JP4701102B2 - タイミング補正装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態に係るタイミング補正装置の構成を示すブロック図である。図1のタイミング補正装置は、データ信号DATに対するクロック信号CLKのタイミング誤差を補正するための装置であり、位相比較器10と、可変ディレイライン20と、遅延制御回路30と、可変ディレイライン制御回路40とを備えている。
(1)入力選択回路430は、クロック信号CLKを選択する。クロック信号CLKのレベルの遷移の間隔(パルスの時間幅)を、時間評価部410が検出して、演算回路440が基準時間として記憶する。
(2)入力選択回路430は、遅延クロック信号DCLKを選択する。基準電圧発生回路460は、制御電圧Vcntとして基準電圧値Vr1を設定する。時間評価部410は、このときの可変ディレイライン20の遅延量を検出する。その結果及び(1)の基準時間から、演算回路440は、遅延量td1(クロック信号CLKに対する遅延クロック信号DCLKのタイミング誤差)を求めて記憶する。
(3)基準電圧発生回路460は、制御電圧Vcntとして基準電圧値Vintを設定する。時間評価部410は、このときの可変ディレイライン20の遅延量を検出する。その結果及び(1)の基準時間から、演算回路440は、遅延量tdint(クロック信号CLKに対する遅延クロック信号DCLKのタイミング誤差)を求めて記憶する。
(4)基準電圧発生回路460は、制御電圧Vcntとして基準電圧値Vr2を設定する。時間評価部410は、このときの可変ディレイライン20の遅延量を検出する。その結果及び(1)の基準時間から、演算回路440は、遅延量td2(クロック信号CLKに対する遅延クロック信号DCLKのタイミング誤差)を求めて記憶する。
(5)基準電圧発生回路460は、制御電圧Vcntとして基準電圧値Vr3を設定する。時間評価部410は、このときの可変ディレイライン20の遅延量を検出する。その結果及び(1)の基準時間から、演算回路440は、遅延量td3(クロック信号CLKに対する遅延クロック信号DCLKのタイミング誤差)を求めて記憶する。
(6)演算回路440は、前記5つのステップでそれぞれ記憶した遅延量td1,tdint,td2,td3の値に基づいて、遅延量の可変範囲、制御電圧に対する遅延量の変化率を演算する。すなわち、演算回路440は、遅延量増加方向の遅延量の可変範囲TdtDを、TdtD=td1−tdintにより求める。遅延量減少方向の遅延量の可変範囲TdtUを、TdtU=tdint−td3により求める。制御電圧に対する遅延量の変化率を、(td2−tdint)/(Vr2−Vint)により求める。
(7)演算回路440は、TdtD>T/2+TjかつTdtU>T/2+Tjが成り立ち、かつ、制御電圧に対する遅延量の変化率が所定の設定範囲内の値になるように、可変ディレイライン制御信号NDCを生成して、可変ディレイライン20に初期設定をする。
図13は、本発明の第2の実施形態に係るタイミング補正装置の構成を示すブロック図である。図13のタイミング補正装置は、図1のタイミング補正装置において、可変ディレイライン制御回路40に代えて可変ディレイライン制御回路41を備え、更に位相比較器50を備えるものである。
20 可変ディレイライン
30 遅延制御回路
40,41 可変ディレイライン制御回路
410 時間評価部
411 ディレイライン
440 演算回路
460 基準電圧発生回路
USD1,USD2,…,USDp ディレイセル
CLK クロック信号
DAT データ信号
DCLK 遅延クロック信号
NDC 可変ディレイライン制御信号
Vcnt 制御電圧
LDO1,LDO2,…,LDOp 時間評価信号
PWCD パルス信号
Claims (7)
- 縦続に接続され、信号を遅延させる複数のディレイセルを有し、制御電圧に従って前記複数のディレイセルの各々の遅延量を制御し、前記複数のディレイセルのうち制御信号に応じた個数のディレイセルに第1の信号を通過させ、得られた遅延信号を出力する可変ディレイラインと、
第2の信号と前記遅延信号との間の位相を比較する第1の位相比較器と、
前記位相比較器の位相比較結果に応じて、前記第2の信号と前記遅延信号との間の位相差が小さくなるように、前記制御電圧を生成して出力する遅延制御回路と、
前記制御電圧を変化させて、前記第1の信号と前記遅延信号とに基づいて前記可変ディレイラインの特性を検出し、前記制御電圧を所定の初期値にしたときに必要な特性が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求め、出力する可変ディレイライン制御回路とを備え、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記特性として前記可変ディレイラインの遅延量の可変範囲を検出し、必要な遅延量の可変範囲が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求めるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 請求項1記載のタイミング補正装置において、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記可変ディレイラインの特性を検出する際に前記制御電圧を発生する基準電圧発生回路と、
各々が入力信号を遅延させる複数のディレイセルが縦続に接続された基準ディレイラインを有し、前記第1の信号と前記遅延信号との間のタイミング誤差をそれに相当する前記ディレイセルの段数として検出し、検出結果を出力する時間評価部と、
前記制御電圧が第1の電圧のときの前記タイミング誤差と、前記制御電圧が第2の電圧のときの前記タイミング誤差とに基づいて、前記可変ディレイラインの遅延量の可変範囲を求め、その結果に基づいて前記制御信号を生成する演算回路とを備えるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 縦続に接続され、信号を遅延させる複数のディレイセルを有し、制御電圧に従って前記複数のディレイセルの各々の遅延量を制御し、前記複数のディレイセルのうち制御信号に応じた個数のディレイセルに第1の信号を通過させ、得られた遅延信号を出力する可変ディレイラインと、
第2の信号と前記遅延信号との間の位相を比較する第1の位相比較器と、
前記位相比較器の位相比較結果に応じて、前記第2の信号と前記遅延信号との間の位相差が小さくなるように、前記制御電圧を生成して出力する遅延制御回路と、
前記制御電圧を変化させて、前記第1の信号と前記遅延信号とに基づいて前記可変ディレイラインの特性を検出し、前記制御電圧を所定の初期値にしたときに必要な特性が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求め、出力する可変ディレイライン制御回路とを備え、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記特性として前記制御電圧に対する遅延量の変化率を検出し、必要な制御電圧に対する遅延量の変化率が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求めるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 請求項3記載のタイミング補正装置において、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記可変ディレイラインの特性を検出する際に前記制御電圧を発生する基準電圧発生回路と、
各々が入力信号を遅延させる複数のディレイセルが縦続に接続された基準ディレイラインを有し、前記第1の信号と前記遅延信号との間のタイミング誤差をそれに相当する前記ディレイセルの段数として検出し、検出結果を出力する時間評価部と、
前記制御電圧の第1の電圧と第2の電圧との差に対する、前記制御電圧が前記第1の電圧のときの前記タイミング誤差と前記第2の電圧のときの前記タイミング誤差との差に基づいて、前記可変ディレイラインの前記制御電圧に対する遅延量の変化率を求め、その結果に基づいて前記制御信号を生成する演算回路とを備えるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 縦続に接続され、信号を遅延させる複数のディレイセルを有し、制御電圧に従って前記複数のディレイセルの各々の遅延量を制御し、前記複数のディレイセルのうち制御信号に応じた個数のディレイセルに第1の信号を通過させ、得られた遅延信号を出力する可変ディレイラインと、
第2の信号と前記遅延信号との間の位相を比較する第1の位相比較器と、
前記位相比較器の位相比較結果に応じて、前記第2の信号と前記遅延信号との間の位相差が小さくなるように、前記制御電圧を生成して出力する遅延制御回路と、
前記制御電圧を変化させて、前記第1の信号と前記遅延信号とに基づいて前記可変ディレイラインの特性を検出し、前記制御電圧を所定の初期値にしたときに必要な特性が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求め、出力する可変ディレイライン制御回路とを備え、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記特性として遅延量の可変範囲と前記制御電圧に対する遅延量の変化率とを検出し、必要な遅延量の可変範囲と前記制御電圧に対する遅延量の変化率とが得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求めるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 請求項5記載のタイミング補正装置において、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記可変ディレイラインの特性を検出する際に前記制御電圧を発生する基準電圧発生回路と、
各々が入力信号を遅延させるディレイセルが縦続に接続された基準ディレイラインを有し、前記第1の信号と前記遅延信号との間のタイミング誤差をそれに相当する前記ディレイセルの段数として検出し、検出結果を出力する時間評価部と、
前記制御電圧が第1の電圧のときの前記タイミング誤差と、前記制御電圧が第2の電圧のときの前記タイミング誤差とに基づいて、前記可変ディレイラインの遅延量の可変範囲を求め、かつ、前記第1の電圧と前記第2の電圧との差に対する、前記制御電圧が前記第1の電圧のときの可変ディレイラインの遅延量と前記第2の電圧のときの可変ディレイラインの遅延量との差に基づいて、前記可変ディレイラインの前記制御電圧に対する遅延量の変化率を求め、求められた可変範囲及び変化率に基づいて前記制御信号を生成する演算回路とを備えるものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。 - 縦続に接続され、信号を遅延させる複数のディレイセルを有し、制御電圧に従って前記複数のディレイセルの各々の遅延量を制御し、前記複数のディレイセルのうち制御信号に応じた個数のディレイセルに第1の信号を通過させ、得られた遅延信号を出力する可変ディレイラインと、
第2の信号と前記遅延信号との間の位相を比較する第1の位相比較器と、
前記位相比較器の位相比較結果に応じて、前記第2の信号と前記遅延信号との間の位相差が小さくなるように、前記制御電圧を生成して出力する遅延制御回路と、
前記制御電圧を変化させて、前記第1の信号と前記遅延信号とに基づいて前記可変ディレイラインの特性を検出し、前記制御電圧を所定の初期値にしたときに必要な特性が得られるように前記可変ディレイラインの初期設定を行うための信号を、前記制御信号として求め、出力する可変ディレイライン制御回路と、
前記第1の信号と前記第2の信号との間のタイミング誤差を示す信号を生成して出力する第2の位相比較器とを備え、
前記可変ディレイライン制御回路は、
前記可変ディレイラインの遅延量が前記タイミング誤差と一致するように、前記制御信号を出力するものである
ことを特徴とするタイミング補正装置。
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