿命の長いベルトとすることができる。
請求項4および8においては、架橋剤を硫黄とすることによって、センターベルトの屈曲性を優れたものにできる点で有利である。
以下、図面を参照しつつ本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係る高負荷伝動ベルト1の一例を示す斜視概略図である。本発明の高負荷伝動ベルト1は、エラストマー4内に心線5をスパイラル状に埋設してなる同じ幅の二本のセンターベルト3a、3bと、このセンターベルト3a、3bに係止固定されている複数のブロック2とから構成されている。このブロック2の両側面2a、2bは、プーリのV溝と係合する傾斜のついた面となっており、駆動されたプーリから動力を受け取って、係止固定されているセンター3a、3bを引張り、駆動側プーリの動力を従動側プーリに伝動している。
ブロック2は、図1に示すように、上ビーム部11および下ビーム部12と、上下ビーム部11、12の中央部同士を連結したセンターピラー13からなっており、ブロック2の両側面2a、2bにはセンターベルト3a、3bを嵌めこむ嵌合溝14、15が形成されている。また、嵌合溝15内の溝上面16および溝下面17にはセンターベルト3a、3bの上面に設けた凹条部18と下面に設けた凹条部19に係合する凸条部20、21に係合するようになっている。
図2は、別のベルトの例であり、ビーム部31の両端から上方に向かって一対のサイドピラー32、33が延びており、このサイドピラー32、33の上端からそれぞれブロック2の中心に向かって延びるロック部34、35が対向するように設けられている。そして、これらビーム部31、サイドピラー32、33及びロック部34、35によってセンターベルト3a、3bが嵌合する嵌合溝30が形成されている。この嵌合溝30に、センターベルト3a、3bが、ロック部34、35間の開口部より挿入され装着される。また、ロック部34、35の嵌合溝30側には、凸部37がそれぞれ設けられており、この凸部37が、センターベルト3a、3bに所定ピッチで設けられている凹部36に嵌合する。これによって、センターベルト3a、3bは、装着後はブロック2から抜けにくい状態となる。
本発明においてセンターベルト3a、3bのエラストマー4として使用されるものは水素化ニトリルゴムであり、その水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維を10〜35質量部でより好ましくは25〜35質量部と、カーボンブラックを35〜70質量部でより好ましくは35〜50質量部と、架橋剤を0.2〜10質量部配合しており、前記短繊維はアラミド繊維とナイロン繊維からなっているとともにナイロン繊維の配合範囲を5〜15質量部としている。
このようなセンターベルトにおいてはブロックとの嵌合固定力が長期に渡って維持できるような素材が求められるが、水素化ニトリルゴムにカーボンブラックと短繊維を上記のような範囲で配合することによって必要な硬度を得ることができるのでセンターベルトとブロックとの嵌合による固定力を維持することができ、かつ水素化ニトリルゴムを用いることによって耐熱性にも優れ、また短繊維としてアラミド繊維のみではなくナイロン繊維を配合していることからベルト走行時における繰り返し屈曲を受けても亀裂を発生しにくくベルトの寿命を延ばすことができるものである。
また、使用する架橋剤は硫黄系、ペルオキシド系のいずれでも構わない。硫黄系としては硫黄、4,4’−ジチオビスジモルフォリン、テトラメチルチウラムジスルフィドなどが挙げられ、ペルオキシド系としてはジ−t−ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、1,1−t−ブチルペロキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(t−ブチルペロキシ)ヘキサン−3、ビス(t−ブチルポエロキシ−ジ−イソプロピル)ベンゼン、2,5−ジ−メチル−2,5−ジ(ベンゾイルペロキシ)ヘキサン、t−ブチルペロキシベンゾアート、t−ブチルペロキシ−2−エチル−ヘキシルカーボネートなどを挙げることができる。本発明において架橋剤は硫黄を用いることが好ましく、そうすることによってセンターベルトの屈曲性を優れたものとすることができる。
必要に応じて加硫促進剤を配合してもよく、具体例としてはグアニジン系、チウラム系、ジチオカルバミン酸系、チアゾール系、スルフェンアミド系の加硫促進剤を挙げることができる。
水素化ニトリルゴム100質量部に対するカーボンブラックの配合量が35質量部未満であるとセンターベルトの補強が不十分となりセンターベルトとブロックとのぐらつきやがたつきの発生を早めることになり、カーボンブラックの配合量が70質量部を超えると硬度が高くなって耐屈曲性が急激に失われベルトの早期切断につながるので好ましくない。また、カーボンブラックの配合量を35〜50質量部とより低い範囲に限定することによってベルト走行時の発熱を抑えてゴムの劣化を抑えることができ、熱が原因となるブロックの切断の問題を少なくすることができる。
また、水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維の配合量が10質量部未満であると、やはり硬度が低くなってセンターベルトとブロックとの間のぐらつきやがたつきの発生につながり、配合量が35質量部を越えるとゴム組成物の加工性が極端に悪くなるとともに耐屈曲性の面でも不利となって亀裂の発生が早まるのでベルトの早期切断につながるので好ましくない。また、配合量を25〜35質量部とより高い範囲に限定することによって、ゴムの硬度をより高くすることができブロックのぐらつきやがたつきの発生を抑えることができる。更にはカーボンブラックの配合量を少なくしてもなお硬度を確保することができるので、カーボンブラックの配合量を35〜50質量部に限定することと組み合わせることでブロックのぐらつきやがたつきを抑えて且つベルト走行時の発熱の少ないより寿命の長い高負荷伝動ベルトとすることができる。
また、短繊維を全てアラミド繊維とするとベルトの耐屈曲性が問題となるために本発明では配合する短繊維はアラミド繊維とナイロン繊維とし屈曲性を改善しており、ナイロン繊維の配合量が5〜15質量部であることが好ましい。ナイロン繊維の配合量が5質量部未満であると、耐屈曲性が低下して屈曲疲労により亀裂が生じて故障につながってしまいやすくなり、逆にナイロンの配合量が15質量部を超えるとゴムの未架橋時における加工性が悪くなり、例えばシート出しをする場合に所定の厚みのシートを得るのが困難になるといった問題につながるので好ましくない。
また、上記以外にも通常ゴムに配合されるカーボンブラック、炭酸カルシウム、タルクなどの耐摩耗性を向上させる充填剤、架橋補助剤、架橋促進剤、可塑剤、安定剤、加工補助剤、老化防止剤、着色剤などの添加剤を使用目的に応じて配合することは可能である。これらの配合剤を混合する方法も通常用いられる手段、例えばバンバリーミキサやニーダーなどを用いて混練する方法が挙げられる。
そして、心線5としてはポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、スチールワイヤ等から選ばれたロープが用いられる。また、心線5はロープをスパイラル状に埋設したもの以外にも、上記の繊維の織布、編み布や金属薄板等を使用することもできる。
このブロック2は合成樹脂素材からなっているものであるが、例えばアルミニウム合金などの金属などからなる略ブロックの形状を呈したインサート材を内部に埋設したものでもよいし、インサート材を埋設していないものでも構わない。インサート材以外に例えば合成樹脂素材中に配合する形で加える短繊維やウィスカなどの補強材を添加したものであってもよい。
ブロックの樹脂として用いることができるのは、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂のいずれでもよく、熱可塑性樹脂としては6,6−ナイロン、4,6−ナイロン、9,T−ナイロンなどのポリアミド樹脂、ポリアミドイミド(PAI)樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリイミド(PI)樹脂、ポリエーテルスルフォン(PES)樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂等の合成樹脂が用いられる。一方熱硬化性樹脂としては、硬度90°JIS A以上の硬質ゴム、硬質ポリウレタン樹脂、液晶樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、メタアクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド(PAI)樹脂、ポリフェニレンスルフィド(PPS)樹脂、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリイミド(PI)樹脂、ポリエーテルスルフォン(PES)樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂等のゴムや合成樹脂が用いられる。
本発明では前述のようにブロックを形成する合成樹脂中に長繊維を配合しているが、その他にもウィスカ状の補強材を配合することは可能であり、具体的には酸化亜鉛ウィスカ、チタン酸カリウムウィスカ、ホウ酸アルミニウムウィスカなどの無機繊維を配合してもよい。これらの中では、酸化亜鉛ウィスカを用いることが好ましい。酸化亜鉛ウィスカは、テトラポット状に四方に手が延びた立体的形状をしている。この酸化亜鉛ウィスカは、これ単独でも耐熱性、耐摩耗性に優れたものであるが、前述のようにテトラポット状の立体的形状をしているため、炭素繊維とともに配合すると、炭素繊維の配向が抑制され、成形時のそりや成形収縮の異方性が改良される。さらに、このように炭素繊維の配向を低減できるため、ブロック2の靭性、曲げ剛性等の強度についての異方性も低減することができ、かつ、摩擦係数が安定するため、耐摩耗性が向上する。
また、酸化亜鉛ウィスカは、高比重、高剛性であるため、プーリとの接触時の振動を低減でき、ノイズの発生を小さくすることができる。なお、この酸化亜鉛ウィスカの配合量が少ない場合は、添加した効果が発現せず、多すぎると、混練できず、成形することが困難となる。
このような材料構成とすることによって、プーリと接する際に受ける側圧にも十分に耐えうる剛性、靭性等の強度を有するとともに、耐摩耗性に優れ、更には、摩擦時に発生する熱に対しても強いブロックとすることが可能となり、プーリから受ける動力を効率よくセンターベルト3a、3bに引張力として伝えることができ、引張伝動式の高負荷伝動ベルトを構成することができる。
なお、これらの他に、二硫化モリブデン、グラファイト、フッ素系樹脂から選ばれてなる少なくとも一つを混入することによってもブロック2の潤滑性を向上させることができる。フッ素系樹脂としては、ポリ4フッ化エチレン(PTFE)、ポリフッ化エチレンプロピレンエーテル(PFPE)、4フッ化エチレン6フッ化プロピレン共重合体(PFEP)、ポリフッ化アルコキシエチレン(PFA)等が挙げられる。
次に本発明の高負荷伝動ベルトおよび高負荷伝動ベルト用センターベルトに用いられるゴム組成物とゴムの種類、カーボンブラックの配合量、短繊維の配合量が本発明の範囲から外れるゴム組成物で作製した試験片を用いて比較試験を行った。
(実施例1)
実施例1はH−NBR100質量部に対してアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)を5質量部とナイロン短繊維(6,6−ナイロン 旭化成社製)を5質量部とカーボンブラック(N220 東海カーボン社製)を70質量部、その他老化防止剤、軟化剤、酸化亜鉛、硫黄、架橋促進剤を表1に示す配合量で配合し、混練した後に所定厚のサイズに成形して熱プレスにて153℃の温度で30分架橋し、試験サンプルとした。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製して走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(実施例2)
実施例2はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維の配合量を10質量部、カーボンブロックの配合量を60質量部にした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(実施例3)
実施例3はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維の配合量を15質量部、カーボンブラックの配合量を50質量部にした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(実施例4)
実施例4はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維10質量部にカーボンブラックの配合量を40質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(実施例5)
実施例5はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維の配合量を10質量部、カーボンブロックの配合量を60質量部にし、架橋剤として硫黄ではなく有機過酸化物を配合した以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例1)
比較例1はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維10質量部にカーボンブラックの配合量を本発明の範囲から外れる30質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例2)
比較例2はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を15質量部、ナイロン短繊維10質量部にカーボンブラックの配合量を本発明の範囲から外れる80質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例3)
比較例3はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を3質量部、ナイロン繊維の配合量を3質量部と短繊維の合計配合量を本発明の範囲から外れる6質量部とし、カーボンブラックの配合量を60質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例4)
比較例4はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を30質量部、ナイロン繊維の配合量を10質量部と短繊維の合計配合量を本発明の範囲から外れる40質量部とし、カーボンブラックの配合量を60質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例5)
比較例5はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を25質量部、ナイロン繊維は配合せず、カーボンブラックの配合量を60質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
(比較例6)
比較例6はアラミド短繊維(コーネックス 帝人社製)の配合量を10質量部、ナイロン繊維の配合量を20質量部とナイロン短繊維の配合量を本発明の範囲から外れる数値とし、カーボンブラックの配合量を60質量部とした以外は実施例1と同様に配合し、混練、架橋して試験サンプルを作製した。
試験サンプルを用いて硬度の測定と、デマッチャ屈曲試験にて亀裂が10mmになるまでの屈曲回数を測定した。更にベルトピッチ幅18mm、ピッチ周長600mm、ブロックピッチ3mmのサイズのベルトを作製し作製し雰囲気温度80℃にて走行試験を行い走行50時間後におけるブロックのぐらつきの有無を確認するとともにぐらつきのなかったものについてはベルト破断までの時間を測定した。
実施例1〜4および比較例1〜6までの配合を表2に示し、走行試験の試験条件を表2に示し、試験結果を表3に示す。
Figure 0004727372
Figure 0004727372
Figure 0004727372
表3の結果からわかるように実施例1〜5はある程度の硬度を維持しつつ屈曲試験においても良好な結果が得られている。ベルト走行試験においてはブロックのぐらつきが発生せずベルト破断になるまでの時間も比較例よりも長い結果になっている。その中でも実施例4は特に屈曲による破断までの時間が長くより長寿命なベルトとなっていることがわかる。
それに対して、カーボンブラックの配合量の少ない比較例1では硬度が低い上に短繊維の配合量が多いことから屈曲性は優れているもののベルト走行試験にて走行50時間でブロックのぐらつきが発生し中断となっている。比較例2は逆にカーボンブラックの配合量が多いことから屈曲試験の結果が悪い。比較例3は短繊維の配合量を少なくしているが硬度も低くブロックのぐらつきが発生している。比較例4はトータルの短繊維配合量が多くその結果屈曲性が悪くなっている。比較例5は短繊維をアラミド繊維のみとしていることからやはり屈曲性において多少劣る結果となっている。比較例6はナイロン短繊維の配合量を多くした例であるが加工性が悪くシート出しができなかったことからベルトも作成できなかった。
また、実施例1〜5においても架橋剤としてペルオキシドを用いている実施例5に比べて実施例1〜4は屈曲試験の結果が良好であり、架橋剤に硫黄を用いることが屈曲性に対して効果を有することが確認された。
自動車や自動二輪車、農業機械の無段変速装置など、プーリの有効径が変化し大きなトルクを伝達するようなベルトの製造に適用することができる。
本発明に係る高負荷伝動ベルトの一例を示す斜視概略図である。 本発明に係る高負荷伝動ベルトの他の例を示す斜視概略図である。
符号の説明
1 高負荷伝動ベルト
2 ブロック
3a センターベルト
3b センターベルト
4 エラストマー
5 心線
11 上ビーム部
12 下ビーム部
13 センターピラー
14 嵌合溝
15 嵌合溝

Claims (8)

  1. センターベルトと、該センターベルトの長手方向に沿って所定ピッチで複数のブロックを嵌合固定した高負荷伝動ベルトにおいて、センターベルトを構成するゴム組成物は水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維を10〜35質量部とカーボンブラックを35〜70質量部配合し、前記短繊維はアラミド短繊維及びナイロン短繊維で構成されナイロン短繊維の配合量が5〜15質量部であることを特徴とする高負荷伝動ベルト。
  2. 水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維の配合量が25〜35質量部である請求項1記載の高負荷伝動ベルト。
  3. 水素化ニトリルゴム100質量部に対してカーボンブラックの配合量が35〜50質量部である請求項2記載の高負荷伝動ベルト。
  4. センターベルトのゴムの架橋が硫黄系である請求項1〜3記載の高負荷伝動ベルト。
  5. センターベルトと、該センターベルトの長手方向に沿って所定ピッチで複数のブロックを嵌合固定した高負荷伝動ベルトに用いるセンターベルトにおいて、センターベルトを構成するゴム組成物は水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維を10〜35質量部とカーボンブラックを35〜70質量部配合し、前記短繊維はアラミド短繊維及びナイロン短繊維で構成されナイロン短繊維の配合量が5〜15質量部であることを特徴とする高負荷伝動ベルト用センターベルト。
  6. 水素化ニトリルゴム100質量部に対して短繊維の配合量が25〜35質量部である請求項5記載の高負荷伝動ベルト用センターベルト。
  7. 水素化ニトリルゴム100質量部に対してカーボンブラックの配合量が35〜50質量部である請求項6記載の高負荷伝動ベルト用センターベルト。
  8. センターベルトのゴムの架橋が硫黄系である請求項5〜7記載の高負荷伝動ベルト用センターベルト。
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