JP4713643B2 - 腕時計 - Google Patents

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JP4713643B2
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Description

本発明は、請求項1の上位概念による腕時計に関する。
従来技術(特許文献1もしくは特許文献2)から、その図4に図示された世界時間メカニズムを備える世界時間時計が公知である。このメカニズムは、底板にプレス成形された3つのガイド穴(9,13)にネジ止めされたダイヤルサポート(8)を有する。ダイヤルサポート(8)は、シティスター(10)と固定結合されたシティダイヤル(1)を案内する。その回転中心がAの傍にあるコレクタ(11)は、2時の傍にあるボタン(12)によって操作される。コレクタ(11)は、リターンスプリング(14)によってガイド穴のその静止位置に戻される。コレクタ(11)にプレス成形されたロックピン(15)は、高位置にある平面上で、(24個の)歯のシティスター(10)の内歯と協働する。即ちコレクタ(11)がボタン(12)によって操作されると、シティダイヤルは、それぞれ押した時に反時計回り方向に24分の1の回転を行なう。この解決策の場合、一方向にだけ変更が可能であること、構造及び組立てが複雑であることが欠点である。
独国特許出願公開第197 16 693号明細書 スイス国特許第690 205号明細書
本発明の課題は、現行の時計に簡単に一体化することができ、迅速かつ簡単に操作できるメカニズムによって調整もしくは位置調整することができる、位置調整可能な時間ゾーン表示部を有する腕時計を提供することにある。
この課題は、請求項1の特徴の全てによって解決される。本発明の核心は、ケースに配設されたボタンによって選択的に時計回り方向及び時計回り方向にワンステップづつ位置調整可能である、地方時間ゾーンとは違う時間ゾーンを調整するための、中心軸に対して同軸にケース内に回転可能に支承された回転リムを設けることにある。回転リムをボタンによって両回転方向に位置調整することにより、西方向に時間ゾーン限度を越える場合でも、東方向に時間ゾーン限度を越える場合でも、迅速な調整を得ることができる。更に、唯一のボタンは、スペースを省き、非常に簡単に操作することができる。
回転リムは、好ましいことに、外から可視のスケール面に24時間区分を備え、ボタンは、一方又は他方の回転方向にそれぞれ15°刻みで回転リムを移動させる。特に、ボタンは、半径方向に整向されたボタン軸に沿って操作可能であり、ボタンは、ケースに一体化したギヤユニットを介して回転リムを駆動する。
本発明は、ギヤユニットが、ボタン軸を通る中心面に対して左右対称に形成された、回転リムと結合した2つの部分ギヤユニットを備えること、ボタンが、ボタン軸を中心として回転可能であり、回転リムを位置調整するために、選択されたボタンの回転方向に応じて部分ギヤユニットの一方と係合可能であり、これにより、回転リムの回転方向が選択可能であることを特徴とする。
好ましい発展形はボタンが、一方の部分ギヤユニットと係合する第1の回転位置と、他方の部分ギヤユニットと係合する第2の回転位置とを占拠可能であること、ボタンが、第1の回転位置と第2の回転位置の間の、両部分ギヤユニットと係合しない中立の第3の回転位置を占拠可能であること、ボタンが、各回転位置でそれぞれ係止保持されることを特徴とする。
本発明の他の形成は、部分ギヤユニットのそれぞれが、歯車として形成されたシフトギヤを備え、このシフトギヤに、第1又は第2の回転位置でボタンを押した時にボタンのシフトフィンガが接線方向に係合すること、シフトフィンガが、ボタン軸に対して横にバネにより戻るようにボタンに支承されていることを特徴とする。
特に、シフトギヤの歯は、半径方向から斜めに突出するように形成されており、シフトフィンガは、その背面に傾斜部を備え、これにより、ボタンを押した時にシフトフィンガの楔状の尖端がシフトギヤの歯の後に係合し、ボタンを放した時に、シフトフィンガの傾斜部が縮み、これによりシフトギヤの歯の上に回避脱出する。
操作は、ボタンのそれぞれの回転位置を可視化するために、ボタンにマーキングが取り付けられている場合に、更に容易になる。
他の形成は、部分ギヤユニットのそれぞれが、ピニオンを有する多数の軸と、これら軸上に位置するホイールピニオンとを備えること、ホイールピニオンが、軸のそれぞれに摩擦係合により固定されていること、各軸上のホイールピニオンが、滑りを防止するために付加的にピニオンと噛合い結合されており、ホイールピニオンと軸のピニオンの間に噛合いを生じさせるために、ピニオンが軸方向に延在するペグを備え、このペグにより、ピニオンが、ホイールピニオンの相応の半径方向溝に係合することを特徴とする。
本発明の別の形成は、部分ギヤユニットのそれぞれが、ボタンの非操作時に部分ギヤユニットの捩れを防止するロック手段を備え、ロック手段が、部分ギヤユニットによって回転するホイールピニオンを有し、このホイールピニオンの歯間スペースに、接線方向に位置するバネ板が、その自由端に配設された係止突起により係止係合することを特徴とする。この場合、ホイールピニオンは、シフトギヤと共に共通の軸に配設されている。
他の形成では、回転リムが、ケースとケースの上面にネジ止めされたガラスホルダの間に支承されており、回転リムが、下面にリングギヤを備え、このリングギヤにより、それぞれ1つの出力側のホイールピニオンが部分ギヤユニットのそれぞれと噛み合う。回転リムの下面に、15°ピッチの環状の係止輪郭が形成されており、係止輪郭の向かい側のケースもしくはギヤユニット内に、15°刻みで回転リムの係止を生じさせる係止手段が設けられている。この場合、係止輪郭は、その頂点がそれぞれ15°離れて位置する斜めのフランク部を有する周期的な凹部を備え、係止手段は、ケースもしくはギヤユニット内に支承された、圧縮バネによって係止輪郭に押し付けられるボールを有する。
図面に関係した実施例を基にして以下で本発明を詳細に説明する。
図1には、本発明の好ましい実施例による腕時計の本質的な要素が分解展開図で図示されている。本来のムーブメントと、中心軸を中心として回転する針と文字盤をカバーするためのガラスと、ケースの底を除いて示したアナログの腕時計10は、ケース11、ケース11の上面とネジ止め可能なガラスホルダ12、ムーブメントを挿入するための組立てリング13、ケース11とガラスホルダ12の間に回転可能に支承された回転リム14、ケース11の開口を通ってギヤユニット15と作用結合したボタン16を有し、ギヤユニットは、時計の中心軸を中心としてワンステップづつ回転リム14を移動させる。この場合、ボタン16のストロークは、ギヤユニット15によって回転運動に置換される。図15及び16に詳細に図示した回転リム14は、24時間区分を備えた、上面に外から可視の円形リング状のスケール面51を備える。ギヤユニット15は、ボタンのプッシュ操作毎に回転リムを15°だけ移動させ、図示してない世界時間針と関係して時間ゾーンの周りで切替えを生じさせる。以下で詳細に説明すべきボタン16とギヤユニット15は、15°刻みで選択的に時計回り方向と反時計回り方向に回転リムの回転を行なうことができるので、時間ゾーンが(西又は東に向かって)切り替わる方向に応じて相応の位置調整を簡単に行なうことができる。
同様に、図1には、5つのボール17と付属のバネ18が認められるが、これらは、回転リム14の特殊な形成(図15及び17の係止輪郭52)と協働して、回転リム14が所定の15°の位置に留まるだけでなく、−例えばボタン16が不完全に押された場合でも−この位置に自発的に移動するために働く。
唯一のボタン16により選択的に両回転方向への回転リム14のワンステップづつの移動を可能にするために、ギヤユニット15は、ボタン軸59(図6)を通る中心面に対して左右対称に形成された、歯の係合により回転リム14と結合した2つの部分ギヤユニット15a,15bを備える。ボタン16は、回転リム14を位置調整するために、選択された回転方向に応じて部分ギヤユニット15a,15bの一方と係合可能である(図11参照)。ボタン16は、一方の部分ギヤユニット15aと係合する(図11〜13)第1の回転位置と、他方の部分ギヤユニット15bと係合する第2の回転位置とを占拠できるように、ボタン軸59を中心として回転可能である。
両部分ギヤユニット15aと15bを有するギヤユニット15は、部分円形リングの形状を備えた、ネジ30とガイドピン31によって正確に組み立てられた平行な2つのブリッジ19と20の間に配設されている。部分ギヤユニット15a,15b毎に、相並んで平行に配設された、ピニオンを有する3つの軸21もしくは22,24及び26が設けられている。軸21,22,24,26のそれぞれに、1つのホイールピニオン23,25及び27が配設されている。ボタン16によって著しい力がギヤユニット15に作用し、ホイールピニオン23,25及び27が軸21,22,24及び26上に摩擦係合だけにより固定されているので、ホイールピニオンは、軸21とホイールピストン23用に図3〜5に図示したように、付加的に噛合いによって軸のそれぞれのピニオンと連結されている。
軸21のピニオンは、ボタン6と協働して相応の役を演じる非対称の歯57を有するシフトギヤ56を有する。ホイールピニオン23と軸21のピニオンの間に噛合いを生じさせるため、図3及び4によれば、ピニオンは、ホイールピニオン23の相応の溝32への係合を可能にする軸方向に延在する複数のペグ33を備える。これにより、力が大きい場合でも持続するピニオンとホイールピニオン間のスリップのない連結が保証される。1つの軸上に存在するピニオンもしくはホイールピニオンのこの付加的な噛合いは、有利なことに他の場合でも、即ち、大きな力が生じた場合に歯車間のスリップを回避しなければならないところに、使用することができる。
ボタン16の構造は、図6〜8から分かる。約1mmのストロークを有するボタン16は、ケース11への挿入を可能にする軸受スリーブ34を有する。軸受スリーブ34内で、ボルト36は、ボタン軸59方向に摺動可能に支承され、Oリングの形態のシール43によってシールされている。ボルト36と軸受スリーブ34は、ボタン軸59方向のボルト36のストロークを制限するように、軸受スリーブ34の上端で互いに係合する。軸受スリーブ34の上端に、ボルト36と回転不能に結合されたクラウン35は、ボタン軸59を中心として回転可能に支承されている。ボルト36の上端には、ネジ部材によって、ボタン16用の操作要素として使用されるボタンヘッド37がねじ込まれている。ボタンヘッドは、スペーサスリーブ41によってボルト36に対する間隔を保たれる。ボタンヘッド37とクラウン35の間に配設された圧縮バネ42は、ボタンヘッド37に、従ってまたボルト36に、反プッシュ方向に予荷重を与える。
その下端によって、ボルト36は下方に軸受スリーブ34から突出する。ボルト36の突出部分の横位置の孔内に、横に突出するシフトフィンガ38は、横に可動に配設されており、圧縮バネ40の圧力に抗して内方に押すことができる。孔は、閉鎖ネジ39で閉鎖されている。突出部分の上面に傾斜部を備えるシフトフィンガ38は、−ボタンが正しい回転位置に存在する場合−ボタンを押した時にシフトギヤ56の歯57(図3,5)と係合し、ある程度の角度値だけシフトギヤ56を更に回転させる。この運動は、それぞれの部分ギヤユニット15a,15bを介して回転リム14に伝達され、15°刻みの回転リム14の切替えを生じさせる。
ボタン16は、−既に述べたように−部分ギヤユニットの一方への係合の選択のために、そのシフトフィンガ38によってボタン軸59を中心として回転可能であるが、ボタン16は、一方の部分ギヤユニット15aと係合する(図11〜13)第1の回転位置と、他方の部分ギヤユニット15bと係合する第2の回転位置とを占拠可能である。両部分ギヤユニット15a,15bと係合しない第1の回転位置と第2の回転位置の間の中立の第3の回転位置を、ボタン16は占拠可能である(図14)。ボタン16は、それぞれ90°だけ離れた回転位置で係止保持される。このため、図9及び10によれば、軸受スリーブ34は、その下面に180°にわたって延在する摺動面46を備えており、この摺動面に、それぞれ90°だけずらして半径方向に整向された係止凹部47,48及び49が設けられている。ボタン16のボルト36内に、ボタン軸59に対して横にシリンダ状のピン44が挿入されている。ボタン16が中間位置にある場合、ピン44は、大きな抵抗を受けずに軸受スリーブ34の摺動面46上を摺動する。これに対して、ボタン16が前記3つの回転位置の1つに回転すると、ピンは、圧縮バネ42の圧力に基づいてそれぞれの係止凹部47,48又は49に噛み合い、ボタン16をこの回転位置に固定する。前記3つの回転位置のため、クラウンにマーキング45が取り付けられており、これらマーキングから、ボタン16のそれぞれの位置が容易に分かる。この場で、ここで説明した方式の切替え可能なボタンは、ここで説明した例に適用できるだけでなく、コンパクトで簡単な多機能操作が問われる場合には、他の例でも時計の構造に使用できることをはっきりと指摘する。
図11〜13に、どのようにして、ボタン16を押し込んだ時に、ボタンのシフトフィンガ38の楔状の尖端がシフトギヤ56の歯57の後に係合し、押した時にギヤユニットを加速させ(図11〜図12)、ボタン16を放し、バネによりスプリングバックさせた時に、シフトフィンガ38の傾斜部60が縮んでシフトギヤ56の歯57の上に脱出する(図13)かを示す。これは、シフトギヤ56の歯57が半径方向から斜めに突出するように(非対称に)形成されていること、シフトフィンガ38がその背面に傾斜部60を備えることによって助長される。図14に示した中立位置で、ボタン16は、両部分ギヤユニット15a,15bと係合していない。
図2及び図11〜14によれば、部分ギヤユニット15a,15bのそれぞれは、ボタン16の非操作時に部分ギヤユニット15a,15bの捩れを防止し、同時にボタン16のストロークに依存しない所定の位置の占拠を保証する付加的なロック手段を備える。このロック手段は、部分ギヤユニット15a,15bによって回転するそれぞれ1つのホイールピニオン23を有し、このホイールピニオンの歯間スペースに、接線方向に位置する、ネジ29によって下部ブリッジ20にネジ固定されたバネ板28が、その自由端に配設された係止突起58により係止係合する。
ケース11とガラスホルダ12の間に支承された回転リム14は、下面にリングギヤ53を備え、このリングギヤ各部分ギヤユニット15a,15bのそれぞれ1つの出力側のホイールピニオン27が噛み合う(図15)。回転リム14の下面に、リングギヤ53に対して同軸に15°ピッチの環状の係止輪郭52が形成されており、この係止輪郭は、その頂点54がそれぞれ15°離れて位置する斜めのフランク部を有する周期的な凹部を備える(図17)。斜めのフランク部は、ボタン16が不完全に押された場合でも、頂点54への回転リムの自動的な係止を助長する。係止輪郭52の向かい側のケース11もしくはギヤユニット15内に、ボタン16のストロークに十分依存しない、15°刻みで回転リム14の係止を生じさせる係止手段が設けられている。係止手段は、周囲に配分してケース11もしくはギヤユニット15内に支承された、圧縮バネ18によって係止輪郭52に押し付けられる5つのボール17を有する。5つのボール17とバネ18の3つは、ケース11の孔50内に収容されている(図18)。他の2つのボール17とバネ18は、ギヤユニット15の相応の孔50内に位置する。ケース11に一体化したギヤユニット15の上部ブリッジ19が、継目なくケース11の残りの部分に接続し、回転リム14のために一貫した支承面を構成するように、ケース11内には、図18によれば、ギヤユニット15を収容する相応のフライス加工部55が設けられている。
視認性をよくするためにムーブメント、カバーガラス及びケースの底を省略して、本発明の好ましい実施例による腕時計の本質的な要素を分解展開図で示す。 左右対称の2つの部分ギヤユニットから成る図1のギヤユニットの内部構造を分解展開図で示す。 共通の軸上に位置する図2の部分ギヤユニットの2つのホイールピニオンの付加的な噛合い係合を示す。 共通の軸上に位置する図2の部分ギヤユニットの2つのホイールピニオンの付加的な噛合い係合を示す。 共通の軸上に位置する図2の部分ギヤユニットの2つのホイールピニオンの付加的な噛合い係合を示す。 回転リムを操作するための図1によるボタンの断面図を示す。 図6のボタンを側面図で示す。 図6のボタンを分解展開図で示す。 下面に回転位置を固定するための係止凹部を取り付けた図6のボタンの軸受スリーブを示す。 下面に回転位置を固定するための係止凹部を取り付けた図6のボタンの軸受スリーブを示す。 図2及び6のボタンとギヤユニットが協働する際の一状況を示す。 図2及び6のボタンとギヤユニットが協働する際の一状況を示す。 図2及び6のボタンとギヤユニットが協働する際の一状況を示す。 図2及び6のボタンとギヤユニットが協働する際の一状況を示す。 下面に係止輪郭を有する回転リムを示す。 下面に係止輪郭を有する回転リムを示す。 係止輪郭とリングギヤを有する回転リムの一部を拡大して側面図で示す。 ギヤユニットを収容するためのフライス加工部を有する図1のケースと、係止手段及びリングギヤ用の孔を上から見た平面図で示す。
符号の説明
10 腕時計
11 ケース
12 ガラスホルダ
13 組立てリング
14 回転リム(クロンヌ)
15 ギヤユニット
15a,15b 部分ギヤユニット
16 ボタン
17 ボール
18 圧縮バネ
19 上部ブリッジ
20 下部ブリッジ
21,22,24,26 軸
23,25,27 ホイールピニオン
28 バネ板
29,30 ネジ
31 ガイドピン
32 溝
33 ペグ
34 軸受スリーブ
35 クラウン
36 ボルト
37 ボタンヘッド
38 シフトフィンガ
39 閉鎖ネジ
40 圧縮バネ
41 スペーサスリーブ
42 圧縮バネ
43 シール(Oリング)
44 ピン
45 マーキング
46 摺動面
47,48,49 係止凹部
50 孔
51 スケール面
52 係止輪郭
53 リングギヤ
54 頂点
55 フライス加工部
56 シフトギヤ
57 歯(シフトギヤ)
58 係止突起
59 ボタン軸
60 傾斜部

Claims (17)

  1. 中心軸を中心として回転可能なアナログの時間表示部と、地方時間ゾーンとは違う時間ゾーンを調整するための、中心軸に対して同軸にケース(11)内に回転可能に支承された回転リム(14)とを有する腕時計において、
    回転リム(14)が、ケース(11)に配設されたボタン(16)によって選択的に時計回り方向及び時計回り方向にワンステップづつ位置調整可能であること
    ボタン(16)が、半径方向に整向されたボタン軸(59)に沿って操作可能であること、ボタン(16)が、ケース(11)に一体化したギヤユニット(15)を介して回転リム(14)を駆動すること、
    ギヤユニット(15)が、ボタン軸(59)を通る中心面に対して左右対称に形成された、回転リムと結合した2つの部分ギヤユニット(15a,15b)を備えること、ボタン(16)が、ボタン軸(59)を中心として回転可能であり、回転リム(14)を位置調整するために、選択されたボタン(16)の回転方向に応じて部分ギヤユニット(15a,15b)の一方と係合可能であり、これにより、回転リム(14)の回転方向が選択可能であること
    を特徴とする腕時計。
  2. 回転リム(14)が、外から可視のスケール面(51)に24時間区分を備えること、ボタン(16)が、一方又は他方の回転方向にそれぞれ15°刻みで回転リム(14)を移動させることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
  3. ボタン(16)が、一方の部分ギヤユニット(15a)と係合する第1の回転位置と、他方の部分ギヤユニット(15b)と係合する第2の回転位置とを占拠可能であることを特徴とする請求項に記載の腕時計。
  4. ボタン(16)が、第1の回転位置と第2の回転位置の間の、両部分ギヤユニット(15a,15b)と係合しない中立の第3の回転位置を占拠可能であることを特徴とする請求項に記載の腕時計。
  5. ボタン(16)が、各回転位置でそれぞれ係止保持されることを特徴とする請求項に記載の腕時計。
  6. 部分ギヤユニット(15a,15b)のそれぞれが、歯車として形成されたシフトギヤ(56)を備え、このシフトギヤに、第1又は第2の回転位置でボタン(16)を押した時にボタン(16)のシフトフィンガ(38)が接線方向に係合することを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の腕時計。
  7. シフトフィンガ(38)が、ボタン軸(59)に対して横にバネにより戻るようにボタン(16)に支承されていることを特徴とする請求項に記載の腕時計。
  8. シフトギヤ(56)の歯(57)が、半径方向から斜めに突出するように形成されていること、シフトフィンガ(38)が、その背面に傾斜部(60)を備え、これにより、ボタン(16)を押した時にシフトフィンガ(38)の楔状の尖端がシフトギヤ(56)の歯(57)の後に係合し、ボタン(16)を放した時に、シフトフィンガ(38)の傾斜部(60)が縮み、これによりシフトギヤ(56)の歯(57)の上に回避脱出することを特徴とする請求項又はに記載の腕時計。
  9. ボタン(16)のそれぞれの回転位置を可視化するために、ボタンにマーキング(45)が取り付けられていることを特徴とする請求項又はに記載の腕時計。
  10. 部分ギヤユニット(15a,15b)のそれぞれが、ピニオンを有する多数の軸(21,22,24,26)と、これら軸(21,22,24,26)上に位置するホイールピニオン(23,25,27)とを備えること、ホイールピニオン(23,25,27)が、軸(21,22,24,26)のそれぞれに摩擦係合により固定されていること、各軸上のホイールピニオン(23,25,27)が、滑りを防止するために付加的にピニオンと噛合い結合されていることを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の腕時計。
  11. ホイールピニオンと軸のピニオンの間に噛合いを生じさせるために、ピニオンが軸方向に延在するペグ(33)を備え、このペグにより、ピニオンが、ホイールピニオンの相応の半径方向溝(32)に係合することを特徴とする請求項10に記載の腕時計。
  12. 部分ギヤユニット(15a,15b)のそれぞれが、ボタン(16)の非操作時に部分ギヤユニット(15a,15b)の捩れを防止するロック手段(23,28)を備えることを特徴とする請求項11のいずれか1つに記載の腕時計。
  13. ロック手段が、部分ギヤユニット(15a,15b)によって回転するホイールピニオン(23)を有し、このホイールピニオンの歯間スペースに、接線方向に位置するバネ板(28)が、その自由端に配設された係止突起(58)により係止係合することを特徴とする請求項12に記載の腕時計。
  14. ホイールピニオン(23)が、シフトギヤ(56)と共に共通の軸(21)に配設されていることを特徴とする請求項13に記載の腕時計。
  15. 回転リム(14)が、ケース(11)とケース(11)の上面にネジ止めされたガラスホルダ(12)の間に支承されていること、回転リム(14)が、下面にリングギヤ(53)を備え、このリングギヤにより、それぞれ1つの出力側のホイールピニオン(27)が部分ギヤユニット(15a,15b)のそれぞれと噛み合うことを特徴とする請求項14のいずれか1つに記載の腕時計。
  16. 回転リム(14)の下面に、15°ピッチの環状の係止輪郭(52)が形成されていること、係止輪郭(52)の向かい側のケース(11)もしくはギヤユニット(15)内に、15°刻みで回転リム(14)の係止を生じさせる係止手段(17,18)が設けられていることを特徴とする請求項15に記載の腕時計。
  17. 係止輪郭(52)が、その頂点(54)がそれぞれ15°離れて位置する斜めのフランク部を有する周期的な凹部を備えること、係止手段が、ケース(11)もしくはギヤユニット(15)内に支承された、圧縮バネ(18)によって係止輪郭(52)に押し付けられるボール(17)を有することを特徴とする請求項16に記載の腕時計。
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