JP2009145214A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切なタイミングで動作モードを切り替えることができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】車両に搭載されたナビゲーション装置1において、
ナビゲーション装置1の所定の振動情報と、ナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶し、ナビゲーション装置1の振動情報を検出し、ナビゲーション装置1の動作モードを、記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替えるよう構成した。なお、記憶されている切替用データは、ユーザにより指定された車両の車種の車種別データ、或いは、検出された振動情報と、当該振動情報に対応したナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて作成された切替用データである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ナビゲーション装置に関する。
従来、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)を利用して現在位置を測位し、その測位された現在位置を地図とともに表示画面上に表示したり、出発地点から目的地点までのルートを探索し、その探索されたルートを地図とともに表示画面上に表示したりするナビゲーション装置が知られている。
ところで、車両に搭載されたナビゲーション装置には、車両が走行中であるか停止中であるかを検出して、動作モードを切り替えることができるものがある。具体的には、例えば、車両が走行中である場合、安全のためにユーザによる操作をロックする操作ロックモードなどが設定されるものがある。このようなナビゲーション装置においては、例えば、パーキングブレーキなどに連動して操作ロックモードのON/OFFを切り替えるようになっている。しかしながら、ナビゲーション装置を車両に後付けする場合、パーキングブレーキなどに連動可能となるよう所定の配線を接続する必要があり、ナビゲーション装置の車両への取り付けが面倒であるという問題がある。
そこで、例えば、振動センサ(特許文献1参照)、車速センサ(特許文献2及び3参照)、走行パルス発生装置(特許文献4参照)などによって、車両が走行中であるか停止中であるかを検出するよう構成すると、パーキングブレーキなどに連動可能となるよう所定の配線を接続することなく、動作モードを切り替えることができるようになる。
特開2003−222523号公報 特開2006−205938号公報 特開2001−141471号公報 特開平5−164565号公報
しかしながら、特許文献1のように振動センサによって車両が走行中であるのか停止中であるのかを判断する場合、例えば、振動レベルに閾値を設けて、閾値以上の振動であれば車両が走行中であり、閾値より小さい振動であれば車両が停止中であると判断することになるが、ナビゲーション装置を搭載する車両に応じて振動レベルが異なるため、閾値を一律に設けただけでは、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができない場合がある。したがって、例えば、車両が走行状態であるにも関わらず、車両の走行が停止していると判断して、車両が停止状態(エンジン停止状態やアイドリング状態)である場合に対応した動作モードに切り替えてしまうなどの問題が生じる可能性がある。
また、特許文献2〜4のように車速センサや走行パルス発生装置によって車両が走行中であるか停止中であるかを判断する場合、エンジン停止状態で車両の走行が停止しているのか、アイドリング状態で車両の走行が停止しているのか、は判断できないため、車両の走行によって車両が停止しているか否かを判断するだけでは、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができない場合がある。したがって、例えば、車両がアイドリング状態であるにも関わらず、車両のエンジンが停止していると判断して、車両がエンジン停止状態である場合に対応した動作モードに切り替えてしまうなどの問題が生じる可能性がある。
本発明の課題は、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができるナビゲーション装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、
車種毎に、当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶手段と、
ユーザが、当該ナビゲーション装置を搭載する車両の車種を指定するための指定手段と、を備え、
前記車種別データ記憶手段に記憶された車種別データのうちの、前記指定手段により指定された車種の車種別データを、前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
前記所定の振動情報は、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、
前記検出手段により検出された振動情報と、当該振動情報に対応した前記ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、前記切替用データを作成する作成手段を備え、
前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
前記所定の振動情報は、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
請求項1又は2に記載のナビゲーション装置において、
前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の振動情報を調整するための調整手段を備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、
車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の振動情報を調整するための調整手段と、
当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
前記記憶制御手段は、
車種毎に、当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶手段と、
ユーザが、当該ナビゲーション装置を搭載する車両の車種を指定するための指定手段と、
前記検出手段により検出された振動情報と、当該振動情報に対応した前記ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、前記切替用データを作成する作成手段と、
前記指定手段により指定された車種の車種別データを前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させるか、或いは、前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させるか、を選択する選択手段と、を備え、
前記選択手段により前記指定された車両の車種別データを前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させると選択された場合、前記車種別データ記憶手段に記憶された車種別データのうちの、前記指定手段により指定された車種の車種別データを、前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させ、前記選択手段により前記作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させると選択された場合、前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
前記所定の振動情報は、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ナビゲーション装置の所定の振動情報と、ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、切替用データ記憶手段に、切替用データを記憶させる記憶制御手段と、ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、ナビゲーション装置の動作モードを、切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備えている。
したがって、ナビゲーション装置と、このナビゲーション装置を搭載する車両と、を所定の配線で接続しなくても、ナビゲーション装置を搭載する車両の状態を検出することができる。
そして、記憶制御手段は、車種毎に、ナビゲーション装置の所定の振動情報と、ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶手段と、ユーザが、ナビゲーション装置を搭載する車両の車種を指定するための指定手段と、を備え、車種別データ記憶手段に記憶された車種別データのうちの、指定手段により指定された車種の車種別データを、切替用データとして切替用データ記憶手段に記憶させるようになっている。
したがって、ナビゲーション装置を搭載する車両の車種に応じた振動情報を切替用データとして記憶することができるため、例えば、車両が走行状態であるにも関わらず、車両が停止していると判断して、車両が停止状態(エンジン停止状態やアイドリング状態)である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
或いは、記憶制御手段は、検出手段により検出された振動情報と、当該振動情報に対応したナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、切替用データを作成する作成手段を備え、作成手段により作成された切替用データを切替用データ記憶手段に記憶させるようになっている。
したがって、ナビゲーション装置を搭載する車両に応じた振動情報を切替用データとして記憶することができるため、例えば、車両が走行状態であるにも関わらず、車両が停止していると判断して、車両が停止状態(エンジン停止状態やアイドリング状態)である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
さらに、所定の振動情報は、ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含んでいる。
したがって、ナビゲーション装置を搭載する車両が停止中であっても、エンジン停止状態で停止しているのか、アイドリング状態で停止しているのか、を判別することができるため、例えば、車両がアイドリング状態であるにもかかわらず、車両のエンジンが停止していると判断して、車両がエンジン停止状態である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることがなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
以下、図を参照して、本発明にかかるナビゲーション装置の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<ナビゲーション装置の構成>
まず、ナビゲーション装置1の構成について説明する。
ナビゲーション装置1は、例えば、車両に後付けで搭載されたナビゲーション装置であり、例えば、GPSを利用して現在位置を測位し、その測位した現在位置を移動案内表示等とともに表示部13の表示画面上の地図に表示することができる。
ナビゲーション装置1の動作モードには、例えば、画面表示オフモードと、操作ロックモードと、通常動作モードと、などが含まれている。
画面表示オフモードは、例えば、表示部13に画像(地図や現在位置、走行案内表示などの画像)を表示せず、且つ、ユーザによる操作部15の操作を受け付けないモードであり、例えば、ナビゲーション装置1を搭載した車両がエンジン停止状態であるときに設定される動作モードである。
操作ロックモードは、例えば、表示部13に画像を表示し、且つ、ユーザによる操作部15の操作を受け付けないモードであり、例えば、ナビゲーション装置1を搭載した車両が走行状態であるときに設定される動作モードである。
通常動作モードは、例えば、表示部13に画像を表示し、且つ、ユーザによる操作部15の操作を受け付けるモードであり、例えば、ナビゲーション装置1を搭載した車両がアイドリング状態であるときに設定される動作モードである。
具体的には、ナビゲーション装置1は、例えば、図1に示すように、現在位置検出部11と、振動検出部12と、表示部13と、音声出力部14と、操作部15と、制御部16と、などを備えて構成される。
現在位置検出部11は、例えば、ナビゲーション装置1(ナビゲーション装置1が搭載された車両など)の現在位置を検出するためのセンサとして、GPS衛星から送信されたGPS信号を検出するGPSセンサなどを備えている。
現在位置検出部11が、GPSセンサなどによって検出された各種検出データを制御部16に出力することによって、制御部16においてナビゲーション装置1の現在位置が特定されるようになっている。
なお、現在位置検出部11は、GPSセンサに加えて、測位装置1の現在位置を検出するためのセンサとして、測位装置1の進行方向を検出するジャイロセンサや、測位装置1の速度を検出する速度センサなども備えていても良い。
振動検出部12は、例えば、変位センサ、速度センサ又は加速度センサなどであり、例えば、検出手段として、ナビゲーション装置1の振動情報を検出する。
振動検出部12が、検出された振動情報を制御部16に出力することによって、制御部16においてナビゲーション装置1(ナビゲーション装置1を搭載した車両)の振動状態が特定されるようになっている。
表示部13は、例えば、液晶表示機器等であり、例えば、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の表示処理を行う。
音声出力部14は、例えば、スピーカ機器等であり、例えば、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の音声(音)出力処理を行う。
操作部15は、例えば、操作キーや、表示部13の表示画面と一体的に構成されたタッチパネルなどから構成され、例えば、ユーザによって操作されると、当該操作に伴う操作信号を制御部16に出力する。
なお、操作部15は、例えば、リモートコントローラのようにナビゲーション装置1を遠隔操作可能な構成であっても良い。
具体的には、操作部15は、例えば、指定手段として、ユーザが、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種を指定する際に操作される。
より具体的には、例えば、車種別データ記憶ファイル163a2(後述)に車種別データが記憶されている車種を列記したリスト画面が表示部13に表示されるようになっており、ユーザは、操作部15を操作して、そのリストの中から、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種を指定するようになっている。
ここで、車種別データ記憶ファイル163a2に車種別データが記憶されている車種は、例えば、乗用車やトラックなどといった車両のタイプで分類した種類である。したがって、表示部13には、「乗用車」、「トラック」、…を列記したリスト画面が表示されることになる。
なお、車種別データ記憶ファイル163a2に車種別データが記憶されている車種は、車両のタイプで分類した種類に限ることはなく、車両を分類することができる種類であれば任意であり、例えば、車両の大きさで分類した種類(軽自動車、普通車、大型車など)であっても良いし、車名で分類した種類であっても良い。
また、操作部15は、例えば、調整手段として、切替用データ記憶ファイル163a3(後述)に記憶された切替用データ中の振動情報を調整する際に操作される。
より具体的には、例えば、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報(例えば、画面表示オフモードに対応した振動情報、操作ロックモードに対応した振動情報及び通常動作モードに対応した振動情報の3つの振動情報)を列記したリスト画面が表示部13に表示されるようになっており、ユーザは、操作部15を操作して、3つの振動情報の中から調整したい振動情報を選択し、その振動情報を調整するようになっている。例えば、振動情報が振動の大きさに関する情報である場合は、例えば、その大きさをより大きくしたりより小さくしたりすることによって調整する。また、例えば、振動情報が振動の波形パターンに関する情報である場合は、例えば、その波形パターンの振幅等をより大きくしたりより小さくしたりすることによって調整する。
また、操作部15は、例えば、選択手段として、ユーザが、ユーザによる操作部15の操作により指定された車種の車種別データを切替用データとして切替用データ記憶ファイル163a3(後述)に記憶させるか、或いは、作成プログラム163b3を実行したCPU161(後述)により作成された切替用データを切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させるか、を選択する際に操作される。
より具体的には、例えば、車種を指定することによって切替用データを登録(更新)するか、或いは、作成された切替用データを登録(更新)するか、を選択することができる選択画面が表示部13に表示されるようになっており、ユーザは、操作部15を操作して、何れかを選択するようになっている。
制御部16は、例えば、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)161と、RAM(Random Access Memory)162と、記憶部163と、などを備えて構成される。
CPU161は、例えば、記憶部163に記憶されたナビゲーション装置1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM162は、例えば、CPU161によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部163は、例えば、ナビゲーション装置1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU161によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部163に記憶されている。
具体的には、記憶部163は、例えば、図1に示すように、地図データ記憶ファイル163a1と、車種別データ記憶ファイル163a2と、切替用データ記憶ファイル163a3と、測位プログラム163b1と、ナビゲーションプログラム163b2と、作成プログラム163b3と、記憶制御プログラム163b4と、切替プログラム163b5と、などを記憶している。
地図データ記憶ファイル163a1は、例えば、地図データ記憶手段として、所定の地域内(例えば、日本全土)を表現したナビゲーション用の地図に関する地図データを記憶している。
車種別データ記憶ファイル163a2は、例えば、車種別データ記憶手段として、車種毎に、ナビゲーション装置1の所定の振動情報と、ナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶している。
具体的には、例えば、車種別データは、ナビゲーション装置1を搭載した車両がエンジン停止状態であるときの振動情報、ナビゲーション装置1を搭載した車両が走行状態であるときの振動情報及びナビゲーション装置1を搭載した車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、エンジン停止状態であるときの振動情報に対応した動作モードは画面表示オフモードであるという情報を含む動作モード情報、走行状態であるときの振動情報に対応した動作モードは操作ロックモードであるという情報を含む動作モード情報及びアイドリング状態であるときの振動情報に対応した動作モードは通常動作モードであるという情報を含む動作モード情報と、などからなる。そして、車種別データ記憶ファイル163a2には、この車種別データが車種毎に記憶されている。すなわち、車種別データ記憶ファイル163a2には、例えば、「乗用車」の車種別データや「トラック」の車種別データなどの複数の車種別データが記憶されている。
ここで、所定の振動情報は、例えば、ナビゲーション装置1の振動状態を、ナビゲーション装置1を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動状態と、ナビゲーション装置1を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動状態と、ナビゲーション装置1を搭載する車両が走行状態であるときの振動状態と、に分類することができる情報であれば任意であり、例えば、振動の大きさに関する情報であっても良いし、振動の波形パターンに関する情報であっても良い。
切替用データ記憶ファイル163a3は、例えば、切替用データ記憶手段として、ナビゲーション装置1の所定の振動情報と、ナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶している。
具体的には、例えば、切替用データは、ナビゲーション装置1を搭載した車両がエンジン停止状態であるときの振動情報、ナビゲーション装置1を搭載した車両が走行状態であるときの振動情報及びナビゲーション装置1を搭載した車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、エンジン停止状態であるときの振動情報に対応した動作モードは画面表示オフモードであるという情報を含む動作モード情報、走行状態であるときの振動情報に対応した動作モードは操作ロックモードであるという情報を含む動作モード情報及びアイドリング状態であるときの振動情報に対応した動作モードは通常動作モードであるという情報を含む動作モード情報と、などからなる。そして、切替用データ記憶ファイル163a3には、一の切替用データが記憶されている。
測位プログラム163b1は、例えば、現在位置検出部11から入力された検出データに基づいて、ナビゲーション装置1の絶対的な2次元の現在位置(緯度、経度)又は3次元の現在位置(緯度、経度、高度)を測位する機能を、CPU161に実現させる。
CPU161は、かかる測位プログラム163b1を実行することによって、測位手段として機能する。
ナビゲーションプログラム163b2は、例えば、測位プログラム163b1を実行したCPU161により測位された現在位置と地図データ記憶ファイル163a1に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示部13に表示させる機能を、CPU161に実現させる。
また、ナビゲーションプログラム163b2は、例えば、ユーザによる操作部15の操作によって目的地点が指定された場合には、現在位置(出発地点)から目的地点までナビゲートするための移動案内表示を表示部13に表示された地図に重ねて表示させるとともに、当該ナビゲートするための移動案内音声(移動案内音)を音声出力部14に出力させる機能を、CPU161に実現させる。
作成プログラム163b3は、例えば、振動検出部12により検出された振動情報と、振動情報に対応したナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、切替用データを作成する機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、例えば、CPU161は、エンジン停止状態の際に振動検出部12により検出された振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは画面表示オフモードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付け、走行状態の際に振動検出部12により検出された振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは操作ロックモードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付け、アイドリング状態の際に振動検出部12により検出された振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは通常動作モードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付けることによって、切替用データを作成する。
CPU161は、かかる作成プログラム163b3を実行することによって、作成手段として機能する。
記憶制御プログラム163b3は、例えば、切替用データ記憶ファイル163a3に、切替用データを記憶させる機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、CPU161は、例えば、ユーザによる操作部15の操作によって、ユーザによる操作部15の操作により指定された車両の車種別データを切替用データとして切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させると選択された場合、車種別データ記憶ファイル163a2に記憶された車種別データのうちの、ユーザによる操作部15の操作により指定された車種の車種別データを、切替用データとして切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させる。
一方、CPU161は、例えば、ユーザによる操作部15の操作によって、作成プログラム163b3を実行したCPU161により作成された切替用データを切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させると選択された場合、作成プログラム163b3を実行したCPU161により作成された切替用データを切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させる。
ここで、記憶制御手段は、操作部15と、車種別データ記憶ファイル163a2と、作成プログラム163b3を実行したCPU161と、記憶制御プログラム163b4を実行したCPU161と、などにより構成される。
切替プログラム163b5は、例えば、ナビゲーション装置1の動作モードを、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、振動検出部12により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、CPU161は、例えば、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報を参照して、振動検出部12により検出された振動情報に基づいて、ナビゲーション装置1(ナビゲーション装置1を搭載する車両)の振動状態を特定し、ナビゲーション装置1の振動状態が切り替わったか否かを判断する。そして、振動状態が切り替わったと判断すると、CPU161は、例えば、切り替わった後の振動状態に関する振動情報に対応する動作モード情報を切替用データ記憶ファイル163a3から抽出して、ナビゲーション装置1の動作モードを、当該抽出された動作モード情報に基づく動作モードに切り替える。
CPU161は、かかる切替プログラム163b5を実行することによって、切替手段として機能する。
<ナビゲーション装置による処理>
次に、ナビゲーション装置1による処理について説明する。
(切替用データ記憶処理)
ナビゲーション装置1による切替用データの記憶に関する処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
例えば、ナビゲーション装置1の電源がONされると、CPU161は、ユーザによる操作部15の操作によって、切替用データ記憶ファイル163a3に切替用データを登録するよう(又は、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データを更新するよう)指示されたか否かを判断する(ステップS11)。
ステップS11で、指示されていないと判断すると(ステップS11;No)、CPU161は、ステップS11の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS11で、指示されたと判断すると(ステップS11;Yes)、CPU161は、ユーザによる操作部15の操作によって、車種を指定することによって切替用データを登録(更新)するよう選択されたか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で、選択されたと判断すると(ステップS12;Yes)、CPU161は、ユーザによる操作部15の操作によって、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種が指定されたか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13で、指定されていないと判断すると(ステップS13;No)、CPU161は、ステップS13の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS13で、指定されたと判断すると(ステップS13;Yes)、CPU161は、記憶制御プログラム163b4を実行して、車種別データ記憶ファイル163a2に記憶された種種別データのうちの、当該指定された車種の車種別データを、切替用データとして切替用データファイル163a3に記憶させて(ステップS14)、ステップS11以降の処理を繰り返して行う。
また、ステップS12で、選択されていないと判断すると(ステップS12;No)、CPU161は、作成プログラム163b3を実行して、例えば、「エンジン停止状態にしてください」などが表示された指示画面を表示部13に表示させる等して、ユーザに対してナビゲーション装置1を搭載する車両をエンジン停止状態にするよう指示し、そして、このエンジン停止状態の際に振動検出部12により検出された振動情報をRAM162(又は、切替用データ記憶ファイル163a3などであっても良い)に記憶させる(ステップS15)。
次いで、CPU161は、例えば、「アイドリング状態にしてください」などが表示された指示画面を表示部13に表示させる等して、ユーザに対してナビゲーション装置1を搭載する車両をアイドリング状態にするよう指示し、そして、このアイドリング状態の際に振動検出部12により検出された振動情報をRAM162(又は、切替用データ記憶ファイル163a3などであっても良い)に記憶させる(ステップS16)。
次いで、CPU161は、例えば、「走行状態にしてください」などが表示された指示画面を表示部13に表示させる等して、ユーザに対してナビゲーション装置1を搭載する車両を走行状態にするよう指示し、そして、この走行状態の際に振動検出部12により検出された振動情報をRAM162(又は、切替用データ記憶ファイル163a3などであっても良い)に記憶させる(ステップS17)。
次いで、CPU161は、ステップS15で記憶されたエンジン停止状態時の振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは画面表示オフモードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付け、ステップS17で記憶された走行状態時の振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは操作ロックモードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付け、ステップS16で記憶されたアイドリング状態時の振動情報と、その振動情報に対応した動作モードは通常動作モードであるという情報を含む動作モード情報と、を対応付けることによって、切替用データを作成し(ステップS18)、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させて(ステップS19)、ステップS11以降の処理を繰り返して行う。
(動作モード切替処理)
ナビゲーション装置1による動作モードの切り替えに関する処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
例えば、ナビゲーション装置1の電源がONされると、CPU161は、切替プログラム163b5を実行して、振動検出部12により振動情報が検出されたか否か(すなわち、制御部16に振動情報が入力されたか否か)を判断する(ステップS31)。
ステップS31で、振動情報が検出されていない(すなわち、制御部16に振動情報が入力されていない)と判断すると(ステップS31;No)、CPU161は、ステップS31の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS31で、振動情報が検出された(すなわち、制御部16に振動情報が入力された)と判断すると(ステップS31;Yes)、CPU161は、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報を参照して、検出された振動情報は、エンジン停止状態時の振動情報であるか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32で、エンジン停止状態時の振動情報であると判断すると(ステップS32;Yes)、CPU161は、エンジン停止状態の振動情報に対応する動作モード情報を切替用データ記憶ファイル163a3から抽出して、ナビゲーション装置1の動作モードを、当該抽出された動作モード情報に基づく動作モード(画面表示オフモード)に切り替える(ステップS33)。
一方、ステップS32で、エンジン停止状態時の振動情報でないと判断すると(ステップS32;No)、CPU161は、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報を参照して、検出された振動情報は、アイドリング状態時の振動情報であるか否かを判断する(ステップS34)。
ステップS34で、アイドリング状態時の振動情報であると判断すると(ステップS34;Yes)、CPU161は、アイドリング状態の振動情報に対応する動作モード情報を切替用データ記憶ファイル163a3から抽出して、ナビゲーション装置1の動作モードを、当該抽出された動作モード情報に基づく動作モード(通常動作モード)に切り替える(ステップS35)。
一方、ステップS34で、アイドリング状態時の振動情報でないと判断すると(ステップS34;No)、CPU161は、検出された振動情報は、走行状態時の振動情報であると判断して、走行状態の振動情報に対応する動作モード情報を切替用データ記憶ファイル163a3から抽出いて、ナビゲーション装置1の動作モードを、当該抽出された動作モード情報に基づく動作モード(操作ロックモード)に切り替える(ステップS36)。
次いで、CPU161は、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報を参照して、振動検出部12により検出された振動情報に基づいて、ナビゲーション装置1の振動状態が切り替わったか否かを判断する(ステップS37)。
ステップS37で、ナビゲーション装置1の振動状態が切り替わっていないと判断すると(ステップS37;No)、CPU161は、ステップS37の処理を繰り返して行う。
一方、ステップS37で、ナビゲーション装置1の振動状態が切り替わったと判断すると(ステップS37;Yes)、CPU161は、ステップS32以降の処理を繰り返して行う。
以上説明した本発明のナビゲーション装置1によれば、ナビゲーション装置1の所定の振動情報と、ナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶ファイル163a3と、切替用データ記憶ファイル163a3に、切替用データを記憶させる記憶制御プログラム163b4を実行したCPU161と、ナビゲーション装置1の振動情報を検出する振動検出部12と、ナビゲーション装置1の動作モードを、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、振動検出部12により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替プログラム163b5を実行したCPU161と、を備えている。
したがって、ナビゲーション装置1と、このナビゲーション装置1を搭載する車両と、を所定の配線で接続しなくても、ナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1を搭載する車両の状態を検出することができる。
そして、ナビゲーション装置1は、車種毎に、ナビゲーション装置1の所定の振動情報と、ナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶ファイル163a2と、ユーザが、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種を指定するための操作部15と、を備え、記憶制御プログラム163a4を実行したCPU161は、車種別データ記憶ファイル163a1に記憶された車種別データのうちの、ユーザによる操作部15の操作により指定された車種の車種別データを、切替用データとして切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させるようになっている。
したがって、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種に応じた振動情報を切替用データとして記憶することができるため、例えば、車両が走行状態であるにも関わらず、車両が停止していると判断して、車両が停止状態(エンジン停止状態やアイドリング状態)である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
或いは、ナビゲーション装置1は、振動検出部12により検出された振動情報と、当該振動情報に対応したナビゲーション装置1の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、切替用データを作成する作成プログラム163b3を実行したCPU161を備え、記憶制御プログラム163a4を実行したCPU161は、当該作成された切替用データを切替用データ記憶ファイル163a3に記憶させるようになっている。
したがって、ナビゲーション装置1を搭載する車両に応じた振動情報を切替用データとして記憶することができるため、例えば、車両が走行状態であるにも関わらず、車両が停止していると判断して、車両が停止状態(エンジン停止状態やアイドリング状態)である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
さらに、所定の振動情報は、ナビゲーション装置1を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、ナビゲーション装置1を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、ナビゲーション装置1を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含んでいる。
したがって、ナビゲーション装置1を搭載する車両が停止中であっても、エンジン停止状態で停止しているのか、アイドリング状態で停止しているのか、を判別することができるため、例えば、車両がアイドリング状態であるにもかかわらず、車両のエンジンが停止していると判断して、車両がエンジン停止状態である場合に対応した動作モードに切り替えてしまう等の問題が生じることがなく、適切なタイミングで動作モードを切り替えることができる。
また、ナビゲーション装置1は、ユーザによる操作部15の操作によって、切替用データ記憶ファイル163a3に記憶された切替用データ中の振動情報を調整することができる。
したがって、ナビゲーション装置1を搭載する車両の車種に応じた振動情報を切替用データとして記憶した場合、或いは、ナビゲーション装置1を搭載する車両に応じた振動情報を切替用データとして記憶した場合であっても、例えば、ユーザ所望のタイミングで動作モードを切り替えるよう調整することができる。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
ナビゲーション装置1を搭載する車両がエンジン停止状態に切り替わったときは、画面表示オフモードに切り替え、走行状態に切り替わったときは、操作ロックモードに切り替え、アイドリング状態に切り替わったときは、通常動作モードに切り替えるようにしたが、ナビゲーション装置1を搭載する車両の状態が切り替わった際に、動作モードを切り替えることができるのであれば、各振動状態に対応する動作モードの内容は任意である。
エンジン停止状態と、走行状態と、アイドリング状態と、をそれぞれ異なる動作モードと対応付けるようにしたが、ナビゲーション装置1を搭載する車両の状態が切り替わった際に、動作モードを切り替えることができるのであれば、エンジン停止状態と、走行状態と、アイドリング状態と、をそれぞれ異なる動作モードと対応付ける必要はない。すなわち、具体的には、例えば、ナビゲーション装置1を搭載する車両がエンジン停止状態又はアイドリング状態に切り替わったときは、通常動作モードに切り替え、走行状態に切り替わったときは、操作ロックモードに切り替えるようにしても良い。
ナビゲーション装置1の動作モードは、画面表示オフモードと、操作ロックモードと、通常動作モードと、の3つのモードに限ることはなく、複数であれば任意である。
また、振動状態は、エンジン停止状態であるときの振動状態と、アイドリング状態であるときの振動状態と、走行状態であるときの振動状態と、の3つの状態に限ることはなく、複数であれば任意である。
本発明のナビゲーション装置の機能的構成を示す図である。 本発明のナビゲーション装置による切替用データの記憶に関する処理について説明するためのフローチャートである。 本発明のナビゲーション装置による動作モードの切り替えに関する処理について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
12 振動検出部(検出手段)
13 表示部
15 操作部(記憶制御手段(指定手段)、調整手段、選択手段)
161 CPU(測位手段、記憶制御手段(作成手段))
163a1 地図データ記憶ファイル(地図データ記憶手段)
163a2 車種別データ記憶ファイル(記憶制御手段(車種別データ記憶手段))
163a3 切替用データ記憶ファイル(切替用データ記憶手段)
163b1 測位プログラム(測位手段)
163a3 作成プログラム(記憶制御手段(作成手段))
163b4 記憶制御プログラム(記憶制御手段)
163b5 切替プログラム(切替手段)

Claims (4)

  1. 車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
    前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
    当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
    当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、
    車種毎に、当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶手段と、
    ユーザが、当該ナビゲーション装置を搭載する車両の車種を指定するための指定手段と、を備え、
    前記車種別データ記憶手段に記憶された車種別データのうちの、前記指定手段により指定された車種の車種別データを、前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
    前記所定の振動情報は、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
    前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
    当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
    当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、
    前記検出手段により検出された振動情報と、当該振動情報に対応した前記ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、前記切替用データを作成する作成手段を備え、
    前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
    前記所定の振動情報は、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1又は2に記載のナビゲーション装置において、
    前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の振動情報を調整するための調整手段を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 車両に搭載され、現在位置を測位する測位手段と、地図に関する地図データを記憶する地図データ記憶手段と、前記測位手段により測位された現在位置と前記地図データ記憶手段に記憶された地図データに基づく地図とを重ねて表示する表示部と、を備えるナビゲーション装置において、
    当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた切替用データを記憶する切替用データ記憶手段と、
    前記切替用データ記憶手段に、前記切替用データを記憶させる記憶制御手段と、
    前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の振動情報を調整するための調整手段と、
    当該ナビゲーション装置の振動情報を検出する検出手段と、
    当該ナビゲーション装置の動作モードを、前記切替用データ記憶手段に記憶された切替用データ中の動作モード情報のうちの、前記検出手段により検出された振動情報に対応する動作モード情報に基づく動作モードに切り替える切替手段と、を備え、
    前記記憶制御手段は、
    車種毎に、当該ナビゲーション装置の所定の振動情報と、当該ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、が対応付けられた車種別データを記憶する車種別データ記憶手段と、
    ユーザが、当該ナビゲーション装置を搭載する車両の車種を指定するための指定手段と、
    前記検出手段により検出された振動情報と、当該振動情報に対応した前記ナビゲーション装置の動作モードに関する動作モード情報と、を対応付けて、前記切替用データを作成する作成手段と、
    前記指定手段により指定された車種の車種別データを前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させるか、或いは、前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させるか、を選択する選択手段と、を備え、
    前記選択手段により前記指定された車両の車種別データを前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させると選択された場合、前記車種別データ記憶手段に記憶された車種別データのうちの、前記指定手段により指定された車種の車種別データを、前記切替用データとして前記切替用データ記憶手段に記憶させ、前記選択手段により前記作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させると選択された場合、前記作成手段により作成された切替用データを前記切替用データ記憶手段に記憶させ、
    前記所定の振動情報は、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がエンジン停止状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両がアイドリング状態であるときの振動情報と、
    前記ナビゲーション装置を搭載する車両が走行状態であるときの振動情報と、を含むことを特徴とするナビゲーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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