JP4724602B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、比較的高い粘度の流体、例えば、蜂蜜、マヨネーズ、ケチャップ等の食品あるいは同様な性状の薬剤等を加熱又は冷却するのに使用する熱交換器に関する。
従来の代表的な熱交換器には、プレート式熱交換器、二重管式熱交換器、多管円筒式熱交換器等がある。
プレート式熱交換器は、熱交換能力に関しては優れているが、加熱又は冷却媒体と被加熱又は被冷却流体とのシールがパッキンのみによってなされているため、パッキンが破損した場合には容易にコンタミネーション(異物の混入)が発生する。また、粘性流体の粘度によっては圧力損失が大きく、場合によっては流れなくなることもある。また、分解洗浄は比較的容易であるが、専門知識を必要とする上、コストが高くつく。また、プレートそのものは、波板であるため、洗浄性はあまり良くない。
多管円筒式熱交換器によると、熱交換能力に関しては遜色はないが、多数の管内を被加熱又は被冷却流体が通るため、圧力損失が大きくなる。分解洗浄については、一部の機種を除いて基本的に不可能である。また、設置スペースに関しては、長手方向にスペースを要することになる。
二重管式熱交換器によれば、熱交換能力に関しては遜色はなく、また構造が単純であるため、圧力損失についても良好であるが、分解洗浄については、一部の機種を除いて基本的に不可能である。また、溶接構造であるため、クロスコンタミネーション(異物の相互混入)の発生の可能性がある。
蜂蜜、マヨネーズ等の食品や薬剤等の高粘度流体を加熱又は冷却する熱交換器として、最も重要な点は、分解洗浄が容易であること、クロスコンタミネーションの発生がないこと、流路の圧力損失が少ないこと、熱交換率が良いことであるが、上記した従来タイプの熱交換器には、これらの点を満足するものがなかった。そこで本発明は、分解洗浄が容易で、クロスコンタミネーションの発生がなく、流路の圧力損失が少なく、熱交換率が良くて、高粘度流体を加熱又は冷却するのに最適な熱交換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の熱交換器は、天板1を固着した上周枠5と、上周枠5の下側にガスケット7を介して配置される上板3と、底板2を固着した下周枠6と、下周枠6の上側にガスケット8を介して配置される下板4と、上板3と下板4との間の周辺部に沿って配置されるリング状の複合ガスケット9と、上周枠5と下周枠6とを締結する複数のクランプ手段10とからなり、リング状の複合ガスケット9は、金属製の外周側ガスケット部14と、これの内周部に一体的に取り付けられたゴム状弾性体よりなる内周側ガスケット部15とからなるもので、上周枠5と下周枠6とをクランプ手段10で締結することによって、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部11及び下ジャケット部12を形成すると共に、上板3と下板4と複合ガスケット9との間に高粘度の被加熱又は被冷却流体を流通させる高粘度流体流路13を形成するようにしたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の熱交換器において、天板1の下面及び底板2の上面には、上下各ジャケット部11,12の一端部側から他端部側に至る蛇行流路50を形成するためのバッフルプレートBPを取り付けたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の熱交換器において、上板3、下板4、上周枠5及び下周枠6は夫々平面視楕円形状に形成されていることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の熱交換器において、下周枠6の上端面には複数箇所に、上下周枠5,6と上下板3,4と複合ガスケット9とを位置決めするための位置決めピン23を上向き垂直に突設し、各位置決めピン23は、下板4と複合ガスケット9の外周側ガスケット部14と上板3とに夫々設けた貫通孔24,25,26を貫通して、上周枠5の下端面に設けたピン嵌合孔27に嵌合するようになっていることを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載の熱交換器において、上板3の外周面には複数箇所に上周枠5の外周面で支持される上ガイドプレート29を取り付け、各上ガイドプレート29から上周枠5の外周面に対し固定用ネジ32を螺入するようにすると共に、下板4の外周面には複数箇所に下周枠6の外周面で支持される下ガイドプレート30を取り付け、各下ガイドプレート30から下周枠6の外周面に対し固定用ネジ32を螺入するようにしたことを特徴とする。
請求項6は、請求項1〜5の何れかに記載の熱交換器において、下周枠6の下端面には複数箇所に脚柱33を下向き垂直に突設してなることを特徴とする。
請求項7に係る熱交換器は、請求項1〜6の何れかに記載の熱交換器Aを多段状に配設し、各段の熱交換器Aの高粘度流体流路13どうしを連通連結してなることを特徴とする。
請求項8は、請求項7に記載の熱交換器において、各脚柱33の下端部に係合用軸部34を形成すると共に、上周枠5の上端面には下周枠6の脚柱33と上下に対応する位置に脚柱下端部の係合用軸部34が係合する係合孔部35を設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、上板3と下板4と上下板3,4間の周辺部に配置されるリング状の複合ガスケット9とによって高粘度流体流路13が形成されると共に、上板3と上周枠5と下板4と下周枠6とは互いに溶接されておらず、ガスケット7,8、9を介して個々に分解可能に接合されていることから、伝熱面が平滑で、圧力損失が少なく、熱効率が良く、高粘度流体を短時間で所定温度に有効に熱交換できると共に、クロスコンタミネーション(異物の相互混入)の発生のおそれがなく、高粘度流体流路13内部の洗浄が容易である。
そして、上周枠5と下周枠6とをクランプ手段10で締結することによって、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部11及び下ジャケット部12を形成すると共に、上板3と下板4と複合ガスケット9との間に高粘度流体流路13を形成するようになっているから、熱交換器Aの分解及び組み立ては、専門知識も技術を要することなく誰でも容易に行なうことができる。また上下ジャケット部11,12も簡単に分解できるため、熱交換効率の低下の原因となるスケール等を容易に除去することができる。
また、複合ガスケット9は、金属製の外周側ガスケット部14と、これの内周部に一体的に取り付けられたゴム状弾性体よりなる内周側ガスケット部15とからなるため、高粘度流体流路13を形成する上板3と下板4との間隔を、金属製の外周側ガスケット部14によって常に一定に保つことができると共に、この複合ガスケット9を厚みの異なるものと取り換えて使用することによって、高粘度流体流路13の間隔を容易に変更でき、使用する高粘度流体に対応した適切な熱交換を行なわせることができる。
請求項2に係る発明によれば、天板1の下面及び底板2の上面に、上下各ジャケット部11,12の一端部側から他端部側に至る蛇行流路50を形成するバッフルプレートBPを取り付けたことにより、上下各ジャケット部11,12を流れる流体を蛇行させて、熱交換率を上げることができる。また、バッフルプレートBPを取り付けたことによって、天板1及び底板2の強度を増大させ、また高粘度流体流路13内の圧力が増大した時にはバッフルプレートBPが補強リブの役割を果たし、上板3及び下板4の膨張・変形を抑えることができる。
請求項3に係る発明によれば、上板3、下板4、上周枠5及び下周枠6が夫々平面視楕円形状に形成されているから、円形状に形成される場合と比較してデッドスペースが少なく、熱効率が非常に良い。
請求項4に係る発明によれば、下周枠6の上端面に、上下周枠5,6と上下板3,4と複合ガスケット9とを位置決めするための位置決めピン23を上向き垂直に突設し、各位置決めピン23を、下板4と複合ガスケット9の外周側ガスケット部14と上板3とに夫々設けた貫通孔24,25,26を貫通して、上周枠5の下端面に設けたピン嵌合孔27に嵌合するようにしたから、熱交換器Aを分解した後、再組立の際に、その組立作業を迅速容易に行なうことができる。
請求項5に係る発明によれば、上板3の外周面には上周枠5の外周面で支持される上ガイドプレート29を取り付け、各上ガイドプレート29から上周枠5の外周面に対し固定用ネジ32を螺入するようにすると共に、下板4の外周面の複数箇所に下周枠6の外周面で支持される下ガイドプレート30を取り付け、各下ガイドプレート30から下周枠6の外周面に対し固定用ネジ32を螺入するようにしたから、熱交換器Aを分解する際に、上周枠5及び下周枠6からの上板3及び下板4の脱落を防止することができる。
請求項6に係る発明によれば、下周枠6の下端面に複数箇所に脚柱33を下向き垂直に突設しているから、この脚柱33により、周枠6を自立させるための架台等が不要となって、熱交換器Aを省スペースで設置できる。
請求項7に係る発明のように、請求項1〜6の何れかに記載の熱交換器Aを多段状に配設し、各段の熱交換器Aの高粘度流体流路13どうしを連通連結することにより、多数の熱交換器Aを組み合わせて設置する場合に、省スペースでの設置が可能となる。
請求項8に係る発明によれば、各脚柱33の下端部に係合用軸部34を形成すると共に、上周枠5の上端面には下周枠6の脚柱33と上下に対応する位置に脚柱下端部の係合用軸部34が係合する係合孔部35を設けているから、上下に隣り合う熱交換器A,Aのうち、上段側熱交換器Aの各脚柱33の下端係合用軸部34を、下段側熱交換器Aの上周枠5にある対応する係合孔部35に係合させることによって、複数の熱交換器Aを容易に多段状に配設することができる。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る熱交換器Aを示す縦断面図、図2は熱交換器Aの平面図であり、図3及び図4は夫々熱交換器Aの分解図、図5の(a) は図1の矢印Xで示す部分の拡大図、(b) は(a) の分解図である。この熱交換器Aは、図1に示すように、天板1を固着した上周枠5と、上周枠5の下側にリング状のガスケット7を介して配置される上板3と、底板2を固着した下周枠6と、下周枠6の上側にリング状のガスケット8を介して配置される下板4と、上板3と下板4との間の周辺部に沿って配置されるリング状の複合ガスケット9と、上周枠5と下周枠6とを締結する複数のクランプ手段10とからなるもので、上周枠5と下周枠6とを複数のクランプ手段10で締結することによって、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部11及び下ジャケット部12を形成すると共に、上板3と下板4と複合ガスケット9との間に高粘度の被加熱又は被冷却流体を流通させるための高粘度流体流路13を形成するようになっている。
上記熱交換器Aの構造について更に詳しく説明すれば、上板3、下板4、上周枠5及び下周枠6は、夫々平面視楕円形状に形成されたもので、天板1及び底板2は、上下周枠5,6に夫々対応する楕円形に形成された平滑な平板材からなり、天板1は上周枠5の上端部内周縁に沿って溶接されて固着され、また底板2は下周枠6の下端部内周縁沿いに溶接されて固着されており、図7にはその溶接部をWで示す。また、天板1の下面及び底板2の上面には、図1、図2及び図6に示すように、上下各ジャケット部11,12の長手方向一端部側から他端部側に至る蛇行流路50を形成するためのバッフルプレートBPが取り付けられている。
天板1の下面に取り付けられるバッフルプレートBPは、このプレートBPの下端面が上周枠5の下端面位置から若干(例えば0.5〜1mm程度)引っ込むように天板1下面に取り付けられ、また底板2の上面に取り付けられるバッフルプレートBPは、このプレートBPの上端面が下周枠6の上端面位置から若干引っ込むように底板2下面に取り付けられている。これは、上周枠5と下周枠6とを複数のクランプ手段10で締結して熱交換器Aを組み立てる時に、天板1側バッフルプレートBPの下端面が上板3の上面に、また底板2側バッフルプレートBPの上端面が下板4の下面に夫々密着し、バッフルプレートBPが上板3、下板4の補強となるようにするためである。
天板1の長手方向両端部には、加熱又は冷却媒体を給排させる給排口15が設けられ、各給排口15にはエルボ状の給排管16が接続され、また底板2の長手方向両端部にも、加熱又は冷却媒体を給排させる給排口17が設けられ、各給排口17にエルボ状の給排管18が接続されている。また、天板1の上面には熱交換器Aの運搬及び分解作業を容易にするための把手19が2箇所に取り付けられている。
上板3及び下板4は、上下周枠5,6に夫々対応する楕円形に形成されると共に、この上下板3,4の外周縁が上下周枠5,6の外周縁と合致するように形成されている。因みに、天板1及び底板2は、その外周縁が上下周枠5,6の内周縁と合致するように形成されている(図7参照)。また、上板3の長手方向一端部と下板4の反対側の端部とには、高粘度流体流路13に対し被加熱又は被冷却流体を給排させるための給排口20が設けられ、各給排口20には図4に示すようにボス21が一体的に連結されている。
ガスケット7は、図5の(a) ,(b) に示すように、上周枠5の下端面5aの内周側寄りに凹設された環状溝51に嵌合して固着されると共に、上周枠5の下端面5aから下方へ若干量(例えば2〜3mm)突出するように取り付けられている。ガスケット8も図5に示すように、下周枠6の上端面6aの内周側寄りに凹設された環状溝52に嵌合して固着されると共に、上周枠5側のガスケット7と同じく、下周枠6の上端面6aから上方へ若干量突出するように固着されている。これらのガスケット7,8は、シリコンゴムなどのゴムによって形成されている。
リング状の複合ガスケット9は、図5から分かるように、金属製の外周側ガスケット部14と、この外周側ガスケット部14の内周部に一体的に取り付けられたゴム状弾性体よりなる内周側ガスケット部15とから構成されるもので、外周側ガスケット部14はステンレスにより形成され、内周側ガスケット部15はシリコンゴムなどのゴムにより形成されている。また外周側ガスケット部14の内周面に環状凸状部14aが突設され、内周側ガスケット部15の外周面には凹状部15aが設けられていて、環状凸状部14aを凹状部15aに嵌合させることにより、内周側ガスケット部15が外周側ガスケット部14に対し一体的に取り付けられる。尚、熱交換器Aの構成部材の材料は、ガスケット7,8と複合ガスケット9の内周側ガスケット部15とを除いて、そのほとんどがステンレスによって形成されている。
複合ガスケット9は、後述するように、上板3と下板4との間で高粘度の被加熱又は被冷却流体を流通させる高粘度流体流路13を形成するものであるから、厚みの異なる多種類のものを用意しておいて取り換えて使用することにより、上板3と下板4との間の間隔を容易に変えることができ、従って様々な高粘度流体に対応可能となる。
また天板1及び底板2には、上板3及び下板4に設けられた給排口20と対応する位置に、前記ボス21を外方へ突出させるための開口部22が設けられている。
図5に示すように、下周枠6の上端面6aには複数箇所、例えば2箇所(図2参照)に、上下周枠5,6と上下板3,4と複合ガスケット9とを位置決めするための位置決めピン23が上向き垂直に突設されており、各位置決めピン23は、下板4、複合ガスケット9の外周側ガスケット部14及び上板3に夫々設けた貫通孔24,25,26を貫通し、上周枠5の下端面5aに設けたピン嵌合孔27に嵌合させることによって、熱交換器Aの組立の際、及び分解後の再組立の際に、その組立作業を容易に行なうことができる。尚、位置決めピン23の基端部は下周枠6の上端面6aに設けられたネジ孔28にねじ込まれて固定されている(図5の(b) 参照)。
図8の(a) ,(b) に示すように、上板3の外周面には複数箇所、例えば4箇所(図2参照)に上周枠5の外周面で支持される上ガイドプレート29が溶接によって取り付けられており、各上ガイドプレート29のビス挿通孔29aから上周枠5の外周面に設けてあるネジ孔31に固定用ネジ32をねじ込むことによって、上板3を上周枠5に固定できるようになっている。また図9の(a) ,(b) に示すように、下周枠6の外周面にも同じように、その4箇所に下周枠6の外周面で支持される下ガイドプレート30が取り付けられており、各下ガイドプレート30のビス挿通孔30aから下周枠6の外周面に設けてあるネジ孔31に固定用ネジ32をねじ込むことによって、下板4を下周枠6に固定できるようになっている。このようにすることにより、熱交換器Aを分解する際に、上周枠5及び下周枠6からの上板3及び下板4の脱落を防止することができる。
また図1、図2及び図7に示すように、下周枠6の下端面にはその4箇所に脚柱33が下向き垂直に突設され、各脚柱33の下端部に係合用軸部34が形成されており、そして上周枠5の上端面には下周枠6の脚柱33と上下に対応する位置に脚柱下端部の係合用軸部34が係合する係合孔部35が設けられている。各脚柱33は、その上端部に取付用のネジ軸部36が設けられていて、このネジ軸部36を、下周枠6の下端面に凹設したネジ孔37(図7参照)にねじ込むことによって下周枠6の下端面に取り付けられる。
各クランプ手段10は、図3の(b) に示すように、下周枠6の外周面部に取り付けた枢着用ブラケット38,38間にクランプボルト39の基端部を挿入して、クランプボルト39が上下方向に枢動できるようにピン40で枢着し、そのクランプボルト39の遊端部に締付用ナット41を螺合する一方、クランプボルト39の取付位置に対応する上周枠5の外周面所要部位に締付用ブラケット42,42を取り付けてなるもので、天板1を固着した上周枠5と、上板3と、底板2を固着した下周枠6と、下板4と、複合ガスケット9とを、図1に示すように重ね合わせた状態で、各クランプボルト39を枢着用ブラケット38側から上向きに揺動して、締付用ブラケット42,42間に起立姿勢で挿入し、この状態でナット41を締付方向に回すことによって上周枠5と下周枠6とを締結し、それにより上下のガスケット7,8、上板3、下板4、及び上下板3,4間のリング状複合ガスケット9を互いに圧接するようになっている。
尚、図1〜図4において、43はグランドボックス、44はグランドパッキン、45はグランド押え、46は締付ナット、47はノズルを示す。
次に、上記のように構成される熱交換器Aの組立手順について説明すると、図3〜図5は熱交換器Aを分解している状態を示すものであるが、これらの図面、更には他の図面を参照しながら説明する。
先ず、底板2を固着した下周枠6に脚柱33を取り付ける。この脚柱33により下周枠6は自立状態となる。この自立状態となった下周枠6の上にガスケット8を介して下板4を配置すると共に、この下板4の給排口20に突設されているボス21を底板2の開口部22に溶接固定されているグランドボックス43から下方へ突出させる。そして、下板4の外周面に取り付けてある下ガイドプレート30を、図9に示すように固定用ネジ32で下周枠6に固定した後、この下板4の上にはリング状の複合ガスケット9を配置し、この複合ガスケット9の上には上板3を配置し、この上板3の上にガスケット7を介して天板1付きの上周枠5を配置すると共に、上板3の給排口20に突設されているボス21を天板1の開口部22に溶接固定されているグランドボックス43から上方へ突出させ、そして上板3の外周面に取り付けてある上ガイドプレート29を、図8に示すように固定用ネジ32で上周枠5に固定する。
この際、下周枠6の上端面6aに位置決めピン23が上向き垂直に突設しているから、図5の(a) ,(b) に示すように、この位置決めピン23を、下板4、複合ガスケット9の外周側ガスケット部14及び上板3に設けてある貫通孔24,25,26に貫通させて、上周枠5の下端面5aに設けてあるピン嵌合孔27に嵌合させることによって、上下周枠5,6と上下板3,4と複合ガスケット9とを容易迅速に位置決めすることができる。
尚、上周枠5の下端面5a及び下周枠6の上端面6aにはリング状ガスケット7,8が予め装着されており、上周枠5と下周枠6にはクランプ手段10を構成する部材が取り付けられている。また、天板1の長手方向両端部の給排口15にはエルボ状給排管16が、また底板2の長手方向両端部の給排口17にはエルボ状給排管18が予め接続されている。
上記のように底板2を固着した下周枠6の上にガスケット8を介して下板4を配置し、この下板4の上に複合ガスケット9を介して上板3を配置し、この上板3の上にガスケット7を介して、天板1を固着した上周枠5を配置した状態から、上周枠5と下周枠6とをクランプ手段10のクランプボルト39及び締付用ナット41で締結することによって、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部11及び下ジャケット部12が形成されると共に、上板3と下板4と複合ガスケット9との間に高粘度の被加熱又は被冷却流体を流通させる高粘度流体流路13が形成される。
この場合、複合ガスケット9は、前述のように厚みの異なる多種類のものを用意してあるため、高粘度流体流路13に流通させる高粘度流体の粘度に対応した所望厚みの複合ガスケット9と取り換えて使用する。
こうして、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に上ジャケット部11及び下ジャケット部12を形成すると共に、上板3と下板4と複合ガスケット9との間に高粘度流体流路13を形成したならば、天板1及び底板2の夫々の開口部22に溶接固定されているグランドボックス43と、このグランドボックス43から突出するボス21との間の基端部側にグランドパッキン44を介在させ、その先端側にグランド押え45を挿嵌してグランドボックス43に螺合し、さらにボス21とノズル47との間にグランドパッキン48を介在させた状態でボス21とノズル47とを締付ナット46によって締結する。これによって、熱交換器Aは、図1に示すような組立状態となる。
上記のようにして組み立てられる熱交換器Aを、マヨネーズ等の高粘度食品を例えば温水により所定温度に加熱する熱交換器として使用する場合には、温水が加熱流体となり、マヨネーズ等の高粘度食品が被加熱流体となる。従って、この熱交換器Aの使用にあたっては、上ジャケット部11及び下ジャケット部12の夫々一方の給排管16より所定温度の温水を上下各ジャケット部11,12に供給して、夫々他方の給排管16から排出し、そしてマヨネーズ等の高粘度食品は高粘度流体流路13にその一方の給排口20より供給し、他方の給排口20から排出させるようにすることによって、マヨネーズ等の高粘度食品を所定温度に加熱する。
この熱交換器Aによる熱交換においては、高粘度流体流路13が上板3と下板4と複合ガスケット9とで形成されることから、伝熱面が平滑で、圧力損失が少なく、またデッドスペースが少なく、熱効率が良好であるため、上記マヨネーズ等の高粘度食品を短時間で所定温度に短時間で有効に加熱することができる。また、上板3、下板4、上周枠5及び下周枠6が夫々平面視楕円形状に形成されているため、円形状に形成される場合に比べてデッドスペースが少なく、熱効率が非常に良い。
そして、特にこの熱交換器Aは、天板1を固着した上周枠5と、上周枠5の下側にガスケット7を介して配置される上板3と、底板2を固着した下周枠6と、下周枠6の上側にガスケット8を介して配置される下板4と、上板3と下板4との間の周辺部に沿って配置されるリング状のガスケット9と、上周枠5と下周枠6とを締結する複数のクランプ手段10とからなり、上周枠5と下周枠6とをクランプ手段10で締結することにより、上周枠5と天板1と上板3との間、及び下周枠6と底板2と下板4との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部11及び下ジャケット部12を形成すると共に、上板3と下板4とリング状ガスケット9との間に高粘度の流体を流通させる高粘度流体流路13を形成するもので、上板3と上周枠5と下板4と下周枠6とは互いに溶接されておらず、互いにガスケット7,8、9を介して分解可能に接合されているため、クロスコンタミネーション(異物の相互混入)の発生がなく、きわめて安全である。
また、リング状ガスケット9は、金属製の外周側ガスケット部14と、これの内周部に一体的に取り付けられたゴム状弾性体よりなる内周側ガスケット部15とからなる複合ガスケット9であるため、高粘度流体流路13を形成する上板3と下板4との間隔を、金属製の外周側ガスケット部14によって常に一定に保つことができ、またこの複合ガスケット9の厚みの異なったものを使用することによって、高粘度流体流路13の間隔を容易に変更できて、使用する高粘度流体に対応した熱交換を行なわせることができる。
この熱交換器Aを分解するには、上述したような組立手順の逆の手順で行なえばよい。即ち、図3に示すように、クランプ手段10をクランプ解除操作することにより、天板1と上周枠5と上板3との一体構造物と、リング状の複合ガスケット9と、底板2と下周枠6と下板4との一体構造物とに分解し、この後、上板3の上ガイドプレート29を上周枠5に固定している固定用ネジ32を取り外すことにより、上板3を上周枠5と切り離し、また下板4の下ガイドプレート30を下周枠6に固定している固定用ネジ32を取り外して、下板4を下周枠6から切り離す。それから、締付ナット46を緩めて、この締付ナット46及びノズル47を取り外した後、グランド押え45を緩めて取り外すことにより、上板3及び下板4を取り外す。
上記のようにして、天板1付きの上周枠5と、上板3と、リング状の複合ガスケット9と、底板2付きの下周枠6と、下板4とに簡単容易に分解することができ、従ってこれら分解した部材を単独で容易に洗浄することができる。
また、この熱交換器Aによれば、天板1の下面及び底板2の上面に、上下各ジャケット部11,12の一端部側から他端部側に至る蛇行流路50を形成するためのバッフルプレートBPが取り付けてあるから、上下各ジャケット部11,12を流れる流体を蛇行させて、熱交換率を上げることができる。また、このバッフルプレートBPを取り付けたことにより、天板1及び底板2の強度を増大させ、また高粘度流体流路13内の圧力が増大した時、上板3及び下板4の膨張・変形を抑えることができる。
図10は、図1に示される熱交換器Aを多段(例えば3段)状に配設し、各段の熱交換器Aの高粘度流体流路13どうしを連通連結してなる多段型熱交換器Bを示したもので、各段の熱交換器Aは、図1〜図9によって説明した構造と全く同一構造のものである。
各段の熱交換器Aの高粘度流体流路13どうしを連通連結するには、例えば図10に示す3段型熱交換器Bの1段目(最下段)の熱交換器Aの高粘度流体流路13と、2段目の熱交換器Aの高粘度流体流路13とを連通連結する時は、1段目熱交換器Aの上板3の開口部20から上方へ突出したボス21と、2段目熱交換器Aの下板4の開口部20から下方へ突出したボス21との間に連結管53を配置すると共に、この連結管53の上下両端部に夫々グランドパッキン48を介して締付ナット46,46を回転自在に取り付け、下方側の締付ナット46を1段目熱交換器A側のボス21の先端部に螺合して締結し、また上方側の締付ナット46を2段目熱交換器A側のボス21の先端部に螺合して締結すればよい。2段目の熱交換器Aの高粘度流体流路13と、3段目(最上段)熱交換器Aの高粘度流体流路13とを連通連結する時も上記同様にすればよい。
この場合、各熱交換器Aの下周枠6には複数箇所に脚柱33が下向きに垂直に突設してあるから、2段目熱交換器Aでは各脚柱33の下端部の係合用軸部34を、1段目熱交換器Aの上周枠5に設けられた対応する係合孔部35に係合させ、また3段目熱交換器Aの各脚柱33の下端部の係合用軸部34を、2段目熱交換器Aの上周枠5の対応する係合孔部35に係合させる。こうすることによって、複数の熱交換器Aを迅速にして且つ容易に多段状に設置することができる。
上記のように各段の熱交換器Aの高粘度流体流路13どうし連通連結することにより、高粘度食品である被加熱又は被冷却流体は、最上段熱交換器Aの上板3側から上向きに突出したノズル47に供給すれば、この最上段熱交換器Aの高粘度流体流路13を通って、同熱交換器Aの下板4側から下向きに突出するボス21より連結管53を介して中段の熱交換器Aの上向きに突出するボス21を通って、中段の熱交換器Aの高粘度流体流路13に流入し、以降同様な流通経路を経て、最下段の熱交換器Aの下板4側から下向きに突出するノズル47より排出されるから、高粘度食品である被加熱又は被冷却流体を連続的に有効に加熱処理又は冷却処理することができる。
また、熱交換器Aを上記のような多段状の配設構造とすることにより、多数の熱交換器Aを組み合わせて設置する場合に、省スペースでの設置が可能となる。
尚、高粘度食品である被加熱又は被冷却流体を加熱又は冷却するための温水や冷水等の加熱又は冷却媒体は、各段の熱交換器Aにおける上ジャケット部11及び下ジャケット部12に対し、夫々の一方の給排管16から供給されて他方の給排管16より排出される。従って、図示は省略するが、各熱交換器Aにおける上ジャケット部11及び下ジャケット部12の夫々一方側の給排管16,18は加熱又は冷却媒体供給管に接続され、夫々他方側の給排管16,18は加熱又は冷却媒体排出管に接続されるようになっている。
本発明に係る熱交換器Aの縦断面図である。 熱交換器Aの平面図である。 (a) は熱交換器Aを一部分解した状態での断面図であり、(b) は(a) の矢印Y方向から見た一部拡大平面図、(c) は(a) の矢印Z方向から見た一部拡大平面図である。 熱交換器Aを一部分解した状態での断面図である。 (a) は図1の矢印Xで示す部分の拡大図、(b) は(a) の分解図である。 底板2を固着した下周枠6の平面図である。 図5の(a) と同様な熱交換器Aの一部拡大断面図である。 (a) は上ガイドプレート29の取付状態を示す断面図、(b) は(a) の正面側から見た図面である。 (a) は下ガイドプレート30の取付状態を示す断面図、(b) は(a) の正面側から見た図面である。 多段型熱交換器Bの縦断面図である。
符号の説明
1 天板
2 底板
3 上板
4 下板
5 上周枠
6 下周枠
7,8 ガスケット
9 複合ガスケット
10 クランプ手段
11 上ジャケット部
12 下ジャケット部
13 高粘度流体流路
BP バッフルプレート
29 上ガイドプレート
30 下ガイドプレート

Claims (8)

  1. 天板を固着した上周枠と、上周枠の下側にガスケットを介して配置される上板と、底板を固着した下周枠と、下周枠の上側にガスケットを介して配置される下板と、上板と下板との間の周辺部に沿って配置されるリング状の複合ガスケットと、上周枠と下周枠とを締結する複数のクランプ手段とからなり、リング状の複合ガスケットは、金属製の外周側ガスケット部と、これの内周部に一体的に取り付けられたゴム状弾性体よりなる内周側ガスケット部とからなるもので、上周枠と下周枠とをクランプ手段で締結することによって、上周枠と天板と上板との間、及び下周枠と底板と下板との間に夫々加熱又は冷却媒体を流通させる上ジャケット部及び下ジャケット部を形成すると共に、上板と下板と複合ガスケットとの間に高粘度の被加熱又は被冷却流体を流通させる高粘度流体流路を形成するようにしたことを特徴とする熱交換器。
  2. 天板の下面及び底板の上面には、上下各ジャケット部の一端部側から他端部側に至る蛇行流路を形成するためのバッフルプレートを取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  3. 上板、下板、上周枠及び下周枠は夫々平面視楕円形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
  4. 下周枠の上端面には複数箇所に、上下周枠と上下板と複合ガスケットとを位置決めするための位置決めピンを上向き垂直に突設し、各位置決めピンは、下板と複合ガスケットの外周側ガスケット部と上板とに夫々設けた貫通孔を貫通して、上周枠の下端面に設けたピン嵌合孔に嵌合するようになっていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の熱交換器。
  5. 上板の外周面には複数箇所に上周枠の外周面で支持される上ガイドプレートを取り付け、各上ガイドプレートから上周枠の外周面に対し固定用ネジを螺入するようにすると共に、下板の外周面には複数箇所に下周枠の外周面で支持される下ガイドプレートを取り付け、各下ガイドプレートから下周枠の外周面に対し固定用ネジを螺入するようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の熱交換器。
  6. 下周枠の下端面には複数箇所に脚柱を下向き垂直に突設してなることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の熱交換器。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載の熱交換器を多段状に配設し、各段の熱交換器の高粘度流体流路どうしを連通連結してなることを特徴とする熱交換器。
  8. 各脚柱の下端部に係合用軸部を形成すると共に、上周枠の上端面には下周枠の脚柱と上下に対応する位置に脚柱下端部の係合用軸部が係合する係合孔部を設けてなることを特徴とする請求項7に記載の熱交換器。
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