JP4716667B2 - 無線通信装置 - Google Patents
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Description
例えば、特開2001−125696公報、特開2002−117482公報、特開平9−102766号公報に開示されている技術では、受信強度をパラメータとして使用している。一般に受信強度とは受信帯域内の信号強度を示し、信号強度が強ければ受信感度が良いとされている。この受信強度を強くするには、通信距離を短くするか、相手局の送信パワーを上げることで実現することができる。
さらに、無線通信では、受信強度が強くてもフェージングの影響や隣接チャネルの干渉波の影響を受けるので、電波環境としては、これらを含めて考慮しなくてはならない。即ち、受信強度が強くても、伝送特性を変化させる主な要因の一つであるフェージングによって帯域内の周波数特性が一様でなくなり、受信エラーの要因となる。また、隣接チャンネルの送信局が近くに設置してある場合、その漏洩電力により帯域内の信号強度が増大する。これらのことから、受信強度が強い場合でも受信状況としてより良い受信環境であるとは必ずしも限らず、受信状態をより正確に把握するためには、受信強度のみでは不十分であることが解る。
以上のような課題を解決するために、特開2002−261676公報、特開2002−335581公報などでは、データの誤り率や誤り検出符号を受信状態パラメータとして使用している。
また特許文献4〜5に開示されている従来技術では、これらのデータ誤り率は、規格化されたテスト信号を用いなければならず、テスト信号を規格化していないもの(たとえばIEEE802.11など)では、この手法を使うことができない。また、誤り訂正部によるエラービットを使う手法では、受信データに誤りが発生しない環境での受信状態を詳細に把握することができないという欠点があった。
本発明は、かかる課題に鑑み、受信状態を把握するためのパラメータとして、受信強度以外に変調精度(EVM)や周波数応答を示すパラメータを使用し、より詳細に受信状態を把握することで、端末のより良い設置場所を提供することを目的とする。
本発明の無線通信装置は、物理レイヤブロックとしてRF部、受信信号強度検出部、周波数誤差補正部、復調部などで構成され、上位レイヤブロックとしてMAC部、表示部などで構成される。従来技術の受信状態パラメータである受信強度は、一般的に受信強度検出部から変復調部を介さずに受信強度値を上位レイヤに出力するためのI/Fを持っている。またそれ以外に受信状態パラメータを上位レイヤに渡すためには、物理レイヤと上位レイヤとのデータ入出力I/F以外にI/Fを設ける必要がある。
かかる発明によれば、無線通信装置は、物理レイヤブロックとしてRF部、受信信号強度検出部、周波数誤差補正部、FFT部、伝送路推定部、復調部などで構成され、上位レイヤブロックとしてMAC部、表示部などで構成されるので、物理レイヤブロックと上位レイヤブロックに互換性を持たせて、パラメータを上位レイヤに出力することができる。
本発明は、上位レイヤで受信状態パラメータをディスプレイ等の表示部に表示し、端末を設置しているユーザーに受信状況を知らせることを特徴としている。これにより現在の受信状況をユーザーに把握させることが可能となる。このとき、表示するのは従来の受信強度とそれ以外の受信状況パラメータを共に表示することで、ユーザーは受信強度では把握できない詳細な受信状態を把握することが可能となる。
かかる発明によれば、受信強度検出部により得られた受信強度を表示部に表示すると共に、受信状態パラメータも併せて表示部に表示するので、ユーザーは受信強度では把握できない詳細な受信状態を把握することができる。
請求項3は、前記復調部は、受信ベクトルと判定ベクトルとの差であるエラーベクトルから変調精度を算出する変調精度算出部を備えることを特徴とする。
本発明は受信信号から変調精度値を算出するための変調精度算出部を設けることを特徴としている。一般に変調精度算出は受信(復調)処理には必要ないため、本発明のように別途変調精度算出部を設ける。
かかる発明によれば、復調部は、受信ベクトルと判定ベクトルとの差であるエラーベクトルから変調精度を算出する変調精度算出部を備えるので、受信(復調)処理においても変調精度を算出することができる。
本発明は請求項3の発明において算出される変調精度値を受信状態パラメータとして出力することを特徴とする。変調精度は復調状態をより詳細に表す指標であり、これをパラメータして使用することで、より的確に受信状態を把握することができる。
かかる発明によれば、復調部は変調精度算出部により算出された変調精度値を受信状態パラメータの1つとして出力し、この出力内容を表示部により表示するので、より的確に受信状態を把握することができる。
請求項5は、前記受信状態パラメータの変調精度は、受信シンボル毎に算出した変調精度値を、受信フレーム毎にフレーム内の全シンボルで平均したシンボルあたりの変調精度値の平均値とすることを特徴とする。
本発明は出力する変調精度値をフレーム毎の全シンボルでの平均値として出力することを特徴としている。変復調方式がOFDMのようなマルチキャリア変調方式の場合、さらに各サブキャリアの変調精度値の平均値を出力する。
かかる発明によれば、受信状態パラメータの変調精度は、受信シンボル毎に算出した変調精度値を、受信フレーム毎にフレーム内の全シンボルで平均したシンボルあたりの変調精度値の平均値とするので、変復調方式がOFDMのようなマルチキャリア変調方式の場合、さらに各サブキャリアの変調精度値の平均値を出力することができる。
本発明は平均化処理をするには全シンボル数での除算処理をする必要があるため、全シンボルの変調精度値の累積結果とシンボル総数を上位レイヤに出力することを特徴とし、これにより物理レイヤでのハード規模を小さくする効果がある。
かかる発明によれば、受信状態パラメータの変調精度を受信フレームにおける全シンボルの変調精度値の累積結果と、全シンボルのシンボル総数とをMAC部に出力するので、物理レイヤでのハード規模を小さくすることができる。
請求項7は、前記変調精度の全シンボルの累積値があらかじめ指定した閥値を越える場合、それまでのシンボル数での累積値と前記シンボル数を受信状態パラメータとして前記上位レイヤブロックに出力することを特徴とする。
変調精度値の累積を行う場合、フレーム長が長いとフレーム内のシンボル数が大きくなり、変調精度の累積結果の期待値範囲を大きく取る必要が生じ、上位レイヤに出力する受信状態パラメータのデータ数が多くなる。変調精度累積結果格納バッファを小さくし、格納可能な範囲を閥値とすることで、格納されたシンボル数の平均を上位レイヤで算出できるようにすることができる。
かかる発明によれば、変調精度の全シンボルの累積値があらかじめ指定した閥値を越える場合、それまでのシンボル数での累積値とシンボル数を受信状態パラメータとしてMAC部に出力するので、格納されたシンボル数の平均を上位レイヤで算出できるようにすることができる。
上記の発明で使用した変調精度値を表示部において表示する方法として、変調精度値をそのまま表示しても、一般ユーザーはその値の意味する内容を把握することができない。そこで、いくつかの状態に定義分けする判定閥値を設け、表示部では判定閥値毎に使用者にわかりやすい形で表現する。
かかる発明によれば、復調部から出力された変調精度のシンボルあたりの変調精度平均値に対して、受信状態をいくつかの状態に定義分けする判定閥値を設け、判定された受信状態を表示部により表示するので、判定閥値毎に使用者にわかりやすい形で表現することができる。
請求項9は、復調方式によって前記判定閾値を変更することを特徴とする。
この変調精度値はBPSKや64QAMのように、変復調方式によってエラーの発生状況が異なる。そのため、変調精度値の判定閥値を変復調方式によって変更する必要がある。
かかる発明によれば、複調方式によって判定閾値を変更するので、変復調方式によるエラーの発生状況を的確に表現することができる。
Ad−Hocモード通信で通信相手が複数存在する場合に、各端末毎に受信状態を把握するため、指定した端末からの受信状態パラメータのみ表示するようにすることを目的とする。
かかる発明によれば、Ad−Hocモードで通信を行う際、MACアドレスにより指定した端末からの無線データを受信した場合に、受信状態パラメータを表示部に表示するので、各端末毎に受信状態を把握することができる。
また請求項2では、受信強度検出部により得られた受信強度を表示部に表示すると共に、受信状態パラメータも併せて表示部に表示するので、ユーザーは受信強度では把握できない詳細な受信状態を把握することができる。
また請求項3では、復調部は、受信ベクトルと判定ベクトルとの差であるエラーベクトルから変調精度を算出する変調精度算出部を備えるので、受信(復調)処理においても変調精度を算出することができる。
また請求項4では、復調部は変調精度算出部により算出された変調精度値を受信状態パラメータの1つとして出力し、この出力内容を表示部により表示するので、より的確に受信状態を把握することができる。
また請求項5では、受信状態パラメータの変調精度は、受信シンボル毎に算出した変調精度値を、受信フレーム毎にフレーム内の全シンボルで平均したシンボルあたりの変調精度値の平均値とするので、変復調方式がOFDMのようなマルチキャリア変調方式の場合、さらに各サブキャリアの変調精度値の平均値を出力することができる。
また請求項7では、変調精度の全シンボルの累積値があらかじめ指定した閥値を越える場合、それまでのシンボル数での累積値とシンボル数を受信状態パラメータとしてMAC部に出力するので、格納されたシンボル数の平均を上位レイヤで算出できるようにすることができる。
また請求項8では、復調部から出力された変調精度のシンボルあたりの変調精度平均値に対して、受信状態をいくつかの状態に定義分けする判定閥値を設け、判定された受信状態を表示部により表示するので、判定閥値毎に使用者にわかりやすい形で表現することができる。
また請求項9では、複調方式によって判定閾値を変更するので、変復調方式によるエラーの発生状況を的確に表現することができる。
また請求項10では、Ad−Hocモードで通信を行う際、MACアドレスにより指定した端末からの無線データを受信した場合に、受信状態パラメータを表示部に表示するので、各端末毎に受信状態を把握することができる。
以下に本発明をIEEE802.11aをプリンタ装置上で実現した場合の実施例について示す。
図1は本発明の実施形態に係るIEEE802.11aの受信機の一例を示すブロック図である。この受信機100は、無線信号を受信するRF部3と、このRF部3により受信した無線データの受信強度を算出する受信信号強度検出部4と、キャリア周波数誤差の検出及び補正を行う周波数誤差補正部5と、この周波数誤差補正部5により補正された周波数誤差を周波数変換するFFT(Fast Fourier Transform)部6と、各サブキャリア信号の位相と振幅の伝送路歪みの推定と除去を行う伝送路推定部7と、受信した無線データを復調する復調部8と、構内ケーブルを複数ノードが共同利用するためのアクセス制御を行うMAC部11と、ディスプレイ上に表示内容を表示する表示部12とを備えて構成される。尚、物理レイヤブロック1はRF部3、受信信号強度検出部4、周波数誤差補正部5、FFT部6、伝送路推定部7、及び復調部8などで構成され、上位レイヤブロック2はMAC部11、表示部12などで構成される。
次に図1に示す受信機100に概略動作について説明する。RF部3で受信した無線信号は周波数誤差補正部5により周波数や位相などを補正した後、復調部8で受信データに復調される。この復調処理を行う時に、無線伝搬特性を示す受信状態パラメータを計算する。そして無線信号より復調された各フレームの受信データの最後に受信状態パラメータを付加し、上位レイヤであるMAC部11に渡される。
従来技術の受信状態パラメータである受信強度は、一般的に受信強度検出部4から変復調部を介さずに受信強度値を上位レイヤ2に出力するためのI/F9を持っている。またそれ以外に受信状態パラメータを上位レイヤ2に渡すためには、物理レイヤ1と上位レイヤ2とのデータ入出力I/F10以外にI/Fを設ける必要がある。
ただし、規定のパケットデータの出力フォーマットに影響を与えないように受信状態パラメータ17を出力する必要がある。たとえば、一般的なI/Fの構成としてデータバス、Enable信号、出力タイミング信号で構成する場合、Enable信号をdisable状態にした後、出力タイミング信号のみでデータを出力するような方法で行うことができる。
このように、RF部3で受信した無線信号は、受信信号強度検出部4において受信信号強度を算出し、受信信号強度I/F9を介してMAC部11へ渡され、プリンタ上の表示部12に表示される。また、周波数誤差補正部5でキャリア周波数誤差を検出および補正し、周波数誤差をFFT部6で周波数変換され、伝送路推定部7で各サブキャリア信号の位相と振幅の伝送路歪みの推定と除去を行い、復調部8で受信データに復調される。この復調処理により得られた受信状態パラメータ17は受信データ16とともにMAC部11へ渡され、プリンタ上の表示部12に表示される。
これにより、上位レイヤ2で受信状態パラメータ17をディスプレイ等の表示部12に表示し、端末を設置しているユーザーに受信状況を知らせる事を特徴としており、現在の受信状況をユーザーに把握させることが可能となる。このとき、表示するのは従来の受信強度とそれ以外の受信状況パラメータを共に表示する事で、ユーザーは受信強度では把握できない詳細な受信状態を把握することが可能となる。
図3は図1の復調部8の内部構造を示すブロック図である。同じ構成要素には同じ参照番号を付して説明する。この復調部8は各サブキャリア復調を行った後にIチャネル、Qチャネルごとに信号成分の判定を行うデマップ20と、ビット入れ替えされた受信データの並びを元に戻すデインターリーブ21と、畳み込み符号化されたビット列を元に戻すデパンクチャ22と、ビダビ・アルゴリズムを用いて誤り訂正符号を行うビタビ複合23と、スクランブルした受信データを復元するデスクランブラ24と、受信信号からEVM値を算出するEVM(Error Vector Magnitude)算出部25(変調精度算出部)と、を備えて構成される。
・・・・式(1)
上述のように算出されたEVMはMAC部11、表示部12と送られ、プリンタ上のディスプレイに表示される。
本実施形態は受信信号からEVM値を算出するためのEVM算出部25を設けることを特徴としている。一般にEVM算出は受信(復調)処理には必要ないため、本実施形態のように別途EVM算出部25を設ける。
またIEEE802.11a規格では、パケットごとに2つのロングプリアンブル信号が送信される。このロングプリアンブル信号より、図1における伝送路推定7による伝送路推定処理の過程で周波数応答が得られることは広く知られている。そこで、この周波数応答を受信状態を示すパラメータとして使用する。前述のように、周波数応答を示す値としては、周波数応答関数そのものでも良いし、たとえば、マルチキャリアの場合、各サブキャリアの周波数利得の平均値に対する振れ幅、もしくは最大振幅と最小振幅値との差としても構わない。本実施形態は周波数応答を示すパラメ−タを受信状態パラメータに使用する事を特徴としている。これはフェージング影響下では、受信帯域内の周波数特性が一様でなくなるため、たとえば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)のようなマルチキャリア変調方式の場合、各サブチャネルによって受信強度が一定しない。そこで、周波数応答を示すパラメ−タを使用することで、各サブチャネルごとの受信強度のバラツキを観測し、受信状態を詳細に把握することができる。
また周波数応答を示す値としては、周波数応答関数そのものでも良いし、たとえば、マルチキャリアの場合、各サブキャリアの周波数利得の平均値に対する振れ幅、もしくは最大振幅と最小振幅値との差としても構わない。
・・式(2)
これは出力するEVM値をフレーム毎の全シンボルでの平均値として出力する事を特徴としている。変復調方式がOFDMのようなマルチキャリア変調方式の場合、さらに各サブキャリアのEVM値の平均値を出力する。
また1フレーム内の全シンボル数をNとすると、受信状態パラメータはNと式(3)のEVMbのように表される。
・・・式(3)
式(2)のように平均化処理をするには全シンボル数での除算処理をする必要があるため、全シンボルのEVM値の累積結果とシンボル総数を上位レイヤに出力することを特徴とし、物理レイヤでのハード規模を小さくする効果がある。
次に式(3)において、EVMの累積値バッファを32ビット幅とすると、累積閥値は16進表示で0xFFFFFFFFとなる。この閥値を超える直前のシンボルまでのEVM値の累積結果とシンボル数を受信状態パラメータとして使用する。これはEVM値の累積を行う場合、フレーム長が長いとフレーム内のシンボル数が大きくなり、EVMの累積結果の期待値範囲を大きく取る必要が生じ、上位レイヤに出力する受信状態パラメータのデータ数が多くなる。EVM累積結果格納バッファを小さくし、格納可能な範囲を閥値とする事で、格納されたシンボル数の平均を上位レイヤで算出できるようにする事を目的とする。
上記で使用したEVM値を表示部12において表示する方法として、EVM値をそのまま表示しても一般ユーザーはその値の意味する内容を把握することができない。そこで、いくつかの状態に定義分けする判定閥値を設け、表示部12では判定閥値毎に使用者にわかりやすい形で表現することを目的とする。
たとえば、“非常によい”、“よい”、“悪い”、“受信不可能”などのような表示方法を用いるとわかりやすい。
またMACアドレスにより指定した端末を判別し、それら以外からの無線データを受信した時に算出される受信状態パラメータは表示しない。これはAd−Hocモード通信で通信相手が複数存在する場合に、各端末毎に受信状態を把握するため、指定した端末からの受信状態パラメータのみ表示するようにする事を目的とする。
またプリンタを設置する時に受信パラメータを表示させ、設置者はプリンタもしくはアクセスポイントの設置場所を変更することで、電波をよりよい状態で受信するように設置することができる。これは上記実施形態による受信装置を有したシステムに拡張する事を目的とし、特に設置場所が固定されるプリンタなどのオフィス機器やディジタルTVなどのAV機器も対象とする。
Claims (10)
- 基地局と端末間、若しくは前記端末間同士によりOFDM変調方式を用いて無線データを送受信する無線通信装置であって、前記無線データを復調する復調部を備えた無線通信装置において、
前記復調部は、復調処理により得られた無線伝搬特性を示す受信状態パラメータの1つとして伝送路の周波数応答を示すパラメータを、受信フレーム毎に該受信フレームデータに付加して上位レイヤブロックに出力することを特徴とする無線通信装置。 - 受信フレームの信号強度を検出する受信強度検出部と表示部とを有し、前記受信強度検出部により得られた受信強度を前記表示部に表示すると共に、前記受信状態パラメータも併せて前記表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記復調部は、受信ベクトルと判定ベクトルとの差であるエラーベクトルから変調精度を算出する変調精度算出部を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記復調部は前記変調精度算出部により算出された変調精度値を前記受信状態パラメータの1つとして出力し、該出力内容を前記表示部により表示することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記受信状態パラメータの変調精度は、受信シンボル毎に算出した変調精度値を、受信フレーム毎にフレーム内の全シンボルで平均したシンボルあたりの変調精度値の平均値とすることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
- 前記受信状態パラメータの変調精度を受信フレームにおける全シンボルの変調精度値の
累積結果と、前記全シンボルのシンボル総数とを前記上位レイヤブロックに出力することを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。 - 前記変調精度の全シンボルの累積値があらかじめ指定した閥値を越える場合、それまでのシンボル数での累積値と前記シンボル数を受信状態パラメータとして前記上位レイヤブロックに出力することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
- 前記復調部から出力された変調精度のシンボルあたりの変調精度平均値に対して、受信状態をいくつかの状態に定義分けする判定閥値を設け、判定された受信状態を前記表示部により表示することを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の無線通信装置。
- 復調方式によって前記判定閾値を変更することを特徴とする請求項8に記載の無線通信装置。
- Ad−Hocモードで通信を行う際、MACアドレスにより指定した端末からの無線データを受信した場合に、前記受信状態パラメータを前記表示部に表示することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の無線通信装置。
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