JP4702102B2 - 通信装置、通信システム、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4702102B2
JP4702102B2 JP2006052522A JP2006052522A JP4702102B2 JP 4702102 B2 JP4702102 B2 JP 4702102B2 JP 2006052522 A JP2006052522 A JP 2006052522A JP 2006052522 A JP2006052522 A JP 2006052522A JP 4702102 B2 JP4702102 B2 JP 4702102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
search
communication
network
search packet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006052522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007235362A (ja
Inventor
淳 河合
雅宏 西原
康博 工藤
勝 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2006052522A priority Critical patent/JP4702102B2/ja
Publication of JP2007235362A publication Critical patent/JP2007235362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4702102B2 publication Critical patent/JP4702102B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、ネットワークから検索パケットを受信すると、応答パケットを送信して、検索パケットの送信元装置に、自己の存在を知らしめる通信装置、及び、検索パケットの送出によりネットワーク内の通信装置を検索する通信システム、並びに、この通信装置に用いられるプログラムに関する。
従来より、通信装置としては、ネットワークに、ノード検索用のパケットである検索パケットを送出した後、所定時間、ネットワーク内の他の通信装置から送信されてくる応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、ネットワーク内の他の通信装置(ノード)を検出する機能(検索機能)を有した通信装置が知られている。例えば、IP(インターネットプロトコル)ネットワークにおいては、検索パケットとなるブロードキャストパケットを、ネットワークに送出することで、ネットワーク内の他の通信装置から、応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、ネットワーク内の他の通信装置を検出する装置が知られている。
この種の通信装置では、例えば、応答パケットの受信結果に従い、ネットワーク内の他装置をリストアップした画面を、ディスプレイ等に表示して、利用者に対し、ネットワーク内の他装置の存在を知らしめる。そして、この画面を通じて、ネットワーク内の他装置が選択されると、応答パケットにより得られたIPアドレスの情報に基づき、選択された装置と一対一通信を行う。
ところで、近年では、様々な種類の家庭用電気製品(所謂「家電」)を通信装置化して、生活面での利便性を高めようとする動きがある。例えば、家庭用のネットワークとしては、TVやエアコン、照明機器などの家電を、統括的に制御できるようにしたホームネットワークシステムが、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
この種の技術開発は、今後ますます活発に行われ、将来的には、各家庭のネットワークに、様々な家電が接続されることが予想されるが、このようなネットワークでは、専門知識に乏しい利用者が簡単にネットワーク家電を利用できるよう、上記検索機能が活用されることが予想される。
特開2000−347970号公報
しかしながら、各家庭では、住人が共有してネットワークを使用するため、上記検索機能により、各住人のプライバシーが侵害される可能性がある。例えば、住人は、新規購入した家電を、ネットワークに接続するだけで、家電の新規購入を、家庭内の他の住人に知られてしまう可能性がある。
勿論、購入した家電を、ネットワークに接続しなければ、上記検索機能によって、他の者に、新規家電の購入を知られるのを防止することはできるが、家電の通信装置化が進むと、ネットワークに家電を接続しなければ、重要機能が利用できなくなる可能性があり、利用者にとっては、都合が悪い。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、検索機能によって、正当な利用者以外の者に、ネットワーク内の通信装置の存在が確認されないようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、ネットワークに接続された通信手段を備える通信装置であって、検出手段と、担体判断手段と、応答手段と、を備える。検出手段は、所有者コードを有する外部の記録担体を検出するものである。
担体判断手段は、検出手段により上記記録担体が検出されると、検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であるか否かを判断する。答手段は、担体判断手段により、検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であると判断されると、この記録担体を検出可能な期間、通信手段がネットワークから受信した検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信手段を通じて送信する。
この通信装置では、当な記録担体を検出可能な期間に限って検索パケットに応答するので、通信装置に記録担体を付加して製品を販売し、記録担体を購入者のみが管理できるようにすれば、購入者以外の者が使用する端末にて、当該通信装置が検出されるのを防止することができる。即ち、本発明によれば、正当な利用者以外の者に、ネットワーク内の通信装置の存在が確認されないようにすることができる。
尚、記録担体としては、所有者コードが記述されたシートや、所有者コードを有する無線ICタグを挙げることができる。また、記録担体として無線ICタグを採用する場合、検出手段は、自己周辺の無線ICタグを検出する構成にすることができる。
このように構成された通信装置(請求項2)を用いれば、利用者は、正当な無線ICタグを、通信装置の周囲に置いて、自己の端末を操作する程度で、自己の端末から、この通信装置を利用することができる。また、通信装置を利用しないときには、無線ICタグを、通信装置から離すことで、この装置が、他の者に、ネットワークを通じて発見され利用されるのを防止することができる。
ところで、検索パケットを用いてノードを検索する装置には、一般に、所定のタイムアウト時間が設定されており、装置内では、この時間内に受信した応答パケットに基づき、ネットワーク内のノードを検出する。従って、この時間よりも遅れて、応答パケットを送信すれば、送信先装置では、送信元装置が検出されないことになる。よって、通信装置は、次のように構成されてもよい。
即ち、ネットワークに検索パケットを送出すると共に、所定時間、ネットワーク内の他装置から送信されてくる上記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、ネットワーク内の他装置を検出する検索機能を有した情報処理装置、から送出される上記検索パケットを、上記ネットワークに接続された通信手段により受信する通信装置は、請求項3記載のように、構成されてもよい。
請求項3記載の通信装置では、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断手段が判断する。また、この通信装置では、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、応答手段が、通信手段を通じて、この検索パケットの送信元である上記情報処理装置に、応答パケットを送信する。
また、この通信装置では、判断手段により、通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットではないと判断されると、送信時期制御手段が、応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を、予め設定された時間分、遅らせる。即ち、応答パケットの送信を、仮に検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合の応答パケットの送信時期よりも、予め設定された時間分、遅らせる。
上述したように、この通信装置では、所有者コードが記述されていない検索パケットを受信すると、応答パケットを通常より遅れて送信するので、正当な利用者以外の者に、ネットワークを通じて、当該装置の存在が知られるのを防止することができる。即ち、遅延時間を、上述したタイムアウト時間よりも長く設定すれば、応答パケットを送信しても、この送信先装置においては、パケットが無視されるので、送信先装置にて、当該装置が検出されるのを防止することができる。
尚、遅延時間は、設計段階で、上述の値に固定的に設定されてもよいが、可変にされると一層好ましい。請求項4記載の通信装置は、ユーザインタフェースを通じて入力される指令信号に従い、送信時期制御手段に対して、応答パケットの送信を遅らせる時間を設定する時間設定手段を備えるものである。
遅延時間を、固定時間とすると、タイムアウト時間が想定より長く設定された情報処理装置が接続されたネットワークにおいては、正当な利用者以外の者に、当該通信装置が発見されてしまう可能性があるが、この通信装置によれば、ユーザインタフェースを通じて遅延時間を調整することができるので、遅延時間を、適切な値に設定することができ、タイムアウト時間が長く設定された情報処理装置が接続されたネットワークにおいても、この情報処理装置に対し、当該通信装置の存在を隠すことができる。
その他、上述した検出手段は、索パケットの送信元装置に設けられてもよい。
請求項5記載の通信システムは、上記検索機能を有した情報処理装置と、この情報処理装置と同一のネットワークに接続された信装置と、を備える通信システムであって、情報処理装置が、所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、検出手段により所有者コードを有する記録担体が検出されている期間に、検索機能が働く場合、この検索機能により送出される検索パケットに、検出手段により検出された記録担体が有する所有者コードを付加する所有者コード付加手段と、を有する構成にされたものである。
一方、この通信システムにおける通信装置は、上記通信手段と、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信手段を通じて送信する応答手段と、判断手段により、通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットでないと判断されると、応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を禁止する応答制御手段と、を備える。
自己所有の情報処理装置に検出手段を設けて、このように通信システムを構築すれば、利用者は、通信装置購入時に製品に付加されていた記録担体を情報処理装置に提示する程度で、情報処理装置から正当な所有者コードを付加した検索パケットを送信することができ、この情報処理装置から簡単にネットワーク内の上記購入した通信装置を検出することができる。また、この通信システムによれば、正当な所有者コードが記述されていない検索パケットに対しては、応答パケットを送信しないので、正当な利用者以外の者に対しては、ネットワーク内の通信装置の存在を隠すことができる。
尚、この通信システムにおいて、通信装置は、請求項6記載のように構成されてもよい。即ち、通信システムには、請求項5記載の通信装置に代えて、上記通信手段と、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、当該判断手段により、通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合にのみ、検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信手段を通じて送信する応答手段と、を備える通信装置を設けてもよい。このように通信システムを構成しても(請求項6)、正当な利用者以外の者に対して、ネットワーク内の通信装置の存在を隠すことができる。
また、これらの通信システムには、上述したように所有者コードを有する無線ICタグを、記録担体として採用することができ、情報処理装置には、検出手段として、自己周辺の無線ICタグを検出する検出手段を設けることができる(請求項7)。また、上述の通信装置が備える各手段は、プログラムにより、コンピュータに実現させることができる。
請求項8記載のプログラムは、ネットワークに接続された通信手段と、所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、を備える通信装置のコンピュータに、検出手段により記録担体が検出されると、検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であるか否かを判断する担体判断手段と、担体判断手段により、上記検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であると判断されると、この記録担体を検出可能な期間、通信手段がネットワークから受信した検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信手段を通じて送信する応答手段としての機能を実現させるためのプログラムである。このプログラムによれば、請求項1記載の通信装置が備える機能コンピュータに実現させることができる。
その他、請求項9記載のプログラムは、上記検索機能を有した情報処理装置から送出される検索パケットを、ネットワークに接続された通信手段により受信する通信装置のコンピュータに、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、通信手段がネットワークから検索パケットを受信すると、通信手段を通じて、この検索パケットの送信元である情報処理装置に、応答パケットを送信する応答手段と、判断手段により、通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットではないと判断されると、応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を、この検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合の応答パケットの送信時期よりも、予め設定された時間分、遅らせる送信時期制御手段としての機能を実現させるためのプログラムである。このプログラムによれば、請求項3記載の通信装置が備える機能コンピュータに実現させることができる。
以下、本発明の実施例について、図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された通信システム1の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施例の通信システム1は、複数の通信装置3が、ネットワーク5に接続された構成にされている。具体的に、ネットワーク5には、通信装置3として、ディジタル複合機(以下、単に「複合機」とする。)30と、複合機30を管理する当該複合機の所有者の端末装置(以下、これを「管理装置」とする。)10と、が接続されている。
管理装置10は、周知のパーソナルコンピュータと同様のハードウェア構成にされており、各種プログラムを実行するCPU11と、CPU11によるプログラム実行時に作業領域として使用されるRAM13と、ブートプログラム等を記憶するROM15と、各種プログラムやデータ等を記憶するハードディスク装置(HDD)17と、ネットワーク5に接続されたネットワーク5内のノードと通信可能な通信部19と、キーボードやポインティングデバイス等からなる操作部21と、液晶ディスプレイ等からなる表示部23と、周辺機器を接続可能なUSBインタフェース等からなるインタフェース部25と、を備える。また、インタフェース部25には、自己周囲に存在する無線ICタグ7からの送信信号を受信して、無線ICタグ7が有するID情報を取得可能なタグリーダ27が接続されている。
また、この管理装置10は、ネットワーク5内のノードを検出するためのプログラムを、ハードディスク装置17に有する。即ち、管理装置10は、操作部21を通じて、利用者からの指示があると、ネットワーク5に、ノード検索用の検索パケットとして、機器情報問合せコマンドを格納したブロードキャストパケットを送出すると共に、所定時間、ネットワーク5内の他装置から送信されてくる上記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、ネットワーク5内の他装置を検出する機能(検索機能)を有する。尚、この機能は、パーソナルコンピュータ等に備えられている一般的な機能であり、本実施例のネットワーク環境としては、管理装置10を含む複数の通信装置3が、この機能を有している環境を想定することができる。
また、管理装置10のハードディスク装置17には、利用者の作業等により、ネットワーク内に接続された各種通信装置3を利用するためのアプリケーションプログラムが、必要に応じて、インストールされる。その他、ハードディスク装置17には、複合機30のステルス機能をオン/オフ等するためのプログラムが、利用者の作業によりインストールされており、管理装置10は、このプログラムを通じて、複合機30を操作可能に構成にされている(詳細後述)。
一方、複合機30は、CPU31と、CPU31によるプログラム実行時に作業領域として使用されるRAM33と、各種プログラムや設定情報等を記憶するフラッシュメモリ35と、操作キーや表示パネル等からなるユーザインタフェースとしての表示操作部37と、ネットワーク5に接続されたネットワーク5内のノードと通信可能な通信部39と、レーザ方式又はインクジェット方式にて用紙に画像を形成可能な印刷部41と、原稿載置台43a(図4参照)にセットされたシート(原稿等)を光学的に読み取り、読取画像を表す画像データを生成する読取部43と、自己周囲に存在する無線ICタグ7からの送信信号を受信して、無線ICタグ7が有するID情報を取得可能なタグリーダ45と、を備える。
この複合機30は、ネットワークプリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能を有し、通信部39を通じて外部から印刷コマンドが格納されたパケットを受信すると、この印刷コマンドと共に受信したプリントデータを印刷処理して、プリントデータに基づく画像を用紙に形成する(ネットワークプリンタ機能)。また、複合機30は、通信部39を通じて外部から読取コマンドが格納されたパケットを受信すると、原稿載置台43aにセットされたシートの読取画像を表す画像データを生成し、これを読取コマンドの送信元装置にネットワークを通じて送信する(スキャナ機能)。
尚、ネットワークプリンタ機能及びスキャナ機能にかかる通信は、ユニキャスト方式にて行われるが、本実施例の複合機30は、これに先駆けて、管理装置10等からブロードキャスト方式にて送信される検索パケットを受信すると、必要に応じて、自装置の機器情報やノードアドレスを記した応答パケットを、検索パケットの送信元装置に通信部39を通じて送信し、この送信元装置に、自装置の存在を通知する。
図2は、外部装置からブロードキャスト方式にて送信されてくるパケット、即ち、ブロードキャストパケットを、通信部39が受信すると、複合機30のCPU31が実行するブロードキャストパケット受付処理を表すフローチャートである。複合機30のCPU31は、通信部39が検索パケットを受信すると、このブロードキャストパケット受付処理を実行する。また、複合機30のCPU31は、ブロードキャスト方式にて送信されてくる上記ステルス機能のオン/オフ操作に係るパケットを受信すると、このブロードキャストパケット受付処理を実行する。
ブロードキャストパケット受付処理を開始すると、CPU31は、まず、通信部39が受信したブロードキャストパケットが、ステルス機能をオンにせよとのステルス実行指示コマンド、及び、ステルス機能をオフにせよとのステルス解除指示コマンドのいずれかを含むステルス機能切替指示パケットであるか否かを判断し(S110)、受信したブロードキャストパケットが上記ステルス機能切替指示パケットであると判断すると(S110でYes)、S120に移行する。一方、通信部39が受信したブロードキャストパケットがステルス機能切替指示パケットではないと判断すると(S110でNo)、S170に移行する。
S120に移行すると、CPU31は、当該複合機30の利用者を識別するため、受信したステルス機能切替指示パケットに、所有者IDが記述されているか否かを判断する。尚、所有者IDとは、複合機30の所有者に対し発行された当該複合機30と一対一に対応する識別コードのことである。
そして、所有者IDが記述されていないと判断すると(S120でNo)、CPU31は、受信したステルス機能切替指示パケットが正当な利用者(複合機30の所有者)の指示に従って送信されたものではないと解釈し、ステルス機能をオン/オフすることなく、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
一方、受信したステルス機能切替指示パケットに、所有者IDが記述されていると判断すると(S120でYes)、CPU31は、S130に移行し、ステルス機能切替指示パケットに記述された所有者IDが、フラッシュメモリ35が記憶する自装置の所有者IDに一致する正当な所有者IDであるか否かを判断する。そして、ステルス機能切替指示パケットに記述された所有者IDが、正当な所有者IDではないと判断すると(S130でNo)、CPU31は、ステルス機能をオン/オフすることなく、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
また、ステルス機能切替指示パケットに記述された所有者IDが、正当な所有者IDであると判断すると(S130でYes)、CPU31は、上記ステルス機能切替指示パケットに記述されたコマンドが、ステルス実行指示コマンドであるか否かを判断し(S140)、上記コマンドが、ステルス実行指示コマンドであると判断すると(S140でYes)、ステルス機能をオンに設定する(S150)。具体的には、フラッシュメモリ35に記憶されたステルス機能オン/オフ設定情報を、オンを表す値に変更して、ステルス機能をオンに設定する。また、この処理を終えると、CPU31は、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
その他、CPU31は、ステルス機能切替指示パケットに記述されたコマンドが、ステルス実行指示コマンドではなく、ステルス解除指示コマンドであると判断すると(S140でNo)、S160にて、ステルス機能をオフに設定する。具体的には、フラッシュメモリ35に記憶されたステルス機能オン/オフ設定情報を、オフを表す値に変更して、ステルス機能をオフに設定する。また、この処理を終えると、CPU31は、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
また、CPU31は、S170に移行すると、通信部39が受信したブロードキャストパケットが、機器情報問合せコマンドが記述された検索パケットであるか否かを判断し、受信したブロードキャストパケットが検索パケットではないと判断すると(S170でNo)、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了し、受信したブロードキャストパケットが検索パケットであると判断すると(S170でYes)、S180に移行する。
また、S180に移行すると、CPU31は、フラッシュメモリ35が記憶するステルス機能オン/オフ設定情報に基づき、ステルス機能がオンに設定されているか否かを判断し、ステルス機能がオンに設定されていると判断すると(S180でYes)、図3に示すステルス処理を実行する(S185)。そして、S185での処理を終えると、ステルス処理にて応答禁止フラグがオンに設定されているか否かを判断し(S190)、応答禁止フラグがオンに設定されていると判断すると(S190でYes)、検索パケットに対する応答パケットを送信することなくブロードキャストパケット受付処理を終了する。
一方、応答禁止フラグがオフに設定されていると判断すると(S190でNo)、CPU31は、S195に移行し、検索パケットが示す送信元アドレス情報に基づき、検索パケットの送信元装置に、自装置の機器情報を記した検索パケットに対する応答パケットを、ユニキャスト方式にて送信する。その後、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
その他、CPU31は、S180にて、ステルス機能がオフに設定されていると判断すると(S180でNo)、ステルス処理を実行することなく、S195に移行し、上記応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信部39を通じて送信する。その後、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
続いて、CPU31が実行するステルス処理について説明する。図3は、CPU31が実行するステルス処理を表すフローチャートである。
ステルス処理を開始すると、CPU31は、S210にて、受信した検索パケットに所有者IDが記述されているか否かを判断し、所有者IDが記述されていないと判断すると(S210でNo)、S220に移行する。一方、受信した検索パケットに所有者IDが記述されていると判断すると(S210でYes)、S215に移行し、検索パケットに記述された所有者IDが、フラッシュメモリ35が記憶する所有者IDに一致する正当な所有者IDであるか否かを判断する(S215)。そして、検索パケットに記述された所有者IDが正当な所有者IDではないと判断すると(S215でNo)、S220に移行し、検索パケットに記述された所有者IDが、正当な所有者IDであると判断すると(S215でYes)、上述の応答禁止フラグをオフに設定した後(S270)、当該ステルス処理を終了する。
また、S220に移行すると、CPU31は、タグリーダ45を通じて、自己周囲の無線ICタグ7の検出を試み、無線ICタグ7が周囲に存在するか否かを判断する。そして、無線ICタグ7を検出できなかった場合には、無線ICタグ7が存在しないと判断し(S220でNo)、S230に移行する。一方、無線ICタグ7を検出できた場合には、無線ICタグ7が存在すると判断し(S220でYes)、無線ICタグ7の検出時に、無線ICタグ7から受信した信号が示す所有者ID(無線ICタグ7がID情報として記憶する所有者ID)が、フラッシュメモリ35が記憶する所有者IDに一致する正当な所有者IDであるか否かを判断する(S225)。
尚、本実施例では、複合機30を製品として販売する際に、所有者IDをID情報として記した無線ICタグ7を製品に梱包することを前提としており、ここでは、検出できた無線ICタグ7が、当該複合機30と共に販売された正当な無線ICタグ7であるか否かを判断する目的で、S225の判断を行う。
CPU31は、無線ICタグ7の所有者IDが、正当な所有者IDではないと判断すると(S225でNo)、S230に移行し、無線ICタグの所有者IDが、正当な所有者IDであると判断すると(S225でYes)、応答禁止フラグをオフに設定した後(S270)、当該ステルス処理を終了する。
また、S230に移行すると、CPU31は、原稿載置台43aの下部に設けられたセンサ43b(図4(a)参照)の検出信号に基づいて、原稿載置台43aにシートがセットされているか否かを判断し、シートがセットされていないと判断すると(S230でNo)、S260に移行し、シートがセットされていると判断すると(S230でYes)、S235にて、セットされたシートに対して読取処理を行い、シートの読取画像を表す画像データを、読取部43を通じて生成する。また、この処理を終えると、CPU31は、S240に移行し、生成された画像データに基づき、読取画像が復号化可能図形であるか否かを判断する。
尚、図4(a)は、センサ43bを示した原稿載置台43a周囲の概略構成図であり、図4(b)は、復号化可能図形として二次元コードを備えたシートの概略構成図である。即ち、本実施例では、S240において、読取画像が二次元コードであるか否かを判断する。
S240で、読取画像が復号化可能図形(二次元コード)ではないと判断すると(S240でNo)、CPU31は、S260に移行し、読取画像が復号化可能図形であると判断すると(S240でYes)、画像データが示す復号化可能図形を復号化することで、この図形を所有者IDに変換する(S245)。
また、S245での処理を終えると、CPU31は、復号化により得られたシートの所有者IDが、フラッシュメモリ35が記憶する所有者IDに一致する正当な所有者IDであるか否かを判断する(S250)。尚、本実施例では、複合機30を製品として販売する際に、所有者IDをID情報として記した上記無線ICタグ7と、所有者IDを二次元コードで表したシートと、を製品に梱包することを前提としており、本実施例では、原稿載置台43aにセットされたシートが、複合機30に対応する上述の正当なシートであるか否かを判断する目的で、S245〜S250の処理を行う。
そして、CPU31は、シートの所有者IDが、正当な所有者IDではないと判断すると(S250でNo)、S260に移行し、シートの所有者IDが正当な所有者IDであると判断すると(S250でYes)、応答禁止フラグをオフに設定した後(S270)、当該ステルス処理を終了する。
その他、S260に移行すると、CPU31は、フラッシュメモリ35が記憶する遅延送信機能オン/オフ設定情報に基づき、遅延送信機能がオンに設定されているか否かを判断し、遅延送信機能がオンに設定されていると判断すると(S260でYes)、フラッシュメモリ35が記憶する遅延時間設定情報が示す遅延時間分待機し(S265)、その後、S270にて、応答禁止フラグをオフに設定して、当該ステルス処理を終了する。
一方、遅延送信機能がオフに設定されていると判断すると(S260でNo)、CPU31は、S280で応答禁止フラグをオンに設定することで、今回受信した検索パケットに対する応答パケットの送信動作を禁止し、当該ステルス処理を終了する。尚、上述した遅延送信機能は、CPU31が実行する遅延送信機能設定処理により、オン/オフされる。図5は、表示操作部37を通じて、利用者から遅延送信機能の設定指令が入力されると、CPU31が実行する遅延送信機能設定処理を表すフローチャートである。
図5に示す遅延送信機能設定処理を開始すると、CPU31は、まず、タグリーダ45を通じて、自己周囲の無線ICタグ7の検出を試み、無線ICタグ7が周囲に存在するか否かを判断する(S310)。そして、無線ICタグ7を検出できなかった場合には、無線ICタグ7が存在しないと判断し(S310でNo)、当該遅延送信機能設定処理を終了することで、指令の受付を拒否する。
一方、無線ICタグ7を検出できた場合、CPU31は、無線ICタグ7が存在すると判断し(S310でYes)、無線ICタグ7の検出時に、無線ICタグ7から受信した信号が示す所有者IDが、フラッシュメモリ35が記憶する所有者IDに一致する正当な所有者IDであるか否かを判断する(S320)。
そして、無線ICタグ7の所有者IDが、正当な所有者IDではないと判断すると(S320でNo)、当該遅延送信機能設定処理を終了する。これに対し、無線ICタグの所有者IDが、正当な所有者IDであると判断すると(S320でYes)、CPU31は、利用者が正当な利用者であるとして、遅延送信機能のオン/オフ切替画面を、表示操作部37の表示パネル上に表示する(S330)。尚、遅延送信機能のオン/オフ切替画面は、利用者による遅延送信機能のオン/オフ切替操作を、表示操作部37の操作キーを通じて受け付けるための画面である。
そして、この処理を終えると、CPU31は、S340に移行し、操作キーを通じて、遅延送信機能のオン/オフ切替操作がなされるまで待機し、オン/オフ切替操作がなされると(S340でYes)、なされた操作が、オンへの切替操作であるか否かを判断する(S350)。ここで、なされた操作が、オンへの切替操作であると判断すると(S350でYes)、CPU31は、S360に移行して、検索パケットに対する応答パケットの送信時期の遅延量(時間)を表示操作部37の操作キーを通じて受け付けるための遅延時間入力画面を、表示パネル上に表示する。
また、操作キーを通じて、遅延量(時間)の入力操作が利用者によりなされると(S370でYes)、遅延送信機能をオンに設定すると共に、応答パケットの送信時期の遅延量(時間)を、入力された遅延時間に設定する(S380)。具体的には、フラッシュメモリ35が記憶する遅延送信機能オン/オフ設定情報を、オンを表す値に変更すると共に、遅延時間設定情報が示す遅延時間を、上記入力された遅延時間に変更する処理を行う。その後、CPU31は、当該遅延送信機能設定処理を終了する。
その他、S350にて、上記なされた操作が、オフへの切替操作であると判断すると(S350でNo)、CPU31は、S390に移行し、フラッシュメモリ35が記憶する遅延送信機能オン/オフ設定情報を、オフを表す値に変更することで、遅延送信機能をオフに設定する。その後、CPU31は、当該遅延送信機能設定処理を終了する。
以上、当該複合機30の処理動作について説明したが、続いて、ステルス機能切替指示パケットや検索パケットを送出する管理装置10の処理動作について説明する。図6は、操作部21を通じて、ネットワーク内のノード検索を指示する信号が入力されると、管理装置10のCPU11が実行する検索表示処理を表すフローチャートである。
検索表示処理を開始すると、CPU11は、まず、検索結果等を表示するためのウィンドウとして、図7に示す構成の検索表示ウィンドウを、表示部23に表示する(S410)。図7は、検索表示ウィンドウの構成を表す説明図である。
図7に示すように、検索表示ウィンドウには、検索結果等を表示するための表示欄F0の他、応答パケットの受信待機時間であるタイムアウト時間の入力を受け付けるための入力欄F1と、タイムアウト時間の設定操作を利用者から受け付けるための「適用」ボタンK1と、検索処理の再実行操作を受け付けるための「再スキャン」ボタンK2と、ネットワーク内のノードの利用を受け付けるための「OK」ボタンK3と、所有者IDの入力を受け付けるための入力欄F2と、ステルス実行指示操作を利用者から受け付けるための「ステルス実行」ボタンK4と、ステルス解除指示操作を利用者から受け付けるための「ステルス解除」ボタンK5を、が設けられている。
CPU11は、このような構成の検索表示ウィンドウを表示すると、S420に移行し、図8に示す検索処理を実行する。図8は、CPU11が実行する検索処理を表すフローチャートである。
検索処理を開始すると、CPU11は、まず、機器情報問合せコマンドをセットしてなる送信データを生成する(S510)。その後、CPU11は、タグリーダ27を通じて、自己周囲の無線ICタグ7の検出を試み、無線ICタグ7が周囲に存在するか否かを判断する(S520)。そして、無線ICタグ7を検出できなかった場合には、無線ICタグ7が存在しないと判断し(S520でNo)、S540に移行する。
一方、無線ICタグ7を検出できた場合には、無線ICタグ7が存在すると判断し(S520でYes)、無線ICタグ7の検出時に、無線ICタグ7から受信した信号が示す所有者IDを、上記送信データに付加する(S530)。また、この処理を終えると、CPU11は、S560に移行し、上述のプロセスにて生成した送信データを格納したブロードキャストパケットを、ネットワーク5に送出する。即ち、機器情報問合せコマンド及び所有者IDを有するブロードキャストパケットである所有者ID付きの検索パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、S570に移行する。
また、S540に移行すると、CPU11は、所有者IDが検索表示ウィンドウの入力欄F2に入力されているか否かを判断し、所有者IDが入力欄F2に入力されていると判断すると(S540でYes)、入力欄F2に入力されている所有者IDを、上記送信データに付加する(S550)。また、この処理を終えると、CPU11は、S560に移行して、上記送信データを格納した所有者ID付きの検索パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、S570に移行する。
その他、CPU11は、所有者IDが検索表示ウィンドウの入力欄F2に入力されていないと判断すると(S540でNo)、S560にて、所有者IDが付加されていない検索パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、S570に移行する。
また、S570に移行すると、CPU11は、ハードディスク装置17に記憶されたタイムアウト時間設定情報(図示せず)に基づき、検索パケットを送信してから、タイムアウト時間設定情報が示すタイムアウト時間が経過したか否かを判断し、タイムアウト時間が経過していないと判断すると(S570でNo)、通信部19が検索パケットに対する応答パケットを受信したか否かを判断する(S580)。
そして、応答パケットを受信していないと判断すると(S580でNo)、S570に移行し、応答パケットを受信したと判断すると(S580でYes)、受信した応答パケットが示す機器情報に基づき、ネットワーク5に接続された通信装置3の機器名を、検索表示ウィンドウの表示欄F0に追加表示する(S590)。その後、S570に移行する。
即ち、本実施例の管理装置10は、タイムアウト時間が経過するまでに受信した応答パケットの送信元装置の機器名を、表示欄F0に順次リストアップする。また、タイムアウト時間が経過すると、CPU11は、S570でYesと判断して、当該検索処理を終了する。
また、このようにして、S420での検索処理を終了すると、CPU11は、検索表示ウィンドウに対する何らかの操作が、操作部21を通じてなされるまで待機し(S430)、検索表示ウィンドウに対する操作がなされると(S430でYes)、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が、再スキャン操作であるか否かを判断する(S440)。即ち、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が、「再スキャン」ボタンK2の押下操作であるか否かを判断する。そして、なされた操作が再スキャン操作であると判断すると(S440でYes)、S443に移行し、表示欄F0を一旦クリアした後、上述した図8に示す検索処理を再実行する(S445)。その後、CPU11は、S430に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
一方、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が再スキャン操作ではないと判断すると(S440でNo)、CPU11は、S450に移行し、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が、ステルス実行指示操作及びステルス解除指示操作のいずれかであるか否かを判断する。即ち、検索表示ウィンドウに対して、「ステルス実行」ボタンK4の押下操作又は「ステルス解除」ボタンK5の押下操作がなされたか否かを判断する。
そして、なされた操作が、ステルス実行指示操作及びステルス解除指示操作のいずれかであると判断すると(S450でYes)、CPU11は、S455にて、図9に示すステルス切替処理を実行する。尚、図9は、CPU11が実行するステルス切替処理を表すフローチャートである。
ステルス切替処理を開始すると、CPU11は、検索表示ウィンドウに対してなされた上記操作が、ステルス実行指示操作であるか否かを判断し(S610)、なされた操作が、ステルス実行指示操作であると判断すると(S610でYes)、ステルス実行指示コマンドをセットしてなる送信データを生成する(S620)。その後、S640に移行する。
一方、上記なされた操作がステルス実行指示操作ではなくステルス解除指示操作であると判断すると(S610でNo)、CPU11は、ステルス解除指示コマンドをセットしてなる送信データを生成する(S630)。その後、S640に移行する。
また、S640に移行すると、CPU11は、タグリーダ27を通じて、自己周囲の無線ICタグ7の検出を試み、無線ICタグ7が周囲に存在するか否かを判断する。そして、無線ICタグ7を検出できなかった場合には、無線ICタグ7が存在しないと判断し(S640でNo)、S660に移行する。
一方、無線ICタグ7を検出できた場合には、無線ICタグ7が存在すると判断し(S640でYes)、無線ICタグ7の検出時に、無線ICタグ7から受信した信号が示す所有者IDを、上記送信データに付加する(S650)。また、この処理を終えると、CPU11は、S680に移行し、上述のプロセスにて生成した送信データを格納したブロードキャストパケットを、ネットワーク5に送出する。即ち、所有者ID付きのステルス機能切替指示パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、当該ステルス切替処理を終了する。
また、S660に移行すると、CPU11は、所有者IDが検索表示ウィンドウの入力欄F2に入力されているか否かを判断し、所有者IDが入力欄F2に入力されていると判断すると(S660でYes)、入力欄F2に入力されている所有者IDを、上記送信データに付加する(S670)。また、この処理を終えると、CPU11は、S680に移行して、上記所有者ID付きのステルス機能切替指示パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、当該ステルス切替処理を終了する。
その他、CPU11は、所有者IDが検索表示ウィンドウの入力欄F2に入力されていないと判断すると(S660でNo)、S680にて、所有者IDが付加されていないステルス機能切替指示パケットを、ネットワーク5に送出する。その後、当該ステルス切替処理を終了する。また、CPU11は、S455での上記ステルス切替処理を終了すると、S430に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
その他、CPU11は、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が、ステルス実行指示操作及びステルス解除指示操作のいずれでもないと判断すると(S450でNo)、S460に移行し、上記なされた操作がタイムアウト時間設定操作であるか否かを判断する。即ち、「適用」ボタンK1の押下操作がなされたか否かを判断する。
そして、上記なされた操作がタイムアウト時間設定操作であると判断すると(S460でYes)、S465に移行し、ハードディスク装置17が記憶する上記タイムアウト時間設定情報が示すタイムアウト時間を、入力欄F1に入力されているタイムアウト時間に変更する。即ち、応答パケットの受信待機時間を、入力欄F1に入力されている時間に変更する。また、この処理を終えると、CPU11は、S430に移行し、次の操作がなされるまで待機する。
また、CPU11は、検索表示ウィンドウに対してなされた操作がタイムアウト時間設定操作でもないと判断すると(S460でNo)、検索表示ウィンドウに対してなされた操作が終了操作であるか否かを判断する(S470)。即ち、検索表示ウィンドウを閉じる操作がなされたか否かを判断する。
そして、上記なされた操作が終了操作であると判断すると(S470でYes)、CPU11は、検索表示ウィンドウを閉じて(S475)、当該検索表示処理を終了する。一方、CPU11は、上記なされた操作が終了操作でもない場合(S470でNo)、S480にて、なされた操作に対応する処理を実行した後、S430に移行する。
例えば、CPU11は、入力欄F1,F2に対する入力操作がなされた場合、この入力操作を受け付けて、入力欄F1,F2の内容を更新する。一方、表示欄F0にリストアップされた機器の選択操作がなされた場合、選択された機器の機器名を表す表示文字列に、カーソルを合わせる処理を実行する。その他、CPU11は、「OK」ボタンが押下操作されると、その時点でカーソルが合わせられている表示文字列に対応する機器(ネットワーク5内の通信装置3)を利用するためのアプリケーションプログラムを呼び出して、これを並列実行することにより、利用者により選択された通信装置3との一対一通信を行う。
以上、管理装置10の処理動作について説明したが、次には、複合機30のステルス機能がオフにされている場合、及び、ステルス機能がオンにされている場合におけるノード検索結果表示画面の態様を、図10を用いて説明する。尚、図10は、検索結果表示画面の態様を示した説明図である。
まず、前提として、管理装置10を除く通信装置3においても、一部の通信装置3には、検索処理に類似する処理を実行可能なプログラムがインストールされており、通信装置3が有する液晶ディスプレイ等には、表示欄F0と等価な画面としての検索結果表示画面が表示されるものとする。また、複合機30は、「機器2」という機器名を有しているものとする。
ここで、複合機30のステルス機能がオフにされている場合を考えてみると、各通信装置3から検索パケットを送信した場合には、複合機30から例外なく応答パケットが送信されてくるため、各通信装置3の検索結果表示画面には、複合機30に対応する「機器2」を含む、ネットワーク5内の通信装置3の機器名がリストアップ表示される(図10上段)。
一方、複合機30のステルス機能がオンにされている場合を考えてみると、遅延送信機能がオフに設定され、無線ICタグ7をタグリーダ45が検出できない環境及びシートをセンサ43bが検出できない環境では、各通信装置3から検索パケットを送信しても、複合機30では、正当な所有者ID付きの検索パケット以外の検索パケットに対して、応答パケットを送信しないため、正当な所有者ID付きの検索パケットを送信できない通信装置3の検索結果表示画面には、複合機30に対応する機器名「機器2」が、検索結果表示画面に表示されず(図10下段)、これらの通信装置3からは、ネットワーク5を通じて、複合機30が発見されないことになる。
従って、利用者は、ネットワーク5が構築された家庭の他の住人に内緒で、複合機30を購入して、これをネットワーク5に接続しても、製品に梱包された無線ICタグ7及びシートを、自己にて厳重管理し、遅延送信機能をオフに設定しておけば、検索機能により、ネットワーク5を通じて他の通信装置3に、当該複合機30を発見されなくて済む。即ち、本実施例によれば、利用者は、複合機30の購入を秘密に保つことができる。また、本実施例によれば、他の者に、ネットワーク5を通じて複合機30が無断で利用されるのを防止することができる。
その他、本実施例によれば、無線ICタグ7やシート等を通じて所有者IDを管理装置10や複合機30に入力することができるので、複合機30の所有者は、無線ICタグ7やシート等を用いることで、自己の管理装置10にて、簡単に、ネットワーク5を通じ、他の者に知られず、複合機30を利用することができる。
また、本実施例では、複合機30に、所有者IDの読取機能が内蔵されているので、複合機30の所有者は、タグリーダ27を別途購入したり、入力欄F2に、所有者IDを入力しなくても、複合機30のタグリーダ45の周囲に、無線ICタグ7を置いたり、正当な所有者IDが二次元コードの形態で記述された上記シートを原稿載置台43aにセットしておく程度で、簡単に、管理装置10から、他の者に知られず、複合機30を利用することができる。
その他、本実施例によれば、遅延送信機能が複合機30に設けられているので、複合機30の所有者は、遅延送信機能をオンに設定しておけば、無線ICタグ7やシート等を通じて、若しくは、手入力で所有者IDを、管理装置10や複合機30に入力しなくても、遅延時間及びタイムアウト時間を適切に設定することで、他人に秘密にして、複合機30をネットワーク5を通じて利用することができる。即ち、タイムアウト時間を遅延時間よりも長く設定すると共に、遅延時間を、他の通信装置3に設定されたタイムアウト時間よりも長く設定することで、他装置では無視されるタイミングで、複合機30に応答パケットを送信させることができ、自己の管理装置10においてのみ複合機30が発見される環境を造ることができる。
尚、「特許請求の範囲」に記載された本発明の通信装置は、本実施例において、複合機30に相当し、情報処理装置は、管理装置10に相当する。また、本発明の判断手段は、S215の処理にて実現され、応答手段は、S190〜S195の処理にて実現され、応答制御手段は、図3に示すステルス処理にて実現されている。
その他、記録担体は、無線ICタグ7又は二次元コードが記されたシートに相当し、担体判断手段は、図3に示すステルス処理のS225,S250にて実現されている。また、本発明の送信時期制御手段は、図3に示すステルス処理のS265にて実現され、時間設定手段は、図5に示す遅延送信機能設定処理にて実現されている。その他、検出手段は、タグリーダ27,45、センサ43bにて実現され、所有者コード付加手段は、S530の処理にて実現されている。
また、上述した本実施例の通信システム1においては、ブロードキャストパケット受付処理及びステルス処理を次のように変更してもよい。以下には、通信システム1の変形例について説明する。尚、図11は、複合機30のCPU31が実行する変形例のブロードキャストパケット受付処理を表すフローチャートであり、図12は、CPU31が実行する変形例のステルス処理を表すフローチャートである。変形例の通信システム1は、CPU31が実行するブロードキャストパケット受付処理及びステルス処理の内容が一部異なる程度であるので、以下では、これらの処理に限定して、説明する。
変形例において、ブロードキャストパケット受付処理を開始すると、CPU31は、通信部39が受信したブロードキャストパケットがステルス機能切替指示パケットであるか否かを判断し(S110)、受信したブロードキャストパケットがステルス機能切替指示パケットであると判断すると(S110でYes)、上述したS120〜S160の処理を実行する。その後、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。一方、通信部39が受信したブロードキャストパケットがステルス機能切替指示パケットではないと判断すると(S110でNo)、S170に移行し、通信部39が受信したブロードキャストパケットが検索パケットであるか否かを判断する。
そして、通信部39が受信したブロードキャストパケットが検索パケットではないと判断すると(S170でNo)、CPU31は、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了し、通信部39が受信したブロードキャストパケットが検索パケットであると判断すると(S170でYes)、S180に移行して、ステルス機能がオンに設定されているか否かを判断する。そして、ステルス機能がオフに設定されていると判断すると(S180でNo)、S710に移行し、検索パケットが示す送信元アドレス情報に基づき、検索パケットの送信元装置に、自装置の機器情報を記した検索パケットに対する応答パケットを、ユニキャスト方式にて送信する。その後、当該ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
一方、CPU31は、S180にて、ステルス機能がオンに設定されていると判断すると(S180でYes)、S720に移行して、図12に示すステルス処理を実行する。
ステルス処理を開始すると、CPU31は、上述したS210からS250までの処理を実行し、S215,S225,S250でYesと判断した場合には、S270に移行する代わりに、S830に移行して、検索パケットの送信元装置に、自装置の機器情報を記した検索パケットに対する応答パケットを、ユニキャスト方式にて送信する。その後、当該ステルス処理を終了し、ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
これに対し、CPU31は、S250でNoと判断すると、S810に移行して、フラッシュメモリ35が記憶する遅延送信機能オン/オフ設定情報に基づき、遅延送信機能がオンに設定されているか否かを判断し、遅延送信機能がオンに設定されていると判断すると(S810でYes)、フラッシュメモリ35が記憶する遅延時間設定情報が示す遅延時間分待機し(S820)、その後、S830にて、検索パケットの送信元装置に、自装置の機器情報を記した検索パケットに対する応答パケットを、ユニキャスト方式にて送信する。その後、当該ステルス処理を終了し、ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
また、CPU31は、遅延送信機能がオフに設定されていると判断すると(S810でNo)、応答パケットを送信することなく、当該ステルス処理を終了し、ブロードキャストパケット受付処理を終了する。
以上、変形例の通信システム1について説明したが、本実施例においては、遅延送信機能がオフに設定され、無線ICタグ7やシートが複合機30にセットされていない場合、通信部39が受信した検索パケットが正当な所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合にのみ(S215でYes)、検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、通信部39を通じて送信するため(S830)、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例においては、所有者IDを担持する記録担体として、無線ICタグやシートを採用したが、上記記録担体としては、所有者IDを担持する接触式の磁気カード等を採用されてもよい。
通信システム1の概略構成を表すブロック図である。 複合機30のCPU31が実行するブロードキャストパケット受付処理を表すフローチャートである。 CPU31が実行するステルス処理を表すフローチャートである。 原稿載置台43a周囲の概略構成図(a)及び復号化可能図形として二次元コードを備えたシートの概略構成図(b)である。 CPU31が実行する遅延送信機能設定処理を表すフローチャートである。 管理装置10のCPU11が実行する検索表示処理を表すフローチャートである。 検索表示ウィンドウの構成を表す説明図である。 CPU11が実行する検索処理を表すフローチャートである。 CPU11が実行するステルス切替処理を表すフローチャートである。 検索結果表示画面の態様を示した説明図である。 CPU31が実行する変形例のブロードキャストパケット受付処理を表すフローチャートである。 CPU31が実行する変形例のステルス処理を表すフローチャートである。
1…通信システム、3…通信装置、5…ネットワーク、7…無線ICタグ、10…管理装置、11,31…CPU、13,33…RAM、15…ROM、17…ハードディスク装置、19,39…通信部、21…操作部、23…表示部、25…インタフェース部、27,45…タグリーダ、30…複合機、35…フラッシュメモリ、37…表示操作部、41…印刷部、43…読取部、43a…原稿載置台、43b…センサ

Claims (9)

  1. ネットワークに接続された通信手段を備える通信装置であって、
    所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記記録担体が検出されると、検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であるか否かを判断する担体判断手段と、
    前記担体判断手段により、前記検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であると判断されると、この記録担体を検出可能な期間、前記通信手段が前記ネットワークから受信したノード検索用のパケットである検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、前記通信手段を通じて送信する応答手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記記録担体は、所有者コードを有する無線ICタグであり、
    前記検出手段は、自己周辺の無線ICタグを検出する構成にされていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. ネットワークに接続され、前記ネットワークに、ノード検索用のパケットである検索パケットを送出すると共に、所定時間、前記ネットワーク内の他装置から送信されてくる前記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、前記ネットワーク内の他装置を検出する検索機能を有した情報処理装置、から送出される前記検索パケットを、前記ネットワークに接続された通信手段により受信する通信装置であって、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、前記通信手段を通じて、この検索パケットの送信元である前記情報処理装置に、応答パケットを送信する応答手段と、
    前記判断手段により、前記通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットではないと判断されると、前記応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を、この検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合の応答パケットの送信時期よりも、予め設定された時間分、遅らせる送信時期制御手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  4. ユーザインタフェースを通じて入力される指令信号に従い、前記送信時期制御手段に対して、前記応答パケットの送信を遅らせる時間を設定する時間設定手段
    を備えることを特徴とする請求項3記載の通信装置。
  5. ネットワークに接続され、前記ネットワークに、ノード検索用のパケットである検索パケットを送出すると共に、所定時間、前記ネットワーク内の他装置から送信されてくる前記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、前記ネットワーク内の他装置を検出する検索機能を有した情報処理装置と、
    前記情報処理装置と同一のネットワークに接続された通信手段を備える通信装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、前記通信手段を通じて送信する応答手段と、
    前記判断手段により、前記通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットでないと判断されると、前記応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を禁止する応答制御手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、
    前記検出手段により所有者コードを有する記録担体が検出されている期間に、前記検索機能が働く場合、この検索機能により送出される検索パケットに、前記検出手段により検出された記録担体が有する所有者コードを付加する所有者コード付加手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  6. ネットワークに接続され、前記ネットワークに、ノード検索用のパケットである検索パケットを送出すると共に、所定時間、前記ネットワーク内の他装置から送信されてくる前記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、前記ネットワーク内の他装置を検出する検索機能を有した情報処理装置と、
    前記情報処理装置と同一のネットワークに接続された通信手段を備える通信装置と、
    を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合にのみ、検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、前記通信手段を通じて送信する応答手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、
    前記検出手段により所有者コードを有する記録担体が検出されている期間に、前記検索機能が働く場合、この検索機能により送出される検索パケットに、前記検出手段により検出された記録担体が有する所有者コードを付加する所有者コード付加手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  7. 前記記録担体は、所有者コードを有する無線ICタグであり、
    前記検出手段は、自己周辺の無線ICタグを検出する構成にされていることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の通信システム。
  8. ネットワークに接続された通信手段と、所有者コードを有する外部の記録担体を検出する検出手段と、を備える通信装置のコンピュータに、
    前記検出手段により前記記録担体が検出されると、検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であるか否かを判断する担体判断手段と、
    前記担体判断手段により、前記検出された記録担体が、自装置に設定された所有者コードを有する記録担体であると判断されると、この記録担体を検出可能な期間、前記通信手段が前記ネットワークから受信したノード検索用のパケットである検索パケットに対する応答パケットを、検索パケットの送信元装置に、前記通信手段を通じて送信する応答手段
    としての機能を実現させるためのプログラム。
  9. ネットワークに接続され、前記ネットワークに、ノード検索用のパケットである検索パケットを送出すると共に、所定時間、前記ネットワーク内の他装置から送信されてくる前記送出した検索パケットに対する応答パケットを受信し、この受信結果に基づき、前記ネットワーク内の他装置を検出する検索機能を有した情報処理装置、から送出される前記検索パケットを、前記ネットワークに接続された通信手段により受信する通信装置のコンピュータに、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、この検索パケットが、自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであるか否かを判断する判断手段と、
    前記通信手段が前記ネットワークから検索パケットを受信すると、前記通信手段を通じて、この検索パケットの送信元である前記情報処理装置に、応答パケットを送信する応答手段と、
    前記判断手段により、前記通信手段が受信した検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットではないと判断されると、前記応答手段による、この検索パケットに対する応答パケットの送信を、この検索パケットが自装置に設定された所有者コードを有する検索パケットであると判断された場合の応答パケットの送信時期よりも、予め設定された時間分、遅らせる送信時期制御手段
    としての機能を実現させるためのプログラム。
JP2006052522A 2006-02-28 2006-02-28 通信装置、通信システム、及び、プログラム Active JP4702102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052522A JP4702102B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 通信装置、通信システム、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006052522A JP4702102B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 通信装置、通信システム、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007235362A JP2007235362A (ja) 2007-09-13
JP4702102B2 true JP4702102B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=38555530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006052522A Active JP4702102B2 (ja) 2006-02-28 2006-02-28 通信装置、通信システム、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4702102B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5988835B2 (ja) 2012-11-08 2016-09-07 オリンパス株式会社 無線送信端末、無線受信端末、無線通信システム、無線通信方法、およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001251303A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Central Japan Railway Co Lanシステム、及びそのデータ処理管理方法
JP2004349807A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nec Corp プレゼンスサービスを応用したアクセスポイント高速接続方法
JP2004363878A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Nec Corp ネットワークサービス接続方法/プログラム/記録媒体/システム、アクセスポイント、無線利用者端末

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001251303A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Central Japan Railway Co Lanシステム、及びそのデータ処理管理方法
JP2004349807A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Nec Corp プレゼンスサービスを応用したアクセスポイント高速接続方法
JP2004363878A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Nec Corp ネットワークサービス接続方法/プログラム/記録媒体/システム、アクセスポイント、無線利用者端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007235362A (ja) 2007-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4234715B2 (ja) 電子機器の操作システム
JP6115152B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理端末及びプログラム
US8958083B2 (en) Image forming apparatus, display control method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with displaying control program for displaying an image of a help screen
JP5846051B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御プログラム、および画像形成システム
US9124843B2 (en) Device management system, peripheral device, and method therefor for managing device information of a peripheral device
JP6975397B2 (ja) 画像読取装置、およびプログラム。
CN102025877A (zh) 图像形成装置、图像形成支持系统和图像形成支持方法
JP2012243114A (ja) 多機能画像形成装置
JP5811876B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、画像処理装置連携方法、および画像処理装置連携プログラム
JP6265192B2 (ja) 通信装置、通信システムおよびアプリケーションプログラム
JP2009212979A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、端末装置およびコンピュータプログラム
JP4900931B2 (ja) 情報処理装置及び画像処理システムとその制御方法
US9137230B2 (en) Information processing apparatus, communication system, and computer-readable medium
JP2007249946A (ja) 出力依頼装置、出力装置および出力依頼プログラム
JP6191317B2 (ja) 画像送信装置および画像送信方法
JP2009020785A (ja) 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
JP7115931B2 (ja) 画像形成装置、情報処理システムおよび情報処理方法
JP2013187836A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法
JP4702102B2 (ja) 通信装置、通信システム、及び、プログラム
JP4328972B2 (ja) 印刷システム
JP5685935B2 (ja) 制御装置及びプログラム
JP2008097510A (ja) ネットワークシステム及びサービス検索方法並びに画像形成装置
JP4189599B2 (ja) デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP6766469B2 (ja) 情報処理装置、画像処理装置及びプログラム
JP6417819B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4702102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150