JP4720141B2 - マニピュレータシステム及び顕微鏡システム - Google Patents

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Description

本発明は、顕微鏡の被観察物体に対して微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能なマニピュレータを備えた顕微鏡システムに関する。
従来、倒立顕微鏡において油圧制御可能なマニピュレータを用いて顕微鏡のステージに載置された標本に操作針の針先を位置決めし、プリッキングを行うマニピュレータ付き顕微鏡が知られている。このマニピュレータ付き顕微鏡では、ステージに配設された標本に4X〜10Xの対物レンズを用いて焦点を合わせた後、顕微鏡の微動焦準ハンドルにマニピュレータを駆動する第1油圧操作部を連結し、更に標本の上方に設けられたニードルホルダに操作針(ガラス針)を取り付けニードルホルダの操作部及びマニピュレータを操作する第2油圧操作部を操作して対物レンズの焦点位置近傍に操作針の針先を位置決めする。その後は微動焦準ハンドルを回動することによって対物レンズの上下動とマニピュレータの上下動とが同じ移動量で連動し標本の観察場所にプリッキングしている(例えば、特許文献1参照。)。
特公平7−60220号公報
しかし、特許文献1の開示例では、操作針を標本に近づける際、標本や操作針を破損し易く、破損等を起こすことなく容易に操作針を観察位置に配置することが難しいと言う問題がある。
本発明は、上記問題に鑑みて行われたものであり、針先や標本を損傷することなく操作針の針先を標本の観察位置に容易にセットすることが可能なマニピュレータシステム及び顕微鏡システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、顕微鏡のステージに載置された標本に微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能な少なくとも1つのマニピュレータと、前記マニピュレータの駆動を制御するマニピュレータ制御手段と、観察前に前記標本の観察位置に対して前記操作針の針先を前記観察位置から離れた位置に停止させるオフセットを設定するオフセット設定手段を備える制御手段を有し、前記制御手段は、前記顕微鏡の対物レンズと前記マニピュレータの移動連動及び非連動の少なくとも一方を電気的に切換える切換手段を有し、観察時、前記制御手段が、前記切換手段からの信号を受け、前記対物レンズと前記操作針の針先の位置関係を維持した状態で両者の上下動を連動可能にし、前記対物レンズを前記観察位置に合焦し、かつ前記針先を前記オフセット位置に位置決めし、前記マニピュレータ制御手段を介して前記マニピュレータを駆動し、前記操作針の針先を前記オフセットされた量だけ標本側に移動し位置決めすることを特徴とするマニピュレータシステムを提供する。
また、本発明は、顕微鏡のステージに載置された標本に微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能な少なくとも1つのマニピュレータと、前記マニピュレータの駆動を制御するマニピュレータ制御手段と、観察前に前記標本の観察位置に対して前記操作針の針先を前記観察位置から離れた位置に停止させるオフセットを設定するオフセット設定手段を備える制御手段と、前記顕微鏡の対物レンズと前記マニピュレータの移動連動及び非連動の少なくとも一方を電気的に切換える切換手段を有し、前記制御手段が、前記切換手段からの連動信号を受け、前記対物レンズと前記操作針の針先の位置関係を維持した状態で両者の上下動を連動して前記対物レンズを前記標本の観察位置に合焦し、かつ前記操作針の針先を前記オフセット位置に位置決めすることを特徴とする顕微鏡システムを提供する。
また、本発明は、前記顕微鏡のステージに載置された標本に微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能な少なくとも1つのマニピュレータと、前記マニピュレータの駆動を制御するマニピュレータ制御手段と、観察前に前記標本の観察位置に対して前記操作針の針先を前記観察位置から離れた位置に停止させるオフセットを設定するオフセット設定手段を備える制御手段と、前記対物レンズを前記標本の観察位置に合焦させた時の対物レンズの位置を記憶する合焦位置記憶手段と、前記マニピュレータの移動開始信号を発するマニピュレータ移動開始手段と、前記対物レンズの移動開始信号を発する対物レンズ合焦手段と、前記操作針の針先の位置決め開始信号を発する針先セット手段を有し、前記制御手段が、前記マニピュレータ移動開始手段からの信号により前記マニピュレータ制御手段を介して前記マニピュレータを駆動して、前記操作針の針先を前記オフセットされた位置に位置決めし、前記対物レンズ合焦手段からの信号により前記対物レンズの退避位置から前記合焦させた時の対物レンズ位置に移動して前記対物レンズを前記標本の観察位置に合焦し、前記針先セット手段からの信号により前記マニピュレータ制御手段を介して前記マニピュレータを駆動して前記操作針の針先を前記オフセット位置から前記標本の観察位置に位置決めすることを特徴とする顕微鏡システムを提供する。
本発明によれば、針先や標本を損傷することなく操作針の針先を標本の観察位置に容易にセットすることが可能なマニピュレータシステム及び顕微鏡システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に関し図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの正面図である。図2は、第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの機能ブロック図を示す。図3は、第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作フローチャートを示す。図4は、第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作説明図である。図5は、本発明の第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの正面図である。図6は、第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの機能ブロック図を示す。図7は、第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作フローチャートを示す。図8は、第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作説明図である。図9は、本発明かかる顕微鏡システムの一変形例の機能ブロック図である。
(第1実施の形態)
図1、図2において、電動顕微鏡1(以後、顕微鏡と記す)と顕微鏡1のステージ3に載置された標本5に微細な操作を行う操作針7−1・・7−N(以後、代表して7と記す)を有する電動制御可能な複数のマニピュレータ9−1・・9−N(以後、代表して9と記す)と、複数のマニピュレータ9をそれぞれ制御するマニピュレータ制御部13−1・・13−N(以後、代表して13と記す)と、それぞれのマニピュレータ9をマニピュレータ制御部13を介して操作するマニピュレータ操作部15−1・・15−N(以後、代表して15と記す)と、顕微鏡1に内蔵されて顕微鏡1及びマニピュレータ制御部13の動作を制御する制御部11とから顕微鏡システムが構成されている。そして顕微鏡1と複数のマニピュレータ9は防振のための不図示のテーブル上に載置されている。
顕微鏡1は正立型顕微鏡であり、標本5の上方に対物レンズ17がレボルバ19に配置され、ステージ3の下方に配置された照明系21を介して標本5が照明され、標本5からの光は、対物レンズ17で集光され、結像系23を介して接眼レンズ25で観察者に観察される。
顕微鏡1には、対物レンズ17を光軸方向(Z方向)に移動するための焦準ハンドル27と、焦準ハンドル27に内蔵され焦準ハンドル27の回転量を検出する不図示の検出手段と、焦準ハンドル27の1回転当たりの対物レンズ17の移動量ΔZと、対物レンズ17の焦点位置に対する操作針7の針先のオフセットΔZe(これは標本5の観察位置に対する操作針7の針先のオフセットにもなる)を設定する設定手段29と、対物レンズ17の移動に操作針7の針先の移動を同期させるようにマニピュレータ9の駆動をセットする連動スイッチ31が設けられている。
制御部11は、顕微鏡1の操作部A(XYステージ3のXY操作ハンドル32、焦準ハンドル27等)から入力される操作信号に応じて、顕微鏡駆動部B(XYステージ3、対物レンズ17等)に駆動信号を出力する。顕微鏡駆動部Bからは各駆動部に設けられた位置検出器から各部の位置情報が制御部11に入力される。
マニピュレータ制御部13は、それぞれのマニピュレータ操作部15(例えば、ジョイスティック(XY方向)やZ軸操作ダイヤル)から入力される操作信号に応じて、それぞれのマニピュレータ9に駆動信号をそれぞれ出力し、それぞれのマニピュレータ9を駆動する。マニピュレータ9には不図示の位置検出手段(X,Y,Z,θ方向)が設けられ、それぞれのマニピュレータ9の位置情報がマニピュレータ制御部13に入力される。それぞれのマニピュレータ9の位置情報は、マニピュレータ制御部13を介して制御部11に入力され各種の制御情報として用いられる。
対物レンズ17とマニピュレータ9を連動して駆動する場合、制御手段11は、対物レンズ17の移動量に対応する同期信号を形成し、制御信号としてマニピュレータ制御部13に出力する。マニピュレータ制御部13は、入力された制御信号に同期するようにマニピュレータ9を駆動する。対物レンズ17とマニピュレータ9の同期駆動は、制御部11で対物レンズ17からの位置情報とマニピュレータ9からの位置情報とが検出されこれらの情報から両者が同期して駆動されるようにフィードバック制御されている。この様にして、本第1実施の形態にかかる顕微鏡システムが構成されている。
次に、本第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作に関し図3、図4を参照し動作ステップ毎に説明する。
(1)ステップS1
制御部11の初期化を行う。制御部11の初期化は顕微鏡1の不図示の電源スイッチ、または不図示のリセットスイッチにより行われる。初期化により対物レンズ17とステージ3が所定の位置に移動してセットされる。また、焦準ハンドル27の1回転当たりの対物レンズ17の光軸方向(Z軸方向とする)の移動量ΔZ、操作針7の針先のオフセットΔZeが制御部11にセットされる。なお、移動量ΔZとオフセットΔZeは、顕微鏡1に設けられた設定手段29で適宜変更したり、再設定したりすることができ、また、セットする時期はS1に限定されるものではない。
(2)ステップS2
マニピュレータ制御部13の初期化をマニピュレータ制御部13の電源スイッチ13aまたは不図示のリセットスイッチにより行う。初期化によりマニピュレータ9が所定の位置に移動してセットされる。マニピュレータ9が所定位置に移動した後、マニピュレータ9に操作針7を取り付ける。
(3)ステップS3
標本5をステージ3に載置する。
(4)ステップS4
焦準ハンドル27を回動して対物レンズ17をZ軸方向に移動し観察したい標本5位置に合焦する。そして、標本5を視野内に入れるために標本5に合焦した後、ステージ3をXY操作ハンドル32を用いて標本5をXY方向に移動して標本5の観察位置に対物レンズ17の焦点位置をセットする。なお、この際、十字マーク入りの接眼レンズ25を用い、十字マークのクロス部に標本5の観察位置をセットすることで後述する操作針7の針先の位置合わせが容易になる。標本5の観察位置に対物レンズ17を合焦した後、対物レンズ17が標本5から離れる方向(上方)に焦準ハンドル27を回動し、標本5から対物レンズ17を退避する。対物レンズ17は、操作針7の針先をセットする際に、操作針7の針先を十分操作できる距離(凡そ、数mm〜10mm程度)に退避する(図4(a)参照)。
(5)ステップS5
マニピュレータ操作部15を操作して、マニピュレータ制御部13を介してマニピュレータ9を移動し、図4(a)の破線で示すように、操作針7の針先を対物レンズ17の焦点位置にセットする。この際、十字マーク入りの接眼レンズ25を用い、十字マークのクロス部に針先をセットすることで、標本5の観察位置に針先を容易に位置決めすることができる。
(6)ステップS6
顕微鏡1に設けられている連動スイッチ31をONにする。連動スイッチ31をONにすると、制御手段11に前もって設定されているオフセットΔZeに基づき、制御部11からマニピュレータ制御部13に制御信号が伝達され、マニピュレータ9が駆動され操作針7の針先を対物レンズ7側にΔZe分オフセットして位置決めする(図4(a)実線の操作針7参照)。また、対物レンズ17とマニピュレータ9が連動され制御部11からの対物レンズ17の移動量による制御信号に基づき操作針7の針先が対物レンズ17の移動に同期してマニピュレータ9が移動するように設定される。その後、図4(b)に示すように、焦準ハンドル27を回動して対物レンズ17を退避位置から標本5の観察位置に合焦する位置まで移動させると、制御部11からの制御信号に基づきマニピュレータ制御部13を介してマニピュレータ9が駆動され操作針7の針先が対物レンズ17の移動に同期して移動する。これにより、対物レンズ17に対して操作針7の針先位置を維持した状態で両者を移動することが可能になる。
対物レンズ17とマニピュレータ9とが連動して移動され対物レンズ17が標本5の観察位置に合焦した時(図4(b)参照)、操作針7の針先は標本5の観察位置から上方にΔZeオフセットした位置に位置決めされている。このΔZeは対物レンズ17が標本5の観察位置にセットされた際に、針先が標本5に接触しない位置に設定されている。なお、連動スイッチ31がONの時には、マニピュレータ操作部15を操作してもマニピュレータ9が移動することは無い。
(7)ステップS7
対物レンズ17を標本5の観察位置に合焦した後、操作針7の針先を標本5の観察位置にセットする為、連動スイッチ31をOFFにし対物レンズ17とマニピュレータ9の連動を解除し、対物レンズ17とマニピュレータ9を独立に操作可能にする。
(8)ステップS8
マニピュレータ操作部15を操作してマニピュレータ制御部13を介してマニピュレータ9を駆動し、操作針7の針先を標本5の観察位置に移動する(図4(c)参照)。この際、操作針7の針先が対物レンズ17の焦点位置からΔZe分オフセットしているので、対物レンズ17の焦点深度から外れているが、操作針7の針先は対物レンズ17の焦点位置(例えば、十字マークのクロス位置)に前もって設定されているので、マニピュレータ操作部15の不図示のZ操作ダイヤルのみを操作することで容易に標本5の観察位置に操作針7の針先を位置決めすることができる。
(9)ステップS9
その後、必要であれば対物レンズ17の合焦状態と操作針7の針先位置の微調整を行う。
(10)ステップS10
操作針7の針先が観察位置にセットできたので生理実験を行う。
(11)ステップ11
必要な生理実験が終了した後、本実施の形態では操作針7の針先を標本5から退避させ、操作を終了(ステップ12)させる
なお、ステップS8において、操作針7の針先を標本5の観察位置にセットする際、ステップS7で連動を解除しマニピュレータ操作部15を手動で操作してマニピュレータ9を駆動して操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めしたが、不図示のスイッチで制御部11にマニピュレータ制御部13を介してマニピュレータ9をΔZe分駆動する指示を送り、操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めすることを自動的に行うことも可能である。
この際、ステップS5における対物レンズ17の焦点位置への操作針7の針先の位置決めを空気中で設定した場合には、オフセットΔZeを培養液の屈折率nを考慮した値ΔZe’(ΔZe’=1/n×ΔZe)に変換してマニピュレータ9を駆動すれば良い。なお、ステップS5における操作針7の針先の位置決めを培養液中で行った場合にはオフセットの変換はしなくても良い。
また、連動スイッチ31がONされた際に、ステップS6、ステップS8、ステップS7と連続して自動的に実行して、操作針7の針先を標本5の観察位置にセットすることもできる。この場合、ステップS4で対物レンズ17の標本5に対する退避距離(Z値)を制御部11が記憶しておき、ステップS6における対物レンズ17の移動距離として退避距離(Z値)用いることで実現できる。連動スイッチ31をONにした時、操作針7の針先をΔZe分オフセットさせた後、標本5に向かって対物レンズ17とマニピュレータ9とを連動して退避距離分(Z値)移動する。対物レンズ17とマニピュレータ9とが退避距離分(Z値)移動した時点で、対物レンズ17は標本5の観察位置に合焦している。ここから、マニピュレータ9のみをオフセットΔZe分移動させることで操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めすることができる。そしてマニピュレータ9をΔZe分移動した時点で連動スイッチ31を自動でOFFすることで、その後、対物レンズ17とマニピュレータ9を独立に操作可能となり、それぞれの微調整(S9)が可能になる。なお、自動で行う際も、オフセットΔZeに対する培養液の屈折率nの補正が必要であればオフセットΔZe’に変換して用いれば良い。
本第1実施の形態によれば、退避した対物レンズ17の焦点位置に操作針7の針先をセットし、連動スイッチ31をONすることで、オフセットΔZe(または、ΔZe’)が自動的に設定され操作針7の針先が対物レンズ17の方向に自動的にオフセットするため、その後対物レンズ17とマニピュレータ9とが連動して移動し対物レンズ17が標本5に合焦しても、操作針7の針先が標本5に接触することが無く、標本5や操作針7の針先の損傷を防止すると共に、操作針7の針先の迅速な位置再現性、及び操作性良く標本5の観察位置に操作針7の針先を位置決めすることが可能になる。
なお、本第1実施の形態では、対物レンズ17やマニピュレータ9の位置情報を制御部11が入手しているので、これらの情報を用いて対物レンズ17の焦点位置に操作針7の針先をセットしてから対物レンズ17と操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めする動作を自動的に連続して実行することも可能である。
また、制御部11は、顕微鏡1と別体に設け接続ケーブル等で顕微鏡1及びマニピュレータ制御部13と接続しても良い。この際、設定手段29と連動スイッチ31を制御部11に配置することも可能である。
(第2実施の形態)
次に、本発明の第2実施の形態にかかる顕微鏡システムに関し図5から図8を参照しつつ説明する。第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し説明する。
図5において、電動顕微鏡100(以後、顕微鏡と記す)と顕微鏡100のステージ3に載置された標本5に微細な操作を行う操作針7−1・・7−N(以後、代表して7と記す)を有する電動制御可能な複数のマニピュレータ9−1・・9−N(以後、代表して9と記す)と、複数のマニピュレータ9をそれぞれ制御するマニピュレータ制御部13−1・・13−N(以後、代表して13と記す)と、それぞれのマニピュレータ9をマニピュレータ制御部13を介して操作するマニピュレータ操作部15−1・・15−N(以後、代表して15と記す)と、顕微鏡100に内蔵されて顕微鏡100及びマニピュレータ制御部13の動作を制御する制御部111とから顕微鏡システムが構成されている。そして顕微鏡100と複数のマニピュレータ9は防振のための不図示のテーブル上に載置されている。
顕微鏡100は正立型顕微鏡であり、標本5の上方に対物レンズ17がレボルバ19に配置され、ステージ3の下方に配置された照明光学系21を介して標本5が照明され、標本5からの光は、対物レンズ17で集光され、結像光学系23を介して接眼レンズ25で観察者に観察される。
顕微鏡100には、対物レンズ17を光軸方向(Z方向)に移動するための焦準ハンドル27と、焦準ハンドル27に内蔵され焦準ハンドル27の回転量を検出する不図示の検出手段と、焦準ハンドル27の1回転当たりの対物レンズ17の移動量ΔZと、対物レンズ17の焦点位置に対する操作針7の針先のオフセットΔZe(これは標本5の観察位置に対するオフセットにもなる)を設定する設定手段29と、対物レンズ17が標本5の観察位置に合焦したときのZ軸方向の位置Z0を記憶させるための合焦位置記憶スイッチ41と、マニピュレータ9の移動開始信号を発するマニピュレータ移動開始スイッチ43と、対物レンズ17を標本5の観察位置に合焦させるための移動開始信号を発する対物レンズ合焦スイッチ45と、オフセットΔZeにセットされた操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めするための開始信号を発する針先セットスイッチ47が設けられている。
制御部111は、顕微鏡100の操作部A(XYステージ3のXY操作ハンドル32、焦準ハンドル27等)から入力される操作信号に応じて、顕微鏡駆動部B(XYステージ3、対物レンズ17等)に駆動信号を出力する。顕微鏡駆動部Bからは各駆動部に設けられた位置検出器から各部の位置情報が制御部111に入力される。また、合焦位置記憶スイッチ41、マニピュレータ移動開始スイッチ43、対物レンズ合焦スイッチ45、および針先セットスイッチ47からのそれぞれの信号が制御部111に入力されてそれぞれの制御信号が制御部111から出力される。
マニピュレータ制御部13は、それぞれのマニピュレータ操作部15(例えば、ジョイスティック(XY方向)やZ軸操作ダイヤル)から入力される操作信号に応じて、それぞれのマニピュレータ9に駆動信号をそれぞれ出力し、それぞれのマニピュレータ9を駆動する。マニピュレータ9には不図示の位置検出手段(X,Y、Z、θ方向)が設けられ、それぞれのマニピュレータ9の位置情報がマニピュレータ制御部13に入力される。それぞれのマニピュレータ9の位置情報は、マニピュレータ制御部13を介して制御部111に入力され各種の制御情報として用いられる。この様にして、本第2実施の形態にかかる顕微鏡システムが構成されている。
次に、本第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作に関し図7、図8を参照し動作ステップ毎に説明する。
(1)ステップS21
制御部111の初期化を行う。制御部111の初期化は顕微鏡100の不図示の電源スイッチ、または不図示のリセットスイッチにより行われる。初期化により対物レンズ17とステージ3が所定の位置に移動してセットされる。また、焦準ハンドル27の1回転当たりの対物レンズ17の光軸方向(Z軸方向とする)の移動量ΔZ、操作針7の針先のオフセットΔZeが制御部111にセットされる。なお、移動量ΔZとオフセットΔZeは、顕微鏡100に設けられた設定手段29で適宜変更したり、再設定したりすることができる。
(2)ステップS22
マニピュレータ制御部13の初期化をマニピュレータ制御部13の電源スイッチ13aまたは不図示のリセットスイッチにより行う。初期化によりマニピュレータ9が所定の位置に移動してセットされる。マニピュレータ9が所定位置に移動した後、マニピュレータ9に操作針7を取り付ける。
(3)ステップS23
標本5をステージ3に載置する。
(4)ステップS24
焦準ハンドル27を回動して対物レンズ17をZ軸方向に移動し標本5に合焦する。そして、標本5を視野内に入れるために、標本5に合焦した後、ステージ3をXY方向に移動して標本5の観察位置に対物レンズ17の焦点位置をセットする。対物レンズ17が標本5の観察位置に合焦した時点で、合焦位置記憶スイッチ41を操作し対物レンズ17のZ軸位置Z0を記憶する。なお、この際、十字マーク入りの接眼レンズ25を用い、十字マークのクロス部に観察位置をセットすることで後述する操作針7の針先の位置合わせが容易になる。標本5の観察位置に対物レンズ17をセットした後、対物レンズ17が標本5から離れる方向(上方)に焦準ハンドル27を回動し、標本5から対物レンズ17を退避する(図8(a)参照)。対物レンズ17の退避位置Zpは、焦準ハンドル27に設けられている不図示の位置検出手段により検出されて制御部111に保存される。対物レンズ17の退避位置Zpと合焦位置Zoとから対物レンズ17の退避距離ZLが算出できる。なお、退避距離Zpは、操作針7の針先をセットする際に針先を十分操作できる距離(凡そ、数mm〜10mm程度)確保する。
(5)ステップS25
マニピュレータ操作部15を操作して、マニピュレータ制御部13を介してマニピュレータ9を駆動し、図7(a)の実線で示すように、操作針7の針先を対物レンズ17の焦点位置にセットする。この際、十字マーク入りの接眼レンズ25を用い、接眼レンズを通して針先を見ながら十字マークのクロス部に針先をセットすることで、標本5の観察位置に針先を容易に位置決めすることができる。
(6)ステップS26
顕微鏡100に設けられているマニピュレータ移動開始スイッチ43をONにする。マニピュレータ移動開始スイッチ41をONにすると、制御部111に設定されているオフセットΔZe、対物レンズ17の合焦位置Zo、退避距離Zpとから針先の移動距離が算出されて、制御部111からマニピュレータ制御部13に制御信号が伝達され、マニピュレータ9が駆動され操作針7の針先を標本5から対物レンズ7側にΔZeオフセットした位置に移動し、移動が完了するとスイッチ43をOFFにする(図8(b)参照)。なお、マニピュレータ移動開始スイッチ43がONの間は、マニピュレータ操作部15でマニピュレータ9を操作することはできない。
(7)ステップS27
続いて、対物レンズ合焦スイッチ45をONにする。対物レンズ合焦スイッチ45をONにすることで、制御部111は顕微鏡駆動部Bの対物レンズ駆動部に信号を送り対物レンズ17を合焦位置Z0まで移動して標本5の観察位置に合焦しスイッチ45をOFFにする(図8(c)参照)。
(8)ステップS28
次に、針先セットスイッチ47をONにして操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めする。スイッチ47がONされると、制御部111からオフセットΔZe分針先を移動する制御信号がマニピュレータ制御部13に伝達され、マニピュレータ制御部13からマニピュレータ9に駆動信号が送られてオフセットΔZe分針先が移動されて標本5の観察位置に位置決めされ、位置決めされた後スイッチ47がOFFされる(図8(d)参照)。この際、操作針7の針先が対物レンズ17の焦点位置からΔZe分オフセットしているので、対物レンズ17の焦点深度から外れているが、操作針7の針先は対物レンズ17の焦点位置(例えば、十字マークのクロス位置)に前もって設定されているので、マニピュレータ操作部15の不図示のZ操作ダイヤルのみを操作することで容易に標本5の観察位置に操作針7の針先を位置決めすることができる。
(9)ステップS29
その後、必要であれば対物レンズ17の合焦状態と操作針7の針先位置の微調整を行う。
(10)ステップS30
操作針7の針先が観察位置にセットできたので生理実験を行う。
(11)ステップ31
必要な生理実験が終了した後、操作針7の針先を標本5から退避する。
なお、ステップ26、ステップ27、及びステップ28を連続して自動的に実行することも可能である。連続して自動的に実行することで退避した対物レンズ17の焦点位置に操作針7の針先をセットするだけで、操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めすることが可能である。
この際、ステップS25における対物レンズ17の焦点位置への操作針7の針先の位置決めを空気中で設定した場合には、オフセットΔZeを培養液の屈折率nを考慮した値ΔZe’(ΔZe’=1/n×ΔZe)に変換してマニピュレータ9を駆動すれば良い。なお、ステップS5における操作針7の針先の位置決めを培養液中で行った場合にはオフセットの変換はしなくても良い。
本第2実施の形態によれば、退避した対物レンズ17の焦点位置に操作針7の針先をセットし、対物レンズ17とマニピュレータ9をスイッチ43、45、47をそれぞれ順番に操作することで、オフセット位置ΔZe(または、ΔZe’)が自動的に設定され操作針7の針先が標本5に対してΔZe分オフセットした位置にセットされた後、対物レンズ17が移動し標本5に合焦し、更に針先をオフセットΔZe分移動して標本5の観察位置にセットすることができる。このため、標本5や操作針7の針先の損傷を防止すると共に、操作針7の針先の迅速な位置再現性、及び操作性良く標本5の観察位置に操作針7の針先を位置決めすることが可能になる。
なお、本第2実施の形態では、対物レンズ17やマニピュレータ9の位置情報を制御部111が入手しているので、これらの情報を用いて対物レンズ17の焦点位置に操作針7の針先をセットしてから対物レンズ17と操作針7の針先を標本5の観察位置に位置決めするまでの動作を連続して自動で実行することも可能である。
また、制御部111は、顕微鏡100と別体に設け接続ケーブル等で顕微鏡100及びマニピュレータ制御部13と接続しても良い。この際、設定手段29、合焦位置記憶スイッチ41、マニピュレータ移動開始スイッチ43、対物レンズ合焦スイッチ45、針先セットスイッチ47の全て又は一部を制御部111に配置することも可能である。
(一変形例)
図9は、本発明にかかる顕微鏡システムの一変形例の機能ブロック図である。本変形例は第1、第2実施の形態において制御部の一部の機能をPCで実行できるように構成したものであり、第1及び第2実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し説明を省略する。
図9において、第1及び第2実施の形態における制御部(11、111)の一部の機能(例えば、オフセット等の条件設定、駆動制御情報の伝達、位置情報の入手及び処理等)を実行するPC制御部201が制御部211とマニピュレータ制御部13との間に設けられている。PC制御部201にはPC制御部201に操作信号を入力するPC操作部203が接続されている。PC操作部203は、第1及び第2実施の形態における各種スイッチ作用あるいはオフセット値等のパラメータの入力に用いられる。その他の構成、作用、及び効果は、第1、第2実施の形態と同様であり詳細な説明を省略する。
本変形例では、制御部の一部の機能をPCで実行させるため、パラメータの設定や動作シーケンスの設定などの設定を容易に行うことが可能になる。また、顕微鏡の駆動やマニピュレータ駆動の一部の動作や顕微鏡システム全体の動作を自動制御することも可能になる。また、使用する顕微鏡やマニピュレータなどに応じて制御条件を最適化することも可能になる。
なお、上述の実施の形態は例に過ぎず、上述の構成や形状に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
本発明の第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの正面図である。 第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの機能ブロック図を示す。 第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作フローチャートを示す。 第1実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作説明図である。 本発明の第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの正面図である。 第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの機能ブロック図を示す。 第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作フローチャートを示す。 第2実施の形態にかかる顕微鏡システムの動作説明図である。 本発明にかかる顕微鏡システムの一変形例の機能ブロック図である。
符号の説明
1、100 顕微鏡(電動顕微鏡)
3 ステージ(XYステージ)
5 標本
7 操作針
9 マニピュレータ
11、111 制御部
13 マニピュレータ制御部
15 マニピュレータ操作部
17 対物レンズ
19 レボルバ
21 照明系
23 結像系
25 接眼レンズ
27 焦準ハンドル
29 設定手段
31 連動スイッチ
41 合焦位置記憶スイッチ
43 マニピュレータ移動開始スイッチ
45 対物レンズ合焦スイッチ
47 針先セットスイッチ

Claims (2)

  1. 顕微鏡のステージに載置された標本に微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能な少なくとも1つのマニピュレータと、
    前記マニピュレータの駆動を制御するマニピュレータ制御手段と、
    観察前に前記標本の観察位置に対して前記操作針の針先を前記観察位置から離れた位置に停止させるオフセットを設定するオフセット設定手段を備える制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記顕微鏡の対物レンズと前記マニピュレータの移動連動及び非連動の少なくとも一方を電気的に切換える切換手段を有し、
    観察時、前記制御手段が、前記切換手段からの信号を受け、前記対物レンズと前記操作針の針先の位置関係を維持した状態で両者の上下動を連動可能にし、前記対物レンズを前記観察位置に合焦し、かつ前記針先を前記オフセット位置に位置決めし、前記マニピュレータ制御手段を介して前記マニピュレータを駆動し、前記操作針の針先を前記オフセットされた量だけ標本側に移動し位置決めすることを特徴とするマニピュレータシステム。
  2. 顕微鏡のステージに載置された標本に微細な操作を行うための操作針を有する電気制御可能な少なくとも1つのマニピュレータと、
    前記マニピュレータの駆動を制御するマニピュレータ制御手段と、
    観察前に前記標本の観察位置に対して前記操作針の針先を前記観察位置から離れた位置に停止させるオフセットを設定するオフセット設定手段を備える制御手段と、前記顕微鏡の対物レンズと前記マニピュレータの移動連動及び非連動の少なくとも一方を電気的に切換える切換手段を有し、
    前記制御手段が、前記切換手段からの連動信号を受け、前記対物レンズと前記操作針の針先の位置関係を維持した状態で両者の上下動を連動して前記対物レンズを前記標本の観察位置に合焦し、かつ前記操作針の針先を前記オフセット位置に位置決めすることを特徴とする顕微鏡システム。
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