JP2003528422A - 汚染物質を除去する装置 - Google Patents

汚染物質を除去する装置

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Abstract

(57)【要約】 汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置が開示されている。一実施形態において、補助チャンバーは、ディスプレイ装置内の汚染物質がディスプレイ装置から補助チャンバーの中に移動できるようにディスプレイ装置の表面に結合するように構成される。ゲッタは補助チャンバーに配置される。一旦汚染物質がディスプレイ装置から補助チャンバーの中に移動すると、このゲッタは、汚染物質を獲得するように構成される。他の実施形態において、このゲッタは、ディスプレイの活性領域を囲む境界領域に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、フラットパネルディスプレイの分野に関するものである。より詳細
には、本発明は、改良された汚染物質除去を有する補助チャンバーおよびディス
プレイ装置に関するものである。
【0002】 (背景技術) 例えば、フラットパネルディスプレイ装置のようなディスプレイ装置は、一般
的には、動作中、真空排気環境を利用する。電界放出型ディスプレイ装置では、
カソードにある電界放出器は、フェースプレート上のそれぞれのピクセルあるい
はサブピクセル領域の方へ向けられた電子を放出する。このような装置では、フ
ェースプレートとカソードとの間の領域(すなわち、活性環境)が、電子が妨げ
られないでカソードからフェースプレートに移動できるように汚染物質がないま
まであることが必ず必要である。さらにもう一つの関心として、ある種の汚染物
質がカソードとフェースプレートとの間の活性環境にある場合、電界放出器のよ
うなある種の形体を損傷し得る。
【0003】 次に、先行技術の図1に関して、従来の汚染物質削減方式を使用するディスプ
レイ装置100の側面断面図が示されている。特に、先行技術の図1は、シーリ
ングフレーム106によってフェースプレート104に固定されたバックプレー
トあるいはカソード102を示す。活性環境は、カソード102とフェースプレ
ート104との間にある領域である。一般的には108のような電界放出器は、
カソード102に結合され、活性環境内に配置される。先行技術の図1の従来の
方式では、ゲッタ物質110は、カソードにも結合され、活性環境内に配置され
る。このゲッタ物質は、真空排気処理後、活性環境に残っている汚染物質粒子を
獲得することを目的としている。このゲッタ物質は、ディスプレイ装置100の
動作中発生される汚染物質粒子を獲得することも目的としている。
【0004】 あいにく、先行技術の図1の従来の方式は、それに関連した重大な欠点を有す
る。ゲッタ物質110を活性環境内に置くことによって、領域112はもはや使
用に役立たない。すなわち、このような従来の方式は、例えば電界放出器のよう
な形体によって使用されるのに使用可能な空間量を減らすかあるいは危なくする
。さらに、ゲッタ物質110を活性環境内に入れることによって、このような従
来技術の方式は、活性環境、つまり電界放出器108を危険なゲッタ物質110
に有害であるように曝す。結果として、電界放出器108は、しばしばゲッタ物
質110に非常に接近しているために劣化あるいは損傷される。
【0005】 次に先行技術の図2に関して、汚染物質を減少させようと試みる他の従来の方
式を使用するディスプレイ装置100の側面断面図が示されている。この方式で
は、排気電子管は、活性環境に直接に結合される。この排気電子管は、ディスプ
レイ装置100の真空排気を容易にするよう、つまりそこから汚染物質を除去す
るために使用される。繰り返すと、このような従来の方式はそれに関連した重大
な欠点を有する。チュービュレーションをディスプレイ装置100の活性環境に
直接取り付けることは、ディスプレイ装置100を製造する工程を非常に複雑に
する。さらに、チュービュレーションをディスプレイ装置100に直接取り付け
ることに関連して増加される複雑さは、付加費用を製造工程に加える。さらに、
ディスプレイ装置100の欠陥の可能性は、チュービュレーション114をディ
スプレイ装置100に直接取り付けることによって高められる。
【0006】 さらに先行技術の図2を参照すると、チュービュレーション114のような従
来のチュービュレーションは、ディスプレイ装置100の「外囲器」を著しく変
え、増加させる。ディスプレイ装置100の外囲器は、ディスプレイ装置100
によって占有される空間量をおおざっぱに示す。先行技術の図2では、ディスプ
レイ装置100の外囲器は点線116によって示される。チュービュレーション
114を突き出す結果として、ディスプレイ装置100は作動するより大きな領
域を割り当てられなければならない。先行技術の図2に見られるように、チュー
ビュレーション114によって必要とされる増加された領域あるいは外囲器11
6は、ディスプレイ装置100が使用できる位置および環境を限定または制限し
得る。
【0007】 次に先行技術の図3に関して、汚染物質を減少させようと試みる他の従来の方
式を使用するディスプレイ装置100の側面断面図が示される。この従来の方式
では、チュービュレーション118は、ディスプレイ装置100の活性環境に直
接に再度取り付けられる。さらに他の欠点として、チュービュレーション118
は、ディスプレイ装置のエッジを越えて延びる。結果として、先行技術のチュー
ビュレーション118は、カソード102およびフェースプレート104を一緒
に固定するために使用されるシーリング工程をしばしば妨害する。より詳細には
、レーザシーリング工程中、例えば、レーザビームあるいはビームは、ディスプ
レイ装置100の全周辺を接触しなければならない。先行技術の図3に示された
構成では、チュービュレーション118は、レーザビームを妨害でき、それによ
ってディスプレイ装置100の周辺の一部を「暗くする」。結果として、カソー
ド102とフェースプレート104との間のシールを弱めることができるし、あ
るいはシーリング工程はチュービュレーション118を収容するように変更され
ねばならない。
【0008】 そして、ディスプレイ装置内で使用可能である使用に適した空間量を変えずに
汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置に対する要求がある。上記に列挙
された要求をかなえるが、ディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害であるよ
うに曝さない補助チャンバーに対する他の要求がある。上記に列挙された要求を
かなえるが、ディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは変更しない補助チ
ャンバーに対するさらにもう一つの要求がある。改良された汚染物質粒子除去を
有する装置に対するさらにもう一つの要求がある。
【0009】 (発明の概要) 本発明は、ディスプレイ装置内の使用可能である使用に適した空間量を変えず
に汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置を提供する。本発明は、上記に
列挙された成果を実現し、しかもディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害で
あるように曝さない補助チャンバーも提供する。本発明は、上記に列挙された成
果を達成し、しかもディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは変更しない
補助チャンバーをさらに提供する。本発明は、改良された汚染物質除去を有する
装置も提供する。
【0010】 特に、本発明は、汚染物質を補助チャンバーを使用するディスプレイ装置から
除去する装置および補助チャンバーをディスプレイ装置に取り付ける方法を提供
する。一実施形態において、補助チャンバーは、ディスプレイ装置の表面に結合
されるように構成される。この補助チャンバーは、ディスプレイ装置内の汚染物
質がディスプレイ装置から補助チャンバーの中へ移動できるように、ディスプレ
イ装置の表面に結合されるように構成される。この補助チャンバーは、それに配
置されたゲッタも含む。このゲッタは、一旦汚染物質がディスプレイ装置から補
助チャンバーの中へ移動すると、汚染物質を獲得するように構成される。そのよ
うにする際、本発明は、ディスプレイ装置の活性領域内に入れるゲッタ物質に対
する要求を除去する。結果として、本発明は、ディスプレイ装置内で使用可能で
ある使用できる空間量を増加させる。したがって、この余分の空間は、例えば、
付加電界放出器のような形体によって使用できる。
【0011】 他の実施形態において、本発明は、補助チャンバーをディスプレイ装置に取り
付ける方法を提供する。本実施形態において、本発明は、ディスプレイ装置の条
件付けられた表面が生成されるように、ディスプレイ装置の表面を最初に条件付
ける。このディスプレイ装置の条件付けられた表面は、それによってそれに結合
された補助チャンバーを有するように構成される。次に、本発明は、補助チャン
バーの条件付けられた表面が発生されるように補助チャンバーの表面を条件付け
る。そのようにする際、補助チャンバーの条件付けられた表面がディスプレイ装
置の条件付けられた表面に結合するように構成される。条件付けステップ後、本
発明は、補助チャンバーの条件付けられた表面をディスプレイ装置の条件付けら
れた表面に結合する。
【0012】 さらにもう一つの実施形態において、円筒状ハウジングを含む補助チャンバー
が開示される。非蒸発性ゲッタ物質の円筒状リングは、中心に配置された導電素
子の周りの円筒状ハウジング内に配置されている。他の実施形態において、バリ
ウムフラッシュバルブを収容する補助チャンバーが開示される。
【0013】 本発明は、改良された汚染物質粒子除去のために装備する様々な装置も提供す
る。一実施形態において、改良された粒子除去は、低熱放射率を有する表面を形
成する金属膜を使用して行われる。他の実施形態において、カーボンフェルト構
造は、改良された汚染物質除去を行うために使用される。さらにもう一つの実施
形態において、予め振り撒かれたゲッタカプセルが使用される。他の実施形態は
、ゲッタ物質を選択的に活性化するRFコイルの使用を開示する。さらに他の実
施形態において、様々な形状の平面蒸発性ゲッタが使用される。
【0014】 本発明のこれらおよび他の目的および長所は、様々な図面に示される好ましい
実施形態の下記の詳細な説明を読むことにより、当業者に明らかになる。
【0015】 (好ましい実施形態の説明) 次に、その例が添付図面に示される好ましい実施形態に対する参照が行われる
。本発明は、好ましい実施形態とともに説明されるが、この好ましい実施形態は
本発明をこれらの実施形態に限定することを目的としないことが分かる。これに
反して、本発明は、添付された特許請求の範囲によって規定される本発明の精神
および範囲内に含まれ得る変更、修正および等価を保護することを目的としてい
る。さらに、本発明の下記の詳細な説明では、多数の特定の詳細な説明が、本発
明の完全な理解を行うためになされる。しかしながら、本発明はこれらの特定の
詳細な説明なしに実施できることは当業者に明らかである。他の例では、周知の
方法、手順、部品、および回路は、本発明の態様を不必要に曖昧にしないように
詳述されていない。
【0016】 次に図4に関して、それに結合された補助チャンバー408を有するディスプ
レイ装置400の側面断面図が示されている。本実施形態において、バックプレ
ート/カソード402は、シーリングフレーム406を使用してフェースプレー
ト404に固定される。シーリングフレームは本実施形態に示されているが、本
発明は、カソード402およびフェースプレート404を一緒に固定するために
、多数の方法および装置の何れかを使用する実施形態にも適している。さらに、
本実施形態のディスプレイ装置400は、フラットパネルディスプレイ装置であ
り、一方、本発明は、汚染物質削減あるいは汚染物質封じ込めが望まれるいかな
る装置でも使用するのに適している。さらに、本実施形態のディスプレイ装置4
00は、明確化のために図4には示されていない、電界放出器、ピクセル領域、
スペーサ構造等のような多数の形体を含んでもよい。さらに、本実施形態におい
て、補助チャンバー408は、ディスプレイ装置400のバックプレート/カソ
ード402に結合される。しかしながら、本発明は、補助チャンバー408がバ
ックプレート/カソード402以外のディスプレイ装置400の一部に結合され
る実施形態にも適している。
【0017】 さらに図4を参照すると、本発明によるディスプレイ装置400の表面に結合
された補助チャンバー408が示されている。より詳細には、図4の実施形態に
おいて、補助チャンバー408は、カソード402の外部表面に結合されている
。本実施形態の補助チャンバー408は、それに配置されたゲッタ410を有す
る。さらに、本実施形態において、補助チャンバー408は、一般的には412
として示される小さい開口の上に配置されている。開口412は、カソード40
2の表面を通ってディスプレイ装置400の活性環境に延びる。補助チャンバー
408を小さい開口412の上に配置することによって、ディスプレイ装置40
0の活性環境内の汚染物質は、開口412を通って補助チャンバー408の中に
移動し、ゲッタ410によって獲得できる。
【0018】 次に、図5に関して、本発明の斜視図が示されている。本実施形態において、
補助チャンバー408は、カソード402の全長にわたって延び(すなわち、カ
ソード402の一方の側に向き合う他方の側)、補助チャンバーは、カソード4
02を通って延びる複数の穴412の上に配置される。このような形状は本実施
形態で示されるが、本発明は、様々な他の形状にも適している。代替形状は、例
えば、部分的にだけカソード402の表面を横切って延びる改造補助チャンバー
408、カソード402の表面のより大きい部分を覆う改造補助チャンバー40
8、カソード402の表面のより小さい部分を覆う改造補助チャンバー408等
を含む。さらに、本発明は、複数の補助チャンバーがカソード402に結合され
る実施形態にも適している。
【0019】 さらに図4に関して、本実施形態の補助チャンバー408は、極端に低いプロ
フィールを有する。すなわち、先行技術の装置(例えば、図2の先行技術の装置
114を参照せよ)とは違って、本実施形態の補助チャンバー408は、ディス
プレイ装置400の全寸法を著しく増加あるいは変更しない。したがって、ディ
スプレイ装置400の「外囲器」(点線116によって示される)は、補助チャ
ンバー408の付加によって著しく影響を及ぼされていない。したがって、多数
の従来の装置とは違って、補助チャンバー408は、ディスプレイ装置400を
使用できる位置および環境を制限しない。
【0020】 本発明の実施形態において、補助チャンバー408は、様々な物質あるいは物
質の組合せの何れかで形成される。一実施形態において、補助チャンバー408
はガラスで形成される。本発明の他の実施形態において、補助チャンバー408
は、例えばアルミナのようなセラミック材料で形成される。これらの特定の物質
はここに詳述されるが、本発明は、金属、組成、プラスティック等のような様々
な他の物質の中から補助チャンバーを形成することに適している。セラミック材
料で形成された実施形態は、それに関連したいくつかの長所を有する。例えば、
一実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は
、押出し工程を使用して形成される。他の実施形態において、セラミック材料を
使用する場合、補助チャンバー408は、モールディング工程を使用して形成さ
れる。さらにもう一つの実施形態において、セラミック材料を使用する場合、補
助チャンバー408は、成形工程を使用して形成される。さらにもう一つの実施
形態において、セラミック材料を使用する場合、補助チャンバー408は、積層
工程を使用して形成される。これらの前述された製造工程は、補助チャンバー4
08を形成する仕事を非常に簡単にし、補助チャンバー408を製造するのに関
連したコストを削減し、補助チャンバー408の頑丈さを改良する。さらに、熱
分布は、補助チャンバーがセラミック材料で形成される実施形態で改良される。
この改良された熱分布は、下記に詳述されるゲッタ活性化工程中特に有利である
。特に、熱を容易に均一に分布させることによって、セラミック補助チャンバー
408は、例えば、ゲッタ活性化中に生じ得る重大な熱誘起応力を受けない。本
発明は、セラミック実施形態および非セラミック実施形態の両方を含むために、
別段特に示されない限り、下記の説明は、セラミック実施形態および非実施形態
の両方に関するものである。
【0021】 さらに図4に関して、本実施形態は、補助チャンバー408内にゲッタ410
を配置する。従来の方式と違って、ゲッタを補助チャンバー内に置くことによっ
て、本実施形態は、例えば、電界放出器のような形体によって利用されるように
使用可能である活性環境内の空間量を削減しないしあるいは妥協すものではない
。さらに、ゲッタ410を補助チャンバー408内に置くことによって、本実施
形態は、活性環境、したがって電界放出器を危険なゲッタ410に有害であるよ
うに曝さない。このような装置は本実施形態で詳述されているが、本発明は、付
加ゲッタがディスプレイ装置400の活性環境内あるいはこの活性環境に近接し
て配置される実施形態にも適している。
【0022】 一実施形態において、ゲッタ410は、例えば、バリウム、チタン等のような
蒸発性ゲッタで構成される。他の実施形態において、ゲッタ410は、非蒸発性
ゲッタで構成されている。一実施形態において、ゲッタ410はバリウムリング
を含む。もう一つの実施形態において、ゲッタ410は、蒸発性ゲッタおよび非
蒸発性ゲッタの組合せで構成される。本発明のある種の実施形態において、ゲッ
タ410は活性化されねばならないことが分かる。本発明は、当該技術分野で周
知の様々なゲッタ活性化工程の何れかに適合することに最適できる。
【0023】 次に図6Aに関して、本発明の一実施形態による束にされたフィラメント60
0上に配置されたゲッタ物質の概略図が示される。本実施形態において、例えば
、バリウムのようなゲッタ物質がフィラメント上に被覆される。本実施形態にお
いて、束にされたフィラメント600は、タンタルで構成され、一方、本実施形
態は、例えば、チタン、タングステン、タンタル‐チタン合金等のような様々な
他のフィラメント物質の使用にも適している。熱に曝された場合、束にされたフ
ィラメント600は、補助チャンバー408の内部表面全体の上に被覆されたゲ
ッタ物質を分散させるか、あるいはこのバリウム物質を「振り撒く」か、あるい
は昇華させる。本実施形態において、束にされたフィラメント600は、rf(
無線周波数)加熱源、レーザ加熱源等に曝される。
【0024】 さらに図6Aを参照すると、本実施形態によっていくつかの重要な長所が実現
される。フラッシュされるかあるいは加熱される場合、束にされたフィラメント
600は、補助チャンバー408の内部表面中にゲッタ物質を幅広くおよび均一
に分散させる。すなわち、多数の先行技術の方式は、ゲッタ物質の最初の供給源
の非常に近くだけにゲッタ物質を「投げる」。したがって、束にされたフィラメ
ント600は、従来のゲッタ分散方法より優れているかなりの分散改善をもたら
す。束にされたフィラメント600は、非常に長くて回りくねっていて補助チャ
ンバー408の内部表面を充填でき、それによって最新のゲッタ供給源装置が供
給するよりも多くのゲッタ物質を含む。さらに、ゲッタ物質の分散後、フィラメ
ントは補助チャンバー内に残る。補助チャンバー408の内部表面とともにフィ
ラメントは、その上に分散されたゲッタ物質を有する。フィラメントの存在は、
ゲッタで被覆されるように使用可能である表面積を増加させる。したがって、ゲ
ッタ機能は本実施形態で高められる。さらに、束にされたフィラメント600は
、迅速に加熱し、フラッシュされるかあるいは昇華して、補助チャンバー408
の内部領域全体に熱を均一に分布させ、それによって補助チャンバー408およ
びカソード402を熱衝撃に曝す度合いを最少にする。
【0025】 図6Aの実施形態のさらにもう一つの長所として、束にされたフィラメント6
00をサブアセンブリとして用意し、次に所望される場合、補助チャンバー40
8内に分散できる。この製造適応性は、先行技術のゲッタ供給源より優れている
かなりの改良を行う。さらに、その極端に低い質量(したがって、最少熱伝達)
のために、束にされたフィラメント600は、補助チャンバー408内で、カソ
ード402の表面上に直接、および/または補助チャンバー408の内部面に直
接、置くことができる。束にされたフィラメント600の配置のこの汎用性は、
従来のゲッタ分散方法と関連した正確なゲッタ供給源取り付けの負担を実質的に
緩和する。
【0026】 次に、図6Bを参照すると、本発明の一実施形態による格子形状に配列された
フィラメント上に配置されたゲッタ物質の概略図が示されている。このフィラメ
ントは、「格子フィラメント」602を生じるように格子形状で配列され、この
格子フィラメント602の異なった行および列は、そのそれぞれの交差で互いに
接触しない。本実施形態は、図6Aの実施形態と同様に形成され、この図6Aの
実施形態と同様な機能を果たす。すなわち、例えばバリウムのようなゲッタ物質
は、フィラメント上に被覆される。本実施形態において、格子フィラメント60
2はタンタルで構成され、一方、本実施形態は、例えば、チタン、タングステン
、タンタル‐チタン合金等のような様々な他のフィラメント物質の使用にも適し
ている。熱に曝された場合、格子フィラメント602は、補助チャンバー408
の内部表面全体の上に被覆されたゲッタ物質を分散するかあるいは「振り撒く」
。しかしながら、本実施形態において、格子フィラメント602は、所望の加熱
を行うように電流に曝されるように構成される。その全長中に電流の適切な通過
を保証するために、格子フィラメント602の異なった行および列は、その交差
で互いに接触してはいけない。図6Aの実施形態とともに記載されている多数の
重要な利点の多数は、本実施形態にもまた応用する。
【0027】 図6Cおよび図6Dは、本発明の他の実施形態による複数の別個に束にされた
フィラメント604a、604b、606aおよび606bに配置されたゲッタ
物質の概略図である。これらの実施形態において、ゲッタ被覆フィラメントの複
数の束および格子は、補助チャンバー408内に配置されている。そのようにす
る際、明確に区分されたフィラメントは、別個に活性化できる。例えば、第1の
フィラメント(例えば、604aあるいは606a)は、工場で活性化でき、第
2のフィラメント(例えば、604bあるいは606b)は、後で元の位置で活
性化できる。結果として、ゲッタ物質は、所望であれば、顧客によってリフレッ
シュ可能である。フィラメントの特定の組合せが図6Cおよび図6Dに示されて
いるが、本発明は、所与の補助チャンバーで多数のフィラメントを使用すること
に適しており、本発明は、同じ補助チャンバーに束にされたフィラメントおよび
格子フィラメントを含む組合せを有することにも適している。
【0028】 図4に関して、本発明の補助チャンバー408は、そこから延びるチュービュ
レーションを有しない。すなわち、補助チャンバー408は、例えば、真空環境
でディスプレイ装置400に取り付けられる。このような実施形態において、何
らかの付加的な真空排気工程を実行することは必要でなくてもよい。したがって
、本発明は、補助装置408がチュービュレーションを含まない実施形態に適し
ている。
【0029】 次に、図7を参照すると、本発明の他の実施形態が示される。本実施形態にお
いて、図4の補助チャンバー408は、チュービュレーション700を含む。チ
ュービュレーションをディスプレイ装置の活性環境に直接取り付ける従来の装置
と違って、本実施形態のチュービュレーション700は、補助チャンバー408
に取り付けられる。チュービュレーション700は、排気処理中、ディスプレイ
装置400と補助チャンバー408の活性環境を真空排気するために使用される
。より詳細には、チュービュレーション700の端部702は図示されない真空
源に結合される。真空源は、チュービュレーション700を通って補助チャンバ
ー408の内部とディスプレイ装置400の活性環境を真空排気する。本実施形
態において、チュービュレーション700はディスプレイ装置400のエッジを
越えて延びないように、補助チャンバー408から延びる。図7の実施形態にお
いて、チュービュレーション700は、外側に突き出す(すなわち直接ディスプ
レイ装置400の境界の方へ)のとは対照的に「内側」に突き出す(すなわち、
ディスプレイ装置400の中心部の方へ)。したがって、従来のチュービュレー
ション形状(例えば先行技術の図3のチュービュレーション118を参照せよ)
と違って、本実施形態のチュービュレーション700は、例えば、カソード40
2およびフェースプレート404を一緒に固定するために使用されるシーリング
工程を妨害しない。さらに、従来のチュービュレーション形状(例えば、先行技
術の図2のチュービュレーション114を参照せよ)と違って、チュービュレー
ション700は、低プロフィールを保持し、したがってディスプレイ装置400
の「外囲器」を著しく変更あるいは増加させない。したがって、チュービュレー
ション700を内側に突き出す低プロフィールは、ディスプレイ装置400を使
用できる位置および環境を制限しない。本発明は、チュービュレーション700
がディスプレイ装置400の中心部の方向以外に向って突き出す環境にも適して
いる。
【0030】 さらに図7を参照すると、本実施形態において、チュービュレーション700
は金属で構成されている。より詳細には、図7の実施形態において、チュービュ
レーション700は、例えば、ニッケル、銅、アルミニウム等のような軟金属で
構成される。このような軟金属が本実施形態で詳述されるが、本発明は、様々な
他の種類の金属の使用にも適している。同様に、本実施形態は、ガラス、セラミ
ック、あるいは他の様々な他の非金属物質のチュービュレーション700を形成
することにも適している。
【0031】 さらに図7に関して、いくつかの重要な長所は、金属のチュービュレーション
700を形成することによって達成される。例えば、金属のチュービュレーショ
ン700は、一般的にガラスチュービュレーションよりも強い。この増加された
強度は、製造工程の頑丈さを改善し、改善された歩留まりをもたらす。さらに、
金属チュービュレーションは、より容易に製造され、補助チャンバー408に結
合される。例えば、補助チャンバー408が金属で形成される場合、チュービュ
レーション700が金属でも形成されるならば、溶接工程は、信頼できるように
チュービュレーション700を補助チャンバー408に固定できる。本発明は、
様々な他の結合手順を使用して、金属チュービュレーションを金属あるいは非金
属補助チャンバーに固定することにも適している。補助チャンバー408がセラ
ミック材料で構成され、チュービュレーション700が金属で構成される実施形
態において、チュービュレーション700は、例えばセラミック補助チャンバー
408にフリットシールあるいは高温鑞付けられていることに適している。
【0032】 図8を参照すると、チュービュレーション700を金属から形成することのも
う一つの利点が示されている。他の図8の実施形態において、チュービュレーシ
ョン700は、湾曲可能金属で構成されている。結果として、チュービュレーシ
ョン700は、真空源へのチュービュレーション700の結合を容易にするため
に曲げられる。したがって、補助チャンバー408の位置および向きにもかかわ
らず、チュービュレーション700は、湾曲されるか、あるいは真空供給源ある
いは他の装置がチュービュレーション700の端部702への容易な接近を行う
ように構成できる。さらに、真空排気工程後、チュービュレーション700は、
図7に示された位置まで曲げることができる。このようにする際、本実施形態は
、その低いプロフィールを保持し、ディスプレイ装置400の「外囲器」を著し
く変更あるいは増加させる。さらに、本実施形態のチュービュレーション700
は、ディスプレイ装置400のエッジを越えて延び、真空供給源への容易な接近
を容易にするために構成できる。しかしながら、真空排気工程より前に、チュー
ビュレーション700は、チュービュレーション700が例えばレーザシーリン
グ工程を妨害しないことを保証するために曲げることができる。チュービュレー
ション700がガラスで形成される実施形態において、ガラスチュービュレーシ
ョンは、加熱され、次に所望の形状まで曲げられる。
【0033】 次に図9を参照すると、補助チャンバー408から延びるチュービュレーショ
ン700が密封端部900を有する本発明の他の実施形態が示されている。一般
的には、最終真空排気工程後、本実施形態は、密封端部900を形成するチュー
ビュレーション700を密封する。そのようにする際、真空排気環境は、ディス
プレイ装置400の補助チャンバー408および活性環境内で保持される。本発
明の実施形態において、密封端部900は、多数の方法の何れかで得られる。チ
ュービュレーション700がガラスで構成されている実施形態において、加熱処
理は密封端部900を得るために使用される。チュービュレーション700が金
属で構成される場合、本実施形態は、非熱シーリング工程を使用して密封端部9
00を形成する。このような非熱処理工程は、例えば機械ピンチ工程等を含む。
このような非熱シーリング工程を使用することによって、本実施形態は、ディス
プレイ装置400の部品および/または補助チャンバー408を有害な熱負荷あ
るいは熱衝撃に曝さない。さらに、機械シーリング工程は、補助チャンバー40
8から延びる残留チュービュレーションを最少にする。
【0034】 次に図10に関して、本実施形態の補助チャンバー408は、そこから延びる
チュービュレーションを有しない。その代わりに、補助チャンバー408はプラ
グシール1000を使用して密封される。このような実施形態において、例えば
溶融石英ガラスあるいはインジウムのプラグは、真空排気工程の後、補助チャン
バー408を密封するために使用される。図10の実施形態から分かるように、
プラグシール1000を使用することによって、本実施形態は、低プロフィール
を保持し、ディスプレイ装置400の「外囲器」を著しく変更あるいは増加させ
ない。さらに、プラグシールは、補助チャンバー408上のいかなる位置でも使
用できる。したがって、低プロフィールのプラグシール1000は、ディスプレ
イ装置400を使用できる位置および環境を制限しない。
【0035】 次に図11に関して、図4、図5および図7〜図10の両方の補助チャンバー
408をカソード402に取り付けるために使用されるステップのフローチャー
ト1100が示される。例えば、低温シーリングフリットのようなある種のシー
リング材料は、表面を滑らかにするために完全に結合しない。すなわち、所定の
条件では、このようなシーリングフリットを使用する場合、2つの表面間で形成
されるシールあるいはボンドは、化学的よりもより機械的であってもよい。本実
施形態は、一方の滑らかな表面(例えば、ディスプレイ装置400のカソード4
02あるいは他の表面)および他の滑らかな表面(例えば、補助チャンバー40
8の底部表面)を一緒に取り付ける方法を提供する。ステップ1102で示され
るように、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面が生成
されるように、ディスプレイ装置400の表面を最初に条件付ける。本実施形態
において、ディスプレイ装置400の表面は、ディスプレイ装置400のカソー
ド402の上部表面である。そのようにする際、ディスプレイ装置400の条件
付けられた表面は、そのときそれに結合された補助チャンバー408を有するよ
うに構成される。ステップ1102の工程の実施形態は、図12の説明とともに
下記に詳述される。
【0036】 ステップ1104で、本実施形態は、補助チャンバー408の条件付けられた
表面が生成されるように、補助チャンバー408の表面を条件付ける。本実施形
態において、補助チャンバー408の条件付けられた表面は、補助チャンバー4
08の底部表面である。このようにする際、補助チャンバー408の条件付けら
れた表面は、そのときディスプレイ装置400の条件付けられた表面に結合され
るように構成される。ステップ1104の処理の実施形態は、図13の説明とと
もに下記に詳述される。
【0037】 次に、ステップ1106で、本実施形態は、補助チャンバー408の条件付け
られた表面をディスプレイ装置400の条件付けられた表面に結合する。この結
合ステップは、例えば、チュービュレーションが補助チャンバー408に取り付
けられる必要が全然ないように真空で生じ得る。しかしながら、本実施形態は、
非真空環境で補助チャンバー408をカソード402に結合し、次に補助チャン
バー408に結合されたチュービュレーションを使用してディスプレイ装置40
0の補助チャンバー408および活性環境を真空排気することにも適している。
ステップ1106の工程の実施形態は、図14の説明とともに下記に詳述される
。さらに、本発明は、ディスプレイ装置400の表面だけが条件付けられるか、
あるいは補助チャンバー408の表面だけが条件付けられる実施形態にも適して
いる。
【0038】 次に図12に関して、ディスプレイ装置400の表面の条件付け中、実行され
るステップのフローチャート1200が示される。ステップ1202で示される
ように、本実施形態は、フリットをディスプレイ装置400の表面に応用する。
より詳細には、ステップ1202で、本実施形態は、結合剤なしにフリットをデ
ィスプレイ装置400の表面に適用する。結果として、フリットは、空気中でな
く真空中で予め鏡のような面にされるので、ディスプレイ装置の能動素子は酸化
せず、有害なようにいかなる結合剤にも曝されない。一実施形態において、フリ
ットはイソプロピルアルコール(IPA)中に吊るされる。その中にフリットを
含むIPAは、次に、所望の位置でディスプレイ装置400の表面上に例えば「
塗装」される。
【0039】 次に、ステップ1204で、ディスプレイ装置400の表面は、IPAの蒸発
を促進するように加熱ステップに曝される。IPAの蒸発は、ディスプレイ装置
400の表面上にフリット被覆を残す。この加熱は、高温の真空オーブンあるい
は不活性雰囲気で生じる。このようにする際、ディスプレイ装置400の感度が
よい能動素子は、有害であるようには何れの結合剤にも曝されておらず、ディス
プレイ装置400の能動素子は、有害であるように好ましくない酸素雰囲気に曝
されることがない。
【0040】 次に図13に関して、補助チャンバー408の表面の条件付け中、実行される
ステップのフローチャート1300が示される。ステップ1302で示されるよ
うに、本実施形態は、フリットを補助チャンバー408の表面に応用する。より
詳細には、本実施形態において、補助チャンバー408がディスプレイ装置40
0に接触する場合、フリット物質は、補助チャンバー408の底部表面に適用さ
れる。
【0041】 次に、ステップ1304で、本実施形態は、フリットがその底部に結合される
ように補助チャンバー408を加熱することによって、フリットを補助チャンバ
ー408の底部表面に予め結合される。
【0042】 次に図14に関して、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補
助チャンバー408の条件付けられた表面の結合中、実行されるステップのフロ
ーチャート1400が示される。ステップ1402に示されるように、本実施形
態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー40
8の条件付けられた表面を互いに接触させる。
【0043】 次に、ステップ1404で、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付
けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられた表面が一緒に結合さ
れるように、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバ
ー408の条件付けられた表面を熱源に曝す。本実施形態において、ディスプレ
イ装置400の条件付けられた表面および補助チャンバー408の条件付けられ
た表面は、レーザ熱源に曝される。このような加熱は本実施形態に示されている
が、本実施形態は、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チ
ャンバー408の条件付けられた表面を、例えば無線周波数(RF)加熱、オー
ブン加熱等のような様々な他の加熱方法に曝すことにも適している。さらに、一
実施形態において、ディスプレイ装置400の条件付けられた表面および補助チ
ャンバー408の条件付けられた表面は、熱がディスプレイ装置400の能動素
子を損傷しないように、不活性環境で熱源に曝される。レーザがディスプレイ装
置400および補助チャンバー408を一緒に結合するために使用される実施形
態において、このような結合は、IPAで吊るされた低温フリットの使用を必要
としないで行うことができる。
【0044】 次に図15に関して、本発明の他の実施形態中で実行されるステップのフロー
チャート1500が示される。本発明のこの実施形態において、ディスプレイ装
置400の表面および補助チャンバー408の表面は荒らし工程によって条件付
けられる。ステップ1502に示されるように、ディスプレイ装置400の表面
は、例えば、化学処理、機械処理、レーザ処理等を使用して荒らされる。この工
程は、ディスプレイ装置400の表面上にトポグラフィを形成するために使用さ
れ、このトポグラフィはボンディング工程を容易にする。本実施形態において、
化学的に荒らす工程は、例えば、ディスプレイ装置400の表面を酸エッチング
処理に曝すことを含む。機械的に荒らす処理は、例えばディスプレイ装置400
の表面をサンドブラストで磨くかあるいは砂で磨くことを含む。レーザで荒らす
工程は、例えばディスプレイ装置400の表面をレーザに曝し、その表面にマー
クをつけるかあるいはくぼみをつける。
【0045】 ステップ1504で、補助チャンバー408の表面は、例えば、化学処理、機
械処理、レーザ処理等を使用して荒らされる。この工程は、ディスプレイ装置4
00の表面上にトポグラフィを形成するために使用され、このトポグラフィはボ
ンディング工程を容易にする。本実施形態において、化学的に荒らす工程は、例
えば、補助チャンバー408の表面を酸エッチング処理に曝すことを含む。機械
的に荒らす処理は、例えば補助チャンバー408の表面をサンドブラストで磨く
かあるいは砂で磨くことを含む。レーザで荒らす工程は、例えば補助チャンバー
408の表面をレーザに曝し、その表面にマークを付けるかあるいは窪みを付け
る。
【0046】 ステップ1506で、本実施形態は、ディスプレイ装置400の荒らされた表
面および補助チャンバー408の荒らされた表面を一緒に結合するために、接着
剤を使用する。本実施形態は、ステップ1506を実行するために様々な種類の
接着剤の何れかを使用することに適している。さらに、本発明は、ディスプレイ
装置400の表面だけが荒らされるか、あるいは補助チャンバー408の表面だ
けが荒らされる実施形態にも適している。さらに、本発明は、ディスプレイ装置
400の表面がフリットで条件付けられ、補助チャンバー408の表面が前述さ
れるように荒らされるか、あるいはディスプレイ装置400の表面が前述のよう
に荒らされ、補助チャンバー408の表面がフリットで条件付けられる実施形態
にも適している。
【0047】 次に、図16Aに関して、補助チャンバー408′が可変容量を有する本発明
の他の実施形態が示される。より詳細には、本実施形態において、補助チャンバ
ー408′は拡張可能部1600を有する。図16Aでは、拡張可能部1600
は、圧縮状態にある。本実施形態において、拡張可能部は、ディスプレイ400
の真空排気およびシーリング(すなわち、チップオフ)中、圧縮状態に保持され
る。結果として、本実施形態は、上記に詳述されるように低プロフィールを保持
する。
【0048】 次に図16Bを参照すると、補助チャンバー408′は、拡張状態で示される
。結果として、補助チャンバーの容量は増加される。したがって、本発明は、可
変容量を有する補助チャンバーを提供する。動作において、本実施形態は、補助
チャンバー408′の容量を増加するように、ディスプレイ400の真空排気お
よびシーリング(すなわち、チップオフ)の後に延ばされる。次に、ゲッタ41
0は、活性化され(例えばフラッシュされ)、次に補助チャンバー408′は、
ディスプレイ400を所望のプロフィールに戻すように、その圧縮状態に戻され
る。本実施形態において、ゲッタの表面は、堆積(振り撒き)され、ゲッタ物質
の改善された分散が得られ、所望の低プロフィールを保持する。
【0049】 図17A〜図17Cに関して、補助チャンバー170が円筒状ハウジング17
1を含む本発明の実施形態が示されている。一実施形態において、円筒状ハウジ
ング171はスチールで形成される。しかしながら、本発明は、様々な他の種類
の金属を使用することに適している。本発明は、ディスプレイガラスの熱膨張係
数に近い低膨張合金の使用にも適している。
【0050】 図17B〜図17Cに示された実施形態において、ゲッタは、螺旋の非蒸発性
ゲッタ(NEG)物質173で形成される。導電素子174は、各円筒状ハウジ
ング171内の中心に配置され、円筒状ハウジング171と導電素子174との
間に気密シールを形成する絶縁体175を通って延びる。導電素子174は、N
EG物質173の一端部に電気的に接続する。NEG物質173の他端部は、円
筒状ハウジング171に電気的に接続される。導電素子174を通って、円筒状
ハウジング171を通って外側に電流を通過させることは、NEG物質173の
活性化のためにNEG物質173を加熱する。
【0051】 図17Dに示された実施形態において、一連の補助チャンバー170はディス
プレイガラス172に取り付けられる。開口(図示せず)は、補助チャンバー1
70の各々の下のディスプレイガラス172を通って延びる。一実施形態におい
て、補助チャンバー170の各々は、加熱あるいは摩擦溶接によって金属ハンダ
、ハンダガラスあるいは他の接着剤を使用して、ディスプレイガラス172に取
り付けられる。しかしながら、本発明は、補助チャンバー170をディスプレイ
ガラス172に取り付けるための、他の方法の使用に適している。
【0052】 図17Dを参照すると、電源177は、導電ワイヤ176によって円筒状ハウ
ジング171および導電素子174に電気的に結合される。電力の印加の際に、
各円筒状ハウジング171内のNEG物質173が活性化される。図17Dに示
された実施形態は直列にワイヤで接続されているが、本発明は、円筒状ハウジン
グ171および導電素子174の各々が電源177に並列にワイヤで接続される
実施形態に適している。円筒状ハウジング171の各々が電源177に並列にワ
イヤで接続されている実施形態において、円筒状ハウジング171は個別に活性
化できる。
【0053】 さらに、図17Dを参照すると、一実施形態において、各円筒状ハウジング1
71は縮小された高さを有する。一実施形態において、各円筒状ハウジングは、
約0.5cmの高さおよび約1cmの直径を有する。本実施形態において、50
0mm以上の0.4mmの厚さのNEG物質は、円筒状ハウジング171内に
配置される。円筒状ハウジング171は金属で作られ、先行技術の装置に対して
小さいサイズを有するために、本発明は、先行技術の大きなガラス補助区画より
もあまり機械特性(例えば、コンプライアンス、シール強度等)に悪影響を及ぼ
す可能性が少ない。
【0054】 図17A〜図17Dに示された実施形態は、様々な条件付の工程中電流加熱に
よって周期的活性化を可能にする。さらに、図17A〜17Dに示された実施形
態は、ディスプレイの寿命中再活性化される。したがって、例えば、NEG物質
173は、ディスプレイの消費者寿命中、幾つかの間隔中で再活性化できる。例
えば、NEG物質173は、ディスプレイの最初の電源投入等中に電池充電動作
中、再活性化できる。これは、周期的に真空を改善し、ガス抜きおよびシール浸
透性に関連した長期真空低下を補償することによって、ディスプレイの寿命を延
ばす。
【0055】 図17Eに示された1つの代替実施形態において、チュービュレーション17
8は、円筒状ハウジング171から延びる。一実施形態において、チュービュレ
ーション178は、補助チャンバー170および補助チャンバー170が取り付
けられるディスプレイ装置の真空排気のために、クリンプ可能なポンプポートで
ある。
【0056】 図17Fに示されたさらにもう一つの実施形態において、高圧(アノード)フ
ィードスルーは、ディスプレイガラス172で開口193を通って延びる導電ケ
ーブル191によって提供される。一実施形態において、ばねで留められた接点
192は導電ケーブル191に取り付けられる。
【0057】 次に図18を参照すると、補助チャンバー180内に配置されたバリウムフラ
ッシュバルブ181を含む実施形態が示されている。本実施形態において、バリ
ウムフラッシュバルブ181は、フィラメント183上に配置されたバリウム物
質を含む。一実施形態において、フィラメント183は、図6Aの束にされたフ
ィラメント600のような束にされたフィラメントである。一方、フィラメント
183は、図6Bの格子フィラメント602のような「格子フィラメント」を生
じるように格子形状に配列される。本実施形態において、フィラメント183は
タングステンで構成される。しかしながら、本実施形態は、例えば、チタン、タ
ンタル、タングステン、タンタル‐チタン合金等のような様々な他のフィラメン
ト物質の使用にも適している。
【0058】 さらに図18を参照すると、一実施形態において、補助チャンバー180は、
それを通って延びる開口182を含むこし器状の底部プレート187を含む。開
口182によって、汚染物質粒子は補助チャンバー180の中に移動できる。一
実施形態において、底部プレート187は、ハウジング188を組み立てるより
前に、フリットで被覆される。一旦補助チャンバー180が組み立てられると、
フィラメント183は補助チャンバー180内に保持される。フィラメント18
3は、移送中および補助チャンバー180をディスプレイガラスに取り付け中、
補助チャンバー180内に保持されるために、これは、ディスプレイ装置への補
助チャンバー180の容易な設置のために備える。
【0059】 図18につき続けると、電気フィードスルー184および電気フィードスルー
185は、フィラメント183に電気的に結合される。一実施形態において、電
気フィードスルー184および電気フィードスルー185は、補助チャンバー1
80に溶着される。一方、電気フィードスルー184〜185は補助チャンバー
180に高温で鑞付けされる。一実施形態において、補助チャンバー180はセ
ラミックあるいはガラスである。一方、補助チャンバー180は、例えばセラミ
ックのような絶縁材料で被覆される金属である。
【0060】 一実施形態において、活性化は、直流6〜12ボルトを電気フィードスルー1
84〜185に印加することによって行われる。電流が電気フィードスルー18
4〜185に印加される場合、フィラメント183は、補助チャンバー180の
内部表面全体に、その上に被覆されたバリウム物質を分散するか、あるいはこの
バリウム物質を振り撒く。
【0061】 単一フラッシュバルブが図18の実施形態に示されているが、本発明は、フィ
ラメントが2つあるいはそれ以上のより小さいフラッシュバルブに分離される実
施形態にも適している。2つのフラッシュバルブの使用は、組み立て中1つのフ
ラッシュバルブの動作を可能にし、顧客による第2のフラッシュバルブの動作を
可能にする。いくつかの重要な長所は、その多くが図4ないし図6Dの実施形態
に関して述べられている本実施形態によって実現される。
【0062】 バリウムゲッタのフラッシュイングは、ディスプレイの活性領域に有害であり
得るガスを生じることが分かった。本実施形態において、バリウムゲッタは、デ
ィスプレイの真空排気中、活性化される。これは、バリウムゲッタによって発生
されたガスを排気し、バリウムゲッタの活性化によって発生されたガスの有害な
影響を取り除く。
【0063】 図19を参照すると、バックプレート201、フェースプレート202、周辺
シール203、真空ギャップ204および補助区画205を含むフラットパネル
ディスプレイ200が示されている。開口206は、バックプレート201を通
って延びる。高放射率表面209は、熱が低放射率表面208から離れた所に伝
達されることを可能にする。一実施形態において、高放射率表面209は、被覆
されていないガラス表面であり、低放射率表面208は、金属膜210で被覆さ
れるガラス表面である。
【0064】 図19につき続けると、ゲッタ207は、活性化の際にゲッタが低放射率表面
208の上に、ゲッタ物質の膜を配置するように補助区画205内に配置される
。ゲッタ207にフラッシュされることによって発生された熱は、矢印211に
よって示されるように補助区画205の後部の外へ伝達される。これは、低放射
率表面208の温度増加を最少にする。
【0065】 図20は、低放射率表面208′がディスプレイの活性領域を囲む境界領域に
ある実施形態を示す。ゲッタ207の活性化の際に、ゲッタ物質の膜は低放射率
表面208′の上に配置されている。ゲッタ207にフラッシュされることによ
って発生された熱は、ディスプレイの外へおよび高放射率表面209′を通って
低放射率表面208′から離れた所に伝達される。
【0066】 図19〜図20を参照すると、一実施形態において、ゲッタ207はバリウム
ゲッタである。ゲッタ207にフラッシュされることによって発生された熱は、
ディスプレイの外へおよび低放射率表面208から離れた所に伝達されるために
、低放射率表面208は比較的冷たいままである。その上にバリウム膜が付着さ
れるべきである表面は比較的冷たいために、生じるバリウム膜は多孔性であり、
良好なゲッタ特性を有する。
【0067】 図21A〜図21Bは、ディスプレイ装置214およびディスプレイ装置21
4′が大きい表面積構造212を含む実施形態を示す。本実施形態において、大
きい表面積構造212は、ゲッタ207の近くに配置されたカーボンフェルト構
造である。本実施形態において、ゲッタ207はバリウムゲッタである。カーボ
ンフェルト構造212は、図21Aに示されるように補助区画205に配置でき
るかあるいは図21Bによって示されるように、ディスプレイの活性領域を囲む
境界領域に配置できる。ゲッタ207がフラッシュされる場合、ゲッタ物質の膜
はカーボンフェルト構造212の上に付着される。カーボンフェルト構造212
は、大きな表面積を与え、高温、真空互換性物質である。したがって、ゲッタ物
質の生じる膜、高表面積および良好なゲッタ能力を有する。境界領域の空間量は
制限されるために、カーボンフェルトの使用は、図21Bに示された実施形態で
特に有利である。
【0068】 図22は、支持体220の各端部の近くの支持体220の各側面から延びる延
長部材221を含む支持体220を示す。本実施形態において、支持体220は
、スポット溶接されるワイヤで構成される。延長部材221は、支持体220が
補助チャンバー223の中に容易に挿入できるように、支持体220の本体22
2の方へ挟まれるように構成される。一旦、支持体220が補助チャンバー22
3に適切に置かれると、延長部材221は、補助チャンバー223の側面に接触
するように膨張することが可能にされる。延長部材221によって与えられる張
力は、所定の位置にしっかりと支持体220を保持する。ゲッタ224は、ゲッ
タ224が補助チャンバー223内に吊るされるように支持体220を保持する
。一実施形態において、ゲッタ224は、バリウムゲッタである。しかしながら
、本発明は、他の物質で形成されるゲッタ224との併用に適している。
【0069】 さらに図22を参照すると、補助チャンバー223内にゲッタ224を吊るす
ことによって、ゲッタ224は、管および補助区画ガラスから分離される。支持
体22の使用は、ゲッタを取り付けるために接着剤を使用することに対する要求
を除去する。ゲッタガス抜きを取り付けるための接着剤は、先行技術で一般的に
用いられている。したがって、本発明は、先行技術のゲッタアセンブリで一般的
に生じるような接着剤に関連したガス抜きを除去する。さらに、先行技術のゲッ
タアセンブリの時間のかかる接着剤硬化操作は、本発明の使用によって回避され
る。
【0070】 非蒸発性ゲッタ(NEG)は、NEGのバルク容量に比べて非常に小さい表面
容量を有する。一旦表面飽和が生じると、本発明は、NEGの再活性化を行う。
NEGを再活性化することによって、吸収ガスは、NEGの大部分に拡散され、
NEGの室温表面容量を回復する。NEGの数倍の再活性化によって、NEGの
バルク容量は完全に利用される。
【0071】 一実施形態において、再活性化は、所定の時間NEGを高温に加熱することに
よって実行される。本実施形態は、再活性化のためにレーザを使用する。しかし
ながら、本発明は、他の加熱方法の使用に適している。一実施形態において、ゲ
ッタの全領域にわたるレーザの単一パスは、約20秒間NEGを約900℃の温
度に加熱するように実行される。一実施形態において、ディスプレイ構成要素の
ガス抜きレベルがなお高い場合、NEGは、ディスプレイバーンインおよびディ
スプレイの初期寿命中の幾つかの間隔中に再活性化される。この再活性化は、デ
ィスプレイの寿命の間継続できる。
【0072】 次に図23Aを参照すると、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、支持
体構造232が延びるハウジング231を含む。一実施形態において、支持体構
造232はリブである。一方、支持体構造232は柱である。カバー233は、
その間に筺体を形成するように、ハウジング231に取り付ける。一実施形態に
おいて、カバー223は薄い金属プレートである。筺体内で、予め振り撒かれた
ゲッタ物質235は、ハウジング231の内部表面の上に延び、支持体構造23
2の上に延びる膜である。一実施形態において、ハウジング231および支持体
構造232は金属で形成される。しかしながら、本発明は、例えばガラスのよう
な他の物質で形成されるハウジング231、支持体構造232およびカバー23
3の使用のために適している。薄いプラグ234は、カバー233内で形成され
、予め振り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すように砕かれ、溶かされ
るかあるいはその他除去されるように構成される。しかしながら、本発明は、薄
いプラグを含まず、予め振り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すように
ように砕かれ、溶かされるかあるいはその他除去されるように構成されるカバー
の使用のために適している。
【0073】 図23Aの予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、真空室のハウジング2
31の内部上にバリウムゲッタに振り撒かれることによって形成できる。好まし
くは、バリウムゲッタは長い距離から振り撒かれる。次に、カバー233は、ハ
ウジング231の上に配置され、ハウジング231にシールされる。完了された
予め振り撒かれたカプセルは、次に真空室から除去され、補助チャンバー(図示
せず)に入れられる。一方、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、ディス
プレイ装置の活性領域を囲む境界領域に入れられる。
【0074】 図23Aにつき続けると、予め振り撒かれたゲッタカプセル230は、予め振
り撒かれたゲッタカプセル230の内部を曝すように薄いプラグ234を砕き、
溶かすかあるいはその他除去することによって活性化される。一実施形態におい
て、薄いプラグ234は、レーザ加熱あるいは無線周波数エネルギーによって破
壊される低温プラグである。本発明は、その上に金属アンテナを有するかあるい
は金属のクラッシュ室の高熱膨張片に結合される薄いプラグ234を使用するた
めあるいは内部スチールボールを移動させる磁石を使用することによっても十分
に適合される。
【0075】 図23Bは、予め振り撒かれたゲッタカプセル236が補助チャンバー237
内に形成される実施形態を示す。任意には、チュービュレーション229は補助
チャンバー237にも配置されている。本実施形態において、支持体構造232
は補助チャンバー237内に形成される。予め振り撒かれたゲッタ物質235は
、予め振り撒かれたゲッタ物質235が補助チャンバー237および支持体構造
232の内部表面の上にあるように、レッジ238の上の補助チャンバー237
の内部表面の上に配置される。カバー239は、シール筺体を形成するようにレ
ッジ238上にある。本実施形態において、カバー239は、約2ミルの厚さを
有するシールガラスである。しかしながら、本発明は、他の物質で形成されるカ
バーの使用のために適している。さらに、本発明は、カバー239内に配置され
た薄いプラグの使用のために適している。
【0076】 図23Bを継続すると、多数の異なる方法の何れかがカバー239を補助チャ
ンバー237に密封するために使用できるが、本実施形態において、ガラスフリ
ットシールが使用される。支持体構造232は、図23Cに示されるような柱2
32′あるいは図23Dに示されるようなリブ232″であってもよい。しかし
ながら、本発明は、支持体構造の他の形状にも適している。
【0077】 さらに図23Bを参照すると、活性化は、カバー239内の開口を砕き、溶か
すかあるいはその他形成することによって行われる。これは、予め振り撒かれた
ゲッタ物質235を曝す。ゲッタを真空環境で振り撒かれることによって、振り
撒かれる操作は最適条件の下で行うことができる。これは、良好なゲッタリング
能力を有する高品質の予め振り撒かれたゲッタ物質235を生じる。
【0078】 次に、図24を参照すると、補助チャンバー205に配置される下位無線周波
数(RF)コイル241、上位RFコイル242およびゲッタ243〜244を
含むアセンブリ240が示される。一方、アセンブリ240は、ディスプレイ装
置の境界領域内にあってもよいし、あるいはRFコイル241〜242は、補助
チャンバーの外側にあってもよい。一実施形態において、RFコイル241およ
びRFコイル242は、下位RFコイル241および上位RFコイル242が励
磁される場合、建設的な干渉の領域および破壊的な干渉の領域が生じるように配
置され、位相を同じくされるフェーズアレイアンテナである。
【0079】 一実施形態において、ゲッタ243は、建設的な干渉の領域にあり、ゲッタ2
44は、破壊的な干渉の領域にある。これは、上位RFコイル241および下位
RFコイル243を通るRF放射線を発生することによってゲッタ243の選択
活性化を可能にする。次に、残りのゲッタ244は後の時間に活性化できる。一
実施形態において、ゲッタ243はバリウムゲッタであり、ゲッタ244はNE
G物質で構成されている。これは、ゲッタ244を活性化させないでバリウムゲ
ッタ243を選択的に活性化することを可能にする。一実施形態において、レー
ザあるいは他の加熱手段は、後でゲッタ244を活性化するために使用される。
【0080】 図25は、ディスプレイ250の内部に配置される非蒸発性ゲッタ251およ
び252を含む実施形態を示す。ゲッタ251および252の両方は、ゲッタ2
51およびゲッタ252が選択的に活性化できるように電源(図示せず)に結合
される。一実施形態において、ゲッタ251は、ディスプレイを密封する直前に
活性化されるが、ディスプレイはなお熱く、ディスプレイの部品は高ガス抜き速
度を有する。ゲッタ251は、ディスプレイの他の部品が室温まで冷却されるま
で、活性化温度(例えば、500℃)のままである。これは、CO、COおよ
びHOの吸収に対して最大容量を生じる。
【0081】 次に、図25を参照すると、ゲッタ252は、ディスプレイがなお工場にある
場合、後で活性化できる。一実施形態において、ゲッタ252は、約10分間約
500℃の温度までゲッタ252を加熱するように熱を加えることにより活性化
される。ゲッタ252の活性化は、ディスプレイの寿命にわたってディスプレイ
内部に必要な圧力を生じる。
【0082】 次に、図26Aを参照すると、その上にバリウムアルミニウム(BaAl
物質262が配置されたニッケル薄片層261を含む平面蒸発性ゲッタ260が
示されている。ニッケル薄片層263がバリウムアルミニウム層262の上に配
置されている。
【0083】 次に、図26Bを参照すると、形成されたニッケル基板264を含む平面蒸発
性ゲッタ260′が示されている。本実施形態において、ニッケル基板264は
、ニッケル基板264内に多数の平行溝を生じるように形成される。バリウムア
ルミニウム(BaAl)物質262は各溝内に配置されている。ニッケル膜2
65は、バリウムアルミニウム物質262の上にあるように配置されている。
【0084】 図26Cに示された実施形態において、平面蒸発性ゲッタ260″は、円形空
洞を有するニッケル基板264′を含む。バリウムアルミニウム物質262は、
各円形空洞内に配置される。ニッケル膜265′は、バリウムアルミニウム物質
262の上にある。空洞は円形空洞であるように示されているが、本発明は、例
えば、矩形状、三角状等の、他の形状の使用に良好に適合する。
【0085】 一実施形態において、ニッケル基板264およびニッケル基板264′は、ニ
ッケルシートをプレス成形し、電気成形し、あるいはその他成形することによっ
て形成される。バリウムアルミニウム物質262は、次に粉末付着を使用して、
あるいはバリウム物質262をシートにプレス成形し、この表面をドクターブレ
ードでこすることによって付着される。一実施形態において、図26A〜図26
Cに示された空洞は、幅が0.001〜0.01インチおよび深さが0.001
〜0.10インチの範囲にある。
【0086】 図26Dに示された実施形態において、平面蒸発性ゲッタ260はフラットパ
ネルディスプレイ270に配置される。本実施形態において、図26Aの平面蒸
発性ゲッタ260、図26Bの平面蒸発性ゲッタ260′あるいは図26Cの平
面蒸発性ゲッタ260″が使用される。平面蒸発性ゲッタ260の光照射(レー
ザあるいは赤外放射線)の際に、バリウムアルミニウム物質262が振り撒かれ
、バリウム物質267の膜を形成する。発熱反応は、BaAl+4Ni→Ba
+4NiAlである。さらに、本発明は、例えば、リチウムのようなバリウム以
外の物質を使用するのに良好に適合する。
【0087】 図26Eに示された実施形態において、2つの平面蒸発性ゲッタ260は、フ
ラットパネルディスプレイ270′内で互いに対向して配置される。本実施形態
において、図26Aの平面蒸発性ゲッタ260、図26Bの平面蒸発性ゲッタ2
60′あるいは図26Cの平面蒸発性ゲッタ260″が使用される。本実施形態
において、両方の平面蒸発性ゲッタ260は、同時に活性化され、バリウム物質
268の膜を生じる。互いに対向して置かれた2つの平面蒸発性ゲッタ260を
使用することによって、生じるバリウム物質268の膜は、図26Dにおけるバ
リウム物質267の膜の、2倍の寸法である。
【0088】 図26Bおよび図26Cに示された実施形態は、バリウムアルミニウム物質2
62の付着の逐次加熱(フラッシュされること)を可能にする。バリウムアルミ
ニウム物質262の堆積物を順次加熱することによって、低堆積速度が得られる
。これは、バリウム物質267および268の取り換え可能薄膜の形成を可能に
する。バリウムアルミニウム物質262の個別堆積物を順次加熱することによっ
て、薄膜は、低堆積速度で増加するように堆積される。これは、既存の薄膜の加
熱(焼結)を最少限にし、関連の削減吸着機能を防止する。
【0089】 さらに図26A〜26Eを参照すると、一実施形態において、バリウムアルミ
ニウム物質262の付着は、この装置のターンオン中ガス抜きの可変レベルを補
償するためにディスプレイの最初の寿命中逐次活性化される。任意のNEG26
9とともに使用される場合、任意のNEG269は、ディスプレイ部品の最初の
ガス抜き中に日常的に活性化でき、平面蒸発性ゲッタは、ディスプレイが顧客に
出荷されたときに非常に大きい容量のポンピングを行うように、振り撒かれるこ
とができる。
【0090】 したがって、本発明は、ディスプレイ装置内に使用可能な空間量を減らさない
でディスプレイ装置から汚染物質を除去する装置を提供する。本発明は、上記に
列挙された成果を実現し、ディスプレイ装置の形体をゲッタ物質に有害となるよ
うに曝さない補助チャンバーも提供する。本発明は、さらに上記に列挙された成
果を得るが、ディスプレイ装置の全寸法を著しく増加あるいは平行させない補助
チャンバーを提供する。本発明は、改良された粒子除去を有する装置も提供する
【0091】 本発明の特定の実施形態についての前述の説明は、例示および説明の目的のた
めに示された。この実施形態は、完全であるかあるいは本発明を開示された正確
な形式に限定することを目的とするものではなく、明らかに多数の修正および変
更が上記の教示に照らして可能である。この実施形態は、本発明の原理およびそ
の実用的な用途を十分に説明し、それによって本発明を十分に利用するために選
択され、説明され、様々な修正を有する様々な実施形態は、熟考された特定の使
用に適している。本発明の範囲は、これに添付された特許請求の範囲およびその
均等物によって規定されるべきであることが意図される。
【図面の簡単な説明】
本明細書の一部に組み込まれ、本明細書の一部を形成する添付図面は、本発明
の実施形態を示し、説明とともに本発明の原理を説明するのに役立つ。
【図1】 従来の汚染物質削減方式を使用するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図2】 汚染物質を減少させようと試る際に使用される他の方式を使用するディスプレ
イ装置の側面断面図である。
【図3】 ディスプレイ装置のエッジを越えて突き出すチュービュレーションを有するデ
ィスプレイ装置の側面断面図である。
【図4】 本発明の一実施形態によるそれに結合された補助チャンバーを有するディスプ
レイ装置の側面断面図である。
【図5】 本発明の一実施形態による図4の実施形態の斜視図である。
【図6A】 本発明の一実施形態による束にされたフィラメント上に配置されたゲッタ物質
の概略図である。
【図6B】 本発明の一実施形態による格子形状に配置されたフィラメント上に配置された
ゲッタ物質の概略図である。
【図6C】 本発明の一実施形態による複数の別々に束にされたフィラメント上に配置され
たゲッタ物質の概略図である。
【図6D】 本発明の一実施形態による別個の格子形状に配置された複数のフィラメント上
に配置されたゲッタ物質の概略図である。
【図7】 結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、こ
の補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出すチュービュレー
ションを有する。
【図8】 結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、こ
の補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出し曲がった形状の
チュービュレーションを有する。
【図9】 結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、こ
の補助チャンバーが本発明の一実施形態によるそこから突き出すシールされたチ
ュービュレーションを有する。
【図10】 結合された補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図であり、こ
の補助チャンバーが本発明の一実施形態によりプラグシールされる。
【図11】 本発明の一実施形態による補助チャンバーをディスプレイ装置の表面に取り付
けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図12】 本発明の一実施形態によるディスプレイ装置の表面を条件付けるように実行さ
れるステップのフローチャートである。
【図13】 本発明の一実施形態による補助チャンバーの表面を条件付けるように実行され
るステップのフローチャートである。
【図14】 本発明の一実施形態による補助チャンバーの条件付けられた表面をディスプレ
イ装置の条件を付けられた表面に結合するように実行されるステップのフローチ
ャートである。
【図15】 本発明の一実施形態による接着剤を使用して補助チャンバーをディスプレイ装
置の表面に取り付けるように実行されるステップのフローチャートである。
【図16A】 結合された圧縮状態の補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図
であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態における可変容量を有する。
【図16B】 結合された伸張状態の補助チャンバーを有するディスプレイ装置の側面断面図
であり、この補助チャンバーが本発明の一実施形態における可変容量を有する。
【図17A】 本発明の一実施形態における円筒状ハウジングを含む補助チャンバーの斜視図
である。
【図17B】 本発明の一実施形態における円筒状ハウジングを含む補助チャンバーの側面断
面図である。
【図17C】 本発明の一実施形態における螺旋のNEG物質を含む補助チャンバーの底部図
である。
【図17D】 本発明の一実施形態におけるディスプレイ装置の表面に取り付けられた補助チ
ャンバーの斜視図である。
【図17E】 本発明の一実施形態における円筒状ハウジングおよびチュービュレーションを
含む補助チャンバーの斜視図である。
【図17F】 本発明の一実施形態における円筒状ハウジングおよび高圧アノードフィードス
ルーを含む補助チャンバーの側面断面図である。
【図18】 本発明の一実施形態におけるフラッシュバルブが配置された補助チャンバーの
側面断面図である。
【図19】 本発明の一実施形態におけるそれに結合された補助チャンバーを有し、かつ低
放射率表面および高放射率表面を有するディスプレイ装置の側面断面図である。
【図20】 本発明の一実施形態における低放射率表面および高放射率表面を有するディス
プレイ装置の側面断面図である。
【図21A】 本発明の一実施形態における結合された補助チャンバーを有し、かつ補助チャ
ンバー内に配置されたカーボンフェルト構造を有するディスプレイ装置の側面断
面図である。
【図21B】 本発明の一実施形態におけるカーボンフェルト構造が配置されたディスプレイ
装置の側面断面図である。
【図22】 本発明の一実施形態における支持体および2つのゲッタが配置された補助チャ
ンバーの上部断面図である。
【図23A】 本発明の一実施形態における予め振り撒かれたゲッタカプセルの側面断面図で
ある。
【図23B】 本発明の一実施形態における補助チャンバー内に形成された予め振り撒かれた
ゲッタカプセルの側面断面図である。
【図23C】 本発明の一実施形態における柱である支持体構造を含む補助チャンバー内に形
成された予め振り撒かれたゲッタカプセルの上部断面図である。
【図23D】 本発明の一実施形態におけるリブである支持体構造を含む補助チャンバー内に
形成された予め振り撒かれたゲッタカプセルの上部断面図である。
【図24】 本発明の一実施形態におけるRFコイルを含み、かつ補助チャンバー内に配置
されたアセンブリの概略図である。
【図25】 本発明の一実施形態における2つのゲッタを有するディスプレイの概略図であ
る。
【図26A】 本発明の一実施形態におけるバリウムアルミニウムを含むゲッタの側面断面図
である。
【図26B】 本発明の一実施形態における溝を有するニッケル基板を含むゲッタの斜視図で
ある。
【図26C】 本発明の一実施形態における円形空洞を有するニッケル基板を含むゲッタの斜
視図である。
【図26D】 本発明の一実施形態における2つのゲッタが配置されたディスプレイの側面断
面図である。
【図26E】 本発明の一実施形態における3つのゲッタが配置されたディスプレイの側面断
面図である。 特に示される場合を除いて、この説明で参照される図面は一定の比率に応じて
描写されていないものとして理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イゴール、エル.マスレンニコフ アメリカ合衆国カリフォルニア州、サニー ベイル、ノース、カスケード、テラス、 507 (72)発明者 ロバート、エム.ダボック、ジュニア アメリカ合衆国カリフォルニア州、メンロ パーク、サンタ、リタ、アベニュ、300 (72)発明者 セオドア、エス.ファーレン アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、コルテ、デ、ラ、レイナ、3131 (72)発明者 ジョージ、ビー.ホップル アメリカ合衆国カリフォルニア州、パロア ルト、ウェブスター、ストリート、167 (72)発明者 クリストファー、ジェイ.カーティン アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、ジ、アラメダ、ナンバー166、1326 (72)発明者 コリン、ディー.スタナーズ アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、シャスタ、アベニュ、1186 (72)発明者 ペートル、エイチ.バタホフ アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、ウォルナット、ブロッサム、ドライ ブ、5519 (72)発明者 クリストファー、ジェイ.スピンド アメリカ合衆国カリフォルニア州、メンロ パーク、ヒルサイド、アベニュ、115 (72)発明者 ロナルド、エル.ハンゼン アメリカ合衆国カリフォルニア州、サンノ ゼ、ミーゲリト、ロード、10941 Fターム(参考) 5C032 AA01 AA07 JJ08 JJ12 JJ17 5C235 AA02 AA20 JJ10 JJ14

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲッタを含むディスプレイ装置から汚染物質を除去する装置であって、前記ゲ
    ッタが前記ディスプレイ装置から汚染物質を獲得するように構成されている装置
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 さらに、補助チャンバーを備え、前記補助チャンバーは、前記ディスプレイ装
    置内の汚染物質が前記ディスプレイ装置から補助チャンバーの中へ移動できるよ
    うに前記ディスプレイ装置の表面に結合されるように構成され、前記ゲッタが前
    記補助チャンバー内に配置され、一旦前記汚染物質が前記ディスプレイ装置から
    前記補助チャンバーの中へ移動すると、前記ゲッタが前記汚染物質を獲得するよ
    うに構成される装置。
  3. 【請求項3】 前記補助チャンバーが円筒状ハウジングを含む請求項1または2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ゲッタが、非蒸発性ゲッタ物質より成る前記請求項の何れか1項に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ゲッタが、螺旋状の非蒸発性ゲッタ物質を含む前記請求項の何れか1項に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の装置において、 さらに、前記円筒状ハウジング内の中心に配置された導電素子を含む装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の汚染物質を除去する装置において、 前記補助チャンバーが金属よりなる装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、 さらに、前記導電素子に結合され、かつ前記円筒状ハウジングに結合された電
    源を含み、前記電源が、前記ゲッタを活性化するための電流を供給するように構
    成される装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の装置において、 さらに、 前記円筒状ハウジングに結合されたチュービレーションを含み、前記チュービ
    レーションが、前記円筒状ハウジングの真空排気中、真空源に結合されるように
    構成される装置。
  10. 【請求項10】 前記チュービレーションが、クリンプ可能ポンプポートを含む請求項9に記載
    の装置。
  11. 【請求項11】 前記補助チャンバーが、前記ディスプレイ装置の前記表面を通って延びる少な
    くとも1つの穴の上に配置されるようにさらに構成され、それによって前記ディ
    スプレイ装置内の汚染物質が前記ディスプレイ装置から穴を通って、かつ前記補
    助チャンバーの中へ移動できる請求項7に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、 さらに、 高圧フィードスルーと、 前記高圧フィードスルーに結合されたばねで留められた接点とを含む装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項の何れか1項に記載の装置において、 前記ゲッタが、フィラメント上に配置されている装置。
  14. 【請求項14】 前記フィラメントが、格子配列で構成される請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記フィラメントが、束にされた配列で構成される請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記ゲッタが、前記補助チャンバー内にある複数の別個のフィラメント上に配
    置されている請求項2に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記ゲッタが、蒸発性ゲッタである請求項1乃至3の何れか1項に記載の装置
  18. 【請求項18】 前記蒸発性ゲッタが、バリウムを含む請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記ゲッタが、前記フィラメント上に被覆されたバリウムを含む請求項14に
    記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記補助チャンバーが、さらに、 貫通するように配置された開口を有する底部プレートと、 間に筺体を形成するように前記底部プレートの上に配置されたハウジングと、 前記ハウジングを通って延び、かつ前記フィラメントに電気的に接続された第
    1の電気フィードスルーと、 前記ハウジングを通って延び、かつ前記フィラメントに電気的に接続された第
    2の電気フィードスルーとを含む請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記底部プレート上に配置されたフリットをさらに含み、前記フリットが、前
    記補助チャンバーを前記ディスプレイ装置の前記表面に結合するように構成され
    るディスプレイ装置から汚染物質を除去する請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 請求項2記載の装置において、 さらに、前記補助チャンバー内に選択的に付着された金属膜を含み、前記金属
    膜が、前記ゲッタの活性化の際にゲッタ物質を受け取るように構成された装置。
  23. 【請求項23】 前記請求項何れか1項に記載の装置において、 さらに、前記ゲッタの活性化の際にゲッタ物質を受け取るように構成されたカ
    ーボンフェルト構造を含む装置。
  24. 【請求項24】 前記補助チャンバーが、複数の側面を含み、前記装置が、さらに 前記ゲッタに結合された支持体を含み、前記支持体がそれから延びる複数の延
    長部材を有し、前記複数の延長部材が、前記ゲッタが前記補助チャンバー内で吊
    るされるように前記補助チャンバーの前記複数の側面の1つに係合するように構
    成される請求項2に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記ゲッタが非蒸発性ゲッタ物質を含み、前記ゲッタがガスを吸収するために
    活性化され、かつその後、前記吸収ガスが前記ゲッタの中へ拡散されるように再
    活性化される請求項1に記載の装置。
  26. 【請求項26】 請求項1または2記載の装置において、 さらに、 ハウジングと、 前記ハウジングの上に延びるカバーとを含み、前記ハウジングおよび前記カバ
    ーが、それの間に密閉された筺体を形成し、 前記ゲッタが、前記密閉筺体内に配置された予め振り撒かれたゲッタ物質を含
    む装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の装置において、 さらに、 前記カバーに配置され、かつ溶融されるように構成された低温プラグを含む装
    置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の装置において、 さらに、前記カバーに配置されたプラグを含み、前記プラグが、それに結合さ
    れた複数のアンテナを有する装置。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の装置において、 さらに、 前記カバーに配置されたプラグを含み、前記プラグが、それに結合された金属
    の高熱膨張片を有する装置。
  30. 【請求項30】 請求項2記載の装置において、 さらに、 間に密閉筺体を形成するように前記補助チャンバーの一部の上に配置されたカ
    バーを含み、かつ 前記ゲッタが、前記密閉筺体内に配置された予め振り撒かれたゲッタ物質を含
    む装置。
  31. 【請求項31】 前記予め振り撒かれたゲッタ物質がバリウムを含む請求項26または30に記
    載の装置。
  32. 【請求項32】 前記カバーがガラスを含む請求項30に記載の装置。
  33. 【請求項33】 前記ゲッタが、さらに第1のゲッタおよび第2のゲッタを含み、前記装置が、
    さらに、 前記第1のゲッタおよび前記第2のゲッタの近くに配置された第1のコイルと
    、 前記第1のゲッタおよび前記第2のゲッタの近くに配置された第2のコイルと
    を含み、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルが、前記第1のゲッタを選択
    的に活性化するために間にエネルギーを放射するように励磁されるように構成さ
    れる請求項1に記載の装置。
  34. 【請求項34】 前記第1のゲッタが、バリウムゲッタを含み、かつ前記第2のゲッタが、非蒸
    発性ゲッタを含む請求項33に記載の装置。
  35. 【請求項35】 前記ゲッタが、第1のゲッタおよび第2のゲッタを含み、前記第1のゲッタお
    よび前記第2のゲッタが、前記第1のゲッタおよび前記第2のゲッタが選択的に
    活性化できるように電源に結合される請求項1に記載の装置。
  36. 【請求項36】 前記ゲッタが、レーザを使用して活性化される請求項1に記載の装置。
  37. 【請求項37】 前記ゲッタが、さらに、 第1の薄片層と、 バリウムアルミニウム物質の層と、 前記バリウムアルミニウム層の上に配置された第2の薄片層とを含む請求項1
    に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記ゲッタが、さらに、 それの内部に形成された複数の溝を有する基板と、 前記複数の溝内に配置された蒸発性ゲッタ物質と、 前記蒸発性ゲッタ物質の上に配置された膜とを含む請求項1に記載の装置。
  39. 【請求項39】 前記ゲッタが、さらに、 内部に形成された複数の空洞を有する基板と、 前記複数の空洞内に配置されたバリウムアルミニウム物質と、 前記バリウムアルミニウム物質の上に配置された膜とを含む請求項1に記載の
    装置。
  40. 【請求項40】 前記ディスプレイ装置が、間に筺体を形成するように一緒に結合されるフェー
    スプレートおよびバックプレートを有し、 前記ゲッタが、前記筺体内に配置され、前記装置が、さらに、 低放射率表面を形成するように前記筺体内に選択的に配置されている金属膜を
    含み、前記低放射率表面が、前記ゲッタの活性化の際にゲッタ物質を受け入れる
    ように構成される請求項1または4に記載の装置。
  41. 【請求項41】 前記ゲッタが、リチウムを含む請求項40に記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記ディスプレイ装置が、間に筺体を形成するように結合されるフェースプレ
    ートおよびバックプレートを含み、 前記ゲッタが、前記筺体内に配置され、前記装置が、さらに、 前記筺体内に配置された大きな表面積構造を含み、前記大きな表面積構造が、
    前記ゲッタの活性化の際にゲッタ物質を受け入れるように構成される請求項1に
    記載の装置。
  43. 【請求項43】 前記大きな表面積構造が、カーボンフェルト構造を含むディスプレイ装置から
    汚染物質を除去する請求項42に記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記ゲッタが、バリウムを含む請求項40または42に記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記ディスプレイ装置が、前記ディスプレイ装置との間に筺体を形成するよう
    に結合されるフェースプレートおよびバックプレートを含み、前記ゲッタが、前
    記筺体内に配置された非蒸発性ゲッタであり、前記非蒸発性ゲッタが、ガスを吸
    収するために活性化され、かつその後前記吸収ガスが前記ゲッタの中に拡散され
    る請求項1に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記ディスプレイ装置が、間に前記ゲッタを含む筺体を形成するように一緒に
    結合されるフェースプレートおよびバックプレートを含む請求項33に記載の装
    置。
  47. 【請求項47】 前記ゲッタが、蒸発性ゲッタ物質の層であり、前記装置が、さらに、 第1の薄片層と、 蒸発性ゲッタ物質の前記層の上に配置された第2の薄片層とを含む請求項1に
    記載の装置。
  48. 【請求項48】 蒸発性ゲッタ物質の前記層がバリウムアルミニウムを含む請求項47に記載の
    装置。
  49. 【請求項49】 汚染物質をディスプレイ装置から除去する装置であって、 中間に形成された複数の空洞を有する基板と、 前記複数の空洞内に配置されたバリウムアルミニウム物質と、 前記バリウムアルミニウム物質の上に配置された膜とを備える汚染物質をディ
    スプレイ装置から除去する装置。
  50. 【請求項50】 前記空洞が円形である汚染物質をディスプレイ装置から除去する請求項39ま
    たは49に記載の装置。
  51. 【請求項51】 前記空洞が矩形である汚染物質をディスプレイ装置から除去する請求項39ま
    たは49に記載の装置。
  52. 【請求項52】 前記空洞が溝である汚染物質をディスプレイ装置から除去する請求項39また
    は49に記載の装置。
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