JP4722068B2 - 音声シナリオ処理プログラム、方法及び装置 - Google Patents

音声シナリオ処理プログラム、方法及び装置 Download PDF

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本発明は、音声シナリオの処理技術に関し、より詳しくは、過去の作業実績を活用し、警告メッセージなどを出力するための技術に関する。
従来から、例えば車両の下に潜り込んで作業を行う作業者に、PHS(Personal Handyphone System)、携帯電話機等の携帯端末を持たせ、音声による作業指示及び作業結果入力を行う作業支援システムが存在している。
例えば、特開平10−301472号公報には、映像、静止画、アニメーション、音声、テキストなど作業指示情報を作業者に対して提供することで作業支援を行う作業支援方法が開示されている。上記公報では、イベント番号、イベント名称、再生指定ファイル名、ファイルの再生時間、次のイベント名称などを含むシナリオファイルをサーバに用意しておき、作業者の操作に応じて、作業指示情報の提示を自動実行するようになっている。また、作業者の習熟度によって作業指示情報の自動再生のタイミングを調整できるようにもなっている。しかし、過去の作業実績から、問題の発生しやすい作業項目や作業対象物が判明した場合、例えば作業者に対して警告メッセージを出力するような対策を取るためには、その都度、担当者(例えば、システム管理者等)がシナリオファイルを更新する必要がある。同様に、ある作業者において、特定の作業項目について作業ミスが多発するなどの傾向が判明した場合も、その都度、担当者がシナリオファイルを更新する必要がある。
特開平10−301472号公報
以上のように、従来技術では、過去の作業実績から作業者等の傾向が判明しても、作業者に対して適切に警告メッセージを出力するような音声シナリオは生成されない。
従って、本発明の目的は、過去の作業実績に基づき、作業者に対して適切に警告メッセージを出力するような音声シナリオを生成するための技術を提供することである。
本発明に係る音声シナリオ処理方法は、作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納している作業指示データ格納部と、過去の作業実績に基づき生成される実績データを作業項目毎且つ作業者毎に格納している実績データ格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される音声シナリオ処理方法であって、作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する作業項目とを基に実績データ格納部を検索し、対応する実績データを抽出するステップと、抽出した実績データが所定の条件を満たしているか判断するステップと、抽出した実績データが所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、特定の作業指示データに対応付けて作業指示データ格納部に格納するステップと、作業指示データ格納部に格納されている作業指示データに対応する音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように音声シナリオを生成し、記憶装置に格納するステップとを含む。
このようにすれば、過去の作業実績に基づき、例えば問題が発生しやすい作業項目については警告メッセージを出力する音声シナリオが生成されるので、作業者は、注意しながら作業を行うことができるようになる。
また、音声サーバから作業者の指定情報を含む音声シナリオ呼出要求を受信した場合、指定情報に係る作業者に関する音声シナリオを記憶装置から抽出し、音声サーバに送信するステップをさらに含むようにしても良い。
さらに、コンピュータが、過去の作業実績を格納する作業実績情報格納部と、予め予定されていた作業以外の作業の情報を格納する申告情報格納部とをさらに有するようにしても良い。そして、音声サーバから、作業者が行った作業の結果の情報を受信し、過去の作業実績として作業実績情報格納部に格納する格納ステップと、作業者による、作業者が行った作業の結果に対する修正依頼を、作業者の端末から受信した場合に、修正結果を作業実績情報格納部に格納するステップと、他の作業者による、作業者が行った作業の結果に対する修正依頼を、他の作業者の端末から受信した場合に、修正結果を申告情報格納部に格納するステップとをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、例えば、音声入力を主体とする業務において、作業者が適切に音声入力を行っているか判断できるようになる。
また、実績データが、作業者が行った作業の件数に対する、当該作業者が作業の結果を修正した件数の割合と、作業者が行った作業の件数に対する、他の作業者が作業の結果を修正した件数の割合と、作業者が行った作業の結果に基づく、当該作業の対象物についての実績耐用期間の情報とのうち少なくともいずれかを含む場合もある。そして、作業実績情報格納部及び申告情報格納部に格納されたデータに基づき実績データを更新し、実績データ格納部に格納するステップをさらに含むようにしても良い。このようにすれば、例えば、音声入力ミス、作業ミスが多い作業項目を作業者に注意することができる。また、作業対象物(例えば、部品等)の実際の耐用期間が、予め決められた耐用期間よりも短いような場合には、早期に部品交換を促すようなこともできるようになる。
なお、本発明に係る登録情報表示処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、過去の作業実績に基づき、作業者に対して適切に警告メッセージを出力するような音声シナリオを生成することができる。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要を示す。例えば携帯電話網であるネットワーク1には、作業者が携帯している作業者端末A(例えば、PHS、携帯電話機等)と、音声認識や音声合成等の処理を実施する音声サーバ5とが接続されている。ネットワーク1には、図示しない無線基地局や交換機等が含まれる。なお、音声による作業指示及び作業結果入力を行う際に作業者端末Aが用いられる。さらに、例えばインターネットであるネットワーク3には、音声サーバ5と、本実施の形態における主要な処理を実施する業務サーバ7と、作業者端末B(例えば、パーソナルコンピュータ(PC))とが接続されている。作業者端末Bには、例えばWebブラウザがインストールされており、当該Webブラウザにより業務サーバ7にアクセスする。例えば、作業終了後に、作業者が作業結果を確認する場合に、作業者端末Bが用いられる。なお、図1の例では、作業者端末Aと作業者端末Bとを1台づつ示しているが、それぞれ1台に限定されない。
次に、音声サーバ5の機能ブロック図を図2に示す。音声サーバ5は、音声認識又は音声合成で使用する音声グラマファイルを格納する音声グラマファイル格納部54と、音声シナリオと音声グラマファイル格納部54に格納された音声グラマファイルとに基づき、音声認識又は音声合成を行う音声通信部51と、作業者の認証処理を実施する作業者認証部52と、音声シナリオの呼出処理等を実施するシナリオ処理部53とを有する。なお、音声サーバ5の処理は、従来と同様であるため、詳細については、ここでは説明しない。
また、業務サーバ7の機能ブロック図を図3に示す。業務サーバ7は、各種DBを管理するDB管理部71と、後で説明する検査予定テーブルを格納する検査予定テーブル格納部79と、後で説明する作業指示テーブルを格納する作業指示テーブル格納部80と、音声シナリオを生成する際の雛形となるテンプレートファイルを格納する音声テンプレート格納部81と、音声シナリオを格納する音声シナリオ格納部82と、後で説明する検査予実テーブルを格納する検査予実テーブル格納部83と、後で説明する実績修正申告テーブルを格納する実績修正申告テーブル格納部84と、DB管理部71により管理されるDBに格納されているデータに基づき認証処理を行う認証処理部72と、認証処理部72からの要求又は音声サーバ5からの要求に応じて、音声シナリオ格納部82に格納されている音声シナリオを出力する音声シナリオ出力部73と、DB管理部71に管理されるDB及び検査予定テーブル格納部79に格納されているデータに基づき作業指示テーブルを生成し、作業指示テーブル格納部80に格納する作業指示テーブル生成部74と、後で説明する音声シナリオ生成処理を実施する音声シナリオ生成部75と、検査予実テーブル格納部83及び実績修正申告テーブル格納部84に格納されているデータに基づき耐用日数更新処理を実施し、処理結果をDB管理部71に通知する耐用日数更新処理部76と、音声サーバ5又は作業者端末Bから検査実績データを受信し、検査予実テーブル格納部83に格納する検査実績設定部77と、作業者端末Bから修正申告情報を受信し、実績修正申告テーブル格納部84に格納する実績修正申告設定部78とを有する。
さらに、DB管理部71は、作業者に関する情報を格納するユーザマスタDB711と、本実施の形態において検査対象となる車両の情報を格納する車両マスタDB712と、車両に含まれる機器の情報を格納する機器マスタDB713と、機器に関連する検査項目の情報を格納する検査項目マスタDB714と、アラームメッセージ(警告メッセージ)を格納する作業警告マスタDB715と、機器の耐用日数に関する情報を格納する耐用日数マスタDB716とを有する。
また、音声シナリオ生成部75は、作業指示テーブル格納部80及び音声テンプレート格納部81に格納されているデータに基づき音声シナリオを生成し、音声シナリオ格納部82に格納する音声シナリオ合成処理部751と、作業指示テーブル格納部80に格納されているデータに基づき、検査予定を検査予実テーブル格納部83に格納する検査予定設定部752とを有する。
次に、ユーザマスタDB711に格納されるデータの一例を図4に示す。図4の例では、IDの列と、ユーザIDの列と、パスワード(業務)の列と、パスワード(音声)の列と、担当区分の列とが含まれる。パスワード(業務)の列には、例えば、作業者が、作業者端末Bを操作し、ネットワーク3を介して業務サーバ7にアクセスしてきた場合の認証処理に用いるパスワードが登録される。また、パスワード(音声)の列には、例えば、作業者が、作業者端末Aを操作し、ネットワーク1を介して音声サーバ5にアクセスしてきた場合の認証処理に用いる音声シナリオ(認証用)のファイル名が登録される。さらに、担当区分の列には、作業者が担当する検査項目を特定するための情報が登録される。
また、車両マスタDB712に格納されるデータの一例を図5に示す。図5の例では、IDの列と、車両コードの列と、車両名称の列とが含まれる。その他、車両に関する情報(例えば、車両導入日等)を含むようにしても良い。
さらに、機器マスタDB713に格納されるデータの一例を図6に示す。図6の例では、IDの列と、機器コードの列と、機器名称の列と、車両コードの列とが含まれる。車両コードの列には、当該機器を含む車両を表す車両コードが登録される。その他、機器に関する情報(例えば、交換日等)を含むようにしても良い。
また、検査項目マスタDB714に格納されるデータの一例を図7に示す。図7の例では、IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、検査項目の列と、検査順の列と、テンプレート種別の列と、テンプレートコードの列と、作業担当者区分の列とが含まれる。テンプレート種別及びテンプレートコードの列には、検査項目に対応するテンプレートファイルの種別及びコードがそれぞれ登録される。また、作業担当者区分の列には、検査項目を担当する作業者を特定するための情報が登録される。
さらに、作業警告マスタDB715に格納されるデータの例を図8乃至図10に示す。図8は、期限アラームテーブルの一例である。なお、本実施の形態では、機器の取り替え時期が迫っていること知らせるアラームを期限アラームと呼ぶ。詳細については後で説明する。図8の例では、IDの列と、期限アラーム出力区分の列と、範囲(X)の列と、期限アラームコードの列と、期限アラームメッセージの列とが含まれる。Xの値(詳細は後で説明する)によって、期限アラーム出力区分、出力されるアラームメッセージが特定される。
また、図9は、画面アラームテーブルの一例である。なお、本実施の形態では、音声入力を行わず、PCから検査実績を入力する傾向、又は音声入力ミスがあり、PCから検査実績を修正する傾向があることを知らせるアラームを画面アラームと呼ぶ。詳細については後で説明する。図9の例では、IDの列と、画面アラーム出力区分の列と、範囲(Y)の列と、画面アラームコードの列と、画面アラームメッセージの列とが含まれる。Yの値(詳細は後で説明する)によって、画面アラーム出力区分、出力されるアラームメッセージが特定される。
さらに、図10は、臨時対応アラームテーブルの一例である。なお、本実施の形態では、作業ミスが多いことを知らせるアラームを臨時対応アラームと呼ぶ。詳細については後で説明する。図10の例では、IDの列と、臨時対応アラーム出力区分の列と、範囲(Z)の列と、臨時対応アラームコードの列と、臨時対応アラームメッセージの列とが含まれる。Zの値(詳細は後で説明する)によって、臨時対応アラーム出力区分、出力されるアラームメッセージが特定される。
次に、耐用日数マスタDB716に格納されるデータの例を図11及び図12に示す。図11は、平均耐用日数テーブルの一例である。図11の例では、IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、平均画面修正率(%)の列と、平均臨時対応確率(%)の列と、計画耐用日数の列と、平均実績耐用日数の列とが含まれる。なお、計画耐用日数とは、機器の製作会社等により定められる、当該機器の耐用日数である。また、平均画面修正率(%)は、特定の検査項目の全検査件数と当該特定の検査項目に対してPCから検査実績を修正又は入力した件数との割合である。さらに、平均臨時対応確率(%)は、特定の検査項目の全検査件数と当該特定の検査項目に対して他の作業者よる修正申告があった件数との割合である。また、平均実績耐用日数は、検査実績に基づく、機器の耐用日数であり、計画耐用日数と平均臨時対応確率(%)とを基に算出される。具体的には、各パラメータは以下の(1)乃至(3)式によって算出される。なお、これらのパラメータは、作業者全体の平均を示す。
平均画面修正率(%) = 全画面修正件数/全検査件数 (1)
平均臨時対応確率(%)= 全修正申告件数/全検査件数 (2)
平均実績耐用日数 = 計画耐用日数×(1−平均臨時対応確率) (3)
また、図12は、個別耐用日数テーブルの一例である。図12の例では、IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、個別画面修正率(%)の列と、個別臨時対応確率(%)の列と、計画耐用日数の列と、個別実績耐用日数の列と、ユーザIDの列とが含まれる。なお、計画耐用日数の列は、平均耐用日数テーブル(図11)における計画耐用日数の列と同じ値が設定される。また、個別画面修正率(%)、個別臨時対応確率(%)及び個別実績耐用日数は、平均耐用日数テーブル(図11)における平均画面修正率(%)、平均臨時対応確率(%)及び平均実績耐用日数の各々を作業者毎に算出したものである。従って、上記(1)乃至(3)式に、特定の作業者についての「全画面修正件数」、「全検査件数」及び「全修正申告件数」を代入すれば、個別画面修正率(%)、個別臨時対応確率(%)及び個別実績耐用日数を算出することができる。
次に、検査予定テーブル格納部79に格納される検査予定テーブルの一例を図13に示す。図13の例では、IDの列と、車両コードの列と、検査開始日の列と、検査終了予定日の列と、次回検査期間(日数)の列と、次回検査開始日の列と、次回検査終了予定日の列とが含まれる。例えば、ID=1のレコードは、車両コード「A001」の車両を2006年10月1日に検査予定であることを示す。さらに、次回検査開始日は2006年11月20日であり、今回の検査と次回の検査との間隔が50日であることを示す。
また、作業指示テーブル格納部80に格納される作業指示テーブルの一例を図14に示す。なお、作業指示テーブルは、検査予定テーブル(図13)等に基づいて生成されるテーブルであり、特定の日付に係る検査項目に関する情報を格納する。図14の例では、IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、検査項目の列と、検査順の列と、テンプレート種別の列と、テンプレートコードの列と、作業担当者区分の列と、ユーザIDの列と、パスワード(音声)の列と、期限アラームコードの列と、画面アラームコードの列と、臨時対応アラームコードの列とが含まれる。期限アラームコードの列には、後で説明する期限アラーム判断処理により、期限アラームが必要と判断された場合に、期限アラームテーブル(図8)内のいずれかの期限アラームコードが設定される。また、画面アラームコードの列には、後で説明する画面アラーム判断処理により、画面アラームが必要と判断された場合に、画面アラームテーブル(図9)内のいずれかの画面アラームコードが設定される。また、臨時対応アラームコードの列には、後で説明する臨時対応アラーム判断処理により、臨時対応アラームが必要と判断された場合に、臨時対応アラームテーブル(図10)内のいずれかの臨時対応アラームコードが設定される。
さらに、検査予実テーブル格納部83に格納される検査予実テーブルの一例を図15に示す。図15の例では、IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、検査項目の列と、検査順の列と、作業担当者区分の列と、ユーザIDの列と、検査予定日の列と、検査日の列と、音声検査実績の列と、画面修正フラグ(0:修正無し、1:修正有り)の列と、画面修正内容の列と、音声シナリオの列とが含まれる。なお、機器コードの列、検査項目コードの列、検査項目の列、検査順の列、作業担当者区分の列及びユーザIDの列は、作業指示テーブル(図14)に基づき設定される。また、音声検査実績の列には、音声入力で入力された検査結果が登録される。また、PC(作業者端末B)から検査実績の入力又は修正がなされた場合に、画面修正フラグの列に「1」が設定され、入力又は修正された検査実績が、画面修正内容の列に設定される。また、音声シナリオの列には、対応する音声シナリオのファイル名が設定される。
また、実績修正申告テーブル格納部84に格納される実績修正申告テーブルの一例を図16に示す。なお、実績修正申告テーブルは、特定の作業者から入力された検査実績に誤りがあり、特定の作業者以外の者から、その誤りを修正する申告があった場合に、申告に関する情報を格納する。図16の例では、IDの列と、検査実績IDの列と、機器コードの列と、検査項目コードの列と、検査項目の列と、前回検査日の列と、前回検査実績の列と、申告者の列と、申告日の列と、申告内容の列とが含まれる。なお、検査実績IDの列には、検査予実テーブルにおけるIDであって、申告の対象となるレコードを表すIDである。また、検査予実テーブルにおいて画面修正フラグが「0」の場合、前回検査実績の列には、検査予実テーブルにおける音声検査実績の値が設定される。一方、検査予実テーブルにおいて画面修正フラグが「1」の場合、前回検査実績の列には、検査予実テーブルにおける画面修正内容の値が設定される。
次に、図17乃至19を用いて、システム全体の処理の流れを説明する。なお、前提として、音声シナリオ(認証,検査)が業務サーバ7の音声シナリオ格納部82に格納されているものとする。まず、図17に、音声による作業指示に従って作業を行う場合の処理フローを示す。作業を開始するにあたり、作業者は、作業者端末Aを操作して、音声サーバ5に発信させる。作業者端末Aは、作業者からの発信操作に応じて、接続要求を音声サーバ5に送信する(図17:ステップ(1))。音声サーバ5の音声通信部51は、作業者端末Aから接続要求を受信し、作業者端末Aとの音声通信を開始する(ステップ(2))。
その後、音声サーバ5のシナリオ処理部53は、作業者に対応する音声シナリオ(認証)のシナリオ呼出要求を業務サーバ7に送信する(ステップ(3))。業務サーバ7の音声シナリオ出力部73は、音声サーバ5からのシナリオ呼出要求に応じて、音声シナリオ格納部82から音声シナリオ(認証)を抽出し、音声サーバ5に送信する。音声サーバ5のシナリオ処理部53は、業務サーバ7から音声シナリオ(認証)を受信し、記憶装置に格納する。そして、音声サーバ5の作業者認証部52は、記憶装置に格納された音声シナリオ(認証)に基づき、作業者の認証処理を行う(ステップ(4))。なお、図示していないが、例えば、所定回数以上認証に失敗した場合は、音声通信を切断する。
そして、作業者の認証に成功した場合、音声サーバ5のシナリオ処理部53は、当該作業者に対応する音声シナリオ(検査)のシナリオ呼出要求を業務サーバ7に送信する(ステップ(5))。業務サーバ7の音声シナリオ出力部73は、音声サーバ5からのシナリオ呼出要求に応じて、音声シナリオ格納部82から音声シナリオ(検査)を抽出し、音声サーバ5に送信する。音声サーバ5のシナリオ処理部53は、業務サーバ7から音声シナリオ(検査)を受信し、記憶装置に格納する。そして、音声サーバ5の音声通信部51は、記憶装置に格納された音声シナリオ(検査)と音声グラマファイル格納部54に格納されている音声グラマファイルとを基に音声合成を行い、作業者端末Aに検査項目についての音声ガイダンスを出力する(ステップ(6))。
作業者端末Aは、音声サーバ5から送られてくる音声ガイダンス(例えば、「機器Aの外観の状態を確認して下さい」等)をスピーカーから出力する。そして、作業者は、音声ガイダンスに従って検査を実施する(ステップ(7))。作業者は、検査が終了すると、検査結果(例えば「良好」等)をマイクに向かって発声する。そして、作業者端末Aは、作業者からの音声入力(作業結果)を受け付け、入力音声データを音声サーバ5に出力する(ステップ(8))。
音声サーバ5の音声通信部51は、作業者端末Aから入力音声データを受信する。そして、音声サーバ5の音声通信部51は、受信した入力音声データと音声グラマファイル格納部54に格納されている音声グラマファイルとに基づき音声認識を行い、音声認識の結果を記憶装置に格納する。
その後、音声サーバ5のシナリオ処理部53は、音声認識の結果に基づき検査実績データを生成し、業務サーバ7に送信する。そして、業務サーバ7の検査実績設定部77は、音声サーバ5から検査実績データを受信し、検査予実テーブル格納部83に登録する(ステップ(9))。すなわち、業務サーバ7の検査実績設定部77は、検査実績データを検査予実テーブル(図15)の音声結果実績の列に設定し、現在の日付を検査日の列に設定する。
そして、音声サーバ5のシナリオ処理部53は、音声シナリオを解析し、次の検査がある場合には、ステップ(5)からステップ(9)までの処理(すなわち、点線1701内の処理)を繰り返す。もし、音声シナリオを解析した結果、次の検査がなければ(すなわち、最後の検査の場合)、音声サーバ5の音声通信部51は、検査終了の音声ガイダンス(例えば、「本日の検査は終了です」等)を作業者端末Aに出力する(ステップ(10))。そして、作業者端末Aとの音声通信を終了する(ステップ(11))。なお、上で述べた例では、作業者に対応する音声シナリオを検査項目毎に呼び出しているが、全検査項目の音声シナリオをまとめて呼び出すようにしても良い。
次に、図18に、作業者が作業者端末B(PC)を操作して、自身の検査実績を確認(修正)する場合の処理フローを示す。まず、作業者は、業務サーバ7にログインするため、作業者端末Bの表示装置に表示されるログイン画面にユーザID及びパスワードを入力する。そして、作業者端末Bは、作業者からユーザID及びパスワードの入力を受け付け、業務サーバ7に送信する。業務サーバ7の認証処理部72は、作業者端末BからユーザID及びパスワードを受信し、ユーザマスタDB711に格納されたデータを用いて認証処理を実施する(図18:ステップ(12))。
業務サーバ7にログインした後、作業者は、作業者端末Bを操作して、業務サーバ7の検査実績確認ページにアクセスさせる(ステップ(13))。業務サーバ7の検査実績設定部77は、作業者端末Bからのアクセスに応じて、検査実績確認ページ・データを生成し、作業者端末Bに送信する(ステップ(14))。作業者端末Bは、業務サーバ7から検査実績確認ページ・データを受信し、表示装置に表示する。そして、例えば検査実績に誤りがある場合、作業者は、検査実績の修正を行い、作業者端末Bは、検査実績の修正を受け付ける(ステップ(15))。作業者端末Bは、検査実績の修正を受け付け、業務サーバ7に検査実績の修正情報を送信する(ステップ(16))。そして、業務サーバ7の検査実績設定部77は、作業者端末Bから検査実績の修正情報を受信し、検査予実テーブルに格納される検査実績を更新する。すなわち、業務サーバ7の検査実績設定部77は、検査実績の修正情報を検査予実テーブル(図15)の画面修正内容の列に設定する。
次に、図19に、作業者が作業者端末B(PC)を操作して、他の作業者に係る検査実績を修正する場合の処理フローを示す。まず、作業者は、業務サーバ7にログインするため、作業者端末Bの表示装置に表示されるログイン画面にユーザID及びパスワードを入力する。そして、作業者端末Bは、作業者からユーザID及びパスワードの入力を受け付け、業務サーバ7に送信する。業務サーバ7の認証処理部72は、作業者端末BからユーザID及びパスワードを受信し、ユーザマスタDB711に格納されたデータを用いて認証処理を実施する(図19:ステップ(17))。
業務サーバ7にログインした後、作業者は、作業者端末Bを操作して、業務サーバ7の実績修正申告ページにアクセスさせる(ステップ(18))。業務サーバ7の実績修正申告設定部78は、作業者端末Bからのアクセスに応じて、実績修正申告ページ・データを生成し、作業者端末Bに送信する(ステップ(19))。作業者端末Bは、業務サーバ7から実績修正申告ページ・データを受信し、表示装置に表示する。そして、作業者は、実績修正申告画面(図示しない)に修正申告情報を入力する(ステップ(20))。作業者端末Bは、修正申告情報の入力を受け付け、業務サーバ7に送信する(ステップ(21))。そして、業務サーバ7の実績修正申告設定部78は、作業者端末Bから修正申告情報を受信し、実績修正申告テーブル(図16)に登録する。
次に、図20乃至図31を用いて、本実施の形態における音声シナリオを生成するための処理を説明する。業務サーバ7は、所定のタイミング(例えば、検査前日の夜間等)にて、図20に示すような処理を実施する。まず、業務サーバ7の作業指示テーブル生成部74は、音声シナリオ生成処理の処理対象となる検査日を特定する(図20:ステップS1)。例えば、検査前日に本処理を実施するような場合であれば、翌日を検査日として特定する。そして、業務サーバ7の耐用日数更新処理部76は、耐用日数更新処理を実施する(ステップS3)。耐用日数更新処理については、図21を用いて説明する。
まず、耐用日数更新処理部76は、機器マスタDB713(図6)から未処理の機器コードを特定する(図21:ステップS11)。そして、耐用日数更新処理部76は、特定機器コードを基に検査項目マスタDB714を検索し、未処理の検査項目コードを特定する(ステップS13)。耐用日数更新処理部76は、特定機器コード及び特定検査項目コードを基に検査予実テーブル(図15)及び実績修正申告テーブル(図16)をそれぞれ検索し、特定機器コード及び特定検査項目コードに対応する検査実績をユーザ毎に集計する(ステップS15)。その後、耐用日数更新処理部76は、ユーザ毎に集計した検査実績から全体の検査実績を算出する(ステップS17)。
図22に、ステップS15及びステップS17の処理により、集計及び算出されるデータの一例を示す。図22の例では、機器コードの列と、検査項目コードの列と、全検査数の列と、全画面修正件数の列と、全修正申告件数の列と、内訳(作業者別)の列とが含まれる。さらに、内訳(ユーザ別)の列には、ユーザ毎に、検査数の列と、画面修正件数の列と、修正申告件数の列とが含まれる。なお、内訳(ユーザ別)の列には、ステップS15の処理によって集計された結果が設定される。そして、全検査数及び全画面修正件数は、ステップS17の処理によって算出された結果が設定される。
そして、耐用日数更新処理部76は、図22に示したデータに基づき、個別耐用日数テーブル及び平均耐用日数テーブルを更新する(ステップS19)。具体的には、上記(1)乃至(3)式に、全検査数、全画面修正件数及び全修正申告件数を代入することにより、平均画面修正率(%)、平均臨時対応確率(%)及び平均実績耐用日数を算出し、平均耐用日数テーブルに格納する。さらに、ユーザ上記(1)乃至(3)式に、特定の作業者の検査数、画面修正件数及び修正申告件数を代入することにより、当該特定の作業者の個別画面修正率(%)、個別臨時対応確率(%)及び個別実績耐用日数を算出し、個別耐用日数テーブルに格納する。なお、全作業者について、個別画面修正率(%)、個別臨時対応確率(%)及び個別実績耐用日数を算出し、個別耐用日数テーブルに格納する。
そして、耐用日数更新処理部76は、特定機器コードに対応する、全ての検査項目コードについての処理が完了したか判断する(ステップS21)。もし、特定機器コードに対応する、全ての検査項目コードについての処理が完了していなければ(ステップS21:Noルート)、ステップS13の処理に戻る。一方、特定機器コードに対応する、全ての検査項目コードについての処理が完了した場合(ステップS21:Yesルート)、耐用日数更新処理部76は、全ての機器コードについての処理が完了したか判断する(ステップS23)。もし、全ての機器コードについての処理が完了していなければ(ステップS23:Noルート)、ステップS11の処理に戻る。一方、全ての機器コードについての処理が完了した場合(ステップS23:Yesルート)、元の処理に戻る。
図20の説明に戻って、業務サーバ7の作業指示テーブル生成部74は、DB管理部71により管理されるDBに格納されるデータと、検査予定テーブル(図13)とを基に、作業指示テーブル生成処理を実施する(ステップS5)。作業指示テーブル生成処理については、図23を用いて説明する。
まず、作業指示テーブル生成部74は、処理対象として特定した検査日を基に検査予定テーブルを検索し、検査対象の車両コードを特定する(図23:ステップS25)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定した車両コードを基に機器マスタDB713を検索し、検査対象の機器コードを特定する(ステップS27)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定した機器コードに対応する検査項目に関する情報を検査項目マスタDB714から抽出し、作業指示テーブルに登録する(ステップS29)。また、作業指示テーブル生成部74は、作業担当者区分に対応するユーザID及びパスワードをユーザマスタDB711から抽出し、作業指示テーブルに登録する(ステップS31)。このように、図23に示すような処理を実施することにより、特定の日付に係る作業指示テーブルを生成することができる。
図20の説明に戻って、業務サーバ7の作業指示テーブル生成部74は、DB管理部71により管理されるDBに格納されるデータを基に、アラームコード設定処理を実施する(ステップS7)。アラームコード設定処理については、図24を用いて説明する。
まず、作業指示テーブル生成部74は、作業指示テーブル内の未処理のレコードを特定する(図24:ステップ33)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードについて、期限アラーム判断処理を実施する(ステップS35)。なお、期限アラーム判断処理では、特定レコードに係る検査項目において、期限アラームが必要か否かを判断する。期限アラーム判断処理については、図25を用いて説明する。
まず、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードに含まれるユーザIDに対応する個別実績耐用日数を個別耐用日数テーブルから抽出し、記憶装置に格納する(図25:ステップS43)。また、作業指示テーブル生成部74は、次回検査期間(日数)を検査予定テーブルから抽出し、記憶装置に格納する(ステップS45)。そして、作業指示テーブル生成部74は、個別実績耐用日数が、次回検査期間(日数)未満であるか判断する(ステップS47)。
もし、個別実績耐用日数が、次回検査期間(日数)未満の場合(ステップS47:Yesルート)、作業指示テーブル生成部74は、計画耐用日数を個別耐用日数テーブルから抽出する(ステップS49)。そして、作業指示テーブル生成部74は、個別実績耐用日数を計画耐用日数で除算することにより、パラメータXを算出し、記憶装置に格納する(ステップS51)。その後、作業指示テーブル生成部74は、パラメータXの値を基に期限アラームテーブルを検索し、期限アラーム出力区分を特定する(ステップS53)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定した期限アラーム出力区分の期限アラームコードを期限アラームテーブルから抽出し、作業指示テーブル(期限アラームコードの列)に登録する(ステップS55)。その後、元の処理に戻る。一方、個別実績耐用日数が、次回検査期間(日数)以上であれば(ステップS47:Noルート)、ステップS49乃至ステップS55の処理をスキップして元の処理に戻る。
以上のように、本実施の形態では、個別実績耐用日数が、次回検査期間(日数)未満の場合には、次回検査日の前に、過去の検査実績に基づく耐用期間が満了するので、今回の検査において期限アラームが必要と判断する。
図24の説明に戻って、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードについて、画面アラーム判断処理を実施する(ステップS37)。なお、画面アラーム判断処理では、特定レコードに係る検査項目において、画面アラームが必要か否かを判断する。画面アラーム判断処理については、図26を用いて説明する。
まず、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードに係る検査項目に対応する平均画面修正率を平均耐用日数テーブルから抽出し、特定レコードに含まれるユーザIDに対応する個別画面修正率を個別耐用日数テーブルから抽出する(図26:ステップS57)。そして、作業指示テーブル生成部74は、個別画面修正率を平均画面修正率で除算することにより、パラメータYを算出し、記憶装置に格納する(ステップS59)。そして、作業指示テーブル生成部74は、パラメータYの値が100を超えているか判断する(ステップS61)。
もし、パラメータYの値が100を超えている場合(ステップS61:Yesルート)、作業指示テーブル生成部74は、パラメータYの値を基に画面アラームテーブルを検索し、画面アラーム出力区分を特定する(ステップS63)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定した画面アラーム出力区分の画面アラームコードを画面アラームテーブルから抽出し、作業指示テーブル(画面アラームコードの列)に登録する(ステップS65)。その後、元の処理に戻る。一方、パラメータYの値が100以下であれば(ステップS61:Noルート)、ステップS63及びステップS65の処理をスキップして元の処理に戻る。
以上のように、本実施の形態では、パラメータYの値が100を超える場合(すなわち、個別画面修正率が、平均画面修正率を超える場合)、その作業者はPCから検査実績を修正又は入力する傾向が全作業者の平均よりも高いので、画面アラームが必要と判断する。
図24の説明に戻って、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードについて、臨時対応アラーム判断処理を実施する(ステップS39)。なお、臨時対応アラーム判断処理では、特定レコードに係る検査項目において、臨時対応アラームが必要か否かを判断する。臨時対応アラーム判断処理については、図27を用いて説明する。
まず、作業指示テーブル生成部74は、特定レコードに係る検査項目に対応する平均臨時対応確率を平均耐用日数テーブルから抽出し、特定レコードに含まれるユーザIDに対応する個別臨時対応確率を個別耐用日数テーブルから抽出する(図27:ステップS67)。そして、作業指示テーブル生成部74は、個別臨時対応確率を平均臨時対応確率で除算することにより、パラメータZを算出し、記憶装置に格納する(ステップS69)。そして、作業指示テーブル生成部74は、パラメータZの値が100を超えているか判断する(ステップS71)。
もし、パラメータZの値が100を超えている場合(ステップS71:Yesルート)、作業指示テーブル生成部74は、パラメータZの値を基に臨時対応アラームテーブルを検索し、臨時対応アラーム出力区分を特定する(ステップS73)。そして、作業指示テーブル生成部74は、特定した臨時対応アラーム出力区分の画面アラームコードを臨時対応アラームテーブルから抽出し、作業指示テーブル(臨時対応アラームコードの列)に登録する(ステップS75)。その後、元の処理に戻る。一方、パラメータZの値が100以下であれば(ステップS71:Noルート)、ステップS73及びステップS75の処理をスキップして元の処理に戻る。
以上のように、本実施の形態では、パラメータZの値が100を超える場合(すなわち、個別臨時対応確率が、平均臨時対応確率を超える場合)、その作業者は作業ミスが全作業者の平均よりも多いので、臨時対応アラームが必要と判断する。
図24の説明に戻って、作業指示テーブル生成部74は、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了したか判断する(ステップS41)。もし、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了していなければ(ステップS41:Noルート)、ステップS33の処理に戻る。一方、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了した場合(ステップS41:Yesルート)、元の処理に戻る。
図20の説明に戻って、業務サーバ7の音声シナリオ生成部75は、作業指示テーブルと、音声テンプレート格納部81に格納されているデータとを基に、音声シナリオ生成処理を実施する(ステップS9)。音声シナリオ生成処理については、図28を用いて説明する。
まず、音声シナリオ生成部75内の音声シナリオ合成処理部751は、作業指示テーブル内の未処理のレコードを特定する(図28:ステップS77)。そして、音声シナリオ合成処理部751は、特定レコードに含まれるテンプレートコードに対応するテンプレートファイルを抽出する(ステップS79)。図29に、テンプレートファイルの一例を示す。図29は、テンプレート種別が「確認」のテンプレートファイルの例である。処理2901内のpromptタグは、音声出力用の命令であり、「○○の状態を確認してください」という音声が出力される。なお、「○○」は、後で説明するステップ81の処理において、機器名等が埋め込まれる部分を示す。また、処理2902は、音声入力で入力された検査結果が「良好」の場合に実施される処理である。なお、処理内容は、従来通りであるため、省略する。さらに、処理2903は、音声入力で入力された検査結果が「不良」の場合に実施される処理である。なお、処理内容は、従来通りであるため、省略する。また、処理2904は、例えば、次の検査がある場合には、その検査に対応するシナリオを呼び出し、次の検査がなければ、検査終了の音声ガイダンスを再生する等の処理である。なお、処理内容は、従来通りであるため、省略する。
そして、音声シナリオ合成処理部751は、特定レコードに含まれる検査項目に関する情報とテンプレートファイルとに基づき、音声シナリオを生成し、記憶装置に格納する(ステップS81)。図30に、音声シナリオの一例を示す。図30の例では、処理3001において、「機器Aの外観の状態を確認してください」という音声が出力されるようになっている。すなわち、処理2901(図29)内の「○○」の部分に、機器名及び検査項目(「機器Aの外観」)が埋め込まれている。なお、機器名は、機器コードを基に機器マスタDB713を検索し、取得する。
その後、音声シナリオ合成処理部751は、特定レコードに期限アラームコードが設定されているか判断する(ステップS83)。もし、特定レコードに期限アラームコードが設定されていなければ(ステップS83:Noルート)、ステップS85の処理をスキップしてステップS87の処理に移行する。一方、特定レコードに期限アラームコードが設定されている場合(ステップS83:Yesルート)、音声シナリオ合成処理部751は、音声シナリオに期限アラームメッセージの出力処理を追加する(ステップS85)。
また、音声シナリオ合成処理部751は、特定レコードに画面アラームコードが設定されているか判断する(ステップS87)。もし、特定レコードに画面アラームコードが設定されていなければ(ステップS87:Noルート)、ステップS89の処理をスキップしてステップS91の処理に以降する。一方、特定レコードに画面アラームコードが設定されている場合(ステップS87:Yesルート)、音声シナリオ合成処理部751は、音声シナリオに画面アラームメッセージの出力処理を追加する(ステップS89)。
さらに、音声シナリオ合成処理部751は、特定レコードに臨時対応アラームコードが設定されているか判断する(ステップS91)。もし、特定レコードに臨時対応アラームコードが設定されていなければ(ステップS91:Noルート)、ステップS93の処理をスキップしてステップS95の処理に移行する。一方、特定レコードに臨時対応アラームコードが設定されている場合(ステップS91:Yesルート)、音声シナリオに臨時対応アラームメッセージの出力処理を追加する(ステップS93)。
図31に、期限アラームメッセージ、画面アラームメッセージ及び臨時対応アラームメッセージの出力処理が追加された音声シナリオの一例を示す。図31の例では、図30に示した音声シナリオに対して、期限アラームメッセージの出力処理3102、画面アラームメッセージの出力処理3103及び臨時対応アラームメッセージの出力処理3104が追加されている。なお、処理3101は、図30における処理3001と同一の処理である。また、出力処理3102は「期限が迫っています」、出力処理3103は「重要項目です 必ず音声入力をしてください」、出力処理3104は「過去実績で入力ミスが発生しています 他作業者に確認してください」という音声をそれぞれ出力する。
そして、音声シナリオ合成処理部751は、音声シナリオにファイル名を設定し、音声シナリオを音声シナリオ格納部82に格納する(ステップS95)。なお、ファイル名は、例えば、検査日、機器コード、検査項目コード、検査順等に基づいて設定される。また、音声シナリオ生成部75の検査予定設定部752は、特定レコードに含まれる検査項目に関する情報と音声シナリオのファイル名とに基づき、検査予実テーブルに検査予定としてレコードを追加する(ステップS97)。
そして、音声シナリオ合成処理部751は、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了したか判断する(ステップS99)。もし、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了していなければ(ステップS99:Noルート)、ステップS77の処理に戻る。一方、作業指示テーブル内の全てのレコードについて処理が完了した場合(ステップS99:Yesルート)、元の処理に戻る。
以上のような処理を実施することにより、過去の作業実績に基づき、作業者に対して警告メッセージ(期限アラームメッセージ、画面アラームメッセージ及び臨時対応アラームメッセージ)を出力するような音声シナリオを生成することができる。そして、このような音声シナリオを使用することで、作業者は注意して作業を行うことができるようになるので、作業精度や音声入力率を向上することができる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成に対応するものではない。また、業務サーバ7は、1台のコンピュータではなく複数台のコンピュータで実現するようにしても良い。
また、上で説明した各テーブルの構成は一例であって、必ずしも上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変らなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
また、過去の作業実績に基づくものであれば、期限アラームメッセージ、画面アラームメッセージ及び臨時対応アラームメッセージ以外の警告メッセージを出力するようにしても良い。
なお、音声サーバ5、業務サーバ7及び作業者端末Bについては、図32のようなコンピュータ装置であって、メモリ2501(記憶装置)とCPU2503(処理装置)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本発明の実施の形態では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納する作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納する実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出するステップと、
抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断するステップと、
抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納するステップと、
前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、記憶装置に格納するステップと、
をコンピュータに実行させるための音声シナリオ処理プログラム。
(付記2)
音声サーバから前記作業者の指定情報を含む音声シナリオ呼出要求を受信した場合、前記指定情報に係る前記作業者に関する前記音声シナリオを前記記憶装置から抽出し、前記音声サーバに送信するステップ
をさらにコンピュータに実行させるための付記1記載の音声シナリオ処理プログラム。
(付記3)
音声サーバから、前記作業者が行った前記作業の結果の情報を受信し、過去の作業実績として作業実績情報格納部に格納する格納ステップと、
前記作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記作業者の端末から受信した場合に、修正結果を前記作業実績情報格納部に格納するステップと、
他の作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記他の作業者の端末から受信した場合に、修正結果を申告情報格納部に格納するステップと、
をさらにコンピュータに実行させるための付記1記載の音声シナリオ処理プログラム。
(付記4)
前記実績データが、前記作業者が行った前記作業の件数に対する、当該作業者が前記作業の結果を修正した件数の割合と、前記作業者が行った前記作業の件数に対する、前記他の作業者が前記作業の結果を修正した件数の割合と、前記作業者が行った前記作業の結果に基づく、当該作業の対象物についての実績耐用期間の情報とのうち少なくともいずれかを含み、
前記作業実績情報格納部及び前記申告情報格納部に格納されたデータに基づき前記実績データを更新し、前記実績データ格納部に格納するステップ
をさらにコンピュータに実行させるための付記3記載の音声シナリオ処理プログラム。
(付記5)
前記作業が、機器の検査又は点検である
付記1記載の音声シナリオ処理プログラム。
(付記6)
作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納している作業指示データ格納部と、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納している実績データ格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される音声シナリオ処理方法であって、
前記作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に前記実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出するステップと、
抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断するステップと、
抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納するステップと、
前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、前記記憶装置に格納するステップと、
を含む音声シナリオ処理方法。
(付記7)
作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納する作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納する実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出する手段と、
抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断する手段と、
抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納する手段と、
前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、記憶装置に格納する手段と、
を有する音声シナリオ処理装置。
本発明の実施の形態に係るシステム概要図である。 本発明の実施の形態における音声サーバの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における業務サーバの機能ブロック図である。 ユーザマスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 車両マスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 機器マスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 検査項目マスタDBに格納されるデータの一例を示す図である。 作業警告マスタDBに格納される期限アラームテーブルの一例を示す図である。 作業警告マスタDBに格納される画面アラームテーブルの一例を示す図である。 作業警告マスタDBに格納される臨時対応アラームテーブルの一例を示す図である。 耐用日数マスタDBに格納される平均耐用日数テーブルの一例を示す図である。 耐用日数マスタDBに格納される個別耐用日数テーブルの一例を示す図である。 検査予定テーブル格納部に格納される検査予定テーブルの一例を示す図である。 作業指示テーブル格納部に格納される作業指示テーブルの一例を示す図である。 検査予実テーブル格納部に格納される検査予実テーブルの一例を示す図である。 実績修正申告テーブル格納部に格納される実績修正申告テーブルの一例を示す図である。 システム全体の処理の流れを説明するための図である。 検査実績を確認(修正)する場合の処理フローを示す図である。 他の作業者に係る検査実績を修正する場合の処理フローを示す図である。 本実施の形態における音声シナリオを生成するための処理の処理フローを示す図である。 耐用日数更新処理の処理フローを示す図である。 過去の検査実績を集計した結果の一例を示す図である。 作業指示テーブル生成処理の処理フローを示す図である。 アラームコード設定処理の処理フローを示す図である。 期限アラーム判断処理の処理フローを示す図である。 画面アラーム判断処理の処理フローを示す図である。 臨時対応アラーム判断処理の処理フローを示す図である。 音声シナリオ生成処理の処理フローを示す図である。 音声シナリオのテンプレートファイルの一例を示す図である。 音声シナリオの一例を示す図である。 警告メッセージの出力処理が追加された音声シナリオの一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1,3 ネットワーク
5 音声サーバ 7 業務サーバ
51 音声通信部 52 作業者認証部
53 シナリオ処理部 54 音声グラマファイル格納部
71 DB管理部 72 認証処理部
73 音声シナリオ出力部 74 作業指示テーブル生成部
75 音声シナリオ生成部 76 耐用日数更新処理部
77 検査実績設定部 78 実績修正申告設定部
79 検査予定テーブル格納部 80 作業指示テーブル格納部
81 音声テンプレート格納部 82 音声シナリオ格納部
83 検査予実テーブル格納部 84 実績修正申告テーブル格納部
711 ユーザマスタDB 712 車両マスタDB
713 機器マスタDB 714 検査項目マスタDB
715 作業警告マスタDB 716 耐用日数マスタDB
751 音声シナリオ合成処理部 752 検査予定設定部

Claims (4)

  1. 作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納する作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納する実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出するステップと、
    抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断するステップと、
    抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納するステップと、
    前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、記憶装置に格納するステップと、
    音声サーバから、前記作業者が行った前記作業の結果の情報を受信し、過去の作業実績として作業実績情報格納部に格納する格納ステップと、
    前記作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記作業者の端末から受信した場合に、修正結果を前記作業実績情報格納部に格納するステップと、
    他の作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記他の作業者の端末から受信した場合に、修正結果を申告情報格納部に格納するステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記実績データが、前記作業者が行った前記作業の件数に対する、前記他の作業者が前記作業の結果を修正した件数の割合に基づき補正された、当該作業の対象物についての実績耐用期間の情報を含み、
    前記コンピュータにさらに、
    前記作業実績情報格納部及び前記申告情報格納部に格納されたデータに基づき前記実績データを更新し、前記実績データ格納部に格納するステップ
    実行させるための音声シナリオ処理プログラム。
  2. 前記音声サーバから前記作業者の指定情報を含む音声シナリオ呼出要求を受信した場合、前記指定情報に係る前記作業者に関する前記音声シナリオを前記記憶装置から抽出し、前記音声サーバに送信するステップ
    をさらにコンピュータに実行させるための請求項1記載の音声シナリオ処理プログラム。
  3. 作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納している作業指示データ格納部と、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納している実績データ格納部と、記憶装置とを有するコンピュータにより実行される音声シナリオ処理方法であって、
    前記作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に前記実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出するステップと、
    抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断するステップと、
    抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納するステップと、
    前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、前記記憶装置に格納するステップと、
    音声サーバから、前記作業者が行った前記作業の結果の情報を受信し、過去の作業実績として作業実績情報格納部に格納する格納ステップと、
    前記作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記作業者の端末から受信した場合に、修正結果を前記作業実績情報格納部に格納するステップと、
    他の作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記他の作業者の端末から受信した場合に、修正結果を申告情報格納部に格納するステップと、
    を含み、
    前記実績データが、前記作業者が行った前記作業の件数に対する、前記他の作業者が前記作業の結果を修正した件数の割合に基づき補正された、当該作業の対象物についての実績耐用期間の情報を含み、
    さらに、
    前記作業実績情報格納部及び前記申告情報格納部に格納されたデータに基づき前記実績データを更新し、前記実績データ格納部に格納するステップ
    を含む音声シナリオ処理方法。
  4. 作業に関する情報と音声シナリオによる作業指示に従って当該作業を行う作業者の情報とを含む作業指示データを作業項目毎に格納する作業指示データ格納部に格納されている特定の作業指示データに含まれる前記作業者の情報と当該特定の作業指示データに対応する前記作業項目とを基に、過去の作業実績に基づき生成される実績データを前記作業項目毎且つ前記作業者毎に格納する実績データ格納部を検索し、対応する前記実績データを抽出する手段と、
    抽出した前記実績データが所定の条件を満たしているか判断する手段と、
    抽出した前記実績データが前記所定の条件を満たしていると判断された場合、警告が必要であることを表す警告情報を、前記特定の作業指示データに対応付けて前記作業指示データ格納部に格納する手段と、
    前記作業指示データ格納部に格納されている前記作業指示データに対応する前記音声シナリオを生成する際に、当該作業指示データに前記警告情報が対応付けられている場合、警告メッセージを出力するように前記音声シナリオを生成し、記憶装置に格納する手段と、
    音声サーバから、前記作業者が行った前記作業の結果の情報を受信し、過去の作業実績として作業実績情報格納部に格納する手段と、
    前記作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記作業者の端末から受信した場合に、修正結果を前記作業実績情報格納部に格納する手段と、
    他の作業者による、前記作業者が行った前記作業の結果に対する修正依頼を、前記他の作業者の端末から受信した場合に、修正結果を申告情報格納部に格納する手段と、
    を有し、
    前記実績データが、前記作業者が行った前記作業の件数に対する、前記他の作業者が前記作業の結果を修正した件数の割合に基づき補正された、当該作業の対象物についての実績耐用期間の情報を含み、
    さらに、
    前記作業実績情報格納部及び前記申告情報格納部に格納されたデータに基づき前記実績データを更新し、前記実績データ格納部に格納する手段
    を有する音声シナリオ処理装置。
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