JP4723231B2 - 識別用タグ - Google Patents
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Description
このようなシステムにおいては、商店にて各商品にICタグを取り付けておき、顧客が購入するために選択した商品に取り付けられたICタグの情報を、電波等を用いて非接触で読み取ることにより、商品の代金精算や販売管理を行っている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、上記目的を達成するために成された請求項3に記載の発明は、無線により予め定められた入力信号を受信すると、無線により固有の出力信号を送信する送信手段を有するシート状に形成された識別用タグであって、予め定められた時間に応じて当該識別用タグを構成する材料を劣化させることによって前記送信手段による出力信号の送信を停止させる時限停止手段、を備え、前記時限停止手段は、多数の穿孔が形成され、当該識別用タグの一方側の面において前記送信手段を覆うカバー部材を備え、当該識別用タグは、当該識別用タグの使用前には、前記カバー部材が他の識別用タグにおける他方側の面と接触することにより前記穿孔を塞ぐ状態となり、当該識別用タグの使用時には、前記カバー部材と前記他の識別用タグにおける他方側の面とを引き離して使用されることを特徴とする。
特に、請求項3に記載の識別用タグによれば、送信手段を保護することができると共に、配線を外気に触れさせることができるので、配線を酸化させることができる。また、穿孔の大きさやその数を調整することにより、識別用タグの使用可能時間を調節することができる。
請求項4に記載の識別用タグによれば、金属を腐食させる性質を有する物質を用いるので、配線を酸化または切断する確実性を向上させることができる。
なお、空気中の水分を吸収することにより金属を腐食させる性質を有する物質としては、例えば、塩化マグネシウムや塩化カリウム等の潮解性を有する物質を使用すればよい。
即ち、基材20の内部には、電波の送受信を行なうためのコイルアンテナ11と、ICチップ13(本発明でいう送信手段)と、コイルアンテナ11およびICチップ13を電気的に接続する配線17と、端子部19a,19bとが備えられている。
カバー部材21には、図示しない無数の穿孔が形成されており、基材20の内部に配置された各構成要素が外気と接触するよう設定されている。また、コイルアンテナ11、ICチップ13、および配線17は、カバー部材21と絶縁粘着部材23との間に配置されている。
ICチップ13は、コイルアンテナ11により受信された電波の共振周波数を決定するためのコンデンサ(図示省略)と、ICチップ13毎に割り当てられた識別番号を記憶する記憶部(図示省略)とを備えている。
上記に説明した識別用タグ1aは、絶縁粘着部材23を管理対象とする商品や管理対象となる人が所持する物品に接触させることにより、その商品(物品)に貼り付けられて使用されることとなる。
識別用タグ1aは、商品等に貼り付けられる前においては、図2(図2(a)および図2(b))に示すように、この識別用タグ1aが多数連接され、巻回された巻回タグ31の状態で保存されている。
導電粘着部材27は、公知の弱粘着性の導電性接着剤からなり、巻回タグ31は、この導電粘着部材27の接着力により、巻回タグ31の巻回状態が緩まないように維持されている。また、この状態において、この導電粘着部材27は、巻回タグ31の外周側に位置する識別用タグ1aのカバー部材21と密着する。
また、被酸化部15は、多数の穿孔が形成され、ICチップ13を覆うカバー部材21から構成されている。
また、識別用タグ1aによれば、ICチップ13を保護することができると共に、ICチップ13を構成する配線17を外気に触れさせることができるので、配線17を酸化させることができる。また、穿孔の大きさやその数を調整することにより、識別用タグ1aの使用可能時間を調節することができる。
例えば、本実施例においては、被酸化部15が酸化されることにより、ICチップ13を構成する配線17の少なくとも1箇所を切断等するよう構成したが、例えば、ICチップ13内に電子回路からなるタイマ回路を備えておき、このタイマ回路からの指令に基づいて、ICチップ13が自らの配線を切断等するよう構成してもよい。
識別用タグ1bには、図3に示すように、カバー部材21と絶縁粘着部材23との間であって、被酸化部15と接触する位置に、空気中の水分を吸収することにより金属の腐食を促進する性質を有する腐食促進物質51が封入されている。この腐食促進物質51は、カバー部材21に形成された穿孔を介して外気と接触し、外気中に含まれる水分を吸収するよう設定されている。
また、識別用タグ1bに封入される腐食促進物質51の量および材質や、カバー部材21に形成される穿孔の数および大きさは、識別用タグ1bを使用する時間により決定される。
さらに、識別用タグ1bにおいては、多数の穿孔が形成され、ICチップ13を覆うカバー部材21を備えており、被酸化部15は、カバー部材21により封止されている。
Claims (6)
- 無線により予め定められた入力信号を受信すると、無線により固有の出力信号を送信する送信手段を有するICチップを備えた識別用タグであって、
予め定められた時間に応じて当該識別用タグを構成する材料のうちの前記ICチップに接続された配線を劣化させることによって前記送信手段による出力信号の送信を停止させる時限停止手段、
を備えたことを特徴とする識別用タグ。 - 前記時限停止手段は、前記配線の少なくとも1箇所を切断、または短絡するか、或いはこの配線の抵抗値を変化させることにより、前記送信手段による出力信号の送信を停止させること、を特徴とする請求項1に記載の識別用タグ。
- 無線により予め定められた入力信号を受信すると、無線により固有の出力信号を送信する送信手段を有するシート状に形成された識別用タグであって、
予め定められた時間に応じて当該識別用タグを構成する材料を劣化させることによって前記送信手段による出力信号の送信を停止させる時限停止手段、
を備え、
前記時限停止手段は、多数の穿孔が形成され、当該識別用タグの一方側の面において前記送信手段を覆うカバー部材を備え、
当該識別用タグは、
当該識別用タグの使用前には、前記カバー部材が他の識別用タグにおける他方側の面と接触することにより前記穿孔を塞ぐ状態となり、
当該識別用タグの使用時には、前記カバー部材と前記他の識別用タグにおける他方側の面とを引き離して使用されること
を特徴とする識別用タグ。 - 前記時限停止手段は、空気中の水分を吸収することにより金属を腐食させる性質を有する物質を備えたこと、を特徴とする請求項1または請求項2に記載の識別用タグ。
- 多数の穿孔が形成され、前記送信手段を覆うカバー部材を備え、
前記時限停止手段は、前記カバー部材により封止されていること
を特徴とする請求項4に記載の識別用タグ。 - 無線により予め定められた入力信号を受信すると、無線により固有の出力信号を送信する送信手段を有するシート状に形成された識別用タグであって、
予め定められた時間に応じて当該識別用タグを構成する材料を劣化させることによって前記送信手段による出力信号の送信を停止させる時限停止手段、
を備え、
当該識別用タグは、
前記送信手段に接続され、当該識別用タグの一方側の面に露出した複数の端子部を備え、
当該識別用タグの使用前には、前記複数の端子部が導電性基材と接触した状態となるよう巻回されており、
当該識別用タグの使用時には、前記端子部と前記導電性基材とを引き離して使用されること
を特徴とする識別用タグ。
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