JP4715455B2 - 携帯端末、マナーモード制御方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末、マナーモード制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、着信音を抑制するためのマナーモードを有する携帯端末、マナーモード制御方法及びプログラムに関する。
従来の携帯電話の機能として、人込みの中などで着信音が鳴動して周りの人に迷惑がかかることを防止するために、着信音を抑制するマナーモードがある。一般的に、携帯電話本体に備えられたマナーモードを設定/解除するためのボタンを利用者が押すことによりマナーモードに設定でき、着信音を抑制することができる。しかし、マナーモードを設定したり解除したりする操作を、状況に応じて実施する人は実際には多くない。そこで、自動でマナーモードに設定することができれば、利用者の手間は省けるとともに周囲への迷惑も還元される。
携帯電話のマナーモードに関する従来技術例として、携帯端末の置かれている状況に応じて着信設定を制御することが可能な「着信設定制御方法および着信設定制御システム」がある(例えば、特許文献1参照)。また、携帯電話機の使用者が電車に乗車した場合にマナーモードを自動設定し、使用者が下車した場合にはマナーモードを自動解除する「携帯電話機およびマナーモード制御方法」がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−94647号公報 特開2004−364061号公報
しかしながら、上記特許文献1は、複数の条件(位置、周囲の明るさ、時間)に応じて着信設定を行うものであるが、周囲の音については考慮していない。また、上記特許文献2は、電車の乗降時においてマナーモードの自動設定を行うものであり、その他の場所においてマナーモードの自動設定を行うことはできず、自動設定の適用範囲が狭いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、従来に比べて、携帯端末の置かれた状況に応じて適切なマナーモードの自動設定が可能となる携帯端末、マナーモード制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、着信音を抑制するためのマナーモードを備える携帯端末であって、GPS衛星から、携帯端末の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視手段と、携帯端末の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、人の声の音量値を計測し、音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視手段と、を有し、位置監視手段の判断の結果、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致した場合に集音監視手段に制御を移行し、集音監視手段の判断の結果、音量値が所定の閾値を超えている場合には、マナーモードの設定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、着信音を抑制するためのマナーモードを備える装置で行われるマナーモード制御方法であって、GPS衛星から、装置の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視工程と、装置の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、人の声の音量値を計測し、音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視工程と、を有し、位置監視工程の判断の結果、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致した場合に集音監視工程に移行し、集音監視工程の判断の結果、音量値が所定の閾値を超えている場合には、マナーモードの設定を行うことを特徴とする。
また、本発明は、着信音を抑制するためのマナーモードの設定の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、GPS衛星から、装置の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視処理と、装置の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、人の声の音量値を計測し、音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視処理と、をコンピュータに実行させ、位置監視処理の判断の結果、第1の位置情報と、第2の位置情報とが一致した場合に集音監視処理に移行させ、集音監視工程の判断の結果、音量値が所定の閾値を超えている場合には、マナーモードの設定をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、従来技術に比べてより適切なマナーモードの自動設定を行うことが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明の携帯端末の一実施例としての携帯電話について以下に説明する。
本実施例の携帯電話は、人が混雑している場所に置かれた場合には着信音が鳴らないようにマナーモードを設定し、その場所を離れた場合には着信音が鳴るようにマナーモードを解除するように、使用者の操作によらず自動的にマナーモード制御方法(マナーモード制御方法を実施するためのプログラム)を実行する。そして、本実施例では、複数の条件を満たした場合にマナーモード制御方法を実行する。
本実施例の携帯電話は、人で込みそうな場所を示す位置情報を保持する。この位置情報は、予め携帯電話に登録されるか、又は、外部サーバ等との通信により随時取得され、更新される。一方で、携帯電話は、GPS衛星から位置情報を随時受信し、受信した位置情報と、登録された位置情報とを位置監視装置にて判断する。2つの位置情報が一致した場合、次に、集音監視装置により、現在携帯電話が置かれている周囲の音を収集し、収集した周囲の音が所定の基準値(閾値)以上であるかを判断する。所定の基準値以上である場合、当該携帯電話が人込みの中に置かれていると判断して、マナーモードを設定するよう制御する。
このように、本実施例の携帯電話では、複数の条件を満たした場合、すなわち、位置情報及び周囲の音に基づいて自動的にマナーモードを設定するので、周囲に迷惑をかけず、また、利用者の煩わしさがなく手間をかけずにマナーモードに設定ができるのはもちろん、従来技術に比べて、状況に応じて適切かつ精度良くマナーモードの自動設定ができる。
本実施例の携帯電話の構成について図1を参照して説明する。
図1に示すように、本実施例の携帯電話1は、GPS受信装置10、位置監視装置11、集音監視装置12、マナーモード制御装置13を有する。GPS衛星2から送られてきた位置情報をGPS受信装置10にて受信し、位置監視装置11は、受信した位置情報と、予め記憶された位置情報とを照らし合わせて、現在の携帯電話の置かれた位置が人で込みそうな場所であるかどうかを判断する。次に、集音監視装置12にて周囲の音を収集し、騒音レベルを観測する。そして、集音監視装置12は、騒音レベルが所定の基準値を超えているかを判断し、基準値を超えている場合はマナーモード制御装置13にその旨を通知し、マナーモード制御装置13にてマナーモードを設定する。
本実施例の携帯電話の位置情報の判断処理について、図2及び図4を参照して説明する。図2は、位置監視装置11の構成を示すブロック図であり、図4は、位置情報の判断処理を示すフローチャートである。
位置監視装置11において、GPS衛星2からGPS受信装置10を介して受信した位置情報を、位置情報受信装置20に保存する。位置情報判定装置22は、位置情報受信装置20に保存された位置情報(GPS衛星から随時受信する位置情報)を抽出する(ステップS1)。また、位置情報判定装置22は、位置情報記憶装置21に保存されている位置情報(人で混雑しそうな場所を示す位置情報)を抽出し(ステップS2)、携帯電話の現在位置を特定するとともに、それぞれの位置情報が一致するかどうかを判断する。すなわち、現在の携帯電話の位置が人で混在する場所であるかどうかを判断する(ステップS3)。判断の結果、人で混在する場所であった場合(それぞれの位置情報が一致した場合)には(ステップS3/YES)、集音監視装置12に制御を移行し、周囲の音を収集する処理を行うために、図3のタイマ監視装置31を起動する(ステップS4)。
なお、位置情報記憶装置21に保存されている位置情報(人で混雑しそうな場所を示す位置情報)は、外部ネットワーク等に接続され、地区毎の位置情報を有する位置情報サーバ3から随時ダウンロードすることにより、取得・更新が行われるものとする。例えば、携帯電話1の電源ON時や、移動により存在地区が変わった時に、携帯電話1が位置情報サーバ3にアクセスすることにより、位置情報記憶装置21に保持されている位置情報を新たなものに更新する。
本実施例の携帯電話の周囲の音の収集処理について、図3及び図5を参照して説明する。図3は、集音監視装置12の構成を示すブロック図であり、図5は、周囲の音の収集処理を示すフローチャートである。
集音監視装置12において、タイマ監視装置31にて判断の基準となるタイマを監視し、タイムアウトを検出する(ステップS11)。タイムアウトが検出されると、集音制御装置30に通知される。タイムアウトの通知を受けた集音制御装置30は、携帯電話1の置かれた周囲の音を外部スピーカ14より一定期間集める(ステップS12)。この時、集められた音は、フィルタ装置32を通すことにより、人の声以外の音はカットされ、集音制御装置30へ送られる。集音制御装置30は、人の声の音量値(音量情報)を計測して、予め設定された基準値を超えているかどうかを判断する(ステップS13)。基準値を超えている場合には(ステップS13/NO)、携帯電話1が人で混雑している場所にあると判断して、マナーモード制御装置13に対してマナーモードの設定要求を行う(ステップS14)。また、基準値以内の場合は(ステップS13/YES)、以前の状態を判断する(ステップS15)。以前の状態が基準値を超えていたら何度か計測を繰り返し、繰り返した計測結果の全てが基準値以内の場合のみ(ステップS15/YES)、マナーモード制御装置13に対してマナーモードの解除要求を行う(ステップS16)。
マナーモード制御装置13は、集音制御装置30からの要求に基づいて、マナーモードの設定あるいは解除を行う。
以上説明したように、本実施例においては、以下に記載するような効果を奏する。
第1の効果は、自動的にマナーモードを設定/解除しているので、利用者の手を煩わすことなくマナーモードが設定/解除が容易にできることである。
第2の効果は、GPS衛星より受信した位置情報を基に、携帯電話の位置を割り出しているので、少ない誤作動でマナーモードの設定/解除ができることである。
第3の効果は、収集した周囲の音をフィルタ装置にて人の声のみを収集し、他の音を抑制しているので、人で混雑している場所以外での誤動作を抑えることができる。
上記実施例1では、周囲の音量の判断において、収集した音のレベルが所定の基準値以上である場合にマナーモードを設定するように制御を行った(図5,ステップS13/NO)。本実施例では、携帯電話の構成や処理動作については、基本的に上記実施例1と同様であるが、図5のステップS13において、収集した音のレベルが所定の基準値より小さい(閾値未満又は閾値以下)場合にマナーモードを設定するように制御を行う。これは、場所によっては、人で混雑している場所でもマナーモードを設定しても差し支えない場所(例えば、駅の構内や屋外の施設)も考えられるからである。
このように、本実施例では、周囲の音の判断において、基準値以下の場合にマナーモードの自動設定を行うので、状況に応じてより的確なマナーモード設定が可能となる。
なお、基準値以上(実施例1)、又は、基準値以下(実施例2)のどちらを判断基準とするかは、利用者が予め携帯電話上で選択して設定できるようにしてもよい。
上記実施例1及び2では、位置情報や音量情報を判断のための条件としたが、本実施例では、それらに加えて時間帯も条件とする。すなわち、所定の時間帯を示す時間帯情報に基づいて、その時間帯の間マナーモードを自動設定し、時間帯外になったらマナーモードを自動解除するように制御を行う。
本実施例の携帯電話の構成や処理動作については、基本的に上記実施例1及び2と同様である。本実施例では、実施例1又は2において周囲の音について判断した後、時間帯について判断する。すなわち、マナーモードを自動設定する時間帯かどうかを判定する。この判定を行うための情報として、マナーモードを設定する時間帯(設定開始時刻〜設定解除時刻)を示す時間帯情報を用いる。この時間帯情報は、図3において、例えば、集音監視装置12内の記憶手段(図示せず)に予め格納されている。時間帯情報の時間帯については、利用者が予め設定できるものとし、複数の時間帯を設定できるようにしてもよい。
時間帯の判定は、例えば、図3の集音制御装置30(又は、集音監視装置12外に設けられた、図示しない時間帯監視装置)などで行う。タイマ監視装置31は、時刻を計測し、現在の時刻を示す時刻情報を集音制御装置30に送る。集音制御装置30は、一定期間で時刻情報を取得し、この時刻情報と、図示しない記憶手段から受信した時間帯情報に基づいて、マナーモードを自動設定する時間帯であるかどうかを判定する。そして、時刻情報が設定開始時刻と一致した場合、マナーモード制御装置13に対してマナーモードの設定要求を行う。また、マナーモード設定後、時刻情報が設定解除時刻と一致した場合、マナーモード制御装置13に対してマナーモードの解除要求を行う。
このように、本実施例では、位置情報や音量情報に加え、時間帯も判定するので、より的確なマナーモード設定が可能となる。
なお、位置情報、音量情報、時間帯情報のうちのどれに基づいて判定するかを利用者が予め選択できるようにしてもよい。
以上、本発明の実施例について説明したが、上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
本発明は、マナーモード設定機能を有する端末装置に適用できる。
本発明の実施例である携帯端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例である携帯端末の位置監視装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例である携帯端末の集音監視装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例である携帯端末の位置監視装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例である携帯端末の集音監視装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話(携帯端末の一例)
2 GPS衛星
3 位置情報サーバ
10 GPS受信装置
11 位置監視装置
12 集音監視装置
13 マナーモード制御装置
14 外部スピーカ
20 位置情報受信装置
21 位置情報記憶装置
22 位置情報判定装置
30 集音制御装置
31 タイマ監視装置
32 フィルタ装置

Claims (21)

  1. 着信音を抑制するためのマナーモードを備える携帯端末であって、
    GPS衛星から、前記携帯端末の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視手段と、
    前記携帯端末の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、前記人の声の音量値を計測し、前記音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視手段と、を有し、
    前記位置監視手段の判断の結果、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致した場合に前記集音監視手段に制御を移行し、前記集音監視手段の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの設定を行うことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記集音監視手段の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項記載の携帯端末。
  3. 前記集音監視手段の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項又は記載の携帯端末。
  4. 前記集音監視手段の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの解除を行うか、又は、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの解除を行うかについて、予め利用者が選択できることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記位置監視手段は、外部通信により前記第2の位置情報を随時取得し、新たな情報に更新することを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 前記マナーモードを設定する時間帯を示す時間帯情報を予め格納し、また、現在時刻を計測して一定期で時刻情報を取得し、前記時刻情報と、前記時間帯情報とに基づいて、前記マナーモードを設定する時間帯を判断する時間帯監視手段をさらに有し、
    前記時刻情報が設定開始時刻と一致した場合、前記マナーモードの設定を行い、また、前記マナーモードの設定後、前記時刻情報が設定解除時刻と一致した場合、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記位置監視手段、前記集音監視手段、前記時間帯監視手段のうちどれを用いるかについて、予め前記利用者が選択できることを特徴とする請求項からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 着信音を抑制するためのマナーモードを備える装置で行われるマナーモード制御方法であって、
    GPS衛星から、前記装置の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視工程と、
    前記装置の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、前記人の声の音量値を計測し、前記音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視工程と、を有し、
    前記位置監視工程の判断の結果、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致した場合に前記集音監視工程に移行し、前記集音監視工程の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの設定を行うことを特徴とするマナーモード制御方法。
  9. 前記集音監視工程の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項記載のマナーモード制御方法。
  10. 前記集音監視工程の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項又は記載のマナーモード制御方法。
  11. 前記集音監視工程の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの解除を行うか、又は、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの設定を行い、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの解除を行うかについて、予め利用者が選択することを特徴とする請求項から10のいずれか1項に記載のマナーモード制御方法。
  12. 外部通信により前記第2の位置情報を随時取得し、新たな情報に更新することを特徴とする請求項から11のいずれか1項に記載のマナーモード制御方法。
  13. 前記マナーモードを設定する時間帯を示す時間帯情報を予め格納し、また、現在時刻を計測して一定期で時刻情報を取得し、前記時刻情報と、前記時間帯情報とに基づいて、前記マナーモードを設定する時間帯を判断する時間帯監視工程をさらに有し、
    前記時刻情報が設定開始時刻と一致した場合、前記マナーモードの設定を行い、また、前記マナーモードの設定後、前記時刻情報が設定解除時刻と一致した場合、前記マナーモードの解除を行うことを特徴とする請求項から12のいずれか1項に記載のマナーモード制御方法。
  14. 前記位置監視工程、前記集音監視工程、前記時間帯監視工程のうちどれを用いるかについて、予め前記利用者が選択することを特徴とする請求項から13のいずれか1項に記載のマナーモード制御方法。
  15. 着信音を抑制するためのマナーモードの設定の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    GPS衛星から、前記装置の現在位置を示す第1の位置情報を受信し、また、人込みの場所を示す第2の位置情報を予め格納し、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致するかどうかを判断する位置監視処理と、
    前記装置の周囲の音の中から人の声のみを一定期で収集し、前記人の声の音量値を計測し、前記音量値と、所定の閾値との大小を判断する集音監視処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記位置監視処理の判断の結果、前記第1の位置情報と、前記第2の位置情報とが一致した場合に前記集音監視処理に移行させ、前記集音監視工程の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの設定をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 前記集音監視処理の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの解除をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15記載のプログラム。
  17. 前記集音監視処理の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には、前記マナーモードの設定を、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には、前記マナーモードの解除をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15又は16記載のプログラム。
  18. 前記集音監視処理の判断の結果、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの設定を、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの解除をコンピュータに実行させるか、又は、前記音量値が前記所定の閾値以下である場合には前記マナーモードの設定を、前記音量値が前記所定の閾値を超えている場合には前記マナーモードの解除をコンピュータに実行させるかについて、予めなされた利用者の選択に基づいてコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19. 外部通信により前記第2の位置情報を随時取得し、新たな情報に更新する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載のプログラム。
  20. 前記マナーモードを設定する時間帯を示す時間帯情報を予め格納し、また、現在時刻を計測して一定期で時刻情報を取得し、前記時刻情報と、前記時間帯情報とに基づいて、前記マナーモードを設定する時間帯を判断する時間帯監視処理をさらにコンピュータに実行させ、
    前記時刻情報が設定開始時刻と一致した場合、前記マナーモードの設定を実行させ、また、前記マナーモードの設定後、前記時刻情報が設定解除時刻と一致した場合、前記マナーモードの解除をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15から19のいずれか1項に記載のプログラム。
  21. 前記位置監視処理、前記集音監視処理、前記時間帯監視処理のうちどれを実行するかについて、予め前記利用者の選択に基づいてコンピュータに実行させることを特徴とする請求項15から20のいずれか1項に記載のプログラム。
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