JP4715867B2 - 操作表示制御システム。 - Google Patents

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Description

本発明は、操作表示制御システムに関するものである。
従来、表示画面中のポインタ移動のためにユーザが操作するポインタ操作部(マウス、ジョイスティック等)に対して装置側から力を加えることで、ユーザの利便性を向上させる技術が種々知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−17761号公報
しかし、上記の技術では、次の画面への遷移の処理、および画面中の決定ボタンの選択を確定したときの処理(ボタン決定処理)等を開始させるためには、ポインタ移動のための操作とは異なる操作をユーザが行う必要があった。
本発明は上記点に鑑み、ポインタ移動のための操作によって、次画面遷移処理、ボタン決定処理を開始させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、ディスプレイ(2)の表示画面内のポインタを移動させるためのユーザの操作を受け付けるポインタ操作部(41)を有する操作装置(4)と、ポインタ操作部(41)に対する操作に応じてポインタを表示画面内で移動させる表示制御手段(3)と、を備えた操作表示制御システムについてのものである。
この操作表示制御システムにおいて、操作装置(4)は、表示画面内のボタン画像内(例えば、ボタン画像の端部等)の第1の範囲内にポインタがあるときに、ポインタが当該第1の方向(例えば、当該ボタン画像から外に出る方向)に移動することに抗する力を、ポインタ操作部(41)に発生させるアクチュエータ(43)を有し、操作装置(4)は、ユーザが前記抗する力に抗して前記ポインタ操作部(41)を操作した結果、ポインタが第1の範囲内において第1の方向に移動して第1の範囲を越えたことに基づいて、当該ボタン画像に対して決定操作が行われたときの処理を実行するようになっている。
このようになっていることで、ユーザがポインタ操作部(41)を操作してポインタを第1の範囲内に入れて第1の方向に移動させると、第1の方向に移動することに抗する力(以下、壁反力という)がポインタ操作部(41)に加えられる。さらに、この壁反力に抗してユーザがポインタを第1の方向に移動させた結果ポインタが第1の範囲を越えると、壁反力がなくなると共に、当該ボタン画像に対して決定操作を行ったのと同様の処理が実行される。
このように、ユーザは、壁反力を乗り越えた感覚と共に、ボタン画像に対して決定操作を行ったのと同じ効果を得る。すなわち、ポインタ移動のための操作によって、ボタン画像に対する決定処理を開始させることができると共に、壁反力を乗り越えるという節目感によって、ボタン画像決定操作と同等の操作を行ったという実感を得ることができる。
また、請求項1では更に、アクチュエータ(43)は、ボタン画像の周囲にポインタがあるときには、ボタン画像にポインタを引き込む力を、ポインタ操作部(41)に発生させることで、ポインタがボタン画像内に入り易くするようになってい
その場合、その引き込む力は、壁反力よりも弱いようになっていてもよい。このようになっていることで、壁反力と単にボタン画像に引き込む力とをユーザが手の感覚で容易に区別することができる。
また、壁反力は単にボタン画像に引き込む力より強いので、ユーザが明確な意図を持ってポインタ操作部41を操作しない限り壁反力を乗り越えることができなくなる。したがって、決定操作が行われたのと同じ処理がユーザの操作ミスによって実行されてしまう可能性が低減される。
また、請求項2に記載のように、前記アクチュエータ(43)は、前記引き込む力として、前記ボタン画像の中央部から周辺に向けて、当該ボタン画像の周囲まで力のポテンシャルが上昇し続けるような力を前記ポインタ操作部(41)に発生させ、前記第1の範囲内においては、前記第1の方向に前記ポインタが移動する場合に、前記抗する力を前記ポインタ発生部(41)に発生させ、前記第1の方向とは反対の方向に前記ポインタが移動する場合に、前記引き込む力を前記ポインタ発生部(41)に発生させるようになっていてもよい。
た、請求項3に記載のように、操作装置(4)は、当該ボタン画像が当該ユーザに関
連付けられたボタン画像であることに基づいて、ボタン画像に対して決定操作が行われた
ときの処理を実行するタイミングを、ユーザの識別情報に応じて、ポインタが第1の範囲
を越える前にまで早めるようになっていてもよい。
このように、特定のユーザに関連付けられたボタン画像(例えば、ユーザが頻繁に決定操作しているボタン画像)に対しては、ポインタが第1の範囲を越える前のタイミングであっても、第1の範囲を越えたのと同様に、当該ボタン画像に対して決定操作が行われたときの処理を実行することで、個々のユーザの特性に応じて、ユーザの操作の手間を省くことができる。
また、請求項4に記載のように、操作装置(4)は、前記決定操作が行われたときの処理として、ディスプレイ(2)の表示画面を次画面に切り替え、更に前記操作装置(4)は、ポインタが第1の範囲を第1の方向に移動していることに基づいて、次画面についての情報を前もって報知するようになっていてもよい
このようになっていることで、ユーザがポインタ操作部(41)を操作してポインタを第1の範囲内に入れて第1の方向に移動させると、壁反力がポインタ操作部(41)に加えられる。さらに、この壁反力に抗してユーザがポインタを第1の方向に移動させた結果ポインタが第1の範囲を越えると、壁反力がなくなると共に、ディスプレイ(2)の表示画面が次画面に切り替わる。
このように、ユーザは、壁反力を乗り越えた感覚と共に、次画面に切り替える操作を行ったのと同じ画面表示を受ける。すなわち、ポインタ移動のための操作によって、次画面への切り替え処理を開始させることができると共に、壁反力を乗り越えるという節目感によって、次画面切り替え操作を行ったという実感を得ることができる。
更に、次画面に切り替わる前にポインタが壁反力に逆らって第1の方向に移動しているときに、当該次画面についての情報が前もって報知されるので、ユーザはこの情報に基づいて実際に次の画面に切り替えるか否かを判断することができる。
また、請求項5に記載のように、更に操作装置(4)は、次画面についての情報の報知を、音声で行うようになっていてもよい。このようになっていることで、ユーザは、ディスプレイ(2)を見ずにポインタ操作部(41)を操作するだけで、自分がどの次画面に切り替えようとしているのかを知ることができる。
また、請求項6に記載のように、操作装置(4)は、当該次画面がユーザに関連付けられた次画面であることに基づいて、当該次画面に表示を切り替えるタイミングを、ポインタが第1の範囲を越える前にまで早めるようになっていてもよい。
このように、特定のユーザに関連付けられた次画面(例えば、ユーザが頻繁に切り替えている先の画面)に対しては、ポインタが第1の範囲を越える前のタイミングであっても、第1の範囲を越えたのと同様に、当該次画面への表示切り替え処理を実行することで、個々のユーザの特性に応じて、次画面切り替えのためのユーザの操作の手間を省くことができる。
また、請求項7に記載のように、アクチュエータ(43)は、ポインタが第1の範囲を第1の方向に移動していることに基づいて、ポインタ操作部(41)を振動させるようになっていてもよい。このようになっていることで、ユーザは、このままポインタを移動させればボタン画像決定処理または次画面切り替え処理が実行されることを、手に加わる感覚から知ることができる。
また、アクチュエータ(43)は、表示画面内の第1の範囲内にポインタがあるときでも、ポインタが第1の方向とは逆の方向に移動する場合には、上述の抗する力を弱めるようになっていてもよい。このようになっていることで、壁反力が加えられる範囲を第1の方向とは逆に移動するような、ボタン画像決定処理または次画面切り替え処理のためではない操作を行う場合にまで、ポインタ操作部(41)に不必要に強い力を及ぼすことがなくなる。
なお、上記および特許請求の範囲における括弧内の符号は、特許請求の範囲に記載された用語と後述の実施形態に記載される当該用語を例示する具体物等との対応関係を示すものである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る操作表示制御システム1の構成を示す。操作表示制御システム1は車両に搭載され、車両のドライバに画像を見せるためのディスプレイ2、ディスプレイ2に表示する画面を制御する表示制御部3、および、ユーザの操作を受け付けるための遠隔デバイス部4を有している。
まず、表示制御部3の構成について説明する。表示制御部3は、描画部31およびインターフェース部32を有している。
描画部31は、車内LAN等を介して車両内の各種センサ(GPS受信機、車速センサ)およびアクチュエータ(車室内空調装置、オーディオ装置等)と信号の授受を行い、それらセンサから受けた信号に基づいた処理を行い、その処理において必要に応じてアクチュエータまたはディスプレイ2を制御する。また描画部32は、各種処理において、インターフェース部32を介して遠隔デバイス部4から受けたユーザ操作に関する情報に基づいて、ディスプレイ2を制御を制御する。
例えば、描画部31は、メニュー表示処理において、遠隔デバイス部4の操作によってユーザが選択および決定可能なボタンを1つまたは複数含むメニュー画像をディスプレイ2に表示させ、それらボタンのうち1つに対してユーザが決定の操作を行うと、当該ボタンに対応付けられた処理(決定処理の一例に相当する)を実行する。
また例えば、描画部31は、目的地設定処理において、遠隔デバイス部4の操作によってユーザが指定した目的地までの案内経路を地図データ(図示せず)に基づいて算出し、算出した経路に沿った経路案内を行う。
また例えば、描画部31は、車室内空調制御処理において、遠隔デバイス部4の操作によってユーザが指定した車室内温度設定および車室内風量設定に従って、空調装置を制御する。
また描画部31は、現在ディスプレイ2に表示させている画面を一意に識別するための画面IDを、インターフェース部32に出力するようになっている。
また描画部31は、ディスプレイ2の表示画面中にポインタを重畳させる。ポインタとは、表示画面中の特定の位置を視覚的に強調するための画像(例えば、十字マーク)である。描画部31は、インターフェース部32を介して遠隔デバイス部4から受けたポインタの移動量の情報に基づいて、表示画面中のポインタの位置を変化させる。
インターフェース部32は、描画部31と遠隔デバイス部4との間の情報のやりとりを媒介する装置である。具体的には、インターフェース部32は、遠隔デバイス部4から受けた信号を描画部31に出力する。
またインターフェース部32は、図示しない記憶媒体に記録された部品テーブル32aを読み出すことができるようになっている。部品テーブル32aは、描画部31がディスプレイ2に表示させることのできる画面毎に、当該画面の画面IDおよび当該画面の部品情報を含んでいる。
画面の部品情報は、その画面を構成する画像のうち、ユーザが遠隔デバイス部4を操作して選択操作および決定操作を行う対象となり得る画像部品(以下、ボタン部品という)についての、表示画面中の位置範囲の情報を含んでいる。
ボタン部品の決定操作とは、そのボタン部品に割り当てられた機能の実行させるための操作をいう。これに対して選択操作とは、そのボタン部品を操作の対象とするための操作をいう。選択操作としては、例えば、ポインタを当該ボタン部品の表示範囲内に移動させるための操作がある。
更に部品情報は、表示画面中の、後述する壁反力が働く範囲を示す壁部品の範囲(第1の範囲に相当する)の情報、および、当該壁部品の向き(第1の方向の一例に相当する)の情報を含んでいる。
ここで、壁部品の向きとは、壁部品の範囲において壁反力が働く方向とは反対の方向である。すなわち、壁部品の向きに沿ってポインタを動かそうとすると、それに抗する壁反力がポインタ操作部41に加えられる。
インターフェース部32は、描画部31から現在表示中の画面の画面IDを取得すると部品テーブル32aを参照することで、当該画面IDに対応する部品情報を抽出し、遠隔デバイス部4に送信する。
なお、描画部31とインターフェース部32は、マイコン等の1つの装置の中の異なるソフトウェア機能として実現されていてもよいし、異なるハードウェアとして実現されていてもよい。
次に、遠隔デバイス部4の構成について説明する。遠隔デバイス部4は、スイッチ群40、ポインタ操作部41、位置センサ42、反力アクチュエータ43、通信部44、およびデバイス制御部45を有している。
スイッチ群40は、決定スイッチ等の、ユーザが押下可能なメカニカルボタンを含んでいる。ここで、決定スイッチとは、決定操作を行うためにユーザが押下するボタンである。
ポインタ操作部41は、上述のポインタを移動させるためのユーザの操作を受け付ける器具である。具体的には、ポインタ操作部41に対するユーザ操作内容に基づいて、ポインタが移動するようになっている。
より具体的には、ポインタ操作部41の操作方向に対応した方向に、ポインタ操作部41の操作量に対応した速度で、ポインタが移動するような相対指定方式を採用してもよい。あるいは、ポインタ操作部41の操作によって変化した操作位置に対応した位置に、ポインタが移動するような絶対指定方式を採用してもよい。
ポインタ操作部41の具体例としては、例えば、スティックを任意の方向に倒す操作が可能なスティックタイプのものを採用してもよい。この場合、スティックの傾けた角度の量が操作量に相当し、スティックの現在の傾き角が操作位置に相当する。
また例えば、ポインタ操作部41の具体例としては、マウスを所定の平面上の任意の位置にスライドさせる操作が可能なマウスタイプのものを採用してもよい。この場合、マウスの移動量が操作量に相当し、マウスの現在位置座標が操作位置に相当する。
位置センサ42は、ポインタ操作部41の操作位置を逐次検出してデバイス制御部45に出力する装置である。ポインタ操作部41の操作位置は、スティックタイプの操作部の場合、スティックを倒した方向および角度に該当し、マウスタイプの操作部の場合、操作部の平面上の位置に該当する。
反力アクチュエータ43は、デバイス制御部45の制御に従ってポインタ操作部41に対して力を加える装置である。ポインタ操作部41に対して力が加えられると、その力の方向がポインタ操作部41を持つユーザの手にも伝わる。
通信部44は、表示制御部3のインターフェース部32と情報の授受を行うための通信インターフェースである。デバイス制御部45は、このインターフェースを介して表示制御部3と通信することができる。
デバイス制御部45は、プログラムに従った処理を実行するマイコンである。デバイス制御部45は、スイッチ群40、ポインタ操作部41が操作されたときに、その操作に応じた信号を表示制御部3に送信し、また、表示制御部3から受けた情報およびポインタ操作部41の操作位置に応じて、反力アクチュエータ43がポインタ操作部41に加える力の強さおよび方向を決定する。
より具体的には、デバイス制御部45は、スイッチ群40のボタン押下(例えば、決定スイッチの押下)を検出すると、当該ボタンが押下された旨の信号を表示制御部3に送信する。
またデバイス制御部45は、位置センサ42によって検出された操作位置に基づいて、現在のポインタ位置(2次元データ)およびポインタ位置の移動量(2次元データ)を、表示制御部3に送信する。
以下、上記のような操作表示制御システム1の作動について説明する。まず、ディスプレイ2の表示画面中のポインタの移動について説明する。
ユーザがポインタ操作部41を操作すると、位置センサ42がその操作位置を検出してデバイス制御部45に出力し、デバイス制御部45はその検出結果に基づいてポインタの表示画面中の新たな位置および移動量を算出し、移動量の情報を表示制御部3に出力する。表示制御部3の描画部31は、インターフェース部32を介してこの移動量の情報を受信し、ディスプレイ2中のポインタの位置を、受信した移動量の分だけ移動させる。
このようになっていることで、ディスプレイ2の表示画面中のポインタは、ポインタ操作部41の操作内容に応じて変化する。
また、ユーザがスイッチ群40中の決定スイッチを押下すると、デバイス制御部45が、決定スイッチが押下された旨の決定操作信号を描画部31に送信し、その信号を受信した描画部31は、その時点においてポインタが属するボタン部品に対応する決定処理を実行する。
次に、デバイス制御部45による操作部41に加える力の設定方法について説明する。この設定のために、デバイス制御部45は、図2に示すプログラム100を繰り返し実行するようになっており、その実行において、まずステップ110で、表示制御部3から部品情報を受信するまで待ち、ディスプレイ2において表示画面が切り替わることによって部品情報を受信すると、続いてステップ120に進む。
図3に、表示画面50中におけるボタン部品51〜53および壁部品54〜59の構成を例示する。この例においては、表示画面50中の左右方向に3つのボタン部品51〜53が並び、ボタン部品51〜53の上端部には、それぞれ上向きの壁部品54〜56が重ねて配置されており、ボタン部品51〜53の下端部には、それぞれ下向きの壁部品57〜59が重ねて配置されている。
ステップ120では、受信した部品情報に対応した反力の設定を行い、その後プログラム100の1回分の実行を終了する。受信した部品情報に対応した反力の設定は、以下の通りに行う。
まず、ボタン部品の配置に基づいて、それぞれのボタン部品の範囲にポインタを引き込むような反力を設定する。具体的には、それぞれのボタン部品について、当該ボタン部品の中央部から周辺に向けて、当該ボタン部品の周囲まで上昇し続けるような力のポテンシャルP(X、Y)を設定する。ここで、X、Yは、それぞれ表示画面中の左から右への方向および下から上への方向の座標変数である。
なお、ある点において加えられる反力のベクトルは、その点におけるポテンシャルの勾配の反転−∇P(X、Y)となる。すなわち、ある点において加えられる反力の方向は、その点においてポテンシャルPの下り坂がもっとも急になる方向であり、当該反力の強さは、当該方向における下り坂が急になるほど大きくなる。
例えば、図3のような構成の操作表示制御システム1においては、ポテンシャルPは、X方向(例えば、IV−IV線上)においては、図4のグラフ10に示すように、各ボタン部品51〜53のX方向中心から端部p、q、r、s、t、uおよびその外部の近傍まで上昇する山のような形状となる。
また、Y方向(例えば、V−V線上)においては、図5のグラフ21〜23、に示すように、各ボタン部品51〜53のY方向の中心cから上下の端部a、eおよびその外部の近傍まで上昇する山のような形状となる。
このようなポテンシャルPにより、ポインタ操作部41にかかる反力は、ポインタを近傍のボタン部品に引き込む力となる。
ただし、壁部品54〜59のある範囲(第1の範囲の一例に相当する)においては、当該壁部品の向き(およびその向きに対して成す角度が90度未満の方向)にポインタが移動する場合にのみ例外的に、ポインタ操作部41に及ぼす壁反力についてのポテンシャルを設定する。図5中の2点鎖線24は、図3の壁部品57〜59についての壁反力のポテンシャルの一例であり、2点鎖線25は、壁部品54〜56についての壁反力のポテンシャルの一例である。
図5に例示するように、壁反力のポテンシャルは、壁部品の向き(b→a、d→eの方向)に沿って、壁部品の端から端まで一様に上昇していく。また、この壁反力のポテンシャルの傾斜角は、通常のボタン部品についての反力のポテンシャルの傾斜角よりも急である。すなわち、壁反力の方が、通常のボタン部品についての反力よりも強い。
次に、壁デバイス制御部45による反力アクチュエータ43の制御の処理について説明する。この制御のために、デバイス制御部45は、図6に示すプログラム200を繰り返し実行する。
このプログラム200の実行においてデバイス制御部45は、まずステップ205で、位置センサ42から、ポインタ操作部41の操作位置および移動量の情報を取得し、続いてステップ210で、取得した情報に基づいてディスプレイ2の画面上のポインタの新たな位置および移動量を算出する。
続いてステップ220では、算出した新たなポインタ位置およびポインタ移動量に基づいて、ポインタが壁を登っているか否かを判定する。「ポインタが壁を登っている」とは、ポインタが壁部品の範囲内にあり、かつ、ポインタが当該壁部品の壁反力のポテンシャルが増大する方向(すなわち、壁部品の向きおよびその向きに対して成す角度が90度未満の方向)にポインタが移動している場合をいう。ポインタが壁を登っていない場合、続いてステップ230を実行し、登っている場合、続いてステップ240を実行する。
ステップ230では、現在のポインタの位置における通常のボタン部品についての反力を、プログラム100における設定結果に基づいて特定し、反力アクチュエータ43を制御して、特定した反力でポインタ操作部41に反力を加えさせ、その後プログラム200の1回分の実行を終了する。
ポインタが壁を登っている場合のステップ240では、反力アクチュエータ43を制御して、ポインタ操作部41が小刻みに振動する力を加えさせる。
続いてステップ250では、ステップ210で特定したポインタの位置および移動量に基づいて、ポインタが壁を越えたか否かを判定する、「ポインタが壁を越えた」とは、ポインタが壁部品の範囲内において壁の向きに移動した結果、ポインタが壁部品の範囲内を越えたことをいう。ポインタが壁を越えていない場合続いてステップ260を実行し、壁を越えた場合続いてステップ270を実行する。
ステップ260では、現在のポインタの位置における壁ボタン部品についての壁反力を、プログラム100における設定結果に基づいて特定し、反力アクチュエータ43を制御して、特定した壁反力でポインタ操作部41に反力を加えさせ、その後プログラム200の1回分の実行を終了する。
このように、デバイス制御部45は、ポインタ操作部41の操作に応じて移動するポインタが壁を登っていない場合には(ステップ220→NO参照)通常の反力を発生させ(ステップ230参照)、ポインタが壁を登っている最中には(ステップ220→YES、ステップ250→NO参照)ポインタ操作部41を振動させる(ステップ240参照)と共に通常の反力より強い壁反力を発生させて、ポインタの移動に対して強い抵抗力を加える(ステップ260参照)。
壁を越えた場合のステップ270では、表示画面50の決定スイッチが押下されたときに表示制御部3に送信する信号と同じ決定操作信号を、表示制御部3に送信する。この決定操作信号を受けた表示制御部3の描画部31は、現在のポインタが越えたばかりの(または遠隔デバイス部4から表示制御部3へのポインタ移動量の送信タイムラグによっては、ポインタが現時点で属している)ボタン部品に割り当てられた決定処理の実行を開始する。
例えば、図3のような配置の部品に対応する画面がディスプレイ2に表示されており、ポインタが壁部品54を登って壁部品54を越えた場合、目的地設定のための処理の実行を開始し、表示画面50の次の画面として、目的地設定を受け付けるための画面を表示させる。
このように、遠隔デバイス部4は、ポインタが壁部品の範囲内において壁を登って当該範囲を越えたことに基づいて、当該壁部品が属するボタンに対して決定操作が行われたときと同じ処理(例えば、当該ボタンに対応する次画面の表示処理)を実行するようになっている。
このようになっていることで、ユーザがポインタ操作部41を操作してポインタを壁部品の範囲内に入れて壁を登る方向に移動させると、壁反力がポインタ操作部41に加えられる。さらに、この壁反力に抗してユーザがポインタを壁を登る方向に移動させた結果ポインタが壁部品の範囲を越えると、壁反力がなくなると共に、当該ボタンに対して決定操作を行ったのと同様の処理が実行される。
このように、ユーザは、壁反力を乗り越えた感覚と共に、当該ボタンに対して決定操作および次画面切り替えを行ったのと同じ効果を得る。すなわち、ポインタ移動のための操作によって、ボタン決定処理を開始させて次画面切り替えを行うことができると共に、壁反力を乗り越えるという節目感によって、ボタン決定操作および次画面切り替え操作と同等の操作を行ったという実感を得ることができる。
また、反力アクチュエータ43は、当該ボタンについて設定された反力(すなわち、当該ボタンに引き込む力)は、壁反力よりも弱くなっている。このようになっていることで、壁反力と単にボタンに引き込む力とをユーザが手の感覚で容易に区別することができる。
また、壁反力は単にボタンに引き込む力より強いので、ユーザが明確な意図を持ってポインタ操作部41を操作しない限り壁反力を乗り越えることができなくなる。したがって、決定処理がユーザの操作ミスによって実行されてしまう可能性が低減される。
また、アクチュエータ43は、ポインタが壁を登っていることに基づいて、ポインタ操作部41を振動させるようになっている。このようになっていることで、ユーザは、このままポインタを移動させればボタン決定処理または次画面切り替え処理が実行されることを、手に加わる感覚から知ることができる。
このように、壁反力を超えようとするタイミングで振動や音を組み合わせた報知を行えば、表示画面の遷移をユーザがより明確に意識して操作を行うことができる。
また、アクチュエータ43は、壁部品の範囲内にポインタがあるときでも、ポインタが壁部品の向きとは逆の方向に移動する場合には、壁反力ではなく通常の反力を及ぼすことで、ポインタが当該壁部品から外に出るに移動することに抗する力を弱めるようになっている。
このようになっていることで、壁部品の範囲を壁部品の向きとは逆に移動するような、ボタン決定処理または次画面切り替え処理のためではない操作を行う場合にまで、ポインタ操作部41に不必要に強い力を及ぼすことがなくなる。
また、図3に示すように、表示画面50中においては、ボタン部品51〜53のそれぞれについて、当該ボタン部品に対応する壁部品54〜59を越えた先には、他のボタン部品が存在しない。また、2つのボタン部品の間には壁部品が配置されていない。このようになっていることで、1つのボタンから他のボタンにポインタを単に移動させたい場合、壁部品を迂回してポインタを動かす必要がなくなる。ひいては、表示画面内のボタン部品の選択と次画面への遷移(もしくは決定操作)を円滑に行うことができるようになる。
次に、描画部31のポインタ描画等のための処理について説明する。描画部31は、この処理のために、図7に示すプログラム300を繰り返し実行し、まずステップ310で、インターフェース部32を介して遠隔デバイス部4からポインタの移動量の情報を受信し、続いてステップ320で、受信したポインタの移動量に基づいて、ディスプレイ2の画面上のポインタの位置を変化させて描画する。
続いてステップ330では、ポインタの最新の位置と、受信したポインタの移動量とに基づいて、ポインタが壁を登っているか否かを判定する。具体的には、ポインタが壁部品の位置において、壁部品の向き(またはその向きに対して90°未満の方向)へ移動しているか否かを判定する。
ポインタが壁を登っていない場合、プログラム300の1回分の実行を終了し、登っている場合、続いてステップ340で、オーディオ装置を制御した音声による報知、および、画像による報知のうち1つまたは両方を行う。そしてその後、プログラム300の1回分の実行を終了する。
音声による報知の内容は、具体的には、次画面の説明である。例えば、描画部31がメニュー画面をディスプレイ2に表示させており、メニュー画面中のエアコン制御ボタン画像の下端部に壁部品が重畳されている場合、ポインタが、当該壁部品についての壁を登っているときに、「次画面では、エアコンの温度設定、風向き指定ができます」等の、エアコン制御ボタンに割り当てられた決定処理によって表示される次画面を説明する音声を出力する。なお、各ボタンについての決定処理を説明する音声は、図示しない表示制御部3の記憶媒体にあらかじめ記憶されていてもよい。
なお、音声による報知の内容は、必ずしも次画面の説明である必要はなく、例えば、このままポインタを移動させれば決定スイッチを押下したのと同じ処理が開始される旨の音声報知であってもよい。
画像による報知の内容も、具体的には、次画面の説明(すなわち、次画面ヘルプ)である。例えば、描画部31がメニュー画面をディスプレイ2に表示させており、メニュー画面中のエアコン制御ボタン画像の上端部に壁部品が重畳されている場合、ポインタが、当該壁部品についての壁を登っているときに、図8のメニュー画面60に例示するように、ボタン画像61〜65の上部に、上述のエアコンボタン63に対応する次画面のボタン画像の一覧67を、現在の画面に重畳して表示させる。
なお、図8に示すように、ボタン画像61〜65のうち、現在ポインタがその範囲内に入っているボタン画像63についてのみ、そのボタン画像63に対応する壁部品の画像66を、ディスプレイ2に表示させるようになっていてもよい。
このように、遠隔デバイス部4は、ポインタが壁を登っていることに基づいて、次画面についての情報を音声および画像で前もって報知するようになっている。したがって、次画面に切り替わる前にポインタが壁を登っているときに、当該次画面についての情報が前もって報知されるので、ユーザはこの情報に基づいて実際に次の画面に切り替えるか否かを判断することができる。
また、遠隔デバイス部4は、次画面の情報あるいはポインタが壁を登っている旨の情報の報知を、音声で行うようになっている。このようになっていることで、ユーザは、ディスプレイ2を見ずにポインタ操作部41を操作するだけで、自分がどの次画面に切り替えようとしているのか、あるいは、ポインタが壁を登っているか否かを知ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記実施形態においては、ボタン部品、壁部品を含む画面として、図3に示したような、ボタン部品が横に並び、各ボタン部品の上下の端部に壁部品が配置されているものを例示している。
しかし、ボタン部品と壁部品との配置関係は、必ずしもこのようになっている必要はない。ボタン部品と壁部品との配置関係は、例えば、図9に示すように、表示制御部3の記憶媒体中のファイルシステムにおけるフォルダ選択用の表示画面80のようになっていてもよい。
この表示画面80においては、フォルダ名称が表示された横長のボタン部品81〜84が縦にリスト形式で並び、各ボタン部品81〜84の右隣に、ボタン部品81〜84よりも横に短いボタン部品85〜89が並び、それら小さなボタン部品85〜89のそれぞれの全領域に、右向きの壁部品が重畳されているようになっていてもよい。
ここで、横長のボタン部品81〜84上にポインタがあるときに決定スイッチが押下された場合には、描画部31は、当該フォルダ内のファイル構成を示す画面に表示を切り替えるようになっている。
また、横に短いボタン部品85〜89のいずれかにポインタがあるときに決定スイッチが押下された場合、描画部31は、対応するフォルダの全名称表示、または、当該フォルダの名称を音声で出力するための音声読み上げ処理を行うようになっている。
ここで、フォルダの全名称表示とは、対応するフォルダの名称が対応する横長ボタン部品内に収まり切らないほど長く、名称の後部が表示されていない状態である場合、その後部をディスプレイ2に表示させる処理である。
なお、横に短いボタン部品およびそれに重畳される壁部品は、横長のボタン部品81〜84のうち、上述のようにフォルダの名称が長過ぎるボタン部品のみの右隣に配置するようになっていてもよい。
このような配置になっていることにより、ポインタを、小さいボタン部品85〜89のいずれかの範囲内(第1の範囲内の一例に相当する)で右方向(第1の方向の一例に相当する)に移動させた場合、デバイス制御部45は、図6のステップ250で壁を越えたと判定して続いてステップ270で決定操作信号を出力する。さらに描画部31は、この決定操作信号に基づいて、対応する短いボタン部品に割り当てられた決定処理(すなわち、当該フォルダの全名称表示処理、または、フォルダ名称の音声読み上げ処理)を行うようになる。
また別の配置例として、図9のボタン部品と壁部品との配置関係に対して、短いボタン部品85〜89を廃止して、壁部品を横長のボタン部品81〜84の右端部に配置する例があってもよい。
このような配置になっていることにより、ポインタを、壁部品のいずれかの範囲内(第1の範囲内の一例に相当する)で右方向(第1の方向の一例に相当する)に移動させた場合、デバイス制御部45は、図6のステップ250で壁を越えたと判定して続いてステップ270で決定操作信号を出力する。さらに描画部31は、この決定操作信号に基づいて、対応する横長ボタン部品に割り当てられた決定処理(すなわち、当該フォルダ内のファイル構成を示す次画面への表示切り替え)を行うようになる。
また例えば、制御部45は、操作表示制御システム1を使用するユーザを識別し、ユーザ毎に、壁反力の大きさを変化させるようになっていてもよい。
ユーザを識別する方法としては、例えば、ユーザがユーザ自身の識別コードを手入力したことに基づいて、その識別コードに基づいてユーザを特定してもよい。また、ユーザと壁反力の強さとの対応関係は、遠隔デバイス部4の記憶媒体(図示せず)に、あらかじめテーブルとして記録しておくようになっていてもよい。
また、デバイス制御部45は、使用しているユーザ毎に、ポインタがどの壁部品を何回越えたかの履歴を記憶媒体に記録するようになっていてもよい。その場合、デバイス制御部45は、各ユーザの操作に起因して、基準回数(例えば、当該ユーザの操作に起因するポインタの壁越えの全回数に対する所定割合(例えば5パーセント)の回数)以上登って越えている壁部品については、当該ユーザに対応する壁部品として記録するようになっていてもよい。
そして、デバイス制御部45は、ポインタが現在登っている壁部品(または当該壁部品の決定操作に対応する次画面)が、現在操作表示制御システム1を使用しているユーザに関連付けられた壁部品(または次画面)であることに基づいて、ボタンに対して決定操作が行われたときの処理(例えば当該次画面への切り替え処理)を実行するタイミングを、ポインタが壁を乗り越える前にまで早めるようになっていてもよい。
このように、特定のユーザが頻繁にポインタで決定操作しているボタンの壁部品に対しては、ポインタが壁部品の範囲を越える前のタイミングであっても、壁を乗り越えたのと同様に、当該ボタンに対して決定操作が行われたときの処理を実行することで、個々のユーザの特性に応じて、ユーザの操作の手間を省くことができる。このように、ユーザ別、操作回数別で、壁反力の設定を変えることにより、個人特性に合わせて操作表示制御システム1をスムーズに作動させることができる。
また例えば、デバイス制御部45は、ステップ220でポインタが壁を登っていると判定した場合、続いてステップ240をバイパスしてステップ250を実行するようになっていてもよい。すなわち、ポインタが壁を登っている場合であっても、必ずしもポインタ操作部41を振動させる力を働かせずともよい。
また、上記実施形態においては、ボタン部品に対して引き込む力を発生する通常の反力と、壁反力とが、表示画面に設定されるようになっているが、壁反力のみを設定するようになっていてもよい。すなわち、壁反力が設定される部分以外は、反力アクチュエータ43がポインタ操作部41に及ぼす力の大きさはゼロであってもよい。
また、壁部品は、必ずしも上記の実施形態のようにボタン部品に付随して設けられていなくてもよい。例えば、デバイス制御部45は、表示画面の端部に、表示画面の外向きの壁部品を配置し、当該壁部品にポインタが入ったときに壁反力を生じさせ、描画部31は、ポインタが壁を乗り越えて表示画面の端に到達したら、次画面に表示を切り替えるようになっていてもよい。このような場合においては、表示画面の端の当該壁部品にポインタが入ったときに、(1)デバイス制御部45がポインタ操作部41を振動させる、(2)描画部31が次画面の音声案内を行う、(3)描画部31が次画面のヘルプ表示を行う、という3つの作動のいずれか1つ、いずれか2つ、または全部を行うようになっていてもよい。
また、壁部品の範囲内を壁部品の向きの逆方向にポインタが移動しているときも、デバイス制御部45は、壁反力をポインタ操作部41に加えるようになっていてもよい。
また、上記の実施形態において、描画部31、デバイス制御部45がプログラムを実行することで実現している各機能は、それらの機能を有するハードウェア(例えば回路構成をプログラムすることが可能なFPGA)を用いて実現するようになっていてもよい。
本発明の実施形態に係る操作表示制御システム1の構成を示す図である。 デバイス制御部45が実行するプログラム100のフローチャートである。 表示画面50中のボタン部品51〜53および壁部品54〜59の構成の一例を示す図である。 図3のX方向の反力のポテンシャルを示すグラフである。 図3のY方向の反力および壁反力のポテンシャルを示すグラフである。 デバイス制御部45が実行するプログラム200のフローチャートである。 描画部31が実行するプログラム300のフローチャートである。 次画面ヘルプ表示67の一例を示す図である。 表示画面の他の例80を示す図である。
符号の説明
1 操作表示制御システム
2 ディスプレイ
3 表示制御部
4 遠隔デバイス部
10、21〜23 引き込み力ポテンシャル
24、25 壁反力ポテンシャル
31 描画部
32 インターフェース部
32a 部品テーブル
40 スイッチ群
41 ポインタ操作部
42 位置センサ
43 反力アクチュエータ
45 デバイス制御部
50、60、80 表示画面
51〜53 ボタン部品
54 壁部品
67 次画面ヘルプ画像

Claims (8)

  1. ディスプレイ(2)の表示画面内のポインタを移動させるためのユーザの操作を受け付けるポインタ操作部(41)を有する操作装置(4)と、
    前記ポインタ操作部(41)に対する操作に応じて前記ポインタを前記表示画面内で移動させる表示制御手段(3)と、を備え、
    前記操作装置(4)は、前記表示画面内のボタン画像内の第1の範囲内に前記ポインタがあるときに、前記ポインタが第1の方向に移動することに抗する力を、前記ポインタ操作部(41)に発生させるアクチュエータ(43)を有し、
    前記操作装置(4)は、ユーザが前記抗する力に抗して前記ポインタ操作部(41)を操作した結果、前記ポインタが前記第1の範囲内において前記第1の方向に移動して前記第1の範囲を越えたことに基づいて、前記ボタン画像に対して決定操作が行われたときの処理を実行するものであり、
    前記アクチュエータ(43)は、前記ボタン画像の周囲に前記ポインタがあるときには、前記ボタン画像に前記ポインタを引き込む力を、前記ポインタ操作部(41)に発生させ、
    前記引き込む力は、前記抗する力よりも弱いことを特徴とする操作表示制御システム。
  2. 前記アクチュエータ(43)は、前記引き込む力として、前記ボタン画像の中央部から周辺に向けて、当該ボタン画像の周囲まで力のポテンシャルが上昇し続けるような力を前記ポインタ操作部(41)に発生させ、前記第1の範囲内においては、前記第1の方向に前記ポインタが移動する場合に、前記抗する力を前記ポインタ発生部(41)に発生させ、前記第1の方向とは反対の方向に前記ポインタが移動する場合に、前記引き込む力を前記ポインタ発生部(41)に発生させることを特徴とする請求項1に記載の操作表示制御システム。
  3. 前記操作装置(4)は、前記ボタン画像が前記ユーザに関連付けられたボタン画像であることに基づいて、前記ボタン画像に対して決定操作が行われたときの処理を実行するタイミングを、前記ポインタが前記第1の範囲を越える前にまで早めることを特徴とする請求項1または2に記載の操作表示制御システム。
  4. 記操作装置(4)は、前記決定操作が行われたときの処理として、前記ディスプレイ(2)の表示画面を次画面に切り替え、
    更に前記操作装置(4)は、前記ポインタが前記第1の範囲を前記第1の方向に移動していることに基づいて、前記次画面についての情報を前もって報知することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の操作表示制御システム。
  5. 更に前記操作装置(4)は、前記次画面についての情報の報知を、音声で行うことを特徴とする請求項4に記載の操作表示制御システム。
  6. 前記操作装置(4)は、前記次画面が前記ユーザに関連付けられた次画面であることに基づいて、前記次画面に表示を切り替えるタイミングを、前記ポインタが前記第1の範囲を越える前にまで早めることを特徴とする請求項4または5に記載の操作表示制御システム。
  7. 前記アクチュエータ(43)は、前記ポインタが前記第1の範囲を前記第1の方向に移動していることに基づいて、前記ポインタ操作部(41)を振動させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の操作表示制御システム。
  8. 前記アクチュエータ(43)は、前記表示画面内の前記第1の範囲内に前記ポインタがあるときでも、前記ポインタが前記第1の方向とは逆の方向に移動する場合には、前記抗する力を弱めることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の操作表示制御システム。
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