JP4701345B2 - ベースバンド・プロセッサと無線周波数サブシステムにコマンドを送信する方法とベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置 - Google Patents

ベースバンド・プロセッサと無線周波数サブシステムにコマンドを送信する方法とベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置 Download PDF

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    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines

Description

本発明は、ベースバンド・プロセッサ(baseband processor)と、無線周波数サブシステム(radio−frequency subsystem)にコマンドを送信する方法と、ベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置とに関する。
より具体的には、本発明は、
イベントのリスト(list of events)を格納するメモリであって、前記リストの各イベントがフレーム処理開始後のどの時点でそのイベントが実行されるべきかを示す絶対イベント時間フィールド(absolute event time field)に関連付けられているメモリと、
対応するコマンドを無線周波数サブシステムに送信するために前記イベントのリストの各イベントを実行するように設計されている、無線周波数サブシステムとのインターフェースであって、各イベントが、フレーム処理中に、関連付けられた絶対イベント時間フィールドの値に対応する時間に実行されるインターフェースと、
前記イベントのリストを計算し、前記メモリに格納する計算器(calculator)とを含むベースバンド・プロセッサに関する。
ベースバンド・プロセッサおよび無線周波数サブシステムは、例えば、携帯電話機(cellular mobile phones)などGSM(Global System for Mobile communications)、GPRS(General Packet Radio Service)、およびEGPRS(Enhanced General Packet Radio Service)電気通信装置において、複数のフレームに分けられた無線信号を受信または送信するために使用される。各フレームの構造は規格化されている。
従来型の携帯電話機では、無線信号の受信中に、無線周波数サブシステムが、無線信号を受信し、その無線信号をベースバンド信号に変換し、そのベースバンド信号をベースバンド・プロセッサに送る。その後、ベースバンド・プロセッサが、受信したベースバンド信号を処理し、その受信したベースバンド信号に従って携帯電話機のマンマシン・インターフェース(man/machine interfaces)を制御する。
無線信号の送信中に、ベースバンド・プロセッサが、ベースバンド信号を生成し、それを無線周波数サブシステムに送る。無線周波数サブシステムが、その生成されたベースバンド信号を受信し、それを無線信号に変換し、その無線信号が電波を通じて送られる。
フレームを正しく処理するためには、無線周波数サブシステムの調整(tuning)または設定が、1フレームを処理する間に何度か変更されなくてはならない。例えば、無線周波数サブシステムの周波数チャネルまたはレシーバ・ゲインが、1フレームが処理されている間に変更されなくてはならない。そのために、ベースバンド・プロセッサは、フレーム処理中の所定の時間に、無線周波数サブシステムにコマンドを送信する。1フレームを処理する間に、最大100個のコマンドが無線周波数サブシステムに送られなくてはならない。
コマンドを送る時間は、1クォータ・ビット周期(quarter−bit period)という細かい時間分解能で制御されなくてはならない。例えばGSM装置の場合、1クォータ・ビット周期は923nsに相当する。
このような細かい時間分解能を達成するために、ベースバンド・プロセッサの計算器は、フレーム処理を開始する前にイベントのリストを計算する。
フレーム処理の間、インターフェースはこのイベントのリストを実行するので、インターフェースの挙動が正確に制御される。
各フレームの処理中に、無線周波数サブシステムを受信モードに設定し、次いで送信モードに、次いでまた受信モードに戻すことが必要になることがある。無線周波数サブシステムを受信モードに設定するためには、一連の、または連続したコマンドがインターフェースによって無線周波数サブシステムに送信されなくてはならない。その一連のコマンドは、イベントのリストの一連のイベントに対応する。ここより先、かかる一連のイベントは、無線周波数サブシステムの設定における特定の変更に対応しているため、動作(operation)と呼ぶ。
したがって、1フレームを処理する間に無線周波数サブシステムが受信モードに2回切り替えられなくてはならない場合、イベントのリストには同じ一連のイベントが2回含まれる。
イベントのリストを計算するために、計算器と関連する記憶部が予め定められたイベントのリストを格納する。各フレームの処理の前に、この所定のイベントのリストが処理されて、次のフレームの処理に不要なすべてのイベントをキャンセルする。
多くの場合、1フレームの処理中に同じ動作が2回以上繰り返されなくてはならないので、この所定のイベントのリストも2回以上繰り返されなくてはならない。この動作の繰り返しは、記憶部のスペースの使用効率の低下を招く。
したがって本発明の一目的は、必要とする記憶部のスペースがより小さいバンドベース・プロセッサを提供することである。
以下その他の目的に照らして、本発明によれば、
フレーム処理中に前記インターフェースによって実行されるべき動作の定義を指すポインタ・フィールドと、
フレーム処理開始後のどの時点で対応する動作が前記インターフェースによって実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールド(absolute operation time field)とを
各記述子ごとに含む記述子テーブルと、
前記動作の定義を各動作ごとに含む動作定義テーブルであって、各定義が、前記動作を実行するために前記インターフェースによって実行されるべき一連のイベントを有し、前記定義テーブルの各イベントが、動作開始後のどの時点で対応するイベントが実行されるべきかを示す相対イベント時間フィールド(relative event time field)に関連付けられている動作定義テーブルとを格納する記憶部をさらに含み、
前記計算器が、前記記述子テーブルおよび動作テーブルから前記イベントのリストを自動的に計算するように設計されている、ベースバンド・プロセッサが提供される。
このベースバンド・プロセッサでは、動作Aが1フレームの処理中に2回繰り返されなくてはならない場合でも、記憶部は、動作Aの第1および第2の発生をそれぞれ符号化した第1および第2の記述子を含むだけである。第1および第2の記述子は、動作定義テーブル内に動作Aの同一定義を指すポインタ・フィールドを含む。したがって動作Aに対応する一連のイベントは、この動作がフレームの処理中に何回か実行されなくてはならない場合でも、1回しか格納されない。結果として、記述子テーブルおよび定義テーブルから成るデータ構造体が記憶部のスペースを節約する。
その特徴は、
記憶部が、パラメータ値を有するデータ・テーブルをさらに含み、
動作定義テーブルの少なくとも1つの定義が、未知のパラメータ値に関連付けられている1つのイベントを有し、
動作定義を指すポインタ・フィールドを含み、その定義が未知のパラメータ値に関連付けられている1つのイベントを含む各記述子が、前記データ・テーブルのパラメータ値に関連付けられ、
計算器が、前記イベントのリストを計算するために、定義内の未知のパラメータ値を、この定義を指すポインタ・フィールドを含む記述子に関連付けられているパラメータ値で置き換えることにより、
1つまたは複数のパラメータの値においてだけ異なる動作が動作定義テーブルに1回しか記録されないので、記憶部のスペースをさらに節約する利点を有する。
その特徴は、
メモリが、共用メモリ・アクセス・バスを介して計算器とインターフェースとに接続された非専用ランダム・アクセス・メモリを含み、
計算器が、その共用メモリ・アクセス・バスを使用して前記メモリ内にイベントのリストを格納し、
インターフェースが、その共用メモリ・アクセス・バスを使用して前記メモリ内のイベントのリストを読み取り、
インターフェースが、ダイレクト・メモリ・アクセス技術(DMA)を使用してイベントのリストを読み取ることにより、
インターフェースが使用しないランダム・アクセス・メモリのメモリ・スペースを、計算器によって実行される他のアプリケーションに再度割り振ることが可能である。このような可能性は、イベントのリストがベースバンド・プロセッサのインターフェース専用メモリに格納されているときには、存在しない。
その特徴は、計算器が、
無線周波数サブシステムを次のフレームの処理に向けて調整するために、記憶部内の記述子テーブルを更新するようにプログラムされたメイン・プロセッサと、
メイン・プロセッサと関連するコプロセッサであって、記憶部内の格納されたテーブルから前記イベントのリストを計算することができるコプロセッサとを含むことにより、
メイン・プロセッサの作業負荷を軽減する利点をもつ。実際、記述子の数は、イベント・リスト内のイベントの数をはるかに下回る。したがって、メイン・プロセッサが処理するデータが少なくなるので、このプロセッサの作業負荷は軽減する。
本特許請求の範囲に記載されたベースバンド・プロセッサの他の特徴は、従属請求の範囲でさらに詳しく述べる。
本発明はまた、上記のベースバンド・プロセッサとそのベースバンド・プロセッサを実現するために使用される記憶部とによって実行される方法に関する。
本発明はまた、本特許請求の範囲に記載されたベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置に関する。
図1は、無線電気通信装置6の一部を示す。実例として、この無線電気通信装置はGSM無線携帯電話機6である。電話機6は、無線信号8を使用して無線携帯電話ネットワークの基地局4と通信することができる。そのために、電話機6はTDMA(Time Division Multiple Access、時分割多元接続)技術を実施する。
基地局4は、電話機6からの無線信号8を送受信するためのエミッタおよび受信機を装備する。無線信号8は、1250ビットの情報を有するフレームに分けられる。図2は、かかるフレーム10を示す。フレーム10は、RXスロット、「Mon」スロット、およびTXスロットを含む。RXおよび「Mon」スロット中に、情報が電話機6によって受信される。TXスロット中に、情報が電話6によって基地局4に送信される。より具体的には、RXスロットはノーマル・バーストの受信を表し、「Mon」スロットは隣接セルの電力監視を表す。
このような無線信号を受信または送信するために、電話機6は従来型の調整可能な無線周波数サブシステム16およびベースバンド・プロセッサ18を備える。サブシステム16は、無線信号を受信または送信するためのアンテナ20に接続される。
サブシステム16は、受信した無線信号をベースバンド信号に変換することができ、その反対も同様である。言い換えると、サブシステム16の主なタスクは無線信号から搬送波を取り除くこと、あるいはかかる搬送波をベースバンド信号に付け加えることである。ベースバンド信号は、プロセッサ18とサブシステム16との間で、サブシステム16とプロセッサ18とを接続する回線22を介して交換される。
サブシステム16を設定あるいは調整するために、プロセッサ18は、3ワイヤ・バス24、デジタル出力回線26、および1本または複数本のアナログ回線28を介してサブシステム16に接続される。
3ワイヤ・バス24は、「電報」(telegrams)と呼ばれる制御メッセージを送信するために使用される。例えば、かかる電報(telegraphs)はサブシステム16の周波数チャネルを変更するために使用される。
回線26は、論理1状態または論理0状態のどちらかに設定されてもよい2状態回線である。例えば、回線26は、サブシステム16のアンテナ・フロント・エンド・スイッチ(antenna front end switch)を制御して、受信モードを送信モードに、またはその逆に切り替えるために使用される。
回線28は、アナログ信号を送るために使用される。かかるアナログ信号は、例えば、サブシステム16の参照周波数を制御するために、また送信電力レベルを制御するために使用される。
図2の回線30から32は、フレーム10処理中の回線26の時間変化を表す。
図2の回線34は、フレーム10を処理するためにバス24で電報が送られる時間を表す。電報の送信は論理1状態で示され、遊休状態は論理ゼロ状態で示されている。
図2の時間tとtとの間に送られる一連のコマンドは、フレーム10のRXスロット開始直前にサブシステム16を受信モードに切り替えるために使用される。その一連のコマンドは動作A1に対応する。
同様に、図2に、他の5つの動作B1、C、D、A2、およびB2が示され、tとtとの間、tとtとの間、tとtとの間、tとtとの間、およびt10とt11との間に送られる一連のコマンドにそれぞれ対応している。ここでは、動作B1およびB2がサブシステムを受信モードから切り替える。動作Cがサブシステム16を送信モードに切り替える。動作Dがサブシステム16を送信モードから切り替える。動作A2がサブシステム16を再度受信モードに切り替える。動作A2およびB2は、動作A1およびB1とそれぞれ類似しているかまたは同一である。
各コマンドを正しい時間にサブシステム16に送信するために、プロセッサ18は、ハードワイヤードRF制御インターフェース(hardwired radio−frequency control interface)40およびランダム・アクセス・メモリ42を含む。
メモリ42は、イベントのリスト44を格納するように設計される。このリストでは、各イベントが絶対イベント時間フィールドおよびイベント・タイプ・フィールド(event type field)に関連付けられる。絶対イベント時間フィールドは、関連付けられたイベントがフレーム処理中のどの時点で実行されるべきかを示す。イベント・タイプ・フィールドは、バス24、回線26、および回線28のうちのどれがその関連付けられたイベントに関与するかを示す。例えばリスト44は、第1列が実行されるべきイベントを含み、第2列がそのイベントに関連付けられたイベント時間フィールドを含み、第3列がイベント・タイプ・フィールドを含む、3列テーブルである。
絶対イベント時間フィールドの時間は、処理されるべきフレームの開始からカウントされる。GSMフレームを使う場合、この絶対イベント時間フィールドは1から5000までの整数を格納する。この整数は、GSMフレームのクォータ・ビット周期数に対応する。したがって1はGSMフレームの最初のクォータ・ビット周期に対応し、一方5000はGSMフレームの最後のクォータ・ビット周期に対応する。
メモリ42は、メモリ・アクセス・バス46を介してインターフェース40に接続される。
インターフェース40は、リスト44のすべてのイベントをその対応する絶対イベント時間に実行することができる。そのために、インターフェース40はGSMタイマ50を含み、このタイマはGSMフレームの処理開始から経過したクォータ・ビット周期の数をカウントする。このタイマ50は、比較器52の第1入力端子に接続される。比較器52の第2入力端子は、リスト44の絶対イベント時間フィールドに格納されている数を受け取るように設計される。メモリ42のデータを読み取るために、インターフェース40は、従来型のDMA(Direct Memory Access、直接メモリ・アクセス)技術を使用する。比較器52の出力端子は、3つのブロック54、56、および58のイネーブル入力端子に接続される。
ブロック54は、バス24で電報を送るように設計される。
ブロック56は、回線26の状態を変更するように設計される。
ブロック58は、アナログ回線28を制御する。
インターフェース40はまた、ハードワイヤード・コントローラ(hardwired controller)60を含み、このコントローラはリスト44のイベントに従ってブロック52、56、および58を制御する。
リスト44を計算し、それをメモリ42内に格納するために、プロセッサ18は、計算器70および記憶部72を備える。
より高速な実施のために、計算器70は、メイン・プロセッサ(main processor)74およびコプロセッサ(coprocessor)76を備える。メイン・プロセッサ74は、従来型のプログラム可能なマイクロコントローラ(micro−controller)である。コプロセッサ76は、例えば、DSP(Digital Signal Processor、デジタル信号プロセッサ)チップとすることができる。
マイクロコントローラ74は、図3に示す方法を実行するようにプログラムされる。しかし、通常、マイクロコントローラ74は、モニタ、キーボード、スピーカー、およびその他の要素など電話機6のあらゆるユーザ・インターフェースを制御するようにもプログラムされる。
コプロセッサ76は、とりわけ回線22を介して受信または送信されるベースバンド信号を処理するように設計される。そのために、コプロセッサ76はアナログ/デジタル変換器78を備え、この変換器は、回線22を介して受信されたアナログ・ベースバンド信号をデジタル信号に、またはその逆に変換する。
より具体的には、コプロセッサ76はまた、リスト44を構築し、それをメモリ42に格納するように設計される。そのために、コプロセッサ76は、バス46を介してメモリ42に接続される。メモリ42にアクセスするバス46は、インターフェース40とコプロセッサ76との共用資源である。メモリ42には共通のバス46を介して電話機6の異なる電子アプリケーションがアクセスされてもよいので、かかるメモリ42は非専用メモリである。
記憶部72はデュアル・ポート・ランダム・アクセス・メモリ(dual port random access memory)(DPRAM)であり、すなわちマイクロコントローラ74とコプロセッサ76との間でのデータ交換を可能にする。記憶部72の第1ポートはマイクロコントローラ74に接続され、記憶部72の第2ポートはコプロセッサ76に接続される。
記憶部72のスペースを節約するために、特別なデータ構造体78が使用される。
データ構造体78は、図3に、より詳細に示してある。そのデータ構造体は、記述子テーブル80、動作定義テーブル82、およびデータ・テーブル84を含む。
テーブル82は、類似の各動作ごとに1つの動作定義を含む。ここでは、4つの定義86から89が示してある。定義86から89は、動作A1およびA2、B1およびB2、C、ならびにDの定義とそれぞれ対応する。
各動作の定義は類似の構造体をもつ。したがって定義86の構造体だけを説明する。
一例として、図3では、定義86は4列テーブル構造体をもつ。その4列テーブル構造体は、動作A1またはA2を形成する一連のイベントの各イベントにつき1行ずつ含む。
第1列のセルはイベント・フィールドである。各イベント・フィールドは、インターフェース40によって実行されるべきイベントを含む。第2列のセルは、ブロック54、56、58のうちの1つの記述子を含むイベント・タイプ・フィールドである。この記述子は、ブロック52、56、58のうちのどのブロックが第1列のイベントを実行するかを決定する。
第3列のセルは、相対イベント時間フィールドである。各相対イベント時間フィールドは、第1列の関連するイベントが実行されるべき時間を含む。相対イベント時間は、フレームの開始からではなく、動作の開始からカウントされる。この相対イベント時間は、例えば、動作の開始から経過したクォータ・ビット周期の整数として記録される。したがって第3行の相対イベント時間フィールドの「200」という値は、定義86の第3のイベントが、動作の開始から200クォータ・ビット周期後に実行されるべきであることを示す。
最後の列のセルはパラメータ・フィールドであり、このフィールドは数値または、例えば、記号「*」によって示される未知の値のどちらかを含む。
有利には、テーブル82は予め記録済みのテーブルである。
記述子テーブル80は、1フレームの処理中に実行されるべき動作につき少なくとも1つの記述子を含む。ここでは、テーブル80は1フレームの処理中に実行されるべき動作の最大数に等しい数の記述子を含む。例えばGSMフレームの場合であれば、この最大数は16に相当する。
図3では、最初の7つの記述子90から96だけを示してある。記述子90から95は、動作A1、A2、B1、B2、C、およびDにそれぞれ対応する。記述子96は、フレーム10の処理には不要な記述子である。
各記述子は少なくとも3つのフィールド、すなわち、
テーブル82の対応する動作定義の第1行を指すポインタ・フィールド98と、
関連付けられた定義の行数を示す連続イベント数フィールド(consecutive event number field)99と、
フレーム中のどの時点で対応する動作が実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールド100とを含む。絶対動作時間はフレームの処理開始からカウントされる。この絶対動作時間は、例えば、フレームの処理開始から経過したクォータ・ビット周期の整数として記録される。
一例として、記述子90のポインタ・フィールドは定義86の第1行のアドレスを含み、連続イベント数フィールド99が4に相当し、絶対時間フィールドが0に相当する。
図3では、各記述子が目下指している定義を矢印が示している。
テーブル84は、ある動作の定義内に在る記号「*」の代わりに使用されるべきパラメータ値を含む。たんなる実例に過ぎないが、テーブル84は1列テーブルであり、このテーブルはテーブル80の各記述子ごとに1行ずつ含む。より具体的には、第1行はテーブル80の第1記述子に関連付けられ、第2行はテーブル18の第2記述子に関連付けられており、以下同様である。
最後に、データ構造体78はまた、イネーブル・テーブル100を含む。テーブル100は、例えば、1行しか含まず、この行には記述子ごとに1つのセル102を含む。第1セルは第1記述子に関連付けられ、第2セルは第2記述子に関連付けられており、以下同様である。各セルはブール値「真」または「偽」を含む。
1つのセル102の値が「真」に設定されたとき、それは関連付けられた記述子がリスト44を計算するために使用されることを意味する。
他方、1つのセル102の値が「偽」に設定された場合、関連付けられた記述子がリスト44を計算するために使用されてはならない。
次に、図4を参照しながら、フレーム10の処理という具体的な場合においてプロセッサ18が機能する仕方を説明する。
まず、ステップ110で、例えば電話機6の製造過程で記憶部72にテーブル82が記録される。この場合、テーブル82は、すべてのフレームの処理中で一定であり、修正されることはない。
ステップ112で、フレーム10の処理を開始する前に、計算器70は新しいリスト44を計算する。
ステップ112の開始時点で、マイクロコントローラ74は、サブ・ステップ114で、テーブル80、84、および100に含まれた値を更新する。フレーム10を処理するために更新されるべき値は、フレーム10の構造に従って、従来のやり方で決定される。
具体的には、動作116中に、マイクロコントローラ74が、記述子90から95に関連付けられたセル102の値を「真」に設定する。記述子96のような、フレーム10の処理に不要な記述子に関連付けられたセル102は、「偽」に設定される。
次いで、マイクロコントローラ74は、動作118中に、記述子90から95の絶対動作時間フィールド100に格納された値を必要に応じて修正する。ここでは、マイクロコントローラ74が、記述子90から95の絶対動作時間フィールド100に、時間t、t、t、t10、t、t(図3)に対応するそれぞれの値を格納する。
マイクロコントローラ74はまた、動作120中に、テーブル84に格納されたパラメータ値を必要に応じて修正する。
フレーム10を処理するのに必要なすべての値がテーブル80、84、および100に記録されると、マイクロコントローラ74はコプロセッサ76を始動させる。
始動すると、コプロセッサ76は、サブ・ステップ124で、データ構造体78に記録されたデータからリスト44を計算する。
そのために、コプロセッサ76は、動作126中に、記述子の分類済みリストを構築する。このリストは、「真」値を含むセル102に関連付けられたテーブル80の記述子を含む。このリストは、実行されるべき最初の動作から最後の動作までの絶対動作時間フィールドの値に従って分類される。
次いで、記述子の分類済みリストに、コプロセッサ76は、動作128中に、各記述子をポインタ・フィールド98によって指された対応する定義で置き換える。動作128中に、コプロセッサ76は、定義86の第1行に現れた記号「*」をテーブル84の第1行から読み取った対応するパラメータ値で置き換える。
動作128中に、コプロセッサ76はまた、各イベントの絶対イベント時間を、絶対動作時間フィールド100に格納された値および相対イベント時間フィールドに格納された値を加えることによって計算する。
したがって、動作128の最後には、コプロセッサ76は、絶対イベント時間によって分類されたイベントのリストの構築を終えている。
動作132中に、次いで、このリストはメモリ42に新しいリスト44として格納される。動作132を実行するために、コプロセッサ76はバス46を使用する。ステップ112が終了し、ステップ140で、インターフェース40がフレーム10の処理を開始する。
ステップ140で、動作142中に、タイマ50は、フレーム10の処理開始から経過したクォータ・ビット周期の数をカウントする。この数は、比較器52の第1入力端子に送信される。
並行して、動作144中に、インターフェース40は、リスト44の最初のイベントに関連付けられた絶対イベント時間フィールドに含まれた値を読み取る。
また並行して、動作146中に、コントローラ60はリスト44の最初のイベントのイベント・タイプ・フィールドに含まれた識別子を読み取り、対応するイベントを実行するのに、ブロック54、56、58のうちのどのブロックが使用されるかを選択する。
動作148中に、比較器52はその第1および第2入力端子上の値を比較する。これらの値がマッチするとき、動作150中に、コントローラ60によって選択されたブロックがその対応するイベントを実行し、次いで、リスト44の次のイベントを読み取り実行するために、動作144および146に戻る。
動作150中に、選択されたブロックが、サブシステム16に実行済みイベントに対応するコマンドを送信する。
送信されたコマンドを受け取るとすぐに、サブシステム16の設定が変更される。
ステップ112および140が、各フレームの処理のために実行される。
データ構造体78を使用することにより、動作の定義が、たとえこの定義が1フレームの処理中に異なる時点で使用される場合でも、1回格納されるだけで済む。
さらに、データ構造体78を使用することにより、単一のパラメータ値では様々異なる複数の動作について1つの定義が格納されるだけで済む。
したがって、データ構造体78は記憶部のスペースを節約する。
データ構造体78はまた、マイクロコントローラ74の作業負荷を軽減する。実際、構築される新しいリスト44が直前のそれと異なる場合、1つの動作が遅延するという事実だけであれば、マイクロ・プロセッサ74は、それに対応する記述子の絶対時間フィールドを修正するだけで足りる。対照的に、従来型のプロセッサでは、かかるタスクを実施するために、マイクロ・プロセッサは、この動作に対応する一連のイベントの各イベントについてそのイベント時間フィールドを更新しなくてはならない。
以上、プロセッサ18を、メモリ42が非専用ランダム・アクセス・メモリであるという具体的な場合において説明してきた。メモリ42は非専用メモリであるので、リスト44を格納するのに利用する以外のメモリ・スペースは計算器70によって実行される他のアプリケーションに使用されてもよいことになる。このことでまた、メモリ42の自由になるメモリ・スペースが他のアプリケーション処理に使用されてもよいので、メモリ・スペースが節約される。
他の実施形態では、メモリ42は、各レジスタが1つのイベントと、その関連するイベント時間と、イベント・タイプ・フィールドとだけを受け取るように意図されているレジスタのバンクで置き換えられる。このような実施形態では、レジスタのバンクはリード・バスによってインターフェース40に、また独立ライト・バスによって計算器70に接続される。したがってレジスタは、リスト44を格納するために使用されないので、計算器70による他のアプリケーションに使用することができない。
以上、上記の実施形態では、メモリ42および記憶部72を、独立した別個のメモリとして説明してきた。しかし他の実施形態では、メモリ42および記憶部72は、1つの共通情報記憶手段の異なる部分とすることができる。
以上、電話機6を、サブシステム16がバス24と回線26および28の使用を介して制御されるという具体的な場合において説明してきた。しかし、電話機6に実装される無線周波数サブシステムによっては、これらのバスあるいは回線のうちの1つが使用されないこともあるし、省略してもよい。例えば、電話機6に実装される無線周波数サブシステムが制御されるのに3ワイヤ・バスだけで足りる場合、電話機6のアーキテクチャは簡略化される。実際には、回線26および28はブロック56、58とともに装備されず、またコントローラ60およびテーブル82のイベント・タイプ・フィールドはもはや必要でない。
リスト44を計算するのにコプロセッサ76を使用することで処理速度が加速するのは、かかるコプロセッサがこの処理向けに最適化されるからである。しかし他の実施形態では、ステップ112全体が、マイクロコントローラ74によって実行される。一方で、さらに処理速度を増すために、他の実施形態では、ステップ112全体が特定のハードワイヤード回路によって実施される。
以上、プロセッサ18および電話機6を、GSMフレームの処理という特別な場合において説明してきた。しかし本発明は、GPRSまたはEGPRSフレーム、あるいは無線周波数サブシステムを極めて精細な時間分解能で調整することを必要とするどの無線電話機にも適用する。
本発明によるベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置の概略図である。 GSMフレームを処理するコマンドを示すグラフである。 本発明によるベースバンド・プロセッサで使用されるデータ構造体の概略図である。 本発明に従って調整可能な無線周波数サブシステムにコマンドを送信する方法の流れ図である。

Claims (8)

  1. 1信号フレームの処理に同期して無線周波数サブシステムを調整するために、無線信号をベースバンド信号に、またその逆に変換するように設計されている調整可能な前記無線周波数サブシステムにコマンドを送信するベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置であって、前記ベースバンド・プロセッサが、
    イベントのリストを格納するメモリであって、前記リストの各イベントが、フレーム処理開始後のどの時点で前記イベントが実行されるべきかを示す絶対イベント時間フィールドに関連付けられているメモリと、
    対応するコマンドを前記無線周波数サブシステムに送信するために、前記イベントのリストの各イベントを実行するように設計されている、前記無線周波数サブシステムとのインターフェースであって、各イベントが、フレーム処理中に、関連付けられている絶対イベント時間フィールドの値に対応する時間に実行されるインターフェースと、
    前記イベントのリストを計算し、前記メモリに格納する計算器とを含み、
    前記ベースバンド・プロセッサが、
    フレーム処理中に前記インターフェースによって実行されるべき動作の定義を指すポインタ・フィールドと、
    フレーム処理開始後のどの時点で対応する動作が前記インターフェースによって実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールドとを 各記述子ごとに含む記述子テーブルと、
    前記動作の定義を各動作ごとに含む動作定義テーブルであって、各定義が、前記動作を実行するために前記インターフェースによって実行されるべき一連のイベントを有し、前記定義テーブルの各イベントが、前記動作の開始後のどの時点で対応するイベントが実行されるべきかを示す相対イベント時間フィールドに関連付けられている動作定義テーブルとを格納する記憶部をさらに含み、
    前記計算器が、前記記述子テーブルおよび動作テーブルから前記イベントのリストを自動的に計算するように設計されている、無線電気通信装置。
  2. 前記記憶部が、パラメータ値を有するデータ・テーブルをさらに含み、
    前記動作定義テーブルの少なくとも1つの定義が、未知のパラメータ値に関連付けられているイベントを有し、
    動作定義を指すポインタ・フィールドを含み、その定義が未知のパラメータ値に関連付けられているイベントを含む各記述子が、前記データ・テーブルのパラメータ値に関連付けられ、
    前記計算器が、前記イベントのリストを計算するために、定義内の未知のパラメータ値を、この定義を指すポインタ・フィールドを含む前記記述子に関連付けられているパラメータ値で置き換える、請求項1に記載のベースバンド・プロセッサを内蔵する無線電気通信装置。
  3. 前記メモリが、共用メモリ・アクセス・バスを介して前記計算器と前記インターフェースとに接続された非専用ランダム・アクセス・メモリを含み、
    前記計算器が、前記共用メモリ・アクセス・バスを使用して前記メモリ内に前記イベントのリストを格納し、
    前記インターフェースが、前記共用メモリ・アクセス・バスを使用して前記メモリ内の前記イベントのリストを読み取る、請求項1または2に記載の無線電気通信装置。
  4. 前記インターフェースが、ダイレクト・メモリ・アクセス技術(DMA)を使用して前記イベントのリストを読み取る、請求項2または3に記載のベースバンド・プロセッサ。
  5. 前記計算器が、
    前記無線周波数サブシステムを次のフレームの処理のために調整するために、記憶部内の前記記述子テーブルを更新するようにプログラムされたメイン・プロセッサと、
    前記メイン・プロセッサと関連するコプロセッサであって、前記記憶部内の前記格納されたテーブルから前記イベントのリストを計算することができるコプロセッサとを含む、請求項1〜4のいずれかに記載のベースバンド・プロセッサ。
  6. 1信号フレームの処理に同期して無線周波数サブシステムを調整するために、無線信号をベースバンド信号に、またその逆に変換するように設計されている調整可能な前記無線周波数サブシステムにコマンドを送信するベースバンド・プロセッサにおいて、
    イベントのリストを格納するメモリであって、前記リストの各イベントが、フレーム処理開始後のどの時点で前記イベントが実行されるべきかを示す絶対イベント時間フィールドに関連付けられているメモリと、
    対応するコマンドを前記無線周波数サブシステムに送信するために、前記イベントのリストの各イベントを実行するように設計されている、前記無線周波数サブシステムとのインターフェースであって、各イベントが、フレーム処理中に、関連付けられている絶対イベント時間フィールドの値に対応する時間に実行されるインターフェースと、
    前記イベントのリストを計算し、前記メモリに格納する計算器とを含み、
    さらに、
    フレーム処理中に前記インターフェースによって実行されるべき動作の定義を指すポインタ・フィールドと、
    フレーム処理開始後のどの時点で対応する動作が前記インターフェースによって実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールドとを 各記述子ごとに含む記述子テーブルと、
    前記動作の定義を各動作ごとに含む動作定義テーブルであって、各定義が、前記動作を実行するために前記インターフェースによって実行されるべき一連のイベントを有し、前記定義テーブルの各イベントが、前記動作の開始後のどの時点で対応するイベントが実行されるべきかを示す相対イベント時間フィールドに関連付けられている動作定義テーブルとを格納する記憶部を含むベースバンド・プロセッサであって、
    前記計算器が、前記記述子テーブルおよび動作テーブルから前記イベントのリストを自動的に計算するように設計されている、ベースバンド・プロセッサ。
  7. 1信号フレームの処理に同期して無線周波数サブシステムを調整するために、無線信号をベースバンド信号に、またその逆に変換するように設計されている調整可能な前記無線周波数サブシステムにコマンドを送信する方法であって、
    イベントのリストをメモリに記録するステップであって、前記リストの各イベントが、フレーム処理開始後のどの時点で前記イベントが実行されるべきかを示す絶対イベント時間フィールドに関連付けられているステップと、
    対応するコマンドを前記無線周波数サブシステムに送信するために、前記イベントのリストの各イベントを実行するステップであって、各イベントが、フレーム処理中に、関連付けられている絶対イベント時間フィールドの値に対応する時間に実行されるステップと、
    前記イベントのリストを計算し、前記メモリに格納するステップとを含み、
    さらに、
    フレームの処理中に前記インターフェースによって実行されるべき動作の定義を指すように設計されたポインタ・フィールドと、
    フレーム処理開始後のどの時点で対応する動作が前記インターフェースによって実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールドとを 各記述子ごとに含む記述子テーブルと、
    前記動作の定義を各動作ごとに含む動作定義テーブルであって、各定義が、前記動作を実行するために前記インターフェースによって実行されるべき一連のイベントを有し、前記定義テーブルの各イベントが、前記動作の開始後のどの時点で対応するイベントが実行されるべきかを示す相対イベント時間フィールドに関連付けられている動作定義テーブルとを記憶部に記録するステップと 前記記述子テーブルおよび動作テーブルから前記イベントのリストを自動的に計算するステップとを含む、方法。
  8. 請求項6に記載のベースバンド・プロセッサ内で使用されることが意図された記憶部であって、
    フレーム処理中に前記インターフェースによって実行されるべき動作の定義を指すポインタ・フィールドと、
    フレーム処理開始後のどの時点で対応する動作が前記インターフェースによって実行されるべきかを示す絶対動作時間フィールドとを、
    各記述子ごとに含む記述子テーブルと、
    前記動作の定義を各動作ごとに含む動作定義テーブルであって、各定義が、前記動作を実行するために前記インターフェースによって実行されるべき一連のイベントを有し、前記定義テーブルの各イベントが、動作開始後のどの時点で対応するイベントが実行されるべきかを示す相対イベント時間フィールドに関連付けられている動作定義テーブルとを含む、記憶部。
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