JP4695288B2 - 仕切り用支柱部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銀行やホテル等のフロアや、イベント会場、スタジアム、百貨店、さらには駅の構内やチケット売場などの発券カウンターの周りに等に立設される仕切り用支柱部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図14の(イ)に示すような、銀行やホテル等のフロアF等に配置される仕切り用支柱部材100が知られている。この仕切り用支柱部材100は、円盤状の台座101と、この台座101の中央部から一体に立設され支柱本体102と、この支柱本体102の上部から径方向に突設された鈎形あるいはリング状の係止部材103とを備えて構成されている。かかる仕切り用支柱部材100は、所定の目的で使用される空間(例えば喫煙コーナーや待合いコーナー等あるいは順番や人員の整列を促す空間等)を確保するための仕切り用として用いられるものであり、複数本がフロアF上に載置され、それぞれの係止部材103間に仕切りロープ104が張設されることによりその空間が他と区分されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような仕切り用支柱部材100は、一時的に設置される場合が多く、例えばイベント会場に設置されたものは、イベントが終われば撤去しなければならない。また、撤去後の仕切り用支柱部材100は、必要に応じて新たな場所に配設される。
【0004】
撤去された仕切り用支柱部材100は、図14の(ロ)に示すように、係止部材103から仕切りロープ104が外されて別々の状態で保管されるのが一般的であるが、両者を別々に保管すると仕切りロープ104の取り外し、および再使用時の装着が面倒で手間がかかるという不都合があるし、仕切りロープ104を紛失したり損傷することも多い。
【0005】
そこで、図14の(ハ)に示すように、隣設された仕切り用支柱部材100の一方から仕切りロープ104を外して他方の仕切り用支柱部材100の係止部材103に掛けた状態で保管されることがある。このようにすると再使用時の手間が省ける他、仕切りロープ104の紛失が防止される。しかしながら仕切りロープ104は全体が外部に露出した状態になっているため、仕切り用支柱部材100の収納状態が見苦しくなるばかりか、仕切り用ロープ104が損傷し易くなるという不都合が生じる。
【0006】
また、図14の(ニ)に示すように、仕切りロープ104を仕切り用支柱部材100間に装着したまま台座101同士を互いに当接させて仕切り用支柱部材100を保管することがあるが、かかる保管方法は、仕切り用支柱部材100の配設現場で一時的に場所を広げるときに各仕切り用支柱部材100を一個所に寄せたときのものであり、仕切り用支柱部材100を他の場所に運搬して保管するような場合には取り扱い時に仕切り用支柱部材100がつながっていると作業がし辛くなるという問題点が生じる。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたものであり、仕切りロープ等の仕切り部材の張設作業および収納作業が容易で、かつ、収納したときの外観が美麗であり、さらに仕切り部材の損傷を防止し得る仕切り用支柱を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、起立状態で載置されて床面または地面上の空間を仕切る用途に供される仕切り用支柱部材であって、床面または地面に載置される台座と、この台座に立設された支柱と、この支柱に収納可能に取り付けられた仕切り部材とを備え、上記支柱の周面には、上下方向に延びる収納溝が凹設され、上記収納溝内の上端部には、紐体または棒体によって形成された上記仕切り部材の上端部が取り付けられ、上記収納溝内の下端部には、上記収納溝に収納した上記仕切り部材の下端部を抜け止めする抜け止め具が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
この発明によれば、仕切り用支柱部材を使用していないときや保管しているときは、仕切り部材を支柱に収納することができる。こうすることによって仕切り部材の外観視を美麗にした上で収納スペースを節約することが可能になる。また、従来、仕切り部材を仕切り用支柱に収納することができないため、両者を別々に収納せざるを得ず、別々にしたことで仕切り部材が紛失するような不都合の生じることがあったが、請求項1記載の発明ではこのような不都合は起こらない。
【0010】
さらに、仕切り部材が支柱に収納されることにより、従来のように仕切り部材の全体が外部に露出された状態になることはなく、これによって仕切り部材の損傷が有効に防止される。
【0011】
特に、仕切り用支柱をその設置場所の片隅に集めて一時的に保管するような場合には、従来、寄せ集められた多くの仕切り用支柱から仕切り部材が垂れ下がったままになっていてその空間の美観を損ねるような不都合が生じていたが、この発明の仕切り用支柱部材にあっては、仕切り部材が支柱に収納されていることによって保管空間が見苦しくなるような問題は生じない。
【0012】
また、仕切り部材として紐体または棒体を採用することによって仕切り部材は、その構造が簡単になった上で仕切り機能が充分に発揮されるものになる。
【0013】
さらに、支柱の周面には、上下方向に延びる収納溝が凹設され、収納溝内の上端部には、紐体または棒体によって形成された仕切り部材の上端部が取り付けられ、収納溝内の下端部には、収納溝に収納した仕切り部材の下端部を抜け止めする抜け止め具が設けられている。
【0014】
したがって、仕切り部材を収納するに際しては、支柱の頂部から垂下した状態の仕切り部材を収納溝に嵌め込むだけでよい。また、支柱に収納されている仕切り部材を取り出すときは、仕切り部材を収納溝から外せばよく、仕切り部材の支柱に対する着脱操作が容易になる。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項に記載の発明において、上記仕切り部材は、先端部に設けられた、他の仕切り部材と接続するための接続治具を有していることを特徴とするものである。
【0016】
この発明によれば、隣設した仕切り用支柱部材の各仕切り部材をそれぞれの支柱から引き出した上で、各仕切り部材の先端部の接続治具同士を当接させて所定の接続操作を施すことにより、隣設した仕切り部材同士が互いに接続される。
【0017】
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、上記接続治具は、同一構造のものの先端部を互いに対向させることにより互いに係止され得るように構成されていることを特徴とするものである。
【0018】
この発明によれば、互いに隣設した仕切り部材は、それらの接続治具の先端部を対向させることで互いに係止されて連結されるため、仕切り部材の連結操作が容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1および図2は、本発明に係る仕切り用支柱部材の第一実施形態を示す斜視図であり、図1は、仕切り部材が支柱の収納溝から引き出された状態、図2は、仕切り部材が支柱の収納溝に収納された状態をそれぞれ示している。また、図3は、図2の仕切り用支柱部材の断面図であり、(イ)はA−A線断面図、(ロ)はB−B線断面図である。
【0020】
これらの図に示すように、仕切り用支柱部材10は、フロアFに載置される円盤状の台座20と、この台座20の中央位置に立設された支柱30と、この支柱30の上部位置の点対称位置に着脱自在に取り付けられた仕切り部材としてのロープ部材40とを備えた基本構成を有している。
【0021】
上記支柱30には、軸心を中心とした点対称位置に周面から軸心に向かって凹設された上下方向に延びる一対の収納溝31が凹設されている。これらの収納溝31は、ロープ部材40を収納するためのものであり、上下寸法がロープ部材40の長さ寸法より若干長めに設定されているとともに、図3の(ロ)に示すように、開口部の溝幅寸法がロープ部材40の径寸法より大きく設定された溝によって形成されている。かかる溝内にロープ部材40を収納する収納室32が形成されている。
【0022】
また、各収納溝31内の上端部には、ロープ部材40の上端部を係止するフック金具33がそれぞれ設けられているとともに、同下端部には、ロープ部材40の下端部を挟持する二股状のU字板34が設けられている。U字板34は、図1に示すように、ばね性を有する金属板がU字形状を呈するように折り曲げられることによって形成されている。かかるU字板34は、入口側の隙間寸法がロープ部材40の下端部の径寸法より僅かに小さく設定されているとともに、奥部はロープ部材40の下端部が嵌り込み得るように隙間寸法が大きくされている。
【0023】
また、支柱30の頂部には飾り球体35が同心で設けられ、これによって仕切り用支柱部材10をデザイン的に優れたものにしているとともに、この飾り球体35を把持することで仕切り用支柱部材10の移動作業を容易に行い得るようにしている。
【0024】
上記ロープ部材40は、所定の繊維を撚り込むことによって形成されたロープ本体41と、このロープ本体41の上端部に外嵌固定された円筒状の上部キャップ体42と、同下端部に外嵌固定された接続治具としての下部キャップ体43とを備えて構成されている。
【0025】
上記上部キャップ体42の頂部には係止孔42bを有する小片板状の係止片42aが固定されている。かかる係止片42aの係止孔42bが上記フック金具33に外嵌されることにより、ロープ部材40の上部が支柱30の上部に装着されるようになっている。そして、支柱30のフック金具33と、上部キャップ体42の係止孔42bを備えた係止片42aとによって第一実施形態の仕切り部材支持構造50が形成されている。
【0026】
上記下部キャップ体43は、U字板34の入口側の隙間寸法より若干径寸法が大きい円筒体によって形成されている。従って、下部キャップ体43を入口側からU字板34の隙間に圧入することにより、下部キャップ体43がU字板34に外れ止めされた状態でロープ本体41が収納室32に嵌まり込み、これによって、図2に示すように、ロープ部材40が支柱30に収納された状態になる。
【0027】
また、下部キャップ体43は、隣設配置された他の仕切り用支柱部材10の下部キャップ体43と互いに連結されるように構成されており、接続治具としての機能を有しているが、これについては後にまとめて詳述する。
【0028】
第一実施形態の仕切り用支柱部材10によれば、仕切り用支柱部材10が使用されないときには、ロープ部材40が支柱30に収納された状態で、図2に示すように、ロープ本体41が収納溝31の収納室32内に嵌め込まれているとともに、下部キャップ体43がU字板34の隙間に嵌まり込んで抜け止めされているため、仕切り用支柱部材10の外観視を美麗にした上でロープ部材40が別々にされることによる各種の不都合(仕切り用支柱部材10の保管時にロープ部材40を別にすると、それ専用の保管場所が必要になり、また、別に保管するロープ部材40が紛失し易くなったり、損傷し易くなり、さらに両者を別々にすると、それぞれの外観視が見苦しくなるというような不都合)が解消される。
【0029】
図4はおよび図5は、本発明に係る仕切り用支柱部材の第二実施形態を示す斜視図であり、図4は、仕切り部材が支柱の収納溝から引き出された状態、図5は、仕切り部材が支柱の収納溝に収納された状態をそれぞれ示している。この実施形態においては、仕切り用支柱部材10aが台座20と支柱30aとを備えて構成されている点については先の実施形態のものと同様であるが、仕切り部材がロープ部材40ではなく、棒部材40aによって形成されている点が先の実施形態と相違している。
【0030】
棒部材40aは、直状の棒本体44と、この棒本体44の一方の端部(図4においては左方の端部であり、図5においては上方の端部)に同心で固定された第一キャップ体45と、他方の端部(図4においては右方の端部であり、図5においては下方の端部)に同心で固定された第二キャップ体46とからなっている。第一および第二キャップ体45,46は、互いに同径でかつ棒本体44より若干大径に寸法設定されている。
【0031】
そして、このような棒部材40aを採用したことにより、支柱30aも棒部材40aに対応し得るものに若干設計変更されており、この点でも第一実施形態のものと若干相違している。具体的には、収納溝31aは、支柱30aの上端部にまで延設されて頂部が開放状態になっている。また、支柱30aの頂部は先細りに形成されているだけであり、第一実施形態における飾り球体35に相当するものが設けられていないが、これは単にデザイン上の事項である。
【0032】
さらに、第二実施形態においては、支柱30aの上部に係止金具36が設けられて上部で棒部材40aを係止するようにしているとともに、支柱30aの下部に抜止め金具37が設けられ、図5に示すように、この抜止め金具37によって収納室32に収納された棒部材40aが収納室32から抜け出すのを防止するようになされている。
【0033】
上記係止金具36は、収納溝31aの互いに対向した溝壁から外方に向かって突設された一対の直状部36aと、各直状部36aの先端間に下方に垂下する状態で架設されたU字部36bとからなっている。一対の直状部36a間の隙間寸法は、棒本体44の外径より僅かに大きく寸法設定されている。従って、棒本体44が係止金具36の囲いの中に嵌め込まれた状態では、棒部材40aは、第一および第二キャップ体45,46の存在で係止金具36から抜け止めされることになる。
【0034】
そして、支柱30aの係止金具36と、棒部材40aの第二キャップ体46とによって第二実施形態の仕切り部材支持構造50aが形成されている。
【0035】
上記抜止め金具37は、金属棒がU字状に折り曲げられて形成され、各側端部が収納溝31aを挟持するようにして収納室32の外側で支柱30aに固定されている。かかる抜止め金具37の両側部間の距離は、第二キャップ体46の外径より若干大き目に寸法設定されているとともに、支柱30aからの突出内寸法も第二キャップ体46の外径寸法より若干大き目に寸法設定されている。
【0036】
従って、第二キャップ体46は収納室32に収納された状態で、図4に太い矢印で示すように、係止金具36が抜止め金具37内に嵌まり込み、これによってその下端部が収納室32から外れ止めされるようになっている。
【0037】
なお、第一キャップ体45は、本発明の接続治具としての機能を有しているが、これについては後にまとめて詳述する。
【0038】
第二実施形態の仕切り用支柱部材10aによれば、図4に示すように、棒部材40aが収納溝31aの収納室32内から引き出された状態では、第二キャップ体46の基端部が係止金具36のU字部36bに抜け止め状態で係止されているため、この状態で第一キャップ体45を、隣に配設された仕切り用支柱部材10aの第一キャップ体45と接続することにより、仕切り用支柱部材10a間に仕切りが形成される。
【0039】
そしてこの状態で、図4の左側の太い矢印で示すように、第一キャップ体45を第二キャップ体46回りに時計方向に回動させた後に、図4の右側の太い矢印で示すように、棒本体44を収納室32内で下降させることにより、棒部材40aは、図5に示すように、収納溝31aの収納室32内に収納された状態になる。そして、棒部材40aが収納室32に収納された状態では、第一キャップ体45が係止金具36の一対の直状部36aに支持されているとともに、第二キャップ体46が抜止め金具37によって外れ止めされているため、仕切り用支柱部材10aの移動時に棒部材40aが収納溝31から外れ出て移動操作が困難になるような不都合が確実に防止される。
【0040】
図6は、仕切り部材の支持構造の他の実施形態を示す断面図であり、(イ)は第三実施形態、(ロ)は第四実施形態をそれぞれ示している。
【0041】
まず、第三実施形態の仕切り部材支持構造50bは、図6の(イ)に示すように、支柱30cの頂部に着脱自在に装着されるキャップ部材51と、仕切り部材400の端部に固定された円錐台状の端留め部材401およびこの端留め部材401の先端部から同心で突設された首部402を介して仕切り部材400に連結された球体55とを備えて構成されている。なお、仕切り部材400については、ロープ等の紐体製であってもよいし、棒体等の剛体製のものでもよい。
【0042】
上記キャップ部材51は、ドーム屋根状の頭部52と、この頭部52の下面に同心で延設された、頭部52より小径の溝付き円盤53と、この溝付き円盤53の下面からさらに下方に向けて同心で延設された、溝付き円盤53より小径の雄螺子部54とからなっている。一方、支柱30cの頂部には、軸心位置に上記雄螺子部54が螺着される螺子孔31bが螺設され、この螺子孔31bに上記雄螺子部54を螺着して締結することにより、キャップ部材51が支柱30cに固定されるようになっている。
【0043】
上記頭部52は、最大径寸法が支柱30cの径寸法と同一に設定されている。かかる頭部52の下面には、軸心を通る平面で切断した場合の断面視で径寸法が球体55の径寸法より僅かに大きい径寸法を備えた第一環状溝52aが凹設されている。また、溝付き円盤53の外周面には、軸心を通る平面で切断した場合の断面視で径寸法が球体55の径寸法より僅かに大きい径寸法を備えた第二環状溝53aが凹設されている。
【0044】
一方、支柱30cの上面の周縁部分には、断面視で球体55の径寸法より大きい曲率半径を有して上方に突出した円弧縁部31cが形成されている。従って、球体55を第一および第二環状溝52a,53aに嵌め込んだ状態のキャップ部材51を雄螺子部54を介して支柱30cの螺子孔31bに螺着し、締結することにより、抜け止め状態でかつ転動可能に球体55が支柱30cに接続されることになる。
【0045】
従って、仕切り部材400は、図6の(イ)における支柱30cの左側に示すもののように、支柱30cに対して直交する方向に延ばし得るとともに、同右側に示すもののように収納溝31の収納室32内に収納することも可能になる。
【0046】
ついで第四実施形態の仕切り部材支持構造50cは、図6の(ロ)に示すように、キャップ部材51aが第一環状溝52aの存在しない頭部のみによって形成されている点と、溝付き円盤53が設けられずに頭部に直接雄螺子部54が取り付けられている点と、球体55に代えて支持軸56a回りに回動自在に軸支された小円盤56が採用されている点が第三実施形態の仕切り部材支持構造50bと相違している。小円盤56には、首部402および端留め部材401を介して仕切り部材400が取り付けられている。
【0047】
上記支持軸56aは、収納溝31の上部の溝壁間に架設されている。かかる支持軸56aに回動自在に小円盤56が軸支されているため、この小円盤56回りに正逆回動操作を行うことによって仕切り部材400は、図6の(ロ)における支柱30dの左側に示すもののように、支柱30dに対して直交する方向に延ばし得るとともに、同右側に示すもののように収納溝31の収納室32内に収納し得るようになる。
【0048】
以下、図7〜図13を基に、仕切り部材400の先端部同士を接続するための接続治具について説明する。
【0049】
図7は、接続治具の第一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、接続治具としての知恵の輪61同士が接続される直前の状態、(ロ)は、知恵の輪61同士が接続された状態をそれぞれ示している。この図に示すように、第一実施形態の接続治具60は、下部キャップ体43の端面から外方に向けて同心で突設された知恵の輪61によって構成されている。知恵の輪61は、針金の先端に輪61aを形成したものであり、輪61aの基端部分と輪61aの先端部分との間には隙間61bが形成されている。かかる知恵の輪61は、同一形状のものが図4を除く全ての仕切り部材400の下部キャップ体43に設けられる。
【0050】
第一実施形態の接続治具60によれば、仕切り部材400を接続するに際し、図7の(イ)に示すように、各知恵の輪61を対向させて互いに立体的に点対称になるように姿勢設定した上でそれぞれの隙間61bを介して互いに輪61aに通し合うことによって、図7の(ロ)に示すように、知恵の輪61同士が連結されて仕切り部材400同士が接続される。
【0051】
このように、接続治具60として知恵の輪61を採用することにより、全ての下部キャップ体43に同一形状の知恵の輪61を設けても、相手を選ぶことなくそれぞれを互いに連結することができるとともに、一旦連結されると、単なるフック同士の連結に比べて外れ難くなる。
【0052】
図8は、接続治具の第二実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す側面図、(ロ)は、(イ)の各接続治具を若干斜めから見た斜視図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【0053】
この実施形態の接続治具60aは、下部キャップ体43の端面の偏心位置から軸心方向に外方に向かって突設された突設ロッド62を備えて構成されている。突設ロッド62は、中央部が折り曲げられることによって形成した、下部キャップ体43と同心の同心ロッド62aを有している。
【0054】
上記同心ロッド62aの先端部には球体62bが同心で固定されているとともに、突設ロッド62の先端位置には軸心方向に向かうように一対の円弧片62cが設けられている。各円弧片62cは、膨出した部分が外方に向かうように互いに対向配置されることによって、図8の(ロ)に示すように、それぞれの対向面間に相手の同心ロッド62aを通すための隙間62dが形成されている。
【0055】
第二実施形態の接続治具60aによれば、図8の(イ)および(ロ)に示すように、各接続治具60aを互いに180°に位相ずれさせた状態で対向させ、引き続き各接続治具60aを互いに接近させ、それぞれの同心ロッド62aを相手側の円弧片62cの隙間部分に嵌め込む。
【0056】
そうすると、同心ロッド62aが円弧片62cの隙間62dを通って一対の円弧片62c内に嵌り込むとともに、各球体62bが円弧片62cと下部キャップ体43との間に位置し、図8の(ハ)に示すように、各仕切り部材400が互いに接続されることになる。
【0057】
図9は、接続治具の第三実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す若干斜めから見た斜視図、(ロ)は、接続治具の正面図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【0058】
この実施形態においては、下部キャップ体43自体が接続治具60bの構成要件としての一部を担っている。すなわち、接続治具60bは、下部キャップ体43と、この下部キャップ体43の端面43aの偏心位置から外方に向かって突設された球体63と、相手側の球体63が嵌入される円孔64とを備えて構成されている。
【0059】
上記球体63は、図9の(イ)に示すように、径寸法が当該球体63より小さい円柱状の首部63aを介して下部キャップ体43の端面43aに固定されている一方、上記円孔64の縁部からは、下部キャップ体43の軸心を中心とした円軌跡に沿うように円弧ガイド孔64aが設けられている。この円弧ガイド孔64aの径方向の孔幅寸法は、上記球体63の首部63aの径寸法より僅かに大きく寸法設定されている。
【0060】
第三実施形態の接続治具60bによれば、各仕切り部材400の下部キャップ体43の端面43a同士を、図9の(イ)に示すように、互いに対向させた状態で、各球体63を相手側の円孔64に嵌め込み、引き続き下部キャップ体43を周方向に円弧ガイド孔64aに向けて回すことにより、首部63aがそれぞれ相手側の円弧ガイド孔64aに嵌まり込み、これによって各下部キャップ体43は、図9の(ハ)に示すように、球体63による抜け止め状態で互いに接続される。そして、各下部キャップ体43が接続された状態では、一対の下部キャップ体43は、各端面43aが互いに当接されることにより一体的に結合されるため、外観視が見苦しくなく好都合である。
【0061】
図10は、接続治具の第四実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す若干斜めから見た斜視図、(ロ)は、接続治具の正面図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【0062】
この実施形態の接続治具60cも、構成要素として下部キャップ体43が荷担している。すなわち、接続治具60cは、仕切り部材400の先端部が接続される円筒状の下部キャップ体43と、この下部キャップ体43内に密着状態で装着される半円柱状の一対の磁石65(第一磁石65aおよび第二磁石65b)とを備えて構成されている。
【0063】
第一磁石65aおよび第二磁石65bは、図10の(イ)および(ロ)に示すように、互いに異なった極が外部に露出するように束ねられている。本実施形態においては、第一磁石65aは、N極が外部に露出されている一方、第二磁石65bは、S極が外部に露出されている。
【0064】
第四実施形態の接続治具60cによれば、図10の(イ)に示すように、各下部キャップ体43の端面を、対向する磁石65の極が互いに異なる極となるように対向させ、両者を当接させることによって各磁石65が吸着し合い、これによって、図10の(ハ)に示すように、一対の仕切り部材400は下部キャップ体43を介して互いに接続される。
【0065】
なお、第四実施形態において、第一磁石65aおよび第二磁石65bのいずれかを磁石以外の鉄やニッケル等の磁性体に代えてもよい。
【0066】
図11は、接続治具の第五実施形態を示す側面図であり、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態、(ロ)は、接続治具同士が接続された状態をそれぞれ示している。
【0067】
この実施形態においては、仕切り部材400(図11に示す例ではロープ本体41)の端部に下部キャップ体43を設けることなく接続治具60dとしての係着テープ66が直接取り付けられている。この係着テープ66は、表面側に多数の雌係着片66aが植設されているとともに、裏面側に多数の雄係着片66bが植設されている。因みに図11の(イ)では、各係着テープ66の表面側に実線で雌係着片66aを示し、裏面側に点線で雄係着片66bを示している。
【0068】
第五実施形態の接続治具60dによれば、一方の係着テープ66の雌係着片66a(雄係着片66b)と、他方の係着テープ66の雄係着片66b(雌係着片66a)とを互いに当接させることにより、図11の(ロ)に示すように、各仕切り部材400は係着テープ66を介して互いに接続される。
【0069】
図12は、接続治具の第六実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す側面視の断面図、(ロ)は、接続治具同士が互いに接続された状態を示す側面図、(ハ)は、下部キャップ体の端面同士が互いに当接した状態を示す側面図である。
【0070】
この実施形態の接続治具60eにおいては、下部キャップ体43は、円筒状の外キャップ43bと、この外キャップ43bに摺接状態で前後動可能に内装される内キャップ43cとからなる二重構造を呈している。上記内キャップ43cは有底に形成され、その開口部から仕切り部材400(図12に示す例ではロープ本体41)が嵌挿されて固定されることにより、仕切り部材400の端部に装着されるようになっている。かかる内キャップ43cが軸心方向に所定範囲内で正逆移動可能に外キャップ43b内に装着されることにより下部キャップ体43が形成されている。
【0071】
具体的には、内キャップ43cの先端側には、フランジ43dが設けられている一方、外キャップ43bの基端側には径方向の中心側に向かって突設された環状突起43eが設けられ、図12の(イ)に二点鎖線で示すように、環状突起43eがフランジ43dに当止するまで外キャップ43bを内キャップ43cから離間方向に向けて移動させ得るようになっている。
【0072】
そして、第六実施形態の接続治具60eは、上記のような下部キャップ体43と、この下部キャップ体43の内キャップ43cの底板外方に同心で突設された係止ロッド47とを備えて構成されている。上記外キャップ43bの底板には、摺接状態で軸心位置に係止ロッド47が摺接状態で挿通される挿通孔43fが穿設されている。
【0073】
そして、圧縮コイルスプリング47aの外嵌された係止ロッド47が外キャップ43bの内側から挿通孔43fに挿通されている。これによって外キャップ43bは、圧縮コイルスプリング47aの付勢力で、図12の(イ)に二点鎖線で示すように、内キャップ43cに対して離間位置に位置設定されている。
【0074】
上記係止ロッド47は、その先端部が軸心を通る平面(軸心平面という)より若干径方向の外側に向かった、上記平面と平行な平面に沿うように切り欠かれるとともに、この切り欠かれた部分の基端側で軸心平面を越えてさらに径方向に切り込まれ、これらによって係止ロッド47の先端部には係止突片47bが形成されているとともに、この係止突片47bの基端側の隣接位置には係止凹部47cが形成されている。
【0075】
上記係止突片47bの軸心方向の長さ寸法と、上記係止凹部47cの軸心方向の長さ寸法とは同一に寸法設定されているとともに、係止突片47bの軸心平面からの突出量と、係止凹部47cの軸心平面からの凹没量とが同一になるようにそれぞれ寸法設定されている。
【0076】
かかる構成の接続治具60eによれば、外キャップ43bは、普段は図12の(イ)に二点鎖線で示すように、圧縮コイルスプリング47aの付勢力によって内キャップ43cから離間した位置に位置設定されている。かかる外キャップ43bの端面同士を互いに対向させ、この状態で圧縮コイルスプリング47aの付勢力に抗して外キャップ43bを把持して内キャップ43cの方向に移動させることにより、外キャップ43bは、図12の(イ)に実線で示した状態になる。この状態では、係止ロッド47は、その先端部が外キャップ43bの挿通孔43fから外部に突出した状態になっている。
【0077】
この状態で左右の係止ロッド47の係止突片47bを相手側の係止凹部47cに互いに嵌め合わせることによって、両係止ロッド47は、図12の(ロ)に示すように、互いに連結された状態になる。
【0078】
ついでこの状態で、仕切り部材400とともに把持していたそれぞれの外キャップ43bから手を離すことにより、各外キャップ43bは圧縮コイルスプリング47aの付勢力によって互いに接近する方向に移動し、これによって図12の(ハ)に示すように、各外キャップ43bの端面同士が互いに当接し、かつ、これによって各係止ロッド47の係止状態が確実に維持された状態で左右の仕切り部材400が互いに接続された状態になる。
【0079】
第六実施形態の接続治具60eによれば、各仕切り部材400同士の確実な接続が確保された状態で、両者の接続部分が美麗になる。
【0080】
図13は、接続治具の第七実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す斜視図、(ロ)は、接続治具同士が互いに当接された状態の各接続フィンの位置関係を示す説明図、(ハ)は、接続治具同士が互いに係止された状態の各接続フィンの位置関係を示す説明図、(ニ)は、各接続治具が接続された状態を示す側面図である。
【0081】
この実施形態においては、下部キャップ体43の端面に接続治具60fが形成されている。この接続治具60fは、円筒状の下部キャップ体43の端縁から外方に向かって突設された周方向等ピッチの複数(図13に示す例では4枚)の接続フィン67を備えて形成されている。
【0082】
接続フィン67は、下部キャップ体43の端縁から外方に向けて突設された軸心方向に延びるストッパー突片67aと、このストッパー突片67aの先端面から軸心に向けて先細りで延設された扇形状のフィン本体67bとからなっている。フィン本体67bは、ストッパー突片67aから周方向の同一方向に向けて穿設されている。そして、フィン本体67bと下部キャップ体43の端面との間に他方の接続治具60fのフィン本体67bを外嵌するための外嵌溝68が形成されている。
【0083】
上記外嵌溝68の溝幅寸法は、フィン本体67bの厚み寸法より僅かに大きく寸法設定されている。また、周方向におけるフィン本体67b間の扇状隙間69の寸法は、フィン本体67bが嵌まり込み得るように設定されている。
【0084】
第七実施形態の接続治具60fによれば、図13の(イ)に示すように、互いに隣設された下部キャップ体43の端面同士を対向させた後に、一方のフィン本体67bを他方の扇状隙間69に嵌め込むことによって、これらの位置関係は、図13の(ロ)に示す状態になる。なお、図13の(ロ)および(ハ)においては、説明を容易にするために、図13の(イ)における右フィン本体67b′を左フィン本体67b″より若干小さ目に描いているとともに、右フィン本体67b′を点描で示している。
【0085】
引き続き、右側の下部キャップ体43を軸心回りに時計方向に回動させると、各右フィン本体67b′は、図13の(ハ)に示すように、右側の接続治具60fの外嵌溝68に嵌まり込み、これによって各下部キャップ体43は、図13の(ニ)に示すように、抜け止め状態で互いに接続された状態になる。
【0086】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、仕切り用支柱部材を、床面または地面に載置される台座と、この台座に立設された支柱と、この支柱に収納可能に取り付けられた仕切り部材とを備えて構成したため、仕切り用支柱部材を使用していないときや保管しているときは、仕切り部材を支柱に収納することができる。こうすることによって仕切り部材の外観視を美麗にした上で収納スペースを節約することができるばかりか、さらに仕切り部材の損傷をも防止することができる。
【0087】
また、従来、仕切り部材を仕切り用支柱に収納することができないため、両者を別々に収納せざるを得ず、別々にしたことで仕切り部材が紛失するような不都合の生じることがあったが、請求項1記載の発明においては、このような不都合を確実に回避することができる。
【0088】
さらに、支柱の周面には、上下方向に延びる収納溝が凹設され、収納溝内の上端部には、紐体または棒体によって形成された仕切り部材の上端部が取り付けられ、収納溝内の下端部には、収納溝に収納した仕切り部材の下端部を抜け止めする抜け止め具が設けられている。したがって、仕切り部材を収納するに際しては、支柱の頂部から垂下した状態の仕切り部材を収納溝に嵌め込むだけでよい。また、支柱に収納されている仕切り部材を取り出すときは、仕切り部材を収納溝から外せばよく、仕切り部材の支柱に対する着脱操作が容易になる。
【0089】
請求項記載の発明によれば、仕切り部材の先端部に、他の仕切り部材と接続するための接続治具を設けたため、隣設した仕切り用支柱部材の各仕切り部材をそれぞれの支柱から引き出した上で、各仕切り部材の先端部の接続治具同士を当接させて所定の接続操作を施すことにより、隣設した仕切り部材同士を互いに容易に接続することができる。
【0090】
請求項記載の発明によれば、接続治具は、同一構造のものの先端部を互いに対向させることにより互いに係止され得るように構成したため、互いに隣設した仕切り部材は、それらの接続治具の先端部を対向させることで互いに係止されて連結され、仕切り部材の連結操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕切り用支柱部材の第一実施形態を示す斜視図であり、仕切り部材が支柱の収納溝から引き出された状態を示している。
【図2】本発明に係る仕切り用支柱部材の第一実施形態を示す斜視図であり、仕切り部材が支柱の収納溝に収納された状態を示している。
【図3】図2の仕切り用支柱部材の断面図であり、(イ)はA−A線断面図、(ロ)はB−B線断面図である。
【図4】本発明に係る仕切り用支柱部材の第二実施形態を示す斜視図であり、仕切り部材が支柱の収納溝から引き出された状態を示している。
【図5】本発明に係る仕切り用支柱部材の第二実施形態を示す斜視図であり、仕切り部材が支柱の収納溝に収納された状態を示している。
【図6】仕切り部材の支持構造の他の実施形態を示す断面図であり、(イ)は第三実施形態、(ロ)は第四実施形態をそれぞれ示している。
【図7】接続治具の第一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、接続治具としての知恵の輪同士が接続される直前の状態、(ロ)は、知恵の輪同士が接続された状態をそれぞれ示している。
【図8】接続治具の第二実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す側面図、(ロ)は、(イ)の各接続治具を若干斜めから見た斜視図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【図9】接続治具の第三実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す若干斜めから見た斜視図、(ロ)は、接続治具の正面図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【図10】接続治具の第四実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す若干斜めから見た斜視図、(ロ)は、接続治具の正面図、(ハ)は、接続治具同士が接続された状態を示す側面図である。
【図11】接続治具の第五実施形態を示す側面図であり、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態、(ロ)は、接続治具同士が接続された状態をそれぞれ示している。
【図12】接続治具の第六実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す側面視の断面図、(ロ)は、接続治具同士が互いに接続された状態を示す斜視図、(ハ)は、下部キャップ体の端面同士が互いに当接した状態を示す側面図である。
【図13】接続治具の第七実施形態を示す図であって、(イ)は、接続治具同士が接続される直前の状態を示す斜視図、(ロ)は、接続治具同士が互いに当接された状態の各接続フィンの位置関係を示す説明図、(ハ)は、接続治具同士が互いに係止された状態の各接続フィンの位置関係を示す説明図、(ニ)は、各接続治具が接続された状態を示す側面図である。
【図14】(イ)〜(ニ)は、従来の仕切り用支柱部材を例示する斜視図である。
【符号の説明】
10,10a 仕切り用支柱部材
20 台座
30,30a,30c,30d 支柱
31 収納溝 31a 収納溝
31b 螺子孔 31c 円弧縁部
32 収納室 33 フック金具
34 U字板 35 球体
36 係止金具 36a 直状部
36b U字部 37 抜止め金具
40 ロープ部材 40a 棒部材
41 ロープ本体 42 上部キャップ体
42a 係止片 42b 係止孔
43 下部キャップ体 43a 端面
43b 外キャップ 43c 内キャップ
43d フランジ 43e 環状突起
43f 挿通孔 44 棒本体
45 第一キャップ体 46 第二キャップ体
47 係止ロッド
47a 圧縮コイルスプリング
47b 係止突片 47c 係止凹部
50,50a,50b,50c 仕切り部材支持構造
51 キャップ部材 51a キャップ部材
52a 第一環状溝 52 頭部
53 円盤 53a 第二環状溝
54 雄螺子部 55 球体
56 小円盤 56a 支持軸
60,60a,60b,60c,60d,60f,60e 接続治具
61 知恵の輪 61a 輪
61b 隙間 62 突設ロッド
62c 円弧片 62b 球体
62d 隙間 63 球体
63a 首部 64a 円弧ガイド孔
64 円孔 65 磁石
65a 第一磁石 65b 第二磁石
66 係着テープ 66a 雌係着片
66b 雄係着片 67 接続フィン
67a ストッパー突片 67b フィン本体
67b′ 右フィン本体 67b″ 左フィン本体
68 外嵌溝 69 扇状隙間
400 仕切り部材 401 端留め部材
402 首部 F フロア

Claims (3)

  1. 起立状態で載置されて床面または地面上の空間を仕切る用途に供される仕切り用支柱部材であって、床面または地面に載置される台座と、この台座に立設された支柱と、この支柱に収納可能に取り付けられた仕切り部材とを備え
    上記支柱の周面には、上下方向に延びる収納溝が凹設され、
    上記収納溝内の上端部には、紐体または棒体によって形成された上記仕切り部材の上端部が取り付けられ、
    上記収納溝内の下端部には、上記収納溝に収納した上記仕切り部材の下端部を抜け止めする抜け止め具が設けられていることを特徴とする仕切り用支柱部材。
  2. 上記仕切り部材は、先端部に設けられた、他の仕切り部材と接続するための接続治具を有していることを特徴とする請求項1に記載の仕切り用支柱部材。
  3. 上記接続治具は、同一構造のものの先端部を互いに対向させることにより互いに係止され得るように構成されていることを特徴とする請求項2記載の仕切り用支柱部材。
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