JP4722354B2 - 汚染物質を除去する装置 - Google Patents

汚染物質を除去する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4722354B2
JP4722354B2 JP2001512612A JP2001512612A JP4722354B2 JP 4722354 B2 JP4722354 B2 JP 4722354B2 JP 2001512612 A JP2001512612 A JP 2001512612A JP 2001512612 A JP2001512612 A JP 2001512612A JP 4722354 B2 JP4722354 B2 JP 4722354B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
getter
auxiliary chamber
display device
present
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001512612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003528422A (ja
Inventor
ウィリアム、シー.フリッツ
イゴール、エル.マスレンニコフ
ロバート、エム.ダボック、ジュニア
セオドア、エス.ファーレン
ジョージ、ビー.ホップル
クリストファー、ジェイ.カーティン
コリン、ディー.スタナーズ
ペートル、エイチ.バタホフ
クリストファー、ジェイ.スピンド
ロナルド、エル.ハンゼン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JP2003528422A publication Critical patent/JP2003528422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4722354B2 publication Critical patent/JP4722354B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J7/00Details not provided for in the preceding groups and common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J7/14Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the vessel
    • H01J7/18Means for absorbing or adsorbing gas, e.g. by gettering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/94Selection of substances for gas fillings; Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the tube, e.g. by gettering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/38Exhausting, degassing, filling, or cleaning vessels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/38Control of maintenance of pressure in the vessel
    • H01J2209/385Gettering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【0001】
(発明の分野)
本発明は、フラットパネルディスプレイの分野に関するものである。より詳細には、本発明は、改良された汚染物質除去を有する補助チャンバーおよびディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
(背景技術)
例えば、フラットパネルディスプレイ装置のようなディスプレイ装置は、一般的には、動作中、真空排気環境を利用する。電界放出型ディスプレイ装置では、カソードにある電界放出器は、フェースプレート上のそれぞれのピクセルあるいはサブピクセル領域の方へ向けられた電子を放出する。このような装置では、フェースプレートとカソードとの間の領域(すなわち、活性環境)が、電子が妨げられないでカソードからフェースプレートに移動できるように汚染物質がないままであることが必ず必要である。さらにもう一つの関心として、ある種の汚染物質がカソードとフェースプレートとの間の活性環境にある場合、電界放出器のようなある種の形体を損傷し得る。
【0003】
次に、先行技術の図1に関して、従来の汚染物質削減方式を使用するディスプレイ装置100の側面断面図が示されている。特に、先行技術の図1は、シーリングフレーム106によってフェースプレート104に固定されたバックプレートあるいはカソード102を示す。活性環境は、カソード102とフェースプレート104との間にある領域である。一般的には108のような電界放出器は、カソード102に結合され、活性環境内に配置される。先行技術の図1の従来の方式では、ゲッタ物質110は、カソードにも結合され、活性環境内に配置される。このゲッタ物質は、真空排気処理後、活性環境に残っている汚染物質粒子を獲得することを目的としている。このゲッタ物質は、ディスプレイ装置100の動作中発生される汚染物質粒子を獲得することも目的としている。
【0004】
あいにく、先行技術の図1の従来の方式は、それに関連した重大な欠点を有する。ゲッタ物質110を活性環境内に置くことによって、領域112はもはや使用に役立たない。すなわち、このような従来の方式は、例えば電界放出器のような形体によって使用されるのに使用可能な空間量を減らすかあるいは危なくする。さらに、ゲッタ物質110を活性環境内に入れることによって、このような従来技術の方式は、活性環境、つまり電界放出器108を危険なゲッタ物質110に有害であるように曝す。結果として、電界放出器108は、しばしばゲッタ物質110に非常に接近しているために劣化あるいは損傷される。
【0005】
次に先行技術の図2に関して、汚染物質を減少させようと試みる他の従来の方式を使用するディスプレイ装置100の側面断面図が示されている。この方式では、排気電子管は、活性環境に直接に結合される。この排気電子管は、ディスプレイ装置100の真空排気を容易にするよう、つまりそこから汚染物質を除去するために使用される。繰り返すと、このような従来の方式はそれに関連した重大な欠点を有する。チュービュレーション(管)をディスプレイ装置100の活性環境に直接取り付けることは、ディスプレイ装置100を製造する工程を非常に複雑にする。さらに、チュービュレーションをディスプレイ装置100に直接取り付けることに関連して増加される複雑さは、付加費用を製造工程に加える。さらに、ディスプレイ装置100の欠陥の可能性は、チュービュレーション114をディスプレイ装置100に直接取り付けることによって高められる。
【0006】
さらに先行技術の図2を参照すると、チュービュレーション114のような従来のチュービュレーションは、ディスプレイ装置100の「外囲器」を著しく変え、増加させる。ディスプレイ装置100の外囲器は、ディスプレイ装置100によって占有される空間量をおおざっぱに示す。先行技術の図2では、ディスプレイ装置100の外囲器は点線116によって示される。チュービュレーション114を突き出す結果として、ディスプレイ装置100は作動するより大きな領域を割り当てられなければならない。先行技術の図2に見られるように、チュービュレーション114によって必要とされる増加された領域あるいは外囲器116は、ディスプレイ装置100が使用できる位置および環境を限定または制限し得る。
【0007】
次に先行技術の図3に関して、汚染物質を減少させようと試みる他の従来の方式を使用するディスプレイ装置100の側面断面図が示される。この従来の方式では、チュービュレーション118は、ディスプレイ装置100の活性環境に直接に再度取り付けられる。さらに他の欠点として、チュービュレーション118は、ディスプレイ装置のエッジを越えて延びる。結果として、先行技術のチュービュレーション118は、カソード102およびフェースプレート104を一緒に固定するために使用されるシーリング工程をしばしば妨害する。より詳細には、レーザシーリング工程中、例えば、レーザビームあるいはビームは、ディスプレイ装置100の全周辺を接触しなければならない。先行技術の図3に示された構成では、チュービュレーション118は、レーザビームを妨害でき、それによってディスプレイ装置100の周辺の一部を「暗くする」。結果として、カソード102とフェースプレート104との間のシールを弱めることができるし、あるいはシーリング工程はチュービュレーション118を収容するように変更されねばならない。
【0008】
そして、ディスプレイ装置内で使用可能である使用に適した空間量を変えずに汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置に対する要求がある。上記に列挙された要求をかなえるが、ディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害であるように曝さない補助チャンバーに対する他の要求がある。上記に列挙された要求をかなえるが、ディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは変更しない補助チャンバーに対するさらにもう一つの要求がある。改良された汚染物質粒子除去を有する装置に対するさらにもう一つの要求がある。
【0009】
(発明の概要)
本発明は、ディスプレイ装置内の使用可能である使用に適した空間量を変えずに汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置を提供する。本発明は、上記に列挙された成果を実現し、しかもディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害であるように曝さない補助チャンバーも提供する。本発明は、上記に列挙された成果を達成し、しかもディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは変更しない補助チャンバーをさらに提供する。本発明は、改良された汚染物質除去を有する装置も提供する。
【0010】
特に、本発明は、汚染物質を補助チャンバーを使用するディスプレイ装置から除去する装置および補助チャンバーをディスプレイ装置に取り付ける方法を提供する。一実施形態において、補助チャンバーは、ディスプレイ装置の表面に結合されるように構成される。この補助チャンバーは、ディスプレイ装置内の汚染物質がディスプレイ装置から補助チャンバーの中へ移動できるように、ディスプレイ装置の表面に結合されるように構成される。この補助チャンバーは、それに配置されたゲッタも含む。このゲッタは、一旦汚染物質がディスプレイ装置から補助チャンバーの中へ移動すると、汚染物質を獲得するように構成される。そのようにする際、本発明は、ディスプレイ装置の活性領域内に入れるゲッタ物質に対する要求を除去する。結果として、本発明は、ディスプレイ装置内で使用可能である使用できる空間量を増加させる。したがって、この余分の空間は、例えば、付加電界放出器のような形体によって使用できる。
【0011】
他の実施形態において、本発明は、補助チャンバーをディスプレイ装置に取り付ける方法を提供する。本実施形態において、本発明は、ディスプレイ装置の条件付けられた表面が生成されるように、ディスプレイ装置の表面を最初に条件付ける。このディスプレイ装置の条件付けられた表面は、それによってそれに結合された補助チャンバーを有するように構成される。次に、本発明は、補助チャンバーの条件付けられた表面が発生されるように補助チャンバーの表面を条件付ける。そのようにする際、補助チャンバーの条件付けられた表面がディスプレイ装置の条件付けられた表面に結合するように構成される。条件付けステップ後、本発明は、補助チャンバーの条件付けられた表面をディスプレイ装置の条件付けられた表面に結合する。
【0012】
さらにもう一つの実施形態において、円筒状ハウジングを含む補助チャンバーが開示される。非蒸発性ゲッタ物質の円筒状リングは、中心に配置された導電素子の周りの円筒状ハウジング内に配置されている。他の実施形態において、バリウムフラッシュバルブを収容する補助チャンバーが開示される。
【0013】
本発明は、改良された汚染物質粒子除去のために装備する様々な装置も提供する。一実施形態において、改良された粒子除去は、低熱放射率を有する表面を形成する金属膜を使用して行われる。他の実施形態において、カーボンフェルト構造は、改良された汚染物質除去を行うために使用される。さらにもう一つの実施形態において、予め振り撒かれたゲッタカプセルが使用される。他の実施形態は、ゲッタ物質を選択的に活性化するRFコイルの使用を開示する。さらに他の実施形態において、様々な形状の平面蒸発性ゲッタが使用される。
【0014】
本発明のこれらおよび他の目的および長所は、様々な図面に示される好ましい実施形態の下記の詳細な説明を読むことにより、当業者に明らかになる。
【0015】
(好ましい実施形態の説明)
次に、その例が添付図面に示される好ましい実施形態に対する参照が行われる。本発明は、好ましい実施形態とともに説明されるが、この好ましい実施形態は本発明をこれらの実施形態に限定することを目的としないことが分かる。これに反して、本発明は、添付された特許請求の範囲によって規定される本発明の精神および範囲内に含まれ得る変更、修正および等価を保護することを目的としている。さらに、本発明の下記の詳細な説明では、多数の特定の詳細な説明が、本発明の完全な理解を行うためになされる。しかしながら、本発明はこれらの特定の詳細な説明なしに実施できることは当業者に明らかである。他の例では、周知の方法、手順、部品、および回路は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないように詳述されていない。
【0016】
次に図4に関して、それに結合された補助チャンバー408を有するディスプレイ装置400の側面断面図が示されている。本実施形態において、バックプレート/カソード402は、シーリングフレーム406を使用してフェースプレート404に固定される。シーリングフレームは本実施形態に示されているが、本発明は、カソード402およびフェースプレート404を一緒に固定するために、多数の方法および装置の何れかを使用する実施形態にも適している。さらに、本実施形態のディスプレイ装置400は、フラットパネルディスプレイ装置であり、一方、本発明は、汚染物質削減あるいは汚染物質封じ込めが望まれるいかなる装置でも使用するのに適している。さらに、本実施形態のディスプレイ装置400は、明確化のために図4には示されていない、電界放出器、ピクセル領域、スペーサ構造等のような多数の形体を含んでもよい。さらに、本実施形態において、補助チャンバー408は、ディスプレイ装置400のバックプレート/カソード402に結合される。しかしながら、本発明は、補助チャンバー408がバックプレート/カソード402以外のディスプレイ装置400の一部に結合される実施形態にも適している。
【0017】
さらに図4を参照すると、本発明によるディスプレイ装置400の表面に結合された補助チャンバー408が示されている。より詳細には、図4の実施形態において、補助チャンバー408は、カソード402の外部表面に結合されている。本実施形態の補助チャンバー408は、それに配置されたゲッタ410を有する。さらに、本実施形態において、補助チャンバー408は、一般的には412として示される小さい開口の上に配置されている。開口412は、カソード402の表面を通ってディスプレイ装置400の活性環境に延びる。補助チャンバー408を小さい開口412の上に配置することによって、ディスプレイ装置400の活性環境内の汚染物質は、開口412を通って補助チャンバー408の中に移動し、ゲッタ410によって獲得できる。
【0018】
次に、図5に関して、本発明の斜視図が示されている。本実施形態において、補助チャンバー408は、カソード402の全長にわたって延び(すなわち、カソード402の一方の側に向き合う他方の側)、補助チャンバーは、カソード402を通って延びる複数の穴412の上に配置される。このような形状は本実施形態で示されるが、本発明は、様々な他の形状にも適している。代替形状は、例えば、部分的にだけカソード402の表面を横切って延びる改造補助チャンバー408、カソード402の表面のより大きい部分を覆う改造補助チャンバー408、カソード402の表面のより小さい部分を覆う改造補助チャンバー408等を含む。さらに、本発明は、複数の補助チャンバーがカソード402に結合される実施形態にも適している。
【0019】
さらに図4に関して、本実施形態の補助チャンバー408は、極端に低いプロフィールを有する。すなわち、先行技術の装置(例えば、図2の先行技術の装置114を参照せよ)とは違って、本実施形態の補助チャンバー408は、ディスプレイ装置400の全寸法を著しく増加あるいは変更しない。したがって、ディスプレイ装置400の「外囲器」(点線116によって示される)は、補助チャンバー408の付加によって著しく影響を及ぼされていない。したがって、多数の従来の装置とは違って、補助チャンバー408は、ディスプレイ装置400を使用できる位置および環境を制限しない。
【0020】
本発明の実施形態において、補助チャンバー408は、様々な物質あるいは物質の組合せの何れかで形成される。一実施形態において、補助チャンバー408はガラスで形成される。本発明の他の実施形態において、補助チャンバー408は、例えばアルミナのようなセラミック材料で形成される。これらの特定の物質はここに詳述されるが、本発明は、金属、組成、プラスティック等のような様々な他の物質の中から補助チャンバーを形成することに適している。セラミック材料で形成された実施形態は、それに関連したいくつかの長所を有する。例えば、一実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は、押出し工程を使用して形成される。他の実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は、モールディング工程を使用して形成される。さらにもう一つの実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は、成形工程を使用して形成される。さらにもう一つの実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は、積層工程を使用して形成される。これらの前述された製造工程は、補助チャンバー408を形成する仕事を非常に簡単にし、補助チャンバー408を製造するのに関連したコストを削減し、補助チャンバー408の頑丈さを改良する。さらに、熱分布は、補助チャンバーがセラミック材料で形成される実施形態で改良される。この改良された熱分布は、下記に詳述されるゲッタ活性化工程中特に有利である。特に、熱を容易に均一に分布させることによって、セラミック補助チャンバー408は、例えば、ゲッタ活性化中に生じ得る重大な熱誘起応力を受けない。本発明は、セラミック実施形態および非セラミック実施形態の両方を含むために、別段特に示されない限り、下記の説明は、セラミック実施形態および非実施形態の両方に関するものである。
【0021】
さらに図4に関して、本実施形態は、補助チャンバー408内にゲッタ410を配置する。従来の方式と違って、ゲッタを補助チャンバー内に置くことによって、本実施形態は、例えば、電界放出器のような形体によって利用されるように使用可能である活性環境内の空間量を削減しないしあるいは妥協すものではない。さらに、ゲッタ410を補助チャンバー408内に置くことによって、本実施形態は、活性環境、したがって電界放出器を危険なゲッタ410に有害であるように曝さない。このような装置は本実施形態で詳述されているが、本発明は、付加ゲッタがディスプレイ装置400の活性環境内あるいはこの活性環境に近接して配置される実施形態にも適している。
【0022】
一実施形態において、ゲッタ410は、例えば、バリウム、チタン等のような蒸発性ゲッタで構成される。他の実施形態において、ゲッタ410は、非蒸発性ゲッタで構成されている。一実施形態において、ゲッタ410はバリウムリングを含む。もう一つの実施形態において、ゲッタ410は、蒸発性ゲッタおよび非蒸発性ゲッタの組合せで構成される。本発明のある種の実施形態において、ゲッタ410は活性化されねばならないことが分かる。本発明は、当該技術分野で周知の様々なゲッタ活性化工程の何れかに適合することに最適できる。
【0023】
次に図6Aに関して、本発明の一実施形態による束にされたフィラメント600上に配置されたゲッタ物質の概略図が示される。本実施形態において、例えば、バリウムのようなゲッタ物質がフィラメント上に被覆される。本実施形態において、束にされたフィラメント600は、タンタルで構成され、一方、本実施形態は、例えば、チタン、タングステン、タンタル‐チタン合金等のような様々な他のフィラメント物質の使用にも適している。熱に曝された場合、束にされたフィラメント600は、補助チャンバー408の内部表面全体の上に被覆されたゲッタ物質を分散させるか、あるいはこのバリウム物質を「振り撒く」か、あるいは昇華させる。本実施形態において、束にされたフィラメント600は、rf(無線周波数)加熱源、レーザ加熱源等に曝される。
【0024】
さらに図6Aを参照すると、本実施形態によっていくつかの重要な長所が実現される。フラッシュされるかあるいは加熱される場合、束にされたフィラメント600は、補助チャンバー408の内部表面中にゲッタ物質を幅広くおよび均一に分散させる。すなわち、多数の先行技術の方式は、ゲッタ物質の最初の供給源の非常に近くだけにゲッタ物質を「投げる」。したがって、束にされたフィラメント600は、従来のゲッタ分散方法より優れているかなりの分散改善をもたらす。束にされたフィラメント600は、非常に長くて回りくねっていて補助チャンバー408の内部表面を充填でき、それによって最新のゲッタ供給源装置が供給するよりも多くのゲッタ物質を含む。さらに、ゲッタ物質の分散後、フィラメントは補助チャンバー内に残る。補助チャンバー408の内部表面とともにフィラメントは、その上に分散されたゲッタ物質を有する。フィラメントの存在は、ゲッタで被覆されるように使用可能である表面積を増加させる。したがって、ゲッタ機能は本実施形態で高められる。さらに、束にされたフィラメント600は、迅速に加熱し、フラッシュされるかあるいは昇華して、補助チャンバー408の内部領域全体に熱を均一に分布させ、それによって補助チャンバー408およびカソード402を熱衝撃に曝す度合いを最少にする。
【0025】
図6Aの実施形態のさらにもう一つの長所として、束にされたフィラメント600をサブアセンブリとして用意し、次に所望される場合、補助チャンバー408内に分散できる。この製造適応性は、先行技術のゲッタ供給源より優れているかなりの改良を行う。さらに、その極端に低い質量(したがって、最少熱伝達)のために、束にされたフィラメント600は、補助チャンバー408内で、カソード402の表面上に直接、および/または補助チャンバー408の内部面に直接、置くことができる。束にされたフィラメント600の配置のこの汎用性は、従来のゲッタ分散方法と関連した正確なゲッタ供給源取り付けの負担を実質的に緩和する。
【0026】
次に、図6Bを参照すると、本発明の一実施形態による格子形状に配列されたフィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図が示されている。このフィラメントは、「格子フィラメント」602を生じるように格子形状で配列され、この格子フィラメント602の異なった行および列は、そのそれぞれの交差で互いに接触しない。本実施形態は、図6Aの実施形態と同様に形成され、この図6Aの実施形態と同様な機能を果たす。すなわち、例えばバリウムのようなゲッタ物質は、フィラメント上に被覆される。本実施形態において、格子フィラメント602はタンタルで構成され、一方、本実施形態は、例えば、チタン、タングステン、タンタル‐チタン合金等のような様々な他のフィラメント物質の使用にも適している。熱に曝された場合、格子フィラメント602は、補助チャンバー408の内部表面全体の上に被覆されたゲッタ物質を分散するかあるいは「振り撒く」。しかしながら、本実施形態において、格子フィラメント602は、所望の加熱を行うように電流に曝されるように構成される。その全長中に電流の適切な通過を保証するために、格子フィラメント602の異なった行および列は、その交差で互いに接触してはいけない。図6Aの実施形態とともに記載されている多数の重要な利点の多数は、本実施形態にもまた応用する。
【0027】
図6Cおよび図6Dは、本発明の他の実施形態による複数の別個に束にされたフィラメント604a、604b、606aおよび606bに配置されたゲッタ物質の概略図である。これらの実施形態において、ゲッタ被覆フィラメントの複数の束および格子は、補助チャンバー408内に配置されている。そのようにする際、明確に区分されたフィラメントは、別個に活性化できる。例えば、第1のフィラメント(例えば、604aあるいは606a)は、工場で活性化でき、第2のフィラメント(例えば、604bあるいは606b)は、後で元の位置で活性化できる。結果として、ゲッタ物質は、所望であれば、顧客によってリフレッシュ可能である。フィラメントの特定の組合せが図6Cおよび図6Dに示されているが、本発明は、所与の補助チャンバーで多数のフィラメントを使用することに適しており、本発明は、同じ補助チャンバーに束にされたフィラメントおよび格子フィラメントを含む組合せを有することにも適している。
【0028】
図4に関して、本発明の補助チャンバー408は、そこから延びるチュービュレーションを有しない。すなわち、補助チャンバー408は、例えば、真空環境でディスプレイ装置400に取り付けられる。このような実施形態において、何らかの付加的な真空排気工程を実行することは必要でなくてもよい。したがって、本発明は、補助装置408がチュービュレーションを含まない実施形態に適している。
【0029】
次に、図7を参照すると、本発明の他の実施形態が示される。本実施形態において、図4の補助チャンバー408は、チュービュレーション700を含む。チュービュレーションをディスプレイ装置の活性環境に直接取り付ける従来の装置と違って、本実施形態のチュービュレーション700は、補助チャンバー408に取り付けられる。チュービュレーション700は、排気処理中、ディスプレイ装置400と補助チャンバー408の活性環境を真空排気するために使用される。より詳細には、チュービュレーション700の端部702は図示されない真空源に結合される。真空源は、チュービュレーション700を通って補助チャンバー408の内部とディスプレイ装置400の活性環境を真空排気する。本実施形態において、チュービュレーション700はディスプレイ装置400のエッジを越えて延びないように、補助チャンバー408から延びる。図7の実施形態において、チュービュレーション700は、外側に突き出す(すなわち直接ディスプレイ装置400の境界の方へ)のとは対照的に「内側」に突き出す(すなわち、ディスプレイ装置400の中心部の方へ)。したがって、従来のチュービュレーション形状(例えば先行技術の図3のチュービュレーション118を参照せよ)と違って、本実施形態のチュービュレーション700は、例えば、カソード402およびフェースプレート404を一緒に固定するために使用されるシーリング工程を妨害しない。さらに、従来のチュービュレーション形状(例えば、先行技術の図2のチュービュレーション114を参照せよ)と違って、チュービュレーション700は、低プロフィールを保持し、したがってディスプレイ装置400の「外囲器」を著しく変更あるいは増加させない。したがって、チュービュレーション700を内側に突き出す低プロフィールは、ディスプレイ装置400を使用できる位置および環境を制限しない。本発明は、チュービュレーション700がディスプレイ装置400の中心部の方向以外に向って突き出す環境にも適している。
【0030】
さらに図7を参照すると、本実施形態において、チュービュレーション700は金属で構成されている。より詳細には、図7の実施形態において、チュービュレーション700は、例えば、ニッケル、銅、アルミニウム等のような軟金属で構成される。このような軟金属が本実施形態で詳述されるが、本発明は、様々な他の種類の金属の使用にも適している。同様に、本実施形態は、ガラス、セラミック、あるいは他の様々な他の非金属物質のチュービュレーション700を形成することにも適している。
【0031】
さらに図7に関して、いくつかの重要な長所は、金属のチュービュレーション700を形成することによって達成される。例えば、金属のチュービュレーション700は、一般的にガラスチュービュレーションよりも強い。この増加された強度は、製造工程の頑丈さを改善し、改善された歩留まりをもたらす。さらに、金属チュービュレーションは、より容易に製造され、補助チャンバー408に結合される。例えば、補助チャンバー408が金属で形成される場合、チュービュレーション700が金属でも形成されるならば、溶接工程は、信頼できるようにチュービュレーション700を補助チャンバー408に固定できる。本発明は、様々な他の結合手順を使用して、金属チュービュレーションを金属あるいは非金属補助チャンバーに固定することにも適している。補助チャンバー408がセラミック材料で構成され、チュービュレーション700が金属で構成される実施形態において、チュービュレーション700は、例えばセラミック補助チャンバー408にフリットシールあるいは高温鑞付けられていることに適している。
【0032】
図8を参照すると、チュービュレーション700を金属から形成することのもう一つの利点が示されている。他の図8の実施形態において、チュービュレーション700は、湾曲可能金属で構成されている。結果として、チュービュレーション700は、真空源へのチュービュレーション700の結合を容易にするために曲げられる。したがって、補助チャンバー408の位置および向きにもかかわらず、チュービュレーション700は、湾曲されるか、あるいは真空供給源あるいは他の装置がチュービュレーション700の端部702への容易な接近を行うように構成できる。さらに、真空排気工程後、チュービュレーション700は、図7に示された位置まで曲げることができる。このようにする際、本実施形態は、その低いプロフィールを保持し、ディスプレイ装置400の「外囲器」を著しく変更あるいは増加させる。さらに、本実施形態のチュービュレーション700は、ディスプレイ装置400のエッジを越えて延び、真空供給源への容易な接近を容易にするために構成できる。しかしながら、真空排気工程より前に、チュービュレーション700は、チュービュレーション700が例えばレーザシーリング工程を妨害しないことを保証するために曲げることができる。チュービュレーション700がガラスで形成される実施形態において、ガラスチュービュレーションは、加熱され、次に所望の形状まで曲げられる。
【0033】
次に図9を参照すると、補助チャンバー408から延びるチュービュレーション700が密封端部900を有する本発明の他の実施形態が示されている。一般的には、最終真空排気工程後、本実施形態は、密封端部900を形成するチュービュレーション700を密封する。そのようにする際、真空排気環境は、ディスプレイ装置400の補助チャンバー408および活性環境内で保持される。本発明の実施形態において、密封端部900は、多数の方法の何れかで得られる。チュービュレーション700がガラスで構成されている実施形態において、加熱処理は密封端部900を得るために使用される。チュービュレーション700が金属で構成される場合、本実施形態は、非熱シーリング工程を使用して密封端部900を形成する。このような非熱処理工程は、例えば機械ピンチ工程等を含む。このような非熱シーリング工程を使用することによって、本実施形態は、ディスプレイ装置400の部品および/または補助チャンバー408を有害な熱負荷あるいは熱衝撃に曝さない。さらに、機械シーリング工程は、補助チャンバー408から延びる残留チュービュレーションを最少にする。
【0034】
次に図10に関して、本実施形態の補助チャンバー408は、そこから延びるチュービュレーションを有しない。その代わりに、補助チャンバー408はプラグシール1000を使用して密封される。このような実施形態において、例えば溶融石英ガラスあるいはインジウムのプラグは、真空排気工程の後、補助チャンバー408を密封するために使用される。図10の実施形態から分かるように、プラグシール1000を使用することによって、本実施形態は、低プロフィールを保持し、ディスプレイ装置400の「外囲器」を著しく変更あるいは増加させない。さらに、プラグシールは、補助チャンバー408上のいかなる位置でも使用できる。したがって、低プロフィールのプラグシール1000は、ディスプレイ装置400を使用できる位置および環境を制限しない。
【0035】
次に図11に関して、図4、図5および図7〜図10の両方の補助チャンバー408をカソード402に取り付けるために使用されるステップのフローチャート1100が示される。例えば、低温シーリングフリットのようなある種のシーリング材料は、表面を滑らかにするために完全に結合しない。すなわち、所定の条件では、このようなシーリングフリットを使用する場合、2つの表面間で形成されるシールあるいはボンドは、化学的よりもより機械的であってもよい。本実施形態は、一方の滑らかな表面(例えば、ディスプレイ装置400のカソード402あるいは他の表面)および他の滑らかな表面(例えば、補助チャンバー408の底部表面)を一緒に取り付ける方法を提供する。ステップ1102で示されるように、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面が生成されるように、ディスプレイ装置400の表面を最初に条件付ける。本実施形態において、ディスプレイ装置400の表面は、ディスプレイ装置400のカソード402の上部表面である。そのようにする際、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面は、そのときそれに結合された補助チャンバー408を有するように構成される。ステップ1102の工程の実施形態は、図12の説明とともに下記に詳述される。
【0036】
ステップ1104で、本実施形態は、補助チャンバー408の条件付けられた表面が生成されるように、補助チャンバー408の表面を条件付ける。本実施形態において、補助チャンバー408の条件付けられた表面は、補助チャンバー408の底部表面である。このようにする際、補助チャンバー408の条件付けられた表面は、そのときディスプレイ装置400の条件付けられた表面に結合されるように構成される。ステップ1104の処理の実施形態は、図13の説明とともに下記に詳述される。
【0037】
次に、ステップ1106で、本実施形態は、補助チャンバー408の条件付けられた表面をディスプレイ装置400の条件付けられた表面に結合する。この結合ステップは、例えば、チュービュレーションが補助チャンバー408に取り付けられる必要が全然ないように真空で生じ得る。しかしながら、本実施形態は、非真空環境で補助チャンバー408をカソード402に結合し、次に補助チャンバー408に結合されたチュービュレーションを使用してディスプレイ装置400の補助チャンバー408および活性環境を真空排気することにも適している。ステップ1106の工程の実施形態は、図14の説明とともに下記に詳述される。さらに、本発明は、ディスプレイ装置400の表面だけが条件付けられるか、あるいは補助チャンバー408の表面だけが条件付けられる実施形態にも適している。
【0038】
次に図12に関して、ディスプレイ装置400の表面の条件付け中、実行されるステップのフローチャート1200が示される。ステップ1202で示されるように、本実施形態は、フリットをディスプレイ装置400の表面に応用する。より詳細には、ステップ1202で、本実施形態は、結合剤なしにフリットをディスプレイ装置400の表面に適用する。結果として、フリットは、空気中でなく真空中で予め鏡のような面にされるので、ディスプレイ装置の能動素子は酸化せず、有害なようにいかなる結合剤にも曝されない。一実施形態において、フリットはイソプロピルアルコール(IPA)中に吊るされる。その中にフリットを含むIPAは、次に、所望の位置でディスプレイ装置400の表面上に例えば「塗装」される。
【0039】
次に、ステップ1204で、ディスプレイ装置400の表面は、IPAの蒸発を促進するように加熱ステップに曝される。IPAの蒸発は、ディスプレイ装置400の表面上にフリット被覆を残す。この加熱は、高温の真空オーブンあるいは不活性雰囲気で生じる。このようにする際、ディスプレイ装置400の感度がよい能動素子は、有害であるようには何れの結合剤にも曝されておらず、ディスプレイ装置400の能動素子は、有害であるように好ましくない酸素雰囲気に曝されることがない。
【0040】
次に図13に関して、補助チャンバー408の表面の条件付け中、実行されるステップのフローチャート1300が示される。ステップ1302で示されるように、本実施形態は、フリットを補助チャンバー408の表面に応用する。より詳細には、本実施形態において、補助チャンバー408がディスプレイ装置400に接触する場合、フリット物質は、補助チャンバー408の底部表面に適用される。
【0041】
次に、ステップ1304で、本実施形態は、フリットがその底部に結合されるように補助チャンバー408を加熱することによって、フリットを補助チャンバー408の底部表面に予め結合される。
【0042】
次に図14に関して、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面の結合中、実行されるステップのフローチャート1400が示される。ステップ1402に示されるように、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面を互いに接触させる。
【0043】
次に、ステップ1404で、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面が一緒に結合されるように、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面を熱源に曝す。本実施形態において、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面は、レーザ熱源に曝される。このような加熱は本実施形態に示されているが、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面を、例えば無線周波数(RF)加熱、オーブン加熱等のような様々な他の加熱方法に曝すことにも適している。さらに、一実施形態において、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面は、熱がディスプレイ装置400の能動素子を損傷しないように、不活性環境で熱源に曝される。レーザがディスプレイ装置400および補助チャンバー408を一緒に結合するために使用される実施形態において、このような結合は、IPAで吊るされた低温フリットの使用を必要としないで行うことができる。
【0044】
次に図15に関して、本発明の他の実施形態中で実行されるステップのフローチャート1500が示される。本発明のこの実施形態において、ディスプレイ装置400の表面および補助チャンバー408の表面は荒らし工程によって条件付けられる。ステップ1502に示されるように、ディスプレイ装置400の表面は、例えば、化学処理、機械処理、レーザ処理等を使用して荒らされる。この工程は、ディスプレイ装置400の表面上にトポグラフィを形成するために使用され、このトポグラフィはボンディング工程を容易にする。本実施形態において、化学的に荒らす工程は、例えば、ディスプレイ装置400の表面を酸エッチング処理に曝すことを含む。機械的に荒らす処理は、例えばディスプレイ装置400の表面をサンドブラストで磨くかあるいは砂で磨くことを含む。レーザで荒らす工程は、例えばディスプレイ装置400の表面をレーザに曝し、その表面にマークをつけるかあるいはくぼみをつける。
【0045】
ステップ1504で、補助チャンバー408の表面は、例えば、化学処理、機械処理、レーザ処理等を使用して荒らされる。この工程は、ディスプレイ装置400の表面上にトポグラフィを形成するために使用され、このトポグラフィはボンディング工程を容易にする。本実施形態において、化学的に荒らす工程は、例えば、補助チャンバー408の表面を酸エッチング処理に曝すことを含む。機械的に荒らす処理は、例えば補助チャンバー408の表面をサンドブラストで磨くかあるいは砂で磨くことを含む。レーザで荒らす工程は、例えば補助チャンバー408の表面をレーザに曝し、その表面にマークを付けるかあるいは窪みを付ける。
【0046】
ステップ1506で、本実施形態は、ディスプレイ装置400の荒らされた表面および補助チャンバー408の荒らされた表面を一緒に結合するために、接着剤を使用する。本実施形態は、ステップ1506を実行するために様々な種類の接着剤の何れかを使用することに適している。さらに、本発明は、ディスプレイ装置400の表面だけが荒らされるか、あるいは補助チャンバー408の表面だけが荒らされる実施形態にも適している。さらに、本発明は、ディスプレイ装置400の表面がフリットで条件付けられ、補助チャンバー408の表面が前述されるように荒らされるか、あるいはディスプレイ装置400の表面が前述のように荒らされ、補助チャンバー408の表面がフリットで条件付けられる実施形態にも適している。
【0047】
次に、図16Aに関して、補助チャンバー408′が可変容量を有する本発明の他の実施形態が示される。より詳細には、本実施形態において、補助チャンバー408′は拡張可能部1600を有する。図16Aでは、拡張可能部1600は、圧縮状態にある。本実施形態において、拡張可能部は、ディスプレイ400の真空排気およびシーリング(すなわち、チップオフ)中、圧縮状態に保持される。結果として、本実施形態は、上記に詳述されるように低プロフィールを保持する。
【0048】
次に図16Bを参照すると、補助チャンバー408′は、拡張状態で示される。結果として、補助チャンバーの容量は増加される。したがって、本発明は、可変容量を有する補助チャンバーを提供する。動作において、本実施形態は、補助チャンバー408′の容量を増加するように、ディスプレイ400の真空排気およびシーリング(すなわち、チップオフ)の後に延ばされる。次に、ゲッタ410は、活性化され(例えばフラッシュされ)、次に補助チャンバー408′は、ディスプレイ400を所望のプロフィールに戻すように、その圧縮状態に戻される。本実施形態において、ゲッタの表面は、堆積(振り撒き)され、ゲッタ物質の改善された分散が得られ、所望の低プロフィールを保持する。
【0049】
図17A〜図17Cに関して、補助チャンバー170が円筒状ハウジング171を含む本発明の実施形態が示されている。一実施形態において、円筒状ハウジング171はスチールで形成される。しかしながら、本発明は、様々な他の種類の金属を使用することに適している。本発明は、ディスプレイガラスの熱膨張係数に近い低膨張合金の使用にも適している。
【0050】
図17B〜図17Cに示された実施形態において、ゲッタは、螺旋の非蒸発性ゲッタ(NEG)物質173で形成される。導電素子174は、各円筒状ハウジング171内の中心に配置され、円筒状ハウジング171と導電素子174との間に気密シールを形成する絶縁体175を通って延びる。導電素子174は、NEG物質173の一端部に電気的に接続する。NEG物質173の他端部は、円筒状ハウジング171に電気的に接続される。導電素子174を通って、円筒状ハウジング171を通って外側に電流を通過させることは、NEG物質173の活性化のためにNEG物質173を加熱する。
【0051】
図17Dに示された実施形態において、一連の補助チャンバー170はディスプレイガラス172に取り付けられる。開口(図示せず)は、補助チャンバー170の各々の下のディスプレイガラス172を通って延びる。一実施形態において、補助チャンバー170の各々は、加熱あるいは摩擦溶接によって金属ハンダ、ハンダガラスあるいは他の接着剤を使用して、ディスプレイガラス172に取り付けられる。しかしながら、本発明は、補助チャンバー170をディスプレイガラス172に取り付けるための、他の方法の使用に適している。
【0052】
図17Dを参照すると、電源177は、導電ワイヤ176によって円筒状ハウジング171および導電素子174に電気的に結合される。電力の印加の際に、各円筒状ハウジング171内のNEG物質173が活性化される。図17Dに示された実施形態は直列にワイヤで接続されているが、本発明は、円筒状ハウジング171および導電素子174の各々が電源177に並列にワイヤで接続される実施形態に適している。円筒状ハウジング171の各々が電源177に並列にワイヤで接続されている実施形態において、円筒状ハウジング171は個別に活性化できる。
【0053】
さらに、図17Dを参照すると、一実施形態において、各円筒状ハウジング171は縮小された高さを有する。一実施形態において、各円筒状ハウジングは、約0.5cmの高さおよび約1cmの直径を有する。本実施形態において、500mm以上の0.4mmの厚さのNEG物質は、円筒状ハウジング171内に配置される。円筒状ハウジング171は金属で作られ、先行技術の装置に対して小さいサイズを有するために、本発明は、先行技術の大きなガラス補助区画よりもあまり機械特性(例えば、コンプライアンス、シール強度等)に悪影響を及ぼす可能性が少ない。
【0054】
図17A〜図17Dに示された実施形態は、様々な条件付の工程中電流加熱によって周期的活性化を可能にする。さらに、図17A〜17Dに示された実施形態は、ディスプレイの寿命中再活性化される。したがって、例えば、NEG物質173は、ディスプレイの消費者寿命中、幾つかの間隔中で再活性化できる。例えば、NEG物質173は、ディスプレイの最初の電源投入等中に電池充電動作中、再活性化できる。これは、周期的に真空を改善し、ガス抜きおよびシール浸透性に関連した長期真空低下を補償することによって、ディスプレイの寿命を延ばす。
【0055】
図17Eに示された1つの代替実施形態において、チュービュレーション178は、円筒状ハウジング171から延びる。一実施形態において、チュービュレーション178は、補助チャンバー170および補助チャンバー170が取り付けられるディスプレイ装置の真空排気のために、真空排気接続の可能なポンプ用端部である。
【0056】
図17Fに示されたさらにもう一つの実施形態において、高圧(アノード)フィードスルーは、ディスプレイガラス172で開口193を通って延びる導電ケーブル191によって提供される。一実施形態において、ばねで留められた接点192は導電ケーブル191に取り付けられる。
【0057】
次に図18を参照すると、補助チャンバー180内に配置されたバリウムフラッシュバルブ181を含む実施形態が示されている。本実施形態において、バリウムフラッシュバルブ181は、フィラメント183上に配置されたバリウム物質を含む。一実施形態において、フィラメント183は、図6Aの束にされたフィラメント600のような束にされたフィラメントである。一方、フィラメント183は、図6Bの格子フィラメント602のような「格子フィラメント」を生じるように格子形状に配列される。本実施形態において、フィラメント183はタングステンで構成される。しかしながら、本実施形態は、例えば、チタン、タンタル、タングステン、タンタル‐チタン合金等のような様々な他のフィラメント物質の使用にも適している。
【0058】
さらに図18を参照すると、一実施形態において、補助チャンバー180は、それを通って延びる開口182を含むこし器状の底部プレート187を含む。開口182によって、汚染物質粒子は補助チャンバー180の中に移動できる。一実施形態において、底部プレート187は、ハウジング188を組み立てるより前に、フリットで被覆される。一旦補助チャンバー180が組み立てられると、フィラメント183は補助チャンバー180内に保持される。フィラメント183は、移送中および補助チャンバー180をディスプレイガラスに取り付け中、補助チャンバー180内に保持されるために、これは、ディスプレイ装置への補助チャンバー180の容易な設置のために備える。
【0059】
図18につき続けると、電気フィードスルー184および電気フィードスルー185は、フィラメント183に電気的に結合される。一実施形態において、電気フィードスルー184および電気フィードスルー185は、補助チャンバー180に溶着される。一方、電気フィードスルー184〜185は補助チャンバー180に高温で鑞付けされる。一実施形態において、補助チャンバー180はセラミックあるいはガラスである。一方、補助チャンバー180は、例えばセラミックのような絶縁材料で被覆される金属である。
【0060】
一実施形態において、活性化は、直流6〜12ボルトを電気フィードスルー184〜185に印加することによって行われる。電流が電気フィードスルー184〜185に印加される場合、フィラメント183は、補助チャンバー180の内部表面全体に、その上に被覆されたバリウム物質を分散するか、あるいはこのバリウム物質を振り撒く。
【0061】
単一フラッシュバルブが図18の実施形態に示されているが、本発明は、フィラメントが2つあるいはそれ以上のより小さいフラッシュバルブに分離される実施形態にも適している。2つのフラッシュバルブの使用は、組み立て中1つのフラッシュバルブの動作を可能にし、顧客による第2のフラッシュバルブの動作を可能にする。いくつかの重要な長所は、その多くが図4ないし図6Dの実施形態に関して述べられている本実施形態によって実現される。
【0062】
バリウムゲッタのフラッシュイングは、ディスプレイの活性領域に有害であり得るガスを生じることが分かった。本実施形態において、バリウムゲッタは、ディスプレイの真空排気中、活性化される。これは、バリウムゲッタによって発生されたガスを排気し、バリウムゲッタの活性化によって発生されたガスの有害な影響を取り除く。
【0063】
図19を参照すると、バックプレート201、フェースプレート202、周辺シール203、真空ギャップ204および補助区画205を含むフラットパネルディスプレイ200が示されている。開口206は、バックプレート201を通って延びる。高放射率表面209は、熱が低放射率表面208から離れた所に伝達されることを可能にする。一実施形態において、高放射率表面209は、被覆されていないガラス表面であり、低放射率表面208は、金属膜210で被覆されるガラス表面である。
【0064】
図19につき続けると、ゲッタ207は、活性化の際にゲッタが低放射率表面208の上に、ゲッタ物質の膜を配置するように補助区画205内に配置される。ゲッタ207にフラッシュされることによって発生された熱は、矢印211によって示されるように補助区画205の後部の外へ伝達される。これは、低放射率表面208の温度増加を最少にする。
【0065】
図20は、低放射率表面208′がディスプレイの活性領域を囲む境界領域にある実施形態を示す。ゲッタ207の活性化の際に、ゲッタ物質の膜は低放射率表面208′の上に配置されている。ゲッタ207にフラッシュされることによって発生された熱は、ディスプレイの外へおよび高放射率表面209′を通って低放射率表面208′から離れた所に伝達される。
【0066】
図19〜図20を参照すると、一実施形態において、ゲッタ207はバリウムゲッタである。ゲッタ207にフラッシュされることによって発生された熱は、ディスプレイの外へおよび低放射率表面208から離れた所に伝達されるために、低放射率表面208は比較的冷たいままである。その上にバリウム膜が付着されるべきである表面は比較的冷たいために、生じるバリウム膜は多孔性であり、良好なゲッタ特性を有する。
【0067】
図21A〜図21Bは、ディスプレイ装置214およびディスプレイ装置214′が大きい表面積構造212を含む実施形態を示す。本実施形態において、大きい表面積構造212は、ゲッタ207の近くに配置されたカーボンフェルト構造である。本実施形態において、ゲッタ207はバリウムゲッタである。カーボンフェルト構造212は、図21Aに示されるように補助区画205に配置できるかあるいは図21Bによって示されるように、ディスプレイの活性領域を囲む境界領域に配置できる。ゲッタ207がフラッシュされる場合、ゲッタ物質の膜はカーボンフェルト構造212の上に付着される。カーボンフェルト構造212は、大きな表面積を与え、高温、真空互換性物質である。したがって、ゲッタ物質の生じる膜、高表面積および良好なゲッタ能力を有する。境界領域の空間量は制限されるために、カーボンフェルトの使用は、図21Bに示された実施形態で特に有利である。
【0068】
図22は、支持体220の各端部の近くの支持体220の各側面から延びる延長部材221を含む支持体220を示す。本実施形態において、支持体220は、スポット溶接されるワイヤで構成される。延長部材221は、支持体220が補助チャンバー223の中に容易に挿入できるように、支持体220の本体222の方へ挟まれるように構成される。一旦、支持体220が補助チャンバー223に適切に置かれると、延長部材221は、補助チャンバー223の側面に接触するように膨張することが可能にされる。延長部材221によって与えられる張力は、所定の位置にしっかりと支持体220を保持する。ゲッタ224は、ゲッタ224が補助チャンバー223内に吊るされるように支持体220を保持する。一実施形態において、ゲッタ224は、バリウムゲッタである。しかしながら、本発明は、他の物質で形成されるゲッタ224との併用に適している。
【0069】
さらに図22を参照すると、補助チャンバー223内にゲッタ224を吊るすことによって、ゲッタ224は、管および補助区画ガラスから分離される。支持体22の使用は、ゲッタを取り付けるために接着剤を使用することに対する要求を除去する。ゲッタガス抜きを取り付けるための接着剤は、先行技術で一般的に用いられている。したがって、本発明は、先行技術のゲッタアセンブリで一般的に生じるような接着剤に関連したガス抜きを除去する。さらに、先行技術のゲッタアセンブリの時間のかかる接着剤硬化操作は、本発明の使用によって回避される。
【0070】
非蒸発性ゲッタ(NEG)は、NEGのバルク容量に比べて非常に小さい表面容量を有する。一旦表面飽和が生じると、本発明は、NEGの再活性化を行う。NEGを再活性化することによって、吸収ガスは、NEGの大部分に拡散され、NEGの室温表面容量を回復する。NEGの数倍の再活性化によって、NEGのバルク容量は完全に利用される。
【0071】
一実施形態において、再活性化は、所定の時間NEGを高温に加熱することによって実行される。本実施形態は、再活性化のためにレーザを使用する。しかしながら、本発明は、他の加熱方法の使用に適している。一実施形態において、ゲッタの全領域にわたるレーザの単一パスは、約20秒間NEGを約900℃の温度に加熱するように実行される。一実施形態において、ディスプレイ構成要素のガス抜きレベルがなお高い場合、NEGは、ディスプレイバーンインおよびディスプレイの初期寿命中の幾つかの間隔中に再活性化される。この再活性化は、ディスプレイの寿命の間継続できる。
【0072】
次に図23Aを参照すると、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、支持体構造232が延びるハウジング231を含む。一実施形態において、支持体構造232はリブである。一方、支持体構造232は柱である。カバー233は、その間に筺体を形成するように、ハウジング231に取り付ける。一実施形態において、カバー223は薄い金属プレートである。筺体内で、予め振り撒かれたゲッタ物質235は、ハウジング231の内部表面の上に延び、支持体構造232の上に延びる膜である。一実施形態において、ハウジング231および支持体構造232は金属で形成される。しかしながら、本発明は、例えばガラスのような他の物質で形成されるハウジング231、支持体構造232およびカバー233の使用のために適している。薄いプラグ234は、カバー233内で形成され、予め振り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すように砕かれ、溶かされるかあるいはその他除去されるように構成される。しかしながら、本発明は、薄いプラグを含まず、予め振り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すようにように砕かれ、溶かされるかあるいはその他除去されるように構成されるカバーの使用のために適している。
【0073】
図23Aの予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、真空室のハウジング231の内部上にバリウムゲッタに振り撒かれることによって形成できる。好ましくは、バリウムゲッタは長い距離から振り撒かれる。次に、カバー233は、ハウジング231の上に配置され、ハウジング231にシールされる。完了された予め振り撒かれたカプセルは、次に真空室から除去され、補助チャンバー(図示せず)に入れられる。一方、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、ディスプレイ装置の活性領域を囲む境界領域に入れられる。
【0074】
図23Aにつき続けると、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、予め振り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すように薄いプラグ234を砕き、溶かすかあるいはその他除去することによって活性化される。一実施形態において、薄いプラグ234は、レーザ加熱あるいは無線周波数エネルギーによって破壊される低温プラグである。本発明は、その上に金属アンテナを有するかあるいは金属のクラッシュ室の高熱膨張片に結合される薄いプラグ234を使用するためあるいは内部スチールボールを移動させる磁石を使用することによっても十分に適合される。
【0075】
図23Bは、予め振り撒かれたゲッタカプセル236が補助チャンバー237内に形成される実施形態を示す。任意には、チュービュレーション229は補助チャンバー237にも配置されている。本実施形態において、支持体構造232は補助チャンバー237内に形成される。予め振り撒かれたゲッタ物質235は、予め振り撒かれたゲッタ物質235が補助チャンバー237および支持体構造232の内部表面の上にあるように、レッジ238の上の補助チャンバー237の内部表面の上に配置される。カバー239は、シール筺体を形成するようにレッジ238上にある。本実施形態において、カバー239は、約2ミルの厚さを有するシールガラスである。しかしながら、本発明は、他の物質で形成されるカバーの使用のために適している。さらに、本発明は、カバー239内に配置された薄いプラグの使用のために適している。
【0076】
図23Bを継続すると、多数の異なる方法の何れかがカバー239を補助チャンバー237に密封するために使用できるが、本実施形態において、ガラスフリットシールが使用される。支持体構造232は、図23Cに示されるような柱232′あるいは図23Dに示されるようなリブ232″であってもよい。しかしながら、本発明は、支持体構造の他の形状にも適している。
【0077】
さらに図23Bを参照すると、活性化は、カバー239内の開口を砕き、溶かすかあるいはその他形成することによって行われる。これは、予め振り撒かれたゲッタ物質235を曝す。ゲッタを真空環境で振り撒かれることによって、振り撒かれる操作は最適条件の下で行うことができる。これは、良好なゲッタリング能力を有する高品質の予め振り撒かれたゲッタ物質235を生じる。
【0078】
次に、図24を参照すると、補助チャンバー205に配置される下位無線周波数(RF)コイル241、上位RFコイル242およびゲッタ243〜244を含むアセンブリ240が示される。一方、アセンブリ240は、ディスプレイ装置の境界領域内にあってもよいし、あるいはRFコイル241〜242は、補助チャンバーの外側にあってもよい。一実施形態において、RFコイル241およびRFコイル242は、下位RFコイル241および上位RFコイル242が励磁される場合、建設的な干渉の領域および破壊的な干渉の領域が生じるように配置され、位相を同じくされるフェーズアレイアンテナである。
【0079】
一実施形態において、ゲッタ243は、建設的な干渉の領域にあり、ゲッタ244は、破壊的な干渉の領域にある。これは、上位RFコイル241および下位RFコイル243を通るRF放射線を発生することによってゲッタ243の選択活性化を可能にする。次に、残りのゲッタ244は後の時間に活性化できる。一実施形態において、ゲッタ243はバリウムゲッタであり、ゲッタ244はNEG物質で構成されている。これは、ゲッタ244を活性化させないでバリウムゲッタ243を選択的に活性化することを可能にする。一実施形態において、レーザあるいは他の加熱手段は、後でゲッタ244を活性化するために使用される。
【0080】
図25は、ディスプレイ250の内部に配置される非蒸発性ゲッタ251および252を含む実施形態を示す。ゲッタ251および252の両方は、ゲッタ251およびゲッタ252が選択的に活性化できるように電源(図示せず)に結合される。一実施形態において、ゲッタ251は、ディスプレイを密封する直前に活性化されるが、ディスプレイはなお熱く、ディスプレイの部品は高ガス抜き速度を有する。ゲッタ251は、ディスプレイの他の部品が室温まで冷却されるまで、活性化温度(例えば、500℃)のままである。これは、CO、COおよびHOの吸収に対して最大容量を生じる。
【0081】
次に、図25を参照すると、ゲッタ252は、ディスプレイがなお工場にある場合、後で活性化できる。一実施形態において、ゲッタ252は、約10分間約500℃の温度までゲッタ252を加熱するように熱を加えることにより活性化される。ゲッタ252の活性化は、ディスプレイの寿命にわたってディスプレイ内部に必要な圧力を生じる。
【0082】
次に、図26Aを参照すると、その上にバリウムアルミニウム(BaAl)物質262が配置されたニッケル薄片層261を含む平面蒸発性ゲッタ260が示されている。ニッケル薄片層263がバリウムアルミニウム層262の上に配置されている。
【0083】
次に、図26Bを参照すると、形成されたニッケル基板264を含む平面蒸発性ゲッタ260′が示されている。本実施形態において、ニッケル基板264は、ニッケル基板264内に多数の平行溝を生じるように形成される。バリウムアルミニウム(BaAl)物質262は各溝内に配置されている。ニッケル膜265は、バリウムアルミニウム物質262の上にあるように配置されている。
【0084】
図26Cに示された実施形態において、平面蒸発性ゲッタ260″は、円形空洞を有するニッケル基板264′を含む。バリウムアルミニウム物質262は、各円形空洞内に配置される。ニッケル膜265′は、バリウムアルミニウム物質262の上にある。空洞は円形空洞であるように示されているが、本発明は、例えば、矩形状、三角状等の、他の形状の使用に良好に適合する。
【0085】
一実施形態において、ニッケル基板264およびニッケル基板264′は、ニッケルシートをプレス成形し、電気成形し、あるいはその他成形することによって形成される。バリウムアルミニウム物質262は、次に粉末付着を使用して、あるいはバリウム物質262をシートにプレス成形し、この表面をドクターブレードでこすることによって付着される。一実施形態において、図26A〜図26Cに示された空洞は、幅が0.001〜0.01インチおよび深さが0.001〜0.10インチの範囲にある。
【0086】
図26Dに示された実施形態において、平面蒸発性ゲッタ260はフラットパネルディスプレイ270に配置される。本実施形態において、図26Aの平面蒸発性ゲッタ260、図26Bの平面蒸発性ゲッタ260′あるいは図26Cの平面蒸発性ゲッタ260″が使用される。平面蒸発性ゲッタ260の光照射(レーザあるいは赤外放射線)の際に、バリウムアルミニウム物質262が振り撒かれ、バリウム物質267の膜を形成する。発熱反応は、BaAl+4Ni→Ba+4NiAlである。さらに、本発明は、例えば、リチウムのようなバリウム以外の物質を使用するのに良好に適合する。
【0087】
図26Eに示された実施形態において、2つの平面蒸発性ゲッタ260は、フラットパネルディスプレイ270′内で互いに対向して配置される。本実施形態において、図26Aの平面蒸発性ゲッタ260、図26Bの平面蒸発性ゲッタ260′あるいは図26Cの平面蒸発性ゲッタ260″が使用される。本実施形態において、両方の平面蒸発性ゲッタ260は、同時に活性化され、バリウム物質268の膜を生じる。互いに対向して置かれた2つの平面蒸発性ゲッタ260を使用することによって、生じるバリウム物質268の膜は、図26Dにおけるバリウム物質267の膜の、2倍の寸法である。
【0088】
図26Bおよび図26Cに示された実施形態は、バリウムアルミニウム物質262の付着の逐次加熱(フラッシュされること)を可能にする。バリウムアルミニウム物質262の堆積物を順次加熱することによって、低堆積速度が得られる。これは、バリウム物質267および268の取り換え可能薄膜の形成を可能にする。バリウムアルミニウム物質262の個別堆積物を順次加熱することによって、薄膜は、低堆積速度で増加するように堆積される。これは、既存の薄膜の加熱(焼結)を最少限にし、関連の削減吸着機能を防止する。
【0089】
さらに図26A〜26Eを参照すると、一実施形態において、バリウムアルミニウム物質262の付着は、この装置のターンオン中ガス抜きの可変レベルを補償するためにディスプレイの最初の寿命中逐次活性化される。任意のNEG269とともに使用される場合、任意のNEG269は、ディスプレイ部品の最初のガス抜き中に日常的に活性化でき、平面蒸発性ゲッタは、ディスプレイが顧客に出荷されたときに非常に大きい容量のポンピングを行うように、振り撒かれることができる。
【0090】
したがって、本発明は、ディスプレイ装置内に使用可能な空間量を減らさないでディスプレイ装置から汚染物質を除去する装置を提供する。本発明は、上記に列挙された成果を実現し、ディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害となるように曝さない補助チャンバーも提供する。本発明は、さらに上記に列挙された成果を得るが、ディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは平行させない補助チャンバーを提供する。本発明は、改良された粒子除去を有する装置も提供する。
【0091】
本発明の特定の実施形態についての前述の説明は、例示および説明の目的のために示された。この実施形態は、完全であるかあるいは本発明を開示された正確な形式に限定することを目的とするものではなく、明らかに多数の修正および変更が上記の教示に照らして可能である。この実施形態は、本発明の原理およびその実用的な用途を十分に説明し、それによって本発明を十分に利用するために選択され、説明され、様々な修正を有する様々な実施形態は、熟考された特定の使用に適している。本発明の範囲は、これに添付された特許請求の範囲およびその均等物によって規定されるべきであることが意図される。
【図面の簡単な説明】
本明細書の一部に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付図面は、本発明の実施形態を示し、説明とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
【図1】従来の汚染物質削減方式を使用するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図2】汚染物質を減少させようと試る際に使用される他の方式を使用するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図3】ディスプレイ装置のエッジを越えて突き出すチュービュレーションを有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図4】本発明の一実施形態によるそれに結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による図4の実施形態の斜視図である。
【図6A】本発明の一実施形態による束にされたフィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図である。
【図6B】本発明の一実施形態による格子形状に配置されたフィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図である。
【図6C】本発明の一実施形態による複数の別々に束にされたフィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図である。
【図6D】本発明の一実施形態による別個の格子形状に配置された複数のフィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図である。
【図7】結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出すチュービュレーションを有する。
【図8】結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出し曲がった形状のチュービュレーションを有する。
【図9】結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出すシールされたチュービュレーションを有する。
【図10】結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態によりプラグシールされる。
【図11】本発明の一実施形態による補助チャンバーをディスプレイ装置の表面に取り付けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の表面を条件付けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態による補助チャンバーの表面を条件付けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態による補助チャンバーの条件付けられた表面をディスプレイ装置の条件を付けられた表面に結合するように実行されるステップのフローチャートである。
【図15】本発明の一実施形態による接着剤を使用して補助チャンバーをディスプレイ装置の表面に取り付けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図16A】結合された圧縮状態の補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態における可変容量を有する。
【図16B】結合された伸張状態の補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態における可変容量を有する。
【図17A】本発明の一実施形態における円筒状ハウジングを含む補助チャンバーの斜視図である。
【図17B】本発明の一実施形態における円筒状ハウジングを含む補助チャンバーの側面断面図である。
【図17C】本発明の一実施形態における螺旋のNEG物質を含む補助チャンバーの底部図である。
【図17D】本発明の一実施形態におけるディスプレイ装置の表面に取り付けられた補助チャンバーの斜視図である。
【図17E】本発明の一実施形態における円筒状ハウジングおよびチュービュレーションを含む補助チャンバーの斜視図である。
【図17F】本発明の一実施形態における円筒状ハウジングおよび高圧アノードフィードスルーを含む補助チャンバーの側面断面図である。
【図18】本発明の一実施形態におけるフラッシュバルブが配置された補助チャンバーの側面断面図である。
【図19】本発明の一実施形態におけるそれに結合された補助チャンバーを有し、かつ低放射率表面および高放射率表面を有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図20】本発明の一実施形態における低放射率表面および高放射率表面を有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図21A】本発明の一実施形態における結合された補助チャンバーを有し、かつ補助チャンバー内に配置されたカーボンフェルト構造を有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図21B】本発明の一実施形態におけるカーボンフェルト構造が配置されたディスプレイ装置の側面断面図である。
【図22】本発明の一実施形態における支持体および2つのゲッタが配置された補助チャンバーの上部断面図である。
【図23A】本発明の一実施形態における予め振り撒かれたゲッタカプセルの側面断面図である。
【図23B】本発明の一実施形態における補助チャンバー内に形成された予め振り撒かれたゲッタカプセルの側面断面図である。
【図23C】本発明の一実施形態における柱である支持体構造を含む補助チャンバー内に形成された予め振り撒かれたゲッタカプセルの上部断面図である。
【図23D】本発明の一実施形態におけるリブである支持体構造を含む補助チャンバー内に形成された予め振り撒かれたゲッタカプセルの上部断面図である。
【図24】本発明の一実施形態におけるRFコイルを含み、かつ補助チャンバー内に配置されたアセンブリの概略図である。
【図25】本発明の一実施形態における2つのゲッタを有するディスプレイの概略図である。
【図26A】本発明の一実施形態におけるバリウムアルミニウムを含むゲッタの側面断面図である。
【図26B】本発明の一実施形態における溝を有するニッケル基板を含むゲッタの斜視図である。
【図26C】本発明の一実施形態における円形空洞を有するニッケル基板を含むゲッタの斜視図である。
【図26D】本発明の一実施形態における2つのゲッタが配置されたディスプレイの側面断面図である。
【図26E】本発明の一実施形態における3つのゲッタが配置されたディスプレイの側面断面図である。
特に示される場合を除いて、この説明で参照される図面は一定の比率に応じて描写されていないものとして理解されるべきである。

Claims (19)

  1. ディスプレイ装置から汚染物質を除去する装置であって、前記汚染物質を除去する装置は、補助チャンバーを備え、
    前記補助チャンバーは、金属からなるハウジングであって、
    前記ハウジングは、気密シールを形成する絶縁部、導電素子およびゲッタを収容し、
    前記導電素子は、前記絶縁部を貫通して、前記ハウジングの内部空間から外部空間に延在し、
    前記ゲッタは、蒸発型または非蒸発型のゲッタ物質からなるとともに、前記ハウジング内部で前記導電素子と電気的に接続し、さらに前記ゲッタは、前記ハウジングの内面と電気的に接続し、
    さらに前記ハウジングは、前記ディスプレイ装置に設けられた開口の上に配され、前記ディスプレイ装置の表面に結合されている
    事を特徴とする装置。
  2. 前記補助チャンバーが円筒状ハウジングを含む請求項1に記載の装置。
  3. 前記ゲッタが、螺旋状の非蒸発ゲッタ物質を含む請求項1または2に記載の装置。
  4. 請求項1記載の装置において、
    前記導電素子に結合され、かつ前記円筒状ハウジングに結合された電源を含み、前記電源が、前記ゲッタを活性化するための電流を供給するように構成される装置。
  5. 請求項4記載の装置において、
    前記円筒状ハウジングに結合された管を含み、前記管が、前記円筒状ハウジングの真空排気中、真空源に結合されるように構成される装置。
  6. 前記管が、真空排気接続の可能なポンプ用端部を含む請求項5に記載の装置。
  7. 請求項1−6に記載の装置において、
    高圧フィードスルーと、
    前記高圧フィードスルーに結合され、ばね付勢された接点とを含む装置。
  8. 請求項1−7に記載の装置において、
    前記ゲッタが、フィラメント上に配置されている装置。
  9. 前記フィラメントが、格子配列で構成される請求項8に記載の装置。
  10. 前記フィラメントが、束にされた配列で構成される請求項8に記載の装置。
  11. 前記ゲッタが、前記補助チャンバー内にある複数の別個のフィラメント上に配置されている請求項1に記載の装置。
  12. 前記蒸発性ゲッタが、バリウムを含む請求項11に記載の装置。
  13. 前記ゲッタが、前記フィラメント上に被覆されたバリウムを含む請求項9に記載の装置。
  14. 前記補助チャンバーが、
    貫通するように配置された開口を有する底部プレートと、
    間に筺体を形成するように前記底部プレートの上に配置されたハウジングと、 前記ハウジングを通って延び、かつ前記フィラメントに電気的に接続された第1の電気フィードスルーと、
    前記ハウジングを通って延び、かつ前記フィラメントに電気的に接続された第2の電気フィードスルーとを含む請求項13に記載の装置。
  15. 前記底部プレート上に配置されたフリットをさらに含み、
    前記フリットが、前記補助チャンバーを前記ディスプレイ装置の前記表面に結合するように構成される請求項14に記載の装置。
  16. 請求項1記載の装置において、
    前記補助チャンバー内に選択的に付着された金属膜を含み、前記金属膜が、前記ゲッタの活性化の際に蒸発型ゲッタ物質を獲得するように構成された装置。
  17. 請求項1−16の何れか1項に記載の装置において、
    前記ゲッタの活性化の際に蒸発型ゲッタ物質を獲得するように構成されたカーボンフェルト構造を含む装置。
  18. 前記補助チャンバーが、複数の側面を含み、前記装置が、
    前記ゲッタに結合された支持体を含み、前記支持体がそれから延びる複数の延長部材を有し、前記複数の延長部材が、前記ゲッタが前記補助チャンバー内で吊るされるように前記補助チャンバーの前記複数の側面の1つに係合するように構成される請求項1に記載の装置。
  19. 前記ゲッタが非蒸発ゲッタ物質を含み、前記ゲッタがガスを吸収するために活性化され、かつその後、前記ガスが前記ゲッタの中へ拡散されるように再活性化される請求項1に記載の装置。
JP2001512612A 1999-07-26 2000-06-30 汚染物質を除去する装置 Expired - Fee Related JP4722354B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/361,334 1999-07-26
US09/361,334 US6541912B1 (en) 1998-11-18 1999-07-26 Auxiliary chamber and display device with improved contaminant removal
PCT/US2000/018130 WO2001008191A2 (en) 1999-07-26 2000-06-30 Apparatus for removing contaminants

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003528422A JP2003528422A (ja) 2003-09-24
JP4722354B2 true JP4722354B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=23421620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001512612A Expired - Fee Related JP4722354B2 (ja) 1999-07-26 2000-06-30 汚染物質を除去する装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US6541912B1 (ja)
EP (1) EP1350261A4 (ja)
JP (1) JP4722354B2 (ja)
KR (1) KR100875874B1 (ja)
MY (1) MY125932A (ja)
WO (1) WO2001008191A2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7397185B2 (en) * 2001-01-22 2008-07-08 Futaba Corporation Electron tube and a method for manufacturing same
US6534850B2 (en) * 2001-04-16 2003-03-18 Hewlett-Packard Company Electronic device sealed under vacuum containing a getter and method of operation
JP2003022770A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Futaba Corp ゲッターミラー膜を形成した蛍光発光管
KR100444512B1 (ko) * 2002-01-25 2004-08-16 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 불순물 제거방법
US7169363B2 (en) * 2002-08-30 2007-01-30 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Apparatus and method for sequestering a contaminant by use of an exothermically reactive structure
JP4252471B2 (ja) * 2004-02-09 2009-04-08 株式会社 日立ディスプレイズ 画像表示装置
US20060250086A1 (en) * 2004-07-16 2006-11-09 Frank Yang Vacuum Getter Chamber
US20100201263A1 (en) * 2009-02-12 2010-08-12 Chuan-Chen Chen Vacuum degassing box of a field emission display
US8756976B2 (en) 2011-09-13 2014-06-24 Honeywell International Inc. Systems and methods for gettering an atomic sensor
US8854146B2 (en) 2012-01-31 2014-10-07 Honeywell International Inc. Systems and methods for external frit mounted components

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH078944U (ja) * 1993-07-14 1995-02-07 双葉電子工業株式会社 真空電子装置およびその外囲器
US5508586A (en) * 1993-06-17 1996-04-16 Saes Getters S.P.A. Integrated getter device suitable for flat displays

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5734226A (en) 1992-08-12 1998-03-31 Micron Technology, Inc. Wire-bonded getters useful in evacuated displays
JP2653008B2 (ja) 1993-01-25 1997-09-10 日本電気株式会社 冷陰極素子およびその製造方法
WO1994020975A1 (en) 1993-03-11 1994-09-15 Fed Corporation Emitter tip structure and field emission device comprising same, and method of making same
KR0139489B1 (ko) 1993-07-08 1998-06-01 호소야 레이지 전계방출형 표시장치
US5453659A (en) * 1994-06-10 1995-09-26 Texas Instruments Incorporated Anode plate for flat panel display having integrated getter
US5844360A (en) * 1995-08-31 1998-12-01 Institute For Advanced Engineering Field emmission display with an auxiliary chamber
US5688708A (en) 1996-06-24 1997-11-18 Motorola Method of making an ultra-high vacuum field emission display
US5977706A (en) * 1996-12-12 1999-11-02 Candescent Technologies Corporation Multi-compartment getter-containing flat-panel device
US5964630A (en) * 1996-12-23 1999-10-12 Candescent Technologies Corporation Method of increasing resistance of flat-panel device to bending, and associated getter-containing flat-panel device
US6147450A (en) * 1998-11-18 2000-11-14 Candescent Technologies Corporation Flat panel display with getter in auxiliary chamber

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5508586A (en) * 1993-06-17 1996-04-16 Saes Getters S.P.A. Integrated getter device suitable for flat displays
JPH078944U (ja) * 1993-07-14 1995-02-07 双葉電子工業株式会社 真空電子装置およびその外囲器

Also Published As

Publication number Publication date
EP1350261A2 (en) 2003-10-08
MY125932A (en) 2006-08-30
US6541912B1 (en) 2003-04-01
EP1350261A4 (en) 2005-08-17
JP2003528422A (ja) 2003-09-24
KR100875874B1 (ko) 2008-12-24
US6853135B1 (en) 2005-02-08
WO2001008191A3 (en) 2003-07-17
KR20020042808A (ko) 2002-06-07
WO2001008191A2 (en) 2001-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5688708A (en) Method of making an ultra-high vacuum field emission display
JP4722354B2 (ja) 汚染物質を除去する装置
US6422824B1 (en) Getting assembly for vacuum display panels
US6147450A (en) Flat panel display with getter in auxiliary chamber
KR100473000B1 (ko) 전자관과 그 제조 방법
JP3553974B2 (ja) ゲッターの局所的エネルギー活性化
US20030071579A1 (en) Side bar for flat panel display device, manufacturing method thereof, and flat panel display device having side bar
JP2005078880A (ja) 電界電子放出画像表示装置
JPS63181248A (ja) 電子管の製造法
US7397185B2 (en) Electron tube and a method for manufacturing same
KR100804687B1 (ko) 평판 표시 소자의 게터 고정 방법 및 이 게터를 갖는 전계방출 표시 소자
TW484163B (en) Apparatus for removing contaminants
JPS61218055A (ja) 画像表示装置
JP2006339152A (ja) 真空容器及びその製造方法、並びにゲッター素子
KR100312691B1 (ko) 비증발성 게터를 구비한 형광표시관 및 이 게터를 이용한 진공화 방법
JPH10199453A (ja) 電子源内蔵真空気密容器およびゲッターの活性化方法
JPH11204067A (ja) 電界放出型デバイス
JP2001351547A (ja) 気密容器
KR100830988B1 (ko) 평판 표시 소자용 프리트 바아와 이의 제조 방법 및 이바아를 갖는 전계 방출 표시 소자
KR20040101631A (ko) 전계 방출 표시장치
JPS61264654A (ja) 螢光ランプ
JP2008204825A (ja) 画像表示装置およびその製造方法
JP2000311643A (ja) 蛍光発光型表示器
JP2009129743A (ja) 画像表示装置
JP2000228146A (ja) 画像表示装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20051202

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110406

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees