JP4706836B2 - クーリングシステム - Google Patents

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Description

本発明はクーリングシステムに係り、特に半導体製造工場等で用いられるクーリングシステムに関する。
半導体工場では、冷凍機によって約7〜10℃の一次冷却水を作り、この冷水と熱交換することによって、一定温度(たとえば20℃程度)の二次冷却水を作り、これを生産冷却水として使用している。
近年では、外気を利用する冷却塔で一次冷却水を作る、いわゆるフリークーリングシステムが開発されている。たとえば特許文献1や特許文献2のクーリングシステムは、冷却塔と冷凍機を設け、この冷却塔と冷凍機とを切り替えることによって一次冷却水を冷却している。
図3は従来のクーリングシステムを模式的に示した構成図である。同図に示すクーリングシステムは、クリーンルーム等の被空調部1に一定温度の(二次)冷却水を供給するものであり、主として冷却塔2、冷凍機3、及び、熱交換器4で構成される。熱交換器4には、一次冷却水が循環する循環ライン5と、二次冷却水が循環する循環ライン6とが接続されており、一次冷却水によって二次冷却水が冷却される。一次冷却水の循環ライン5は途中で分岐して冷却塔2と冷凍機3に接続されており、複数のバルブ7、7…を開閉制御することによって、一次冷却水の冷熱源を冷却塔2と冷凍機3とで切り替えるようになっている。このように構成されたクーリングシステムによれば、一次冷却水の冷熱源を冷却塔2に切り替えることによって、消費エネルギを大幅に削減することができる。
特開平7−19523号公報 特開2004−340492号公報
しかしながら、従来のクーリングシステムは、冷却塔2の冷凍能力が外気温度に大きく影響されるため、一次冷却水の温度を一定に保つことが難しく、冷却塔2によるフリークーリングシステムを利用できる期間が短いという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、冷却塔によるフリークーリングシステムを使用することのできる期間を延長できるクーリングシステムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、水の循環ラインが接続され、該循環ラインを流れる水を冷却する冷却塔と、前記循環ラインが接続され、前記冷却塔で冷却された水によって熱交換を行う熱交換器と、を備えたクーリングシステムにおいて、前記循環ラインの水の流れに対して前記熱交換器の上流側には、地下水の供給ラインが接続されると共に、前記熱交換器は複数個が並列に配設され、各熱交換器にそれぞれ前記循環ラインが分岐して接続され、前記地下水の供給ラインは、前記循環ラインの水の流れに対して各熱交換器の上流側に接続され、該地下水の供給ラインに各熱交換器に供給する地下水の流量を調整する流量調整弁が設けられ、前記複数の熱交換器に供給する地下水の供給量の総和が所定値以下になるように前記流量調整弁を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、外気温度に影響されて温度変動しやすい冷却塔の冷却水に、温度が安定している地下水(井戸水)を混合し、熱交換器に供給するようにしたので、温度の安定した冷却水を熱交換器に供給することができる。よって、外気温度によらず、通年を通してクーリングシステムを使用することができ、消費エネルギを削減することができる。
また、請求項1の発明は、前記熱交換器は複数個が並列に配設され、各熱交換器にそれぞれ前記循環ラインが分岐して接続されるとともに、前記地下水の供給ラインは、前記循環ラインの水の流れに対して各熱交換器の上流側に接続され、該地下水の供給ラインに各熱交換器に供給する地下水の流量を調整する流量調整弁が設けられるとともに、前記複数の熱交換器に供給する地下水の供給量の総和が所定値以下になるように前記流量調整弁を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。請求項1の発明によれば、複数の熱交換器を設けた場合であっても、地下水の総供給量を制御することができる。
請求項2に記載の発明は請求項1の発明において、前記循環ラインに設けられ、前記冷却塔で冷却された水の温度を測定する温度センサと、前記地下水の供給ラインに設けられ、供給される地下水の流量を調整する流量調整弁と、前記温度センサの測定値に基づいて前記流量調整弁を制御する制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、冷却塔で冷却した水の温度に応じて地下水の供給量を制御するので、熱交換器に供給される冷却水の温度をより安定させることができる。
請求項3に記載の発明は請求項1又は2の発明において、前記冷却塔に対して並列に配設され、前記循環ラインが分岐して接続される冷凍機と、前記循環ラインに設けられ、前記冷却塔に流れる水の流量と前記冷凍機に流れる水の流量を調節する複数のバルブと、を備えたことを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、冷凍機を設けたので、熱負荷が冷却塔の許容範囲を超えた場合であっても、冷凍機を駆動することにより熱負荷に対応することができる。
本発明によれば、外気温度に影響されて温度変動しやすい冷却塔の冷却水に、温度の安定している地下水を混合するようにしたので、冷却水の温度を安定させることができ、通年を通してクーリングシステムを使用することができ、消費エネルギを削減することができる。
以下、添付図面に従って、本発明に係るクーリングシステムの好ましい実施形態について説明する。
図1は本発明のクーリングシステムの実施形態を示す構成図である。同図に示すクーリングシステム10は、クリーンルームの空調機などの被空調部12に一定温度(たとえば約20℃)の(二次)冷却水を供給するシステムであり、主として冷却塔14、冷凍機16、及び、熱交換器18で構成される。熱交換器18は、一次冷却水の流れる循環ライン20A、20Bと、二次冷却水が流れる循環ライン22A、22Bとが接続されており、冷却塔14や冷凍機16で冷却した一次冷却水と、被空調部12に循環させる二次冷却水とを熱交換させる構成になっている。
二次冷却水の循環ライン22A、22Bは、熱交換器18と被空調部12に接続されており、ポンプ24を駆動することによって二次冷却水が熱交換器18とクリーンルーム12とを循環する。そして、循環する二次冷却水が、熱交換器18で所定の温度(たとえば20℃)に冷却され、被空調部12に供給される。
一方、一次冷却水の循環ライン20A、20Bは、冷却塔14に接続される分岐ライン24A、24Bと、冷凍機16に接続される分岐ライン26A、26Bとに分岐されている。各分岐ライン24A、24B、26A、26Bにはそれぞれ、バルブ28A、28B、30A、30Bが配設されており、これらのバルブを開閉することによって、一次冷却水の循環先を冷却塔14と冷凍機16とで切り替えられる。すなわち、バルブ28A、28B、30A、30Bの開閉制御によって、一次冷却水の冷熱源を冷却塔14と冷凍機16とで切り替えられる。なお、バルブ28A、28B、30A、30Bは、後述の制御装置32によって、その開閉操作、及び、開度の調節が行われる。
冷却塔14は、その内部にコイル34を備えており、このコイル34に分岐ライン24A、24Bが接続される。したがって、分岐ライン24A、24Bを循環する一次冷却水がコイル34の内部を通過するようになっている。コイル34は、銅管、鋼管、ステンレス管などから成り、複数段にわたって水平に配列され、コイル34同士の間には、熱交換率を上げるための充填材(不図示)が設けられている。コイル34の上方には、散水管36が設けられ、ポンプ38を駆動することによって冷却塔14の下部からくみ上げた水をコイル34に散水できるようになっている。
冷却塔14の上部にはファン40が設けられ、このファン40によって冷却塔14の内部のエアが上方に送風される。さらに冷却塔14の側壁には、ルーバー付きの開口(不図示)が設けられ、この開口を介して外気が内部に吸引される。したがって、ファン40を駆動することによって、冷却塔14の側面から外気が吸引され、上方に向けて送風される。これにより、コイル34が空冷されるとともに、散水管36から散水されてコイルに付着した冷却水の蒸発潜熱によってコイル34が冷却される。よって、コイル34の内部を通過する一次冷却水を冷却することができる。なお、コイル34内の一次冷却水は、分岐ライン24Aに設けたポンプ42を駆動することによって送液される。
冷凍機16は、電気や熱を外部から与えて一次冷却水の熱を奪うように構成される。冷凍機16の構成は特に限定するものではなく、たとえば不図示の圧縮機、凝縮器、蒸発器からなる熱媒体のサイクルを設け、蒸発器に一次冷却水の流れる配管を通すように構成する。このように構成された冷凍機16は、一次冷却水を所望の温度(たとえば7℃)に冷却することができる。これにより、分岐ライン28Bを介して供給される一次冷却水を、所定の温度に冷却して分岐ライン28Aに送液することができる。
分岐ライン26Aには、一次冷却水の流れに対してバルブ30Aの上流側にバイパスライン44Aが接続される。バイパスライン44Aの先端は、分岐ライン24Aのポンプ42の上流側に接続されており、さらに分岐ライン24Aにはバルブ46Aが配設される。したがって、バルブ30Aを閉じ、バルブ46Aを開いた状態で、冷凍機16から分岐ライン26Aに一次冷却水を供給すると、一次冷却水はバイパスライン44Aを介して分岐ライン24Aに流れ、冷却塔14で冷却した一次冷却水に合流される。合流した冷却水は、ポンプ42を通過した際に、ポンプ42のミキシング効果によって均一に混合された状態で循環ライン20Aに供給される。
循環ライン20Aには、温度センサ50が設けられており、この温度センサ50によって循環ライン20Aを流れる一次冷却水の温度が測定される。また、循環ライン20Aには、温度センサ50よりも下流側に、一次冷却水の排水ライン52が接続され、さらにその排水ライン52よりも下流側に地下水の供給ライン54が接続される。
地下水の供給ライン54には、不図示のポンプなどによってくみ上げられた地下水が供給される。また、地下水の供給ライン54にはバルブ56が配設されており、このバルブ56を制御することによって、地下水の供給の開始及び停止、さらには、地下水の供給流量が調節される。同様に排水ライン52にはバルブ58が配設されており、このバルブ58を制御することによって、一次冷却水の排水の開始及び停止、さらには、地下水の排水の流量が調節される。なお、排水ライン52から排水される一次冷却水の流量は、供給ライン54を介して供給される地下水の流量と等しくなるように制御される。これにより、循環ライン20A、20B、及び分岐ライン24A、24B、26A、26Bを介して循環する一次冷却水の流量を常に一定に保つことができる。
上述した温度センサ50、及び、各バルブ28A、28B、30A、30B、44A、56、58は制御装置32に電気的に接続される。制御装置32は、温度センサ50の測定値に基づいて、各バルブ28A、28B、30A、30B、44A、46A、56、58の開閉を制御することにより、一次冷却水の冷熱源を冷却塔14、冷凍機16、地下水から選択し、自動的に切り替えるようになっている。
次に上記の如く構成されたクーリングシステム10の作用について説明する。
冬期や中間期など、外気温度がある程度低い温度の場合には、冷凍機16及び地下水は用いずに、冷却塔14のみで一次冷却水を冷却する。すなわち、バルブ28A、28Bを開き、バルブ30A、30B、46A、56、58を閉じることによって、一次冷却水を、循環ライン20A、20B、分岐ライン24B、24Aに循環させる。これにより、一次冷却水は冷却塔14で冷却され、熱交換器18に供給される。このとき、外気温度が低いので、冷却塔14のみでも一次冷却水を十分に(たとえば7〜10℃に)冷却することができ、熱交換器18において二次冷却水を確実に冷却することができる。
外気温度が低すぎる場合、たとえば外気温度が5℃以下の場合には、冷却塔14で冷却した一次冷却水の温度が通常運転時よりも低くなる。このため、熱交換器18において二次冷却水の温度も低く変動し、安定した空調が困難になる。そこで、外気温度が低すぎる場合には、冷却塔14だけでなく、地下水も利用する。具体的には、温度センサ50の測定値が7℃以下になった際に、バルブ30A、30B、46Aを閉じ、バルブ28A、28B、56、58を開くことにより、冷却塔14で冷却した一次冷却水に、安定した温度(通常15℃程度)の地下水を混合させる。これにより、熱交換器18に供給される一次冷却水の温度を、7℃以上の温度で安定させることができる。よって、熱交換器18で熱交換した二次冷却水の温度変動を抑制することができ、被空調部12において安定した空調を行うことができる。
夏季などの外気温度が高い場合には、冷却塔14は一次冷却水を約32℃までしか冷却できなくなり、冷凍能力が不足する。そこで、冷却塔14だけではなく、地下水も利用する。すなわち、バルブ30A、30B、46Aを閉じた状態で、バルブ28A、28B、56、58を開くことにより、冷却塔14で冷却した一次冷却水に、安定して低い温度(通常15℃程度)の地下水を混合させる。これにより、熱交換器18に供給される一次冷却水の温度を低下させることができ、外気温度が高い場合にも、熱交換器18で二次冷却水の温度を確実に低下させることができる。よって、被空調部12において安定した空調を行うことができる。
外気温度がさらに高い場合には、地下水を所定量供給しても一次冷却水の温度を十分に低下させることができなくなる。その場合には、冷却塔14、地下水だけでなく、冷凍機16を利用する。すなわち、バルブ30Aを閉じた状態のまま、バルブ28A、28B、30B、46A、56、58を開く。これにより、冷却塔14で冷却した一次冷却水に、冷凍機16で冷却した一次冷却水が混合される。冷凍機16は、常に安定した温度(たとえば7〜10℃)の冷却水を得ることができるので、冷凍機16で冷却した一次冷却水を混合することによって、冷却水の温度を十分に下げることができる。さらに、混合した一次冷却水に地下水を混合するので、冷却水の温度をさらに下げることができる。よって、温度の低い一次冷却水を熱交換器18に供給することができるので、熱交換器18でにおいて、二次冷却水を所定の温度に確実に冷却することができる。
なお、外気温度が高すぎるために冷却塔14の熱効率が悪い場合には、冷凍機16のみで一次冷却水を冷却してもよい。その場合、バルブ30A、30Bを開き、その他のバルブ28A、28B、44A、56、58を閉じる。これにより、温度の低い一次冷却水を熱交換器18に確実に送液することができる。
以上説明したように本実施の形態のクーリングシステム10によれば、温度の安定している地下水を一次冷却水に混合するようにしたので、外気温度によらず、一次冷却水の温度を安定させることができる。これにより、熱交換器18において、二次冷却水を所定の温度に確実に冷却することができる。
なお、上述した実施の形態は、熱交換器18を一つのみ設けたが、これに限定するものではなく、複数の熱交換器18を設けてもよい。たとえば図2に示すクーリングシステムは、三個の熱交換器18、18、18と、各熱交換器18にそれぞれ循環ライン22A、22Bを介して接続された三個の被空調部12、12、12とを備える。各熱交換器18にはそれぞれ、一次冷却水が流れる循環ライン20A、20Bが分岐して接続される。各循環ライン20A、20Bにはそれぞれ、バルブ60A、60Bが配設され、このバルブ60A、60Bによって、各循環ライン20A、20Bに流れる一次冷却水の流量が制御される。
また、各循環ライン20Aにはそれぞれ、上述した温度センサ50が設けられるとともに、一次冷却水の排水ライン52と、地下水の供給ライン54とが接続される。地下水の供給ライン54は、三つに分岐して各循環ライン20A、20A、20Aに接続されており、この供給ライン54の分岐部分にはそれぞれ、流量調整用のバルブ56が配設されている。各バルブ56、56、56は制御装置32に接続されており、この制御装置32によって各バルブ56、56、56の開閉操作、及び開度の調整が行われる。また、制御装置32は、各バルブ56を流れる地下水の流量の総和が所定値(または規定値)以下となるように各バルブ56を制御する。その際、制御装置32は、各被空調部12での熱負荷に応じて、各バルブ32における流量の割合を制御する。たとえば、熱負荷の大きい被空調部12に対応する熱交換器18には、供給される地下水の流量が大きくなるようにバルブ56を制御する。
上記の如く構成されたクーリングシステムによれば、地下水の流量の総和を制御するので、地下水の過剰な取水を防止することができる。また、上述した実施の形態によれば、地下水の流量の総和を制御しつつ、各熱交換器18に供給する地下水の流量の割合を調節することによって、効率の良い空調を行うことができる。
なお、上述した実施の形態のクーリングシステム10では、熱交換器18を用い、被空調部12に供給される二次冷却水を一次冷却水で間接的に冷却するようにしたが、被空調部12に供給される冷却水をクーリングシステム10によって直接、冷却しても良い。
本発明に係るクーリングシステムを示す構成図 複数の被空調部に対応させた実施形態のクーリングシステムを示す構成図 従来のクーリングシステムを示す構成図
符号の説明
10…クーリングシステム、12…被空調部、14…冷却塔、16…冷凍機、18…熱交換器、20A、20B…循環ライン、24A、24B、26A、26B…分岐ライン、28A、28B、30A、30B…バルブ、32…制御装置、50…温度センサ、54…地下水の供給ライン、56…バルブ

Claims (3)

  1. 水の循環ラインが接続され、該循環ラインを流れる水を冷却する冷却塔と、
    前記循環ラインが接続され、前記冷却塔で冷却された水によって熱交換を行う熱交換器と、を備えたクーリングシステムにおいて、
    前記循環ラインの水の流れに対して前記熱交換器の上流側には、地下水の供給ラインが接続されると共に、
    前記熱交換器は複数個が並列に配設され、各熱交換器にそれぞれ前記循環ラインが分岐して接続され、
    前記地下水の供給ラインは、前記循環ラインの水の流れに対して各熱交換器の上流側に接続され、該地下水の供給ラインに各熱交換器に供給する地下水の流量を調整する流量調整弁が設けられ、
    前記複数の熱交換器に供給する地下水の供給量の総和が所定値以下になるように前記流量調整弁を制御する制御手段を備えたことを特徴とするクーリングシステム。
  2. 前記循環ラインに設けられ、前記冷却塔で冷却された水の温度を測定する温度センサと、
    前記地下水の供給ラインに設けられ、供給される地下水の流量を調整する流量調整弁と、
    前記温度センサの測定値に基づいて前記流量調整弁を制御する制御装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のクーリングシステム。
  3. 前記冷却塔に対して並列に配設され、前記循環ラインが分岐して接続される冷凍機と
    前記循環ラインに設けられ、前記冷却塔に流れる水の流量と前記冷凍機に流れる水の流量を調節する複数のバルブと、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のクーリングシステム。
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