JP4721659B2 - 高強度材料を摩擦撹拌接合するための装置及び方法、並びにこれから製造される物品 - Google Patents

高強度材料を摩擦撹拌接合するための装置及び方法、並びにこれから製造される物品 Download PDF

Info

Publication number
JP4721659B2
JP4721659B2 JP2004158511A JP2004158511A JP4721659B2 JP 4721659 B2 JP4721659 B2 JP 4721659B2 JP 2004158511 A JP2004158511 A JP 2004158511A JP 2004158511 A JP2004158511 A JP 2004158511A JP 4721659 B2 JP4721659 B2 JP 4721659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tungsten
solid solution
tool
resistant
impurity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004158511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004358556A (ja
JP2004358556A5 (ja
Inventor
パジャヤンヌル・ラマナサン・サブラマニアン
バーナード・パトリック・ビウレイ
アール・クロード・ヘルダー
ティモシー・ジョセフ・トラップ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2004358556A publication Critical patent/JP2004358556A/ja
Publication of JP2004358556A5 publication Critical patent/JP2004358556A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4721659B2 publication Critical patent/JP4721659B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • B23K20/122Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding
    • B23K20/1245Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding using a non-consumable tool, e.g. friction stir welding characterised by the apparatus
    • B23K20/1255Tools therefor, e.g. characterised by the shape of the probe
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/12Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating the heat being generated by friction; Friction welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K20/00Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating
    • B23K20/22Non-electric welding by applying impact or other pressure, with or without the application of heat, e.g. cladding or plating taking account of the properties of the materials to be welded
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/24Selection of soldering or welding materials proper
    • B23K35/32Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at more than 1550 degrees C

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Description

本発明は、接合技術に関する。より詳細には、本発明は、金属構成部品の摩擦撹拌接合に関する。本発明はまた、摩擦撹拌接合を使用して作られる物品に関する。
更に強力で更に効率的な、例えば、ガス及び蒸気タービンのようなターボ機械を設計及び構築するための継続的な取り組みにおいては、高温性能が強化された材料を使用することが必要である。しかしながら、多くの最先端のタービン材料で得られる強度及び耐クリープ性のような例示的な特性における性能強化は、多くの場合、他の特性を犠牲が強いられ、トレードオフが見られる。例えば、多くの高温ニッケル基合金は、従来の溶接技術によって接合されると、亀裂が発生する可能性が著しく大きくなる。従来の溶接に関連する溶融及び凝固は、このような材料の多くの特性における局所的劣化を引き起こす。その結果、これらの合金は、従来方法で溶接された構造を大幅に使用することが必要な機械設計では使用できない。鋳造又は鍛造金属合金によって作られたサブ構成部品を溶接することによって複雑な機械構成部品を費用効率良く組み立てることは、当業界で望ましいものと認識されているので、こうした溶接組立体においてある種の高性能材料を使用することができないことは著しい制約である。
固相接合工程は、この問題に対処する方法として開発されてきた。これらの工程は、金属構成部品を溶融させることなく接合し、これにより従来の溶接技術に関連する影響を回避する。イナーシャ溶接及び並進摩擦接合といった典型的な固相技術は、従来型の溶接に対する代替案としてタービン業界で使用されてきたが、これらの技術は、比較的限定された大きさの単純な幾何形状の接合形成に制約される。しかしながら、「摩擦撹拌接合」(本明細書では「FSW」とも呼ばれる)として知られる1つの固相接合技術は、他のこのような工程が利用できない様々な幾何学的構成において大きな接合部を形成することが可能である。この工程においては、非消耗品の、回転する円筒形工具をクランプ固定された工作物に押し込み、次いで、接合されることになる接合部に沿って並進する。工具は、接合部に沿って送られるときに工作物材料に対して摩擦熱と熱加工仕事との組み合わせを提供するように特に設計される。この工具の跡に続いて強固な固相結合が形成される。
米国特許第 5460317号明細書 米国特許第 6457629号明細書 米国特許第 6585148号明細書 米国特許出願公開第2003/0075584号明細書 米国特許出願公開第 2004/0056075号明細書
摩擦撹拌接合は、最初は、従来の工程によって溶接することが困難であったアルミニウム合金を結合するために、英国Great Abington所在のThe Welding Instituteによって開発された。これらの比較的柔らかい材料の結合においては成功するが、例えば、FSWの適用をニッケル及びチタン合金のようなより硬くより強固な材料に拡げることは、工具が接合工程の間に劣化する傾向を示すことにより困難であることが判明した。劣化の大部分は、これらの高強度材料のFSW中にした高熱及び応力に起因する可能性がある。
従って、FSWによって高強度材料で作られた構成部品を確実に接合することが可能な溶接工具、装置、及び方法を提供する必要性がある。更に、これらの装置及び方法を使用して作られた物品に対する必要性がある。
本発明の実施形態は、これら及び他の必要性に対処する。1つの実施形態は、溶接工具を含む摩擦撹拌接合用の装置である。この溶接工具は、タングステン基耐熱材料を含む。本発明の別の実施形態は、摩擦撹拌接合用の溶接工具である。この溶接工具は、タングステン基耐熱材料を含む。
別の実施形態は、摩擦撹拌接合用の溶接工具を作る方法である。この方法は、タングステン基耐熱材料を準備する段階と、金属を処理して実質的に自己支持型の供給原料を形成する段階と、供給原料の断面積を少なくとも50%まで低減するよう供給原料を加工する段階と、供給原料を摩擦撹拌接合装置で運転するのに適した溶接工具にする段階とを含む。
別の実施形態は、物品を製造するための方法である。この方法は、溶接工具を含み、該溶接工具がタングステン基耐熱材料を含む摩擦撹拌接合装置を提供する段階と、少なくとも1つの工作物を準備する段階と、摩擦撹拌接合によって少なくとも1つの工作物を接合するよう装置を運転して、少なくとも1つの接合要素を形成する段階と、を含み、少なくとも1つの接合要素は摩擦撹拌接合された領域を含む。
別の実施形態は、上記の方法によって製造された物品である。
本発明のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、同じ番号が図面全体を通じて同じ部品を示す添付図面を参照して以下の詳細説明を読むと、更によく理解されるであろう。
図1を参照すると、本発明の実施形態による装置100は、溶接工具102を含む。溶接工具102は、タングステン基耐熱材料を含む。本明細書で使用される用語「タングステン基」とは、材料組成の重量比が最も大きいものがタングステンである材料を意味する。限定ではないが、ニッケル及びチタン合金を含む高強度材料は、これらのタングステン基材料をFSW装置100の溶接工具102として使用したFSWによってうまく接合することができた。この部類からの特定の工具材料は、高強度材料のFSW中の劣化に耐えることが判っており、有利には、従来のFSW工具材料を使用する場合に通常見られた工具屑が実質的に無い接合部をもたらす。接合部に留まった工具屑は、結合状態の強度及び他の特性を低下させ、従って本発明の工具材料を使用すると、FSWによって形成された接合部の全体の品質が改善される。
ある種のタングステン基耐熱材料は、高強度材料の接合に使用されるFSW装置の工具102としての用途において特に効果的であることが判明した。これらの材料の幾つかは、以下の説明において示されるが、これらの特定の実施形態は、本発明の範囲を限定するものではない。
幾つかの実施形態において、タングステン基耐熱材料は、本質的にタングステンからなる合金を含み、特定の実施形態においては、この合金は、本質的に焼結タングステンからなる。焼結タングステンは、タングステン粉末で作られ、当該技術分野において公知の手順に従って、タングステンの融点よりは低い高温で圧縮及び圧密されることにより、固相状態で粉末を成形する。この材料は、Ti 6−4(Tiと6%のアルミニウムと4%のバナジウム、全て重量パーセント)のような溶接チタン合金、及びAlloy718のようなニッケル基超合金において効果的であった。
他の実施形態においては、タングステン基耐熱材料は、不純物添加されたタングステンを含み、この場合、不純物添加されたタングステンは、添加不純物材料とタングステンとを含む。本明細書で使用される用語「不純物添加された」とは、1つ又はそれ以上の「添加不純物材料」と呼ばれる二次成分が、タングステンに添加されたことを意味する。ある実施形態においては、不純物添加されたタングステンは、最大100ppmの濃度の添加不純物材料を含み、特定の実施形態においては、添加不純物材料の濃度は、約10ppmから約80ppmの範囲である。好適な添加不純物材料には、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、酸化セリウム、及び酸化トリウムが含まれるが、これに限定されない。例示的な一実施形態においては、添加不純物材料は、濃度が約20ppmのカリウムを含む。幾つかの実施形態において、不純物添加されたタングステンは、当該技術分野で一般的に使用される方法に従って、焼結押出しされた、不純物添加されたタングステンである。不純物添加されたタングステンを焼結及び押出し加工により処理すると、高強度材料の接合に適用されるFSW装置100の工具102としての使用に有利な水準の強度を有する材料が得られるように思われる。Ti 6−4、及びTiと5%Alと2%スズと4%モリブデンと2%ジルコニウムと4%クロム(「Ti17」合金としても知られる、全て重量パーセント)のプレートは、この工具材料を使用してうまく溶接された。
別の実施形態においては、タングステン基耐熱材料は、固溶強化材料とタングステンとを含む合金を含む。本明細書で使用される用語「固溶強化材料」とは、タングステンに添加され、タングステンの結晶構造中へ二次相を形成することなく溶解して、タングステンの結晶格子を変形させることによってタングステンを強化する1つ又はそれ以上の元素を意味する。固溶強化材料の実施例には、レニウム、モリブデン、タンタル、ニオブ、及びそれらの混合体を含むが、これに限定されない。幾つかの実施形態においては、この合金は、最大約40重量パーセントの固溶強化材料を含み、特定の実施形態においては、この合金は、約20重量パーセントから約30重量パーセントまでの固溶強化材料を含む。例示的な実施形態においては、この合金は、約25重量パーセントのレニウムを含み、残余はタングステンを含む。幾つかの実施形態においては、この合金は、a)焼結材、及びb)焼結熱間等静圧圧縮成形材料のうちの少なくとも1つを含む。当該技術分野で公知の手順及びパラメータを用いて、例示的なこれらの方法の1つによって処理された材料は、有利な特性を有するFSW工具102を製造できる好適に密度の高い、強固な材料を与えるように思われる。チタン合金及びニッケル合金は、この工具材料を使用するFSWによってうまく溶接された。
本発明の装置100の更に別の実施形態においては、工具102のタングステン基耐熱材料は、タングステンと、固溶強化材料及び耐熱カーバイド材からなるグループから選択された少なくとも1つの材料とを含む。この工具材料は、チタン合金を接合するのに有効であることが示されている。固溶強化材料の好適な実施例は、既に上述された。この実施形態に対する好適な耐熱カーバイド材には、ハフニウム、ジルコニウム、タンタル及びニオブといった耐熱性遷移金属のカーバイドを含むが、これに限定されない。ある実施形態においては、固溶強化材料は、最大約8重量パーセントの濃度でタングステン基耐熱材料内に存在しており、耐熱カーバイド材は、約0.25重量パーセントから約2重量パーセントまでの範囲の濃度でタングステン基耐熱材料内に存在している。特定の実施形態においては、固溶強化材料の濃度範囲は、約2重量パーセントから約6重量パーセントまでであり、カーバイドの濃度範囲は、約0.25重量パーセントから約1重量パーセントまでである。例示的な実施形態においては、タングステン基耐熱材料は、約4パーセントのレニウムと約0.5パーセントのハフニウム・カーバイド(重量パーセント濃度)を含み、残余はタングステンを含む。
上述の実施形態の工具材料は、ある実施形態においては、a)鋳造押出材料、b)鋳造鍛造材料、及びc)圧密押出材料のうちの1つを含む。これらの代替処理手順の各々は、当該技術分野で公知であり、実施者は、幾つかの一般的に実施される金属成形技術の中から好適な変形形態を見つけ出すことができるであろう。圧密押出材料の実施例は、最初に比較的低い温度で等静圧圧縮成形され(冷間等静圧圧縮成形、或いはCIP)、次いで焼結されて熱間等静圧圧縮成形され、最後に押出された材料である。結果として得られる材料は、密度が高く、本発明の実施形態における工具102として機能するのに十分な強さを有する。
工具102は、1つの材料から完全に作ることができ、或いは、幾つかの場合においては、組み合わせ材料を使用して作ることができる。例えば、ある実施形態においては、溶接工具102は、ショルダー部104を有し、例えば、化学組成、微細構造、又は処理といった少なくとも1つの特性においてピン部分106を含む材料とは実質的に異なる材料を含む。これらの場合においては、ピン部分106は、タングステン基耐熱材料を含む。従って、このピン部分106は、工具102全体を取り外す必要がなくピン106を好都合に交換することができるモジュール式工具システムが考慮される、工具102のショルダー部104に固定されるインサートとして存在できる。
上述のFSW装置100に加えて、本発明の実施形態はまた、溶接工具102と、上記に説明された全ての代替物とを含む。
溶接工具102を作製するための方法が、更なる実施形態として含まれる。この方法において、タングステン基耐熱材料が提供される。この材料は、上述の工具102に対して説明された材料と同一である。次いで、この材料を実質的に自己支持型の供給原料を形成するよう処理する。用語「実質的に自己支持型の」とは、処理段階の間に生成される供給原料が有意な歪み量がなく自重を支持するほど十分に強いことを意味する。この用語によって説明される状態は、崩壊又は有意な歪み無しには自重を支持することができない粉末又はスラリーと対照させることができる。本発明の実施形態における処理段階は、当該技術分野で知られている様々な鋳造方法の何れかのような、液体から金属を凝固する幾つかの好適な方法の中の何れかを用いる段階を含むことができる。更に、処理段階はまた、焼結静圧圧縮成形のような、固体粉末を圧縮成形する方法を適用する段階を含むことができる。最後に、例えば、アーク蒸着、プラズマ溶射蒸着、及びレーザ蒸着を含む、固体原材料を溶融蒸着する様々な処理の何れもが、本実施形態の処理段階に含まれるものとして好適である。
基耐熱材料を処理して供給原料を形成した後、次に、この供給原料を断面積が少なくとも50%まで低減するよう加工する。供給原料をこの程度まで加工すると、高強度材料に対するFSW中に工具102が受ける過酷な応力及び温度条件にわたり有利に劣化に耐える点まで供給原料材料が歪み硬化される。特定の実施形態においては、供給原料は更に引き続いて加工して断面積を少なくとも75%まで低減し、供給原料を更に歪み硬化させることが可能になる。供給原料は、例えば、押出し加工、スエージ加工、及び鍛造を含む、どのような好適な金属加工工程によっても加工することができる。一連の異なる金属加工工程の組み合わせもまた、供給原料の断面積の所望の低減を達成するのに好適である。
供給原料を所望の状態に加工した後、次に、この供給原料を溶接工具102に作る。供給原料を工具102に形成する段階は、上述のような金属加工作業の使用、並びに、切断、タッピング、研削、ホーニング、ポリッシング、及び同様のものを含む様々な機械加工作業を含むことができる。最終的に結果として得られるものは、摩擦撹拌接合装置100の運転に適合された工具102である。工具102がFSW装置100への適切な取り付け及びFSW装置の運転に適した寸法形状を有する場合には、工具102は装置100の運転に適合されている。
本発明の別の実施形態は、物品を製造するための方法、並びにこのような方法によって形成された物品である。この方法において、摩擦撹拌接合装置100が提供される。装置100は、溶接工具102を含み、溶接工具102は、タングステン基耐熱材料を含む。工具102及び該工具102を作るのに使用される材料は、上述の施形態で説明されたものと同一である。この方法は更に、少なくとも1つの工作物108を準備する段階と、撹拌接合によって少なくとも1つの工作物108を摩擦接合するよう装置100を運転して、少なくとも1つの接合要素(図示せず)を形成する段階とを含み、少なくとも1つの接合要素は、摩擦撹拌接合領域を含む。
上述のように、少なくとも1つの工作物108が提供される。上述の材料から作られ、上述の工具102製造方法により製造された工具102を使用すると、高強度材料のFSWが可能になる。従って、本発明の方法における使用に好適な材料は、これに限定されないが、鋼、ステンレス鋼、ニッケル基超合金、コバルト基超合金、鉄基超合金、ニッケル鉄基超合金、酸化物分散強化ニッケル合金、及びチタン基合金を含む。工作物108を形成するために使用される処理は、一般に、本発明のFSW法の適用には影響を与えず、従って、工作物108は、例えば、鍛造、鋳造、押出し、圧延、又は粉末冶金工程によって作られた品目とすることができる。
ある実施形態においては、複数の工作物108が提供される。このような場合において、装置100を運転して、FSWを使用して複数の工作物108を接合し、1つ又はそれ以上の接合要素を形成する。この工程によって形成された各接合要素は、例えば、これまで別々であった2つ又はそれ以上の工作物を接合要素に結合する接合領域のような摩擦撹拌接合領域を含む。ある実施形態においては、1つ又はそれ以上の接合要素は、この工程によって製造された完成物品である。しかしながら、別の実施形態においては、1つ又はそれ以上の接合要素は、更に組み立てられて物品を形成し、特定の実施形態においては、これは、少なくとも一部が少なくとも2つの接合要素を互いに摩擦撹拌接合することによって組み立てられて要素を接合する。
本発明のFSW法は、提供された様々な工作物の組成に関しては柔軟性がある。例えば、幾つかの実施形態においては、第1の工作物は第1の材料を含み、第2の工作物は第2の材料を含み、これらの2つの材料は、化学組成、微細構造、及び工程などの少なくとも1つの特性に関して互いに異なっている。第1及び第2の材料の一方又は両方は、例えば、鋼、ステンレス鋼、ニッケル基超合金、コバルト基超合金、鉄基超合金、ニッケル鉄基超合金、酸化物分散強化ニッケル合金、及びチタン基合金といった従来方法によってFSWを行うのが困難な材料であってもよい。別の実施例としては、本発明によるFSWによって、多結晶工作物を単結晶工作物に接合することができる。様々な組成、構造、及び工程の工作物を接合する本工程の柔軟性により、特定用途の局所的要求に合わせた特性を有する物品を製造することが可能になる。例えば、高価な高温合金を、ある点を上回る温度に到達する物品上の領域中にのみ設定することができる。物品のバルクは、より安い構造材料で作られ、この材料は、FSWによって高温合金に接合して調整された構成部品を形成することができる。
上述の方法によって作られる物品は、ターボ機械で使用される構成部品のような、機械構成部品を含む。ある実施形態においては、接合要素は、タービン・エンジン、例えばガスタービン・エンジン又は蒸気タービン・エンジンの構成部品を形成するために組み立てられる。本発明の利点により、ダクト、フレーム、及びケースといったタービン・エンジンの極めて大きな構造構成部品の組立が可能になる。最新のタービン・エンジンにおいては、これらの構成部品は、大きすぎて一度の鍛造又は鋳造で作ることはできず、従って、これらの構成部品を組み立てるためにFSWが使用できることは、費用効果の高いタービンの製造に有利である。
上述の利点を十分有効に利用するために、本発明の別の実施形態は、本発明の方法によって製造されたタービン・エンジン構成部品である。この特定の実施形態においては、この方法は、溶接工具102を含むFSW装置100を準備する段階を含む。この溶接工具102は、以下のグループから選択された少なくとも1つのタングステン基耐熱材料を含む。
a.本質的にタングステンからなる焼結合金、
b.焼結押出しされたタングステンを含み、更に約20ppmのカリウムを含む金属、
c.a)焼結金属、及び、b)焼結熱間等静圧圧縮成形された金属、ここで、前記金属は更に約25重量パーセントのレニウムを含み、残余はタングステンを含む、のうちの少なくとも1つを含む金属、
d.鋳造押出しされたタングステン基耐熱材料、前記材料は約4重量パーセントのレニウムと、約0.5重量パーセントのハフニウム・カーバイドとを含み、残余はタングステンを含む、
及び、
e.鋳造押出しされたタングステン基耐熱材料、前記材料は約0.5重量パーセントから約2重量パーセントまでのハフニウム・カーバイドを含み、残余はタングステンである。
複数の工作物108が提供される。第1の工作物は第1の材料を含み、第2の工作物は第2の材料を含み、前記第1の材料は、化学組成、微細構造、及び処理のうちの少なくとも1つにおいて前記第2の材料と実質的に異なる。前記第1の材料と前記第2の材料のうちの少なくとも1つは、鋼、ステンレス鋼、ニッケル基超合金、コバルト基超合金、鉄基超合金、ニッケル鉄基超合金、酸化物分散強化からなるグループから選択された材料を含む。
装置100は、複数の工作物をFSWによって接合するよう運転して、複数の接合要素を形成し、この場合、接合要素の各々は、摩擦撹拌接合された領域を含み、次いで、要素が組み立てられてタービン・エンジン構成部品を形成する。
以下の実施例は、本発明のある実施形態を更に例証するために示され、本発明をどのようにも限定するものと解釈されるべきではない。
実施例1:H−13工具鋼で作られた摩擦撹拌溶接工具が、ニッケル基超合金Alloy718で作られた工作物をFSWを介して接合する試みにおいて使用された。工具鋼は、アルミニウム工作物のFSW用工具を製作するために一般に使用される材料である。しかしながら、この実施例のAlloy718工作物に適用する場合、工具鋼で作られた工具は、工作物に工具を突入させるのに必要な応力に耐えることができず、工具は処理の初期段階で破損した。
例2:約25重量パーセントのレニウムを含む焼結タングステン合金で作られた摩擦撹拌溶接工具が、FSWを介してAlloy718で作られた工作物を接合する試みにおいて使用された。実施例1における工具鋼で作られた従来の工具とは異なり、このタングステン−レニウム工具は、接合工程全体を通して損傷を受けないままであり、工作物を成功裏に接合した。断面における接合部の金属組織学的試験では、FSW工程の間に工具の損耗から接合部に取り込まれた小さな屑微粒子の幾らかを検出した。強固な結合が形成されたものの、取り込まれた微粒子の数及び大きさは、高応力及び高温を伴う特定の臨界用途においては容認できない接合部を提供することになる。
例3:鋳造押出しされた、約4重量パーセントのレニウムと約0.5重量パーセントのハフニウム・カーバイドとを含むタングステン合金で作られた摩擦撹拌溶接工具が、チタン合金Ti17で作られた1つの工作物を、Ti6−4で作られた別の工作物に接合する試みにおいて使用された。この工具は、接合工程全体を通して損傷を受けないままであり、実施例2における工具同様、工作物を成功裏に接合した。断面における接合部の金属組織学的試験では、例2において観察された屑微粒子のどのようなものも検出されなかった。
様々な実施形態を本明細書で説明したが、当業者であれば要素、変形形態、等価形態、又は改良形態の様々な組み合わせを行うことができる。また、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
本発明の実施形態による装置の概略図。
符号の説明
100 装置
102 溶接工具
104 ショルダー部
106 ピン部分
108 工作物

Claims (10)

  1. 以下の(i)〜(iii):
    (i)添加不純物材料とタングステンとを含む不純物添加タングステンであって、前記添加不純物材料が最大100ppmの濃度で存在する不純物添加タングステン、
    (ii)固溶強化材料とタングステンとを含む合金であって、前記固溶強化材料を最大40重量%含む合金、及び
    (iii)タングステンと、固溶強化材料及び耐熱カーバイド材料からなる群から選択される少なくとも1つの材料とを含むタングステン基耐熱材料であって、前記固溶強化材料が最大8重量%までの濃度で存在し、前記耐熱カーバイド材が0.25重量%〜2重量%までの範囲の濃度で存在するタングステン基耐熱材料
    からなる群から選択されるタングステン基耐熱材料を含む溶接工具(102)を備えた摩擦撹拌接合用装置(100)。
  2. 前記タングステン基耐熱材料が(i)不純物添加タングステンであり、前記添加不純物材料が10ppm〜80ppmの濃度で存在する、請求項1記載の装置(100)。
  3. 前記タングステン基耐熱材料が(i)不純物添加タングステンであり、前記添加不純物材料が、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、酸化ランタン、酸化イットリウム、酸化セリウム及び酸化トリウムからなる群から選択される、請求項1又は請求項2記載の装置(100)。
  4. 前記タングステン基耐熱材料が(ii)固溶強化材料とタングステンとを含む合金であり、該合金が20〜30重量の前記固溶強化材料を含む請求項記載の装置(100)。
  5. 前記タングステン基耐熱材料が(ii)固溶強化材料とタングステンとを含む合金であり、前記固溶強化材料、レニウム、モリブデン、タンタルびニオブのうちの少なくとも1つを含む請求項1又は請求項4記載の装置(100)。
  6. 前記合金が25重量のレニウムを含み、残余タングステンである、請求項記載の装置(100)。
  7. 前記タングステン基耐熱材料が(ii)固溶強化材料とタングステンとを含む合金であり、該合金が、a)焼結材、及び、b)焼結熱間等静圧圧縮成形材料のうちの少なくとも1つを含む請求項1、請求項4乃至請求項6のいずれか1項記載の装置(100)。
  8. 前記タングステン基耐熱材料が(iii)タングステンと、固溶強化材料及び耐熱カーバイド材料からなるから選択された少なくとも1つの材料とを含むタングステン基耐熱材料であり、前記固溶強化材料が2重量%〜6重量%までの範囲の濃度で存在し、前記耐熱カーバイド材が0.25重量%〜1重量%までの範囲の濃度で存在する、請求項記載の装置(100)。
  9. 前記タングステン基耐熱材料が(iii)タングステンと、固溶強化材料及び耐熱カーバイド材料からなる群から選択された少なくとも1つの材料とを含むタングステン基耐熱材料であり、前記固溶強化材料、レニウム、モリブデン、タンタルびニオブのうちの少なくとも1つを含む請求項1又は請求項8記載の装置(100)。
  10. 前記タングステン基耐熱材料重量のレニウム.5重量のハフニウム・カーバイドを含み、残余タングステンである、請求項記載の装置(100)。
JP2004158511A 2003-05-30 2004-05-28 高強度材料を摩擦撹拌接合するための装置及び方法、並びにこれから製造される物品 Expired - Fee Related JP4721659B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/452,420 US7032800B2 (en) 2003-05-30 2003-05-30 Apparatus and method for friction stir welding of high strength materials, and articles made therefrom
US10/452,420 2003-05-30

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2004358556A JP2004358556A (ja) 2004-12-24
JP2004358556A5 JP2004358556A5 (ja) 2007-07-12
JP4721659B2 true JP4721659B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=32682505

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004158511A Expired - Fee Related JP4721659B2 (ja) 2003-05-30 2004-05-28 高強度材料を摩擦撹拌接合するための装置及び方法、並びにこれから製造される物品

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7032800B2 (ja)
JP (1) JP4721659B2 (ja)
DE (1) DE102004021467A1 (ja)
GB (1) GB2402905B8 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10016839B1 (en) 2017-03-09 2018-07-10 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Friction stir welding tool and a method of fabricating the same

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7645315B2 (en) * 2003-01-13 2010-01-12 Worldwide Strategy Holdings Limited High-performance hardmetal materials
US20070034048A1 (en) * 2003-01-13 2007-02-15 Liu Shaiw-Rong S Hardmetal materials for high-temperature applications
US6911063B2 (en) * 2003-01-13 2005-06-28 Genius Metal, Inc. Compositions and fabrication methods for hardmetals
US7032800B2 (en) * 2003-05-30 2006-04-25 General Electric Company Apparatus and method for friction stir welding of high strength materials, and articles made therefrom
US20050129565A1 (en) * 2003-12-15 2005-06-16 Ohriner Evan K. Tungsten alloy high temperature tool materials
US7357292B2 (en) * 2005-02-01 2008-04-15 Battelle Energy Alliance, Llc Friction stir welding tool
US7540995B2 (en) 2005-03-03 2009-06-02 Icon Medical Corp. Process for forming an improved metal alloy stent
US9107899B2 (en) 2005-03-03 2015-08-18 Icon Medical Corporation Metal alloys for medical devices
US7857188B2 (en) * 2005-03-15 2010-12-28 Worldwide Strategy Holding Limited High-performance friction stir welding tools
WO2007089882A2 (en) 2006-01-31 2007-08-09 Genius Metal, Inc. High-performance friction stir welding tools
JP4594882B2 (ja) * 2006-03-09 2010-12-08 本田技研工業株式会社 摩擦攪拌接合装置および摩擦攪拌接合方法
JP5442180B2 (ja) * 2006-03-09 2014-03-12 株式会社フルヤ金属 摩擦攪拌接合用工具、その製造方法及びその工具を用いた接合法
JP4873404B2 (ja) * 2006-03-10 2012-02-08 国立大学法人大阪大学 金属材の加工方法および構造物
GB0609669D0 (en) 2006-05-15 2006-06-28 Welding Inst Friction stir method
US8196797B2 (en) 2006-05-23 2012-06-12 Federal-Mogul Corporation Powder metal ultrasonic welding tool and method of manufacture thereof
CN101495258B (zh) * 2006-05-23 2012-01-25 费德罗-莫格尔公司 粉末金属搅拌摩擦焊工具及其制造方法
US7837082B2 (en) 2006-05-23 2010-11-23 Federal-Mogul World Wide, Inc. Powder metal friciton stir welding tool and method of manufacture thereof
GB0615671D0 (en) * 2006-08-08 2006-09-13 Rolls Royce Plc A method of friction welding
GB0616571D0 (en) * 2006-08-21 2006-09-27 H C Stark Ltd Refractory metal tooling for friction stir welding
US8038047B2 (en) 2006-08-25 2011-10-18 Osaka University Method for welding metal material
US20080099533A1 (en) * 2006-10-31 2008-05-01 General Electric Method for controlling microstructure via thermally managed solid state joining
JP4325875B2 (ja) * 2006-11-06 2009-09-02 株式会社日立製作所 摩擦攪拌接合用ツール及び摩擦攪拌接合装置
US20080237305A1 (en) * 2006-12-28 2008-10-02 Rennick Timothy S High-Capacity Air Cargo Pallet Using Friction Stir Welding
US20080302539A1 (en) * 2007-06-11 2008-12-11 Frank's International, Inc. Method and apparatus for lengthening a pipe string and installing a pipe string in a borehole
US20080311420A1 (en) 2007-06-15 2008-12-18 Pratt & Whitney Rocketdyne, Inc. Friction stir welding of oxide dispersion strengthened alloys
US20100068550A1 (en) * 2007-06-15 2010-03-18 United Technologies Corporation Hollow structures formed with friction stir welding
US20080311421A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 United Technologies Corporation Friction stir welded structures derived from AL-RE-TM alloys
US20080308197A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 United Technologies Corporation Secondary processing of structures derived from AL-RE-TM alloys
US20080308610A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 United Technologies Corporation Hollow structures formed with friction stir welding
EP2185310A1 (en) * 2007-09-07 2010-05-19 ICON Medical Corp. Apparatus and method for bonding refractory metals
US8168306B2 (en) * 2007-09-18 2012-05-01 Exxonmobil Research And Engineering Company Weld metal compositions for joining steel structures in the oil and gas industry
EP2225067A2 (en) * 2007-11-28 2010-09-08 Frank's International, Inc. Methods and apparatus for forming tubular strings
CA2709659A1 (en) * 2007-12-17 2009-06-25 Exxonmobil Research And Engineering Company High strength nickel alloy welds through precipitation hardening
US20090183850A1 (en) * 2008-01-23 2009-07-23 Siemens Power Generation, Inc. Method of Making a Combustion Turbine Component from Metallic Combustion Turbine Subcomponent Greenbodies
US20090255980A1 (en) * 2008-04-15 2009-10-15 Lockheed Martin Corporation Control systems for friction stir welding of titanium alloys and other high temperature materials
US8361178B2 (en) * 2008-04-21 2013-01-29 Smith International, Inc. Tungsten rhenium compounds and composites and methods for forming the same
US20120000072A9 (en) * 2008-09-26 2012-01-05 Morrison Jay A Method of Making a Combustion Turbine Component Having a Plurality of Surface Cooling Features and Associated Components
US7832613B2 (en) * 2009-01-15 2010-11-16 General Electric Company Friction stir welding system
US9802834B2 (en) 2010-02-05 2017-10-31 Battelle Memorial Institute Production of nanocrystalline metal powders via combustion reaction synthesis
US9283637B2 (en) 2010-02-05 2016-03-15 Battelle Memorial Institute Friction stir weld tools having fine grain structure
US8398916B2 (en) 2010-03-04 2013-03-19 Icon Medical Corp. Method for forming a tubular medical device
US8881964B2 (en) 2010-09-21 2014-11-11 Ut-Battelle, Llc Friction stir welding and processing of oxide dispersion strengthened (ODS) alloys
KR101206534B1 (ko) 2011-03-24 2012-11-30 한국생산기술연구원 마찰교반 용접툴용 텅스텐 카바이드-코발트 소결체 제조 방법
EP2535516B1 (fr) * 2011-06-17 2014-02-26 Techspace Aero S.A. Procédé de soudage par friction d'aubes à un tambour de compresseur axial et dispositif correspondant
CN102218593B (zh) * 2011-06-22 2013-03-06 湘潭电机股份有限公司 一种半圆槽形零件的搅拌摩擦焊接工艺方法
GB201120274D0 (en) 2011-11-24 2012-01-04 Welding Inst Friction stir welding tool
US9440288B2 (en) * 2012-11-05 2016-09-13 Fluor Technologies Corporation FSW tool with graduated composition change
GB201220462D0 (en) 2012-11-14 2012-12-26 Rolls Royce Plc Friction welding
JP6222877B2 (ja) 2014-04-16 2017-11-08 本田技研工業株式会社 摩擦撹拌接合装置
WO2015182497A1 (ja) 2014-05-30 2015-12-03 株式会社アライドマテリアル タングステン耐熱合金、摩擦攪拌接合工具、および製造方法
US11266767B2 (en) 2014-06-24 2022-03-08 Mirus Llc Metal alloys for medical devices
JP6795886B2 (ja) * 2015-02-10 2020-12-02 日本特殊陶業株式会社 グロープラグ及びその製造方法
JP2016223404A (ja) * 2015-06-03 2016-12-28 株式会社オティックス 過給機用のコンプレッサハウジング及びその製造方法
DE102015216319A1 (de) * 2015-08-26 2017-03-02 Continental Automotive Gmbh Turboladerläufer für einen Abgasturbolader und Abgasturbolader
AT517894B1 (de) * 2015-10-30 2018-06-15 Univ Wien Tech Rührreibschweißwerkzeug
US11766506B2 (en) 2016-03-04 2023-09-26 Mirus Llc Stent device for spinal fusion
CN106181017A (zh) * 2016-07-11 2016-12-07 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种铜镍合金的搅拌摩擦焊接方法
CN108796333A (zh) * 2018-06-29 2018-11-13 西北有色金属研究院 一种W-Mo-Re-HfC合金材料及其制备方法
CN110576255B (zh) * 2019-09-16 2021-12-17 安泰天龙钨钼科技有限公司 搅拌摩擦焊搅拌头及其制备方法
GB201917907D0 (en) 2019-12-06 2020-01-22 Element Six Ltd Friction stir welding using a PCBN-based tool
GB201918892D0 (en) 2019-12-19 2020-02-05 Element Six Uk Ltd Friction stir welding using a PCBN-based tool containing superalloys
GB201918891D0 (en) 2019-12-19 2020-02-05 Element Six Uk Ltd Friction stir welding using a PCBN-based tool
CN111041317A (zh) * 2019-12-19 2020-04-21 厦门钨业股份有限公司 一种微纳复合增强钨合金材料及其制备方法
CN111334679B (zh) * 2020-04-23 2021-11-30 合肥工业大学 一种具有优异热稳定性的钨-氧化钇复合材料的加工方法
TWI742882B (zh) * 2020-10-16 2021-10-11 財團法人金屬工業研究發展中心 用於摩擦銲接接合的螺柱及應用其之多層鈑件結合結構
WO2024148020A1 (en) * 2023-01-03 2024-07-11 Virginia Tech Intellectual Properties Small-scale solid-state additive manufacturing tools and designs

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001085384A1 (en) * 2000-05-08 2001-11-15 Brigham Young University Friction stir weldin of metal matrix composites, ferrous alloys, non-ferrous alloys, and superalloys using a superabrasive tool
JP2003025078A (ja) * 2001-07-10 2003-01-28 Dowa Mining Co Ltd 銅、銅基合金およびその製造方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1385473A (en) * 1966-09-01 1975-02-26 Luc Penelope Jane Vesey Bonding
CH487698A (de) * 1968-02-23 1970-03-31 Siemens Ag Nichtabschmelzende Elektrode für Lichtbögen kleiner Leistung
US4124737A (en) * 1976-12-30 1978-11-07 Union Carbide Corporation High temperature wear resistant coating composition
US4645715A (en) * 1981-09-23 1987-02-24 Energy Conversion Devices, Inc. Coating composition and method
US4717632A (en) * 1983-08-22 1988-01-05 Ovonic Synthetic-Materials Company, Inc. Adhesion and composite wear resistant coating and method
DE3835328C1 (ja) * 1988-10-17 1989-12-14 Gesellschaft Fuer Wolfram-Industrie Mbh, 8220 Traunstein, De
DE3904213C1 (ja) * 1989-02-13 1990-04-05 Hoesch Stahl Ag, 4600 Dortmund, De
GB9125978D0 (en) * 1991-12-06 1992-02-05 Welding Inst Hot shear butt welding
DE4442161C1 (de) * 1994-11-27 1996-03-07 Bayerische Metallwerke Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Formteils
US5590386A (en) * 1995-07-26 1996-12-31 Osram Sylvania Inc. Method of making an alloy of tungsten and lanthana
DE19746308A1 (de) * 1997-10-21 1999-04-22 Burkhardt Prof Dr Dr Suthoff Neuartiges Verfahren zur Herstellung von linienförmigen Schweißverbindungen mittels eines Reibbolzens
GB9807908D0 (en) * 1998-04-14 1998-06-10 Welding Inst High performance tools for friction stir welding(FSW)
JP2000074024A (ja) * 1998-09-02 2000-03-07 Tokai Rubber Ind Ltd アーム用部材
US6457629B1 (en) * 1999-10-04 2002-10-01 Solidica, Inc. Object consolidation employing friction joining
US6352193B1 (en) * 2000-08-01 2002-03-05 General Electric Company Apparatus for joining electrically conductive materials
JP2002273579A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Hitachi Ltd 鉄基材料の接合方法およびその構造物
JP2002346770A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Hitachi Ltd アルミニウム基接合構造物
JP4130734B2 (ja) * 2001-09-17 2008-08-06 株式会社日立製作所 セラミックス分散鉄基合金の接合構造物とその製造法
AU2002367957A1 (en) * 2001-10-04 2003-12-31 Smith International, Inc. Method and apparatus for friction stir welding
US6776328B2 (en) * 2002-09-17 2004-08-17 The Boeing Company Radiation assisted friction welding
US7360676B2 (en) * 2002-09-21 2008-04-22 Universal Alloy Corporation Welded aluminum alloy structure
US7032800B2 (en) * 2003-05-30 2006-04-25 General Electric Company Apparatus and method for friction stir welding of high strength materials, and articles made therefrom
US7121448B2 (en) * 2003-08-29 2006-10-17 General Electric Company Friction stir welding apparatus and associated thermal management systems and methods
US20050129565A1 (en) * 2003-12-15 2005-06-16 Ohriner Evan K. Tungsten alloy high temperature tool materials
US20060157531A1 (en) * 2004-12-17 2006-07-20 Packer Scott M Single body friction stir welding tool for high melting temperature materials

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001085384A1 (en) * 2000-05-08 2001-11-15 Brigham Young University Friction stir weldin of metal matrix composites, ferrous alloys, non-ferrous alloys, and superalloys using a superabrasive tool
JP2003025078A (ja) * 2001-07-10 2003-01-28 Dowa Mining Co Ltd 銅、銅基合金およびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10016839B1 (en) 2017-03-09 2018-07-10 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Friction stir welding tool and a method of fabricating the same
US10118248B2 (en) 2017-03-09 2018-11-06 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Method for making a friction stir welding tool
US10144087B2 (en) 2017-03-09 2018-12-04 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Method for making a welding article
US10207358B2 (en) 2017-03-09 2019-02-19 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Ball milling method to form ceramically coated welding tool

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004021467A1 (de) 2004-12-16
US7032800B2 (en) 2006-04-25
US20040238599A1 (en) 2004-12-02
GB0411925D0 (en) 2004-06-30
JP2004358556A (ja) 2004-12-24
US20060249556A1 (en) 2006-11-09
GB2402905B (en) 2006-12-13
GB2402905A (en) 2004-12-22
GB2402905A8 (en) 2007-05-03
GB2402905B8 (en) 2007-05-03
US7337940B2 (en) 2008-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721659B2 (ja) 高強度材料を摩擦撹拌接合するための装置及び方法、並びにこれから製造される物品
US5161950A (en) Dual alloy turbine disk
JP5780728B2 (ja) 多元合金ローターセクション、それを含む溶接されたタービンローター及びその製造方法
JP5512773B2 (ja) 一体型ブレードローターを生産する方法
RU2480316C2 (ru) Способ и устройство для соединения разнородных металлов
JP2006188760A (ja) ニッケル基超合金の補修方法、補修のための予備成形体並びにこれにより補修された構成要素
EP2390374B1 (en) Multi-alloy article, and method of manufacturing thereof
US8480368B2 (en) Welding process and component produced therefrom
US5951792A (en) Method for welding age-hardenable nickel-base alloys
JP2005238334A (ja) 金属間チタンアルミナイド合金を含有する部品または半完成品の製造方法、およびこの方法により製造し得る部品
EP1702709A1 (en) Assembly and method of manufacture of a component by hot isostatic pressing using tooling pieces for creating a cavity with the parts of the component
JP2011137220A (ja) 多組成構成部品の製造方法
EP2853339B1 (en) Welding material for welding of superalloys
JP2016147311A (ja) ナノ構造化フェライト合金構成部品及び関連物品
Çavuşoğlu Effect of friction welding parameters on the mechanical and microstructural properties of dissimilar IN713C-AISI 4140 joints
KR102439921B1 (ko) 예비소결된 프리폼 및 공정
Zhou et al. Mechanical properties of particulate MMC/AISI 304 friction joints
US20150258627A1 (en) Layer composite
JP4283380B2 (ja) 異種材料溶接型タービンロータ及びその製造方法
JP4446073B2 (ja) チタンアルミ金属間化合物と銅合金との接合法
Verma et al. Mechanical Milling of Ni-Cr-BW Braze Filler Powder for Joining of Aero Engine Materials
Hua et al. Half-transient liquid phase diffusion welding: an approach for diffusion welding of SiC p/A356 with Cu interlayer
Sivaraj et al. Linear Friction Welding of Ni-Co-Cr Superalloy for Blisk Assembly
DeRidder et al. Forging and processing of high-temperature alloys
Miglietti High strength, ductile wide gap braze joints for stationary turbine component repairs

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100915

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100915

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100915

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees