JP4716122B2 - セキュリティ装置およびセキュリティ方法 - Google Patents
セキュリティ装置およびセキュリティ方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4716122B2 JP4716122B2 JP2006165702A JP2006165702A JP4716122B2 JP 4716122 B2 JP4716122 B2 JP 4716122B2 JP 2006165702 A JP2006165702 A JP 2006165702A JP 2006165702 A JP2006165702 A JP 2006165702A JP 4716122 B2 JP4716122 B2 JP 4716122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- navigation device
- movement
- vehicle
- security
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
しかしながら、特許文献1に記載された盗難通報装置によると、例えば修理工場から別の修理工場へ輸送車で車両を輸送する場合や、駐車違反した車両を警察署が所管する駐車場へレッカー移動する場合等、適正移動によって車両の移動停止時の位置と移動開始時の位置とが一致しなくなった場合にも盗難と判定されるので、盗難されたことが報知される。このため、特許文献1に記載された盗難通報装置によると、適正移動の場合にも盗難されたものと判定して報知されてしまう。
また、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止するためにユーザがセキュリティ装置の電源を遮断する等の作業を行う必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較して前記電源が遮断された後に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定段階と、前記移動判定段階で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定段階と、前記適正判定段階で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理段階と、を含み、前記適正判定段階において、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定する。
また、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止するためにユーザがセキュリティ装置の電源を遮断する等の作業を行う必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
さらに、定期点検等の車両の保守作業、あるいは車両の事故または故障等の修理を必要とする事象がナビゲーション装置を搭載している車両に起きていれば、保守または修理のために車両が保守拠点に輸送されてナビゲーション装置の電源が遮断される。その後に保守拠点から別の保守拠点、またはユーザの自宅等に移動してナビゲーション装置に電源が投入される場合、ナビゲーション装置の移動は適正移動である。あるいは、ナビゲーション装置の電源が遮断されて修理のために車両が保守拠点に輸送され、保守拠点でナビゲーション装置の電源が投入されることも考えられる。この場合のナビゲーション装置の移動も適正移動である。そして、このような移動を適正移動と判定することにより、適正移動においてセキュリティ処理が実行されることを防止できる。ここで保守拠点とは、例えば、ディーラーおよび車両の修理工場を表している。
(ハードウェア構成)
図1は、ナビゲーション装置10および本発明の一実施形態に係るセキュリティ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置10は自動車、オートバイなどの車両に搭載され、目的地点までの推奨経路を探索したり、探索された経路や自車の走行地点を運転者に案内するものである。推奨経路は特許請求の範囲に記載の「案内経路」に相当する。本実施形態ではナビゲーション装置10の一部をセキュリティ装置20として用いる場合を例に説明する。なお、ナビゲーション装置10とは独立して構成したセキュリティ装置20をナビゲーション装置10に組み付けてもよい。いずれの場合にも、ナビゲーション装置10とセキュリティ装置20とは一体となって移動する。
フラッシュメモリ24は、CPU22で実行される制御プログラム、セキュリティプログラムなどを記憶している書き換え可能な不揮発性記憶媒体である。制御プログラムやセキュリティプログラムなどは、所定のサーバからのネットワークを介したダウンロード、図示しないリムーバブルメモリなどのコンピュータが読み取り可能な記憶媒体からの読み出しなどによってもフラッシュメモリ24に記憶させることができる。
インタフェース28は、AD変換器、DA変換器などで構成され、CPU22と各ブロックとの信号形態の変換、ならびに通信部40を介して情報センター100との通信信号形態の変換を行う。
地図DB32地図をディジタル表現した情報で構成されるデータベースであって、道路網上の自車の現在位置の検出、経路探索などに用いられる。地図DB32では、交差点、合流点、曲がり点、行き止まり点などはノードであり、道路はノードとノードとを結ぶリンクとして定義されている。各リンクには通行方位、距離、レーン数、道路種別(一般道、高速道路、自動車専用道路、山岳道路など)、リンクID、始点および終点のノード、右折専用レーンおよび左折専用レーンなどの車線情報などが属性として定義されている。
車速センサ34は、スピードメータに使用されるセンサである。本実施形態では車両が備える車速センサを車速センサ34して流用している。車速センサ34は、車輪回転速度を用いた車速センサの他、電波や超音波を用いたドップラ対地車速センサ、光と空間フィルタを用いた対地車速センサなどで構成することができる。
GPSユニット38は、衛星航法に用いる3個または4個の衛星から送られてくる軌道データの受信部、自車の現在位置の緯度経度データを出力するためのアンテナ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成される。
ディスプレイ42は、地図表示、その他各種の情報表示に用いるLCD(Liquid Crystal Display)で構成される。
次に、車両情報について説明する。
ナビゲーション装置10は、インタフェース28を介して車両の車両情報記録部50に接続されている。車両情報記録部50には、加速度情報52、保守情報54、フェール情報56などの車両情報が記憶されている。ナビゲーション装置10は、過去の所定期間内、例えば一週間以内に車両の保守作業、あるいは事故または故障等の車両の修理が必要な事象が起きているかを判定するために車両情報を用いる。以下、各情報について説明する。
保守情報54は車両の保守を行った履歴を蓄積している情報である。この保守情報54は保守が行われた保守拠点で入力される。保守情報54を参照することにより、過去の所定期間内に保守作業が行われたかを判定できる。
次に、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置10の移動が適正移動であるときの適正候補位置について説明する。
適正候補位置とは、電源が遮断された後のナビゲーション装置10の移動について、適正候補位置からの移動、適正候補位置への移動、あるいは適正候補位置から別の適正候補位置への移動が適正移動であると判定できる候補位置のことをいう。本実施形態では、例えば以下に示す位置を適正候補位置として設定している。
(1)車両の修理工場
(2)車両の輸送が行われる港
(3)ナビゲーション装置10に設定されている案内経路上の位置
(4)警察の所管位置
(1)車両の修理工場
車両が事故または故障を起こして自走できない場合、車両はトレーラに積載されて、あるいはレッカー車に牽引されて修理工場に持ち込まれる。この場合、事故または故障現場でナビゲーション装置10の電源が遮断され、輸送先の修理工場でナビゲーション装置10に電源が投入されることになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、車両の修理工場を適正候補位置として設定できる。車両の修理工場は特許請求の範囲に記載の「保守拠点」に相当する。車両の修理工場には、修理工場を持つ販売店も含む。
ここで、例えば電源が遮断されている状態のナビゲーション装置10が車両から取り外されて盗まれ、盗難者が修理工場に別の車両への組み付けを依頼するケースが考えられる。この場合は電源投入位置が修理工場であってもセキュリティ処理が実行されるべきである。しかしながら、単純に電源投入位置が修理工場のときにセキュリティ処理を実行するようにすると、事故または故障の修理のための適正移動のときにもセキュリティ処理が実行されるという問題がある。
車両が事故または故障を起こした場合、車両が自走可能であれば、ユーザは車両を修理工場に持ち込んで修理を依頼する。また、定期点検のためにユーザが修理工場に車両を持ち込むこともある。このときナビゲーション装置10の電源は修理工場で遮断される。車両の修理または保守がその修理工場で完結し、修理後または保守後にその修理工場でナビゲーション装置10に電源が投入された状態で車両が移動する場合は、電源遮断位置と電源投入位置とは一致し、電源遮断後に電源が遮断された状態でナビゲーション装置10は移動していない。
この場合にも、適正移動であることを確認する意味で、車両情報記録部50から自車の車両情報を参照することが望ましい。車両情報を参照し、電源を遮断したときを基準に過去の所定期間内に保守作業、あるいは事故または故障等の修理を必要とする事象が車両に起きていれば、保守または修理のために車両が修理工場に持ち込まれてナビゲーション装置10の電源が遮断されたことを確認できるので、適正移動であるという判定がより正確なものになる。
車両をフェリー等の輸送船で輸送する場合、輸送元の港でナビゲーション装置10の電源が遮断され、輸送先の港でナビゲーション装置10に電源が投入されるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。このようなフェリーによる港から港への移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、フェリー等の輸送船が就航している港を適正候補位置として設定できる。
例えば一部の区間をフェリーで移動するように案内経路が設定されている場合、乗船する港で電源を遮断し、降船する港で電源を投入することになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、ナビゲーション装置10に設定されている案内経路上の位置を適正候補位置として設定できる。
そして、電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上であればセキュリティ処理を実行しないことにより、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。
ナビゲーション装置10の電源が遮断された状態で違法駐車している車両は、一般にレッカー車などによって警察が所管する場所に移動される。車両を受け取りに来たユーザは警察が所管する場所でナビゲーション装置10に電源を投入する。違法駐車した場所で電源が遮断され、警察が所管する場所で電源が投入されることになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、警察が所管する場所を適正候補位置として設定できる。
次に、電源遮断時のセキュリティ装置20の作動について説明する。
図2は、ナビゲーション装置10の電源が遮断されるときの処理ルーチンの流れを表すフローチャートである。
S200では、CPU22はACC電源を一定時間間隔で監視し、ACC電源が遮断されるとS202に進む。
S202では、CPU22はGPSユニット38から自車の現在位置(緯度経度データ)を取得する。この現在位置のことを電源遮断位置という。次に、CPU22は電源遮断位置に付与されている属性を地図DB32から取得する。
なお、ナビゲーション装置10の電源が遮断されるときの処理は、セキュリティ装置20ではなくナビゲーション装置10が実行するようにし、セキュリティ装置20は後述する処理においてナビゲーション装置10の電源が投入されたときにナビゲーション装置10から電源遮断位置および属性を取得してもよい。
次に、ナビゲーション装置10に電源が投入されるときの作動について説明する。
図3は、ナビゲーション装置10に電源が投入されるときの処理ルーチンの流れを表すフローチャートである。
S210では、CPU22はGPSユニット38から自車の現在位置(緯度経度データ)を取得する。この現在位置のことを電源投入位置という。次に、CPU22は電源投入位置に付与されている属性を地図DB32から取得する。
次に、CPU22は、電源遮断位置適正判定処理(S216)、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理(S218)、および電源投入位置適正判定処理(S220)を実行する。S216、S218、S220のいずれかにおいて、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であると判定されると適正フラグがONされる。一方、S216、S218、S220のいずれにおいてもナビゲーション装置10の移動が適正移動であると判定されない場合は、適正フラグはOFFのままである。そして、S222において適正フラグがOFFであるかが判定される。S222において適正フラグがOFFではなくONであれば、本ルーチンを終了する。S222において適正フラグがOFFであれば、CPU22は、次のS224においてセキュリティ処理を実行する。
また、情報センター100に現在位置を送信することは、現在位置が情報センター100に送信されることを知る者に盗難を諦めさせる抑止力となり、盗難にあう可能性を低減できるとともに、盗難にあってもナビゲーション装置10の位置を容易に特定できる。セキュリティ処理は適宜選択可能な設計事項であり、他の処理であってもよい。
次に、電源遮断位置適正判定処理(S216)の詳細について説明する。図4は、電源遮断位置適正判定処理ルーチンを示すフローチャートである。
S230では、CPU22は車両情報記録部50から車両情報を取得し、過去の一週間以内に保守作業、あるいは事故または故障等の車両の修理を必要とする事象が起きているかを判定する。CPU22は、過去の一週間以内に保守作業、事故または故障が起きていればS232に進み、保守作業、事故または故障が起きていなければ本ルーチンを終了する。
S234では、CPU22は、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であることを示すために適正フラグをONにして本ルーチンを終了する。
次に、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理(図1のS218)の詳細について説明する。図5は、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
S240では、CPU22は電源遮断位置の属性および電源投入位置の属性がともに輸送拠点であるかを判定する。CPU22は、電源遮断位置の属性および電源投入位置の属性がともに輸送拠点であればS246に進み、いずれか一方でも輸送拠点でなければS242に進む。
S244では、CPU22は電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上の位置であるかを判定する。CPU22は電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上の位置であればS246に進み、いずれか一方でも案内経路上でなければ本ルーチンを終了する。
S246では、CPU22は適正フラグをONにして本ルーチンを終了する。
次に、電源投入位置適正判定処理(図1のS220)の詳細について説明する。
図6は、電源投入位置適正判定処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
S250では、CPU22は電源投入位置の属性が公的機関の所管位置であるかを判定する。CPU22は、電源投入位置の属性が公的機関の所管位置であればS256に進み、公的機関の所管位置でなければS252に進む。
S254では、CPU22は電源投入位置の属性が保守拠点であるかを判定する。CPU22は、過去一週間以内に事故または故障が起きており、S254において電源投入位置の属性が保守拠点であると判定するとS256に進み、保守拠点でなければ本ルーチンを終了する。
このように、適正フラグのON、OFFを設定することにより、ナビゲーション装置10に電源が投入されたときに、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定する適正フラグのON、OFFに応じて、セキュリティ処理を実行するか否かを判定できる。
上記実施形態では、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定するために、電源遮断位置適正判定処理、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理、ならびに電源投入位置適正判定処理をすべて実行した。これに対し、これら判定処理を一つだけ、あるいはこれら判定処理を組み合わせてナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定してもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
Claims (3)
- 車両に搭載されるナビゲーション装置に組み付けられているセキュリティ装置であって、
前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得手段と、
前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得手段と、
前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較し、前記電源が遮断されてから前記電源が投入されるまでの間に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定手段と、
前記移動判定手段で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定手段と、
前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理手段と、
を備え、
前記適正判定手段は、
前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、
前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定するセキュリティ装置。 - 前記セキュリティ処理は、前記ナビゲーション装置の起動の禁止と、不正移動の警告と、情報センターへの現在位置の送信とのうち、少なくともいずれか一つを行う処理である請求項1に記載のセキュリティ装置。
- 車両に搭載されるナビゲーション装置のセキュリティ方法であって、
前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得段階と、
前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得段階と、
前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較して前記電源が遮断された後に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定段階と、
前記移動判定段階で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定段階と、
前記適正判定段階で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理段階と、
を含み、
前記適正判定段階において、
前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定するセキュリティ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006165702A JP4716122B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | セキュリティ装置およびセキュリティ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006165702A JP4716122B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | セキュリティ装置およびセキュリティ方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007334635A JP2007334635A (ja) | 2007-12-27 |
JP4716122B2 true JP4716122B2 (ja) | 2011-07-06 |
Family
ID=38934058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006165702A Expired - Fee Related JP4716122B2 (ja) | 2006-06-15 | 2006-06-15 | セキュリティ装置およびセキュリティ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4716122B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5800787B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2015-10-28 | 三菱電機株式会社 | 電子装置 |
WO2020157942A1 (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 車両遠隔制御システム、車両遠隔制御方法、サーバ、端末装置及び通信装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004013534A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | 盗難通報装置、及び、盗難通報システム |
-
2006
- 2006-06-15 JP JP2006165702A patent/JP4716122B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004013534A (ja) * | 2002-06-06 | 2004-01-15 | Mitsubishi Electric Corp | 盗難通報装置、及び、盗難通報システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007334635A (ja) | 2007-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6989766B2 (en) | Smart traffic signal system | |
US7711468B1 (en) | System and method for controlling speed of a moving vehicle | |
US8326474B2 (en) | Method for operating a navigation system and navigation system for a motor vehicle | |
US8306740B2 (en) | Vehicle travel assisting system | |
JP5717878B2 (ja) | センター側システム及び車両側システム | |
JP5167209B2 (ja) | ナビゲーションシステム、ナビゲーション装置、ナビゲーションサーバ、燃費比較方法、および、プログラム | |
US8306735B2 (en) | System and method for managing geographical maplet downloads for a vehicle to support stop sign violation assist and similar applications | |
US20080021643A1 (en) | Driving support apparatus and vehicle navigation apparatus | |
JP2006300780A (ja) | 経路探索装置 | |
US20210269063A1 (en) | Electronic device for vehicles and operating method of electronic device for vehicle | |
JP5403049B2 (ja) | 運転支援装置 | |
US10926766B2 (en) | One-way direction sensing system | |
JP2008033774A (ja) | 信号機情報報知システム及び車載機 | |
JPH11113067A (ja) | データ修復システム及び車両用データ修復装置並びにデータ修復プログラムを記録した媒体 | |
JP5494033B2 (ja) | 運転状態評価装置および運転状態評価システム | |
WO2014168556A1 (en) | Navigation in accordance with permitted driving times | |
US20230160713A1 (en) | Method, apparatus and computer program product for identifying work zones within a map | |
JP4716122B2 (ja) | セキュリティ装置およびセキュリティ方法 | |
JPH1194576A (ja) | 車両用案内装置および車両用案内システム | |
JP2007276665A (ja) | 残存容量不足警告装置 | |
JP5472039B2 (ja) | 案内情報提供システム | |
JP2009229397A (ja) | 運転支援システム | |
EP4001842B1 (en) | Vehicle control method, vehicle control apparatus, vehicle and storage medium | |
JP2007309843A (ja) | 車載地図データ生成装置 | |
JP2010039998A (ja) | 車両用衝突危険度判定システム及び通信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101228 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110303 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150408 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |