JP4724279B2 - 回転ダンパの軸支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばドアや扉等の開閉体の開閉に際してこれに制動力を与える回転ダンパの軸支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2000−179536号公報には、図20及び図21に示すような、回転ダンパ及びその軸支持装置が記載されている。なお、図20は回転ダンパ及び軸支持装置の断面図、図21は図20のH−H断面図である。
回転ダンパの筒部11Bの軸挿通孔113Bから突出する軸体12Bの一端121B側は、軸支持装置の筒部21Bの軸受孔22Bに係合する。軸体12Bの一端121B側は断面が略正方形に形成され、かつ、筒部21Bの軸受孔22Bは断面が略長方形に形成されているので、軸体12Bの一端121B側は軸受孔22B内において、X−X方向に遊動可能である。
軸支持装置に設けられた取付板20Bには、当該取付板20Bを開閉体又はその支持体に取付けるためのネジ(不図示)が、Y−Y方向に遊動可能なように縦長のネジ挿通孔23Bが形成されている。
【0003】
複数のヒンジを回転ダンパと共に開閉体と支持体の連結部に取付けた際に、回転ダンパの軸心が図21に示すX−X方向及び/又はY−Y方向においてズレる場合がある。このような場合にこの従来の軸支持装置を用いると、ズレた状態で開閉体を開閉動作させても、回転ダンパの軸体12Bの一端121B側が軸受孔22B内をX−X方向に移動することによってX−X方向のズレが解消し、ネジ挿通孔23B内をネジがY−Y方向に移動することによってY−Y方向のズレが解消するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記軸支持装置では、ネジ挿通孔23B内の取付ネジを強く締め過ぎると該ネジがネジ挿通孔23B内を移動し難くなってY−Y方向における調心機能が低下し、その結果、回転ダンパの軸体12Bに捩れ負荷等が作用してダンパ機能が低下する。一方、取付ネジの締め付けが弱過ぎると開閉体の支持体への取付が不十分となり、開閉体がガタツク等の不都合が生じる。
そこで、回転ダンパの機能に悪影響を与えず、かつ、開閉体が支持体にしっかりと取付可能な回転ダンパの軸支持装置が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る回転ダンパの軸支持装置は、請求項1において、筒状ケーシングと、該ケーシング内に収容される回転部材と、該回転部材を駆動する駆動軸と、前記筒状ケーシング内に充填された粘性流体と、前記回転部材の回転ストローク中において所定のトルクを発生させるトルク発生手段とを有する回転ダンパの駆動軸を支持する装置であって、
前記駆動軸が挿入される第1の孔を有し、前記ケーシングに対して前記駆動軸を中心として相対回転するインナー部材と、
前記インナー部材が収容された第2の孔を有し、前記ケーシングに対して前記インナー部材とともに前記駆動軸を中心として相対回転するアウター部材とからなり、
前記インナー部材の第1の孔は、前記駆動軸が、該第1の孔内において、第1の径方向へ移動することを許容する空間を有し、
前記アウター部材の第2の孔は、前記インナー部材が、該第2の孔内において、前記第1の径方向と直交する第2の径方向へ移動することを許容する空間を有する構成とした。
【0006】
このような構成により、この軸支持装置を備えた回転ダンパを例えば開閉体と支持体の連結部に取付けた際に、回転ダンパの駆動軸が軸支持装置の軸受孔の軸心から第1の径方向にズレている場合には、駆動軸がインナー部材の第1の孔内において、第1の径方向へ移動することによりこのようなズレを自己調整でき、駆動軸が第1の径方向と直交する第2の径方向に軸受孔の軸心からズレている場合には、駆動軸が挿入されたインナー部材がアウター部材の第2の孔内において、第2の径方向へ移動することによりこのようなズレを自己調整できる。
特に、この構成にあっては、回転ダンパ駆動軸を中心として回転するインナー部材とアウター部材とがそれぞれ第1の径方向と第2の径方向に移動することにより、軸支持装置の内部において、回転ダンパ駆動軸のズレを吸収する自己調整機能を有するため、先に説明した従来例に見られるような、取付ネジを締め付け過ぎたり、緩すぎたりすることによって、ダンパー効果に影響を及ぼしたり、取付にガタが生じたりするという不具合を解消することができる。
【0007】
請求項2では、回転部材と一体に形成した駆動軸をケーシング外に突出する構成とした。これにより、回転部材と駆動軸とを一体形成できる。
【0008】
請求項3では回転部材と別体に構成した駆動軸をケーシング内に挿入する構成とし、請求項4ではアウター部材が回転部材を構成するようにした。これにより、本軸支持装置を回転ダンパ内に組込むことができる。
【0009】
請求項5では、前記インナー部材の第1の孔を画成する壁の内面に第1の径方向に沿って駆動軸をガイドする第1ガイド面を設け、この第1ガイド面に対応する外面に同ガイド面と直交する線に沿って外方に突出する突起を設けた。さらに、アウター部材の第2の孔を画成する壁の内面にインナー部材の突起を収容する凹部を設け、第2の径方向に沿ってインナー部材をガイドする第2ガイド面を該凹部に設けた。
駆動軸は、第1の孔内において、第1ガイド面に沿って第1の径方向へ円滑に移動することができる。また、駆動軸が挿入されたインナー部材は、第2の孔内において、第2ガイド面に沿って第2の径方向へ円滑に移動することができる。
【0010】
請求項6では、アウター部材の外形を略円筒状とし、インナー部材の第1ガイド面を有しない壁の内外面をアウター部材の外周面と同心の周面で形成し、アウター部材の第2の孔においてインナー部材の前記周面で形成された外面を収容する部分の壁面をアウター部材の外周面と同心の周面で形成するようにした。
これにより、インナー部材の第1ガイド面を有しない壁部分を一定厚さの円弧状とすることができ、さらに、インナー部材のこのような円弧状の壁を収容するアウター部材の壁部分についても一定厚さを有する円弧状とすることができる。このため、各部材に作用する応力を可及的に分散することができ、応力集中による部材の破損を少なくすることができる。
【0011】
請求項7では、開閉体の上下端近傍及びその中間部を支持体にヒンジで連結することにより、前記開閉体を前記支持体へ取付ける方法において、
少なくとも前記開閉体の中間部を、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の軸支持装置を備えた前記回転ダンパを有するヒンジによって前記支持体に取付けることとした。
開閉体に取付けられたヒンジ部材と支持体に取付けられたヒンジ部材の軸心を合わせ難い、開閉体の上下の中間部に回転ダンパを有するヒンジを取付ける場合でも、本発明に係る軸支持体によって回転ダンパの駆動軸のズレを吸収することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の一例について添付した図面に基づき説明する。図1〜図4は本発明に係る回転ダンパの軸支持装置の第1構成例を示し、図1は回転ダンパの駆動軸が挿入された軸支持装置の図2におけるA−A線に沿った断面図、図2は図1のB−B断面図、図3はインナー部材内で駆動軸がX−X方向に移動した状態を示す図、図4はアウター部材内でインナー部材がY−Y方向に移動した状態を示す図である。
【0013】
図1に示すように、本発明の第1構成例に係る回転ダンパの軸支持装置1は、インナー部材2とアウター部材4とからなる。
インナー部材2の両端2a、2bは開放されており、回転ダンパ10の駆動軸13が挿入される第1の孔3を内部に有する。回転ダンパ10はケーシング11から突出する駆動軸13を備える。第1の孔3は、駆動軸13の基端13aを支持する基端支持部3aと、先端を支持する先端支持部3bとからなる。なお、駆動軸13が短い場合には、インナー部材2の一端2bを閉塞端としてもよい。
アウター部材4は、底部をなす一方端4aが閉塞され他方端4bが開放されており、インナー部材2を収容する第2の孔5を内部に有する。アウター部材4の開放端4bにおいて、駆動軸13の基端の周囲はネジ付きキャップ7によって閉じられる。
インナー部材2の一端2aは上記ネジ付きキャップ7に当接し、他端2bはアウター部材4の段付部4cに当接しているので、インナー部材2はアウター部材4から抜け出ないようになっている。
【0014】
図2の断面図に示すように、インナー部材2の第1の孔3は、第1の径方向である長径方向X−Xに沿って駆動軸をガイドする第1ガイド面3c、3cを有する。第1の孔3内には、駆動軸13が第1の径方向X−Xに移動できるための空間6、6が設けられている。また、この第1ガイド面3cに対応するインナー部材外面には、第1ガイド面3cと直交する線に沿って外方に突出する突起2c、2cが設けられている。
【0015】
アウター部材4の第2の孔5の内面にインナー部材の突起2c、2cを収容する凹部5a、5aが設けられており、該凹部5a、5aには、駆動軸13の第2の径方向Y−Yに沿ってインナー部材2をガイドする第2ガイド面5bが設けられている。また、第2の孔5は第2の径方向Y−Yにおいて、インナー部材2が移動できるための空間8、8を有する。
【0016】
図3に示すように、駆動軸13は第1の径方向X−Xにおいて、図2に示す位置から2δの範囲内で移動できるので、長径方向X−Xにおける駆動軸13の軸心からのズレが2δの範囲内で調節可能である。
また、図4に示すように、インナー部材2は第2の径方向Y−Yにおいて、図2に示す位置から2δの範囲内で移動できるので、短径方向Y−Yにおける駆動軸13の軸心からのズレが2δの範囲内で調整可能である。
【0017】
なお、第1構成例の第1変更例として図5に示すような構造としてもよい。なお、図5は図2と同様の状態を示す図である。インナー部材2の外形断面を突起2c、2cを設けない矩形状とし、かつ、第2の孔5の断面を凹部5a、5aを設けない矩形状としたものである。ただし、インナー部材2の外面の角部とアウター部材4の内面の角部において応力が集中するため、特にアウター部材が破損し易い欠点がある。
【0018】
図1に示すように、駆動軸13の基端13aに近い部分から先端13bに近い部分における第2の孔5の空間8を、Y−Y方向に沿って一定幅としている。これに対して、図6に示すような第1構成例の第2変更例としてもよい。駆動軸13の基端13aに近い部分から先端13bに近い部分に向けて、第2の孔5の空間8を図1に示すものよりY−Y方向に沿って幅広としたものである。なお、図6は、図2のC−C断面図に相当する図である。
第2の孔5内で、第2の径方向Y−Yにおいて、基端から先端に向かうほどアウター部材4内のインナー部材2の移動範囲を傾斜方向に広くでき、その結果、回転ダンパ10を取付けた後に軸支持装置1側が駆動軸13の基端13aを中心として第2の径方向Y−Yに比較的大きくズレてもそのズレを吸収することが可能となる。
【0019】
上記図6に示すのと同様にして、図7に示すような第1構成例の第3変更例としてもよい。第1の孔において駆動軸の基端支持部3aから先端支持部3bに向けて空間6をX−X方向において幅広にしたものである。なお、図7は図1と同様の状態を示す図である。第1の孔内3で、第1の径方向X−Xにおいて、基端13aから先端13bに向かうほどインナー部材2に対する駆動軸13の移動範囲を傾斜方向に広くできるので、回転ダンパ10を取付けた後に軸支持装置1側が駆動軸13の基端13aを中心として第1の径方向X−Xにズレてもそのズレを吸収することが可能となる。
【0020】
なお、図6に示す例とは逆に、第1構成例の第4変更例として、図8に示すように、駆動軸13の先端13bに近い部分から基端13aに近い部分に向けて、第2の孔5の空間8をY−Y方向に幅広としてもよい。なお、図8は図6と同様の状態を示す図である。
また、図7に示す例とは逆に、第1構成例の第5変更例として、図9に示すように、第1の孔2において駆動軸の先端支持部3bから基端支持部3aに向けて空間を幅広にしてもよい。なお、図9は図7と同様の状態を示す図である。
これにより、回転ダンパ10を取付ける際に、駆動軸13が軸支持装置1の軸心から第1の径方向又は第2の径方向にズレても、第1の孔2又は第2の孔5におけるの駆動軸13の基端13a又はその近傍において、このようなズレを吸収することが可能となる。
また、図6〜図9に示すように第1の孔2の空間6、第2の孔5の空間8を幅広とすることによって、駆動軸13が軸支持装置1の軸心からX−X方向とY−Y方向の複合方向にズレている場合においても、駆動軸13の先端13b又は基端13aの一方を基点として、他方が円錐運動することによってこのようなズレが解消される。
【0021】
以上のような軸支持装置1では、回転ダンパ10のケーシング11が固定されている場合に、回転ダンパ10の駆動軸13が回転すると、インナー部材2とアウター部材4は、回転ダンパ10のケーシング11に対して図2に示される中心Oの回りを駆動軸13を共通軸として一体的に回転する。一方、アウター部材4が固定されている場合に、回転ダンパ10のケーシング11が回転しても、駆動軸13とインナー部材2は共に回り止め状態にあるため回転しない。
【0022】
本発明に係る第1構成例の軸支持装置によって支持される回転ダンパとしては、例えば特開平11−182607号公報に開示されるようなものが挙げられる。これらを、図10及び図11(第1例)、図12及び図13(第2例)、ならびに、図14及び図15(第3例)を用いて説明する。
【0023】
図10及び図11に示すように、この回転ダンパ10は、筒状ケーシング11と、該ケーシング11内に組込まれた回転部材12と、該回転部材12と一体に形成され回転部材12から延出してケーシング11外に突出する駆動軸13と、ケーシング11内に充填封入された粘性流体14とを備える。なお、図11は図10のD−D断面図である。
【0024】
また、回転部材12の回転ストローク中において所定のトルクを発生させるトルク発生手段として、回転部材12の外周面の軸方向に沿って延伸し、外端面がケーシング11の内周面と摺接する凸部材15が設けられている。
【0025】
さらに、ケーシング11の内周面の軸方向に沿って形成された凸部16の内面上に、ケーシング11の周方向に離間して軸方向に沿って形成された一対の凹状溝17と、該凹状溝内に径方向に移動可能に装入された一対のニードル弁18と、回転部材の外周面の周方向に設けられた溝19とからなる流体トルク調節手段とを備える。
【0026】
このような回転ダンパでは、駆動軸13が図11において反時計回りに回転する際に、回転ストロークの始端領域から終端領域近傍までは溝19を介してニードル弁18の両側を連通する粘性流体14の流路が形成されており、発生するトルクは小さい。しかしながら、回転ストロークの終端領域においては、ニードル弁18の両側を連通する粘性流体14の流路が形成されないので高トルクが発生する。
【0027】
また、図12及び図13に示すような回転ダンパ(第2例)を使用することもできる。なお、図13は図12のE−E断面図である。
この回転ダンパでは、上記第1例の回転ダンパのトルク発生手段に代えて、筒状ケーシング11の内周面の軸方向に沿って形成され、内端面を回転部材12の外周面に摺接する凸部材15がトルク発生手段として用いられる。
さらに、上記第1例の回転ダンパのトルク調節手段に代えて、回転部材12の外周面の軸方向に沿って形成された凸部16の外端面上に、回転部材の12の周方向に離間して軸方向に沿って形成された一対の凹状溝17と、該凹状溝内に径方向に移動可能に装入された一対のニードル弁18と、ケーシング11の内周面の周方向に設けられた溝19とからなるトルク調節手段が用いられる。
【0028】
さらに、図14及び図15に示すような回転ダンパ(第3例)を使用することもできる。なお、図15は図14のF−F断面図である。
この回転ダンパでは、上記第2例の回転ダンパのトルク調節手段に代えて、回転部材12の外周面の軸方向に沿った一対の凸条16の周方向に遊びをもって被せられた一対の弁体部18と、ケーシング11の内周面の周方向に設けられた溝19とからなるトルク調節手段が用いられる。
【0029】
上記第2例及び第3例の回転ダンパにおいても、第1例の回転ダンパと同様に、回転ストロークの始端領域から終端領域近傍までは発生するトルクは小さい、回転ストロークの終端領域においては高トルクが発生する。
なお、本発明に係る第1構成例の軸支持装置によって支持される回転ダンパとしては、上記第1〜3例に示すものに限定されるものではない。
【0030】
本発明に係る第1構成例の軸支持装置を備えた回転ダンパが、例えば図16及び図22に示すヒンジ40として用いられる。なお、図16は要部断面説明図であり、図22は分解斜視図である。このようなヒンジは、回転ダンパ10を備えた取付板30と第1構成例の軸支持装置1を備えた取付板31からなる。
このようなヒンジ40と回転ダンパを備えていない2つのヒンジを用いて、比較的重量の重い開閉体を支持体に取付ける方法について以下に説明する。
【0031】
図17に示すように、まず、回転ダンパを備えていない2つのヒンジ26、26の各取付板34、34を壁等の支持体33に、ネジ孔32に通したネジ36を用いて固定する。同じく回転ダンパを備えていない2つのヒンジ26、26の各取付板37、37を、上記支持体35の位置に対応するドア等の開閉体35の位置にネジ36を用いて固定する。取付板34、34は、その上下端近傍におて支持体33に固定される。
なお、このようなヒンジ26は、一般的に用いられるものであって、各取付板34には筒体34aが、各取付板37には筒体37aがそれぞれ備えられており、一方の筒体34a(37a)内に固定された軸(不図示)を他方の筒体37a(34a)内に挿入することによって、筒体34a、37a同士を連結するようになっている。
【0032】
次ぎに、本発明に係る軸支持装置1と回転ダンパ10からなるヒンジ40の取付けについて図17にしたがって説明する。
取付板31は、軸支持装置1のアウター部材4の開放端4bが上方に位置するようにして、その上下端の中間部において支持体33に固定される。固定方法としては、取付板31に形成されたネジ孔32、32にネジ36、36を通して支持体33にネジ止めする方法が通常採用される。このようにして、取付板31が支持体33に固定される。
一方、取付板30は、駆動軸13の先端が下向きとなるように、取付板31に対応する位置において、開閉体35に固定される。固定方法としては、取付板31と同様に、取付板30に形成されたネジ孔32、32にネジ36を通してネジ止めする方法が通常採用される。
回転ダンパ10の駆動軸13とヒンジ26の軸が、開閉体35の支持体33に対する連結軸を構成する。
【0033】
ヒンジ26については、一方の筒体34a(37a)内に固定された不図示の軸を他方の筒体37a(34a)内に挿入することによって、また、ヒンジ40については、軸支持装置1のインナー部材2の第1の孔3内に、回転ダンパ10の駆動軸13を挿入することにより、開閉体を支持体に取付けることができる。
このとき、回転ダンパの駆動軸がX−X方向及び/又はY−Y方向において軸心からズレている場合においても、駆動軸13をインナー部材2の第1の孔3内に挿入する動作によって、インナー部材2及びアウター部材4が第1の孔3の空間6及び第2の孔の空間8の範囲内でずれるので、このような自己調心機能によってズレが解消できる。また、自己調心効果が不完全な場合には、開閉体を何度か開閉操作することによって自己調心機能によりズレが完全に解消できる。
【0034】
図17には、ヒンジ40において、回転ダンパ10を備えた取付板30を開閉体35に固定し、軸支持装置1を備えた取付板31を支持体33に固定した取付例を示したが、取付板30と31の上下位置を逆にして、回転ダンパ10を備えた取付板30を支持体33に固定し、軸支持装置1を備えた取付板31を開閉体35に固定して、開閉体35を支持体33に取付けてもよい。
なお、図17に示す例では、用いるヒンジを全部で3個とし、ヒンジの取付け位置としては、連結軸の上下端近傍に回転ダンパを備えていないヒンジを、連結軸の中間部に回転ダンパを備えたヒンジを用いている。しかしながら、連結軸の上下端近傍と中間部において3個のヒンジを使用する場合にはこの例に限定されるものでなく、連結軸の上端近傍又は下端近傍に回転ダンパを備えたヒンジを用い、残りの2つの位置に回転ダンパを備えていないヒンジを用いてもよい。さらに、3個のヒンジのいずれか2個に回転ダンパを備えたヒンジを用い、残りの1個に回転ダンパを備えていないヒンジを用いてもよい。また、用いるヒンジを全部で2個或いは4個以上とし、その少なくとも1個に回転ダンパを備えたヒンジを用いてもよい。例えば、連結軸の上下端近傍に回転ダンパを備えていないヒンジを各1個ずつ用い、中間部に回転ダンパを備えた複数のヒンジを連結部に沿って用いてもよい。
なお、図17の下方に位置するヒンジ26には、いわゆるグラビティーヒンジが用いられている。
【0035】
次ぎに、本発明に係る軸支持装置の第2構成例について図18及び図19に基づき説明する。図18は同軸支持装置の断面図、図19は図18のG−G断面図である。なお、図18及び図19において、番号が付されていない構成要素は、第1構成例に示すものと同じである。
【0036】
第2構成例に係る軸支持装置1は、回転ダンパ10内部に組込まれた構造をなす。回転ダンパ10の回転部材12の中心部に軸方向に沿って形成された筒部24内にインナー部材2が収容され、回転部材12と別体に構成され、開閉体又は支持体33(35)に取付けられた駆動軸13がインナー部材2の第1の孔3内に挿入される。回転部材12が第1構成例の軸支持装置で用いられるアウター部材の役割を果たすと共に、筒部24が第1構成例いおける第2の孔の役割を果たす。
【0037】
このように構成した第2の軸支持装置は、以下のようにして用いられる。回転ダンパ10の筒状ケーシング11を柱等の支持体(不図示)又はドア等の開閉体(不図示)の一方に取付ける。支持体又は開閉体の他方の軸部に駆動軸13を取付ける。駆動軸13をインナー部材2に形成された第1の孔3内に挿入することによって、開閉体を支持体に取付けて使用する。
例えば、回転ダンパ10の筒状ケーシング11の外形形状を方形状に形成し、支持体又は開閉体の一方には上記方形状と相補的形状の凹部を設け、回転ダンパ10をこの凹部内に嵌入して取付ける。一方、回転ダンパ10の駆動軸13は、支持体又は開閉体の他方に一体的に取付け、駆動部13を第1の孔3に挿入して開閉体を支持体に取付けるものである。なお、ケーシング11の回転止め手段を設けることによって、ケーシング11が取付けられる支持体又は開閉体に対して回転しないような構造としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係る回転ダンパの軸支持装置は、請求項1において、回転ダンパの駆動軸が挿入される第1の孔を有し、回転ダンパのケーシングに対して駆動軸を中心として相対回転するインナー部材と、インナー部材が収容された第2の孔を有し、ケーシングに対してインナー部材とともに駆動軸を中心として相対回転するアウター部材とからなり、インナー部材の第1の孔は、駆動軸が、該第1の孔内において、第1の径方向へ移動することを許容する空間を有し、アウター部材の第2の孔は、インナー部材が、該第2の孔内において、第1の径方向に直交する第2の径方向へ移動することを許容する空間を有する。
【0039】
この軸支持装置を備えた回転ダンパを開閉体と支持体の連結部に取付けた際に、回転ダンパの駆動軸が第1の径方向の軸心からズレている場合には、駆動軸がインナー部材の第1の孔内において、第1の径方向へ移動することによりズレが自己調整される。駆動軸が第1の径方向と直交する第2の径方向の軸心からズレている場合には、駆動軸が挿入されたインナー部材がアウター部材の第2の孔内において、第2の径方向へ移動することによりズレが自己調整される。
したがって、例えば、回転ダンパと本軸支持装置を開閉体と支持体の連結部にそれぞれ強固に取付けた上で、回転ダンパの駆動軸が軸心からのズレを補償する径方向に移動するので、ダンパ機能を低下させることなく、また、開閉体の支持体への取付強度が不十分となることなく、調心機能を発揮することができる。
【0040】
請求項2では、回転部材と一体に形成した駆動軸をケーシング外に突出するようにした。回転部材と駆動軸とを一体形成できるので、部品点数を減らすことができる。
【0041】
請求項3では、回転部材と別体に構成した駆動軸をケーシング内に挿入するようにし、請求項4では、アウター部材が回転部材を構成するようにした。軸支持装置を回転ダンパ内に組み込むことができるので、回転ダンパと軸支持装置からなるヒンジ装置全体をコンパクトにでき、特に取付場所が狭小な場合に有利である。
【0042】
請求項5では、インナー部材の第1の孔を画成する壁の内面に第1の径方向に沿って駆動軸をガイドする第1ガイド面を設け、この第1ガイド面に対応する外面の同ガイド面と直交する線上に外方に突出する突起を設け、かつ、アウター部材の第2の孔を画成する壁の内面にインナー部材の突起を収容する凹部を設け、この凹部に第2の径方向に沿ってインナー部材をガイドする第2ガイド面を設けた。
第1の孔内において、駆動軸が第1ガイド面に沿って第1の径方向に円滑に移動できる。また、第2の孔内において、駆動軸が挿入されたインナー部材が第2ガイド面に沿って第2の径方向に円滑に移動できる。駆動軸及びインナー部材の円滑な移動により、駆動軸の軸心からのズレも円滑に調整できる。
【0043】
請求項6では、アウター部材の外形を略円筒状とし、インナー部材の第1ガイド面を有しない壁の内外面をアウター部材の外周面と同心の周面で形成し、アウター部材の第2の孔においてインナー部材の前記周面で形成された外面を収容する部分の壁面をアウター部材の外周面と同心の周面で形成した。インナー部材の第1ガイド面を有しない壁部分を一定厚さの円弧状とすることができるとともに、インナー部材のこのような一定厚さの壁を収容するアウター部材の壁部分についても一定厚さの円弧状とすることができる。その結果、インナー部材及びアウター部材の両方において作用する応力を緩和できるので、応力集中による破損を防止できる利点がある。
【0044】
請求項7では、開閉体の上下端近傍及びその中間部を支持体にヒンジで連結することにより、前記開閉体を前記支持体へ取付ける方法において、
少なくとも前記開閉体の中間部を、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の軸支持装置を備えた前記回転ダンパを有するヒンジによって前記支持体に連結するようにした。
開閉体に取付けられたヒンジ部材と支持体に取付けられたヒンジ部材の軸心を合わせ難い開閉体の上下端の中間部に、回転ダンパを有するヒンジを取付る場合においても、上記軸支持体によって回転ダンパの駆動軸のズレを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における、回転ダンパの軸支持装置の第1構成例を示す断面図
【図2】図1のB−B断面図
【図3】インナー部材内で駆動軸がX−X方向に移動した状態を示す図
【図4】アウター部材内でインナー部材がY−Y方向に移動した状態を示す図
【図5】第1構成例の第1変更例を示す、図2と同様の図
【図6】第1構成例の第2変更例を示す、図2のC−C断面図に相当する図
【図7】第1構成例の第3変更例を示す、図1と同様の図
【図8】第1構成例の第4変更例を示す、図6と同様の図
【図9】第1構成例の第5変更例を示す、図7と同様の図
【図10】第1構成例の軸支持装置と共に用いる回転ダンパの第1例の断面図
【図11】図10のD−D断面図
【図12】第1構成例の軸支持装置と共に用いる回転ダンパの第2例の断面図
【図13】図12のE−E断面図
【図14】第1構成例の軸支持装置と共に用いる回転ダンパの第3例の断面図
【図15】図14のF−F断面図
【図16】第1構成例の軸支持装置を回転ダンパと共にヒンジとして用いる使用例を示す要部断面説明図
【図17】第1構成例の軸支持装置と回転ダンパとからなるヒンジを用いて開閉体を支持体に取付けた状態を示す説明図。
【図18】本発明における、回転ダンパの軸支持装置の第2構成例を示す断面図
【図19】図18のG−G断面図
【図20】従来における回転ダンパの軸支持装置の断面図
【図21】図20のH−H断面図
【図22】 第1構成例の軸支持装置を回転ダンパと共にヒンジとして用いる使用例を示す分解斜視図
【符号の説明】
1・・軸支持装置、2・・インナー部材、3・・第1の孔、3a・・基端支持部、3b・・先端支持部4・・アウター部材、5・・第2の孔、6・・(第1の孔の)空間、8・・(第2の孔の)空間、10・・回転ダンパ、11・・筒状ケーシング、12・・回転部材、13・・駆動軸、13a・・基端、13b・・先端、33・・支持体、35・・開閉体、40・・ヒンジ、X−X・・第1の径方向、Y−Y・・第2の径方向。

Claims (10)

  1. 筒状ケーシングと、該ケーシング内に収容される回転部材と、該回転部材を駆動する駆動軸と、前記ケーシング内に充填された粘性流体と、前記回転部材の回転ストローク中において所定のトルクを発生させるトルク発生手段とを有する回転ダンパの軸支持装置であって、前記駆動軸が挿入される第1の孔を有し、前記ケーシングに対して前記駆動軸を中心として相対回転するインナー部材と、前記インナー部材が収容された第2の孔を有し、前記ケーシングに対して前記インナー部材とともに前記駆動軸を中心として相対回転するアウター部材とからなり、前記インナー部材の第1の孔は、前記駆動軸が、該第1の孔内において、第1の径方向へ移動することを許容する空間を有し、前記アウター部材の第2の孔は、前記インナー部材が、該第2の孔内において、前記第1の径方向と直交する第2の径方向へ移動することを許容する空間を有する回転ダンパの軸支持装置において、
    前記インナー部材は、前記第1の孔を画成する壁の内面に、前記第1の径方向に沿って前記駆動軸をガイドする第1ガイド面を有するとともに、該第1ガイド面に対応する外面に、同ガイド面と直交する線に沿って外方に突出する突起を有し、前記アウター部材は、前記第2の孔を画成する壁の内面に、前記インナー部材の前記突起を収容する凹部を有し、該凹部は、前記第2の径方向に沿って前記インナー部材をガイドする第2ガイド面を有し、
    前記アウター部材は、外形を略円筒状とし、前記インナー部材は、前記第1ガイド面を有しない壁の内外面が前記アウター部材の外周面と同心の周面で形成されており、前記アウター部材の前記第2の孔は、前記インナー部材の前記周面で形成された外面を収容する部分の壁面が前記アウター部材の外周面と同心の周面で形成されていることを特徴とする軸支持装置。
  2. 筒状ケーシングと、該ケーシング内に収容される回転部材と、該回転部材を駆動する駆動軸と、前記ケーシング内に充填された粘性流体と、前記回転部材の回転ストローク中において所定のトルクを発生させるトルク発生手段とを有する回転ダンパの軸支持装置であって、前記駆動軸が挿入される第1の孔を有し、前記ケーシングに対して前記駆動軸を中心として相対回転するインナー部材と、前記インナー部材が収容された第2の孔を有し、前記ケーシングに対して前記インナー部材とともに前記駆動軸を中心として相対回転するアウター部材とからなり、前記インナー部材の第1の孔は、前記駆動軸が、該第1の孔内において、第1の径方向へ移動することを許容する空間を有し、前記アウター部材の第2の孔は、前記インナー部材が、該第2の孔内において、前記第1の径方向と直交する第2の径方向へ移動することを許容する空間を有する回転ダンパの軸支持装置において、
    前記インナー部材は、前記第1の孔を画成する壁の内面に、前記第1の径方向に沿って前記駆動軸をガイドする第1ガイド面を有するとともに、該第1ガイド面に対応する外面に、同ガイド面と直交する線に沿って外方に突出する突起を有し、前記アウター部材は、前記第2の孔を画成する壁の内面に、前記インナー部材の前記突起を収容する凹部を有し、該凹部は、前記第2の径方向に沿って前記インナー部材をガイドする第2ガイド面を有することを特徴とする軸支持装置。
  3. 前記駆動軸は、前記回転部材と一体に形成されて前記ケーシング外に突出する、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
  4. 前記駆動軸は、前記回転部材と別体に構成されて前記ケーシング内に挿入される、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
  5. 前記アウター部材は前記回転部材を構成する、請求項に記載の軸支持装置。
  6. 開閉体の上下端近傍及びその中間部を支持体にヒンジで連結することにより、前記開閉体を前記支持体へ取付ける方法において、少なくとも前記開閉体の中間部を、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の軸支持装置を備えた前記回転ダンパを有するヒンジによって前記支持体に連結することを特徴とする、開閉体の支持体への取付方法。
  7. 前記アウター部材の前記第2の孔内に形成される、前記駆動軸が前記第2の径方向へ移動することを許容する空間は、前記駆動軸の基端から先端に向けて幅広に形成されている、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
  8. 前記インナー部材の前記第1の孔内に形成される、前記駆動軸が前記第1の径方向へ移動することを許容する空間は、前記駆動軸の基端から先端に向けて幅広に形成されている、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
  9. 前記アウター部材の前記第2の孔内に形成される、前記駆動軸が前記第2の径方向へ移動することを許容する空間は、前記駆動軸の先端から基端に向けて幅広に形成されている、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
  10. 前記インナー部材の前記第1の孔内に形成される、前記駆動軸が前記第1の径方向へ移動することを許容する空間は、前記駆動軸の先端から基端に向けて幅広に形成されている、請求項1又は2に記載の軸支持装置。
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