JP4697065B2 - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関からの排気を浄化する排気浄化システムに関し、特に2段の過給機を備えた内燃機関の排気浄化システムに関する。
内燃機関の排気にはNOxなどの有害物質が含まれている。これらの有害物質の排出を
低減するために、内燃機関の排気系に、排気中のNOxを浄化するNOx触媒を設けることが知られている。この技術において例えば吸蔵還元型NOx触媒を設けた場合には、吸蔵
されたNOxの量が増加すると浄化能力が低下するため、リッチスパイク制御を行うこと
により吸蔵還元型NOx触媒に還元剤を供給し、同触媒に吸蔵されたNOxを還元放出することが行われる(以下、「NOx還元処理」という。)。
さらに、NOx触媒に排気中のSOxが吸蔵され、浄化能力が低下するSOx被毒を解消
するために、NOx触媒の床温を上昇させるとともに還元剤を供給する場合もある(以下
、「SOx再生処理」という。)。このSOx再生処理において還元剤は、NOx触媒の床
温を上昇させるためにも用いられる。
また、内燃機関の排気にはカーボンを主成分とする微粒子物質(PM:Particulate Matter)が含まれている。これらの微粒子物質の大気への放散を防止するために内燃機関の排気系に微粒子物質を捕集するパティキュレートフィルタ(以下、「フィルタ」という。)を設ける技術が知られている。
かかるフィルタにおいては、捕集された微粒子物質の堆積量が増加すると、フィルタの目詰まりによって排気における背圧が上昇し機関性能が低下するので、フィルタの温度を上昇させて捕集された微粒子物質を酸化除去することとしている(以下、「PM再生処理」という。)。この場合にも、フィルタの温度を上昇させるために、フィルタに還元剤としての燃料を供給する場合がある。
また、内燃機関における排気通路上に、排気ガスによって駆動される排気タービン駆動式過給機(以下、単純に「過給機」という。)を備えた内燃機関が知られている。この過給機は、気筒内から排出される排気ガスのエネルギーを利用してタービンを回し、タービンと同じ回転軸に取り付けられているコンプレッサによって空気を圧縮し、圧縮した空気を気筒内に送り込む装置である。さらに、より高い過給圧力を達成すべく、2段の過給機を備えた2段過給方式が採用される場合もある。
ここで、上記のNOx還元処理、SOx回復処理またはPM再生処理を実施する際には、排気中に還元剤を添加することにより還元剤を吸蔵還元型NOx触媒あるいはフィルタに
供給する場合や、吸蔵還元型NOx触媒あるいはフィルタに導入される排気の温度を上昇
させる場合がある。このような場合において、排気における空燃比の状態、還元剤の排気への混合状態、排気温度などが、排気の前記2段の過給機の通過の仕方によって変化する場合があった。
これに対し、直列2段過給エンジンにおいて、2つの過給機の下流側に触媒を備え、過給機のタービンをバイパスするバイパス通路を備え、排気が過給機を通過する際の温度低下を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、2段の過給機を積極的に利用して、排気における空燃比の状態、還元剤の排気
への混合状態、排気温度などを積極的に制御することについては開示されていなかった。
特開2004−100694号公報 特開昭63−309727号公報 特開2005−344714号公報
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、2段の過給機を備えた内燃機関において、より効率よく排気浄化装置の性能回復のための処理を行える技術を提供することである。
上記目的を達成するための本発明は、内燃機関の排気系にタービンを配置させた2つの過給機と、それぞれのタービンを独立にバイパスさせるバイパス通路とを備えており、排気浄化装置の性能回復処理時に、前記2つのタービンと、2つのバイパス通路の各々を通過する排気の量を制御して、性能回復処理を促進させることを最大の特徴とする。
より詳しくは、内燃機関の排気通路に第1タービンを有するとともに吸気通路に第1コンプレッサを有し、前記排気通路を通過する排気により駆動されて、前記内燃機関への吸気を過給する第1過給機と、
前記内燃機関の排気通路における前記第1タービンの下流側に第2タービンを有するとともに吸気通路における前記第1コンプレッサの上流側に第2コンプレッサを有し、前記排気通路を通過する排気により駆動されて、前記内燃機関への吸気を過給する第2過給機と、
前記排気通路における前記第1タービンの上流側と、前記第1タービンと前記第2タービンとの間とを連通して前記内燃機関からの排気に前記第1タービンを迂回させる第1バイパス通路と、
前記排気通路における前記第1タービンと前記第2タービンとの間と、前記第2タービンの下流側とを連通して前記内燃機関からの排気に前記第2タービンを迂回させる第2バイパス通路と、
前記排気通路の前記第2タービンの下流側における前記第2バイパス通路との合流部よりさらに下流側に配置され、排気を浄化するとともに、昇温することおよび/または還元剤が供給されることにより、排気浄化性能を回復させる性能回復処理が行われる排気浄化装置と、
前記排気通路の前記第1タービンの上流側における前記第1バイパス通路の分岐部より上流側に配置され、前記排気通路を通過する排気に還元剤を添加する還元剤添加手段と、
前記内燃機関からの排気のうち、前記第1タービンを通過する排気の量が、前記第1バイパス通路を通過する排気の量に比較して多い過給状態と、前記内燃機関からの排気のうち、前記第1バイパス通路を通過する排気の量が、前記第1タービンを通過する排気の量に比較して多いバイパス状態のいずれかを選択可能な第1排気制御手段と、
前記内燃機関からの排気のうち、前記第2タービンを通過する排気の量が、前記第2バイパス通路を通過する排気の量に比較して多い過給状態と、前記内燃機関からの排気のうち、前記第2バイパス通路を通過する排気の量が、前記第2タービンを通過する排気の量に比較して多いバイパス状態のいずれかを選択可能な第2排気制御手段と、
前記性能回復処理が行われる際に、前記第1排気制御手段および/または前記第2排気制御手段を作動させて前記排気浄化装置の性能回復を促進する性能回復促進手段と
を備えることを特徴とする。
ここで、排気浄化装置の性能回復処理においては、前述のように還元剤添加手段から排気に還元剤を添加することにより、還元剤を排気浄化装置に供給することがある。また、
排気の温度を上昇させて排気浄化装置の温度を上昇させる場合もある。
このような場合において、内燃機関からの排気のうち、過給機のタービンを通過する排気の量を変化させることにより、排気と還元剤との混合度合いを制御することできる。また、リッチスパイクを実施する際の空燃比の変化の勾配を制御することができる。さらに、内燃機関における排気損を変化させ、排気の温度を制御することができる。
このように、排気に添加された還元剤及び排気のうち、2つの過給機のタービンを通過する排気の量と、2つのバイパス通路を通過する排気の量とを制御することによって、排気浄化装置の性能回復処理をより効率的に行うことができる。
次に、本発明において前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システム第1の例としては、前記性能回復促進手段が、前記排気浄化装置が吸蔵還元型NOx触媒を含ん
でおり、前記内燃機関の運転状態が所定の低負荷領域に属する場合において前記NOx還
元処理が行われる際に、前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段または前記第2排気制御手段のいずれか一方に過給状態を選択させ、他方にバイパス状態を選択させる排気浄化システムを挙げることができる。
ここで、吸蔵還元型NOx触媒(以下、単に「NOx触媒」という。)に対するNOx還
元処理においては、深いリッチスパイク処理を行う必要がある場合がある。すなわち、一時的に所定値以下の低い空燃比の排気をNOx触媒に供給することにより、NOx触媒中のNOxを放出還元する場合である。
このような場合は、還元剤が添加された排気が過給機を通過すると、リッチな排気の部分がその前後の排気と混合され空燃比の変化がなまされることにより、リッチスパイクが薄くなってしまう場合がある。そこで、低負荷の運転状態においてNOx還元処理を実施
する場合は、性能回復促進手段は、第1排気制御手段または第2排気制御手段のいずれか一方に過給状態を選択させ、他方にバイパス状態を選択させるようにした。
そうすれば、還元剤が添加された排気がいずれか一の過給機のタービンを迂回することとなるので、リッチな排気の部分がその前後の排気と混合され空燃比の変化がなまされることを抑制でき、リッチスパイクが薄くなってしまうことを抑制できる。そして、充分に濃いリッチスパイクを触媒に供給し、NOx触媒の浄化効率を高めることができる。
また、本発明における性能回復促進手段は、この制御を、内燃機関の運転状態が所定の低負荷領域に属する場合に実行するので、排気がいずれか一の過給機のタービンを通過しなくても要求負荷が満たされなくなることを抑制できる。なお、所定の低負荷領域の運転状態とは、排気がいずれか一の過給機のタービンを通過しなくても要求負荷が満たされ得る運転状態の範囲であり、予め実験的に求められてもよい。
なお、上記の場合、前記第1過給機が、前記第1タービンが所定の小径の羽根車を有する高圧タービンであり、前記第1コンプレッサが所定の小径の羽根車を有する高圧コンプレッサである高圧過給機であり、前記第2過給機が、前記第2タービンが所定の大径の羽根車を有する低圧タービンであり、前記第2コンプレッサが所定の大径の羽根車を有する低圧コンプレッサである低圧過給機であるような2段過給機の構成をとっている場合は、性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段に過給状態を選択させ、前記第2排気制御手段にバイパス状態を選択させるようにしてもよい。
そうすれば、2段過給機のうち、低負荷の運転状態において、比較的過給効果を得易い
高圧タービンのみに排気を通過させることができ、より効率的に過給効果を得ることができる。なお、上記において第2タービンにおける所定の大径の羽根車の径は、第1タービンにおける所定の小径の羽根車の径の1.2〜1.8倍としてもよい。第2コンプレッサにおける所定の大径の羽根車の径の、第1コンプレッサにおける所定の小径の羽根車の径に対する比も同様としてもよい。
また、上記においては、第1排気制御手段が過給状態を選択する際には、内燃機関からの排気の略全量に前記第1タービンを通過させるようにし、第2排気制御手段がバイパス状態を選択する際には、内燃機関からの排気の略全量に前記第2バイパス通路を通過させるようにしてもよい。
そうすれば、過給状態が選択される第1過給機においては、排気の略全量が第1タービンを通過するのでより効率的に過給効果を得ることができる。また、バイパス状態が選択される第2過給機においては、排気の略全量が第2バイパス通路を通過するので、より確実にリッチスパイクが薄くなることを抑制できる。
また、本発明において、前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システムの第2の例としては、前記排気浄化装置が、吸蔵還元型NOx触媒を含んでおり、SOx被毒回復処理が行われる際に、前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させる排気浄化システムを挙げることができる。
ここで、NOx触媒に対してSOx被毒回復処理を行う場合には、NOx触媒を昇温させ
る必要がある。この場合にも還元剤添加手段から還元剤が排気に添加される。その場合、還元剤と排気との混合が不十分な場合は、NOx触媒で還元剤が充分に反応できなかった
り、液滴のままNOx触媒に到達した還元剤が炭化し、この炭化した還元剤によってNOx触媒が詰まったりする場合があった。
そこで、本発明においては、前記性能回復促進手段が、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させるようにした。それにより、2段のタービンによって排気と還元剤との混合度合いを高めることができる。その結果、NOx触媒に
おける還元剤の反応を促進させ、NOx触媒をより効率的に昇温させることができる。
また、本発明において、前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システムの第3の例としては、第2の例と同様の構成を、PM再生処理におけるフィルタの昇温処理に適用する排気浄化システムを挙げることができる。
また、本発明において、前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システムの第4の例としては、前記排気浄化装置が吸蔵還元型NOx触媒を含んでおり、前記内燃機関
の運転状態が所定の中負荷領域に属する場合において前記NOx還元処理が行われる際に
、前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させる排気浄化システムを挙げることができる。
ここで、内燃機関の運転状態が中負荷以上である場合は、燃焼室における燃焼によって排出されるNOxの量が多くなるので、NOx還元処理において必要な還元剤量も多くなる。このような場合、リッチスパイクは充分濃いが、還元剤添加弁からの還元剤の添加量が多いため、還元剤と排気との混合度合いが不十分になるおそれがあった。
そこで、本発明においては、上記のような場合には、性能回復促進手段は、前記第1排
気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させ、還元剤が添加された排気に2つのタービンを通過させ、還元剤と排気の混合度合いを向上させることとした。
そうすれば、還元剤のNOx触媒における反応を促進することができ、NOx還元処理の効率を向上させることができる。なお、上記において所定の中負荷の運転状態とは、内燃機関から排出されるNOxが多くなり、且つ排気の温度が高過ぎてNOx還元の効率が低下するほど高負荷でない運転状態であり、予め実験的に求められる。
また、本発明において、前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システムの第5の例としては、前記排気浄化装置は吸蔵還元型NOx触媒を含み、前記内燃機関の運転
状態が所定の高負荷領域に属する場合において前記SOx被毒回復処理が行われる際に、
前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させる排気浄化システムを挙げることができる。
ここで、従来、上述したような2段構成の過給機を備えた内燃機関においては、高負荷の運転状態においては、排気に、特に上流側の第1タービンを迂回させて第1バイパス通路を通過させることにより、流量の多い排気が第1タービンで絞られてしまうことを避け、これにより燃費が低下することを抑制する場合が多い。
しかし、SOx被毒再生におけるNOx触媒の昇温制御においては、NOx触媒の昇温に
時間がかかると逆に燃費が悪化してしまうおそれがあった。そこで、本発明においては、内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域に属する場合において前記SOx被毒回復処理が
行われる際に、前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させることとした。
そうすれば、内燃機関の排気マニホールドにおける背圧を上昇させることができ、排気損を増加させることができる。その結果、内燃機関本体の負荷が増加し、排気温度を上昇させることができる。これにより、NOx触媒の昇温を加速することができる。また、還
元剤が添加された排気に2つのタービンを通過させることができ、還元剤と排気との混合を促進して触媒での反応を促進し、このことによっても昇温を加速することができる。結果として、NOx触媒の昇温に係る燃費を低減することができる。
また、本発明において、前記排気浄化装置の性能回復を促進する排気浄化システムの第6の例としては、第5の例と同様の構成を、PM再生処理におけるフィルタの昇温処理に適用する排気浄化システムを挙げることができる。
また、前記第1過給機が、前記第1タービンが所定の小径の羽根車を有する高圧タービンであり、前記第1コンプレッサが所定の小径の羽根車を有する高圧コンプレッサである高圧過給機であり、前記第2過給機が、前記第2タービンが所定の大径の羽根車を有する低圧タービンであり、前記第2コンプレッサが所定の大径の羽根車を有する低圧コンプレッサである低圧過給機であるような2段過給機の構成をとっている場合に、上記の発明を適用してもよい。
特に、上記第5及び第6の例においては、多くの排気に、上流側に設けられた小径の羽根車を有する高圧タービンを通過させることができるので、排気マニホールドにおける背圧をより上昇させることができ、より効率的にNOx触媒及びフィルタの昇温を加速する
ことができる。
なお、上記した本発明の課題を解決する手段については、可能なかぎり組み合わせて用いることができる。
本発明にあっては、2つの過給機を備えた内燃機関において、より効率よく排気浄化装置の性能回復のための処理を行うことができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。
先ず、図1を用いて、本実施例における内燃機関及び吸排気系について説明する。本実施例における内燃機関1には、吸気通路2及び排気通路3が接続されている。図中における排気の流れについて矢印で示す。
本実施例の吸排気系には、第1ターボチャージャ10と第2ターボチャージャ20の2つのターボチャージャが備えられている。第1ターボチャージャ10の第1タービン10aは排気通路3に配置されている。第2ターボチャージャ20の第2タービン20aは、排気通路3における第1タービン10aの下流側に配置されている。第1ターボチャージャ10の第1タービン10aの羽根車の直径は第2ターボチャージャ20の第2タービン20aの羽根車の直径より小さく設定されている。
排気通路3には、第1タービン10aの上流側と下流側を連通し、排気に第1タービン10aを迂回させるための第1バイパス通路11が設けられている。同様に、第2タービン20aの上流側と下流側とを連通し、排気に第2タービン20aを迂回させるための第2バイパス通路21が設けられている。ここで、第1バイパス通路11の下流側と、第2バイパス通路21の上流側は接続されて共有バイパス通路31を形成している。この共有バイパス通路31と排気通路3との合流部には、三方弁13が設けられており、第1タービン10aの下流側と、共有バイパス通路31と、第2タービン20aの上流側のうちのいずれを接続させるかを制御可能になっている。
また、第1バイパス通路11には、流量制御弁15が設けられており、この流量制御弁15を閉弁することにより、内燃機関1から排出された排気の全てに第1タービン10aを通過させることができる。
また、第1バイパス通路11の上流側の排気通路3には、排気通路3を通過する排気に還元剤としての燃料を添加する燃料添加弁5が備えられている。さらに、第2バイパス通路21が第2タービン20aの下流側において排気通路3と合流する箇所のさらに下流側においては、排気を浄化する排気浄化装置7が備えられている。
この排気浄化装置7には、吸蔵還元型NOx触媒(以下、単にNOx触媒)7aと、多孔質の基材からなるウォールフロー型のパティキュレートフィルタ(以下、単にフィルタ)7bとが直列に配置されている。
以上述べたように構成された内燃機関1及びその排気系には、該内燃機関1及び排気系を制御するための電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)25が併設さ
れている。このECU25は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態等を制御する他、内燃機関1の排気浄化装置7に係る制御を行うユニットである。
ECU25には、図示しないクランクポジションセンサや、アクセルポジションセンサ、吸入空気量を検出するエアフローメータなどの内燃機関1の運転状態の制御に係るセンサ類が電気配線を介して接続され、出力信号がECU25に入力されるようになっている。一方、ECU25には、内燃機関1内の図示しない燃料噴射弁等が電気配線を介して接続される他、本実施例における燃料添加弁5、流量制御弁15、三方弁13が電気配線を介して接続され、ECU25によって制御されるようになっている。
また、ECU25には、CPU、ROM、RAM等が備えられており、ROMには、内燃機関1の種々の制御を行うためのプログラムや、データを格納したマップが記憶されている。
ここで、排気浄化装置7のNOx触媒7aに対して所謂NOx還元処理を実施する際の制御について説明する。
この場合は、まず燃料添加弁5から燃料を排気中に添加するリッチスパイク処理を実施する。その際、内燃機関1の運転状態が低負荷の運転状態である場合には、流量制御弁15を閉弁するとともに、三方弁13を制御して、三方弁13の上流側と下流側の排気通路3及び、共通バイパス通路31の全てを連通させる。このことにより、燃料が添加された排気の略全量に第1タービン10aを通過させる。そして、第1タービン10aを通過した排気の略全量に流路抵抗の低い第2バイパス通路21を通過させ、第2タービン20aを迂回させる。そしてその状態の排気を排気浄化装置7に導入させる。
ここで、リッチスパイクを実行して、燃料添加弁5によって燃料が添加された状態の排気に、第1タービン10a及び第2タービン20aの両方を通過させた場合には、その際にリッチな排気部分がその前後の排気と混合され、空燃比の変化がなまされてしまう。換言するとリッチスパイクが薄くなってしまうおそれがある。しかし、上記のように、リッチスパイクを実行する際には、燃料と混合された排気に少なくとも1つのタービンを迂回させることで、添加燃料と排気の過度の混合を避けて、充分に濃いリッチスパイクが行われた排気を排気浄化装置7のNOx触媒7aに導入させることができる。
その結果、より効率よくNOx触媒7aのNOx還元処理を行うことができる。また、本実施例においては、排気に、2つのタービンのうち、小径の羽根車を有する第1タービン10aのみを通過させているので、低負荷の運転状態であってもより大きな過給効果を得ることができる。
なお、上記においては、内燃機関1からの排気の略全量が第1タービン10aを通過し、第2バイパス通路21を通過することとしたが、排気の通過の態様はこれらに限られない。例えば、内燃機関1からの排気の半分以上が第1タービン10aを通過し、残りは第1バイパス通路11を通過し、また、排気の半分以上が第2バイパス通路21を通過し、残りは第2タービン20aを通過するようにしてもよい。これによっても、原理的には本実施例と同傾向の効果を得ることができる。以下の実施例においても同様である。
次に、排気浄化装置7のNOx触媒7aのSOx回復処理、フィルタ7bのPM再生処理における昇温処理について説明する。本実施例における内燃機関及び吸排気系の構成は、図1に示したものと同等である。
ここで、排気浄化装置7のNOx触媒7aのSOx回復処理、フィルタ7bのPM再生処理を実施する場合には、排気浄化装置7の温度上昇のために、還元剤としての燃料を燃料
添加弁5から排気に添加する場合がある。
この場合、燃料と排気との混合度合いが不十分であれば、排気浄化装置7のNOx触媒
7aで燃料が充分に酸化されなかったり、炭化した燃料によってNOx触媒7aが詰まっ
たりするおそれがあった。
これに対し、本実施例においては、排気浄化装置7の昇温処理を行う際にはまず、燃料添加弁5から排気への燃料添加を実施する。そして、流量制御弁15を閉弁することによって排気の全量に第1タービン10aを通過させる。また、三方弁13を制御して三方弁13の上流側と下流側の排気通路3bを連通するとともに共通バイパス通路31は遮断し、排気の略全量に第2タービン20aを通過させる。そして、その排気を排気浄化装置7に導入させる。
そうすれば、燃料が添加された排気が第1タービン10aと第2タービン20aの2つのタービンを通過するために、排気と充分に混合されるので、排気浄化装置7におけるNOx触媒7aで酸化され易く、効率よく昇温を行うことができる。そのことによりフィル
タ7bをも効率よく昇温させることができる。また、液滴のまま排気浄化装置7に導入された燃料がNOx触媒7aにおいて炭化することを抑制でき、排気浄化装置7の詰まりを
抑制することができる。
次に本発明における実施例3について説明する。本実施例においては、内燃機関の中負荷の運転状態において排気浄化装置のNOx還元処理を行う際に、燃料と排気との混合度
合いを向上させる例について説明する。本実施例における内燃機関及び吸排気系の構成は図1に示したものと同等である。
排気浄化装置7のNOx触媒7aに対してNOx還元処理を行う場合には、先ず、燃料添加弁5から排気に燃料が添加される。ここで、内燃機関1の運転状態が中負荷の運転状態である場合は、内燃機関1における燃焼の燃焼温度が上昇することから、排出されるNOxの量が多くなる。従って、燃料添加弁5から添加されるべき燃料の量は増量される。そ
うすると、排気浄化装置7に導入される排気において、排気と排気に添加された燃料の混合度合いが不十分になるおそれがあった。
それに対し、本実施例においては、内燃機関1の中負荷もしくはそれ以上の運転状態においてNOx還元処理を行う場合には、流量制御弁15を閉弁して排気の略全量に第1タ
ービン10aを通過させる。また、三方弁13を制御して三方弁13の上流側と下流側の排気通路3を連通させるとともに共通バイパス通路31は遮断し、排気の略全量に第2タービン20aを通過させる。そうすれば、燃料添加弁5から増量して添加された燃料と排気とを充分に混合させることができ、排気浄化装置7内のNOx触媒7aで効率よくNOx還元処理を行うことができる。
また、その際、NOx触媒7a内の酸素が燃料によって効率よく消費されるので、この
ことによってもNOx触媒7aにおける還元効率を高めることができる。
次に、本実施例における実施例4について説明する。本実施例においては、特に内燃機関の運転状態が高負荷の運転状態である場合に、排気浄化装置を効率よく昇温する例について説明する。本実施例における内燃機関及び吸排気系の構成は図1に示したものと同等である。
ここで、従来より、内燃機関1の運転状態が高負荷の運転状態である場合は、流量制御弁15を開弁して排気に第1バイパス通路11を通過させ、多量の排気が第1タービン10aを通過して絞られることを抑制し、燃費が悪化することを抑制することが多い。
しかし、本実施例における排気浄化装置7のNOx触媒7aのSOx被毒回復処理またはフィルタ7bのPM再生処理の際には、流量制御弁15を閉弁して排気の略全量に第1タービン10aを通過させる。また、三方弁13を制御して三方弁13の上流側と下流側の排気通路3を連通させるとともに共通バイパス通路31は遮断し、排気の略全量に第2タービン20aを通過させる。
そうすれば、小径の羽根車を有する容量の小さい第1タービン10aに多量の排気を通過させることにより、排気通路3の上流の図示しない排気マニホールドにおける背圧を上昇させることができ、排気損を増加させることができる。そうすると、内燃機関1の負荷が増加するために排気温度を上昇させることができ、より効率的に排気浄化装置7のNOx触媒7aまたはフィルタ7bを昇温させることができる。その結果、排気浄化装置7の
昇温時間を短縮することができ、燃費を向上させることができる。
なお、上記の実施例において、NOx還元処理、SOx被毒回復処理、PM再生処理は性能回復処理に相当する。また、流量制御弁15は第1排気制御手段を構成する。また、流量制御弁15と三方弁13の組合せは第2排気制御手段を構成する。さらに、ECU25は性能回復促進手段を構成する。
本発明の実施例に係る内燃機関及び吸排気系の概略構成を示す図である。
符号の説明
1・・・内燃機関
2・・・吸気通路
3・・・排気通路
5・・・燃料添加弁
7・・・排気浄化装置
7a・・・NOx触媒
7b・・・フィルタ
10・・・第1ターボチャージャ
10a・・・第1タービン
11・・・第1バイパス通路
13・・・三方弁
15・・・流量制御弁
20・・・第2ターボチャージャ
20a・・・第2タービン
25・・・ECU
31・・・共通バイパス通路

Claims (10)

  1. 内燃機関の排気通路に第1タービンを有するとともに吸気通路に第1コンプレッサを有し、前記排気通路を通過する排気により駆動されて、前記内燃機関への吸気を過給する第1過給機と、
    前記内燃機関の排気通路における前記第1タービンの下流側に第2タービンを有するとともに吸気通路における前記第1コンプレッサの上流側に第2コンプレッサを有し、前記排気通路を通過する排気により駆動されて、前記内燃機関への吸気を過給する第2過給機と、
    前記排気通路における前記第1タービンの上流側と、前記第1タービンと前記第2タービンとの間とを連通して前記内燃機関からの排気に前記第1タービンを迂回させる第1バイパス通路と、
    前記排気通路における前記第1タービンと前記第2タービンとの間と、前記第2タービンの下流側とを連通して前記内燃機関からの排気に前記第2タービンを迂回させる第2バイパス通路と、
    前記排気通路の前記第2タービンの下流側における前記第2バイパス通路との合流部よりさらに下流側に配置され、排気を浄化するとともに、昇温することおよび/または還元剤が供給されることにより、排気浄化性能を回復させる性能回復処理が行われる排気浄化装置と、
    前記排気通路の前記第1タービンの上流側における前記第1バイパス通路の分岐部より上流側に配置され、前記排気通路を通過する排気に還元剤を添加する還元剤添加手段と、
    前記内燃機関からの排気のうち、前記第1タービンを通過する排気の量が、前記第1バイパス通路を通過する排気の量に比較して多い過給状態と、前記内燃機関からの排気のうち、前記第1バイパス通路を通過する排気の量が、前記第1タービンを通過する排気の量に比較して多いバイパス状態のいずれかを選択可能な第1排気制御手段と、
    前記内燃機関からの排気のうち、前記第2タービンを通過する排気の量が、前記第2バイパス通路を通過する排気の量に比較して多い過給状態と、前記内燃機関からの排気のうち、前記第2バイパス通路を通過する排気の量が、前記第2タービンを通過する排気の量に比較して多いバイパス状態のいずれかを選択可能な第2排気制御手段と、
    前記性能回復処理が行われる際に、前記第1排気制御手段および/または前記第2排気制御手段を作動させて前記排気浄化装置の性能回復を促進する性能回復促進手段と、
    を備え、
    前記排気浄化装置は吸蔵還元型NOx触媒を含み、
    前記性能回復処理は前記吸蔵還元型NOx触媒のNOxを還元放出させるNOx還元処理
    を含み、
    前記内燃機関の運転状態が所定の低負荷領域に属する場合において前記NOx還元処理
    が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段または前記第2排気制御手段のいずれか一方に過給状態を選択させ、他方にバイパス状態を選択させることを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。
  2. 前記第1過給機は、前記第1タービンが所定の小径の羽根車を有する高圧タービンであり、前記第1コンプレッサが所定の小径の羽根車を有する高圧コンプレッサである高圧過給機であり、
    前記第2過給機は、前記第2タービンが所定の大径の羽根車を有する低圧タービンであり、前記第2コンプレッサが所定の大径の羽根車を有する低圧コンプレッサである低圧過給機であり、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段に過給状態を選択させ、前記第2排気制御手段にバイパス状態を選択させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  3. 前記第1排気制御手段は過給状態を選択する際に、内燃機関からの排気の略全量に前記第1タービンを通過させ、
    前記第2排気制御手段は、バイパス状態を選択する際に、内燃機関からの排気の略全量に前記第2バイパス通路を通過させることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  4. 前記性能回復処理は前記吸蔵還元型NOx触媒のSOxを還元放出させるSOx被毒回復
    処理を含み、
    前記SOx被毒回復処理が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  5. 前記排気浄化装置は排気中の微粒子物質を捕集するフィルタを含み、
    前記性能回復処理は前記フィルタの微粒子物質を酸化除去するPM再生処理を含み、
    前記PM再生処理が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  6. 前記内燃機関の運転状態が所定の中負荷領域に属する場合において前記NOx還元処理
    が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  7. 前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域に属する場合において前記SOx被毒回復
    処理が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過
    給状態を選択させることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  8. 前記内燃機関の運転状態が所定の高負荷領域に属する場合において前記PM再生処理が行われる際に、
    前記還元剤添加手段から還元剤が添加されるとともに、
    前記性能回復促進手段は、前記第1排気制御手段及び前記第2排気制御手段の双方に過給状態を選択させることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  9. 前記第1過給機は、前記第1タービンが所定の小径の羽根車を有する高圧タービンであり、前記第1コンプレッサが所定の小径の羽根車を有する高圧コンプレッサである高圧過給機であり、
    前記第2過給機は、前記第2タービンが所定の大径の羽根車を有する低圧タービンであり、前記第2コンプレッサが所定の大径の羽根車を有する低圧コンプレッサである低圧過給機であることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化システム。
  10. 前記第1排気制御手段は、過給状態を選択する際に、内燃機関からの排気の略全量に前記第1タービンを通過させ、
    前記第2排気制御手段は、過給状態を選択する際に、内燃機関からの排気の略全量に前記第2タービンを通過させることを特徴とする請求項4から8のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化システム。
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