JPH01290500A

JPH01290500A - クレジットカード

Info

Publication number: JPH01290500A
Application number: JP63154529A
Authority: JP
Inventors: Robert Frankfurt; ロバート・フランクフルト
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-04-29
Filing date: 1988-06-21
Publication date: 1989-11-22
Also published as: GB8906786D0; CA1315822C; GB2218044A; US4931629A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、クレジットカードに関し、特に、高度の安全
性を備えたものに関する。

クレジットカードはしばしば詐取の対象となりやすい。

詐取する１つの方法は、偽のクレジットカードを製造し
、該偽造のクレジットカードを使用して為される。偽造
を失敗させる技術を施さなければならないため、クレジ
ットカードの製造はより困難なものとなっている。

従来の技術近年、不法者が偽造品の作成を困難とするために、クレ
ジットカードは特定化された知識を必要とする自筆文書
を含むようにしている。

発明が解決しようとする課題上記のように自筆文書を含むように設定しても、詐欺し
ようとするものは、所有者の名曲およびクレジットカー
ド番号がまだ打ち出されていない準備段階のカードを盗
むことが出来る。そのため、詐取される可能性がある。

また、クレジットカードの詐欺的な使用は、適法なりレ
ジットカードが盗まれることによって生じる。

本発明は上記問題を解決するため、指紋のような明らか
に唯一のものによって所有者が登録することが出来る唯
一の証明手段を備えたクレジットカードを提供するもの
である。該証明手段により、盗まれたカードの所有者あ
るいは萌以て保持者として登録されている所有者を決定
し、そのカードが他人の財産であることを証明できるよ
うにするものである。

課題を解決するための手段本発明は上記目的を達成するため、クレジットカードは
、ｌあるいは１以上の識別用宝石を保持しているプラス
チック基板層を設けている。

宝石、例えば、ダイヤモンドのような宝石は同一ものが
無いため、宝石はクレジットカードの所有者の唯一の物
として登録されることが出来る。

即ち、その宝石の唯一の光の分散パターンあるいは宝石
の特徴を決定し、該パターンや特徴をクレジットカード
の所有者の名前と対応させて登録される。そのため、偽
造の可能性を本質的に減少させることが出来る。

上記した各宝石の識別データは、カードとは別個に、ク
レジットカード会社において登録され、カードが発行さ
れた後にはデータベースに記憶されているデータと、カ
ードとの照合が行われる。

作用上記したように、クレジットカードの安全性は、クレジ
ットカード会社によって保管されている宝石を付けたカ
ードの所有者のデータベースの存在により確保される。

空白のカードが盗まれても、盗んだ人は宝石を持たず、
そのカードは明らかに偽造されたものとなる。偽の名前
や番号をつけたカードを記載した場合でも、識別される
宝石が無いと、適法なカードとはならない。

さらに、もし、空白のカードを盗んだ人間が、クレジッ
トカード会社によって認められる名前や番号を記載し、
かつ、別に宝石が盗まれてカードに付けられた時でも、
データベースの宝石と適合する偽のカードを作ることは
、どんな人間にも不可能である。偽造のカードは、カー
ドに取り付けた宝石の光の分散パターンおよび特徴を読
み取り、それをデータベースのリストと照合することに
よって確実に見破ることが出来る。

実施例以下に、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。

第１図、第２図および第３図に示す実施例おいては、ク
レジットカードｌは、１または１以上の収納用の穴（実
施例では２個の穴）３を有するプラスチック基板層２を
備えている。穴３の内部には識別用の宝石４を嵌合して
いる。また、少なくとも宝石の隣接領域をカバーし、好
ましくはクレジットカードの上下平面の全表面をカバー
する透明なシーリング層５（好ましくはプラスチックで
形成される）を設けており、該シーリング層５により穴
３の中の宝石を保護している。

上記したように、穴３の中に宝石４を保護して取り付け
ており、宝石４はプラスチック基板層２内に圧入され、
その後、好ましくは、透明シーリング層５によって圧入
方向から宝石４上にシールされる。

上記宝石４は、好ましくは、例えば重さ１ポイントのカ
ット・ダイヤモンドである。カット・ダイヤモンドは３
６面を有し、テーブル状の頂面を有している。ダイヤモ
ンドは上記テーブル状頂面の幅が変化するとともに各切
子面の間の角度において少し変化するため、どんなダイ
ヤモンドも同一でなく、各ダイヤモンドは識別出来る光
の分散パターンを有している。光の分散パターンの記録
はダイヤモンドの唯−性の永久的な記録を与え、この記
録はクレジットカード所有者にとって指紋と同様な唯一
なものとしてクレジットカード会社に保管されることが
出来る。複数のダイヤモンドを使用したカードの識別性
はさらに向上し、唯一の特徴の誤解の蓋然性を減少する
。

他の識別用宝石として、エメラルド、ルビー、サファイ
ア、準宝石、ライン石、あるいは金ｆｉ１（ただし、金
属は宝石に見えるように形成されたものに限定される。

）第４図は第２実施例の拡大断面図である。該第２実施例
のクレジットカードは、金属嵌合部材６を備えている。

金属嵌合部＋、ｔ６は、その中に宝石４を嵌合する穴３
を有している。透明シーリング層５は、金属嵌合部材６
と宝石４とを位置決め保持している。

金属嵌合部材６は、好ましくはクレジットカードのプラ
スチック基板層と同様な厚さ（例えば、約０　、６　ｍ
ｍ）のゴールドフォイル（金箔）からなるが、必要であ
れば、シルバーあるいはプラチナフォイルとしてもよい
。

シーリング層５はカードのプラスチック基板層に対して
エンボスされ、それは、宝石４や金属嵌合部材６（しし
、使用されるならば）を保持および保護し、それらが見
えるようにカード上に押圧される。各シーリング層５の
厚さは約００６１としている。

第１図に示すように、クレジットカードの所有者のイニ
シャルのような印７を金属ファイル６に彫り込んでいる
。宝石４は金属嵌合部材６のいずれの部位に位置させて
も良いが、図示のようにイニシャルの各文字を形成する
位置と対応させることが好ましい。第１図は、第３図に
示す実施例が用いられた場合において、上部シーリング
層５を通して見える金属嵌合部材６を示しているが、第
１図において６で示されている矩形領域を、単にゴール
ドあるいは他のカラーで印刷するようにしてもよい。

実際には、カードは自筆文書を記入するようにでき、宝
石はカード内の適宜な部位に位置されるしのである。

第５図はダイヤモンドあるいは他の宝石の鑑定方法を示
している。宝石４は定置され、好ましくはレザービーム
のような単光色の光が矢印８の方向から宝石４のテーブ
ル状頂面に対して入射されろ。光は宝石４の内部で屈折
し、切子面より矢印９に沿って外へ出射する。図示の簡
易化のために全ての出射方向は示されていない。内面に
感光面を有する円筒状感光フィルム１０を、上記屈折し
て出射した光を受光するために、宝石４の回りに設置し
ている。光８のパルスは十分にフィルム１０に受光され
、該パルスの長さはフィルムの感度で検出され、その後
、増幅される。この光の分散パターンは電気フォットセ
ンザーによって読み取られ、その結果は、例えば、電磁
テープ、フロッピーディスクのようなデジタルメモリー
内にデジタル番号としてデジタル化されて記憶される。

クレジットカードが偽造品が否か嫌疑をかけられた場合
には、宝石はクレジットカードから取り出され、上記と
同一のテストを受ける。データベースに保管されている
適性なりレジットカード所有者のデジタル番号と照合す
ることにより、実際にクレジットカードが発行された人
（真の所存者）のみ、それが偽造品でない証明が与えら
れることとなる。

尚、当然のことながら、感光フィルムに代えて、他の光
検出手段、例えば、電光センサーなどのような手段が、
宝石からの光の分散パターンを識別し、記憶するために
使用出来る。

上記構成よりなるクレジットカードにおいて、宝石の存
在はクレジットカードに高品質性を与え（ゴールドある
いは他の嵌合された金属によってさらに強化され）、か
つ、カードの安全性は強化されると共に、偽造カードを
使用しても失敗に終わることを不法者に対して警告を与
えることとなる。

このように宝石の存在は抑止力としても作用する。

尚、本発明は、請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、当業者が為しえる変形および改
良は当該発明の範囲に入るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す斜視図、第２図は本発
明の実施例の断面図、第３図は第２図の断面部分の拡大
図、第４図は第２実施例を示す第２図に対応する拡大断
面図、第５図は宝石の鑑定方法を示す斜視図である。ｌ・・クレジットカード、２・・プラスチック基板層、３・・穴、４・・宝石、５・・透明シーリング層、６・・金属嵌合部材、７・・イニシャル、ｌＯ・・感光フィルム。特許出願人　ロパート・フランクフルト代　理　人　弁
理士　青　山　葆　他２名第１図第２図茅３図　　　　　　　第４図第５図手続補正書２６発明の名称り　　し　　ジ　　ッ　　　ト　　カ　　−ド３、補正
をする者事件との関係　特許出願人４、代理人住所　〒５４０　　大阪府大阪市中央区域見２丁目１番
６１号ツイン２１　ＭＩＤタワー内　電話（０６）９４
９−１２６１７、補正の内容明細書中、「発明の詳細な説明」の欄を下記の如く訂正
しまず。 ■　第７頁第１２行目「実施例」の後に、「に」を挿入しまず。 ■　第７頁第１３行目「１または１以上の」の後に、「収納部、即ち、」を挿入しまず。 ■　第９頁第４行目「限定される。）」の後に、「が用いられる。Ｊを挿入しまず。 ■　第１１頁第１２行目「偽造品が」を、「偽造品か」に訂正しまず。以上

Claims

【特許請求の範囲】１、１あるいは１以上の識別用宝石を保持しているプラ
スチック基板層を備えたクレジットカード。２、上記宝石は、プラスチック基板層内の収納部内に嵌
合さている請求項１記載のクレジットカード。３、上記プラスチック基板層は、宝石を収納している穴
を有し、更に、穴内の宝石の安全性のために少なくとも
穴に隣接した領域のプラスチック基板層の表面をカバー
する透明なシーリング層を備えている請求項２記載のク
レジットカード。４、上記透明シーリング層は、クレジットカードの平面
の表面全体をカバーしている請求項３記載のクレジット
カード。５、上記プラスチック基板層は、金属嵌合部材を備えて
いると共に、該金属嵌合部材を囲繞し、該金属嵌合部材
は１あるいは１以上の穴を有し、これらの穴に上記宝石
を収納している請求項１記載のクレジットカード。６、上記透明シーリング層は、クレジットカードの平面
の表面全体をカバーしている請求項５記載のクレジット
カード。７、上記金属嵌合部材にクレジットカード所有者のイニ
シャルを刻み、宝石はイニシャルに対応した所定位置に
配置されている請求項６記載のクレジットカード。８、上記宝石は、カット・ダイヤモンドである請求項１
、３あるいは６記載のクレジットカード。９、上記宝石は、カット・ダイヤモンド、エメラルド、
ルビー、サファイヤ、準宝石、ライン石、メタルを含む
グループから選定される請求項１、３あるいは６記載の
クレジットカード。１０、上記宝石は、カット・ダイヤモンドであり、金属
嵌合部材はゴールドからなる請求項５、６あるいは７記
載のクレジットカード。１１、上記宝石は、カット・ダイヤモンドで、金属嵌合
部材はシルバーからなる請求項５、６あるいは７記載の
クレジットカード。１２、上記宝石は、カット・ダイヤモンドで、金属嵌合
部材はプラチナからなる請求項５、６あるいは７記載の
クレジットカード。１３、上記宝石は、カット・ダイヤモンド・エメラルド
、ルビー、サファイヤ、準宝石、ライン石、メタルを含
むグループから選定され、金属嵌合部材はゴールドから
なる請求項５、６あるいは７記載のクレジットカード。１４、上記宝石は、カット・ダイヤモンド、エメラルド
、ルビー、サファイヤ、準宝石、ライン石、メタルを含
むグループから選定され、金属は嵌合部材はシルバーか
らなる請求項５、６あるいは７記載のクレジットカード
。１５、上記宝石は、カット・ダイヤモンド、エメラルド
、ルビー、サファイヤ、準宝石、ライン石、メタルを含
むグループから選定され、金属は嵌合部材はプラチナか
らなる請求項５、６あるいは７記載のクレジットカード
。１６、宝石のテーブル状頂面に対して単色光の光を垂直
方向に照射し、宝石から生じる屈折される唯一の光の分
散パターンを記録する宝石の識別性を決定する方法。