JP4708695B2 - パウダー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、パウダー容器、特に化粧用コンパクトの化粧皿として使用される容器に関する。
この種化粧皿は、携帯時に粉末化粧料が飛散することを防止するため、その周壁上端開口に柔軟なメッシュを張着しているが、該構成では化粧皿内の化粧料が残り少なくなったときに、メッシュが邪魔となって残りの化粧料をパフに付けることが難しい。
この問題点を解決するため、化粧皿周壁を圧縮可能な蛇腹部として、該周壁上端面に張設したメッシュがパフ圧接により下降可能としたもの(特許文献1)、及び化粧皿相当部材の周壁上端部から突出した下端小径のテーパ筒下端面にメッシュを張設するとともに、上記周壁内へ該周壁の回動によりメッシュ側へ上昇可能な昇降底を嵌合させたもの(特許文献2)が知られている。
特開平11−169229号 特開2002−282041号
上記文献1のものでは、その周壁で形成する蛇腹部を圧縮させたとき、該蛇腹部の襞同士の間に粉末化粧料の一部がはさまり易く、又、文献2のものでは、周壁上端に付設したテーパ筒の近くへ昇降底を上昇させたときに、該昇降底上面の周端部付近の化粧料がテーパ筒の裏に隠れて、残りの化粧料をパフで取り出すことが困難であった。
本発明は、上記従来容器の問題点を解決するため、容器体胴部内へ枠部を嵌合させ、該枠内面に付設した弾性内方張出し板の内側開口を伸縮可能なメッシュで閉塞させたパフ受を有する容器であって、上記内方張出し板を屈曲可能な上端小径のテーパ筒とし、或いは上記枠部が容器体胴部内面を昇降可能とすることで上記メッシュの高さを可変としたものを提供することを目的とする。
第1の手段は、上面開口の容器体(1)と、該容器体の胴部(3)内へ嵌合させたパフ受(11)とを具備し、該パフ受は、上記容器体胴部(3)の上部(3c)内面へ嵌着させた、一つの筒壁で形成する枠部(12)を有し、この枠部内面下部から、屈曲可能な弾性内方張出し板(13)を上内方へテーパ状に突出してなり、かつ該内方張出し板の上面開口(14)を伸縮可能なメッシュ(15)で閉塞させたパウダー容器において、上記容器体(1)の胴部上部(3c)を、該上部を除く胴部分から係止段部(5)を介して起立する大内径部に形成するとともに、その係止段部(5)に上記枠部(12)の下端部を係止させた。
第2の手段は、上面開口で直筒状の容器体(1)と、該容器体の胴部(3)内へ嵌合させた枠部(12)を含むパフ受(11)と、このパフ受を下降させるための回動部材(21)とを具備し、上記パフ受(11)は、その枠部(12)を、上記容器体胴部(3)の内面を摺動する昇降筒として該昇降筒下端部に内向きフランジ状の弾性内方張出し板(13)を周設し、かつ該内方張出し板内縁で画成する開口(14)を弾性伸縮可能なメッシュ(15)で閉塞させてなり、上記回動部材(21)は、上記枠部(12)の内面へ螺合させた内筒(22)の上端から外向きフランジ(23)を介して上記容器体胴部(3)の上部(3c)外面側へ外筒(24)を折り返し、かつ上記枠部(12)と上記容器体の胴部上部(3c)とを相互に回動不能に設けるとともに、該胴部(3)と回動部材(21)との各対向面に相互に係合する回動部材抜止め用係合手段(6),(25)を形成した。
本発明は上記構成のものであり、請求項1、請求項2の発明は次の効果を奏する。
○容器体胴部3内面へ嵌合させた枠部12内面に弾性内方張出し板13を付設し、該内方張出し板内側の開口41を伸縮自在なメッシュ15で閉塞したから、該メッシュの伸びを補って内方張出し板13が屈曲することで、メッシュ15を介してパフ41が容器体1内の奥部まで届くので、化粧料の使い残しを低減できる。
○メッシュ15の伸びを内方張出し板13の屈曲変形で補うので、内方張出し板のみを弾性変形可能とした場合に比べてメッシュの可動範囲が広く、又メッシュのみを伸縮自在とした場合の如くメッシュが限界以上の伸び変形により弛んでしまうことがない。
又、請求項1の発明によれば、上記内方張出し板13をパフ受枠部12から上内方へ突出するテーパ形状としたから、内方張出し板13の変形余地が増すのでメッシュ15の可動範囲が一層大となり、又、化粧料8の収納量も大となる。
請求項2の発明によれば、次の効果を奏する。
○パフ受の枠部12は、容器体胴部3内面を摺動する昇降筒としたので、該枠部を容器体底壁2外周部付近へ強制的に下降させることで、該外周部付近に存する化粧料8を、容器体1内方側へ押し込むことができ、メッシュ15を介して残らず取り出し出来る。
○上記枠部12の下端には、弾性部材である内方張出し板13を介してメッシュ15外端部を連結したから、上記枠部12の強制下降によりメッシュ外端部が切れることがない。
○容器不使用時には、上記枠部12を下降させた状態のままでメッシュ15下面を化粧料8上面へ当接させておくことで、該化粧料の飛散を防止することができる。
請求項の発明によれば、回動部材21の回動により、パフ受の枠部12を容器体胴部3に対して螺下降させたから、上記枠部12の強制下降が容易となる。
図1及び図2は、本発明の第1の実施形態を示している。
本実施形態に係るパウダー容器は、容器体1と、パフ受11とで形成されている。
容器体1は、底壁2周縁から起立する胴部3を有する。図示例では、胴部下部3aを下端小径のテーパ形に形成するとともに、胴部3の上下方向中間部3bから脚筒4を垂下しており、かつ、上記胴部中間部3bから、係合段部5を介して大内径部に形成した胴部上部3cを起立している。尚、容器体1内には化粧料8が充填されている。
パフ受11は、筒形の枠部12の内面下部からテーパ状の内方張出し板13を上内方へ突出するとともに、該内方張出し板の上端開口14を伸縮可能なメッシュ15で閉塞させている。
上記枠部12は、上記容器体胴部3の上部3cの内面に嵌着させた筒壁の下端部を上記係合段部5へ、かつその筒壁上端部に付設した鍔部16を容器体胴部3の上端面へそれぞれ係止させている。
上記内方張出し板13は、上端小径のテーパ状弾性板で下内方への弾性屈曲可能に形成したものであり、図2に示す如くメッシュ15の伸縮変形に対応して不定型的かつ非対称的に屈曲可能としている。このためには、内方張出し板13を例えばエラストマーで形成すれば良い。尚、図示例では、上記枠部12と内方張出し板13とを一体に成形しているが、両者を別体として成形しても良い。
メッシュ15は、伸縮性に富む細目網であって、インサート成形などにより、該網の周縁部を上記内方張出し板13の上端部に連結させている。又、該メッシュの上面は、パフ41の載置面を兼ねている。
上記内方張出し板13とメッシュ15とは、該メッシュ上面へ押し付けたパフ41が、空の状態での容器体底壁2の外周へ届く程度の変形余地を有するものとする。
尚、図面では省略するが、本発明の容器は、公知のコンパクト本体の内部に装着して使用することができる。
上記構成によれば、図1に想像線で示すパフ41を摘んで、メッシュ15の上面を押圧すると、図2に示す如く内方張出し板13が不規則に屈曲することで、メッシュ15を介してパフ41が化粧料8の上面へ押しつけられ、化粧料が取り出される。上記押圧力を解消すると、内方張出し板13は不規則な屈曲状態から図1のテーパ状態へ直ちに弾性復元する。化粧料8が容器体底壁2の端部付近に残るだけになると、図2に想像線で示す如く上記内方張出し板13が左右非対称に屈曲することで、メッシュ15の伸びを補うので、該メッシュを介してパフ41が上記端部へ届くことになる。
図3及び図4は、第2実施形態を示している。尚、該実施形態の構成のうち第1実施形態と同じ構成については同一の符号を付することで説明を省略するものとする。
該実施形態の容器は、容器体1と、該容器体胴部に対して上下動可能なパフ受11と、該パフ受を昇降させるための回動部材21とで形成されている。
上記容器体1は、底壁2周縁から起立する直筒形の胴部3を有し、該胴部の内面は、上下方向全長に亘って垂直なスライド面としている。又、該胴部の上部3c外面には、第1係合手段6である係合突条を周設している。
パフ受11は、上記容器体胴部3内面を摺動自在な昇降筒で形成する枠部12を有し、該枠部の内面下端部に内向きフランジ状の内方張出し板13を周設するとともに、該内方張出し板内縁で囲んだ開口14を、メッシュ15で閉塞している。上記筒形の枠部12の内面には、パフ受昇降用の螺条17を形成している。又、上記内方張出し板13の内周部は外周部に比べて上方へ隆起させている。
尚、上記枠部12と容器体胴部3とは相互に回動不能に設ける。図示例では、容器体胴部3の前後両壁内面に案内突条7を、又上記枠部12の外面に上記案内突条7と係合する縦溝18をそれぞれ縦設している。
回動部材21は、内筒22上端部から外向きフランジ23を介して外筒24を垂設した2重筒状であって、その外筒内面に第2係合手段25として係合突条を周設したものであり、上記内筒22を上記枠部12外面へ螺合させるとともに、上記容器体胴部上部3c外面側へ上記外筒24を遊嵌させ、かつ上記第2係合手段25を容器体胴部側の第1係合手段6下面へ回動部材21の抜出し不能に係止させている。
尚、本実施形態において、容器体胴部3の上部3及び下部3の上下方向長さは、任意であるとものとする。
又、第1、第2係合手段6,25は必ずしも図示の位置に設置する必要はなく、その設置位置は適宜変更することができる。
該構成によれば、図3状態において、メッシュ15は化粧料8上面を押え付けており、化粧料が飛散することを防止している。該状態において図3に想像線で示すパフを把持してメッシュ15上面にこすり付けると、化粧料を取り出すことができる。化粧料が減ってメッシュ15下面との間に隙間が生じたときには、上記回動部材21を回動させて、パフ受11の枠部12を螺降させると、図4に示す如くパフ受11下面が化粧料8上面に当接するので、この状態でパフ41をメッシュ15上面へ押し付けて化粧料8を取り出すことができる。化粧料8が容器体1底部側に残るだけとなったときには、再び上記回動部材21を同一方向へ回転させると、図4に想像線で示す如く上記枠部12が容器体胴部3の内面下端部に沿って強制下降され、該内面下端部付近にあった化粧料を容器体内方へ押し込む。これにより化粧料8はメッシュ15下方に集積するので、該メッシュを介してパフ41で容易に取り出すことが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る容器の縦断面図である。 図1容器の使用状態説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る容器の縦断面図である。 図3容器の使用状態説明図である。
符号の説明
1…容器体 11…パフ受 21…回動部材 41…パフ

Claims (2)

  1. 上面開口の容器体(1)と、該容器体の胴部(3)内へ嵌合させたパフ受(11)とを具備し、該パフ受は、上記容器体胴部(3)の上部(3c)内面へ嵌着させた、一つの筒壁で形成する枠部(12)を有し、この枠部内面下部から、屈曲可能な弾性内方張出し板(13)を上内方へテーパ状に突出してなり、かつ該内方張出し板の上面開口(14)を伸縮可能なメッシュ(15)で閉塞させたパウダー容器において、上記容器体(1)の胴部上部(3c)を、該上部を除く胴部分から係止段部(5)を介して起立する大内径部に形成するとともに、その係止段部(5)に上記枠部(12)の下端部を係止させたことを特徴とするパウダー容器。
  2. 上面開口で直筒状の容器体(1)と、該容器体の胴部(3)内へ嵌合させた枠部(12)を含むパフ受(11)と、このパフ受を下降させるための回動部材(21)とを具備し、上記パフ受(11)は、その枠部(12)を、上記容器体胴部(3)の内面を摺動する昇降筒として該昇降筒下端部に内向きフランジ状の弾性内方張出し板(13)を周設し、かつ該内方張出し板内縁で画成する開口(14)を弾性伸縮可能なメッシュ(15)で閉塞させてなり、上記回動部材(21)は、上記枠部(12)の内面へ螺合させた内筒(22)の上端から外向きフランジ(23)を介して上記容器体胴部(3)の上部(3c)外面側へ外筒(24)を折り返し、かつ上記枠部(12)と上記容器体の胴部上部(3c)とを相互に回動不能に設けるとともに、該胴部(3)と回動部材(21)との各対向面に相互に係合する回動部材抜止め用係合手段(6),(25)を形成したことを特徴とする、パウダー容器。
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