JP4704733B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関する。特に本発明は、改質器で製造した水素を消費して発電する燃料電池を備えた燃料電池システムに関する。
燃料電池を用いた分散型電源においては、燃料改質型の燃料電池システムが知られている。燃料改質型の燃料電池システムは、灯油、都市ガス、プロパンガス等を改質して水素を生成する改質器を備え、改質器が生成する水素を燃料電池に供給する(例えば、特許文献1参照。)。改質器の改質効率は、定格に近い出力領域ほど高い(例えば、非特許文献1参照。)。従って、改質器で水素を効率よく製造するには、改質器を一定以上の出力で運転させることが望ましい。
特開2001−185182号公報 「家庭用燃料電池向け燃料処理器の開発」、東京ガス株式会社広報部発表データ、2003年1月30日、インターネット<URL:http://www.tokyo−gas.co.jp/Press/20030130.html>
しかしながら、電力の消費量は一日の中で大きく変動する。従って、改質器を一定以上の出力で連続運転させると、電力需要が低い時間帯において余剰水素が発生してしまう。この余剰水素を一時的に貯蔵するために水素貯蔵手段を設けることが考えられるが、余剰水素をもれなく貯蔵するだけの容量をもつ水素貯蔵手段を準備することは困難であるという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、電力を供給する燃料電池システムであって、水素を消費して発電する燃料電池と、予め定められる基準値以上の出力で動作し、燃料電池で消費される水素を製造する改質器と、冷却されることにより水素を吸蔵し、加熱されることにより水素を放出する水素吸蔵装置と、改質器が製造した水素を燃料電池に供給し、燃料電池で消費されない余剰水素を水素吸蔵装置に供給する水素供給制御部と、燃料電池及び水素吸蔵装置の直近に配され、燃料電池から吸収した熱で水素吸蔵装置を加熱する温水用配管と、燃料電池及び水素吸蔵装置の直近に配され、燃料電池に供給する冷却水の少なくとも一部で水素吸蔵装置を冷却する冷水用配管と、水素吸蔵装置が放出する水素を外部に供給する外部供給手段とを備える燃料電池システムが提供される。これにより、改質器による水素の製造効率が高まると共に、余剰水素を無駄にすることなく外部に供給できる。同時に、燃料電池の冷却水と排熱を利用して水素吸蔵装置を機能させるので省エネルギー性に優れている。
外部供給手段は、水素吸蔵装置が放出する水素を着脱可能な高圧ボンベに充填するボンベ充填手段を有してもよい。これにより、空のボンベに交換することにより、水素の貯蔵量を容易に増やすことができる。
外部供給手段は、水素吸蔵装置が吸蔵した水素を車両の高圧タンクに供給する高圧供給手段を有してもよい。これにより、貯蔵した水素を車両の高圧タンクに直接供給することができる。
改質器から燃料電池に水素を供給する配管の途中に接続され、改質器が製造した水素を圧縮して貯蔵する高圧タンクをさらに有してもよい。これにより、燃料電池の水素消費量が急増する場合でも、高圧タンクから確実に水素を供給することができる。
水素吸蔵装置は水素吸蔵合金であり、燃料電池から排出されるオフガスに含まれる水素を吸蔵し、加熱されることにより高純度の水素を放出してもよい。これにより、燃料電池から排出されるオフガスに含まれる未利用の水素を有効に利用することができる。
水素吸蔵装置は、冷水用配管の直近に配され、当該冷水用配管に冷却されて水素を吸蔵する第1の水素吸蔵ユニットと、温水用配管の直近に配され、当該温水用配管に加熱されて水素を放出する第2の水素吸蔵ユニットとを有してもよい。これにより、水素吸蔵装置は、水素の吸蔵と放出を同時に並行して行うことができる。
水素吸蔵装置は、冷水用配管の直近に配された第1の水素吸蔵ユニットと温水用配管の直近に配された第2の水素吸蔵ユニットとを交換することにより、第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替えるユニット交換部を更に有してもよい。これにより、最小限の配管構成で、水素吸蔵ユニットに水素を吸蔵させるか放出させるかを切り替えることができる。
ユニット交換部は、第2の水素吸蔵ユニットからの単位時間あたりの水素放出量が予め定められた基準を下回った場合に、第1の水素吸蔵ユニットと第2の水素吸蔵ユニットとを交換してもよい。これにより、水素の放出量が低下した水素吸蔵ユニットに水素を吸蔵させ、他方の水素吸蔵ユニットに水素を放出させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。従って、高純度水素を安定的に放出して外部供給手段に供給できる。
ユニット交換部は、第1の水素吸蔵ユニットの重量増分が予め定められた基準に達した場合に、第1の水素吸蔵ユニットと第2の水素吸蔵ユニットとを交換してもよい。これにより、水素の吸蔵量が限界に近づいた水素吸蔵ユニットに水素を放出させ、他方の水素吸蔵ユニットに水素を吸蔵させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。従って、オフガスに含まれる未利用の水素を安定的に吸蔵できる。
水素吸蔵装置は、冷水用配管から分岐し二つの水素吸蔵ユニットのそれぞれの直近を通る冷水用分岐配管と、温水用配管から分岐し二つの水素吸蔵ユニットのそれぞれの直近を通る温水用分岐配管と、冷水用配管から供給される冷水を第1及び第2の水素吸蔵ユニットのいずれの直近に供給するかを切り替えると共に、温水用配管から供給される温水を第1及び第2の水素吸蔵ユニットのいずれの直近に供給するかを切り替えることにより、第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替える水供給切替部とを有してもよい。これにより、水素吸蔵ユニットのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを、水素吸蔵ユニットを移動させることなく容易に切り替えることができる。
水供給切替部は、第2の水素吸蔵ユニットからの単位時間あたりの水素放出量が予め定められた基準を下回った場合に、第2の水素吸蔵ユニットの直近を通る冷水用分岐配管に対して冷水を供給すると共に、第1の水素吸蔵ユニットの直近を通る温水用分岐配管に対して温水を供給してもよい。これにより、水素の放出量が低下した水素吸蔵ユニットに水素を吸蔵させ、他方の水素吸蔵ユニットに水素を放出させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。従って、高純度水素を安定的に放出して外部供給手段に供給できる。
水供給切替部は、第1の水素吸蔵ユニットの重量増分が予め定められた基準に達した場合に、第1の水素吸蔵ユニットの直近を通る温水用分岐配管に対して温水を供給すると共に、第2の水素吸蔵ユニットの直近を通る冷水用分岐配管に対して冷水を供給してもよい。これにより、水素の吸蔵量が限界に近づいた水素吸蔵ユニットに水素を放出させ、他方の水素吸蔵ユニットに水素を吸蔵させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。従って、オフガスに含まれる未利用の水素を安定的に吸蔵できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、燃料電池システム100の構成の一例を示す。燃料電池システム100は、集中型改質器10、改質水素供給管12、燃料電池20、高圧タンク30、水素吸蔵装置70、水素供給制御部60、温水用配管54、冷水用配管52、貯湯槽56、及び外部供給手段90を備える。集中型改質器10は、灯油、都市ガス、プロパンガス等を改質して水素を製造する。改質水素供給管12は、集中型改質器10が製造した水素を燃料電池20に供給する。燃料電池20は、集中型改質器10が生成した水素により発電し、家庭やオフィスなどの電力負荷に供給する。燃料電池20は、例えば固体高分子形燃料電池20(PEFC)である。燃料電池システム100は、燃料電池20と負荷の間に二次バッテリ32を更に有する。二次バッテリ32は、燃料電池20の出力が負荷変動に追従できない場合に、不足する電力を供給する。
集中型改質器10は、予め定められる基準値以上の出力で動作し、燃料電池20で消費される水素を製造する。水素供給制御部60は、集中型改質器10が製造した水素を改質水素供給管12を介して燃料電池20に供給する。また、燃料電池20で消費されない余剰水素を高圧タンク30に供給する。高圧タンク30は、改質水素供給管12の途中に接続され、集中型改質器10が製造した水素を圧縮して貯蔵する。水素供給制御部60は、燃料電池20の単位時間あたりの水素需要が、単位時間あたりの集中型改質器10の水素製造能力を超える場合に、高圧タンク30に貯蔵されている水素を改質水素供給管12に放出する。これにより、燃料電池20の水素消費量が急増する場合でも、高圧タンク30から確実に水素を供給することができる。
水素供給制御部60は、さらに高圧タンク30の容量を超える余剰水素を水素吸蔵装置70に吸蔵させる。水素吸蔵装置70は、例えば水素吸蔵合金を含む。従って、集中型改質器10で製造され、高圧タンク30の容量を超える余剰水素を吸蔵し、加熱されることにより高純度の水素を放出して外部供給手段90に供給する。水素貯蔵合金は、例えば、Ti−Cr−V系合金よりなる。水素吸蔵合金は、水素を選択的に吸着するので、水素の純度を高めることができる。冷水用配管52は、水素吸蔵装置70及び燃料電池20の直近に配され、燃料電池20に供給する冷却水(水道水等)の少なくとも一部で水素吸蔵装置70を冷却する。温水用配管54は、燃料電池20及び水素吸蔵装置70の直近に配され、燃料電池20から吸収した熱で水素吸蔵装置70を加熱する。温水用配管54は、さらに水素吸蔵装置70を経由して貯湯槽56に配管される。貯湯槽56は、水素吸蔵装置70を加熱した後の温水を貯める。このような構成によれば、燃料電池システム100は、集中型改質器10による水素の製造効率が高まると共に、余剰水素を無駄にすることなく外部に供給できる。同時に、燃料電池20の冷却水と排熱を利用して水素吸蔵装置70を機能させるので省エネルギー性に優れている。
外部供給手段90は、水素吸蔵装置70が放出する高純度水素を高純度水素用配管64を介して取り込み、加圧蓄積する。外部供給手段90は、加圧蓄積した高純度水素を高圧で高圧水素輸送車200に供給する高圧供給口68を有する。これにより、貯蔵した水素を高圧水素輸送車200に直接供給することができる。
燃料電池システム100は更に第1オフガス用配管62及び第2オフガス用配管66を備える。第1オフガス用配管62は、燃料電池20から排出されるオフガスを水素吸蔵装置70に供給する。集中型改質器10が製造する水素の濃度が80%程度である場合、燃料電池20は、10%〜20%程度の水素と一酸化炭素を含むオフガスを排出する。水素吸蔵装置70は、燃料電池20から排出されるオフガスに含まれる水素を選択的に吸蔵する。これにより、燃料電池20から排出されるオフガスに含まれる水素を有効に再利用することができる。水素吸蔵装置70で吸蔵されなかった一酸化炭素などのオフガスは第2オフガス用配管66を介して集中型改質器10に送られ、集中型改質器10の加熱用の燃料と共に燃焼される。
なお、他の実施例として、水素吸蔵装置70を集中型改質器10と燃料電池20の間に設けてもよい。これにより、集中型改質器10で製造された水素ガスを高純度化して燃料電池20に供給することができる。高純度水素を供給することにより、燃料電池20は発電効率が向上し、さらにオフガスの発生が抑えられる。この場合も、燃料電池20の冷却水と排熱を利用して水素吸蔵装置70を機能させることにより、省エネルギー性に優れた燃料電池システム100が実現される。
図2は、水素吸蔵装置70の構成の第1の例を示す。水素吸蔵装置70は、複数の水素吸蔵ユニット72a、72bを有する。水素吸蔵ユニット72aは冷水用配管52の直近に配され、改質水素供給管12、第1オフガス用配管62、及び第2オフガス用配管66が接続されている。改質水素供給管12は、高圧タンク30の容量を超える余剰水素を水素吸蔵ユニット72aに供給する。第1オフガス用配管62は、燃料電池20から排出されるオフガスを水素吸蔵ユニット72aに供給する。冷水用配管52は、水道水などの冷水を水素吸蔵ユニット72aの直近を経由して燃料電池20に供給する。第2オフガス用配管66は、水素吸蔵装置70で吸蔵されなかった一酸化炭素などのオフガスを集中型改質器10に送る。水素吸蔵ユニット72aは、冷水用配管52に冷却されて改質水素供給管12及び第1オフガス用配管62から供給されるガスから水素を選択的に吸蔵する。
一方、水素吸蔵ユニット72bは、温水用配管54の直近に配され、高純度水素用配管64が接続される。温水用配管54は、燃料電池20から吸収した熱により80度程度の温度に熱せられた温水を供給する。水素吸蔵ユニット72bは、温水用配管54によって加熱されて高純度水素を放出する。水素吸蔵ユニット72bを加熱した後の温水は、温水用配管54を経由して貯湯槽56に送られる。高純度水素用配管64は、水素吸蔵ユニット72bが放出する高純度水素を外部供給手段90に供給する。このようにして、水素吸蔵装置70は、水素の吸蔵と放出を同時に並行して行うことができる。
燃料電池システム100は更に、ユニット交換部80を備える。ユニット交換部80は、水素吸蔵ユニット72aと水素吸蔵ユニット72bとを交換することにより、水素吸蔵ユニット72a、72bのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替える。これにより、最小限の配管構成で、水素吸蔵ユニット72a、72bに水素を吸蔵させるか放出させるかを切り替えることができる。また、水素吸蔵装置70は3つ以上の水素吸蔵ユニットを有してもよい。例えば、水素を容量一杯まで吸蔵した水素吸蔵ユニットや、大部分の水素を放出しきった水素吸蔵ユニットを予備の水素吸蔵ユニットとして有してもよい。
図3は、水素吸蔵装置70の構成の第2の例を示す。本実施例の水素吸蔵装置70は、図2の実施例に示したユニット交換部80に代えて、冷水用分岐配管53、温水用分岐配管55、及び水供給切替部82を有する。冷水用分岐配管53は、冷水用配管52から分岐し二つの水素吸蔵ユニット72a、72bのそれぞれの直近を通って燃料電池20まで配管されている。温水用分岐配管55は、温水用配管54から分岐し二つの水素吸蔵ユニット72a、72bのそれぞれの直近を通って貯湯槽56まで配管されている。水供給切替部82は、冷水用配管52から供給される冷水を水素吸蔵ユニット72a、72bのいずれの直近に供給するかを切り替える。さらに水供給切替部82は、温水用配管54から供給される温水を水素吸蔵ユニット72a、72bのいずれの直近に供給するかを切り替えることにより、水素吸蔵ユニット72a、72bのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替える。これにより、水素吸蔵ユニット72のそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを、水素吸蔵ユニット72a、72bを移動させることなく容易に切り替えることができる。
図4は、集中型改質器10における、出力と効率との関係の一例を示す。横軸は集中型改質器10における定格に対する出力の割合であり、縦軸は改質効率である。一般に、集中型改質器10の効率は、集中型改質器10の出力に依存する。したがって、効率の下限となる基準効率を定めると、集中型改質器10の効率を基準効率以上とするための、集中型改質器10の出力の下限が定まる。本実施例の集中型改質器10は、例えば60%以上の出力で連続的に運転する。集中型改質器10は、時間あたりの最大の水素生成量が、燃料電池20が消費する時間あたりの最大の水素消費量の合計量よりも小さい。従って、定格に近い出力領域で集中型改質器10を駆動し、高い効率で水素を製造することができる。
図5は、燃料電池20による単位時間あたりの水素の消費量の合計と、集中型改質器10による水素の生成量の変動の例を示す。横軸は時刻であり、縦軸は燃料電池20による単位時間あたりの水素消費量である。複数の燃料電池20による単位時間あたりの水素の消費量は、住戸又はオフィスでの電力使用量に応じて変動する。一方、水素供給制御部60は、集中型改質器10が生成する時間あたりの水素の量を定格の約60%から100%の間で制御する。水素供給制御部60は、集中型改質器10の出力を、定格の60%から100%の間で燃料電池20による水素消費の変化に追従させる。これにより、余剰水素の発生を抑制することができる。
水素供給制御部60は、集中型改質器10を一日中連続運転させる。一般に、集中型改質器10は、起動時に暖機運転させて集中型改質器10を昇温させる必要がある。したがって、一旦集中型改質器10を停止させると、起動時に暖機運転に要するエネルギーが無駄になる。また、集中型改質器10の起動と停止を繰り返すと、集中型改質器10の温度サイクルによって集中型改質器10が劣化する。また、暖機運転には数十分の時間を要し、その期間には、集中型改質器10は燃料電池20に供給する水素を生成できない。
しかしながら、本実施形態の燃料電池システム100によれば、水素供給制御部60が、集中型改質器10を連続運転させるので、集中型改質器10の起動に要するエネルギーの消費を削減することができる。また、起動と停止を繰り返すことによる集中型改質器10の劣化を抑えることができる。また、集中型改質器10を継続的に運転させることで、燃料電池20が水素を必要とするときに迅速に水素を供給できる。
時刻t0から時刻t1の時間帯および時刻t4から時刻t5の時間帯は、集中型改質器10が生成する単位時間あたりの水素の量が、燃料電池20が消費する単位時間あたりの水素の合計量を上回る。これらの時間帯では、水素供給制御部60は、余剰水素を高圧タンク30又は水素吸蔵装置70に貯蔵する。
また、時刻t2から時刻t3の時間帯では、燃料電池20が単位時間あたりに消費する水素の合計量が、集中型改質器10が単位時間あたりに生成する水素の量を上回る。これらの時間帯では、水素供給制御部60は、高圧タンク30に貯蔵している水素を放出させ、燃料電池20による水素需要に追従する。
図6は、燃料電池システム100における水素の供給プロセスを示す。本実施例では、燃料電池20による単位時間あたりの水素需要が集中型改質器10による単位時間あたりの水素製造量と一致している場合における改質水素供給管12の管内の圧力を基準圧力として測定しておく。改質水素供給管12の管内の圧力が基準圧力を超える場合、集中型改質器10による水素製造量が燃料電池20による水素需要を超えていることを示す。一方、改質水素供給管12の管内の圧力が基準圧力を下回る場合、集中型改質器10による水素製造量が燃料電池20による水素需要に対して不足していることを示す。
水素供給制御部60は、改質水素供給管12の管内の圧力が基準圧力を超えているか否かを連続的に測定する(S100)。管内の圧力が基準圧力を超える場合(S100:Yes)、余剰水素の処理フロー(S102)に移行する。一方、管内の圧力が基準圧力未満である場合(S100:No)、高圧タンク30に水素を放出させ(S104)、燃料電池20に供給する。以上で本フローは終了する。
図7は、図6における余剰水素の処理フロー(S102)の詳細を示す。まず、水素供給制御部60は、集中型改質器10の出力を、出力下限の一例である60%まで低下させても余剰水素が発生するか否かを判断する(S200)。集中型改質器10の出力下限とは、集中型改質器10の改質効率を所定の効率以上に維持するために必要な集中型改質器10の出力である。余剰水素の発止の有無は、改質水素供給管12の管内の圧力を基準圧力と比較することにより判断する。集中型改質器10の出力を出力下限まで低下させることによって余剰水素の発生がなくなる場合(S200:No)、改質水素供給管12の管内の圧力が基準圧力になるまで集中型改質器10の出力を低下させ、本フローを終了する。これにより、集中型改質器10の改質効率を一定の基準以上に保つ範囲で余剰水素の発生を抑えることができる。一方、集中型改質器10の出力を60%まで低下させても余剰水素が発生する場合(S200:Yes)、次に、高圧タンク30の容量に一定の余裕があるか否かを判断する(S202)。一定の余裕とは、高圧タンク30の最大貯蔵量の10%程度の余裕などである。
高圧タンク30の容量に余裕が有る場合(S202:Yes)、水素供給制御部60は高圧タンク30に余剰水素を貯蔵する(S203)。一方、高圧タンク30の容量に余裕が無い場合(S202:No)、水素供給制御部60は、水素吸蔵装置70の水素吸蔵容量に余裕があるか否かを判断する(S204)。水素吸蔵装置70の水素吸蔵量に余裕がある状態とは、例えば水素吸蔵装置70による単位時間あたりの水素吸蔵量が一定の基準を上回っている状態である。水素吸蔵装置70の水素吸蔵量に余裕が無い場合(S204:No)、水素供給制御部60は、余剰水素を第2オフガス用配管66を介して集中型改質器10に送り、集中型改質器10で燃焼させる(S205)。一方、水素吸蔵装置70の水素吸蔵量に余裕がある場合(S204:Yes)、水素供給制御部60は、水素吸蔵装置70に余剰水素を吸収させる(S206)。次に、水素吸蔵装置70は、水素の吸蔵と放出を切り替える動作(S208)に移行する。以上で本フローは終了する。
図8は、図7におけるステップ208の詳細なフローを示す。燃料電池システム100は、温水用配管54で加熱中の水素吸蔵ユニット72bからの単位時間あたりの水素放出量が、予め定められた基準値以上であるか否かを判断する(S300)。ステップ300における基準値は、水素吸蔵装置70の水素の貯蔵量が残り少ないこと示す基準値である。例えば水素吸蔵ユニット72による単位時間あたりの水素放出量がピーク時の10%から20%程度低下する状態をステップ300における基準値とする。水素放出量が基準値以上である場合(S300:Yes)、次に冷水用配管52で冷却中の水素吸蔵ユニット72aの重量増分が予め定められた基準値以下であるか否かを判断する(S302)。ステップ302における基準値は、水素吸蔵装置70の水素の貯蔵量が限界に近いことを示す基準値である。上記重量増分が基準値以下である場合(S302:Yes)、本フローは終了する。例えば、水素吸蔵ユニット72が水素を最大限吸蔵する状態における水素吸蔵ユニット72の重量増分(以下、最大重量増分という)を予め実験又は理論計算に基づいて調査する。そして、冷却中の水素吸蔵ユニット72の重量増分が最大重量増分の80%から90%に達する状態をステップ302における基準値とする。
一方、ステップ300において、温水用配管54で加熱中の水素吸蔵ユニット72bからの単位時間あたりの水素放出量が、予め定められた基準値を下回った場合(S300:No)、または、ステップ302において、冷水用配管52で冷却中の水素吸蔵ユニット72aの重量増分が予め定められた基準値を超えている場合(S302:No)、水素吸蔵ユニット72a、72bのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替える(S304)。
本フローによれば、水素の放出量が低下した水素吸蔵ユニット72に水素を吸蔵させ、他方の水素吸蔵ユニット72に水素を放出させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。これにより、高純度水素を安定的に放出して外部供給手段90に供給できる。また、水素の吸蔵量が限界に近づいた水素吸蔵ユニット72に水素を放出させ、他方の水素吸蔵ユニット72に水素を吸蔵させるという切替動作を適切なタイミングで実行することができる。これにより、余剰水素を安定的に吸蔵できる。なお、複数の水素吸蔵ユニットのそれぞれによる水素の吸蔵と放出を切り替える手段は、図2と図3の実施例と同様なので説明を省略する。
図9は、余剰水素回収システム500の構成の一例を示す。余剰水素回収システム500は、複数の異なる集合住宅等(サービス提供サイト)に設けられる燃料電池システム100a、100b、100cに蓄えられる高純度水素をサービスステーションに回収するサービスを提供する。本図の例では、図1で説明した外部供給手段90の例として定置型の貯層である高圧タンク92を用いる。サービスステーションは、液体燃料貯蔵装置400と水素貯蔵装置450とを備える。液体燃料貯蔵装置400は、集中型改質器10で使用される灯油などの液状燃料を備蓄する。水素貯蔵装置450は、燃料電池システム100から回収する高純度水素を貯蔵する。高圧水素輸送車200は、液体燃料貯蔵装置400に備蓄される液状燃料を燃料電池システム100まで輸送し、燃料電池システム100に設けられた燃料貯蔵装置300に供給する。燃料貯蔵装置300は、貯蔵した液体燃料を集中型改質器10に供給する。高圧水素輸送車200は、燃料貯蔵装置300に液体燃料を配達する場合に高圧タンク92から高圧水素を吸引して回収する。
図10は、余剰水素回収システム500の構成の他の例を示す。本実施例の余剰水素回収システム500は、外部供給手段90の他の例として、水素を高圧で蓄積する着脱可能な水素カートリッジ94を用いる。この場合、外部供給手段90は、水素吸蔵装置70が放出する水素を水素カートリッジ94に充填するボンベ充填手段を有する。本実施例において、サービスステーションは図9の液体燃料貯蔵装置400に代えてLPガスなどの気体燃料を貯蔵する気体燃料貯蔵装置402を有する。気体燃料貯蔵装置402に貯蔵される気体燃料は、燃料ボンベ302の形態でボンベ・カートリッジ輸送車202によって燃料電池システム100に配達される。燃料ボンベ302は、集中型改質器10に装填される。ボンベ・カートリッジ輸送車202は、燃料ボンベ302を配達した際に、高純度水素が充填された水素カートリッジ94を回収する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態の燃料電池システム100によれば、集中型改質器10による水素の製造効率が高く、しかも余剰水素を無駄にすることなく外部に供給できる。さらに、燃料電池20の冷却水と排熱を利用して水素吸蔵装置70を機能させるので省エネルギー性に優れている。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
燃料電池システム100の構成の一例を示すブロック図である。 水素吸蔵装置70の構成の第1の例を示す図である。 水素吸蔵装置70の構成の第2の例を示す図である。 集中型改質器10における、出力と効率との関係の一例を示す。 燃料電池による単位時間あたりの水素の消費量の合計と、集中型改質器10による水素の生成量の変動の例を示す。 水素供給制御部60が水素供給を制御するフローを示す。 図6におけるステップ102の詳細を示すフロー図である。 図7におけるステップ208の詳細を示すフロー図である。 余剰水素回収システム500の構成の一例を示す図である。 余剰水素回収システム500の構成の他の例を示す図である。
符号の説明
10 集中型改質器
12 改質水素供給管
20 燃料電池
30 高圧タンク
32 二次バッテリ
52 冷水用配管52
53 冷水用分岐配管
54 温水用配管
55 温水用分岐配管
60 水素供給制御部
62 第1オフガス用配管
64 純度水素用配管
66 第2オフガス用配管
68 高圧供給口
70 水素吸蔵装置
72 水素吸蔵ユニット
80 ユニット交換部
82 水供給切替部
90 外部供給手段
92 高圧タンク
94 水素カートリッジ
100 燃料電池システム100
200 高圧水素輸送車
202 ボンベ・カートリッジ輸送車
300 燃料貯蔵装置
302 燃料ボンベ
400 液体燃料貯蔵装置
402 気体燃料貯蔵装置
450 水素貯蔵装置
500 余剰水素回収システム

Claims (12)

  1. 電力を供給する燃料電池システムであって、
    水素を消費して発電する燃料電池と、
    予め定められる基準値以上の出力で動作し、前記燃料電池で消費される水素を製造する改質器と、
    冷却されることにより水素を吸蔵し、加熱されることにより水素を放出する水素吸蔵装置と、
    前記改質器が製造した水素を前記燃料電池に供給し、前記燃料電池で消費されない余剰水素を前記水素吸蔵装置に供給する水素供給制御部と、
    前記燃料電池及び前記水素吸蔵装置の直近に配され、前記燃料電池から吸収した熱で前記水素吸蔵装置を加熱する温水用配管と、
    前記燃料電池及び前記水素吸蔵装置の直近に配され、前記燃料電池に供給する冷却水の少なくとも一部で前記水素吸蔵装置を冷却する冷水用配管と、
    前記水素吸蔵装置が放出する水素を外部に供給する外部供給手段と
    を備える燃料電池システム。
  2. 前記外部供給手段は、前記水素吸蔵装置が放出する水素を着脱可能な高圧ボンベに充填するボンベ充填手段を有する、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記外部供給手段は、前記水素吸蔵装置が吸蔵した水素を車両の高圧タンクに供給する高圧供給手段を有する、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記改質器から前記燃料電池に水素を供給する配管の途中に接続され、前記改質器が製造した水素を圧縮して貯蔵する高圧タンクをさらに有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記水素吸蔵装置は水素吸蔵合金であり、前記燃料電池から排出されるオフガスに含まれる水素を吸蔵し、加熱されることにより高純度の水素を放出する請求項1から4のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記水素吸蔵装置は、
    前記冷水用配管の直近に配され、当該冷水用配管に冷却されて水素を吸蔵する第1の水素吸蔵ユニットと、
    前記温水用配管の直近に配され、当該温水用配管に加熱されて水素を放出する第2の水素吸蔵ユニットとを有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記水素吸蔵装置は、
    前記冷水用配管の直近に配された前記第1の水素吸蔵ユニットと前記温水用配管の直近に配された前記第2の水素吸蔵ユニットとを交換することにより、前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替えるユニット交換部
    を更に有する、請求項6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記ユニット交換部は、前記第2の水素吸蔵ユニットからの単位時間あたりの水素放出量が予め定められた基準を下回った場合に、前記第1の水素吸蔵ユニットと前記第2の水素吸蔵ユニットとを交換する、請求項7に記載の燃料電池システム。
  9. 前記ユニット交換部は、前記第1の水素吸蔵ユニットの重量増分が予め定められた基準に達した場合に、前記第1の水素吸蔵ユニットと前記第2の水素吸蔵ユニットとを交換する、請求項に記載の燃料電池システム。
  10. 前記水素吸蔵装置は、
    前記冷水用配管から分岐し前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれの直近を通る冷水用分岐配管と、
    前記温水用配管から分岐し前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれの直近を通る温水用分岐配管と、
    前記冷水用配管から供給される冷水を前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのいずれの直近に供給するかを切り替えると共に、前記温水用配管から供給される温水を前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのいずれの直近に供給するかを切り替えることにより、前記第1及び第2の水素吸蔵ユニットのそれぞれに水素を吸蔵させるか水素を放出させるかを切り替える水供給切替部と
    を有する、請求項6に記載の燃料電池システム。
  11. 前記水供給切替部は、前記第2の水素吸蔵ユニットからの単位時間あたりの水素放出量が予め定められた基準を下回った場合に、前記第2の水素吸蔵ユニットの直近を通る前記冷水用分岐配管に対して冷水を供給すると共に、前記第1の水素吸蔵ユニットの直近を通る前記温水用分岐配管に対して温水を供給する、請求項10に記載の燃料電池システム。
  12. 前記水供給切替部は、前記第1の水素吸蔵ユニットの重量増分が予め定められた基準に達した場合に、前記第1の水素吸蔵ユニットの直近を通る前記温水用分岐配管に対して温水を供給すると共に、前記第2の水素吸蔵ユニットの直近を通る前記冷水用分岐配管に対して冷水を供給する、請求項10に記載の燃料電池システム。
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