JP4726585B2 - Emi低減動作テスト回路とemi低減動作テスト方法および半導体装置と電子機器 - Google Patents

Emi低減動作テスト回路とemi低減動作テスト方法および半導体装置と電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路のEMI(Electro-Magnetic Interference、不要電磁波、不要輻射)低減を目的とした回路のテスト技術に係り、特に、例えばSSCG(Spread Spectrum Clock Generator、スペクトラム拡散クロックジェネレータ)のようにASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の半導体チップ(パッケージ)内部に配置されるEMI削減回路のテストを効率的に行うのに好適な技術に関するものである。
電子機器の高速・高密度化等の高性能化に伴い、機器内で使用するクロックの高周波化が進み、それらの電子機器から放出されるEMIノイズが増加する傾向にある。このEMIノイズは、他の電子機器に誤動作や性能低下等の悪影響を与えるため、さまざまな規格により厳しく規制されている。
これらの規格を満足するために、従来は電磁シールド対策やフェライトビーズ、チョークコイル等、外付け回路として実装されるEMI対策が用いられてきた。しかし、近年の電子機器の小型化・低価格化に対応するため、EMIノイズを削減する手段として、ASIC等の半導体集積回路内部に配置してEMI対策部品を削減できるSSCGを使用するケースが増えている。
このSSCGは、クロック発生源としてのPLL(Phase Locked Loop、位相ロックループ)の発振周波数をわずかに変動させることにより、出力周波数に含まれる不要輻射スペクトラムの最大ピークを下げる技術である。
具体的には、変調が施された基準信号をPLL回路に入力することにより、その出力である発振信号を変調させ、デバイスが動作するタイミングをずらすことにより、ノイズの周波数分布を分散させノイズのピーク値を減少させるものである。
尚、このようなSSCG等の発信周波数を変調させる技術に関しては、例えば、特許文献1および特許文献2に記載されている。
このようなEMI低減を目的とした回路に関しては、ダウンスプレッドとセンタースプレッドそれぞれに変調幅を設定した場合の変調ON/OFF確認テストが必要である。尚、ダウンスプレッドとは、変調(拡散)していない元の周波数を基準として、それ以下でスペクトラムを拡散(クロック変調)させるものであり、例えば、SSCGの後段にあたるASICやマイコンの保証周波数以下で使用する場合に最適であり、また、センタースプレッドとは、拡散していない元の周波数を中心としてスペクトラムを拡散(クロック変調)させるものであり、例えば、SSCGの後段のASICやマイコンの保証周波数に対し、使用周波数にマージンがある場合に最適である。
このような変調に追従したクロック(発信周波数)の変化を測定・テストするには、オシロスコープや、スペクトルアナライザなどの外部測定装置(外部モニタ)を任意の測定個所に接続し、波形を観察することにより行われる。
しかし、ASIC等の半導体集積回路内部に配置され、EMI低減を行うSSCG回路などにおいては、変調幅が、中心周波数に対して数%でしか無い為、外部モニターによるテストを実施すると、外部出力までのゲートの影響(製造プロセス)によりテストの安定度と信頼度にバラツキが発生する。
特開2002−359553号公報 特開2004−320466号公報
解決しようとする問題点は、ASIC等の半導体チップ内部にEMI低減を行うSSCGなどの変調回路を設けた際の当該変調回路の動作をテストする場合、EMI変調に追従したクロック(発信周波数)の変化を外部モニターにより測定・テストする従来の技術では、外部出力までのゲートの影響(製造プロセス)によりテストの安定度と信頼度にバラツキが発生する点である。
本発明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、ASIC等の半導体チップ内部にEMI低減を行う変調回路を設けた場合にも、当該変調回路の変調ON/OFF動作の確認を安定して高信頼に行うことを可能とすることである。
上記目的を達成するため、本発明は、図1に示すように、半導体集積回路(チップ)内に、半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減するEMI低減手段(SSCG回路1)と、このEMI低減手段の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタ手段(第1のカウンタ3)と、第1のカウンタ手段によるカウント動作を所定期間に制限する第1の制御手段(第2のカウンタ2、第2の比較器4、リセット回路5、第3のレジスタ6)と、第1のカウンタ手段によるEMI低減手段の変調ON動作時における所定期間でのカウント値を記憶する第1の記憶手段(第1のレジスタ7)と、第1のカウンタ手段によるEMI低減手段の変調OFF動作時における所定期間でのカウント値を記憶する第2の記憶手段(第2のレジスタ8)と、第2の記憶手段で記憶したカウント値と第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号(testout=H/L)を出力する第1の比較手段(第1の比較器9)とを設けてなることを特徴とする。
本発明によれば、ダウンスプレッド時およびセンタースプレッド時の変調ON/OFFをデジタルテスタ等にて、安定して高信頼に確認することが可能である。また、テストモード時にASIC内部あるいは外部からの制御が可能であり、テストの融通性が高まる。また、ダウンスプレッド時およびセンタースプレッド時の変調ON/OFF波形を同時にテストすることも可能であり、その際には、テスト時間を短縮することもできる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。図1は、本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第1の構成例を示すブロック図であり、図2は、本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第2の構成例を示すブロック図、図3は、図2におけるEMI低減動作テスト回路の動作例を示す説明図、図4は、本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第3の構成例を示すブロック図、図5は、図1におけるEMI低減動作テスト回路の動作例を示す説明図、図6は、図1におけるSSCG回路の第1の動作例を示す説明図、図7は、図1におけるSSCG回路の第2の動作例を示す説明図である。
図1において、1はSSCG回路、2は第2のカウンタ(図中「Counter A」と記載)、3は第1のカウンタ(図中「Counter B」と記載)、4は第2の比較器(図中「比較器A」と記載)、5はリセット回路(図中「RESET」と記載)、6は第3のレジスタ(図中「REG A」と記載)、7は第1のレジスタ(図中「REG B」と記載)、8は第2のレジスタ(図中「REG C」と記載)、9は第1の比較器(図中「比較器B」と記載)であり、それぞれ、ASIC等の半導体集積回路(半導体チップ)内に設けられている。
SSCG回路1は、EMI低減を目的としたSSCGを具備した回路であり、リファレンスクロック(図中「REFCLK」と記載)を入力して、図6,図7にモニタ例を示すように、周波数変調した出力クロックFOを出力する。図6においては、周波数Foの入力リファレンスクロックを、周波数Fhと周波数Flの変調幅で、周波数変調する動作を示しており、図7においては、さらに、変調周期も変動させている。図7に示す周波数変調によれば、変調後のスペクトラム波形におけるピークをさらに分散させることができ、高周波での輻射を押させることができる。
第2のカウンタ2は、SSCG回路1へのリファレンスクロックの立ち上がりでカウントアップを行うカウンタであり、第1のカウンタ3は、SSCG回路1の出力クロックの立ち上がりでカウントアップを行うカウンタである。
第2のカウンタ2と第1のカウンタ3は共に、リセット回路5から共通にリセット信号が入力され、第2のカウンタ2と第1のカウンタ3は、リセット信号が入力される度にそれまでカウント結果が初期化され、新たなカウントアップを開始する。
第2の比較器4は、第2のカウンタ2でカウントアップするカウンタ値Aと、予め第3のレジスタに記録された設定値Aとを比較し、カウンタ値A=設定値Aとなれば、第1のカウンタ3に対して、そのカウントアップ動作を停止させる信号を出力する。これにより、第1のカウンタ3のカウントアップ動作を所定期間に限定する。
第1のカウンタ3は、第2の比較器4からの停止信号が入力されると、SSCG回路1の出力クロックの立ち上がりでのカウントアップ動作を停止する。この第1のカウンタ3のカウント値は、SSCG回路1による周波数変調ON動作時と変調OFF動作時とに応じて第1のカウンタ第1のレジスタ7もしくは第2のレジスタ8のいずれかで記憶される。
ここでは、第1のレジスタ7は、SSCG回路1からの周波数変調ON動作時を示す信号に基づき第1のカウンタ3のカウント値を保持し、第2のレジスタ8は、SSCG回路1からの周波数変調OFF動作時を示す信号に基づき第1のカウンタ3のカウント値を保持する。
第1の比較器9は、第1のレジスタ7と第2のレジスタ8のそれぞれで保持した第1のカウンタ3のカウント値を比較して、一致もしくは不一致のいずれかを示す信号testoutを出力する。例えばSSCG回路1のダウンスプレッド(変調)動作時には、第1のレジスタ7で保持したカウント値Bが第2のレジスタ8で保持したカウント値Cより小さくなり、不一致を示す信号として、「testout=H」を出力する。この出力を外部のデジタルテスタ等で検出することで、SSCG回路1が正常に動作していることを確認できる。
尚、第1のレジスタ7と第2のレジスタ8のそれぞれで保持した第1のカウンタ3のカウント値が一致していれば、第1の比較器9は、「testout=L」を出力し、この出力を外部のデジタルテスタ等で検出することで、SSCG回路1の動作不良を確認できる。
具体的なダウンスプレッド(変調)動作に対するテスト内容を説明する。テスト測定期間として、予め第3のレジスタ6にカウント数「100」に設定する。尚、この第3のレジスタ6のカウント数(「100」)の設定は、テストモード時、内部レジスタに設定可能でもあり、外部端子からの設定も可能な回路構成とする。
リファレンスクロックは「10MHz(100ns)」とし、SSCG回路1の出力は、変調OFF動作時には「100MHz(10ns)」で一定、変調ON動作時には「96〜100MHz(10.4〜10ns)」で変動する。
この条件では、第1のレジスタ7には、変調ON動作時の第1のカウンタ3のカウント値B、すなわち、「960<カウント値B<1000」が保持され、第2のレジスタ8には、変調OFF動作時の第1のカウンタ3のカウント値C、すなわち、「1000」が保持され、その結果、「カウント値B<カウント値C」の条件を満たし、第1の比較器9からの「testout=H」が出力され、デジタルテスタ等を用いてこのtestout信号を検出することでSSCG回路1のダウンスプレッド時の変調ON動作が正常に動作していることを確認できる。
このようなEMI低減動作テスト回路の動作を図5に従って説明する。まず、第3のレジスタ6に、第1のカウンタ3のカウントアップ動作の期限を制限するためのカウント値を設定し(ステップ501)、その後、リセット回路5から第1のカウンタ3と第2のカウンタ2にリセット信号を入力して、それぞれを再起動する(ステップ502)。
これにより、第1のカウンタ3はそれまでのカウント値を初期化(0)した後SSCG回路1の出力クロックの立ち上がりでのカウントアップを開始し(ステップ503)、第2のカウンタ2は初期化(0)した後にSSCG回路1への入力クロックの立ち上がりでのカウントアップを開始する(ステップS504)。
第2の比較器4により、第2のカウンタ2のカウントアップ値と第3のレジスタに記憶されている閾値とを比較し(ステップ505)、第2のカウンタ2のカウントアップ値が第3のレジスタに記憶されている閾値になれば(ステップ506)、第2の比較器4から第1のカウンタ3に対して「停止信号」が出力され、これにより、第1のカウンタ3のカウントアップ動作が停止する(ステップ507)。
この時の第1のカウンタ3のカウントアップ動作が、SSCG回路1の変調ON動作時のものであれば(ステップ508)、そのカウント値は第1のレジスタ7で記憶され(ステップ509)、SSCG回路1の変調OFF動作時のものであれば、そのカウント値は第2のレジスタ8で記憶される(ステップ510)。
このような動作が、SSCG回路1の変調ON動作とOFF動作のそれぞれに対して行われたならば(ステップ511)、第1の比較器9において、第1のレジスタ7で記憶されたカウント値と第2のレジスタ8で記憶されたカウント値とを比較し(ステップ512)、一致であれば(ステップ513)、「testout=L」を外部端子に出力し(ステップ514)、不一致であれば「testout=H」を外部端子に出力する(ステップ515)。
次に、SSCG回路のセンタースプレッド時の変調ON動作をテストするためのEMI低減動作テスト回路(第2の例)について図2,3を用いて説明する。図2において、21はSSCG回路、22は第2のカウンタ(図中「Counter A」と記載)、23は第1のカウンタ(図中「Counter B」と記載)、24は第2の比較器(図中「比較器A」と記載)、26は第3のレジスタ(図中「REG A」と記載)、27は第1のレジスタ(図中「REG B」と記載)、28は第2のレジスタ(図中「REG C」と記載)、29は第1の比較器(図中「比較器B」と記載)、30は第2の制御回路、31はセレクタ、32はコマンド回路であり、それぞれ、ASIC等の半導体集積回路(半導体チップ)内に設けられている。
SSCG回路21、第2のカウンタ22、第1のカウンタ23、第2の比較器24、第3のレジスタ26、第1のレジスタ27、第2のレジスタ28、第1の比較器29は、それぞれ、図1におけるSSCG回路1、第2のカウンタ2、第1のカウンタ3、第2の比較器4、第3のレジスタ6、第1のレジスタ7、第2のレジスタ8、第1の比較器9と同じ内容の動作を行うものであり、第2のカウンタ22、第2の比較器24、第3のレジスタ26のそれぞれは、図1におけるリセット回路5と共に第1の制御回路を構成するものである。本例では、さらに、第2の制御回路30とセレクタ31を組み合わせた回路構成となっている。
セレクタ31からの出力信号が、第1のカウンタ23に対する停止信号となっており、セレクタ31に入力される、コマンド回路32に設定されたコマンド信号とテスト項目に基づいて、第1の制御回路を構成する第2の比較器24からの停止信号(β)もしくは第2の制御回路30からの停止信号(α)のいずれかが選択される。
第2の比較器24からのイネーブル信号βを選択した際には、図1に示した場合と同様、第2のカウンタ22のリファレンスクロックのカウント値が第3のレジスタ26に保持された値に達するまで第1のカウンタ23において、SSCG回路21の出力クロックの立ち上がりをカウントして、当該カウント値は、SSCG回路21が変調ON動作時には第1のレジスタ27に、変調OFF動作時には第2のレジスタ28において記憶される。
第2の制御回路30は、SSCG回路21の出力の変調ON・OFF動作の切替に応じて、第1のカウンタ23のカウント動作を制御する停止信号(α)を生成する回路である。セレクタ31が、コマンド回路32に設定されたコマンド信号とテスト項目に従って、この停止信号(α)を選択した際の第1のカウンタ23の動作を図3を用いて説明する。
図3において、最上部に示す波形(Fo)は、SSCG回路21による変調ON動作時の出力クロックの周波数変調を示す。ここでは、Duty50%の波形を示している。また、その縦線領域は、プラス領域側(高周波)への変調を示している。
図3において上から2番目に示すα1信号は、SSCG回路21による変調動作を半周期分測定するテストモード(ここでは「CounterB1」という)において第2の制御回路30から出力される制御信号であり、同図3の上から5番目に示すα2信号は、一周期分測定するテストモード(ここでは「CounterB2」という)において第2の制御回路30から出力される制御信号であり、これらの制御信号α1,α2の立上がりエッジから制御信号α1,α2のハイ(High)区間において、第1のカウンタ23がSSCG回路21の出力クロックの立ち上がりをカウントアップする。
図3の上から3番目および6番目に示す「CounterB1,B2」(斜線部分)が、それぞれ、第1のカウンタ23のカウントアップ状況を示しており、これらのカウント値は、図3の上から4番目および7番目(最下部)に示すフラグ信号(REG Set1,REG Set2)の立ち上がりのタイミングで、第1のレジスタ27あるいは第2のレジスタ28に取り込まれる。尚、本例では、フラグ信号は、SSCG回路21から出力される変調ON・OFF動作を示す信号に基づき制御回路30が生成する。
図3の最上部に示すSSCG回路21の変調ON動作時における出力クロックの、一周期分の変調プラス側(高周波)と変調マイナス側(低周波)でのカウンタ値の合計値は、SSCG回路21の変調OFF動作時における一周期分の出力クロックのカウント値と同等であるから、制御信号α2期間中に得られたCounterB2の値を、第2のレジスタ28に格納する。
制御信号α1は、SSCG回路21の変調ON動作時におけるプラス領域(高周波)側(図3の最上部の波形の縦線部分)のカウンタ値を測定するテストモードで出力されるものであり、その制御信号α1期間に得られたCounterB1の値を、第1のレジスタ27に格納する。
そして、第1の比較器29は、第1のレジスタ27に格納したCounterB1の値(REG B)と第2のレジスタ28に格納したCounterB2の値(REG C)とを比較し、「REG B > REG C×(1/2)」の条件に合えば、「testout=H」を外部に出力する。この「testout=H」信号をデジタルテスタ等により検出することで、SSCG回路21に対するセンタースプレッド時の変調ON動作が正常であると確認することが可能となる。
次に、EMI低減動作テスト回路の第3の例について図4を用いて説明する。本例では、ASIC等の半導体チップ内に、SSCG回路と共にPLL回路が搭載されているものであり、図4において、41はSSCG回路、42は第1のカウンタ(図中「Counter A」と記載)、43は第2のカウンタ(図中「Counter B」と記載)、44は比較器、50は制御回路、51はPLL回路であり、それぞれ、半導体チップ内に設けられている。
このように、ASIC等の半導体チップ内に、SSCG回路41とPLL回路51とを共に搭載した構成とすることで、SSCG回路41による変調ON動作と変調OFF動作時の波形のテストを同時に行うことができ、テスト時間の短縮を図ることができる。
SSCG回路41とPLL回路51には、テストモードにおいて共通のリファレンスクロック(REFCLK)が入力され、SSCG回路41の出力クロック(Fsscg)の立ち上がりが第1のカウンタ42でカウントアップされ、PLL回路51の出力クロック(Fpll)の立ち上がりが第2のカウンタ43でカウントアップされる。
第1のカウンタ42と第2のカウンタ43のカウントアップ動作は、制御回路50から出力される制御信号(Enable)の立ち上がりで開始されて立ち下がりで停止され、所定期間に制限される。
この制御回路50からの制御信号(Enable)の出力動作は、SSCG回路41から出力される当該SSCG回路の発信周波数のロック状態を示す信号の入力に基づき行われる。SSCG回路41は、内部にて発信周波数のロックを確認した後、ロック状態を示す信号を生成して制御回路50に出力する。
このようにして第1のカウンタ42と第2のカウンタ43が所定期間でカウントアップしたそれぞれの値(カウント値)を、比較器44において比較する。この比較器44による比較動作は、制御回路50からの制御信号が立ち下がり、第1のカウンタ42と第2のカウンタ43のカウントアップ動作が停止した後に行う。
比較器44は、第1のカウンタ42と第2のカウンタ43のそれぞれのカウント値が一致しているか不一致であるかを示す信号(testout=H/L)を回路外部に出力する。このtestout=H/Lをデジタルテスタ等により検出することで、SSCG回路41による変調ON/OFF動作の確認を容易に行うことができる。
例えば、SSCG回路41による変調がかかった分だけ第1,第2のカウンタ42,43のそれぞれのカウント値に差が発生するので、testout=Hであれば変調テスト合格、testout=Lであれば変調テスト失敗と判定する。
本例は、特に、ダウンスプレッド時のテストに効果的である。センタースプレッドに関しては、変調周波数の周期と異なる所定期間で第1,第2のカウンタをカウントアップさせることで、ダウンスプレッドと同様にしてテスト可能である。
また、センタースプレッドにおいて変調周波数の周期で第1,第2のカウンタをカウントアップさせた場合、同じカウント値となるので、testout信号の出力論理を確認することにより、センタースプレッドとダウンスプレッドの両方の動作を確認することができる。
以上、図1〜図7を用いて説明したように、本例では、ASIC内に、ASICのクロック周波数をダウンスプレッド変調/センタースプレッド変調してEMI低減するSSCG回路1と、このSSCG回路1の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタ3と、第1のカウンタ3によるカウント動作を所定期間に制限する第1の制御手段としての第2のカウンタ2、第2の比較器4、リセット回路5、第3のレジスタ6と、第1のカウンタ3によるSSCG回路1の変調ON動作時における所定期間でのカウント値を記憶する第1のレジスタ7と、第1のカウンタ3によるSSCG回路1の変調OFF動作時における所定期間でのカウント値を記憶する第2のレジスタ8と、第2のレジスタ8で記憶したカウント値と第1のレジスタ7で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号(testout=H/L)を出力する第1の比較器9とを設けてなることを特徴とする。
このことにより、SSCGによるダウンスプレッドおよびセンタースプレッド時の変調ON動作とOFF動作をデジタルテスタにて容易に確認することが可能となる。また、第3のレジスタ6,26やコマンド回路32の設定制御を、テスト時にASIC内部あるいは外部から行うことが可能であり、テストの融通性が高まる。また、第3の例では、同時に変調ON/OFF波形をテストすることが可能となり、また同時という事でテスト時間を短縮することができる。
尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本発明に係るEMI低減動作テスト回路の他の例として、ASIC(半導体集積回路)内に、ASICのクロック周波数を変調してEMI低減するSSCGと、SSCGの出力クロックでカウントアップするカウンタと、このカウンタによるSSCGの変調ON動作時におけるカウント値が予め定められた値になるまでに要した時間を計測する第1のタイマと、第1のタイマの計測結果を記憶する第1のレジスタと、カウンタによるSSCGの変調OFF動作時におけるカウント値が予め定められた値になるまでに要した時間を計測する第2のタイマと、第2のタイマの計測結果を記憶する第2のレジスタと、第1,第2のレジスタのそれぞれで記憶した時間を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する比較器とを設けた構成とすることもできる。
また、図2と図3で示した例では、イネーブル信号α1により、SSCG回路21の高周波側の変調出力クロックを第1のカウンタ23でカウントし第1のレジスタ27に格納しているが、SSCG回路21の低周波側の変調出力クロックを第1のカウンタ23でカウントし、その値を第1のレジスタ27に格納する構成としても良い。この場合、第1の比較器29は、「REG B < REG C×(1/2)」であればtestout=H信号を出力する。
また、図1に示した例においては、ダウンスプレッド変調時に適用した例で説明しているが、第3のレジスタ6に設定するカウント数を、SSCG回路1の変調周期と一致させない値とすることで、センタースプレッド変調時におけるテストにも適用できる。
また、本例では、各カウンタは、クロックの立ち上がりでカウントアップを行うものとしているが、クロックの立ち下がりでカウントアップを行うことでも良い。
また、本例では、第2のカウンタ2は、SSCG回路1の入力クロック(REFCLK)でカウントアップを行っているが、これに限るものではなく、他のクロックでカウントアップする構成でも良い。また、第2のカウンタ2、第2の比較器4、第3のレジスタ6を用いて第2の比較器4からの停止信号で第1のカウンタ1のカウント動作を停止する構成としているが、外部からの停止信号を入力する構成としても良い。しかし、例えば基本周波数が100MHz(10ns)で、変調幅が±0.5%の場合、その差が0.05ns程度となってしまい、負荷(I/Oセルや、ゲート等)を通過することで、変調ON/OFFの差異が消滅してしまう。従って、本例の構成として、内部にクローズした構成とすることにより、精度の高いテストを実施することができる。
また、本例の回路によるテストは、SSCG回路の変調ON/OFF動作の1セットを1度だけ行った後もしくはセットで適当な回数を繰り返した後に、第1の比較器の比較を行うことで良い。尚、適当な回数を繰り返した後に第1の比較器の比較を行うテストの場合、第1,第2のレジスタには、各回のカウント値が累積され、第1の比較器は、この累積されたカウント値を比較することとなる。また、そのテストの内容としては、このテストを何度か適宜に繰り返し、一度でも第1の比較器の出力(testout)がLとなればSSCGの不良と判断し、全て「testout=H」の出力であればSSCGは正常であると判断する内容とすることで良い。
本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第1の構成例を示すブロック図である。 本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第2の構成例を示すブロック図である。 図2におけるEMI低減動作テスト回路の動作例を示す説明図である。 本発明に係るEMI低減動作テスト回路の第3の構成例を示すブロック図である。 図1におけるEMI低減動作テスト回路の動作例を示す説明図である。 図1におけるSSCG回路の第1の動作例を示す説明図である。 図1におけるSSCG回路の第2の動作例を示す説明図である。
符号の説明
1,21,41:SSCG回路、2,22:第2のカウンタ(Counter A)、3,23:第1のカウンタ(Counter B)、4,24:第2の比較器(比較器A)、5:リセット回路(RESET)、6,26:第3のレジスタ(REG A)、7,27:第1のレジスタ(REG B)、8,28:第2のレジスタ(REG C)、9,29:第1の比較器(比較器B)、30:第2の制御回路、31:セレクタ、32:コマンド回路、42:第1のカウンタ(Counter A)、43:第2のカウンタ(Counter B)、44:比較器、50:制御回路、51:PLL回路。

Claims (25)

  1. 半導体集積回路内に、
    該半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減するEMI低減手段と、
    該EMI低減手段の出力クロックで予め定められた期間カウントアップする第1のカウンタ手段と、
    該第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時における上記期間でのカウント値を記憶する第1の記憶手段と、
    上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時における上記期間でのカウント値を記憶する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段で記憶したカウント値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する第1の比較手段と
    を設けてなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  2. 半導体集積回路内に、
    該半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減するEMI低減手段と、
    該EMI低減手段の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタ手段と、
    該第1のカウンタ手段によるカウント動作を所定期間に制限する第1の制御手段と、
    上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時における上記所定期間でのカウント値を記憶する第1の記憶手段と、
    上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時における上記所定期間でのカウント値を記憶する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段で記憶したカウント値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する第1の比較手段と
    を設けてなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  3. 請求項2に記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記第1の制御手段は、
    上記EMI低減手段への入力クロックでカウントアップする第2のカウンタ手段と、
    上記EMI低減手段の変調ON動作開始時および変調OFF動作開始時に上記第1のカウンタ手段と上記第2のカウンタ手段のカウント動作を再起動するリセット手段と、
    上記第2のカウンタ手段のカウント値に対して予め定められた閾値を記憶する第3の記憶手段と、
    上記第2のカウンタ手段のカウント値が上記第3の記憶手段で記憶した閾値になれば上記所定期間に達したとして上記第1のカウンタ手段のカウント動作を停止する第2の比較手段と
    を有することを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  4. 請求項に記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記第3の記憶手段で記憶する閾値は、テスト時に内部レジスタで設定される、もしくは、外部端子を介して外部入力されることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  5. 請求項もしくは請求項のいずれかに記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記EMI低減手段の変調ON動作開始時および変調OFF動作開始時に上記第1のカウンタ手段を起動して上記所定期間でのカウント動作を制御する第2の制御手段と、
    該第2の制御手段もしくは上記第1の制御手段のいずれか一方を、上記第1のカウンタ手段のカウント動作制御用に選択するセレクタ手段と
    を有することを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  6. 請求項に記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記セレクト手段は、テスト時に内部レジスタで設定される、もしくは、外部端子を介して外部入力されるセレクト信号に従って、上記第2の制御手段もしくは上記第1の制御手段のいずれか一方を選択することを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  7. 請求項2に記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記第1の制御手段は、
    上記EMI低減手段の変調ON動作開始および変調OFF動作開始を検出する手段と、
    該手段で上記EMI低減手段の変調ON動作開始および変調OFF動作開始を検出すると上記第1のカウンタ手段を起動して予め定められた期間経過後に該第1のカウンタ手段のカウントアップ動作を停止する手段と
    を有することを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記EMI低減手段は、ダウンスプレッドによる周波数変調を行うことを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  9. 半導体集積回路内に、
    該半導体集積回路のクロック周波数を50%デューティ比のセンタースプレッドで変調してEMI低減するEMI低減手段と、
    該EMI低減手段の出力クロックでカウントアップする第1のカウンタ手段と、
    該第1のカウンタ手段によるカウント動作を上記EMI低減手段の変調ON動作時の半周期分の期間もしくは一周期分の期間に制限する制御手段と、
    上記EMI低減手段の変調ON動作時の半周期分の期間における上記第1のカウンタ手段のカウント値を記憶する第1の記憶手段と、
    上記EMI低減手段の変調ON動作時の一周期分の期間における上記第1のカウンタ手段のカウント値を記憶する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段で記憶したカウント値の半分の値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する比較手段と
    を設けてなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  10. 半導体集積回路内に、
    該半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減するEMI低減手段と、
    該EMI低減手段の変調ON動作時における出力クロックでカウントアップする第1のカウンタ手段と、
    上記半導体集積回路のクロック周波数を入力して上記EMI低減手段の変調OFF動作時におけるクロック周波数を出力するPLL手段と、
    該PLL手段の出力クロックでカウントアップする第2のカウンタ手段と、
    該第2のカウンタ手段のカウント動作と上記第1のカウンタ手段のカウント動作を所定期間に制限する制御手段と、
    上記所定期間での上記第1のカウンタ手段のカウント結果と上記第2のカウンタ手段のカウント結果を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する比較手段と
    を設けてなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  11. 半導体集積回路内に、
    該半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減するEMI低減手段と、
    該EMI低減手段の出力クロックでカウントアップするカウンタ手段と、
    該カウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時におけるカウント値が予め定められた値になるまでに要した時間を計測する第1の計測手段と、
    該第1の計測手段の計測結果を記憶する第1の記憶手段と、
    上記カウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時におけるカウント値が上記予め定められた値になるまでに要した時間を計測する第2の計測手段と、
    該第2の計測手段の計測結果を記憶する第2の記憶手段と、
    該第2の記憶手段で記憶した時間と上記第1の記憶手段で記憶した時間を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する比較手段と
    を設けてなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載のEMI低減動作テスト回路であって、
    上記半導体集積回路は、半導体チップからなることを特徴とするEMI低減動作テスト回路。
  13. 請求項1から請求項12のいずれかに記載のEMI低減動作テスト回路を設けたことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項13に記載の半導体装置を設けたことを特徴とする電子機器。
  15. 半導体集積回路内に、EMI低減手段と、第1のカウンタ手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段、第1の比較手段を設け、
    上記EMI低減手段により、半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減し、
    上記第1のカウンタ手段により、上記EMI低減手段の出力クロックで予め定められた期間カウントアップし、
    上記第1の記憶手段により、上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時における上記期間でのカウント値を記憶し、
    上記第2の記憶手段により、上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時における上記期間でのカウント値を記憶し、
    上記第1の比較手段により、上記第2の記憶手段で記憶したカウント値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  16. 半導体集積回路内に、EMI低減手段と、第1のカウンタ手段、第1の制御手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段、第1の比較手段を設け、
    上記EMI低減手段により、半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減し、
    上記第1のカウンタ手段により、該EMI低減手段の出力クロックでカウントアップし、
    上記第1の制御手段により、上記第1のカウンタ手段によるカウント動作を所定期間に制限し、
    上記第1の記憶手段により、上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時における上記所定期間でのカウント値を記憶し、
    上記第2の記憶手段により、上記第1のカウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時における上記所定期間でのカウント値を記憶し、
    上記第1の比較手段により、上記第2の記憶手段で記憶したカウント値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  17. 請求項16に記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    上記第1の制御手段は、第2のカウンタ手段と、リセット手段、第3の記憶手段、第2の比較手段とを有し、
    上記第2のカウンタ手段により、上記EMI低減手段への入力クロックでカウントアップし、
    上記リセット手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作開始時および変調OFF動作開始時に上記第1のカウンタ手段と上記第2のカウンタ手段のカウント動作を再起動し、
    上記第3の記憶手段により、上記第2のカウンタ手段のカウント値に対して予め定められた閾値を記憶し、
    上記第2の比較手段により、上記第2のカウンタ手段のカウント値が上記第3の記憶手段で記憶した閾値になれば上記所定期間に達したとして上記第1のカウンタ手段のカウント動作を停止する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  18. 請求項17に記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    上記第3の記憶手段で記憶する閾値は、テスト時に内部レジスタで設定される、もしくは、外部端子を介して外部入力されることを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  19. 請求項17もしくは請求項18のいずれかに記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    半導体集積回路内に、第2の制御手段とセレクタ手段を設け、
    上記第2の制御手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作開始時および変調OFF動作開始時に上記第1のカウンタ手段を起動して上記所定期間でのカウント動作を制御し、
    上記セレクタ手段により、該第2の制御手段もしくは上記第1の制御手段のいずれか一方を、上記第1のカウンタ手段のカウント動作制御用に選択する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  20. 請求項19に記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    上記セレクト手段は、テスト時に内部レジスタで設定される、もしくは、外部端子を介して外部入力されるセレクト信号に従って、上記第2の制御手段もしくは上記第1の制御手段のいずれか一方を選択することを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  21. 請求項16に記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    上記第1の制御手段は、検出手段と停止手段を有し、
    上記検出手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作開始および変調OFF動作開始を検出し、
    上記検出手段で上記EMI低減手段の変調ON動作開始および変調OFF動作開始を検出すると、上記停止手段により、上記第1のカウンタ手段を起動して予め定められた期間経過後に該第1のカウンタ手段のカウントアップ動作を停止する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  22. 請求項15から請求項21のいずれかに記載のEMI低減動作テスト方法であって、
    上記EMI低減手段は、ダウンスプレッドによる周波数変調を行うことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  23. 半導体集積回路内に、EMI低減手段と、第1のカウンタ手段、制御手段、第1の記憶手段、第2の記憶手段、比較手段を設け、
    上記EMI低減手段により、半導体集積回路のクロック周波数を50%デューティ比のセンタースプレッドで変調してEMI低減し、
    上記第1のカウンタ手段により、上記EMI低減手段の出力クロックでカウントアップし、
    上記制御手段により、上記第1のカウンタ手段によるカウント動作を上記EMI低減手段の変調ON動作時の半周期分の期間もしくは一周期分の期間に制限し、
    上記第1の記憶手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作時の半周期分の期間における上記第1のカウンタ手段のカウント値を記憶し、
    上記第2の記憶手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作時の一周期分の期間における上記第1のカウンタ手段のカウント値を記憶し、
    上記比較手段により、上記第2の記憶手段で記憶したカウント値の半分の値と上記第1の記憶手段で記憶したカウント値を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  24. 半導体集積回路内に、EMI低減手段と、第1のカウンタ手段、PLL手段、第2のカウンタ手段、制御手段、比較手段を設け、
    上記EMI低減手段により、半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減し、
    上記第1のカウンタ手段により、上記EMI低減手段の変調ON動作時における出力クロックでカウントアップし、
    上記PLL手段により、
    上記半導体集積回路のクロック周波数を入力して上記EMI低減手段の変調OFF動作時におけるクロック周波数を出力し、
    上記第2のカウンタ手段により、上記PLL手段の出力クロックでカウントアップし、
    上記制御手段により、上記第2のカウンタ手段のカウント動作と上記第1のカウンタ手段のカウント動作を所定期間に制限し、
    上記比較手段により、上記所定期間での上記第1のカウンタ手段のカウント結果と上記第2のカウンタ手段のカウント結果を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
  25. 半導体集積回路内に、EMI低減手段と、カウンタ手段、第1の計測手段、第1の記憶手段、第2の計測手段、第2の記憶手段、比較手段を設け、
    上記EMI低減手段により、該半導体集積回路のクロック周波数を変調してEMI低減し、
    上記カウンタ手段により、上記EMI低減手段の出力クロックでカウントアップし、
    上記第1の計測手段により、上記カウンタ手段による上記EMI低減手段の変調ON動作時におけるカウント値が予め定められた値になるまでに要した時間を計測し、
    上記第1の記憶手段により、上記第1の計測手段の計測結果を記憶し、
    上記第2の計測手段により、上記カウンタ手段による上記EMI低減手段の変調OFF動作時におけるカウント値が上記予め定められた値になるまでに要した時間を計測し、
    上記第2の記憶手段により、上記第2の計測手段の計測結果を記憶し、
    上記比較手段により、上記第2の記憶手段で記憶した時間と上記第1の記憶手段で記憶した時間を比較して一致もしくは不一致のいずれかを示す信号を出力する
    ことを特徴とするEMI低減動作テスト方法。
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