JP4716122B2 - セキュリティ装置およびセキュリティ方法 - Google Patents

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本発明は、車両に搭載されるナビゲーション装置のセキュリティ装置およびセキュリティ方法に関する。
従来、移動停止時の移動体の位置と移動開始時の移動体の位置とが所定の範囲内で一致していないと移動体が盗難されたものと判定して通報する盗難通報装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載された盗難通報装置によると、例えば修理工場から別の修理工場へ輸送車で車両を輸送する場合や、駐車違反した車両を警察署が所管する駐車場へレッカー移動する場合等、適正移動によって車両の移動停止時の位置と移動開始時の位置とが一致しなくなった場合にも盗難と判定されるので、盗難されたことが報知される。このため、特許文献1に記載された盗難通報装置によると、適正移動の場合にも盗難されたものと判定して報知されてしまう。
特開2004−13534号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、電源が遮断された後のナビゲーション装置の移動が適正移動のときにセキュリティ処理を実行しないセキュリティ装置およびセキュリティ方法を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するためのセキュリティ装置は、車両に搭載されるナビゲーション装置に組み付けられているセキュリティ装置であって、前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得手段と、前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得手段と、前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較し、前記電源が遮断されてから前記電源が投入されるまでの間に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定手段と、前記移動判定手段で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定手段と、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理手段と、を備え、前記適正判定手段は、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定する。
この構成によれば、電源遮断位置および電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか、つまりナビゲーション装置の移動が、適正候補位置からの移動、または適正候補位置への移動、または適正候補位置から別の適正候補位置への移動であるかに基づいて、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定できる。
そして、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置の移動が不正移動であればセキュリティ処理を実行し、ナビゲーション装置の移動が適正移動であればセキュリティ処理を実行しない。これにより、ナビゲーション装置の移動が例えば盗難ではない適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。ここで、ナビゲーション装置の移動とは、ナビゲーション装置自体の移動、ならびにナビゲーション装置を搭載した車両の移動の両方を表している。したがって、ナビゲーション装置の盗難とは、ナビゲーション装置自体の盗難、ならびにナビゲーション装置を搭載した車両の盗難の両方を表している。
また、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止するためにユーザがセキュリティ装置の電源を遮断する等の作業を行う必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
さらに、定期点検等の車両の保守作業、あるいは車両の事故または故障等の修理を必要とする事象がナビゲーション装置を搭載している車両に起きていれば、保守または修理のために車両が保守拠点に輸送されてナビゲーション装置の電源が遮断される。その後に保守拠点から別の保守拠点、またはユーザの自宅等に移動してナビゲーション装置に電源が投入される場合、ナビゲーション装置の移動は適正移動である。あるいは、ナビゲーション装置の電源が遮断されて修理のために車両が保守拠点に輸送され、保守拠点でナビゲーション装置の電源が投入されることも考えられる。この場合のナビゲーション装置の移動も適正移動である。そして、このような移動を適正移動と判定することにより、適正移動においてセキュリティ処理が実行されることを防止できる。ここで保守拠点とは、例えば、ディーラーおよび車両の修理工場を表している。
)セキュリティ装置において、前記セキュリティ処理は、前記ナビゲーション装置の起動の禁止と、不正移動の警告と、情報センターへの現在位置の送信とのうち、少なくともいずれか一つを行う処理であってもよい。
)上記目的を達成するためのセキュリティ方法は、車両に搭載されるナビゲーション装置のセキュリティ方法であって、前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得段階と、前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得段階と、
前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較して前記電源が遮断された後に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定段階と、前記移動判定段階で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定段階と、前記適正判定段階で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理段階と、を含み、前記適正判定段階において、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定する
このセキュリティ方法によれば、電源遮断位置および電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか、つまりナビゲーション装置の移動が、適正候補位置からの移動、または適正候補位置への移動、または適正候補位置から別の適正候補位置への移動であるかに基づいて、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定できる。
そして、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置の移動が不正移動であればセキュリティ処理を実行し、ナビゲーション装置の移動が適正移動であればセキュリティ処理を実行しない。これにより、ナビゲーション装置の移動が例えば盗難ではない適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。
また、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止するためにユーザがセキュリティ装置の電源を遮断する等の作業を行う必要がないので、ユーザの利便性が向上する。
さらに、定期点検等の車両の保守作業、あるいは車両の事故または故障等の修理を必要とする事象がナビゲーション装置を搭載している車両に起きていれば、保守または修理のために車両が保守拠点に輸送されてナビゲーション装置の電源が遮断される。その後に保守拠点から別の保守拠点、またはユーザの自宅等に移動してナビゲーション装置に電源が投入される場合、ナビゲーション装置の移動は適正移動である。あるいは、ナビゲーション装置の電源が遮断されて修理のために車両が保守拠点に輸送され、保守拠点でナビゲーション装置の電源が投入されることも考えられる。この場合のナビゲーション装置の移動も適正移動である。そして、このような移動を適正移動と判定することにより、適正移動においてセキュリティ処理が実行されることを防止できる。ここで保守拠点とは、例えば、ディーラーおよび車両の修理工場を表している。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、またはそれらの組み合わせにより実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハードウェア資源で実現されるものに限定されない。また、請求項に記載された方法の各動作の順序は、技術上の阻害要因がない限り、記載順に限定されるものではなく、どのような順番で実行されてもよく、また同時に実行されてもよい。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
(ハードウェア構成)
図1は、ナビゲーション装置10および本発明の一実施形態に係るセキュリティ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。ナビゲーション装置10は自動車、オートバイなどの車両に搭載され、目的地点までの推奨経路を探索したり、探索された経路や自車の走行地点を運転者に案内するものである。推奨経路は特許請求の範囲に記載の「案内経路」に相当する。本実施形態ではナビゲーション装置10の一部をセキュリティ装置20として用いる場合を例に説明する。なお、ナビゲーション装置10とは独立して構成したセキュリティ装置20をナビゲーション装置10に組み付けてもよい。いずれの場合にも、ナビゲーション装置10とセキュリティ装置20とは一体となって移動する。
CPU22は、制御プログラムを実行することによりナビゲーション装置10の各部を制御する。また、CPU22はセキュリティプログラムを実行することにより、位置取得手段、移動判定手段、適正判定手段、セキュリティ処理手段、および車両情報取得手段としても機能する。
フラッシュメモリ24は、CPU22で実行される制御プログラム、セキュリティプログラムなどを記憶している書き換え可能な不揮発性記憶媒体である。制御プログラムやセキュリティプログラムなどは、所定のサーバからのネットワークを介したダウンロード、図示しないリムーバブルメモリなどのコンピュータが読み取り可能な記憶媒体からの読み出しなどによってもフラッシュメモリ24に記憶させることができる。
RAM26は、CPU22で処理されるデータやプログラムを一時的に記憶する揮発性記憶媒体である。
インタフェース28は、AD変換器、DA変換器などで構成され、CPU22と各ブロックとの信号形態の変換、ならびに通信部40を介して情報センター100との通信信号形態の変換を行う。
ハードディスク装置(HDD)30には、地図情報としての地図データベース(地図DB)32などが格納されている。なお、前述したセキュリティプログラムはHDD30に記憶されていてもよい。
地図DB32地図をディジタル表現した情報で構成されるデータベースであって、道路網上の自車の現在位置の検出、経路探索などに用いられる。地図DB32では、交差点、合流点、曲がり点、行き止まり点などはノードであり、道路はノードとノードとを結ぶリンクとして定義されている。各リンクには通行方位、距離、レーン数、道路種別(一般道、高速道路、自動車専用道路、山岳道路など)、リンクID、始点および終点のノード、右折専用レーンおよび左折専用レーンなどの車線情報などが属性として定義されている。
また、地図DB32には地物や場所に属性が付与されている。例えば、車両の修理工場であれば車両の修理工場であることを示す属性、車両を輸送する港であれば車両を輸送する港であることを示す属性、あるいは公的機関が所管する地物や場所であれば公的機関が所管する地物や場所であることを示す属性が付与されている。
車速センサ34は、スピードメータに使用されるセンサである。本実施形態では車両が備える車速センサを車速センサ34して流用している。車速センサ34は、車輪回転速度を用いた車速センサの他、電波や超音波を用いたドップラ対地車速センサ、光と空間フィルタを用いた対地車速センサなどで構成することができる。
方位センサ36は、推測航法に用いる地磁気センサ、左右車輪速度差センサ、振動ジャイロ、ガスレートジャイロ、光ファイバジャイロなどで構成されている。
GPSユニット38は、衛星航法に用いる3個または4個の衛星から送られてくる軌道データの受信部、自車の現在位置の緯度経度データを出力するためのアンテナ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成される。
通信部40は、情報センター100からFM多重放送、光ビーコン、赤外線ビーコンなどにより各車両に送信される渋滞情報、交通規制情報などの各種の交通情報を受信する。通信部40を介して自車の現在位置を情報センター100に送信することもできる。
ディスプレイ42は、地図表示、その他各種の情報表示に用いるLCD(Liquid Crystal Display)で構成される。
ACC(Accessory)電源および+B電源はナビゲーション装置10に供給されている電源である。ACC電源の投入および遮断は車両のイグニッションスイッチに連動しており、イグニッションスイッチの位置がアクセサリに電源を供給する位置に変化するとナビゲーション装置10にACC電源が供給される。+B電源はバッテリからナビゲーション装置10に供給されている電源である。ACC電源が遮断されてもナビゲーション装置10には+B電源が供給される。ACC電源は特許請求の範囲に記載の「電源」に相当する。以下、単に電源という場合、ACC電源を表すものとする。
(車両情報)
次に、車両情報について説明する。
ナビゲーション装置10は、インタフェース28を介して車両の車両情報記録部50に接続されている。車両情報記録部50には、加速度情報52、保守情報54、フェール情報56などの車両情報が記憶されている。ナビゲーション装置10は、過去の所定期間内、例えば一週間以内に車両の保守作業、あるいは事故または故障等の車両の修理が必要な事象が起きているかを判定するために車両情報を用いる。以下、各情報について説明する。
加速度情報52は車両の加速度センサによって検出された加速度を履歴として蓄積している情報である。加速度情報52を参照することにより過去の所定期間内に衝突事故があったかを判定できる。
保守情報54は車両の保守を行った履歴を蓄積している情報である。この保守情報54は保守が行われた保守拠点で入力される。保守情報54を参照することにより、過去の所定期間内に保守作業が行われたかを判定できる。
フェール情報56は車両の故障を履歴として蓄積している情報である。一般に車両は故障したときに危険な状態にならないように故障を判断する機能を備えており、フェール情報56には故障と判断された履歴が記録されている。フェール情報56を参照することにより過去の所定期間内に故障があったかを判定できる。
(適正候補位置)
次に、電源が遮断されてから電源が投入されるまでの間のナビゲーション装置10の移動が適正移動であるときの適正候補位置について説明する。
適正候補位置とは、電源が遮断された後のナビゲーション装置10の移動について、適正候補位置からの移動、適正候補位置への移動、あるいは適正候補位置から別の適正候補位置への移動が適正移動であると判定できる候補位置のことをいう。本実施形態では、例えば以下に示す位置を適正候補位置として設定している。
(1)車両の修理工場
(2)車両の輸送が行われる港
(3)ナビゲーション装置10に設定されている案内経路上の位置
(4)警察の所管位置
以下、各位置を適正候補位置として設定した理由について説明する。
(1)車両の修理工場
車両が事故または故障を起こして自走できない場合、車両はトレーラに積載されて、あるいはレッカー車に牽引されて修理工場に持ち込まれる。この場合、事故または故障現場でナビゲーション装置10の電源が遮断され、輸送先の修理工場でナビゲーション装置10に電源が投入されることになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、車両の修理工場を適正候補位置として設定できる。車両の修理工場は特許請求の範囲に記載の「保守拠点」に相当する。車両の修理工場には、修理工場を持つ販売店も含む。
そして、輸送先の修理工場で電源が投入されたとき、電源投入位置が修理工場であるかを判定し、修理工場であれば適正な移動であると判定することにより、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。
ここで、例えば電源が遮断されている状態のナビゲーション装置10が車両から取り外されて盗まれ、盗難者が修理工場に別の車両への組み付けを依頼するケースが考えられる。この場合は電源投入位置が修理工場であってもセキュリティ処理が実行されるべきである。しかしながら、単純に電源投入位置が修理工場のときにセキュリティ処理を実行するようにすると、事故または故障の修理のための適正移動のときにもセキュリティ処理が実行されるという問題がある。
そこで、車両情報記録部50から自車の車両情報を参照することにより、事故または故障の修理のための適正移動であるかを判定できる。本実施形態では電源投入位置が修理工場であり、さらに電源を投入したときを基準に過去の所定期間内に事故または故障が起きていれば、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であると判定してセキュリティ処理を実行しないようにする。これにより、事故または故障の修理のための適正移動のときは、修理工場で電源が投入されてもセキュリティ処理を実行しないようにできるとともに、盗難されたナビゲーション装置10が修理工場に持ち込まれ電源が投入されたときにセキュリティ処理を実行できる。
次に、車両の修理工場を適正候補位置として設定した別の理由について説明する。
車両が事故または故障を起こした場合、車両が自走可能であれば、ユーザは車両を修理工場に持ち込んで修理を依頼する。また、定期点検のためにユーザが修理工場に車両を持ち込むこともある。このときナビゲーション装置10の電源は修理工場で遮断される。車両の修理または保守がその修理工場で完結し、修理後または保守後にその修理工場でナビゲーション装置10に電源が投入された状態で車両が移動する場合は、電源遮断位置と電源投入位置とは一致し、電源遮断後に電源が遮断された状態でナビゲーション装置10は移動していない。
しかしながら、修理または保守がその修理工場で完結せず、別の修理工場に車両がトレーラ等で輸送される場合もある。この場合、車両が持ち込まれた修理工場でナビゲーション装置10の電源を遮断し、輸送先の修理工場でナビゲーション装置10に電源を投入することになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された状態でナビゲーション装置10が移動したことになる。しかしながら、この場合の移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。また、修理後または保守後にトレーラ等でユーザの自宅に車両が輸送された場合、修理工場でナビゲーション装置10の電源が遮断され、ユーザの自宅でナビゲーション装置10に電源が投入される。この場合の移動も、盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、車両の修理工場を適正候補位置として設定できる。
そこで、電源遮断位置が修理工場であればセキュリティ処理を実行しないようにすることにより、適正な移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。
この場合にも、適正移動であることを確認する意味で、車両情報記録部50から自車の車両情報を参照することが望ましい。車両情報を参照し、電源を遮断したときを基準に過去の所定期間内に保守作業、あるいは事故または故障等の修理を必要とする事象が車両に起きていれば、保守または修理のために車両が修理工場に持ち込まれてナビゲーション装置10の電源が遮断されたことを確認できるので、適正移動であるという判定がより正確なものになる。
(2)車両の輸送が行われる港
車両をフェリー等の輸送船で輸送する場合、輸送元の港でナビゲーション装置10の電源が遮断され、輸送先の港でナビゲーション装置10に電源が投入されるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。このようなフェリーによる港から港への移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、フェリー等の輸送船が就航している港を適正候補位置として設定できる。
そして、電源が投入されたとき、電源遮断位置および電源投入位置がともに車両の輸送が行われる港であればセキュリティ処理を実行しないようにすることにより、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。車両の輸送が行われる港は特許請求の範囲に記載の「輸送拠点」に相当する。なお、「輸送拠点」は、車両の鉄道輸送が行われる駅や車両の空輸が行われる空港などでもよい。
(3)ナビゲーション装置10に設定されている案内経路上の位置
例えば一部の区間をフェリーで移動するように案内経路が設定されている場合、乗船する港で電源を遮断し、降船する港で電源を投入することになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、ナビゲーション装置10に設定されている案内経路上の位置を適正候補位置として設定できる。
そして、電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上であればセキュリティ処理を実行しないことにより、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。
(4)警察の所管位置
ナビゲーション装置10の電源が遮断された状態で違法駐車している車両は、一般にレッカー車などによって警察が所管する場所に移動される。車両を受け取りに来たユーザは警察が所管する場所でナビゲーション装置10に電源を投入する。違法駐車した場所で電源が遮断され、警察が所管する場所で電源が投入されることになるので、電源遮断位置と電源投入位置とが一致せず、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したことになる。電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動しているが、この移動は盗難による不正移動ではなく適正移動である。したがって、警察が所管する場所を適正候補位置として設定できる。
そして、電源が投入された電源投入位置が警察が所管する場所であれば、セキュリティ処理を実行しないことにより、適正移動であるにもかかわらずセキュリティ処理が実行されることを防止できる。警察は特許請求の範囲に記載の「公的機関」に相当する。なお、駐車違反車がレッカー車により持ち込まれる警察の所管場所は、警察署自体であってもよいし、警察の指定する駐車場であってもよい。また、「公的機関」は警察以外の他の公的機関であってもよい。
(電源遮断時)
次に、電源遮断時のセキュリティ装置20の作動について説明する。
図2は、ナビゲーション装置10の電源が遮断されるときの処理ルーチンの流れを表すフローチャートである。
S200では、CPU22はACC電源を一定時間間隔で監視し、ACC電源が遮断されるとS202に進む。
S202では、CPU22はGPSユニット38から自車の現在位置(緯度経度データ)を取得する。この現在位置のことを電源遮断位置という。次に、CPU22は電源遮断位置に付与されている属性を地図DB32から取得する。
S204では、CPU22は電源遮断位置およびその属性をフラッシュメモリ24に記憶する。
なお、ナビゲーション装置10の電源が遮断されるときの処理は、セキュリティ装置20ではなくナビゲーション装置10が実行するようにし、セキュリティ装置20は後述する処理においてナビゲーション装置10の電源が投入されたときにナビゲーション装置10から電源遮断位置および属性を取得してもよい。
(電源投入時)
次に、ナビゲーション装置10に電源が投入されるときの作動について説明する。
図3は、ナビゲーション装置10に電源が投入されるときの処理ルーチンの流れを表すフローチャートである。
S210では、CPU22はGPSユニット38から自車の現在位置(緯度経度データ)を取得する。この現在位置のことを電源投入位置という。次に、CPU22は電源投入位置に付与されている属性を地図DB32から取得する。
S212では、CPU22は電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したかを判定する。具体的には、CPU22はフラッシュメモリ24に記憶されている電源遮断位置と取得した電源投入位置とを比較し、両者が一致しない場合は電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動したと判定する。CPU22はナビゲーション装置10が移動している場合はS214に進み、移動していない場合は本ルーチンを終了する。
S214では、CPU22は適正な移動であるかを示す適正フラグをOFFにする。適正フラグがONであればナビゲーション装置10の移動は適正移動であり、適正フラグがOFFであればナビゲーション装置10の移動は不正移動であると判定される。
次に、CPU22は、電源遮断位置適正判定処理(S216)、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理(S218)、および電源投入位置適正判定処理(S220)を実行する。S216、S218、S220のいずれかにおいて、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であると判定されると適正フラグがONされる。一方、S216、S218、S220のいずれにおいてもナビゲーション装置10の移動が適正移動であると判定されない場合は、適正フラグはOFFのままである。そして、S222において適正フラグがOFFであるかが判定される。S222において適正フラグがOFFではなくONであれば、本ルーチンを終了する。S222において適正フラグがOFFであれば、CPU22は、次のS224においてセキュリティ処理を実行する。
セキュリティ処理とは、具体的には例えばナビゲーション装置10の内部フラグに起動を許可しない値を設定し、電源が投入されてもてナビゲーション装置10を起動できなくする処理、またはGPSユニット38から自車の現在位置を取得し、通信部40を制御して情報センター100に送信する処理、またはアラーム音を発生させる処理である。情報センター100に自車位置を送信する場合、ナビゲーション装置10を一意に特定するための情報も併せて送信される。
ナビゲーション装置10を起動できなくすることは、ナビゲーション装置10が起動できなくなることを知る者に盗難を諦めさせる抑止力となり、盗難にあう可能性を低減できる。
また、情報センター100に現在位置を送信することは、現在位置が情報センター100に送信されることを知る者に盗難を諦めさせる抑止力となり、盗難にあう可能性を低減できるとともに、盗難にあってもナビゲーション装置10の位置を容易に特定できる。セキュリティ処理は適宜選択可能な設計事項であり、他の処理であってもよい。
(電源遮断位置適正判定処理)
次に、電源遮断位置適正判定処理(S216)の詳細について説明する。図4は、電源遮断位置適正判定処理ルーチンを示すフローチャートである。
S230では、CPU22は車両情報記録部50から車両情報を取得し、過去の一週間以内に保守作業、あるいは事故または故障等の車両の修理を必要とする事象が起きているかを判定する。CPU22は、過去の一週間以内に保守作業、事故または故障が起きていればS232に進み、保守作業、事故または故障が起きていなければ本ルーチンを終了する。
S232では、CPU22は電源遮断位置の属性が保守拠点であるかを判定する。CPU22は電源遮断位置の属性が保守拠点であればS234に進み、保守拠点でなければ本ルーチンを終了する。
S234では、CPU22は、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であることを示すために適正フラグをONにして本ルーチンを終了する。
(電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理)
次に、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理(図1のS218)の詳細について説明する。図5は、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
S240では、CPU22は電源遮断位置の属性および電源投入位置の属性がともに輸送拠点であるかを判定する。CPU22は、電源遮断位置の属性および電源投入位置の属性がともに輸送拠点であればS246に進み、いずれか一方でも輸送拠点でなければS242に進む。
S242では、CPU22はナビゲーション装置10が経路案内中であるかを判定する。経路案内中であるか否かは、例えばナビゲーション装置10に目的地が設定されて案内経路が設定されているかによって判定できる。CPU22は、経路案内中であればS244に進み、経路案内中でなければ本ルーチンを終了する。
S244では、CPU22は電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上の位置であるかを判定する。CPU22は電源遮断位置および電源投入位置がともに案内経路上の位置であればS246に進み、いずれか一方でも案内経路上でなければ本ルーチンを終了する。
S246では、CPU22は適正フラグをONにして本ルーチンを終了する。
(電源投入位置適正判定処理)
次に、電源投入位置適正判定処理(図1のS220)の詳細について説明する。
図6は、電源投入位置適正判定処理ルーチンの流れを示すフローチャートである。
S250では、CPU22は電源投入位置の属性が公的機関の所管位置であるかを判定する。CPU22は、電源投入位置の属性が公的機関の所管位置であればS256に進み、公的機関の所管位置でなければS252に進む。
S252では、CPU22は車両情報記録部50から車両情報を取得し、過去一週間以内に事故または故障が起きているかを判定する。CPU22は、事故または故障が起きていればS254に進み、事故または故障が起きていなければ本ルーチンを終了する。
S254では、CPU22は電源投入位置の属性が保守拠点であるかを判定する。CPU22は、過去一週間以内に事故または故障が起きており、S254において電源投入位置の属性が保守拠点であると判定するとS256に進み、保守拠点でなければ本ルーチンを終了する。
S256では、CPU22は適正フラグをONにして本ルーチンを終了する。
このように、適正フラグのON、OFFを設定することにより、ナビゲーション装置10に電源が投入されたときに、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定する適正フラグのON、OFFに応じて、セキュリティ処理を実行するか否かを判定できる。
以上説明した本発明の一実施形態に係るセキュリティ装置20によると、電源が遮断された後のナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定し、適正移動であると判定できなかったときのみセキュリティ処理を実行し、電源が遮断された後にナビゲーション装置10が移動していても適正移動であればセキュリティ処理を実行しない。したがって、ユーザがナビゲーション装置10またはセキュリティ装置20を操作することなく、適正移動の場合にはセキュリティ処理が実行されず、不正移動の場合にセキュリティ処理が実行される。これにより、ユーザの利便性が向上する。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定するために、電源遮断位置適正判定処理、電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理、ならびに電源投入位置適正判定処理をすべて実行した。これに対し、これら判定処理を一つだけ、あるいはこれら判定処理を組み合わせてナビゲーション装置10の移動が適正移動であるかを判定してもよい。
また、上記実施形態では、車両情報記録部50はナビゲーション装置10とは別装置であり、ナビゲーション装置10と車両情報記録部50とを別々に設置する構成とした。これに対し、ナビゲーション装置10に車両情報記録部50を組み付け、一体構成にしてもよい。
このように、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
セキュリティ装置のブロック図。 電源投入時の処理を示すフローチャート。 電源遮断時の処理を示すフローチャート。 電源遮断位置適正判定処理を示すフローチャート 電源遮断位置および電源投入位置適正判定処理を示すフローチャート。 電源投入位置適正判定処理を示すフローチャート。
符号の説明
10:ナビゲーション装置、20:セキュリティ装置、22:CPU(セキュリティ装置、位置取得手段、移動判定手段、適正判定手段、セキュリティ処理手段、車両情報取得手段)、24:フラッシュメモリ(セキュリティ装置)、26:RAM(セキュリティ装置)、28:インタフェース(セキュリティ装置)、50:車両情報記録部、52:加速度情報(車両情報)、54:保守情報(車両情報)、56:フェール情報(車両情報)

Claims (3)

  1. 車両に搭載されるナビゲーション装置に組み付けられているセキュリティ装置であって、
    前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得手段と、
    前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得手段と、
    前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較し、前記電源が遮断されてから前記電源が投入されるまでの間に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定手段と、
    前記移動判定手段で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定手段と、
    前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理手段と、
    を備え、
    前記適正判定手段は、
    前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、
    前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定するセキュリティ装置。
  2. 前記セキュリティ処理は、前記ナビゲーション装置の起動の禁止と、不正移動の警告と、情報センターへの現在位置の送信とのうち、少なくともいずれか一つを行う処理である請求項に記載のセキュリティ装置。
  3. 車両に搭載されるナビゲーション装置のセキュリティ方法であって、
    前記ナビゲーション装置の電源が遮断されるときの前記ナビゲーション装置の電源遮断位置、ならびに前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されるときの前記ナビゲーション装置の電源投入位置を前記ナビゲーション装置から取得する位置取得段階と、
    前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に過去に保守作業または修理を必要とする事象が起きたかを示す車両情報を取得する車両情報取得段階と、
    前記ナビゲーション装置に前記電源が投入されると、前記電源遮断位置と前記電源投入位置とを比較して前記電源が遮断された後に前記ナビゲーション装置が移動したかを判定する移動判定段階と、
    前記移動判定段階で前記ナビゲーション装置が移動したと判定されると、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が適正候補位置であるか否かに基づいて前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であるかを判定する適正判定段階と、
    前記適正判定段階で前記ナビゲーション装置の移動が不正移動であると判定された場合はセキュリティ処理を実行し、前記適正判定手段で前記ナビゲーション装置の移動が適正移動であると判定された場合は前記セキュリティ処理を実行しないセキュリティ処理段階と、
    を含み、
    前記適正判定段階において、
    前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が車両の保守作業または修理をする保守拠点であるかを判定するとともに、前記車両情報に基づき、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きているかを判定し、前記電源遮断位置および前記電源投入位置の少なくともいずれか一方が前記保守拠点であり、かつ、前記電源の遮断時から過去の所定期間内に前記ナビゲーション装置が搭載されている車両に保守作業または修理を必要とする事象が起きていれば、前記ナビゲーション装置の移動を適正移動であると判定するセキュリティ方法。
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