JP4705623B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
カラーフィルタおよび遮光膜を形成したカラーフィルタ基板と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の間に設けられ、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板を貼り合わせると共に、液晶を注入するための注入口を形成するシール材と、
前記シール材と前記TFT基板の間に設けられ、前記シール材に重なって前記シール材に沿って伸延する不透明膜と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間に侵入し前記注入口を封止する紫外線または可視光により硬化する封止材とを備え、
前記不透明膜に、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間の外部から照射される前記紫外線または可視光を前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間へ透過させるための透過部分となる凹状部を設け、前記凹状部を設けた部分に前記シール材により形成される前記注入口が位置することを特徴とするものである。
図1〜3には、紫外線または光透過用の切欠15を有する液晶表示装置が示されている。ここで、9、10は一対のガラス基板であり、それぞれの対向面側には、光を通さない遮光膜13および配線14が形成されている。また、図1〜3において、2は一対のガラス基板9、10を貼り合わせるための樹脂製のシール材、3はシール材2の一部に形成された液晶5を注入するための注入口、4は一対のガラス基板9、10の間隔を一定に保つために散布されたスペーサ、5は一対のガラス基板21の間隙に注入された液晶、6は液晶5が漏出を防止するために設けられた封止材である。
図4には、配線14が封止材6の基板間(前述の図3のガラス基板9、10の間隙が対応)の間隙に侵入する領域を迂回することにより、透過部分である開口部16が形成された例が示されている。このように、配線14が封止材6付近を迂回することにより、紫外線または可視光を透過するのに必要な開口を確保することができる。なお、その他の点では前記実施の形態1と共通している。
設計の制約上、前記実施の形態2のように配線14を迂回させることができないばあいには、紫外線の照射量を考慮して紫外線または可視光を透過させるための透過部分の開口率が光が照射されている部分に対して20%以上(すなわち、遮光される面積が80%未満)になるように配線の幅を設計することにより、紫外線または可視光を透過するのに必要な開口を確保することができる。なお、その他の点では前記実施の形態1と共通している。
前記実施の形態3では、配線幅と間隔を自由に設計できるばあいについて説明したが、液晶パネルが大型化されると、駆動信号の正常な伝送のために配線抵抗を低くするために配線の幅を太くする必要があり、充分な開口率が確保できないばあいがある。そのようなばあいには、注入口付近の隣接する配線の間隙の開口率が20%以上であり、注入口からはなれた部分の前記間隙の開口率が20%以下であるようにすればよい。
また、図示されていないが、前記透過部分として、注入口3付近において前記遮光膜13または配線14に円形または多角形状の開口部を形成しても紫外線または可視光の照射のために必要最小限の複数の開口部を確保することができ、その結果、基板間に侵入した封止材6を硬化させることができる。なお、その他の点では前記実施の形態1と共通している。
前記実施の形態1のばあい、遮光膜13に切欠15を形成するため、当該切欠15およびその近傍において液晶パネルの一対の基板間の距離、すなわち、ギャップの不良が発生するばあいがある。これは、遮光膜13を切り欠いたため、遮光膜13の膜厚の分だけ段差ができ、ギャップが小さくなるからである。かかる不具合を解消するべく本実施の形態では、遮光膜13に形成された切欠15の中にギャップを均一にするために、光が照射されている部分に対する開口率が20%以上(すなわち、遮光される面積が80%未満)の割合で、図6に示されるように、点状または帯状の遮光膜13のパターン18を残すことが効果的である。
6 封止材
9、10 ガラス基板
13 遮光膜
14 配線
15 切欠
16 開口部
17 間隙
18 パターン
Claims (7)
- 薄膜トランジスタを形成したTFT基板と、
カラーフィルタおよび遮光膜を形成したカラーフィルタ基板と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の間に設けられ、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板を貼り合わせると共に、液晶を注入するための注入口を形成するシール材と、
前記シール材と前記TFT基板の間に設けられ、前記シール材に重なって前記シール材に沿って伸延する不透明膜と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間に侵入し前記注入口を封止する紫外線または可視光により硬化する封止材とを備え、
前記不透明膜に、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間の外部から照射される前記紫外線または可視光を前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間へ透過させるための透過部分となる凹状部を設け、前記凹状部を設けた部分に前記シール材により形成される前記注入口が位置することを特徴とする液晶表示装置。 - 薄膜トランジスタを形成したTFT基板と、
カラーフィルタおよび遮光膜を形成したカラーフィルタ基板と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の間に設けられ、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板を貼り合わせると共に、液晶を注入するための注入口を形成するシール材と、
前記シール材と前記TFT基板の間に設けられ、前記シール材に重なって前記シール材に沿って伸延する不透明膜と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間に侵入し前記注入口を封止する紫外線または可視光により硬化する封止材とを備え、
前記不透明膜に、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間の外部から照射される前記紫外線または可視光を前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間へ透過させるための透過部分となる凹状部を設け、前記凹状部を設けた部分に前記注入口より注入される前記封止材が位置することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記不透明膜の凹状部は、前記不透明膜の幅を部分的に狭くすることにより形成することを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置。
- 前記凹状部を設けた部分に点状または帯状の不透明部を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置。
- 薄膜トランジスタを形成したTFT基板と、
カラーフィルタおよび遮光膜を形成したカラーフィルタ基板と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の間に設けられ、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板を貼り合わせると共に、液晶を注入するための注入口を形成するシール材と、
前記シール材と前記TFT基板の間に設けられ、前記シール材に重なって前記シール材に沿って伸延する不透明膜と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間に侵入し前記注入口を封止する紫外線または可視光により硬化する封止材とを備え、
前記不透明膜に、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間の外部から照射される前記紫外線または可視光を透過させるための透過部分となる切欠を設け、前記切欠を設けた部分に前記シール材により形成される前記注入口が位置することを特徴とする液晶表示装置。 - 薄膜トランジスタを形成したTFT基板と、
カラーフィルタおよび遮光膜を形成したカラーフィルタ基板と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の間に設けられ、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板を貼り合わせると共に、液晶を注入するための注入口を形成するシール材と、
前記シール材と前記TFT基板の間に設けられ、前記シール材に重なって前記シール材に沿って伸延する不透明膜と、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間に侵入し前記注入口を封止する紫外線または可視光により硬化する封止材とを備え、
前記不透明膜に、前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板の基板間の外部から照射される前記紫外線または可視光を透過させるための透過部分となる切欠を設け、前記切欠を設けた部分に前記注入口より注入される前記封止材が位置することを特徴とする液晶表示装置。 - 前記切欠を設けた部分に点状または帯状の不透明部を設けることを特徴とする請求項5または6記載の液晶表示装置。
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- 2007-11-30 JP JP2007309659A patent/JP4705623B2/ja not_active Expired - Lifetime
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