JP4711834B2 - 文字入力装置、端末装置、文字入力プログラム及び文字入力方法 - Google Patents

文字入力装置、端末装置、文字入力プログラム及び文字入力方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、デスクトップ型やノート型のパーソナルコンピュータ装置等の端末装置に適用して好適な文字入力装置、端末装置、文字入力プログラム及び文字入力方法に関し、特にユーザの現状に対応する様々な入力候補を表示することで、ユーザの入力操作の簡素化等を図った文字入力装置、端末装置、文字入力プログラム及び文字入力方法に関する。
特開2005−165460号の公開特許公報において、煩雑な入力操作を行うことなく、現在位置の住所を文字列として入力可能な携帯端末装置が開示されている。この携帯端末装置は、文章の作成時(=文字の入力時)において、「ここ」、「げんざいち」、「じゅうしょ」等の位置に関連する文字列が入力されると、CPUは、当該携帯端末装置の現在位置を検出するようにGPS無線部を制御し、このGPS無線部で検出された現在位置に対応する経度緯度情報を算出する。
この携帯端末装置のメモリには、各入力文字列に対応する変換候補が記憶された辞書情報と共に、各経度緯度情報を、それぞれ対応する住所情報に変換するための住所変換情報が記憶されている。
CPUは、入力された文字列に対応する変換候補を上記メモリの辞書情報から検出して表示部に表示制御すると共に、上記算出した経度緯度情報に対応する住所情報を上記メモリの住所変換情報から検出し、この住所情報を、上記各変換候補と共に表示部に表示制御する。
これにより、「ここ」、「げんざいち」、「じゅうしょ」等の位置に関連する文字列を入力するだけで、当該携帯端末装置の現在位置に対応する住所が、各変換候補と共に表示部に表示されることとなるため、ユーザは、表示部に表示された各変換候補の中から住所情報を選択するという簡単な操作のみで、現在位置に対応する住所の入力を行うことができる。
特開2005−165460号公報(第8頁〜第9頁:図1、図7)
しかし、上述の特許文献1に開示されている携帯端末装置の場合、GPS無線部で検出された現在位置に対応する住所しか、複数の変換候補に含めて表示することができないため、ユーザの現状に対応する入力候補のうちの一部のみ(=現在位置に対応する住所のみ)しか表示できない問題があった。
すなわち、ユーザの現状を示すパラメータとしては、ユーザの現在位置に対応する住所の他、気温、湿度、方位、歩行速度等の各パラメータも、ユーザの現状を示すパラメータであるといえる。このため、上記住所以外にも、ユーザの現状を示すパラメータを入力候補として、より多く表示することができれば、ユーザの入力操作をより簡素化することが可能となる。
本発明は上述の実状に鑑みてなされたものであり、ユーザの現状に対応する様々な入力候補を表示することで、ユーザの入力操作をより簡素化することができるような文字入力装置、携帯端末装置、文字入力プログラム及び文字入力方法の提供を目的とする。
本発明に係る文字入力装置は、上述の課題を解決するための手段として、
入力される文字から予測される入力候補が複数記憶された辞書データベースと、
複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段と、
入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段と、
上記入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段と、
上記対象入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索した入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段と、
上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出手段により検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記入力候補検索手段で検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段と、
各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段とを有する。そして、上記入力候補検索手段は、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する。
本発明に係る端末装置は、上述の課題を解決するための手段として、
文字入力操作を行うための操作手段と、
上記操作手段を介して入力される文字から予測される入力候補が複数記憶された辞書データベースと、
複数のセンサで構成されるセンサ群と、
上記センサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段と、
入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段と、
上記入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段と、
上記対象入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索した入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段と、
上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出手段により検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記入力候補検索手段で検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段と、
各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段とを有する。そして、上記入力候補検索手段は、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する。
また、本発明に係る文字入力プログラムは、上述の課題を解決するために、
入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段としてコンピュータを機能させ、
上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させることで、上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段としてコンピュータを機能させ、
上記対象入力候補検索手段としてコンピュータを機能させることで、上記辞書データベースから検索された入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段としてコンピュータを機能させ、
上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、コンピュータを上記対応センサ検出手段として機能させることで検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、コンピュータを上記入力候補検索手段として機能させることで検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段としてコンピュータを機能させ、
各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段としてコンピュータを機能させ、
上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させる場合、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させる。
また、本発明に係る文字入力方法は、上述の課題を解決するための手段として、
入力候補検索手段により、入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する検索ステップと、
対象入力候補検索手段が、上記検索ステップにおいて上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する判別ステップと、
上記判別ステップにおいて、上記辞書データベースから検索された入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、対応センサ検出手段が、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出ステップと、
表示制御手段が、上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出ステップにおいて検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記検索ステップにおいて検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する一覧表示ステップと、
検索対象記憶手段が、各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶ステップとを有し、
上記検索ステップでは、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、上記入力候補検索手段が、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する。
本発明は、複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補がセンサ別入力候補記憶手段に記憶されている。文字が入力されると、この入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索すると共に、この辞書データベースから検索された入力候補の中に、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを検出する。
また、上記辞書データベースから検索された入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する。
そして、上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記センサ別入力候補記憶手段から検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記辞書データベースから検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する。
これにより、辞書データベースから通常、検索される各入力候補に含めて、入力された文字に対応するセンサで検出された検出出力を入力候補として表示することができる。また、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する。これにより、次の入力文字に対する、より適切な入力候補を検出することができると共に、該入力候補の一覧の表示をより迅速に行うことができる。
本発明は、例えばユーザの現在位置に対応する住所、気温、湿度、方位、歩行速度等の、各センサで検出されたユーザの現状に対応する様々な入力候補を表示することができる。このため、文字入力の際におけるユーザの入力操作をより簡素化することができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように基地局との間で無線通信を行うアンテナ1及び通信回路2と、着信音や受話音声等の音響出力を得るためのスピーカ部3と、送話音声を集音する他、当該携帯電話機の周囲の音声を集音する音声センサとして機能するマイクロホン部4と、画像(動画像、静止画像等)や文字等を表示するための表示部5と、所定の入力操作や選択操作を行うための操作部6、発着信等を光で知らせるための発光部7(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体の静止画像或いは動画像を撮像するためのカメラ部8と、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに知らせるためのバイブレーションユニット9とを有している。
また、この携帯電話機は一例として、以下の複数のセンサを有している。すなわち、この携帯電話機は、当該携帯電話機の現在位置を検出するGPSアンテナ10(GPS:Global Positioning System)及びGPSユニット11と、当該携帯電話機の加速度に基づいて、当該携帯電話機の進行速度を検出する加速度センサ12と、当該携帯電話機の周囲の温度を検出する温度センサ13と、当該携帯電話機に対して加えられている圧力を検出する圧力センサ14と、当該携帯電話機の周囲の光量を検出する光量センサ15と、当該携帯電話機の周囲の臭気(臭い)を検出するにおいセンサ16と、方位を検出する地磁気センサ17と、以下に説明する各種プログラムや情報等が記憶されたメモリ18と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部19とを有している。
メモリ18には、通信処理を行うための通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)、上記マイクロホン部4を含む各センサ11〜17を制御するための各種センサ制御プログラム、カメラ部8を撮像制御するためのカメラ制御プログラム、後に説明する文字入力処理を行うための文字入力プログラム、文字入力時に参照される各種辞書データが記憶された辞書データベース、上記マイクロホン部4を含む各センサ11〜17のうち、ユーザにより予め使用が指定されているセンサを示す使用センサ情報、ユーザにより入力された文字から予測される入力候補を表示し、この表示された入力候補の中から所望の入力候補を選択する予測入力機能を用いた文字入力を行うか否かを示す予測入力機能ON/OFF情報が記憶されている。
また、メモリ18には、各センサに対応する文字として予め設定されたパラメータ表示対象入力候補と、このパラメータ表示対象入力候補と同じ文字がユーザにより入力された際に、各予測入力候補に含めて表示されるパラメータとが関連付けされて記憶されたパラメータテーブル、スケジュール帳、電話帳、発着信した電子メールのデータ、電話や電子メールの発着信履歴、及び音楽コンテンツや映像コンテンツ等のコンテンツファイル等が記憶されている。
〔パラメータテーブルの構成〕
図2(a)に、メモリ18に記憶されているパラメータテーブルの一例を示す。この図2からわかるように、パラメータテーブルには、GPSセンサ11や加速度センサ12等の各センサ毎にパラメータ表示対象入力候補が記憶されている。このパラメータ表示対象入力候補は、所定のセンサの検出出力に対応する入力候補(パラメータ)の表示を行う入力候補を示している。制御部19は、ユーザから入力された文字に対応する入力候補を検出した際に、この入力候補の中に、このパラメータ表示対象入力候補と同じ入力候補が存在するか否かを判別し、該同じ入力候補が存在していた場合に、そのパラメータ表示対象入力候補に対応するセンサの検出出力を示す入力候補(パラメータ)を、上記検出した入力候補に含めて表示部5に表示制御する。
具体的には、例えばユーザから入力された「げ」の文字に基づいて検出した各入力候補の中に、上記パラメータ表示対象入力候補の一つである「現在地」の入力候補が存在していた場合、制御部19は、この「現在地」のパラメータ表示対象入力候補に対応するGPSセンサ11の検出出力である当該携帯電話機の現在位置の地名等を上記パラメータとして、上記検出した入力候補に含めて表示部5に表示制御するようになっている。
同様に、例えばユーザから入力された「き」の文字に基づいて検出した各入力候補の中に、上記パラメータ表示対象入力候補の一つである「気温」の入力候補が存在していた場合、制御部19は、この「気温」のパラメータ表示対象入力候補に対応する温度センサ13の検出出力である当該携帯電話機の周囲の温度を上記パラメータとして、上記検出した入力候補に含めて表示部5に表示制御するようになっている。
図2(b)は、各センサの検出出力に基づいて上記各入力候補に含めて表示されるパラメータの一例を示しているのであるが、この図2(b)からわかるように、GPSセンサ11の検出出力を上記入力候補(=上記パラメータ)として表示する場合には、このGPSセンサ11で検出された「大崎」、「品川」等の、当該携帯電話機の現在位置を示す地名等が上記入力候補として表示されることとなる。
同様に、加速度センサ12の検出出力を上記入力候補として表示する場合には、この加速度センサ12で検出された「120歩/分」等の、当該携帯電話機の移動速度が上記入力候補として表示され、温度センサ13の検出出力を上記入力候補として表示する場合には、この温度センサ13で検出された「28℃」等の、当該携帯電話機の周囲の気温が上記入力候補として表示されることとなる。
さらに、地磁気センサ17の検出出力を上記入力候補として表示する場合には、この地磁気センサ17で検出された「東」、「西」、「南」、「北」等の方位が上記入力候補として表示され、基地局エリアの検出出力を上記入力候補として表示する場合には、制御部19が現在通信している基地局から送信される通信エリア情報に基づいて検出した、「東京」、「品川」等の基地局エリアが上記入力候補として表示されることとなる。
また、上記パラメータテーブルには、上述のように一覧的に表示された入力候補の中から、上記パラメータの入力候補がユーザにより選択された場合に、その次にユーザから入力された文字に対する入力候補を、何に基づいて予測して表示するかを示す「次候補予測対象文字」が記憶されている。
例えば、一覧的に表示した入力候補の中から、GPSセンサ11に対応するパラメータである地名の入力候補がユーザにより選択された場合、制御部19は、次にユーザから文字入力がなされた際にパラメータテーブルの「次候補予測対象文字」の項を参照する。この例の場合、GPSセンサ11の次候補予測対象文字としては「パラメータ」が既定されているため、制御部19は、ユーザにより選択された地名の入力候補に基づいて、次の入力候補を予測して表示制御することとなる。
同様に、一覧的に表示した入力候補の中から、温度センサ13に対応するパラメータである例えば25℃の入力候補がユーザにより選択された場合、制御部19は、次にユーザから文字入力がなされた際にパラメータテーブルの「次候補予測対象文字」の項を参照する。この例の場合、温度センサ13の次候補予測対象文字としては「入力文字」が既定されているため、制御部19は、次にユーザにより入力された文字に基づいて、次の入力候補を予測して表示制御することとなる。
なお、この次候補予測対象文字は、当該携帯電話機のメーカ側で固定的に設定してもよいし、ユーザが任意に設定可能としてもよい。
[文字入力動作]
次に、このような構成を有する当該実施の形態の携帯電話機における文字入力動作を説明する。
〔予測入力機能の設定〕
まず、当該実施の形態の携帯電話機には、例えばユーザにより「ば」と入力された場合、操作部6の変換キーが押圧され、或いは回転操作キーが回転操作される毎に「ば」→「羽」→「場」→「婆」→「罵」・・・等のように各入力候補を順次表示する「通常入力機能」と、例えばユーザにより「ば」と入力された場合、「ば」、「場所」、「場合」、「番地」・・・等の「ば」という入力文字から予測される入力候補を一覧的に表示する「予測入力機能」とが設けられている。そして、ユーザにより入力された文字に対応して各センサの検出出力に応じた入力候補(=上記パラメータ)を表示する「センサ辞書入力機能」を使用する場合、上記「予測入力機能」を予め選択する必要がある。
一例ではあるが、当該実施の形態の携帯電話機の場合、ツールメニューから「文字入力ツール」のメニューを選択すると、図3(a)に示すように「予測変換切替メニュー」が表示される。この予測変換切替メニューでは、上記通常入力機能が選択されたことを示す「通常」の文字と、上記予測入力機能が選択されたことを示す「予測」との文字を、操作部19が操作部6の所定のキーが押圧操作される毎に交互に切り替え表示するようになっている。この場合、ユーザは、操作部6の所定のキーを押圧操作して上記「予測」との文字を表示させたうえで決定キーを押圧操作する。
制御部19は、予測変換切替メニューにおいて、上記「予測」との文字を表示している際に決定キーの押圧操作を検出すると、ユーザにより「予測入力機能」が選択されたものと認識し、文字入力機能として「予測入力機能」を用いることを示す予測入力ON/OFF情報をメモリ18に記憶制御する。これにより、いずれかのセンサからの検出出力に対応する入力候補(パラメータ)を、通常の入力候補に含めて一覧的に表示する「センサ辞書入力機能」を使用することが可能となる。
〔センサ辞書入力機能の設定〕
次に、「センサ辞書入力機能」を使用するためには、上述の「予測入力機能」を選択したうえで、センサ辞書入力機能の使用を指定すると共に、使用するセンサを選択する必要がある。
すなわち、制御部19は、図3(a)に示すように「文字入力ツール」のメニュー画面において、上記「予測変換切替メニュー」と共に「センサ辞書入力選択メニュー」を表示部5に表示するようになっている。そして、ユーザにより、この「センサ辞書入力選択メニュー」が選択されると、図3(b)に示すようにセンサ辞書入力機能の使用を指定するための「ON」の文字、センサ辞書入力機能の使用を禁止するための「OFF」の文字を表示部5に表示する。
ユーザは、センサ辞書入力機能の使用を禁止する場合には、上記「OFF」の文字の表示位置にカーソルを移動操作して決定キーを押圧操作し、センサ辞書入力機能の使用を指定する場合には、上記「ON」の文字の表示位置にカーソルを移動操作して決定キーを押圧操作する。
上記「ON」の文字の表示位置にカーソルが移動操作されたうえで決定キーが押圧操作されると、制御部19は、図3(c)に示すように、使用するセンサの選択画面を表示する。この使用するセンサの選択画面としては、GPSセンサ、加速度センサ、温度センサ・・・等の各センサの名称の一覧と、各センサの選択の有無を表示するためのチェックボックスが表示される。
ユーザは、使用する所望のセンサの名称の表示位置にカーソルを移動操作して決定キーを押圧操作する。この決定キーの押圧操作を検出すると、制御部19は、カーソルが位置しているセンサの使用がユーザにより指定されたものと認識し、当該センサのチェックボックスに対して、選択されたことを示す表示を行う。なお、図3(c)は、ユーザにより、使用するセンサとして「GPSセンサ」、「温度センサ」及び「基地局エリア(当該携帯電話機の地理的範囲の検出用)」が選択された場合の例である。
〔センサ辞書入力機能を用いた文字入力動作〕
図4のフローチャートに、センサ辞書入力機能を用いた文字入力動作の流れを示す。この図4のフローチャートは、例えば電子メール、スケジュール帳、電話帳等の文字入力の際に、制御部19が、メモリ18に記憶されている「文字入力プログラム」に基づいて実行するようになっており、制御部19が、ユーザからの文字入力を検出したタイミングでスタートとなる。
制御部19は、このフローチャートをスタートさせると、まず、ステップS1において、メモリ18に記憶されている予測入力機能ON/OFF情報を読み込むことで、ユーザにより予測入力機能の使用が指定されているか否かを判別する。そして、ユーザにより予測入力機能の使用が指定されている場合は処理をステップS2に進め、ユーザにより予測入力機能の使用が指定されていない場合は処理をステップS8に進める。ステップS8では、ユーザにより予測入力機能の使用が指定されていないため、制御部19が、当該図3のフローチャートに示す処理を終了し、上述の「通常入力機能」に基づいて、ユーザから入力された文字の入力処理を行う。
これに対して、ユーザにより予測入力機能の使用が指定されているものと判別することで処理をステップS2に進めると、制御部19は、ユーザから入力された文字に対応する入力候補を、メモリ18に記憶されている辞書データベースから検出して処理をステップS3に進める。
ステップS3では、制御部19が、メモリ18に記憶されているパラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」の項を参照し、上記辞書データベースから検出した各入力候補の中に、「パラメータ表示対象入力候補」として指定されている入力候補が存在するか否かを判別する。そして、上記辞書データベースから検出した各入力候補の中に、「パラメータ表示対象入力候補」として指定されている入力候補が存在しない場合には、処理をステップS9に進め、上記ステップS2で検出した各入力候補を表示部5に表示制御して処理をステップS6に進める。
一方、上記辞書データベースから検出した各入力候補の中に、「パラメータ表示対象入力候補」として指定されている入力候補が存在する場合、制御部19は、ステップS4において、この「パラメータ表示対象入力候補」として指定されている入力候補に対応するセンサを検出する。そして、メモリ18に記憶されている「使用センサ情報」に基づいて、この検出したセンサの使用がユーザにより指定されているか否かを判別する。
制御部19は、上記センサの使用がユーザにより指定されていない場合には、処理をステップS9に進め、上記ステップS2において、ユーザから入力された文字に基づいて検出した各入力候補を、表示部5に一覧的に表示制御して処理をステップS6に進める。
これに対して、上記センサの使用がユーザにより指定されている場合には処理をステップS5に進め、上記「パラメータ表示対象入力候補」として指定されている入力候補に対応するセンサで検出された検出出力に対応する入力候補(パラメータ)を、上記ステップS2で検出された各入力候補に含めて、表示部5に一覧的に表示制御する。
具体的には、ユーザにより、例えば「き」の文字が入力された場合、制御部19は、図5(a)に示すように、この「き」の入力文字から予測される「気合い」、「今日」、「急に」、「帰宅」・・・「気温」等の入力候補を上記辞書データベースから検出する(ステップS2)。
次に、制御部19は、この各入力候補の中に、パラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている入力候補が存在するか否かを判別する(ステップS3)。この場合、ユーザからの「き」の入力文字に基づいて検出された入力候補の一つである「気温」の入力候補が、図2(a)に示すようにパラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている。また、図2(a)からわかるように、この「気温」の入力候補に対応するセンサは「温度センサ」である。
このため、制御部19は、図1に示す温度センサ13からの検出出力を取り込み、この検出出力に対応する例えば「32℃」等の現在の気温を示す入力候補を、図5(b)に示すように各入力候補に含めて表示部5に表示制御する(ステップS5)。
同様に、ユーザにより、例えば「ば」の文字が入力された場合、制御部19は、図6(a)に示すように、この「ば」の入力文字から予測される「馬場」、「バック」、「番号」・・・「場所」等の入力候補を上記辞書データベースから検出する。
次に、制御部19は、この各入力候補の中に、パラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている入力候補が存在するか否かを判別する。この場合、ユーザからの「ば」の入力文字に基づいて検出された入力候補の一つである「場所」の入力候補が、図2(a)に示すようにパラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている。また、図2(a)からわかるように、この「場所」の入力候補に対応するセンサは「基地局エリア」である。
このため、制御部19は、図1に示すアンテナ1及び通信回路2を介して基地局から受信される通信エリア情報に基づいて、当該携帯電話機が現在、位置している通信エリアを検出し、この通信エリアに対応する例えば「大崎」等の現在の場所を示す入力候補を、図6(b)に示すように各入力候補に含めて表示部5に表示制御する。
同様に、ユーザにより、例えば「げ」の文字が入力された場合、制御部19は、図6(d)に示すように、この「げ」の入力文字から予測される「限界」、「元気」、「限定」・・・「現在地」等の入力候補を上記辞書データベースから検出する。
次に、制御部19は、この各入力候補の中に、パラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている入力候補が存在するか否かを判別する。この場合、ユーザからの「げ」の入力文字に基づいて検出された入力候補の一つである「現在地」の入力候補が、図2(a)に示すようにパラメータテーブルの「パラメータ表示対象入力候補」として既定されている。また、図2(a)からわかるように、この「現在地」の入力候補に対応するセンサは「GPSセンサ」である。
このため、制御部19は、図1に示すGPSセンサ11からの検出出力を取り込み、この検出出力に対応する例えば「大崎」等の、当該携帯電話機の現在位置を示す入力候補を、図6(e)に示すように各入力候補に含めて表示部5に表示制御する。
次に、図5(b)、図6(b)、図6(e)に示したように、通常の各入力候補に含めて表示されたパラメータ(=センサの検出出力に対応する入力候補)を選択する場合、ユーザは、操作部6を操作してカーソルを上記パラメータの表示位置に移動させ、決定キーを押圧操作する。この押圧操作を検出すると、制御部19は、ユーザにより入力された文字を、現在、カーソルが位置している入力候補の文字に変換して表示する。これにより、ユーザが「き」の文字を入力して上記パラメータを選択した場合には、図5(c)に示すように、この入力した「き」の文字が、現在の気温を示す「32℃」の文字に変換されて入力されることとなる。
同様に、ユーザが「ば」の文字を入力して上記パラメータを選択した場合には、図6(c)に示すように、この入力した「ば」の文字が、現在の場所を示す「大崎」の文字に変換されて入力され、ユーザが「げ」の文字を入力して上記パラメータを選択した場合には、図6(c)に示すように、この入力した「げ」の文字が、現在置を示す「大崎」の文字に変換されて入力されることとなる。
〔次入力候補の予測動作〕
次に、図4のフローチャートに戻り、ステップS6では、制御部19が、ユーザにより各入力候補の中からパラメータの入力候補が選択されたか否かを判別する。そして、パラメータの入力候補が選択された場合には、処理をステップS10に進め、パラメータ以外の入力候補が選択された場合には、処理をステップS7に進める。
ユーザによりパラメータの入力候補が選択されることで処理をステップS10に進めると、制御部19は、ユーザにより、次の文字が入力されたか否かを判別する。そして、次の文字が入力されたことを検出した場合、処理をステップS11に進め、次の文字が入力されたことを検出しなかった場合には、処理をステップS7に進める。
ユーザから次の文字が入力されることで処理をステップS11に進めると、制御部19は、図2(a)に示すパラメータテーブルを参照し、ユーザからの次の入力文字に対する入力候補を、何に基づいて検出するかを判別する。
具体的には、例えば図5(a)〜(c)に示したように、ユーザが「き」の文字を入力することで「32℃」のパラメータが選択された場合、図2からわかるように、この「32℃」の気温を検出した温度センサ13に対する次候補予測対象文字は「入力文字」として既定されている。これは、ユーザによりパラメータの入力が選択され、次にユーザから入力された文字に対しては、このユーザから入力された文字(=上記「入力文字」)に基づいて辞書データベースから入力候補を検出することを示している。
同様に、例えば図6(d)、図6(e)、図6(c)に示したように、ユーザが「げ」の文字を入力することで「大崎」のパラメータが選択された場合、図2からわかるように、この「大崎」の現在地を検出したGPSセンサ11に対する次候補予測対象文字は「パラメータ」として既定されている。これは、ユーザによりパラメータの入力が選択され、次にユーザから入力された文字に対しては、このユーザにより選択されたパラメータに基づいて辞書データベースから入力候補を検出することを示している。
このため、制御部19は、上記パラメータテーブルに基づいて、次の入力候補を検出する対象が「入力文字」であるか、或いは「パラメータ」であるかを検出すると、この検出した対象に基づいて、ユーザから入力された文字に対応する入力候補を辞書データベースから検出して表示部5に一覧的に表示し、処理をステップS7に進める。
このように、ユーザによりパラメータが選択された場合に、次の入力文字に対して検出する入力候補の対象を「パラメータ」か或いは「入力文字」かを既定しておくことで、次の入力文字に対する、より適切な入力候補を検出することができると共に、該入力候補の一覧の表示をより迅速に行うことができる。
次に、上記ステップS6においてパラメータ以外の入力候補が選択されたものと判別され、或いは上記ステップS10において、パラメータの入力候補の選択後に、次の文字入力がなされないものと判別され、さらには上記ステップS11において、上記次候補予測対象文字に基づいて入力候補を表示することで、処理をステップS7に進めると、制御部19は、ユーザにより、次の文字が入力されたか否かを判別する。そして、次の文字が入力されたことを検出した場合、処理をステップS2に戻し、次の文字が入力されたことを検出しなかった場合には、そのまま当該図4のフローチャートに示す処理を終了する。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、通常の入力候補に含めて、気温、現在位置、方位、移動速度、方位等のユーザの現状に対応する様々な入力候補を表示することができる。このため、ユーザの文字入力操作をより簡素化することができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この携帯電話機の他、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型、デスクトップ型のパーソナルコンピュータ装置等の他の端末装置に適用してもよい。この場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
また、図5(a)、図6(a)、図6(d)には、ユーザにより入力された文字に対応するパラメータが、入力候補の一覧の最後に表示されているように図示されているが、このパラメータの表示位置としては、入力候補の一覧の先頭や中程等の任意の位置に表示してもよいし、また、ユーザが予めパラメータの表示位置を指定可能としてもよい。
最後に、本発明は、本発明の一例として開示したに過ぎない上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施の形態以外であっても設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態の携帯電話機に設けられているパラメータテーブルの模式図である。 実施の形態の携帯電話機におけるセンサ辞書入力機能の選択設定操作、及びセンサ辞書入力機能において使用するセンサの選択設定操作を説明するための図である。 実施の形態の携帯電話機におけるセンサ辞書入力動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態の携帯電話機のセンサ辞書入力時における文字入力例を示す図である。 実施の形態の携帯電話機のセンサ辞書入力時における他の文字入力例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラ部、9 バイブレーションユニット、10 GPSアンテナ、11 GPSユニット、12 加速度センサ、13 温度センサ、14 圧力センサ、15 光量センサ、16 においセンサ、17 地磁気センサ、18 メモリ、19 制御部

Claims (6)

  1. 入力される文字から予測される入力候補が複数記憶された辞書データベースと、
    複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段と、
    入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段と、
    上記入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段と、
    上記対象入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索した入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段と、
    上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出手段により検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記入力候補検索手段で検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段と、
    各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段とを有し、
    上記入力候補検索手段は、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する
    文字入力装置。
  2. 請求項1に記載の文字入力装置であって、
    上記検索対象記憶手段は、上記一覧的に表示された各入力候補のうち、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該直後に入力された文字に基づいて検索するか、或いは上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補に基づいて検索するかを示す入力候補の検索対象を上記各センサ別に記憶する
    文字入力装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の文字入力装置であって、
    上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、入力候補の表示に用いるセンサを示す使用センサ情報が記憶された使用センサ情報記憶手段を有し、
    上記表示制御手段は、上記対応センサ検出手段で検出されたセンサが、上記入力候補の表示に用いるセンサとして上記使用センサ情報記憶手段に記憶されている場合に、上記対応センサ検出手段により検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記入力候補検索手段で検索された入力候補に含めて上記表示手段に一覧的に表示し、上記対応センサ検出手段で検出されたセンサが、上記入力候補の表示に用いるセンサとして上記使用センサ情報記憶手段に記憶されていない場合には、上記入力候補検索手段で検索された入力候補のみ、上記表示手段に一覧的に表示すること
    を特徴とする文字入力装置。
  4. 文字入力操作を行うための操作手段と、
    上記操作手段を介して入力される文字から予測される入力候補が複数記憶された辞書データベースと、
    複数のセンサで構成されるセンサ群と、
    上記センサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段と、
    入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段と、
    上記入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段と、
    上記対象入力候補検索手段により上記辞書データベースから検索した入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段と、
    上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出手段により検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記入力候補検索手段で検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段と、
    各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段とを有し、
    上記入力候補検索手段は、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する
    端末装置。
  5. 入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する入力候補検索手段としてコンピュータを機能させ、
    上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させることで、上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する対象入力候補検索手段としてコンピュータを機能させ、
    上記対象入力候補検索手段としてコンピュータを機能させることで、上記辞書データベースから検索された入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出手段としてコンピュータを機能させ、
    上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、コンピュータを上記対応センサ検出手段として機能させることで検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、コンピュータを上記入力候補検索手段として機能させることで検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する表示制御手段としてコンピュータを機能させ、
    各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶手段としてコンピュータを機能させ、
    上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させる場合、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する上記入力候補検索手段としてコンピュータを機能させる
    文字入力プログラム。
  6. 入力候補検索手段により、入力された文字から予測される入力候補を辞書データベースから検索する検索ステップと、
    対象入力候補検索手段が、上記検索ステップにおいて上記辞書データベースから検索された入力候補の中に、複数のセンサで構成されるセンサ群の各センサ毎に割り当てられた入力候補が記憶されたセンサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が存在するか否かを判別する判別ステップと、
    上記判別ステップにおいて、上記辞書データベースから検索された入力候補の中から、上記センサ別入力候補記憶手段に記憶されている入力候補が検索された場合に、対応センサ検出手段が、当該検索された入力候補に対応するセンサを、上記センサ別入力候補記憶手段から検出する対応センサ検出ステップと、
    表示制御手段が、上記センサ群の各センサからの検出出力のうち、上記対応センサ検出ステップにおいて検出されたセンサからの検出出力に対応する入力候補を、上記検索ステップにおいて検索された入力候補に含めて、表示手段に一覧的に表示する一覧表示ステップと、
    検索対象記憶手段が、各センサ別に、入力候補の検索対象を記憶する検索対象記憶ステップとを有し、
    上記検索ステップでは、上記センサからの検出出力に対応する入力候補が、入力する文字として選択された際に、上記入力候補検索手段が、この選択された入力候補に対応する検出出力を出力したセンサの上記検索対象を上記検索対象記憶手段から検出し、この検出結果に基づいて、上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、当該入力された文字に基づいて上記辞書データベースから検索し、或いは上記選択直後に入力された文字に対応する入力候補を、上記選択された上記センサからの検出出力に対応する入力候補の文字に基づいて上記辞書データベースから検索する
    文字入力方法。
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