JP4716660B2 - 直接メタノール型燃料電池 - Google Patents
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Description
これらの中でも、液体燃料の供給に毛管力を利用した各液体燃料電池等が知られている(例えば、特許文献3〜7参照)。
これらの各特許文献に記載される液体燃料電池は、燃料タンクから液体燃料を毛管力で燃料極に供給するため、液体燃料を圧送するためのポンプを必要としないなど小型化に際してメリットがある。
また、これらの特許文献1〜8には、使用済み燃料の貯蔵については開示がなされているものの、その後の使用済み燃料の処理などについては明確に開示されていないものである。
(1) 液体燃料を収容する燃料貯蔵槽と、該燃料貯蔵槽に接続される浸透構造を有する燃料供給体と、該燃料供給体の終端に設けられる使用済み燃料貯蔵槽と、燃料電極体の外表部に電解質層を構築し、該電解質層の外表部に空気電極層を構築することで形成される単位セルとを備え、該単位セルが該燃料電極体に接触する前記燃料供給体によって、直列に複数接続、又は、並列接続されると共に、該各単位セルは該燃料供給体により連結され、該液体燃料が該燃料電極体へ供給され、該燃料供給体の終端は、毛管力を有する多孔体及び/又は繊維束体からなる中継芯を介して使用済み燃料貯蔵槽に接続され、該使用済み燃料貯蔵槽には、挿通孔が設けられ、該挿通孔に前記中継芯が配され、該中継芯を介して使用済み燃料を該使用済み燃料貯蔵槽に排出する構成で、該使用済み燃料貯蔵槽が大気に対して開放されていることを特徴とする直接メタノール型燃料電池。
(2) 前記使用済み燃料貯蔵槽に、毛管力を有する多孔体及び/又は繊維束体からなる使用済み燃料吸蔵体を、上記中継芯と接するように設けたことを特徴とする上記(1)に記載の直接メタノール型燃料電池。
(3) 前記使用済み燃料吸蔵体の中継芯の毛管力が前記燃料供給体の毛管力以上であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の直接メタノール型燃料電池。
(4) 前記使用済み燃料吸蔵体の毛管力が前記中継芯の毛管力以上であることを特徴とする上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
(5) 前記使用済み燃料吸蔵体へ使用済み液体燃料を、前記使用済み燃料貯蔵槽に排出する排出機構に、コレクター体を有することを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
(6) 前記コレクター体が射出成形又は光造形技術により製造、若しくは、前記コレクター体が枚葉体により構成されている上記(5)に記載の直接メタノール型燃料電池。
(7) 前記コレクター体表面が前記使用済み液体燃料よりも表面自由エネルギーが高く調整されていることを特徴とする上記(5)又は(6)に記載の直接メタノール型燃料電池。
(8) 前記使用済み燃料貯蔵槽が、取り外し可能であることを特徴とする上記(1)〜(7)の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
(9) 前記使用済み燃料貯蔵槽に、開閉可能な蓋体を設けたことを特徴とする上記(1)〜(8)の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
(10) 前記使用済み燃料貯蔵槽に微小な開口部を設け、該使用済み貯蔵槽内面及び該微小開放部周辺の表面自由エネルギーが前記使用済み液体燃料よりも低く調整されていることを特徴とする上記(1)〜(9)の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
請求項2〜7の発明によれば、更に液体燃料貯蔵槽への使用済み燃料の処理を安定的に排出することができる。
請求項8〜10の発明によれば、更に簡便に使用済み燃料の処理を可能とすることができる。
図1(a)〜(e)は、本発明の直接メタノール型燃料電池(以下、単に「燃料電池」という)Aの基本的実施形態(第1実施形態)を示す概略図面である。
この燃料電池Aは、図1(a)〜(e)に示すように、液体燃料を収容する燃料貯蔵槽10と、微小炭素多孔体よりなる燃料電極体21の外表部に電解質層23を構築し、該電解質層23の外表部に空気電極層24を構築することで形成される単位セル(燃料電池セル)20、20と上記燃料貯蔵槽10に接続される浸透構造を有する燃料供給体30と、該燃料供給体30の終端に設けられる使用済み燃料貯蔵槽40とを備え、上記各単位セル20、20は直列に連結されて燃料供給体30により燃料が順次供給される構造となっており、また、前記使用済み燃料貯蔵槽40に、毛管力を有する多孔体及び/又は繊維束体からなる中継芯40aを配し、該中継芯40aを介して使用済み燃料を前記使用済み燃料貯蔵槽40に排出する構成で、該使用済み燃料貯蔵槽40が開放されている構造となっている。
本実施形態では、液体燃料は、燃料貯蔵槽10内に収容される中綿や多孔体、または繊維束体などの吸蔵体10aに吸蔵されている。なお、この吸蔵体10aは液体燃料を吸蔵できるものであれば特に限定されず、後述する燃料供給体30と同様の構成のものなどを用いることができる。
この多孔質構造からなる炭素複合体の作製に用いる炭素粉末としては、更なる反応効率の向上の点から、高配向性熱分解黒鉛(HOPG)、キッシュ黒鉛、天然黒鉛、人造黒鉛、カーボンナノチューブ、フラーレンより選ばれる少なくとも1種(単独または2種以上の組合せ)が好ましい。
また、空気電極層24としては、白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)等を上述の金属微粒子前駆体を含んだ溶液等を用いた方法で担持させた多孔質構造からなる炭素多孔体が挙げられる。
なお、50は、燃料貯蔵槽10と使用済み燃料貯蔵槽40を連結するとともに、燃料貯蔵槽10から各単位セル20、20の個々に燃料供給体30を介して直接液体燃料を確実に供給するメッシュ構造などからなる部材である。
本実施形態では、前記使用済み燃料貯蔵槽40には、中継芯40aを介した挿入孔40bと共に、開放部40cを設けた形態となる開放構造で、燃料供給体30の終端に中継芯40aを介して使用済み燃料を吸蔵体41に直接吸蔵させる構成となっており、少なくとも、燃料貯蔵槽10(吸蔵体10a)、燃料電極体21及び/又は燃料電極体21に接する燃料供給体30、中継芯40a,使用済み燃料貯蔵槽40(吸蔵体41)の毛管力を、燃料貯蔵槽10(吸蔵体10a)<燃料電極体21及び/又は燃料電極体21に接する燃料供給体30<中継芯40a<使用済み燃料貯蔵槽40(吸蔵体41)と設定することにより、燃料電池Aがどのような状態(角度)、逆さ等に放置されても、燃料貯蔵槽10から各単位セル20、20の個々に直接液体燃料が逆流や途絶を起こすことなく、安定的かつ継続的に燃料を供給することができるものとなり、かつ、反応に使用されない液体燃料が貯蔵槽40に蓄えられ阻害反応を防ぐことができる。
更に、多量の使用済み燃料が排出されてきた場合でも、吸蔵体40aにより吸蔵することが可能な量までは保持することが可能であり、吸蔵された使用済み燃料を順次大気中に蒸発させて行くことで、放出が可能である。
更に、この実施形態の燃料電池Aでは、ポンプやブロワ、燃料気化器、凝縮器等の補器を特に用いることなく、液体燃料を気化せずそのまま円滑に供給することが出来る構造となるため、燃料電池の小型化を図ることが可能となる。
更にまた、各単位セル20、20への燃料供給には、燃料貯蔵槽10の端部より直接接続される浸透構造を有する燃料供給体30が連結されることにより、複数セルからなる燃料電池の小型化が達成することができるものとなる。
この実施形態の燃料電池Bは、液体燃料が燃料貯蔵槽10内に収容される中綿や多孔体、または繊維束体などの吸蔵体10a、中継芯10bを介して燃料供給体30に供給する点で、上記第1実施形態の燃料電池Aと相違するものである。
本実施形態では、少なくとも、燃料貯蔵槽10(吸蔵体10a)、中継芯10b<燃料電極体21及び/又は燃料電極体21に接する燃料供給体30、中継芯40a、使用済み燃料貯蔵槽40(吸蔵体41)の毛管力を、燃料貯蔵槽10(吸蔵体10a)<中継芯10b<燃料電極体21及び/又は燃料電極体21に接する燃料供給体30<中継芯40a<使用済み燃料貯蔵槽40(吸蔵体41)と設定することにより、燃料電池Aよりも、更に燃料電池Bがどのような状態(角度)、逆さ等に放置されても、燃料貯蔵槽10から各単位セル20、20の個々に直接液体燃料が逆流や途絶を起こすことなく、安定的かつ継続的に燃料を供給することができるものとなり、かつ、反応に使用されない液体燃料が貯蔵槽40に蓄えられ阻害反応を防ぐことができる。
この実施形態の燃料電池Cは、図3(a)に示すように、液体燃料が直接貯蔵され、液体燃料を収容する燃料貯蔵槽10の下部にコレクター体11を備えて燃料が供給される点で、上記第1実施形態の燃料電池Aと相違するものである。
この実施形態では、コレクター体11は、直液筆記具などにおいて用いられる部材と同様の構成であり、気圧、温度変化等により燃料貯蔵槽10内に直接収容される液体燃料が燃料供給体30に過剰に流出するのを防ぐものであり、膨張等により過剰となった液体燃料はコレクター体11のコレクター部11a、11a…間などに保持され、気圧、温度変化が元に戻れば燃料貯蔵槽10内に戻る構造となっており、上記第1実施形態と同様に機能するものである。
この実施形態の燃料電池Dは、図2(b)及び(c)に示すように、液体燃料が直接貯蔵され、液体燃料を収容する燃料貯蔵槽10の下部にバルブ部材12を介して更に第2燃料貯蔵槽15を有し、該第2燃料貯蔵槽15内には液体燃料を吸蔵する多孔体又は繊維束体が内蔵されており、燃料供給体30が上記第2燃料貯蔵槽15内に内蔵される多孔体又は繊維束体が接続されている点、並びに、単位セル20が平板状のものを使用している点で、上記第1実施形態の燃料電池Aと相違するものである。
この実施形態では、燃料貯蔵槽10を押圧操作(ノック操作)することによりバルブ部材12が開閉し、液体燃料が一時貯蔵用の第2燃料貯蔵槽15に流入する。これにより液体燃料は燃料供給体30により各単位セル20に供給されて、前記第1実施形態と同様の作用効果を発揮する。更に、この実施形態では燃料貯蔵槽10をノック操作することにより燃料が供給され、燃料電池として動作できるので、液体燃料の供給量の調節、使用開始時期の調整、使用休止が簡単に行うことができる。
この実施形態の燃料電池Eは、図4に示すように、液体燃料が直接貯蔵され、液体燃料を収容する燃料貯蔵槽10が交換可能なカートリッジ構造体となっており燃料貯蔵槽10の下部に流出バルブ13を介して液体燃料流入槽14を有する燃料供給体となっており、液体燃料流入槽14の下部にバルブ部材12を介して更に第2燃料貯蔵槽15を有し、該第2燃料貯蔵槽15内には液体燃料を吸蔵する多孔体又は繊維束体が内蔵されており、燃料供給体30が上記第2燃料貯蔵槽15内に内蔵される多孔体又は繊維束体が接続されている点、並びに、単位セル20を並列接続している点で、上記第1実施形態の燃料電池Aと相違するものである。
この実施形態では、燃料貯蔵槽10を押圧操作(ノック操作)することにより流出バルブ部材13、バルブ部材12が開閉し、液体燃料が一時貯蔵用の第2燃料貯蔵槽15に流入する。これにより液体燃料は燃料供給体30により各単位セル20に供給されて、前記第1実施形態と同様の作用効果を発揮する。更に、この実施形態では燃料貯蔵槽10がカートリッジ式となっているので、燃料の補充・交換が簡単にでき、燃料貯蔵槽10をノック操作することにより燃料が供給され、燃料電池として動作できるので、使用開始時期の調整、使用休止が簡単に行うことができる。
この実施形態の燃料電池Fは、図5(a)に示すように、使用済み燃料貯蔵槽40に、開閉可能な蓋体42を設けた点で、上記第2実施形態の燃料電池Bと異なるものである。
開閉可能な蓋体42の構造としては、例えば、スクリューキャップ構造、ヒンジ構造、通常の筆記具などに用いられている嵌合キャップ構造など、使用済み液体燃料を安易に漏出させない構造であれば適宜用いることができる。
この実施形態では、上記第1実施形態の燃料電池等と同様に機能すると共に、使用済み燃料貯蔵槽40内の吸蔵体41の交換可能となり、使用済み燃料の排気が簡単に行うができる。
また、使用済み燃料貯蔵槽40を、取り外し自在としてもよく、図5(b)に示すように、大型の使用済み燃料貯蔵槽40を取り付けいてもよいものである。
使用済み燃料貯蔵槽40を取り外し自在とする構成としては、例えば、スクリューキャップ構造、嵌合構造、および、ボルトなどによる固定など脱着が簡単にできる構成が挙げられる。
この実施形態の燃料電池Gは、図6(a)に示すように、燃料供給体30と接触する中継芯40bの周囲にコレクター体45を開放された使用済み燃料貯蔵槽40内に設けている点でのみ、上記第1実施形態の燃料電池と相違するものである。
コレクター体45は、直液筆記具などにおいて用いられる部材と同様の構成であり、気圧、温度変化等により使用済み燃料貯蔵槽40内に直接収容される使用済み液体燃料が燃料供給体30に逆流することを防ぐものであり、膨張等により逆流しそうな使用済み液体燃料はコレクター体42のコレクター部45a、45a…間などに保持され、気圧、温度変化が元に戻れば燃料貯蔵槽40内に戻る構造となっている。
また、この実施形態では、使用済み燃料の排出には、排出されてくる使用済み燃料の量が少量であれば開放された口から蒸発してゆくことにより大気中への排出が可能である。
更に、排出されてくる使用済み燃料の量が多量である場合には、蓋体を開放し使用済み燃料を排出することも可能である。
開閉可能な蓋体42の構造として、前記第6実施形態の燃料電池Fの使用済み燃料貯蔵槽に用いることができる構造の他、第4、第5実施形態に燃料貯蔵槽からの液体燃料の流出機構として挙げたバルブ構造も用いることができる。
更に、前記使用済み燃料貯蔵槽40の内部と微小な開口部40d周辺の表面自由エネルギーを使用済み燃料よりも低く設定することにより、使用済み燃料貯蔵槽40に蓄積された使用済み燃料が液体のまま漏出することを防止することも可能である。
前記使用済み燃料貯蔵槽40の内部と開口部40d周辺の表面自由エネルギーを使用済み燃料よりも低くすることにより使用済み燃料に対する濡れ性を低下させることにより、使用済み燃料を使用済み燃料貯蔵槽40の開口部から漏出させにくくさせるためである。
この実施形態は、前記の各実施形態における使用済み燃料貯蔵槽40から大気中への放出される量を超える量の使用済み燃料の発生が予想される場合には吸蔵体41の形状を、より使用済み燃料が蒸発し易い形状とした点でのみ、上記各実施形態の燃料電池A〜Gと相違するものである。
図7(a)〜(c)に示すように、吸蔵体41の形状を各吸蔵部41aを所定間隔に形成したフィン状の吸蔵体とし、吸蔵部41aと吸蔵部41aの間に空気層41bを設けることにより、大気中への使用済み燃料をより効率良く蒸発させる可能とするものである。
なお、中継芯40aの取り付け箇所は、中央部の他、両サイド側でもよいものである。
例えば、第1〜第6実施形態の使用済み燃料貯蔵槽を第7実施形態のコレクター体を有する使用済み燃料貯蔵槽に代えてもよく、また、第1〜第7実施形態の使用済み燃料貯蔵槽を複数連結し、使用済み燃料の貯蔵量を上げることも可能である。
10 燃料貯蔵槽
10b 中継芯
11 コレクター体
20 単位セル
30 燃料供給体
40a 中継芯
40 使用済み燃料貯蔵槽
Claims (10)
- 液体燃料を収容する燃料貯蔵槽と、該燃料貯蔵槽に接続される浸透構造を有する燃料供給体と、該燃料供給体の終端に設けられる使用済み燃料貯蔵槽と、燃料電極体の外表部に電解質層を構築し、該電解質層の外表部に空気電極層を構築することで形成される単位セルとを備え、該単位セルが上記浸透構造を有する燃料供給体によって、直列に複数接続、又は、並列接続されると共に、該各単位セルは該燃料供給体により連結されて該液体燃料が該燃料電極体へ供給され、該燃料供給体の終端は、毛管力を有する多孔体及び/又は繊維束体からなる中継芯を介して使用済み燃料貯蔵槽に接続され、該使用済み燃料貯蔵槽には、挿通孔が設けられ、該挿通孔に前記中継芯が配され、該中継芯を介して使用済み燃料を該使用済み燃料貯蔵槽に排出する構成で、該使用済み燃料貯蔵槽が大気に対して開放されていることを特徴とする直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料貯蔵槽に、毛管力を有する多孔体及び/又は繊維束体からなる止揚済み燃料吸蔵体を、上記中継芯と接するように設けたことを特徴とする請求項1に記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料吸蔵体の中継芯の毛管力が前記燃料供給体の毛管力以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料吸蔵体の毛管力が前記中継芯の毛管力以上であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料吸蔵体へ使用済み液体燃料を、前記使用済み燃料貯蔵槽に排出する排出機構に、コレクター体を有することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記コレクター体が射出成形又は光造形技術により製造、若しくは、前記コレクター体が枚葉体により構成されている請求項5に記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記コレクター体表面が前記使用済み液体燃料よりも表面自由エネルギーが高く調整されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料貯蔵槽が、取り外し可能であることを特徴とする請求項1〜7の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料貯蔵槽に、開閉可能な蓋体を設けたことを特徴とする請求項1〜8の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
- 前記使用済み燃料貯蔵槽に微小な開口部を設け、該使用済み貯蔵槽内面及び該微小開放部周辺の表面自由エネルギーが前記使用済み液体燃料よりも低く調整されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一つに記載の直接メタノール型燃料電池。
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