JP4709298B2 - ディジタル信号記録装置、ディジタル信号記録方法およびディジタル信号送受信方法 - Google Patents
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Description
第1の記録媒体への記録は、入力ディジタル信号のTemp. Copyフラグが一時記録可であると、コピー制御フラグがNever Copy、Copy Free及びCopy Onceのいずれであっても、第1の記録媒体32にそのままディジタル信号を記録することができる。入力ディジタル信号のTemp. Copy フラグが一時記録不可であると、コピー制御フラグがCopy Free及びCopy Onceの時のみ記録することができる。その際Copy OnceフラグをNo More Copyに変換して記録する。或いは、Copy Onceは記録できないようにしてもよい。さらには、Copy Freeも含めすべて記録することができなくしてもよい。
なお、コピー制御フラグがNo More Copy の時は、Never Copyと同一の扱いとすればよい。
Temp. Copy フラグが一時記録可である時の第1の記録媒体32への記録時には、コピー制御フラグがCopy Onceの時に、No More Copyに変換して記録してもよいが、変換しないで、Copy Onceのままで記録すれば、一時記録したものを第2の記録媒体18等へ記録することが可能となる。
図2と共に、表2の各制御フラグについて説明する。図2は、第1の記録媒体32への記録再生時の動作のフローチャートである。
記録時(S200)は、Temp. Copy制御フラグを検出する。Temp. Copy制御フラグが存在し、かつ、一時記録可の場合(S201)には、記録媒体フラグで指定されている媒体と第1の記録媒体32が対応しているかどうかチェック(S202)を行い、対応記録媒体であるとディジタル信号の記録(S205)を行う。例えば、ハードディスクドライブや固定されたフラッシュメモリのような取り出しができない記録媒体であれば記録を許可し、VTRのような取出しができる記録媒体には記録を許可しない。また、受信機22に内蔵されている記録媒体には記録を許可し、外部に接続されている記録媒体には記録を許可しない。記録の際には、記録終了時刻あるいは記録開始時刻を第1の記録媒体32或いは受信機22の中のレジスタ等に記録する。一時記録が不可の場合(S201)には、コピー制御フラグにしたがって記録を行う。すなわち、コピー制御フラグがCopy OnceあるいはCopy Freeの場合には記録を行う(S203,S204)。
さらには、ひとつのプログラムを一度に消去してもよいし、再生した部分、あるいは、記録した時間等に応じて部分的に消去していくようにしてもよい。
図3は、第1の実施形態の詳細な図面である。受信機22は、復調回路2、ディジタル信号デコード装置4、コピーガード挿入装置5、バッファ6、ディジタル/アナログ変換器7、第2の制御装置8、第1の制御フラグ検出装置27、第1の制御装置29、記録系符号器30、第1のアンプ31、第1の記録媒体32、第2のアンプ33、第1の再生系符号器34からなる。記録再生装置23は、第2の制御フラグ検出装置13、第3の制御装置14、コピー情報挿入装置15、第2の記録系符号器16、第3のアンプ17、第2の記録媒体18、第4のアンプ19、第2の再生系符号器20からなる。
再生時刻や再生回数を制御する制御フラグがなくとも、第1の記録媒体32をハードディスクドライブ、DRAM等のようなものに設定すると受信機22に固定されているため、他の再生装置で見ることが困難になり、個人のタイムシフト以外の使用ができなくなる。
Claims (3)
- 送信されたディジタル信号を受信して記録媒体に記録するディジタル信号記録装置であって、
送信された前記ディジタル信号には、前記ディジタル信号のコピーの可否を制御する制御フラグが付随しており、
前記制御フラグは、コピーを何度でも許す状態と、コピーを1度だけ許す状態と、コピーを許さない状態とを示すフラグであり、
前記ディジタル信号を受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記ディジタル信号に付随する前記制御フラグを検出する検出手段と、
前記ディジタル信号を内蔵の記録媒体に記録する第1の記録手段と、
前記ディジタル信号を取り出しができる記録媒体に記録する第2の記録手段と、
前記検出手段で検出した制御フラグに基づき、前記第1の記録手段と前記第2の記録手段とにおける記録を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段における、前記第1の記録手段または前記第2の記録手段において前記ディジタル信号を記録する際の制御状態には、
前記制御フラグが前記コピーを何度でも許す状態を示している場合に、前記第1の記録手段または前記第2の記録手段において受信した前記ディジタル信号をコピーを許す状態にして記録する第1の状態と、
前記制御フラグが前記コピーを1度だけ許す状態を示している場合に、前記第1の記録手段または前記第2の記録手段において受信した前記ディジタル信号をこれ以上のコピーを許さない状態にして記録する第2の状態と、
前記制御フラグが前記コピーを許さない状態を示している場合に、前記第1の記録手段においては、受信した前記ディジタル信号の指定された期間内でのみ再生可能な一時記録を可能とし、前記指定された期間を経過したときに、前記内蔵の記録媒体に一時記録されている前記ディジタル信号を消去あるいは再生不能化し、前記第2の記録手段においては記録を禁止する第3の状態とがあることを特徴とするディジタル信号記録装置。 - 送信されたディジタル信号を受信して記録媒体に記録する記録装置におけるディジタル信号記録方法において、
送信された前記ディジタル信号には、前記ディジタル信号のコピーの可否を制御する制御フラグが付随しており、
前記制御フラグは、コピーを何度でも許す状態と、コピーを1度だけ許す状態と、コピーを許さない状態とを示すフラグであり、
前記ディジタル信号を受信する受信ステップと、
受信した前記ディジタル信号を前記記録装置に内蔵の記録媒体に記録する第1の記録ステップと、
受信した前記ディジタル信号を取り出しができる記録媒体に記録する第2の記録ステップとを備え、
前記第1の記録ステップまたは前記第2の記録ステップにおいて前記ディジタル信号を記録する際の記録状態には、
前記制御フラグが前記コピーを何度でも許す状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体または前記取り出しができる記録媒体に受信した前記ディジタル信号をコピーを許す状態にして記録する第1の記録状態と、
前記制御フラグが前記コピーを1度だけ許す状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体または前記取り出しができる記録媒体に受信した前記ディジタル信号をこれ以上のコピーを許さない状態にして記録する第2の記録状態と、
前記制御フラグが前記コピーを許さない状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体への記録においては、受信した前記ディジタル信号の指定された期間内でのみ再生可能な一時記録を可能とし、前記指定された期間を経過したときに、前記記記録装置に内蔵の記録媒体に一時記録されている前記ディジタル信号を消去あるいは再生不能化し、前記取り出しができる記録媒体への記録は禁止する第3の記録状態と
があることを特徴とするディジタル信号記録方法。 - ディジタル信号を送信し、送信された前記ディジタル信号を受信装置において受信して記録媒体に記録するディジタル信号送受信方法において、
前記ディジタル信号を、前記ディジタル信号のコピーの可否を制御する制御フラグとともに送信する送信ステップと、
前記ディジタル信号と前記制御フラグとを受信する受信ステップと、
受信した前記ディジタル信号を前記受信装置に内蔵の記録媒体に記録する第1の記録ステップと、
受信した前記ディジタル信号を取り出しができる記録媒体に記録する第2の記録ステップとを備え、
前記制御フラグは、コピーを何度でも許す状態と、コピーを1度だけ許す状態と、コピーを許さない状態とを示すフラグであり、
前記第1の記録ステップまたは前記第2の記録ステップにおいて前記ディジタル信号を記録する際の記録状態には、
前記制御フラグが前記コピーを何度でも許す状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体または前記取り出しができる記録媒体に受信した前記ディジタル信号をコピーを許す状態にして記録する第1の記録状態と、
前記制御フラグが前記コピーを1度だけ許す状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体または前記取り出しができる記録媒体に受信した前記ディジタル信号をこれ以上のコピーを許さない状態にして記録する第2の記録状態と、
前記制御フラグが前記コピーを許さない状態を示している場合に、前記記録装置に内蔵の記録媒体への記録においては、受信した前記ディジタル信号の指定された期間内でのみ再生可能な一時記録を可能とし、前記指定された期間を経過したときに、前記記録装置に内蔵の記録媒体に一時記録されている前記ディジタル信号を消去あるいは再生不能化し、前記取り出しができる記録媒体への記録は禁止する第3の記録状態と
があることを特徴とするディジタル信号送受信方法。
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