JP4715348B2 - カード - Google Patents

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Description

本発明は、カード基材の一部に設けた穴部に透明窓部を有する宝石入りケースを嵌合して接着固定した透明窓部より宝石が見える、装飾性に優れる付加価値の高いカードに係わり、特に宝石店等のメンバーズカードおよびクレジットカードとして好適に使用できるカードに関するものである。
従来より、装飾効果のあるカードとしてプラスチック樹脂中もしくはカード表面に様々な顔料を混入したものが提案されている。例えば、プラスチック樹脂中に蛍光顔料を混入することでブラックライトを照射すると発光するもの、また、蓄光顔料を混入することで発光するもの、パール顔料を混入することでパール光沢の絵柄模様を有するもの等がある(例えば、特許文献1参照)。
さらに、プラスチック表面加工により装飾性を高め、同時に可逆的に色変化が起こるものおよびプラスチック表面をエンボス加工することで見る角度によって異なった色に見える玉虫色のプラスチックシートがある(例えば、特許文献2参照)。
一方、カードの中に宝石を入れる技術として、プラスチックシート基材の一部に孔を開け、その中に純金や宝石を入れ、前記プラスチックシートの表裏にそれぞれ透明なーオーバーシートを設けて形成されるカードがある(例えば、特許文献3、4参照)。また、カード状支持シートの表面に圧入凹部を形成し、前記凹部に宝石を接着固定しているカードがある(例えば、特許文献5参照)。
下記に特許文献を記す。
特開平6−64032号公報 特開平8−216250号公報 実公平7−46550号公報 特開平8−34182号公報 実開平6−72408号公報
本発明は、上記の技術的背景を考慮してなされたものであって、特に宝石店等のメンバーズカードおよびクレジットカードとして好適に使用できる、装飾性に優れる付加価値の高いカードを提供することを目的とするものである。
請求項1の発明は、カード基材の一部に断面が凹状の穴を設け、少なくとも一部分に透明窓部を有するケースに宝石が収納された宝石入りケースを、前記穴部に嵌合して接着固定した前記透明窓部より宝石が見え、かつ前記宝石入りケースの少なくとも底部の一部に反射層を設けたことを特徴とするカードである。
請求項2に記載の発明は、前記宝石入りケースの高さ(厚み)が0.80mm以下であ
ることを特徴とする請求項1に記載のカードである。
請求項3の発明は、前記宝石が、可視光線、紫外線、赤外線の下でそれぞれ異なる色相の発光または発色を示すことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載のカードである。
本発明によれば、カード基材の一部に設けた穴部に透明窓部を有する宝石入りケースを嵌合して接着固定した透明窓より宝石が見える、装飾性に優れる付加価値の高いカードが得られる。また、上記の宝石入りのケースの高さ(厚み)を0.8mm以下にすることで、クレジットカードの仕様を満足出来るカードの作製が可能になり、市場拡大が見込まれる。また、上記の宝石入りケースの宝石が見えている部分のケース底部内面などに反射層を設けることで宝石の輝度が向上し、装飾性が一層向上する。さらに、本発明においてカードの大きさよりも小さいケースの中に宝石を収納することより、小さい宝石の取り扱いに対して狭い空間で作業ができることから、高価な宝石の紛失防止につながる。さらに、上記の宝石入りケースをICカードに採用されているICチップと同じような形状にすることで、製造ラインの使い回しが可能となり、高品質で安定したカードを製造することが可能になる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明のカードを構成する宝石入りケースの一例を示す平面図である。図2は、図1に示した宝石入りケースのX−X方向の断面図である。図3は、本発明のカードの一例を示す平面図である。図4は、図3に示したカードのY−Y方向の断面図である。図5は、本発明のカードを構成する宝石入りケースの他の例を示す平面図である。図6は、図5に示した宝石入りケースのX−X方向の断面図である。
図1および図2の宝石入りケース1は、透明窓部13があるケース12中に宝石11が1個ないし数個入った構成からなるものである。ザグリ法によりカード基材に設けた断面が凹状の穴部24の底に接着層25を設け、この宝石入りケース1をカード2中に嵌合して接着固定して図3および図4に示した宝石入りカード2を形成する。また、図5および図6の宝石入りケース3は、透明窓部33があるケース32に宝石31が1個ないし数個入った構成で、さらに宝石入りケース3の底部内面の一部ないし全部に反射層36を設けた構成である。この反射層を設けることで、より宝石31の輝度感が向上する。
上記の宝石11および31として、特開2005−35871号公報に記載されているRVO4なる化学式で示され、前記Rが、Sc、Y、La、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luから選ばれる少なくとも1種類の希土類元素からなる単結晶を使用することができる。
上記の希土類元素からなる単結晶からなる宝石11および31を使用することにより、宝石11および31が可視光線、紫外線、赤外線の下でそれぞれ異なる色相の発光または発色を示すので、カードの偽造防止効果を奏する。
上記の宝石11および31は、ケース12の内側の高さよりも低くなくてはならない。そのため宝石11および31の径を小さくするか、径をそのままにして、ケース12の内側の高さに合わせて宝石の下部を削る必要がある。しかしながら、宝石の輝度を保持する
ためには薄くすることはあまり好ましくないが、径が小さい宝石もあまり装飾性が向上しないことから、宝石11および31の直径は1〜5mm程度が望ましい。また、宝石入りケースの高さ(厚み)が0.80mm以下とするのが望ましい。
ケース12、32を構成する材料としては、宝石11、31を外側から視認できる透明窓部13、33が設けられているものであれば特に限定されるものではないが、宝石入りカード2を形成する上で、若干の柔軟性があることがあることが望ましい。そのためケース12、32の成形には、インジェクション方式が望ましい。さらに、クレジットカードの仕様を満たすためには、窓部および底部の厚みを出来るだけ薄くする必要があるため、窓部に透明延伸フィルムを使用したフィルムインサート方式のインジェクションによって成形するのが望ましい。
上記で作製したケース12、32に宝石11、31を収納し、宝石入りケースの透明窓部13、33の反対側のケース底部をアルミニウム蒸着フィルム等を使用して密封し、宝石入りケース1、3を得る。このように、宝石入りケースの底部にアルミニウム反射層を設けることで、宝石の輝度が向上し、装飾性が一層向上する。
以下、本発明の具体的な実施例を挙げて説明する。
透明エポキシ系樹脂をインジェクション方式にて厚さ0.78mm、内側の厚さ0.58mmの透明薄型ケースを作製し、直径2mmのブリリアントカットされた宝石を厚さ0.54mmに削り、ケースに収納し、厚み20μmのアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを使用して接着剤で密封し、透明窓以外の部分に絵柄印刷を施して、宝石入りケースを作製した。
次に、ISO仕様のカード(長辺85.60mm、短辺53.98mm、厚さ0.84mm)の一部にザグリ法にて深さ0.80mmの断面が凹状の穴部を形成し、その穴部の底に接着剤を塗工し、上記の宝石入りケースを穴部に嵌合して接着固定して本発明のカードを得た。
上記で得られた本発明のカードは、ISO仕様に準拠して作製されたものであるから、、クレジットカードとして使用することが出来、さらに、カードの一部に埋められた宝石はケースの中で動くことが出来、装飾性に優れるより付加価値の高いカードを提供できる。
本発明のカードを構成する宝石入りケースの一例を示す平面図である。 図1に示した宝石入りケースのX−X方向の断面図である。 本発明のカードの一例を示す平面図である。 図3に示したカードのY−Y方向の断面図である。 本発明のカードを構成する宝石入りケースの他の例を示す平面図である。 図5に示した宝石入りケースのX−X方向の断面図である。
符号の説明
1、3・・・宝石入りケース
2・・・宝石入りカード
11、31・・・宝石
21・・・カード
12、32・・・ケース
13、33・・・透明窓部分
24・・・ザグリ部
25・・・接着層
36・・・反射層

Claims (3)

  1. カード基材の一部に断面が凹状の穴を設け、少なくとも一部分に透明窓部を有するケースに宝石が収納された宝石入りケースを、前記穴部に嵌合して接着固定した前記透明窓部より宝石が見え、かつ前記宝石入りケースの少なくとも底部の一部に反射層を設けたことを特徴とするカード。
  2. 前記宝石入りケースの高さ(厚み)が0.80mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のカード。
  3. 前記宝石が、可視光線、紫外線、赤外線の下でそれぞれ異なる色相の発光または発色を示すことを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項に記載のカード。
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