JP4712004B2 - 微小径光作製装置 - Google Patents
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Description
本発明は、光情報記録ディスクに情報を高密度で記録するための光情報記録装置に用いられる微小径光作製装置に関する。
光情報記録ディスクに記録される情報の高密度化に伴い、光の回折限界を超える分解能で情報を記録する微小径光作製装置(光記録ヘッド)が提案されている。そのうちの1つに、プローブ顕微鏡の原理を応用した走査型近接場光学顕微鏡(Scanning Near field Optical Microscope)を用いるものがある。走査型近接場光学顕微鏡は、光ファイバー等の光導波路の先端部(開口部)の径を、伝搬させる光の波長より十分に小さく絞ることによって、当該伝搬させる光の波長よりも微小径範囲に近接場光を発生させる。このことによって、走査型近接場光学顕微鏡は、光の回折限界を超える分解能で情報を記録する微小径光作製装置として用いることができる。
しかし、上記した通り、光ファイバー等の開口部の径は、伝搬させる光の波長より十分に小さい(例えば、100nm以下)ので、光情報記録ディスクに照射される光量は少ない。このことによって、光情報記録ディスクに良好な記録マークを得ることが困難という問題(以下、問題1という)がある。また、光ファイバー等の開口部に発生した近接場光には、当該開口部から離れるに伴って急速に減衰する性質がある。このことによって、光情報記録ディスクに記録マークを得るためには、微小径光作製装置端部(近接場光が生じる開口部)と情報記録ディスクの記録面との距離を、極微小な距離であるλ/4程度(λは、光ファイバー等を伝搬させる光の波長)に保つ必要があるという問題(以下、問題2という)がある。
問題1を解消する微小径光作製装置として、特許文献1に開示された微小径光作製装置がある。特許文献1に開示された微小径光作製装置は、複数の開口部を有し、当該複数の開口部を用いて情報記録ディスクの同一トラックに複数回記録用光を照射する。このことによって、特許文献1に開示された微小径光作製装置は、十分な光量を得て光情報記録ディスクに良好な記録マークを得ることができる。
問題2を解消する微小径光作製装置として、非特許文献1に開示された微小径光作製装置がある。非特許文献1に開示された微小径光作製装置は、光の回折限界の影響を受けずに入射した光の像(点光源)を完全に同一の光の像(点光源)に集光できるパーフェクトレンズ効果(非特許文献2を参照)を有する負屈折率材料(非特許文献3及び非特許文献4を参照)をレンズとして使用する。このことによって、非特許文献1に開示された微小径光作製装置は、当該装置端部(負屈折率レンズ端部)と情報記録ディスクの記録面との間隔を、光ファイバー等を伝搬させる光の波長λ程度にすることができるので、容易な制御が可能となる。なお、非特許文献1では、固体浸レンズ(Solid Immersion Lens)を用いて点光源を作製している。
特開2001−184702号公報(図2)
リウ リウ アンド サイリング ヒイ(Liu Liu and Sailing He),ニア フィールド オプティカル ストレイジ システム ユージング ア ソリッド イマージョン レンズ ウィズ ア レフト ハンデッド マテリアル スラブ("Near−field optical storage system using a solid immersion lens with a left−handed material slab,")Opt.Exp.,Vol.12,No.20,pp4835−4840(2004)Fig.1
ジェイ ビー ペンドリー(J.B.Pendry),ネガティブ リフラクシィオン メイクス ア パーフェクト レンズ("Negative Refraction Makes a Perfect Lens,") Phys.Rev.Lett.85,3966−3969(2000)
アール エー シェルビー、ディー アール スミス、エス シー ナサー、エス シュルツ(R.A.Shelby,D.R.Smith,S.C.Nemat−Nasser,and S.Schultz,)マイクロウェイブ トランスミッション イソトロピック レフトハンデッド メタマテリアル("Microwave transmission through a two−dimensional, isotropic, left−handed metamaterial") Appl.Phys.Lett.,Vol.78,No.4,pp489−491(2001)
チヤン ルオ、スティーブン ジー ジョンソン、ジェイ ディー ジョアンノポーロス、アンド ジェイ ビー ペンドリー(Chiyan Luo, Steven G.Johnson, J.D.Joannopoulos, and J.B.Pendry,)オールアングル ネガティブ リフラクション ウィズアウト ネガティブ エフェクティブ インデックス("All−angle negative refraction without negative effective index") Phys. Rev.B,Vol.65,201104(R)(2002)
しかしながら、特許文献1に開示された微小径光作製装置は、光情報記録ディスクの同一トラックに複数回記録用光を照射するので、情報記録速度が遅くなるという新たな問題(以下、問題3という)を有する。また、特許文献1に開示された技術と非特許文献1に開示された技術とを単に組み合わせたとしても、問題3は解消できない。
それ故に、本発明の目的は、以上に説明した問題1及び問題2を解消し、更に、光情報記録ディスクへの情報記録速度が遅くなるという問題(問題3)を解消する微小径光作製装置を提供することである。
本発明は、情報を光情報記録ディスクに記録する微小径光作製装置に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の微小径光作製装置は、入力光が照射されて表面プラズモンを生じる導電体膜と、導電体膜と一端が接続され、表面プラズモンの一部をそれぞれ入力し、入力光の波長より小さい径を有する他端から入力表面プラズモンをそれぞれ出力する、複数のナノ突起と、複数のナノ突起の他端が接続され、複数の入力表面プラズモンを入力して結合し、結合表面プラズモンを発生させる結合器と、結合器に接続され、結合表面プラズモンによって生じる近接場光を入力して光情報記録ディスクの記録面に近接場光を集光させる、負の屈折率を有する負屈折率レンズとを備え、記録面に集光される近接場光は、入力光の波長より小さい径を有する。
また、結合器は、四角形状の導電体から成る膜で構成され、第1の辺上であり当該辺の中央から対称な位置に複数のナノ突起の他端がそれぞれ接続され、入力した複数の入力表面プラズモンをマルチモード干渉させて、第1の辺と向かい合う第2の辺の中央に結合表面プラズモンを結合させてもよい。
また、結合器は、複数の四角形状の対向する第1の辺の中央及び第2の辺の中央をそれぞれ互いに重ねて、複数の四角形状を交差させた形状の導電体から成る膜で構成され、各四角形状の第1の辺上であり当該辺の中央から対称な位置に、複数のナノ突起の他端がそれぞれ接続され、入力した複数の入力表面プラズモンをマルチモード干渉させて、複数の第2の辺の中央に結合表面プラズモンを結合させてもよい。
また、好ましくは、導電体膜に接続され、入力光を伝搬させ、導電体膜に入力光を照射する光伝送路を備える。
また、好ましくは、光伝送路は、導電体膜に表面プラズモンが生じる入射角度で入力光を照射する。
また、入力光の波長は400nm以上であり、記録面に集光される近接場光の径は100nm以下であってもよい。
また、導電体膜と前記複数のナノ突起と前記結合器とは金属から成ってもよい。
上記のように、本発明によれば、光情報記録ディスクに照射される光量不足を解消して光情報記録ディスクに良好な記録マークを得ることができる。また、微小径光作製装置端部(負屈折率レンズ端部)と光情報記録ディスクの記録面との距離を、使用する光の波長λ程度まで伸ばすことができるので、容易な制御が可能となる。更に、本発明によれば、光情報記録ディスクへの情報記録速度が遅くなるという問題を解消することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る微小径光作製装置100の構成例を示す斜視図である。図2は、図1のZ方向に観た微小径光作製装置100の正面図である。以下では、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る微小径光作製装置100の構成例を示す斜視図である。図2は、図1のZ方向に観た微小径光作製装置100の正面図である。以下では、図1及び図2を参照して説明する。
微小径光作製装置100は、光伝送路1と、金属膜2と、金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4と、結合器4と、負屈折率レンズ5とで構成される。なお、光情報記録ディスク6は、微小径光作製装置100の構成には含まれない。光伝送路1は、光ファイバに代表される光導波路である。金属膜2は、膜形状をした金属である。金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4は、突起形状をした金属であり、後述する通り、結合器4と接続される突起先端部の径は光伝送路1内を伝搬する入力光7の波長よりも小さい。結合器4は、四角形状をした金属膜である。負屈折率レンズ5は、負の屈折率を有するレンズ(非特許文献3及び非特許文献4を参照)であり、互いに平行な2つの面を持つ平板型レンズである。
光伝送路1は、金属膜2の表面の一方(以下、金属膜2の入力面という)に、隙間無く接続される。金属膜2の表面の他方(以下、金属膜2の出力面という)は、金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4の一端(以下、金属ナノ突起の入力端という)とそれぞれ接続される。複数の金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4の他端(以下、金属ナノ突起の出力端という)は、結合器4の4つの辺の内の1つ(以下、結合器4の入力端という)にそれぞれ接続される。ここで、結合器4の入力端の中央位置をA点とすると、金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4の出力端は、A点について点対称な位置にそれぞれ接続される。すなわち、金属ナノ突起3−1の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−4の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しく、また、金属ナノ突起3−2の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−3の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しい。結合器4の4つの辺の内、入力端と平行である辺(以下、結合器4の出力端という)は、負屈折率レンズ5の互いに平行な面の一方(以下、負屈折率レンズ5の入力面という)に接続される。なお、以下では、負屈折率レンズ5の入力面と平行な面を負屈折率レンズ5の出力面という。
以下では、微小径光作製装置100の動作について、図2を参照して説明する。なお、以下では、微小径光作製装置100が空気中(屈折率=1)で動作する場合について説明する。まず、入力光7は、光伝送路1内を伝搬し、金属膜2に入射角度θで入射する。ここで、入射角度θは、金属膜2の表面に表面プラズモン共鳴(surface plasmon resonance)を発生させる入射角度である。また、光伝送路1の屈折率は、空気の屈折率より大きい。このことによって、表面プラズモン共鳴は、光伝送路1より小さい光屈折率を持つ空気と接している面である、金属膜2の出力面で発生する。この結果として、金属膜2の出力面の表面プラズモンが励起される。金属膜2の出力面の励起された表面プラズモンの一部は、金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4を介して、4つの入力表面プラズモン9として結合器4の入力端に入力される。ここで、金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4の出力端の径は入力光7の波長よりも小さく、このことによって、各入力表面プラズモン9の径も入力光7の波長より小さいものとなる。入力された各入力表面プラズモン9は、結合器4内で複数の固有モードの表面プラズモンに展開される。そして、各固有モードの表面プラズモンは、相互にマルチモード干渉(Multimode Interference)しつつ結合器4内を伝搬し、結合器4の出力端の中央のB点で結合して結合表面プラズモン10となる。ここで、結合器4の入力端から出力端までの距離(結合器4の長さ)Lは、式1で表される。但し、Nは、結合器4に入力される入力表面プラズモン9の数量である。また、Lπ は、0次モードの表面プラズモンと1次モードの表面プラズモンとの干渉波のビート長である。
結合表面プラズモン10の径は、入力表面プラズモン9の径が入力光7の波長よりも小さいことによって、入力光7の波長よりも小さいものとなる。また、結合表面プラズモン10は、入力表面プラズモン9の数量に比例した高いエネルギを有する。
B点には、結合表面プラズモン10によって、近接場光11が生じる。ここで、結合表面プラズモン10の径が入力光7の波長よりも小さいために、近接場光11の径も入力光7の波長よりも小さいものとなる。また、近接場光11の光量は、結合表面プラズモン10のエネルギに比例して増加する。近接場光11は、負屈折率レンズ5の入力面から負屈折率レンズ5に入力され、負屈折率レンズ5の出力面から所定距離W離れたC点に、近接場光20(図示せず)として集光される。ここで、既に説明した通り、負屈折率レンズ5は、入射した光の像(点光源)を完全に同一の光の像(点光源)に集光できる。このことによって、近接場光20は、近接場光11と同じ径及び光量を有する。つまり、近接場光20は、入力光7の波長よりも小さい径であり、結合表面プラズモン10が有する高いエネルギに比例した大きい光量を持つ。なお、Wは、空気の屈折率(n=1)と負屈折率レンズ5の屈折率と負屈折率レンズ5の厚さDとによって決まる値である。負屈折率レンズ5の屈折率がn=−1の場合には、WとDとは等しい値となる。
そして、微小径光作製装置100は、近接場光20を集光させるC点を光情報記録ディスク6の記録面14に配置することによって、近接場光20を記録面14に照射して情報を記録する。
以上に説明した通り、本発明の第1の実施形態に係る微小径光作製装置100は、結合器4を用いて、入力光7の波長より小さい径でありながら各入力表面プラズモン9より高いエネルギを有する結合表面プラズモン10を発生させる。そして、微小径光作製装置100は、結合表面プラズモン10によって生じた近接場光11を負屈折率レンズ5に入力する。このことによって、微小径光作製装置100は、入力光7の波長より小さい径でありながら結合表面プラズモン10のエネルギに比例した大光量を有する近接場光20を、負屈折率レンズ5の出力面からW離れたC点に集光させる。この結果として、微小径光作製装置100は、光情報記録ディスクに十分な光量を照射できるので光情報記録ディスクに良好な記録マークを得ることができ、また、当該装置端部(負屈折率レンズ5の出力面)と光情報記録ディスク6の記録面14との間隔を、入力光7の波長程度にすることができるので、容易な制御が可能となる。更に、微小径光作製装置100では、光情報記録ディスクの同一トラックに複数回記録用光を照射する必要がないので、情報記録速度が遅くなることはない。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る微小径光作製装置200の構成例を示す斜視図である。微小径光作製装置200は、第1の実施形態の微小径光作製装置100(図1を参照)に対して、結合器4を結合器25に置換え、金属ナノ突起3−5、3−6、3−7、3−8を追加した構成である。なお、光情報記録ディスク6は、微小径光作製装置200の構成には含まれない。また、微小径光作製装置200において、微小径光作製装置100の構成要素と同じ構成要素には、同一の参照符号を付して重畳する説明は省略する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る微小径光作製装置200の構成例を示す斜視図である。微小径光作製装置200は、第1の実施形態の微小径光作製装置100(図1を参照)に対して、結合器4を結合器25に置換え、金属ナノ突起3−5、3−6、3−7、3−8を追加した構成である。なお、光情報記録ディスク6は、微小径光作製装置200の構成には含まれない。また、微小径光作製装置200において、微小径光作製装置100の構成要素と同じ構成要素には、同一の参照符号を付して重畳する説明は省略する。
図3に示す通り、結合器25は、2つの結合器4(図2を参照)を、各結合器4のA点が互いに重なり、かつ、各結合器4のB点が互いに重なる様に交差させた形状である。金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8の入力端は、それぞれ、金属膜2に接続される。なお、金属ナノ突起3−5、3−6、3−7、3−8は、第1の実施形態で説明した金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4と同様の特徴を持つ。金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4の出力端は、A点について点対称な位置で結合器25の入力端とそれぞれ接続される。すなわち、金属ナノ突起3−1の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−4の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しく、また、金属ナノ突起3−2の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−3の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しい。同様に、金属ナノ突起3−5、3−6、3−7、3−8の出力端は、A点について点対称な位置で結合器25の入力端とそれぞれ接続される。すなわち、金属ナノ突起3−5の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−8の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しく、また、金属ナノ突起3−6の出力端の接続位置からA点までの距離と金属ナノ突起3−7の出力端の接続位置からA点までの距離とは等しい。結合器25の出力端は、負屈折率レンズ5の入力面に接続される。なお、結合器25の入力端は、結合器4の入力端に対応するものであり、入力表面プラズモン9が入力される端部である(図1及び図2を参照)。同様に、結合器25の出力端は、結合器4の出力端に対応するものであり、中央のB点に結合表面プラズモン10が生じる端部である。
なお、以上では、結合器25は、2つの結合器4を、各結合器4のA点が互いに重なり、かつ、各結合器4のB点が互いに重なる様に交差させた形状として説明した。しかし、結合器25は、3つ以上の結合器4を、各結合器4のA点が互いに重なり、かつ、各結合器4のB点が互いに重なる様に交差させた形状としてもよい。
以上に説明した構成によって、本発明の第2の実施形態に係る微小径光作製装置200は、第1の実施形態に係る微小径光作製装置100よりも容易に、金属ナノ突起の数量を増やすことができる。このことによって、微小径光作製装置200は、微小径光作製装置100と同様の効果を得つつ、微小径光作製装置100よりも容易に近接場光20の光量を増加させることができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明において、金属膜2、複数の金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8及び結合器4(又は結合器25)は金属によって構成されるものとして説明したが、これらを構成するものは金属には限られず、導電体であればよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明において、金属ナノ突起数が4個(及び8個)の場合について説明したが、金属ナノ突起数は複数個であればよい。金属ナノ突起数が増えるに伴って、入力表面プラズモン9の数が増えるので、結合器4(及び結合器25)が結合する結合表面プラズモン10のエネルギは増加する。この結果として、C点に集光される近接場光20(及び近接場光60)の光量は更に増加する。従って、金属ナノ突起の数量を調節することによって、光情報記録ディスク6の記録面14に照射される光量を調節することができる。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明において、微小径光作製装置100(及び微小径光作製装置200)は、空気(屈折率n=1)中で動作する前提で説明した。しかし、微小径光作製装置100(及び微小径光作製装置200)は、屈折率が1ではない他の媒質中で動作してもよい。この場合には、光伝送路1の屈折率及び負屈折率レンズ5の屈折率等を適切に変更する必要がある。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態の説明において、光伝送路1と金属膜2、金属膜2と金属ナノ突起3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8、結合器4(又は結合器25)と負屈折率レンズ5とは、互いに接触しているものとして説明した。しかし、これらは、表面プラズモンを伝達できるのであれば、それぞれ、非接触であってもよい。
(第3の実施形態)
図4は、本発明の第3の実施形態に係る微小径光作製装置300を説明するための図である。図4に示す通り、微小径光作製装置300は、光伝送路52と、3つの金属膜55と、3つの負屈折率レンズ56とで構成される。なお、光情報記録ディスク6は、微小径光作製装置300の構成には含まれない。光伝送路52は、光ファイバに代表される光導波路である。金属膜55は、膜形状をした金属であり、光伝送路52中を伝搬する入力光51の波長より小さい開口径の開口部54を有する。負屈折率レンズ56は、負の屈折率を有するレンズ(非特許文献3及び非特許文献4を参照)であり、互いに平行な2つの面を持つ平板型レンズである。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る微小径光作製装置300を説明するための図である。図4に示す通り、微小径光作製装置300は、光伝送路52と、3つの金属膜55と、3つの負屈折率レンズ56とで構成される。なお、光情報記録ディスク6は、微小径光作製装置300の構成には含まれない。光伝送路52は、光ファイバに代表される光導波路である。金属膜55は、膜形状をした金属であり、光伝送路52中を伝搬する入力光51の波長より小さい開口径の開口部54を有する。負屈折率レンズ56は、負の屈折率を有するレンズ(非特許文献3及び非特許文献4を参照)であり、互いに平行な2つの面を持つ平板型レンズである。
光伝送路52は、3つの金属膜55の一方の面に接続される。3つの金属膜55の他方の面は、それぞれ、3つの負屈折率レンズ56の互いに平行な面の一方(以下、負屈折率レンズ56の入力面という)に接続される。なお、以下では、負屈折率レンズ56の入力面と平行な面を負屈折率レンズ56の出力面という。3つの負屈折率レンズ56は、入力された光をC点に集光できる角度でそれぞれ配置される。なお、3つの負屈折率レンズ56は、互いに接して一体化されてもよい。また、金属膜55の材質は、金属には限られず、導電体であればよい。
以下に、微小径光作製装置300の動作について図4を参照して説明する。なお、以下では、微小径光作製装置300が空気中(光屈折率=1)で動作する場合について説明する。まず、入力光51は、光伝送路52中を伝搬し、各開口部54に照射される。ここで、各開口部54の開口径は、光伝送路52中を伝搬する入力光51の波長より小さい。このことによって、入力光51は各開口部54を通過しないが、各開口部54から染み出す様に入力光51の波長より小さい径の近接場光59(図示せず)が各開口部54にそれぞれ生じる。そして、各近接場光59は、それぞれ、対応する負屈折率レンズ56に入力され、各負屈折率レンズ56の出力面から所定距離W離れたC点に、近接場光60(図示せず)として集光される。ここで、既に説明した通り、負屈折率レンズ56は、入射した光の像(点光源)を完全に同一の光の像(点光源)に集光できる。このことによって、近接場光60は、近接場光59と同じ径を有し、3つの近接場光59の光量を加算した光量を有する。なお、Wは、空気の屈折率(n=1)と負屈折率レンズ56の屈折率と負屈折率レンズ56の厚さDとによって決まる値である。負屈折率レンズ56の屈折率がn=−1の場合には、WとDとは等しい値となる。
以上に説明した構成によって、本発明の第3の実施形態に係る微小径光作製装置300は、第1の実施形態に係る微小径光作製装置100と同様の効果を奏することができる。
なお、以上では、金属膜55及び負屈折率レンズ56の数量がそれぞれ3つの場合について説明した。しかし、金属膜55及び負屈折率レンズ56の数量は、それぞれ複数で有ればよく、当該数量が増えるに伴ってC点に集光される近接場光60の光量は増加する。
また、微小径光作製装置300の変形例を表す図5に示す通り、複数の負屈折率レンズ56を一体化して入力面を曲面とし、当該入力面に、複数の金属膜55を一体化した金属膜62が接続される構成としてもよい。
また、以上では、微小径光作製装置300は、空気(屈折率n=1)中で動作する前提で説明した。しかし、微小径光作製装置300は、屈折率が1ではない他の媒質中で動作してもよい。この場合には、Wの値が変化する。
また、以上に説明した第1〜第3の実施形態において、微小径光作製装置100、200及び300は、例えば、400nm以上の波長の入力光7又は入力光51を入力して、記録面14(C点)に、100nm以下の径を有する近接場光20又は近接場光60を集光することができる。
本発明は、光情報記録ディスクに情報を高密度で記録するための光情報記録装置に用いられる微小径光作製装置等に利用可能であり、特に、情報記録速度を低下させることなく十分な光量を得て記録し、また、微小径光作製装置と記録面との間隔を広げたい場合等に有用である。
100、200、300 微小径光作製装置
1、52 光伝送路
2、55、62 金属膜
3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8 金属ナノ突起
4、25 結合器
5、56 負屈折率レンズ
6 光情報記録ディスク
14 記録面
7、51 入力光
9、10 表面プラズモン
11、20、59、60 近接場光
54 開口部
1、52 光伝送路
2、55、62 金属膜
3−1、3−2、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、3−8 金属ナノ突起
4、25 結合器
5、56 負屈折率レンズ
6 光情報記録ディスク
14 記録面
7、51 入力光
9、10 表面プラズモン
11、20、59、60 近接場光
54 開口部
Claims (7)
- 情報を光情報記録ディスクに記録する微小径光作製装置であって、
入力光が照射されて表面プラズモンを生じる導電体膜と、
前記導電体膜と一端が接続され、前記表面プラズモンの一部をそれぞれ入力し、前記入力光の波長より小さい径を有する他端から入力表面プラズモンをそれぞれ出力する、複数のナノ突起と、
前記複数のナノ突起の他端が接続され、複数の前記入力表面プラズモンを入力して結合し、結合表面プラズモンを発生させる結合器と、
前記結合器に接続され、前記結合表面プラズモンによって生じる近接場光を入力して前記光情報記録ディスクの記録面に前記近接場光を集光させる、負の屈折率を有する負屈折率レンズとを備え、
前記記録面に集光される近接場光は、前記入力光の波長より小さい径を有することを特徴とする、微小径光作製装置。 - 前記結合器は、
四角形状の導電体から成る膜で構成され、
第1の辺上であり当該辺の中央から対称な位置に前記複数のナノ突起の他端がそれぞれ接続され、
入力した複数の前記入力表面プラズモンをマルチモード干渉させて、前記第1の辺と向かい合う第2の辺の中央に前記結合表面プラズモンを結合させることを特徴とする、請求項1に記載の微小径光作製装置。 - 前記結合器は、
複数の四角形状の対向する第1の辺の中央及び第2の辺の中央をそれぞれ互いに重ねて、前記複数の四角形状を交差させた形状の導電体から成る膜で構成され、
各前記四角形状の前記第1の辺上であり当該辺の中央から対称な位置に、前記複数のナノ突起の他端がそれぞれ接続され、
入力した複数の前記入力表面プラズモンをマルチモード干渉させて、複数の前記第2の辺の中央に前記結合表面プラズモンを結合させることを特徴とする、請求項1に記載の微小径光作製装置。 - 前記導電体膜に接続され、前記入力光を伝搬させ、前記導電体膜に前記入力光を照射する光伝送路を備えることを特徴とする、請求項1に記載の微小径光作製装置。
- 前記光伝送路は、前記導電体膜に表面プラズモンが生じる入射角度で前記入力光を照射することを特徴とする、請求項4に記載の微小径光作製装置。
- 前記入力光の波長は400nm以上であり、前記記録面に集光される近接場光の径は100nm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の微小径光作製装置。
- 前記導電体膜と前記複数のナノ突起と前記結合器とは金属から成ることを特徴とする、請求項1に記載の微小径光作製装置。
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