JP4724677B2 - 周波数オフセット検出器とofdmシンボル検出器 - Google Patents
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この周波数補正機構では、受信した入力信号INは周波数変換回路1へ与えられ、自動周波数制御信号AFCによって中間周波信号IFに変換されて自己相関検出部2に出力される。自己相関検出部2では、中間周波信号IFの自己相関関数が求められ、その自己相関関数が、周波数制御部3に与えられる。周波数制御部3では、自己相関関数に基づいて、中間周波信号IFが所定の周波数になるような自動周波数制御信号AFCが生成され、周波数変換回路1にフィードバックされる。これにより、周波数変換回路1から出力される中間周波信号IFは所定の周波数となるように制御される。なお、所定の周波数に制御された中間周波信号IFは、高速フーリエ変換回路(以下、「FFT」という)4に与えられ、セグメントを構成する搬送波毎の信号に変換された受信信号R(n,k)に変換される。
SP(f,n,p,i)=R(n,(p-1)×3+i×4+f))×W((p-1)×3+i×4) ・・(1)
dSP(f,n,p,i)=SP(f,n,p,i+1)/SP(f,n,p,i) ・・(2)
但し、i=0,1,2,…,34である。
V(f,n,p)=dSP(f,n,p,0)+dSP(f,n,p,1)+・・・・+dSP(f,n,p,34) ・・(3)
S(f,n,p)=α×S(f,n-1,(p-1)mod4)+(1-α)×|V(f,n,p)| ・・(4)
但し、α<1とする。
dSP1(f,n,p,i)=SP(f,n,p,i+1)/SP(f,n,p,i) (但し、i=0〜34) ・・(5)
dSP2(f,n,p,i)=SP(f,n,p,i+2)/SP(f,n,p,i) (但し、i=0〜33) ・・(6)
dSP3(f,n,p,i)=SP(f,n,p,i+3)/SP(f,n,p,i) (但し、i=0〜32) ・・(7)
V(f,n,p)=Σ{dSP1(f,n,p,i)+dSP2(f,n,p,i)+dSP3(f,n,p,i)} (但し、i=0〜34) ・・(8)
これ以降の処理は、実施例1と同様である。
式(5)〜(7)を用いて次の合計V1(f,n,p),V2(f,n,p),V3(f,n,p)を算出する。
V1(f,n,p)=dSP1(f,n,p,0)+dSP1(f,n,p,1)+・・・+dSP1(f,n,p,34) ・・(9)
V2(f,n,p)=dSP2(f,n,p,0)+dSP2(f,n,p,1)+・・・+dSP2(f,n,p,33) ・・(10)
V3(f,n,p)=dSP3(f,n,p,0)+dSP3(f,n,p,1)+・・・+dSP3(f,n,p,32) ・・(11)
(a) P1=P2=P3のとき、
V(f,n,p)=V1(f,n,P1)+V2(f,n,P2)+V3(f,n,P3) ・・(12a)
(b) P1=P2≠P3、及びV1(f,n,P1)≧V3(f,n,P3)、及びV2(f,n,P2)≧V3(f,n,P3)のとき、
V(f,n,p)=V1(f,n,P1)+V2(f,n,P2) ・・(12b)
(c) P1≠P2=P3、及びV2(f,n,P2)≧V1(f,n,P1)、及びV3(f,n,P3)≧V1(f,n,P1)のとき、
V(f,n,p)=V2(f,n,P2)+V3(f,n,P3) ・・(12c)
(d) P1=P3≠P2、及びV1(f,n,P1)≧V2(f,n,P2)、及びV3(f,n,P3)≧V2(f,n,P2)のとき、
V(f,n,p)=V1(f,n,P1)+V3(f,n,P3) ・・(12d)
(e) P1≠P2、及びP1≠P3、及びV1(f,n,P1)≧V2(f,n,P2)、及びV1(f,n,P1)≧V3(f,n,P3)のとき、
V(f,n,p)=V1(f,n,P1) ・・(12e)
(f) P1≠P2、及びP2≠P3、及びV2(f,n,P2)≧V1(f,n,P1)、及びV2(f,n,P2)≧V3(f,n,P3)のとき、
V(f,n,p)=V2(f,n,P2) ・・(12f)
(g) P1≠P3、及びP2≠P3、及びV3(f,n,P3)≧V1(f,n,P1)、及びV3(f,n,P3)≧V2(f,n,P2)のとき、
V(f,n,p)=V3(f,n,P3) ・・(12g)
これ以降の処理は、実施例1と同様である。
式(9)〜(11)で算出した合計V1(f,n,p),V2(f,n,p),V3(f,n,p)が最大となる変数fの値を、それぞれF1,F2,F3とし、これらのF1〜F3の値等の条件により、合計(f,n,p)の値を次のように算出する。
(a) F1=F2=F3のとき、
V(f,n,p)=V1(F1,n,p)+V2(F2,n,p)+V3(F3,n,p) ・・(13a)
(b) F1=F2≠F3、及びV1(F1,n,p)≧V3(F3,n,p)、及びV2(F2,n,p)≧V3(F3,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V1(F1,n,p)+V2(F2,n,p) ・・(13b)
(c) F1≠F2=F3、及びV2(F2,n,p)≧V1(F1,n,p)、及びV3(F3,n,p)≧V1(F1,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V2(F2,n,p)+V3(F3,n,p) ・・(13c)
(d) F1=F3≠F2、及びV1(F1,n,p)≧V2(F2,n,p)、及びV3(F3,n,p)≧V2(F2,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V1(F1,n,p)+V3(F3,n,p) ・・(13d)
(e) F1≠F2、及びF1≠F3、及びV1(F1,n,p)≧V2(F2,n,p)、及びV1(F1,n,p)≧V3(F3,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V1(F1,n,p) ・・(13e)
(f) F1≠F2、及びF2≠F3、及びV2(F2,n,p)≧V1(F1,n,p)、及びV2(F2,n,p)≧V3(F3,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V2(F2,n,p) ・・(13f)
(g) F1≠F3、及びF2≠F3、及びV3(F3,n,p)≧V1(F1,n,p)、及びV3(F3,n,p)≧V2(F2,n,p)のとき、
V(f,n,p)=V3(F3,n,p) ・・(13g)
これ以降の処理は、実施例1と同様である。
(a) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0のとき、
PSP(f,n,p,i)=0 ・・(14a)
(b) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0のとき、
PSP(f,n,p,i)=1 ・・(14b)
(c) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0のとき、
PSP(f,n,p,i)=2 ・・(14c)
(d) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0のとき、
PSP(f,n,p,i)=3 ・・(14d)
ここで、Re{SP(f,n,p,i)}とIm{SP(f,n,p,i)}は、それぞれSP(f,n,p,i)の実部と虚部の値である。
pdSP1(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+1)}mod4 (但し、i=0〜34) ・・(15)
pdSP2(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+2)}mod4 (但し、i=0〜33) ・・(16)
pdSP3(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+3)}mod4 (但し、i=0〜32) ・・(17)
(a) pdSP1(f,n,p,i)=0のとき、dSP1(f,n,p,i)=1+j
(b) pdSP1(f,n,p,i)=1のとき、dSP1(f,n,p,i)=−1+j
(c) pdSP1(f,n,p,i)=2のとき、dSP1(f,n,p,i)=−1−j
(d) pdSP1(f,n,p,i)=3のとき、dSP1(f,n,p,i)=1−j
(e) pdSP2(f,n,p,i)=0のとき、dSP2(f,n,p,i)=1+j
(f) pdSP2(f,n,p,i)=1のとき、dSP2(f,n,p,i)=−1+j
(g) pdSP2(f,n,p,i)=2のとき、dSP2(f,n,p,i)=−1−j
(h) pdSP2(f,n,p,i)=3のとき、dSP2(f,n,p,i)=1−j
(i) pdSP3(f,n,p,i)=0のとき、dSP3(f,n,p,i)=1+j
(j) pdSP3(f,n,p,i)=1のとき、dSP3(f,n,p,i)=−1+j
(k) pdSP3(f,n,p,i)=2のとき、dSP3(f,n,p,i)=−1−j
(l) pdSP3(f,n,p,i)=3のとき、dSP3(f,n,p,i)=1−j
これ以降の処理は、実施例1と同様である。
(a) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|≧|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=0 ・・(18a)
(b) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|<|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=1 ・・(18b)
(c) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|<|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=2 ・・(18c)
(d) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}≧0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|≧|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=3 ・・(18d)
(e) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|≧|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=4 ・・(18e)
(f) Re{SP(f,n,p,i)}<0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|<|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=5 ・・(18f)
(g) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|<|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=6 ・・(18g)
(h) Re{SP(f,n,p,i)}≧0、及びIm{SP(f,n,p,i)}<0、及び|Re{SP(f,n,p,i)}|≧|Im{SP(f,n,p,i)}|のとき、
PSP(f,n,p,i)=7 ・・(18h)
pdSP1(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+1)}mod8 (但し、i=0〜34) ・・(19)
pdSP2(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+2)}mod8 (但し、i=0〜33) ・・(20)
pdSP3(f,n,p,i)={PSP(f,n,p,i)+PSP(f,n,p,i+3)}mod8 (但し、i=0〜32) ・・(21)
(a) pdSP1(f,n,p,i)=0のとき、dSP1(f,n,p,i)=a+jb
(b) pdSP1(f,n,p,i)=1のとき、dSP1(f,n,p,i)=c+jd
(c) pdSP1(f,n,p,i)=2のとき、dSP1(f,n,p,i)=−b+ja
(d) pdSP1(f,n,p,i)=3のとき、dSP1(f,n,p,i)=−d+jc
(e) pdSP1(f,n,p,i)=4のとき、dSP1(f,n,p,i)=−a−jb
(f) pdSP1(f,n,p,i)=5のとき、dSP1(f,n,p,i)=−c−jd
(g) pdSP1(f,n,p,i)=6のとき、dSP1(f,n,p,i)=b−ja
(h) pdSP1(f,n,p,i)=7のとき、dSP1(f,n,p,i)=d−jc
(i) pdSP2(f,n,p,i)=0のとき、dSP2(f,n,p,i)=a+jb
(j) pdSP2(f,n,p,i)=1のとき、dSP2(f,n,p,i)=c+jd
(k) pdSP2(f,n,p,i)=2のとき、dSP2(f,n,p,i)=−b+ja
(l) pdSP2(f,n,p,i)=3のとき、dSP2(f,n,p,i)=−d+jc
(m) pdSP2(f,n,p,i)=4のとき、dSP2(f,n,p,i)=−a−jb
(n) pdSP2(f,n,p,i)=5のとき、dSP2(f,n,p,i)=−c−jd
(o) pdSP2(f,n,p,i)=6のとき、dSP2(f,n,p,i)=b−ja
(p) pdSP2(f,n,p,i)=7のとき、dSP2(f,n,p,i)=d−jc
(q) pdSP3(f,n,p,i)=0のとき、dSP3(f,n,p,i)=a+jb
(r) pdSP3(f,n,p,i)=1のとき、dSP3(f,n,p,i)=c+jd
(s) pdSP3(f,n,p,i)=2のとき、dSP3(f,n,p,i)=−b+ja
(t) pdSP3(f,n,p,i)=3のとき、dSP3(f,n,p,i)=−d+jc
(u) pdSP3(f,n,p,i)=4のとき、dSP3(f,n,p,i)=−a−jb
(v) pdSP3(f,n,p,i)=5のとき、dSP3(f,n,p,i)=−c−jd
(w) pdSP3(f,n,p,i)=6のとき、dSP3(f,n,p,i)=b−ja
(x) pdSP3(f,n,p,i)=7のとき、dSP3(f,n,p,i)=d−jc
ここで、a,b,c,dは、任意の定数である。
この実施例7では、実施例6と同様に信号SP(f,n,p,i)の大きさを無視し、位相関係だけを使用してSPシンボルの配置を検出しているので、少ない計算量で周波数オフセットとOFDMシンボルの検出が可能である。また、位相を8区分に分けているので、実施例6の利点に加えて、より高い精度を得ることができるという利点がある。
(A) FFT20では、512本のキャリアを有する受信信号Rを出力するようにしているが、キャリアの数は512に限定されず、例えば背景技術として説明した108のキャリアに対しても同様に適用可能である。
(B) 実施例1,3〜5の差分検出部42pでは、抽出されたSPシンボル間の位相差dSPを検出する際に、振幅情報を含めて位相差を計算しているが、実施例6,7のように、振幅情報を除去して純粋に位相差だけを計算するようにしても良い。これにより、演算量を軽減することができる。
(C) SPシンボルの配置パターンは、図6に例示したものに限定されない。即ち、任意のN種類のパターンに従ってパイロットシンボルが分散配置されて周期的に送信されるOFDM変調信号を復調して生成された受信信号に対しても同様に適用可能である。その場合、演算回路40は、N種類のパターンに対応してN個が必要である。
(D) 本実施例では、演算回路40等のようにハードウエアによる回路構成として説明したが、DSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサを用いてソフトウエア制御で処理するように構成しても良い。
(E) 図7の周波数オフセット検出器に図1と同様のデジタルフィルタ70を追加することにより、OFDM検出器としてOFDMシンボルが検出されている状態か否かを示す検出信号DET2を出力することができる。
20 FFT
30 乗算回路
40 演算回路
41 SP抽出部
42 差分検出部
43 加算部
44 絶対値部
45 加重平均回路
50 検出回路
60 複素正弦波生成回路
70 デジタルフィルタ
Claims (18)
- N種類のパターンに従って分散配置されたパイロットシンボルが周期的に送信される直交周波数分割多重変調信号を復調して生成され、複数のキャリアからなる受信信号に、擬似乱数ビット列を掛け合わせる乗算回路と、
前記N種類のパターンに対応して設けられ、前記乗算回路の乗算結果から複数の周波数オフセット候補に応じ且つ前記N種類のパターンのうちの1つに対応するパイロットシンボルパターンを抽出し、前記パイロットシンボルパターン間の位相差合計をそれぞれ算出するN個の演算回路と、
前記N個の演算回路で算出された前記位相差合計の最大値に対応する前記パイロットシンボルパターンの前記周波数オフセット候補を、前記受信信号の周波数オフセットとして検出する検出回路と、
を備えたことを特徴とする周波数オフセット検出器。 - 前記N個の演算回路は、それぞれ、
前記乗算回路の乗算結果から複数の前記周波数オフセット候補に応じ且つ前記N種類のパターンのうちの1つに対応する前記パイロットシンボルパターンを抽出する抽出部と、
前記パイロットシンボルパターン間の特定の周波数並列間隔に於ける位相差を検出する差分検出部と、
前記パイロットシンボルパターンごとに、前記差分検出部で検出された前記位相差を合計して前記位相差合計を算出する加算部と、
前記パイロットシンボルパターンごとに、前記加算部で算出された前記位相差合計の絶対値を計算する絶対値部と、
を備えたことを特徴とする請求項1記載の周波数オフセット検出器。 - 前記差分検出部は、前記パイロットシンボルパターン間の複数の特定の周波数並列間隔に於ける前記位相差をそれぞれ検出するように構成し、
前記加算部は、複数の特定の周波数並列間隔に於ける前記位相差を全て合計して前記位相差合計とするように構成したことを特徴とする請求項2記載の周波数オフセット検出器。 - 前記加算部は、前記差分検出部によって特定の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンが、他の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンと一致しているときに、それぞれの前記位相差合計を加算することを特徴とする請求項3記載の周波数オフセット検出器。
- 前記加算部は、前記差分検出部によって特定の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンが、他の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンと一致していないときには、最大値の大きい方の前記位相差合計を出力することを特徴とする請求項4記載の周波数オフセット検出器。
- 前記N個の演算回路に、前記絶対値部で計算された絶対値に前回計算された絶対値を加味した加重平均値を算出し、前記検出回路に出力する加重平均部を設けたことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の周波数オフセット検出器。
- 前記差分検出部は、前記抽出部で抽出された前記パイロットシンボルパターンのベクトル成分を4値のベクトルに区分し、区分したベクトル間の位相差を算出した後、4値に対応したベクトルに戻して前記パイロットシンボルパターン間の位相差を検出するように構成したことを特徴とする請求項2記載の周波数オフセット検出器。
- 前記差分検出部は、前記抽出部で抽出された前記パイロットシンボルパターンのベクトル成分を8値のベクトルに区分し、区分したベクトル間の位相差を算出した後、8値に対応したベクトルに戻して前記パイロットシンボルパターン間の位相差を検出するように構成したことを特徴とする請求項2記載の周波数オフセット検出器。
- 前記N種類のパターンとは、4種類であり、
前記パイロットシンボルは周波数順に12本に1本のサブキャリアにより、それぞれ4シンボル期間に1回の割合で分散配置されて送信されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の周波数オフセット検出器。 - N種類のパターンに従って分散配置されたパイロットシンボルが周期的に送信される直交周波数分割多重変調信号を復調して生成され、複数のキャリアからなる受信信号に、擬似乱数ビット列を掛け合わせる乗算回路と、
前記N種類のパターンに対応して設けられ、前記乗算回路の乗算結果から複数の周波数オフセット候補に応じ且つ前記N種類のパターンのうちの1つに対応するパイロットシンボルパターンを抽出し、前記パイロットシンボルパターン間の位相差合計をそれぞれ算出するN個の演算回路と、
前記N個の演算回路で算出された前記位相差合計の最大値に対応する前記パイロットシンボルパターンの前記周波数オフセット候補を、前記受信信号の周波数オフセットとして検出する検出回路と、
を備えたことを特徴とするOFDMシンボル検出器。 - 前記N個の演算回路は、それぞれ、
前記乗算回路の乗算結果から複数の周波数オフセット候補に応じ且つ前記N種類のパターンのうちの1つに対応するパイロットシンボルパターンを抽出する抽出部と、
前記パイロットシンボルパターン間の特定の周波数並列間隔に於ける位相差を検出する差分検出部と、
前記パイロットシンボルパターンごとに、前記差分検出部で検出された前記位相差を合計して前記位相差合計を算出する加算部と、
前記パイロットシンボルパターンごとに、前記加算部で算出された前記位相差合計の絶対値を計算する絶対値部と、
を備えたことを特徴とする請求項10記載のOFDMシンボル検出器。 - 前記差分検出部は、前記パイロットシンボルパターン間の複数の特定の周波数並列間隔に於ける前記位相差をそれぞれ検出するように構成し、
前記加算部は、複数の特定の周波数並列間隔に於ける前記位相差を全て合計して前記位相差合計とするように構成したことを特徴とする請求項11記載のOFDMシンボル検出器。 - 前記加算部は、前記差分検出部によって特定の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンが、他の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンと一致しているときに、それぞれの前記位相差合計を加算することを特徴とする請求項12記載のOFDMシンボル検出器。
- 前記加算部は、前記差分検出部によって特定の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンが、他の周波数並列間隔で生成した前記位相差合計の最大値をとる前記パイロットシンボルパターンと一致していないときには、最大値の大きい方の前記位相差合計を出力することを特徴とする請求項13記載のOFDMシンボル検出器。
- 前記N個の演算回路に、前記絶対値部で計算された絶対値に前回計算された絶対値を加味した加重平均値を算出し、前記検出回路に出力する加重平均部を設けたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のOFDMシンボル検出器。
- 前記差分検出部は、前記抽出部で抽出された前記パイロットシンボルパターンのベクトル成分を4値のベクトルに区分し、区分したベクトル間の位相差を算出した後、4値に対応したベクトルに戻して前記パイロットシンボルパターン間の位相差を検出するように構成したことを特徴とする請求項11記載のOFDMシンボル検出器。
- 前記差分検出部は、前記抽出部で抽出された前記パイロットシンボルパターンのベクトル成分を8値のベクトルに区分し、区分したベクトル間の位相差を算出した後、8値に対応したベクトルに戻して前記パイロットシンボルパターン間の位相差を検出するように構成したことを特徴とする請求項11記載のOFDMシンボル検出器。
- 前記パターンの種類は4種類であり、
前記パイロットシンボルは周波数順に12本に1本のサブキャリアにより、それぞれ4シンボル期間に1回の割合で分散配置されて送信されることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか1項に記載のOFDMシンボル検出器。
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