JP4708161B2 - 情報伝達装置、ピンの制御方法及び携帯端末装置 - Google Patents
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Description
図16に従来の点字表示装置の一例を示す。この点字表示装置1では、点字表示するための6組のピン2が、筐体3から出没可能に配置されており、一文字ずつピン2の出没を制御して点字を表示するものである。
この点字表示装置1では、点字が一文字ずつ表示され、その点字を読み取ることになるため、固定式の点字を指でスライドさせて連続的に読み取る場合と異なり、利用者にとって使用しにくいものであった。
本発明に係る情報伝達装置は、長孔から突出される突出部が備えられたピンを有し、 該ピンは、前記ピンの延在方向に交差するように配置された回転軸に支持され、前記ピンが前記回転軸回りに回転することにより、前記突出部が前記長孔に沿って移動可能に構成されるとともに、前記ピンを回転させる駆動手段、または、前記ピンの動作状態を検出する検出手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態による情報伝達装置10の概略を示す図である。この情報伝達装置10は点字を表示するものであり、上面が接触面11とされた筐体部12を備え、この接触面11に3つの長孔13が縦列にかつ互い平行に延びるように形成されている。
この長孔13からは、後述するピン20の突出部21が突出され、接触面11に指等Sを載置することで、突出部21の動きを感知することができる構成とされている。
この第1ピン20Aが、点字を示す3行2列の1列目の点を示し、第2ピン20Bが2列目の点を示すものとして使用される。
「す」を表示する際には、第1ピン20Aが回転するとともに、これに遅れて第2ピン20Bも回転し、第1ピン20A及び第2ピン20Bが同時に突出されている時間がある。これにより、指Sによって1行1列目及び1行2列目に点があることが認識される。
「そ」を表示する際には、第2ピン20Bのみが回転して突出し、第2ピン20Bは回転しない。これにより、接触面11に載置された指Sによって1行1列目に点がなく、1行2列目に点があることが認識される。
ピン表示部としての長孔13がk個備えられ、これら複数の長孔13のそれぞれにn個のピン20が突出可能に配置されており、この各ピン20を回転させるためのピン駆動部31がそれぞれのピン20に具備されている。本実施形態では、上述したように3つの長孔13にそれぞれ2つのピン20が配置されており、図7中の表記ではk=3、n=2となる。
また、シート材14によって突出部21が保護されているので、指等Sによって第1、第2ピン20A、20Bの動作が妨げられることがない。
さらに、第1、第2ピン20A、20Bが湾曲した形状とされ、これら第1、第2ピン20A、20Bの突出部21が長孔13から略垂直に突出されるので、これらの突出部21の動きを確実に指Sで感知することができ、点字の誤読を防止できる。
折り畳み型携帯電話40は、第1の筐体41と、第2の筐体42と、これら2つの筐体を厚み方向に重ね合わせ可能に端部相互を連結するヒンジ部43とを備えている。第1の筐体41の上面(第2の筐体42との重ね合わせ面)には、押圧操作可能な複数の操作キーが設けられており、第2の筐体42の上面(第1の筐体41との重ね合わせ面)には、液晶ディスプレイ等の表示部が設けられている。
このように情報伝達装置10を配置することにより、折り畳み型携帯電話40を開いて使用する際には、図9(b)に示すように、親指で操作キーを操作しながら、人差し指Sを情報伝達装置10の接触面11に載置して点字を読み取ることが可能となる。
また、折り畳み型携帯電話40を閉じた状態でも、人差し指Sを情報伝達装置10の接触面11に載置して点字を読み取ることが可能であり、例えば、着信があった際に相手の番号や登録名を点字表示することができる。
図10は、本発明の第2実施形態による情報伝達装置10の概略を示す図である。なお、図10において、図1に示す部材と同一の部材には同一の符号を付している。図10に示す情報伝達装置10では、長孔13を備えた接触面11が凹曲面状に形成されており、この凹曲面に指Sを載置する構成とされている。
そこで、接触面11を凹曲面状に形成することにより、図11(c)に示すように、突出部21が指Sの側方から接触することになるので、固定式の点字を読み取るのと同様の感覚で読み取ることができる。
図12は、本発明の第3実施形態による情報伝達装置10の概略を示す図である。なお、図12において、図1に示す部材と同一の部材には同一の符号を付している。図12に示す情報伝達装置10では、長孔13を備えた接触面11が凸曲面状に形成されており、この凸曲面に指Sを載置する構成とされている。
そこで、接触面11を凸曲面状に形成することにより、図13(c)に示すように、突出部21が接触面11から略垂直な方向に突出されることになるので、固定式の点字を読み取るのと同様の感覚で読み取ることができる。
例えば、点字を表示する情報伝達装置として説明したが、これに限定されることはなく、図形等のパターンを複数のピン20で表示するものであっても良い。
例えば、初期状態を、第1ピン20Aが水平方向から回転方向前方側に15°傾き、第2ピン20Bが水平方向から回転方向後方側に15°傾いたものとしても良い。
11 接触面
13 長孔
14 シート材
20 ピン
21 突出部
22 支持部
23 回転軸
30 制御システム
Claims (14)
- 長孔から突出される突出部が備えられたピンを有し、
該ピンは、前記ピンの延在方向に交差するように配置された回転軸に支持され、前記ピンが前記回転軸回りに回転することにより、前記突出部が前記長孔に沿って移動可能に構成されるとともに、
前記ピンを回転させる駆動手段、または、前記ピンの動作状態を検出する検出手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とする情報伝達装置。 - 請求項1に記載の情報伝達装置が前記駆動手段を備える場合、
前記駆動手段による前記ピンの動作を制御する制御部が備えられたことを特徴とする情報伝達装置。 - 前記制御部は、前記ピンの動作距離、動作角度、動作速度または動作時間、動作方向の少なくともいずれかひとつを制御することを特徴とする請求項2に記載の情報伝達装置。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報伝達装置が前記検出手段を備える場合、
前記検出手段は、前記ピンの動作距離、動作角度、動作速度または動作時間、動作方向の少なくともいずれかひとつを検出することを特徴とする情報伝達装置。 - 前記長孔が形成された接触面の表面には、前記長孔を保護するためのシート材が備えられており、該シート材は、前記突出部の移動方向に沿って移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の情報伝達装置。
- 前記長孔には、複数の前記ピンが突出可能に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の情報伝達装置。
- 前記長孔には、一対の前記ピンが突出可能に配置され、一方の前記ピンの前記回転軸と他方の前記ピンの前記回転軸とが、互いに対向して前記接触面に近づくにしたがい互いに離間するように傾斜して配置されていることを特徴とする請求項5に記載の情報伝達装置。
- 一対の前記ピンは、前記回転軸に支持される部分が、互いに対向する前記ピン側に向かって凸となるように湾曲されており、前記突出部が、前記長孔の開口面から略垂直に突出されるように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の情報伝達装置。
- 前記制御部は、複数の前記ピンの回転移動を同期するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の情報伝達装置。
- 前記制御部は、前記ピンによる表示を一定時間保持するためのホールド時間を設けるように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の情報伝達装置。
- 前記接触面を凹曲面状に形成したことを特徴とする請求項5または7に記載の情報伝達装置。
- 前記接触面を凸曲面状に形成したことを特徴とする請求項5または7に記載の情報伝達装置。
- 請求項3に記載の情報伝達装置が前記検出手段をさらに備える場合の、当該情報伝達装置に備えられたピンの制御方法であって、前記ピンの動作距離、動作角度、動作速度または動作時間、動作方向を検知してデータを得て、該データを前記制御部にフィードバックさせて前記ピンの動作を制御することを特徴とするピンの制御方法。
- 請求項1から請求項12のいずれかに記載の情報伝達装置が実装されていることを特徴とする携帯端末装置。
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JP2005314144A JP4708161B2 (ja) | 2005-10-28 | 2005-10-28 | 情報伝達装置、ピンの制御方法及び携帯端末装置 |
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Family Applications (1)
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