JP4708288B2 - サービス連携サーバ、方法、システム、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

サービス連携サーバ、方法、システム、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、サービス連携サーバ、方法、システム、プログラム、及び、記録媒体に関する。
現在、既存のサービスを再利用しながら、新規サービスを構成することにより、新規ビジネスチャンスに遅れることなく、新規サービスを開発、運用するための技術として、既存のサービスを組み合わせる技術が強く求められている。このサービスを組み合わせる技術としては、非特許文献1に示すような、セマンティックウェブサービスや、サービス合成技術といった、ウェブサービスの持つ入出力メッセージ(入出力情報)に対し、OWL−S(Web Ontology Language for Services)などのオントロジ言語を用い、その意味記述を割り当てる。非特許文献3は、こうしたサービス連携の環境を用い、メッセージに割り振られたオントロジ間(意味情報間)の対応関係を、オントロジマッピング技術を用いることで判定し、メッセージフォーマットが異なるメッセージでも、メッセージに割り当てられたオントロジが同種であれば、フォーマットの変換を行うことで、異種システム間でメッセージ交換を実現する方法を提供している。
デイヴィッド マーティン(David Martin)、他、"OWL−S:セマンティック マークアップ フォア ウェブ サービセズ(OWL-S : Semantic Markup for Web Services)"、[online]、平成16年11月、OWL-S Coalition、[平成18年7月12日検索]、インターネット<http://www.daml.org/services/owl-s/1.1/overview/> 武本、他9名、「ユビキタスコンピューティング環境に適したサービス提供アーキテクチャにおけるサービス合成方式とその実装」、情報処理学会論文誌、平成17年2月、第46巻、第2号、p.418−433 中辻、他2名、「柔軟なシステム連携のための意味情報に基づくメッセージマッピング手法の提案と評価」、日本データベース学会Letters、平成17年、第4巻、第1号、p.37−40
しかしながら、上記の非特許文献1および非特許文献2技術においては、既存サービスを再利用しながら、サービスを連携することを指向するために、連携する再利用元サービス部品の入出力メッセージ仕様に、たとえば、再利用元サービス同士が共通にエリア検索を持つなどの、共通部が含まれていなければならない。また、非特許文献3に示すように、従来の再利用可能メッセージ検出方法では、オントロジが同種のメッセージを共通部とみなすにとどまる。したがって、上記のどの文献においても、再利用できるサービス部品が共通部をもつサービスに限られるため、共通部をもたないサービスや、異なるサービスでの連携はできないという問題がある。
具体的には、エリア検索という共通部を持つ「グルメエリア検索」と、「映画エリア検索」とを、エリア検索をベースとして連携させ、たとえば渋谷にある飲食店と、映画館との情報を提示することは可能であるが、共通部を持たない異種サービスである「映画エリア検索」と「グルメジャンル検索」との連携が実現できない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、上記の問題点を解決し、サービスの入出力メッセージの持つオントロジに、さらに抽象的な感性概念を割り振ることにより、共通的な感性概念に基づいて異種サービスの連携を実現することにある。
上記目的を達成するために本発明のサービス連携サーバは、1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダ(たとえば、実施の形態における検索サービス提供サーバ3−1〜3−N)とに接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、オントロジ(たとえば、実施の形態におけるエリアオントロジや、グルメオントロジ)の異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携サーバであって、グループを構成する複数の感性語と、グループに含まれるそれぞれの前記感性語間の関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージ(たとえば、実施の形態における地名、地域名、ジャンル名)と、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースと、ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信する受信部(たとえば、実施の形態における通信部10)と、受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして前記オントロジデータベースを検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出部(たとえば、実施の形態における制御部11、オントロジ選択部12、エリア選択部13、ジャンル選択部14)と、前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出すサービス識別情報読み出し部(たとえば、実施の形態における検索制御部15の検索語選択部151)と、前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るサービス入出力部(たとえば、実施の形態における検索制御部15の検索実行部152)と、前記サービス結果を送信する送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のサービス連携システムは、1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、オントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携システムであって、ユーザによって入力されるユーザ入力感性語を送信し、ユーザ入力感性語から得られる連携サービス結果を受信する利用者端末と、グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースと、前記ユーザ入力感性語を受信する通信部と、受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして前記オントロジデータベースを検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出部と、前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出すサービス識別情報読み出し部と、前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るサービス入出力部とからなるサービス連携サーバと、前記サービス連携サーバから入力される入力メッセージに対して、サービス結果を出力するサービスプロバイダとを有することを特徴とする。
また、本発明のサービス連携方法は、1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、オントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携方法であって、サービス連携サーバにおいて、受信部は、ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信し、検出部は、グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースから、前記受信部が受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出し、サービス識別情報読み出し部は、前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出し、サービス入出力部は、前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得て、送信部は、前記サービス結果を送信することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、入力メッセージの意味を表現するオントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携装置としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信する受信ステップと、グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースから、前記受信ステップにおいて受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出ステップと、前記検出ステップにおいて検出した前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出す読出ステップと、前記検出ステップにおいて検出した前記入力メッセージを、前記読出ステップにおいて読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るステップと、前記サービス結果を送信するステップと、を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムである。
また、本発明の一態様は、上記コンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
以上説明したように、この発明によれば、完全に異なるオントロジ(たとえば、エリア情報と飲食店の分類など)を持つ入出力メッセージをもつサービスであっても、メッセージに割り当てるオントロジの抽象度を上げ、感性ベースで連携することで、異種サービス関連系を実現することが出来るようになる。これにより、サービス連携に必要なサービス部品の増加や、異種サービス連携による新たなサービスの創造することが実現可能となる効果がある。このように、既存のサービスを、感性という軸で横断的に連携し、再利用することで、新規サービスを創出することができる。また、これにより、サービスの質及び量を向上する効果があるため、ポータルサービスの集客力を上げ、売り上げ向上に繋がるという効果がある。さらに、今までは単体では利用の少なかったサービスも、他のサービスと連携されることにより、サービスの利用頻度の向上に繋がるという効果がある。
次に、本発明の一実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明における異種サービス連携システムの全体構成を示すブロック図である。この実施形態においては、異種サービスとして、検索サービスを例にして説明する。
検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nの異種サービス連携を行うサービス連携サーバ1と、検索サービスを提供する検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nと、この異種サービス連携を利用しようとするユーザが所有する利用者端末2−1〜2−Mとは、ネットワーク100を介して接続している。
上記ネットワーク100は、たとえば固定電話網、携帯電話網、インターネットなどの公衆網や、LAN(Local Area Network)、専用線などの私設網からなる。
利用者端末2−1〜2−Mは、検索サービスを利用しようとするユーザによって、ユーザが希望する検索対象のイメージを表す感性語と、検索対象の目的語とが入力され、検索範囲の中心地点を示す中心位置情報とともに感性語と目的語とがサービス連携サーバ1へ送信される。以下、感性語と目的語と中心位置情報とをまとめて、ユーザ入力情報と記載する。
この利用者端末2−1〜2−Mにおける入力画面例を、図2に示す。ここで、検索対象の目的語とは、ユーザが検索しようとする対象を示すものであり、たとえば、デートやレジャーなどという目的語である。本願において、この目的語は上記に示すように、デートなどという抽象的な単語を入力されると、よりサービス連携の幅が広がるが、たとえば食事、さらにはイタリア料理などと言う具体的な単語が入力されてもよい。
また、検索範囲の中心地点を示す中心位置情報は、利用者端末2−1〜2−Mがサービス連携サーバ1へユーザ入力情報を送信する際に、利用者端末2−1〜2−Mとネットワーク100とをつなぐ最も近傍の通信基地局の位置情報を中心位置情報としてもよいし、利用者端末2−1〜2−MがあらかじめGPS機能を有するGPS装置を備え、このGPS機能によって取得される利用者端末2−1〜2−Mの位置情報を中心位置情報としても良いし、ユーザ入力によって入力された、中心地点の位置情報を中心位置情報としてもよい。
次に、サービス連携サーバ1の構成について説明する。図3は、オントロジデータベース16における、感性オントロジ161とエリアオントロジ162との構成および関係を示す概念図である。
サービス連携サーバ1において、オントロジデータベース16は、感性語の概念を分類した辞書である感性オントロジ161を有する。感性オントロジ161は、複数の感性語が構成するグループにおいて、グループに含まれる各々の感性語同士の包含関係(上位・下位概念関係、または階層関係)や、同義(同値)関係、類似関係などの感性語同士の関係も記述されている。感性オントロジ161は、感性語同士の関係が記述されていれば、人手で分類して作られた辞書でもよいし、辞書や辞典等を解析して作られた辞書であってもよい。
なお、本明細書において、グループとは、包含関係(上位・下位概念関係、または階層関係)や、同義関係、類似関係がある複数の感性語によって構成される感性語群である。
また、オントロジデータベース16が有する、エリアオントロジ162、グルメオントロジ163、映画オントロジ164、宿泊オントロジ165、遊戯施設オントロジ166は、それぞれが持つジャンル名と、その各ジャンル名間の関係とが記述されたオントロジ辞書である。なお、本明細書において、オントロジとは、概念間の同値、類似、階層関係などの、概念間の関連性(関係)を記述したものである。ここでいう概念とは、複数情報(インスタンス)をグループ化した際に特徴付けられる性質であり、具体的にはたとえば、「おしゃれ」でラベル化されている概念は、「おめかし」、「おしゃれ」などの複数情報から成り立つ概念である。また、グルメジャンルにおける概念は、「中華料理」、「フランス料理」などであり、この二つの概念同士は兄弟関係であり、「中華料理」に対して、「四川料理」は、子概念である、などという関係を持つ。
このオントロジは、入力メッセージの意味を表現する、オントロジ体系とも呼ばれ、セマンティックウェブサービス、サービス合成技術におけるビジョンであり、これら2技術に伴って構築されていくものである。
なお、オントロジデータベース16が有するオントロジにおける概念であるジャンル名とは、分類名であり、エリアオントロジ162においては、地名や、たとえば「銀座周辺」などという地域の総称であり、グルメオントロジ163においては、たとえば「洋食」、「中華」、「パスタ」などの飲食店のジャンル名、映画オントロジ164においては、たとえば「恋愛」、「アクション」、「ミステリー」などの映画のジャンル名、宿泊オントロジ165においては、「旅館」、「民宿」、「コンドミニアム」などの宿泊施設のジャンル名、遊戯施設オントロジ166においては、たとえば「遊園地」、「ゲームセンター」、「水族館」などの遊戯施設のジャンル名である。これらのジャンル名は、実際に検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nに検索キーとして入力される入力メッセージであり、入力IF(インタフェース)、サービスIF(インタフェース)などとも呼ばれる。これらが記述されるオントロジデータベース16は、どのような連携サービスを創造するかという指針・サービス仕様となる。
また、図4は、オントロジデータベース16が有する各オントロジ同士の関係を示す概念図である。オントロジデータベース16において、エリアオントロジ162と、グルメオントロジ163と、映画オントロジ164と、宿泊オントロジ165と、遊戯施設オントロジ166とに格納されるジャンルと、対応する感性オントロジ161の感性語とが対応付け(紐付け)られている。
なお、この対応付けは、いずれの形式の記述でオントロジデータベース16に格納されてもよい。本実施例では、一例として、図5に示す感性オントロジ161のデータ形式を用いて説明する。対応する表記ゆれ語と、上位概念の上位語と、下位概念の下位語と、類義語と、同義語と、各オントロジに格納されているジャンル名と、そのジャンル名の属するオントロジとが、感性語ごとに対応付けられて記述されている場合について説明する。なお、感性語は、対応する表記ゆれ語、上位語、下位語、類義語、同義語、ジャンル名と、それぞれ必ずしも1対1対応ではない。すなわち、感性語に対応する語が無い場合もあるし、対応する語が1つまたは複数ある場合もある。
これらの対応付けは、日記風サイト(ブログ)などにおいて、感性語辞書に含まれる感性語と入力メッセージ語彙の出現相関関係を、たとえば、感性語と入力メッセージとが1文に同時に出現する回数を計測するなどして自動的に構築されても良い。また、感性語から連想する入力メッセージを選択させたり、記述させたりするアンケートなどに基づいて対応関係が構築されても良いし、サービス提供者が人手で考え構築されても良い。
また、図6は、エリアオントロジ162のデータの一例である。エリアオントロジ162には、地名または地域名ごとに、その地名または地域名を包含する上位エリアと、その地名または地域名が包含する下位エリアと、その地名または地域名で検索可能な検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nを示す情報である検索サービス識別情報と、その地名または地域名が紐付けられる感性語とが、対応付けられて格納されている。
また、図7は、グルメオントロジ163のデータの一例である。ジャンル名ごとに上位語、下位語、そのジャンル名で検索可能な検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nを識別する検索サービス識別情報、そのジャンル名が紐付けられる感性語とが、対応付けられて格納されている。
上記のように、オントロジデータベース16は感性語を中心として、オントロジごとに感性語との関連が予め格納されているものとする。
通信部10は、ネットワーク100を介して利用者端末2−1〜2−Mと検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nとの通信を実現するものである。制御部11は、通信部10を介してユーザ入力情報を受信すると、感性語と目的語とをオントロジ選択部12に出力する。オントロジ選択部12は、感性オントロジ161から、入力された感性語をキーとして、入力された感性語と目的語とに共通に紐付けられているオントロジを検索し、検索されたオントロジ識別情報を制御部11に出力する。制御部11は、オントロジ選択部12からオントロジ識別情報が入力されると、感性語と、中心位置情報とを、エリア選択部13に出力する。エリア選択部13は、エリアオントロジ162から、入力された中心位置情報およびその下位エリアにおいて、入力された感性語に紐付けられている地名または地域名を検索し、検索した地名または地域名を制御部11に出力する。
なお、このときの検索順として、ここではまず入力された中心位置情報およびその下位エリアを検索することとしているが、たとえば、意味的に近い順、すなわち、入力された中心位置情報の別名を優先したり、感性語との関連の強弱を予めオントロジデータベース16に保持しておき、意味的な近さと、感性語との関連の強弱度とを組み合わせた点数付けを行って、もっとも高得点の地名または地域名を検索するなどによって、エリア選択部13は、検索対象エリアを選択してもよい。
制御部11は、地名または地域名が入力されると、感性語と、入力されたオントロジ識別情報とをジャンル選択部14に出力する。ジャンル選択部14は、入力されたオントロジ識別情報が示すオントロジから、感性語に紐付けられているジャンル名を検索し、検出されたジャンル名を制御部11に出力する。
制御部11は、ジャンル名が入力されると、入力された感性語と、ジャンル名と、地名または地域名と、検索対象のオントロジ識別情報とを、検索制御部15に出力する。
検索制御部15において、検索語選択部151は、予めオントロジごとに検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nのうち、いずれの検索サービスを利用するかの情報を有している。図8は、検索語選択部151が有する、オントロジデータベース16に格納されるオントロジと、検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nとが対応付けられて記録されている一例を示している。
検索語選択部151は、入力されたオントロジ識別情報に対応する、検索対象となる、オントロジ別検索サービス識別情報を読み出す。検索語選択部151は、入力されたオントロジ識別情報に対応するオントロジから、入力されたジャンル名と、そのジャンル名に対応付けられているジャンル名別検索サービス識別情報を読み出す。検索語選択部151は、オントロジ別検索サービス識別情報と、ジャンル名別検索サービス識別情報とを比較し、ジャンル名別検索サービス識別情報に含まれていないオントロジ別検索サービスがあれば、入力されたジャンル名に意味的に近いジャンル名から、オントロジ別検索サービス識別情報と対応付けられているジャンル名を、全てのオントロジ別検索サービス識別情報がいずれかのジャンル名と対応するまで検索する。感性オントロジ161は、検索されたジャンル名と、ジャンル名に対応する検索サービス識別情報との1つまたは複数のペアを検索実行部152に出力する。
検索実行部152は、ジャンル名と、ジャンル名に対応する検索サービス識別情報の1つまたは複数のペアが入力されると、制御部11から入力された地名または地域名と、ジャンル名とを、検索サービス識別情報に対応する検索サービスごとに出力し、それぞれの検索サービスから検索結果を得る。
検索実行部152は、検索結果の件数が、予め定められる最低件数を下回る場合には、検索語選択部151に再検索命令信号と、検索したジャンル名と、検索した検索サービスの識別情報とを出力する。検索語選択部151は再検索用のジャンル名を検索実行部152に出力し、検索結果の件数が最低件数を上回るまで、再検索を繰り返す。
検索実行部152は、得られた検索結果を制御部11に出力し、制御部11は、通信部10を介して利用者端末2−1〜2−Mへ検索結果を送信する。
次に、図1の構成におけるシステムの動作例について図9のフローチャートを用いて説明する。この動作例においては、ユーザ入力情報である感性語として「素敵」、目的語として「デート」、中心位置情報として「中央区」が入力された場合について説明する。
利用者端末2−1〜2−Mから、検索要求として、ユーザによって入力される感性語「素敵」と、目的語「デート」と、中心位置情報「中央区」とがユーザ入力情報として、ネットワーク100を介してサービス連携サーバ1に送信される。サービス連携サーバ1において通信部10を介して制御部11がユーザ入力情報を受信する(ステップS1)。
制御部11は、受信した感性語「素敵」と、目的語「デート」とをオントロジ選択部12に出力する。オントロジ選択部12は感性語と目的語が入力されると、感性オントロジ161から、入力された感性語「素敵」と目的語「デート」との双方に紐付けられる具体的な目的語を検索する。なお、具体的な目的語とは、オントロジデータベース16に格納される感性オントロジ161以外のオントロジのいずれかに紐付けられる語であり、たとえば、本動作例では、「素敵」と「デート」双方に紐付けられる語として「食事」、「映画」、「遊戯施設」が検索されたとする(ステップS2)。
オントロジ選択部12は、検索された具体的な目的語の1つである、「食事」という語に紐付けられるオントロジ識別情報をオントロジデータベース16から検索し、グルメオントロジ163という識別情報を得る。オントロジ選択部12は、得られた具体的な目的語「食事」と、その目的語が紐付けられているオントロジ識別情報「グルメオントロジ163」とを制御部11に出力する(ステップS3)。
制御部11は、具体的な目的語と、オントロジ識別情報とが入力されると、感性語「素敵」と、中心位置情報「中央区」とをエリア選択部13に出力する。エリア選択部13は、エリア選択部13は、エリアオントロジ162から、入力された中心位置情報「中央区」およびその下位エリアにおいて、入力された感性語「素敵」に紐付けられている「銀座周辺」、「日比谷」、「銀座」のうち、もっとも関係の近い「銀座周辺」を検出し、検出した地域名「銀座周辺」を制御部11に出力する(ステップS4)。
なお、感性語に紐付けられる全てのエリアを検出してもよいし、中心位置情報にもっとも関係が近い語から順に所定数検出してもよい。たとえば、図3においては、「中央区」にもっとも関係の近い順に「銀座周辺」があり、つぎに「銀座」、「日比谷」が並ぶ。また、図3のオントロジ間の関係性を示す概念図において、感性語と、地名または地域名との関係を白矢印で示したが、この矢印の太さがそれぞれの関係の強弱を示している。この関係性の強弱に応じて、検索順を決定してもよいし、関係性の強弱と、中心位置情報からの関係性の遠近度とを組み合わせて検索順を決定してもよい。この関係性の強弱は、たとえば、上述した感性語と入力メッセージとの対応付けを行う際に、1文中に感性語と入力メッセージとが同時に出現する回数に応じて入力メッセージの強弱を計測してもよいし、アンケートにおいて、感性語と入力メッセージとのペアが結び付けられた回数に応じて強弱を求めるなどしてもよい。
制御部11は、地域名「銀座周辺」が入力されると、感性語「素敵」と、入力されたオントロジ識別情報「グルメオントロジ163」とをジャンル選択部14に出力する。ジャンル選択部14は、入力されたオントロジ識別情報が示すグルメオントロジ163から、感性語「素敵」に紐付けられているジャンル名「パスタ」を検索し、検出されたジャンル名を制御部11に出力する(ステップS5)。
制御部11は、ジャンル名が入力されると、入力された感性語「素敵」と、ジャンル名「パスタ」と、地域名「銀座周辺」と、検索対象のオントロジ識別情報グルメオントロジ163とを、検索制御部15に出力する。
検索制御部15において、検索語選択部151は、予め有する図8の情報から、入力されたオントロジ識別情報「グルメオントロジ163」をキーとして、オントロジ別検索サービス識別情報である、「検索サービス提供サーバ3−6〜3−10」を読み出す。検索語選択部151は、入力されたオントロジ識別情報に対応するグルメオントロジ163から、入力されたジャンル名「パスタ」と、そのジャンル名に対応付けられているジャンル名別検索サービス識別情報である、「検索サービス提供サーバ3−6、3−8〜3−10」を読み出す。検索語選択部151は、オントロジ別検索サービス識別情報と、ジャンル名別検索サービス識別情報とを比較し、ジャンル名別検索サービス識別情報に含まれていないオントロジ別検索サービスの有無を検出する。この場合は、図7及び図8に示すように、ジャンル名別検索サービス識別情報に含まれていないオントロジ別検索サービスとして、「検索サービス提供サーバ3−7」という検索サービス識別情報を検出し、入力されたジャンル名「パスタ」に意味的に近い上位語のジャンル名である「イタリアン」から、オントロジ別検索サービス識別情報と対応付けられているジャンル名を検索し、「検索サービス提供サーバ3−7」という検索サービス識別情報と一致する検索サービス識別情報の有無を検出する。このようにして、入力されたジャンル名「パスタ」の関連するジャンル名を、意味的に近いジャンル名から順に、全てのオントロジ別検索サービス識別情報がいずれかのジャンル名と対応するまで検索を行う。感性オントロジ161は、検索されたジャンル名と、ジャンル名に対応する検索サービス識別情報との1つまたは複数のペア(たとえば、{「パスタ」、「検索サービス提供サーバ3−6」})を検索実行部152に出力する(ステップS6)。
検索実行部152は、ジャンル名と、ジャンル名に対応する検索サービス識別情報の1つまたは複数のペアが入力されると、制御部11から入力された地域名「銀座周辺」と、ジャンル名とを、検索サービス識別情報に対応する検索サービスごとに出力し、それぞれの検索サービスから検索結果を得る(ステップS7)。
検索実行部152は、検索結果の件数が、予め定められる最低件数を下回るか否かを検出する。検索結果の件数が予め定められる最低件数を下回る場合は、十分な検索結果が得られなかったものとして、別の検索語で再検索を試みるため、検索実行部152は、検索語選択部151に再検索命令信号と、すでに検索したジャンル名と、検索した検索サービスの識別情報とを出力する。検索語選択部151は再検索用のジャンル名を検索実行部152に出力し、検索結果の件数が最低件数を上回るまで、再検索を繰り返す(ステップS8)。
検索結果の件数が予め定められる最低件数を上回る場合は、必要最低限の検索結果が得られたものとして、制御部11に検索結果を出力する。制御部11は、検索結果が入力されると、ステップS2で具体化された目的語が全て検索されたか否かを検出する。(ステップS9)
この検出は、たとえば、ステップS3でオントロジ選択が行われた具体的な目的語に、検索が開始されたことを示すフラグを立てておき、このフラグが立っていない具体的な目的語の有無によって検出する方法でも良いし、ステップS2で具体化された目的語が全て検索されたか否かを検出可能な方法であればいずれの方法でも適用可能である。
制御部11は、ステップS3〜ステップS10までを、ステップS2において具体化された目的語が全て検索されるまで繰り返す。
制御部11は、全ての具体的な目的語の検索結果が得られたことを検出すると、具体的な目的語別の検索結果を、通信部10を介して検索要求の送信元である利用者端末2−1へ検索結果を送信する(ステップS10)。
なお、ステップS4において、エリア選択部13は、オントロジごとに予め定められた初期エリア粒度を保持しておき、エリアオントロジ162から感性語に対応する地名または地域名を検索する方法でもよい。なお、予め定められた初期エリア粒度とは、オントロジごとに検索範囲を定めるものであり、たとえば、グルメオントロジであれば市区町村単位の範囲で検索し、映画オントロジであれば都道府県単位の範囲でエリアを決定する、というものである。
また、ステップS8において、検索数が最低件数を下回った場合、ステップS6から再検索を行ったが、ステップS5においてジャンルを再選択してもよいし、検索語等はそのままで、入力されたエリア名である「銀座周辺」をキーにして、意味的に近いエリア名に変更したり、入力されたエリア名を包含する上位エリアをエリアオントロジ162から検索し、検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nにおいて検索すべきエリア名として用いてもよい。これらの再検索の条件は、予めサービス連携サーバ1が定めてもよいし、再検索時にユーザによって選択されてもよい。
本実施形態においては、オントロジデータベース16に格納される感性オントロジ161と紐付けられる、検索語を導くためのオントロジ辞書として、エリアオントロジ162、グルメオントロジ163、映画オントロジ164、宿泊オントロジ165、遊戯施設オントロジ166とを例にして説明したが、これに限られず、たとえばオンラインショッピングであれば、商品オントロジなど、サービス提供体に応じたオントロジを用いることにより、さまざまな異種サービスに対応することが可能である。
本実施形態においては、目的語として、抽象的な目的語が入力される場合を例に説明したが、ユーザによって「食事」という具体的な目的語が入力されてもよいし、特に目的語の入力がない場合でも、感性オントロジ161から感性語に関連する目的語を検出することも可能な構成である。
また、本発明によって得られる、複数の具体的な目的語と、その目的語に対応する1つまたは複数の検索結果のうち、たとえば目的語ごとに検索結果の上位順に所定数ずつを抽出し、抽出した検索結果の中で互いに距離が近いもの同士を連携させてユーザに提示することも可能である。この距離は、検索時に、各検索結果とともに検索結果の住所を読み出し、検索結果の住所から距離が近いもの同士を例示プランとしてユーザに提示してもよい。
このとき、各検索結果同士の最寄り駅を住所より取得し、検索結果同士を組み合わせたプランにおいて、検索結果同士の交通経路をさらに提示する事も可能となる。
また、複数の具体的な目的語とその検索結果を、地図上に示し、ユーザが選択することも可能である。たとえば、サービス提携の結果として利用者端末2−1〜2−Mに提示される画面例である図10のように、検索結果の上位順に検索結果の地点を地図上にマークで示し、検索結果の上位度を、マークのサイズなどによって変化させることで示すことも可能である。また、同様に、最寄り駅や、最適なルート等も同時に示すことも可能である。これにより、ユーザは異種のサービスが連携されたことによるプランが提示される効果がある。また、このプランを元に、ユーザが任意に一部プランを変更等することも、ユーザにとって大きな負担になることなく実現可能である。
以上説明したように、本発明によって、抽象度の高い感性語を元に、同じ感性概念で紐付けられているが、オントロジが異なる入力メッセージを用い、異種サービスを連携することが可能となる効果がある。
たとえば、図3に示すように、エリアオントロジ162の「銀座」、グルメオントロジ163の「パスタ」、映画オントロジ164の「恋愛」は、それぞれ「素敵」という感性語に紐付けられているため、エリア検索、グルメジャンル検索、映画ジャンル検索という異種のサービスを「素敵」という一つの感性語から連携させることが可能となる。また、このとき、感性オントロジ内で「素敵」に関連する感性語から、「素敵」という感性語をたどることが可能なため、ユーザが入力する感性語は必ずしも「素敵」という語でなくてもよい。
つまり、「素敵」というあいまいな検索要求を基に、エリア検索とグルメジャンル検索と映画ジャンル検索とを行い、その結果、たとえば「銀座でパスタを食べて、恋愛映画を鑑賞する」といった連携サービスプランを提示することが可能となる。
したがって既存のサービスを利用することが可能であり、連携サービスを提供するために一からサービスを構築する必要が無いため、ポータルサービスを低コストで作る事が可能となる。
今後の産業発展の基盤の一つである情報通信システムは、現在急激な成長の過程にあるが、膨大な量に拡大した情報通信によってアクセス可能な情報源を十分に活用できているか否かが現在大問題になっている。本発明である感性ベースのサービス連携により、今まで連携できなかった既存サービスを連携できるようになり、新規サービス作成の手間を省ける。また、ユーザから見ても感性と言う魅力的なサービス仕様に基づき、複数サービスを横断的に利用できるため、いちいち自身の要求を具体化し、一つ一つのサービスを決定していかなくとも、魅力的な連携サービスが提示されるようになり、ユーザの手間も省ける。さらに、今まであまり使われなかった既存サービスの利用の促進にも繋がる。このように既存のサービスを、感性ベースで横断的に連携し、魅力的なサービスとすることで、過去に作られたサービス資産を、ユーザに優しいインタフェースで利用でき、サービス作成者(プロバイダと同種)/ユーザ/サービスプロバイダ、3者にメリットをもたらすことが可能となる。
本発明の実施形態におけるサービス提携システムの構成例を示すブロック図である。 利用者端末2−1〜2−Mにおいて、ユーザに提示されるユーザ入力情報入力時の画面例。 感性オントロジ161とエリアオントロジ162との構成および関係を示す概念図である。 オントロジデータベース16が有する各オントロジ同士の関係を示す概念図である。 感性オントロジ161に記憶される感性語のデータの一例を示す図面である。 エリアオントロジ162に記憶される感性語のデータの一例を示す図面である。 グルメオントロジ163に記憶される感性語のデータの一例を示す図面である。 検索語選択部151に記憶される、オントロジと検索サービス提供サーバ3−1〜3−Nとの対応データの一例を示す図面である。 本発明の実施形態におけるサービス提携システムの動作フローを示すフローチャートである。 サービス提携の結果として利用者端末2−1〜2−Mに提示される画面の一例を示す図面である。
符号の説明
1 サービス連携サーバ 2−1〜2−M 利用者端末 3−1〜3−N 検索サービス提供サーバ 10 通信部 11 制御部 12 オントロジ選択部 13 エリア選択部 14 ジャンル選択部 15 検索制御部 16 オントロジデータベース 100 ネットワーク 151 検索語選択部 152 検索実行部 161 感性オントロジ 162 エリアオントロジ 163 グルメオントロジ 164 映画オントロジ 165 宿泊オントロジ 166 遊戯施設オントロジ

Claims (5)

  1. 1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとに接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、入力メッセージの意味を表現するオントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携サーバであって、
    グループを構成する複数の感性語と、グループに含まれるそれぞれの前記感性語間の関係とが記述される感性オントロジと、
    それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジと、
    を備えるオントロジデータベースと、
    ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信する受信部と、
    受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして前記オントロジデータベースを検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出部と、
    前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出すサービス識別情報読み出し部と、
    前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るサービス入出力部と、
    前記サービス結果を送信する送信部と
    を備えることを特徴とするサービス連携サーバ。
  2. 1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、入力メッセージの意味を表現するオントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携システムであって、
    ユーザによって入力されるユーザ入力感性語を送信し、ユーザ入力感性語から得られる連携サービス結果を受信する利用者端末と、
    グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースと、前記ユーザ入力感性語を受信する通信部と、受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして前記オントロジデータベースを検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出部と、前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出すサービス識別情報読み出し部と、前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るサービス入出力部とからなるサービス連携サーバと、
    前記サービス連携サーバから入力される入力メッセージに対して、サービス結果を出力するサービスプロバイダと
    を有することを特徴とするサービス連携システム。
  3. 1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、入力メッセージの意味を表現するオントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携方法であって、
    サービス連携サーバにおいて、
    受信部は、ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信し、
    検出部は、グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースから、前記受信部が受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出し、
    サービス識別情報読み出し部は、前記検出部が検出する前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出し、
    サービス入出力部は、前記検出部が検出する前記入力メッセージを、該入力メッセージに対応する前記サービス識別情報読み出し部が読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得て、
    送信部は、前記サービス結果を送信
    することを特徴とするサービス連携方法。
  4. 1つまたは複数の利用者端末と、1つまたは複数のサービスを提供するサービスプロバイダとサービス連携サーバとが接続され、前記利用者端末から送信されるユーザによって入力される感性語を元に、入力メッセージの意味を表現するオントロジの異なる異種の前記サービスを連携させてユーザに提示するサービス連携装置としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    ユーザから入力されるユーザ入力感性語を受信する受信ステップと、
    グループを構成する複数の感性語と、それぞれの前記感性語との関係とが記述される感性オントロジと、それぞれの前記感性語に関係する1つまたは複数の入力メッセージと、この前記感性語と前記入力メッセージとの関係と、前記入力メッセージの入力対象であるサービスのサービス識別情報とが記述される入力メッセージオントロジとを備えるオントロジデータベースから、前記受信ステップにおいて受信した前記ユーザ入力感性語をキーとして検索し、前記ユーザ入力感性語に関連する1つまたは複数の前記入力メッセージを検出する検出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記入力メッセージの入力対象である前記サービスの前記サービス識別情報を前記オントロジデータベースから前記入力メッセージに対応させて読み出す読出ステップと、
    前記検出ステップにおいて検出した前記入力メッセージを、前記読出ステップにおいて読み出した前記サービス識別情報に対応する前記サービスに出力し、前記サービスから前記入力メッセージに対するサービス結果を得るステップと、
    前記サービス結果を送信するステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  5. 請求項4に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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