JP2004293895A - プレート式熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】異種金属接触腐食が生じること無く、また溶接設備が不要でかつ任意の能力を即座に調整できる等のプレート式熱交換器を得る。
【解決手段】この発明に係るプレート式熱交換器は、金属板8およびこの金属板8を囲った樹脂製の樹脂枠体7を有するエレメント2A、2Bと、積層された複数個のエレメント2A、2Bを一体化した通しボルトおよびナットを備え、エレメント2A、2Bの積層方向において、内部に金属板8を境にして水道水および加熱水の2系統の流体経路が交互に形成されている。
【選択図】 図2
【解決手段】この発明に係るプレート式熱交換器は、金属板8およびこの金属板8を囲った樹脂製の樹脂枠体7を有するエレメント2A、2Bと、積層された複数個のエレメント2A、2Bを一体化した通しボルトおよびナットを備え、エレメント2A、2Bの積層方向において、内部に金属板8を境にして水道水および加熱水の2系統の流体経路が交互に形成されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が形成されたプレート式熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプレート式熱交換器として、SPCC製の2枚の皿状をしたプレートを重ね合わせ、その周縁部同士を半田溶接すると共に、隣接する連通孔の周縁部同士を溶接して各エレメントを形成し、ついで、各エレメントを順に重ね合わせて、各エレメントの周縁部同士を順に溶接したものが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−99582号公報(図1〜図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレート型熱交換器では、溶接不良による漏れの危険性や、溶接材による腐食電位による腐食孔による耐久性に問題点があった。
また、高コストの溶接設備を必要とし、溶接による組立作業にも多くの時間を要してしまい、製造コストが嵩むという問題点もあった。
また、溶接後にはプレートの枚数の調整が不可能であるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、異種金属接触腐食が生じること無く、また溶接設備が不要でかつ任意の能力を即座に調整できる等のプレート式熱交換器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプレート式熱交換器は、金属板およびこの金属板を囲った樹脂製の樹脂枠体を有するエレメントと、積層された複数個の前記エレメントを一体化した一体化手段とを備え、前記エレメントの積層方向において、内部に前記金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が交互に形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施の形態について説明するが、同一、相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の形態1によるプレート式熱交換器の斜視図、図2は図1のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
このプレート式熱交換器1は、給湯器に組み込まれた熱交換器であって、良熱伝導性の例えば銅からなる金属板8およびこの金属板8を囲ったPPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂製の樹脂枠体7から構成された第1および第2のエレメント2A、2Bと、積層された複数個の第1および第2のエレメント2A、2Bの両側にそれぞれ設けられたPPS樹脂製樹脂板10と、第1および第2のエレメント2A、2Bおよび樹脂板10を結合して一体化した一体化手段とを備え、金属板8を境にして加熱流体である加熱水および被加熱流体である水道水の2系統の流体経路がエレメント2A、2Bの積層方向に交互に形成されている。樹脂枠体7内には流路を形成する複数の区分板7aが形成されている。
【0008】
内部に加熱水が流れる第1のエレメント2Aと、内部に水道水が流れる第2のエレメント2Bとは交互に樹脂枠体7の周縁部に沿って延びたOリング9を介して積層されている。一対の第1のエレメント2A同士および一対の第2のエレメント2B同士はU字形状の接続管3を介して接続されている。
一方の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の入口部4が形成されている。この対角線上の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の出口部5が形成されている。この出口部5には接続管3の一端部が接続されている。他方の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の出口部5が形成されている。この対角線上の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の入口部4が形成されている。この入口部4には接続管3の他端部が接続されている。
【0009】
一方の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の入口部4が形成されている。この対角線上の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の出口部5が形成されている。この出口部5には接続管3の一端部が接続されている。他方の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の出口部5が形成されている。この対角線上の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の入口部4が形成されている。この入口部4には接続管3の他端部が接続されている。
前記入口部4および前記出口部5には、図1および図2において上下方向に突出し配管(図示せず)と接続されるつなぎ部30が形成されている。接続管3の両端部はつなぎ部30に嵌着されている。
【0010】
上記一体化手段は、樹脂枠体7および樹脂板10の四隅に形成された貫通孔を貫通した通しボルト6およびナットから構成されている。
【0011】
上記構成のプレート式熱交換器では、図2において実線矢印で示すように例えば90℃の加熱水は一方の第1のエレメント2Aの入口部4から入り、内部で蛇行して接続管3から流出し、引き続き他方の第1のエレメント2Aに入り、その内部で蛇行して出口部5から約70℃の温度で流出する。
これに対して、図2において点線矢印で示すように例えば20℃の水道水は一方の第2のエレメント2Bの入口部4から入り、内部で蛇行して接続管3から流出し、引き続き他方の第2のエレメント2Bに入り、その内部で蛇行して出口部5から約40℃の温度で流出する。
【0012】
上記構成のプレート式熱交換器によれば、積層された複数個の第1および第2のエレメント2A、2B同士は、通しボルト6およびナットにより一体化されており、従来必要とした溶接作業が不要となり、組立作業性が向上する。
また、樹脂枠体7はPPS樹脂で構成されているので、異種金属接触腐食が生じることもなく、信頼性が向上する。
また、水道水、加熱水の温度設定を変えたいときに、通しボルト6およびナットを取り外した後、エレメント2A、2Bの枚数を増減し、再度通しボルト6およびナットにより複数のエレメント2A、2Bを結合するようにすればよい。
【0013】
なお、上記実施の形態では、樹脂枠体7内に区分板7aを設けて蛇行した流路を形成したが、区分板7aを削除してもよい。この場合、エレメント2A、2B内の加熱水、水道水の流速が低減するために、金属板8を境とした熱抵抗が大きくなり、熱交換効率が低下するものの、エレメント2A、2Bの数を増大させることで、所望の温度に上昇した水道水を得ることができる。
【0014】
実施の形態2.
図3(a)、(b)はこの発明を実施の形態2のプレート式熱交換器を示すものである。
この実施の形態では、樹脂枠体7の両側面に先端に鈎13aを有する係止部であるバー13が一体に形成されている。第2のエレメント2Bの両側面には鈎13aに係止する被係止部である穴14が形成されている。この実施の形態では、バー13および穴14により一体化手段を構成している。
このプレート式熱交換機によれば、第1のエレメント2Aを第2のエレメント2Bに押圧することで、図3(b)に示すように、バー13は弾性変形して鈎13aが穴14に係止し、エレメント2A、2B同士は、簡単な構成で、容易に一体化される。
なお、一体化手段は、樹脂枠体7の天面、底面に設けてもよいし、樹脂枠体7の全周に間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。また、樹脂枠体7の内周面に間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。
【0015】
実施の形態3.
図4(a)、(b)はこの発明の実施の形態3のプレート式熱交換器を示すものである。
この実施の形態では、対面した一対の樹脂枠体7同士は超音波等により溶着され、一体化されている。
このプレート式熱交換機では、図4(a)に示された樹脂枠体7同士を溶着することで図4(b)に示した一体化手段である溶着部15が形成され、この溶着部15によりエレメント2A、2B同士は接合される。
このプレート式熱交換器によれば、加熱水、水道水の漏れ防止のために必要としたOリング9が不要となり、部材点数が低減され、プレート式熱交換機の製造コストが低減される。
また、実施の形態1、2では、エレメント2A、2Bを一体化するために、樹脂枠体7を加工する必要性があったが、この実施の形態のものでは、そのような加工が不要である。
【0016】
実施の形態4.
図5はこの発明の形態4によるプレート式熱交換器の斜視図、図6(a)は図5のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
この実施の形態では、エレメント2は、金属板8と、この金属板8の全周を囲った樹脂枠体7と、樹脂枠体7の周縁部に設けられたOリング8と、樹脂枠体7の内部に形成され流路を形成する区分板7aとを備えている。
このプレート式熱交換機の各エレメント2においては、図6(b)に示すように、インサートモールド成形により内部に金属板8を境にして加熱水が流れる流路と水道水が流れる流路が併存している点が実施の形態1と異なり、実施の形態1と比較して、樹脂枠体7の数を削減することができるとともに、エレメント2の積層方向の寸法が小さくすることができる。なお、図6において、実線矢印は加熱水の流れを示し、点線矢印は水道水の流れを示す。
【0017】
なお、図7(a)、図7(b)に示すように、金属板8の周縁部に、樹脂枠体7に作用する熱応力を低減させる熱応力低減手段であるリブ17を形成するようにしてもよい。このリブ17は金属板8の全周縁部にプレス加工により突出して形成されているとともに撓み変形可能である。
この例では、プレス成形で形成された断面円弧状のリブ17を有することで、エレメント2内に加熱水および水道水を通過させたときに、PPS製の樹脂で成形された樹脂枠体7と銅で形成された金属板8との線膨張係数の違いにより、樹脂枠体7には金属板8からの熱応力を受けるが、リブ17が撓み変形するので、周辺の樹脂枠体7に作用する応力は低減される。
なお、熱応力低減手段の形状としては、断面コの字形状や蛇腹形状であってもよい。
【0018】
また、図8(a)、図8(b)に示すように、金属板8の全周縁部に樹脂枠体7に埋設された熱応力低減手段である弾性体18を設けるようにすることで、図7(a)、図7(b)に示したリブ17と同様の効果を得ることができる。
【0019】
また、インサートモールド成形によりエレメント2を形成するときに、図9(a)、(b)、(c)に示すように、入口部4および出口部5から突出したつなぎ部30も同時に形成するようにしてもよい。
【0020】
実施の形態5.
図10(a)、(b)はこの発明の形態5のプレート式熱交換器を示す図である。
この実施の形態では、各樹脂枠体7に形成された入口部4に、隣接した樹脂枠体7側または樹脂板10側に突出したつなぎ部31が接続されている。このつなぎ部31は、周囲にOリング19が設けられているとともに、隣接した樹脂枠体7に形成された凹部32に嵌着されるようになっている。
図示されていないが、同様に、各樹脂枠体7に形成された出口部5に、隣接した樹脂枠体7側または樹脂板10側に突出したつなぎ部31が接続されている。このつなぎ部31は、周囲にOリング19が設けられているとともに、隣接した樹脂枠体7に形成された凹部32に嵌着されるようになっている。
なお、このプレート式熱交換器の場合には、樹脂枠体7の水道水の入口部4の対角線上に水道水の出口部5が形成されており、樹脂枠体7の加熱水の入口部4の対角線上に加熱水の出口部5が形成されている。
【0021】
このプレート式熱交換器では、インサートモールド成形により、樹脂枠体7および金属板8が一体化されたエレメント2を金属板8を介して積層した際に、つなぎ部31は隣接した樹脂枠体7の凹部32に嵌合し、各エレメント2は一体化される。そして、水道水は図10(b)の矢印Aの方向に各エレメント2内で並流し、またこの水道水と逆方向の矢印Bの方向に加熱水が並流することで、水道水と加熱水とは熱交換される。
このプレート式熱交換器によれば、エレメント2を金属板8を介して積層するだけで、隣接したエレメント2間をつなぐ加熱水、水道水の流体通路が形成され、組立が簡単であるとともに、実施の形態1〜4のプレート式熱交換器に必要とした接続管3が不要となり、製造コストが低減される。
【0022】
なお、上記各実施の形態では、金属板8の表面が円滑平面であったが、金属板の表面をプレス加工またはショットブラスト、エッチングにより凹凸形状にするようにしてもよい。
この金属板を用いた場合には、金属板を境にした熱抵抗が小さくなり、熱交換効率が向上する。また、インサート成形により、樹脂枠体と金属板とが一体化されたときには、金属板の凹凸面に樹脂枠体が入り込み、樹脂枠体と金属板との密着性が向上する。
また、金属板の材料としては、銅以外に例えばステンレス鋼であってもよい。また、樹脂枠体7、7A、7Bの材料として、PPS樹脂材料以外に、例えばポリ四フッ化エチレン樹脂、シリコーン樹脂であってもよい。
また加熱流体として加熱水、被加熱流体として水道水を用いたが、勿論このものに限定されるものではなく、他の液体であってもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のプレート式熱交換器によれば、金属板およびこの金属板を囲った樹脂製の樹脂枠体を有するエレメントと、積層された複数個の前記エレメントを一体化した一体化手段とを備え、前記エレメントの積層方向において、内部に前記金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が交互に形成されているので、異種金属接触腐食が生じることは無い。
また、一体化手段により、隣接したエレメント同士は簡単に一体化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のプレート式熱交換器の斜視図である。
【図2】図1のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
【図3】図3(a)は実施の形態2のプレート式熱交換器の要部斜視図、図3(b)は図3(a)の樹脂枠体のバーが穴に係止される様子を示す図である。
【図4】図4(a)は実施の形態3のプレート式熱交換器のエレメント同士が溶着される前の斜視図、図4(b)はエレメント同士が溶着された状態の斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態4のプレート式熱交換器の斜視図である。
【図6】図6(a)は図5のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図、図6(b)は図6(a)のエレメントの半断面斜視図である。
【図7】図7(a)は金属板の変形例を示す斜視図、図7(b)は図7(a)の要部断面図である。
【図8】図8(a)は金属板の他の変形例を示す斜視図、図8(b)は図8(a)の要部断面図である。
【図9】図9(a)は実施の形態4のプレート式熱交換器の要部斜視図、図9(b)は図9(a)の一方のつなぎ部を含む断面図、図9(c)は図9(a)の他方のつなぎ部を含む断面図である。
【図10】図10(a)は実施の形態5のプレート式熱交換器の各エレメントが積層される前の断面図、図10(b)は積層された状態での断面図である。
【符号の説明】
1 プレート式熱交換器、2A 第1のエレメント、2B 第2のエレメント、2 エレメント、3 接続管、4 入口部、5 出口部、6 通しボルト、7樹脂枠体、8 金属板、13 バー、13a 鈎(係止部)14 穴(被係止部)、15 溶着部17 リブ(熱応力低減手段)、18 弾性体(熱応力低減手段)、30,31 つなぎ部、32 凹部。
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が形成されたプレート式熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のプレート式熱交換器として、SPCC製の2枚の皿状をしたプレートを重ね合わせ、その周縁部同士を半田溶接すると共に、隣接する連通孔の周縁部同士を溶接して各エレメントを形成し、ついで、各エレメントを順に重ね合わせて、各エレメントの周縁部同士を順に溶接したものが知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−99582号公報(図1〜図4)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレート型熱交換器では、溶接不良による漏れの危険性や、溶接材による腐食電位による腐食孔による耐久性に問題点があった。
また、高コストの溶接設備を必要とし、溶接による組立作業にも多くの時間を要してしまい、製造コストが嵩むという問題点もあった。
また、溶接後にはプレートの枚数の調整が不可能であるという問題点もあった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、異種金属接触腐食が生じること無く、また溶接設備が不要でかつ任意の能力を即座に調整できる等のプレート式熱交換器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るプレート式熱交換器は、金属板およびこの金属板を囲った樹脂製の樹脂枠体を有するエレメントと、積層された複数個の前記エレメントを一体化した一体化手段とを備え、前記エレメントの積層方向において、内部に前記金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が交互に形成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の各実施の形態について説明するが、同一、相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の形態1によるプレート式熱交換器の斜視図、図2は図1のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
このプレート式熱交換器1は、給湯器に組み込まれた熱交換器であって、良熱伝導性の例えば銅からなる金属板8およびこの金属板8を囲ったPPS(ポリフェニレンスルフィド)樹脂製の樹脂枠体7から構成された第1および第2のエレメント2A、2Bと、積層された複数個の第1および第2のエレメント2A、2Bの両側にそれぞれ設けられたPPS樹脂製樹脂板10と、第1および第2のエレメント2A、2Bおよび樹脂板10を結合して一体化した一体化手段とを備え、金属板8を境にして加熱流体である加熱水および被加熱流体である水道水の2系統の流体経路がエレメント2A、2Bの積層方向に交互に形成されている。樹脂枠体7内には流路を形成する複数の区分板7aが形成されている。
【0008】
内部に加熱水が流れる第1のエレメント2Aと、内部に水道水が流れる第2のエレメント2Bとは交互に樹脂枠体7の周縁部に沿って延びたOリング9を介して積層されている。一対の第1のエレメント2A同士および一対の第2のエレメント2B同士はU字形状の接続管3を介して接続されている。
一方の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の入口部4が形成されている。この対角線上の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の出口部5が形成されている。この出口部5には接続管3の一端部が接続されている。他方の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の出口部5が形成されている。この対角線上の第1のエレメント2Aの隅部には加熱水の入口部4が形成されている。この入口部4には接続管3の他端部が接続されている。
【0009】
一方の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の入口部4が形成されている。この対角線上の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の出口部5が形成されている。この出口部5には接続管3の一端部が接続されている。他方の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の出口部5が形成されている。この対角線上の第2のエレメント2Bの隅部には水道水の入口部4が形成されている。この入口部4には接続管3の他端部が接続されている。
前記入口部4および前記出口部5には、図1および図2において上下方向に突出し配管(図示せず)と接続されるつなぎ部30が形成されている。接続管3の両端部はつなぎ部30に嵌着されている。
【0010】
上記一体化手段は、樹脂枠体7および樹脂板10の四隅に形成された貫通孔を貫通した通しボルト6およびナットから構成されている。
【0011】
上記構成のプレート式熱交換器では、図2において実線矢印で示すように例えば90℃の加熱水は一方の第1のエレメント2Aの入口部4から入り、内部で蛇行して接続管3から流出し、引き続き他方の第1のエレメント2Aに入り、その内部で蛇行して出口部5から約70℃の温度で流出する。
これに対して、図2において点線矢印で示すように例えば20℃の水道水は一方の第2のエレメント2Bの入口部4から入り、内部で蛇行して接続管3から流出し、引き続き他方の第2のエレメント2Bに入り、その内部で蛇行して出口部5から約40℃の温度で流出する。
【0012】
上記構成のプレート式熱交換器によれば、積層された複数個の第1および第2のエレメント2A、2B同士は、通しボルト6およびナットにより一体化されており、従来必要とした溶接作業が不要となり、組立作業性が向上する。
また、樹脂枠体7はPPS樹脂で構成されているので、異種金属接触腐食が生じることもなく、信頼性が向上する。
また、水道水、加熱水の温度設定を変えたいときに、通しボルト6およびナットを取り外した後、エレメント2A、2Bの枚数を増減し、再度通しボルト6およびナットにより複数のエレメント2A、2Bを結合するようにすればよい。
【0013】
なお、上記実施の形態では、樹脂枠体7内に区分板7aを設けて蛇行した流路を形成したが、区分板7aを削除してもよい。この場合、エレメント2A、2B内の加熱水、水道水の流速が低減するために、金属板8を境とした熱抵抗が大きくなり、熱交換効率が低下するものの、エレメント2A、2Bの数を増大させることで、所望の温度に上昇した水道水を得ることができる。
【0014】
実施の形態2.
図3(a)、(b)はこの発明を実施の形態2のプレート式熱交換器を示すものである。
この実施の形態では、樹脂枠体7の両側面に先端に鈎13aを有する係止部であるバー13が一体に形成されている。第2のエレメント2Bの両側面には鈎13aに係止する被係止部である穴14が形成されている。この実施の形態では、バー13および穴14により一体化手段を構成している。
このプレート式熱交換機によれば、第1のエレメント2Aを第2のエレメント2Bに押圧することで、図3(b)に示すように、バー13は弾性変形して鈎13aが穴14に係止し、エレメント2A、2B同士は、簡単な構成で、容易に一体化される。
なお、一体化手段は、樹脂枠体7の天面、底面に設けてもよいし、樹脂枠体7の全周に間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。また、樹脂枠体7の内周面に間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。
【0015】
実施の形態3.
図4(a)、(b)はこの発明の実施の形態3のプレート式熱交換器を示すものである。
この実施の形態では、対面した一対の樹脂枠体7同士は超音波等により溶着され、一体化されている。
このプレート式熱交換機では、図4(a)に示された樹脂枠体7同士を溶着することで図4(b)に示した一体化手段である溶着部15が形成され、この溶着部15によりエレメント2A、2B同士は接合される。
このプレート式熱交換器によれば、加熱水、水道水の漏れ防止のために必要としたOリング9が不要となり、部材点数が低減され、プレート式熱交換機の製造コストが低減される。
また、実施の形態1、2では、エレメント2A、2Bを一体化するために、樹脂枠体7を加工する必要性があったが、この実施の形態のものでは、そのような加工が不要である。
【0016】
実施の形態4.
図5はこの発明の形態4によるプレート式熱交換器の斜視図、図6(a)は図5のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
この実施の形態では、エレメント2は、金属板8と、この金属板8の全周を囲った樹脂枠体7と、樹脂枠体7の周縁部に設けられたOリング8と、樹脂枠体7の内部に形成され流路を形成する区分板7aとを備えている。
このプレート式熱交換機の各エレメント2においては、図6(b)に示すように、インサートモールド成形により内部に金属板8を境にして加熱水が流れる流路と水道水が流れる流路が併存している点が実施の形態1と異なり、実施の形態1と比較して、樹脂枠体7の数を削減することができるとともに、エレメント2の積層方向の寸法が小さくすることができる。なお、図6において、実線矢印は加熱水の流れを示し、点線矢印は水道水の流れを示す。
【0017】
なお、図7(a)、図7(b)に示すように、金属板8の周縁部に、樹脂枠体7に作用する熱応力を低減させる熱応力低減手段であるリブ17を形成するようにしてもよい。このリブ17は金属板8の全周縁部にプレス加工により突出して形成されているとともに撓み変形可能である。
この例では、プレス成形で形成された断面円弧状のリブ17を有することで、エレメント2内に加熱水および水道水を通過させたときに、PPS製の樹脂で成形された樹脂枠体7と銅で形成された金属板8との線膨張係数の違いにより、樹脂枠体7には金属板8からの熱応力を受けるが、リブ17が撓み変形するので、周辺の樹脂枠体7に作用する応力は低減される。
なお、熱応力低減手段の形状としては、断面コの字形状や蛇腹形状であってもよい。
【0018】
また、図8(a)、図8(b)に示すように、金属板8の全周縁部に樹脂枠体7に埋設された熱応力低減手段である弾性体18を設けるようにすることで、図7(a)、図7(b)に示したリブ17と同様の効果を得ることができる。
【0019】
また、インサートモールド成形によりエレメント2を形成するときに、図9(a)、(b)、(c)に示すように、入口部4および出口部5から突出したつなぎ部30も同時に形成するようにしてもよい。
【0020】
実施の形態5.
図10(a)、(b)はこの発明の形態5のプレート式熱交換器を示す図である。
この実施の形態では、各樹脂枠体7に形成された入口部4に、隣接した樹脂枠体7側または樹脂板10側に突出したつなぎ部31が接続されている。このつなぎ部31は、周囲にOリング19が設けられているとともに、隣接した樹脂枠体7に形成された凹部32に嵌着されるようになっている。
図示されていないが、同様に、各樹脂枠体7に形成された出口部5に、隣接した樹脂枠体7側または樹脂板10側に突出したつなぎ部31が接続されている。このつなぎ部31は、周囲にOリング19が設けられているとともに、隣接した樹脂枠体7に形成された凹部32に嵌着されるようになっている。
なお、このプレート式熱交換器の場合には、樹脂枠体7の水道水の入口部4の対角線上に水道水の出口部5が形成されており、樹脂枠体7の加熱水の入口部4の対角線上に加熱水の出口部5が形成されている。
【0021】
このプレート式熱交換器では、インサートモールド成形により、樹脂枠体7および金属板8が一体化されたエレメント2を金属板8を介して積層した際に、つなぎ部31は隣接した樹脂枠体7の凹部32に嵌合し、各エレメント2は一体化される。そして、水道水は図10(b)の矢印Aの方向に各エレメント2内で並流し、またこの水道水と逆方向の矢印Bの方向に加熱水が並流することで、水道水と加熱水とは熱交換される。
このプレート式熱交換器によれば、エレメント2を金属板8を介して積層するだけで、隣接したエレメント2間をつなぐ加熱水、水道水の流体通路が形成され、組立が簡単であるとともに、実施の形態1〜4のプレート式熱交換器に必要とした接続管3が不要となり、製造コストが低減される。
【0022】
なお、上記各実施の形態では、金属板8の表面が円滑平面であったが、金属板の表面をプレス加工またはショットブラスト、エッチングにより凹凸形状にするようにしてもよい。
この金属板を用いた場合には、金属板を境にした熱抵抗が小さくなり、熱交換効率が向上する。また、インサート成形により、樹脂枠体と金属板とが一体化されたときには、金属板の凹凸面に樹脂枠体が入り込み、樹脂枠体と金属板との密着性が向上する。
また、金属板の材料としては、銅以外に例えばステンレス鋼であってもよい。また、樹脂枠体7、7A、7Bの材料として、PPS樹脂材料以外に、例えばポリ四フッ化エチレン樹脂、シリコーン樹脂であってもよい。
また加熱流体として加熱水、被加熱流体として水道水を用いたが、勿論このものに限定されるものではなく、他の液体であってもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明のプレート式熱交換器によれば、金属板およびこの金属板を囲った樹脂製の樹脂枠体を有するエレメントと、積層された複数個の前記エレメントを一体化した一体化手段とを備え、前記エレメントの積層方向において、内部に前記金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が交互に形成されているので、異種金属接触腐食が生じることは無い。
また、一体化手段により、隣接したエレメント同士は簡単に一体化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のプレート式熱交換器の斜視図である。
【図2】図1のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図である。
【図3】図3(a)は実施の形態2のプレート式熱交換器の要部斜視図、図3(b)は図3(a)の樹脂枠体のバーが穴に係止される様子を示す図である。
【図4】図4(a)は実施の形態3のプレート式熱交換器のエレメント同士が溶着される前の斜視図、図4(b)はエレメント同士が溶着された状態の斜視図である。
【図5】この発明の実施の形態4のプレート式熱交換器の斜視図である。
【図6】図6(a)は図5のプレート式熱交換器の主要部材の分解斜視図、図6(b)は図6(a)のエレメントの半断面斜視図である。
【図7】図7(a)は金属板の変形例を示す斜視図、図7(b)は図7(a)の要部断面図である。
【図8】図8(a)は金属板の他の変形例を示す斜視図、図8(b)は図8(a)の要部断面図である。
【図9】図9(a)は実施の形態4のプレート式熱交換器の要部斜視図、図9(b)は図9(a)の一方のつなぎ部を含む断面図、図9(c)は図9(a)の他方のつなぎ部を含む断面図である。
【図10】図10(a)は実施の形態5のプレート式熱交換器の各エレメントが積層される前の断面図、図10(b)は積層された状態での断面図である。
【符号の説明】
1 プレート式熱交換器、2A 第1のエレメント、2B 第2のエレメント、2 エレメント、3 接続管、4 入口部、5 出口部、6 通しボルト、7樹脂枠体、8 金属板、13 バー、13a 鈎(係止部)14 穴(被係止部)、15 溶着部17 リブ(熱応力低減手段)、18 弾性体(熱応力低減手段)、30,31 つなぎ部、32 凹部。
Claims (10)
- 金属板およびこの金属板を囲った樹脂製の樹脂枠体を有するエレメントと、
積層された複数個の前記エレメントを一体化した一体化手段とを備え、
前記エレメントの積層方向において、内部に前記金属板を境にして加熱流体および被加熱流体の2系統の流体経路が交互に形成されているプレート式熱交換器。 - 前記一体化手段は、一方の前記エレメントの前記樹脂枠体に形成された係止部と、この係止部を有する前記樹脂枠体に隣接した他方のエレメントの樹脂枠体に形成され前記係止部に係止される被係止部とから構成され、隣接した前記エレメント同士は、押圧されることで一体化されるようになっている請求項1に記載のプレート式熱交換器。
- 前記一体化手段は、対面した一対の前記エレメントの前記樹脂枠体同士を溶着した溶着部である請求項1に記載のプレート式熱交換器。
- 前記エレメントは、前記金属板および前記樹脂枠体がインサートモールド成形で一体化されている請求項1ないし請求項3の何れかに記載のプレート式熱交換器。
- 前記金属板の周縁部には、前記樹脂枠体に作用する熱応力を低減させる熱応力低減手段が設けられている請求項1ないし請求項4の何れかに記載のプレート式熱交換器。
- 前記熱応力低減手段は、前記金属板の全周縁部に突出して形成され撓み変形可能なリブである請求項5に記載のプレート式熱交換器。
- 前記熱応力低減手段は、前記金属板の全周縁部で前記樹脂枠体に埋設された弾性体である請求項5に記載のプレート式熱交換器。
- 各前記エレメントは、前記2系統の前記流体経路を有する請求項1ないし請求項7の何れかに記載のプレート式熱交換器。
- 前記樹脂枠体には、前記加熱流体および前記被加熱流体のそれぞれの入口部および出口部に、それぞれ隣接した樹脂枠体側に突出したつなぎ部が形成され、各前記エレメントが積層された際に、前記つなぎ部は隣接した前記樹脂枠体の凹部に嵌合し、各前記エレメント同士は一体化されるようになっている請求項1ないし請求項8の何れかに記載のプレート式熱交換器。
- 前記金属板は、前記加熱流体および前記被加熱流体が接触する面が凹凸形状である請求項1ないし請求項9の何れかに記載のプレート式熱交換器。
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