JP4694621B2 - 端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス実行のための端末、方法、及びシステム - Google Patents

端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス実行のための端末、方法、及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、2つ以上のサービスを同時に行うためのコンビネーションサービスに関し、特に、端末の端末能力バージョン情報を利用してコンビネーションサービスを行う端末、方法、及びシステムに関する。
コンビネーションサービスは、第1ユーザと第2ユーザ間で2つ以上のサービスを同時に行うためのサービスである。また、コンビネーションサービスは、2人以上のユーザ間で第1ネットワークベースの第1サービス、第2ネットワークベースの第2サービス、及び第3ネットワークベースの第3サービスのうち少なくとも2つ以上のサービスを組み合わせ、前記組み合わせたサービスを同時に行うサービスである。
第1ユーザと第2ユーザ間でコンビネーションサービスを行うために、第1ユーザと第2ユーザは、相手にサポートできるサービスに関する情報をそれぞれ把握し、第1ユーザと第2ユーザ間で使用できるサービスをネゴシエートしなければならない。
以下、様々な種類のコンビネーションサービスのうち、コンビネーションサービスの一例として、CSI(Combination of a CS service and an IMS service)について説明する。
CSI(又は、CSIサービス)は、2以上のユーザ/端末間で、CS(Circuit Switched)サービスとIMS(IP Multimedia Subsystem)サービスを組み合わせ(結合し)、前記組み合わせたサービスを同時に行うサービスを意味する。前記CSIにおいて、IMSサービスのためのIMSセッションが第1ユーザ及び第2ユーザ間に予め設定されたCS呼に加えられるか、又は、CS呼が前記第1ユーザ及び第2ユーザ間に予め設定されたIMSセッションに加えられる。前記第1ユーザ及び第2ユーザ間に予め設定されたCS呼に加えられるIMSサービスは、IM(Instant messaging)、ビデオ共有、データ伝送などのIMSベースサービスのうち1つ以上を含む。CSIの一例として、移動端末Aのユーザと移動端末Bのユーザ間で移動電話通話(CSサービス)を行い、通話中に前記移動端末Aから前記移動端末Bにビデオクリップ又は写真を伝送する(IMSサービス)例がある。
図1は、従来の第1端末と第2端末間の一般的なコンビネーションサービス、例えば、CSIを提供するためのネットワーク構成を示す。図1に示すように、CSIのようなコンビネーションサービスを提供するための一般的なネットワークは、第1端末10と第2端末20間でCSIのためのCSサービスをサポートするための第1CSコアネットワーク31及び第2CSコアネットワーク32と、前記第1端末10と第2端末20間でCSIのためのIMSサービスをサポートするための第1IMSコアネットワーク41及び第2IMSコアネットワーク42と、前記第1IMSコアネットワーク41に接続されて前記第1端末10に関連するCSIのためのIMSセッションの特定機能(例えは、サービスベース課金機能)を行う第1アプリケーションサーバ(application server:AS)43と、前記第2IMSコアネットワーク42に接続されて前記CSIのためのIMSセッションの特定機能(例えば、前記サービスベース課金機能)を行う第2AS44と、前記第1端末10を前記第1CSコアネットワーク31と前記第1IMSコアネットワーク41(逆も同様)に接続するための第1無線アクセスネットワーク(x−radio access network:xRAN)30と、前記第2端末20を前記第2CSコアネットワーク32と前記第2IMSコアネットワーク42に(逆も同様)接続するための第2xRAN33とから構成される。
前記CSIなどを提供するための一般的なネットワークは、前記CSIのIMSセッションを設定するために前記第1xRAN30と前記第1IMSコアネットワーク41間に接続される第1PS(Packet Switched)コアネットワーク40と、前記CSIのIMSセッションを設定するために前記第2xRAN33と前記第2IMSコアネットワーク42間に接続される第2PSコアネットワーク45とをさらに含む。
前記第1CSコアネットワーク31及び第2CSコアネットワーク32は、それぞれ移動交換局(mobile switching center:MSC)、VLR(visiting location register)、及びHLR(home location register)をさらに含む。
以下、図1の一般的なネットワークの一般的なCSI提供方法について説明する。
第1端末10と第2端末20間のCS呼の場合、第1CSコアネットワーク31及び第2CSコアネットワーク32を介してデータ及び制御信号の交換が行われる。IMSセッションの場合、第1PSコアネットワーク40及び第1IMSコアネットワーク41を介して、また、第2IMSコアネットワーク42及び第2PSコアネットワーク45を介してデータ及び制御信号の交換が行われる。
前記第1端末10は、第1CSコアネットワーク31と第1PSコアネットワーク40に同時に接続するための機能を有し、前記第2端末20は、第2CSコアネットワーク32と第2PSコアネットワーク45に同時に接続するための機能を有する。
前記第1端末10と第2端末20間でCSIサービスを開始する前に、前記第1端末10及び第2端末20は、相手にサポートできるサービスに関する情報をそれぞれ取得するために、現在の無線環境情報及び端末能力情報を交換する。
端末の現在の無線環境情報は、CS呼設定後にユーザの行動を決定する上で重要な情報として用いられる。前記無線環境情報は、CS呼設定中にCSドメイン上で交換される。無線環境情報は、流動的であり、CS呼の設定時の環境によって異なるため、交換された無線環境情報はCS呼の存続期間中にのみ有効な情報として用いられる。前記無線環境情報は、端末がCSIのようにCS及びPSサービスを同時にサポートできるか否かを示す情報を含む。
端末能力情報は、端末の能力を識別する情報であり、相手と通信中であるユーザが相手の使用可能なサービスを呼び出すか否かを決定するための情報として用いられる。前記端末能力情報は、IMSドメイン上で交換される。
図2は、図1の一般的なネットワークにおいて第1端末10と第2端末20間で端末能力情報を交換するための一般的な方法を示す。
図2を参照すると、前記第1端末10は、前記第2端末20の能力情報を要求するために第1IMSコアネットワーク41及び第2IMSコアネットワーク42を介して前記第2端末20にSIP(Session Initiation Protocol) OPTIONSメッセージを送信する(S21)。前記第2端末20は、前記受信されたOPTIONSメッセージに含まれる前記第1端末10のアドレス情報を保存した後(S22)、前記SIP OPTIONSメッセージに対する応答として前記第1端末10に200 OKメッセージを送信する。前記200 OKメッセージは、前記第2端末20の端末能力情報を含む(S23)。
前記200 OKメッセージを受信した前記第1端末10は、前記200 OKメッセージに含まれる第2端末20の端末能力情報を保存する(S24)。
一方、前記第2端末20が前記第1端末10から前記OPTIONSメッセージを受信したが、前記第1端末10の端末能力情報を要求するためのOPTIONS(SIP OPTIONS)メッセージを前記第1端末10に送信しなかった場合、前記第2端末20は、前記第1端末10に前記OPTIONSメッセージを送信すると決定する(S25)。前記第2端末20から第1端末10の端末能力情報を要求するためのOPTIONSメッセージを受信すると、前記第1端末10は、前記受信されたOPTIONSメッセージに含まれる前記第2端末20のアドレス情報を保存する(S26及びS27)。その後、前記第1端末10は、前記受信されたOPTIONSメッセージに対する応答として200 OKメッセージを前記第2端末20に送信する(S28)。前記200 OKメッセージは、前記第1端末10の能力情報を含む。
前記第2端末20は、前記第1端末10から送信された200 OKメッセージに含まれる前記第1端末10の能力情報を保存する(S29)。
これにより、前記第1端末10と第2端末20間で交換された前記第1端末10の端末能力情報及び前記第2端末20の端末能力情報は、前記第1端末10と第2端末20間の次の通信時の迅速なサービス設定の提供及びネットワーク負荷の低減のために、前記第1端末10と第2端末20にそれぞれ保存される。
前述した従来の方法によると、特定端末が相手端末の端末能力情報を取得するためには、相手端末に前記相手端末の端末能力情報を要求するためのOPTIONSメッセージを送信し、相手端末から相手端末の端末能力情報を含む応答メッセージを受信する必要がある。このような方式によると、前記端末は、1回ずつ相手端末に(例えば、呼設定のための)OPTIONSメッセージを送信し、次回の使用のために、端末の受信された相手端末の端末能力情報を保存する。
従って、相手端末の能力情報(capability information, capabilities)が変更されない場合も、前記端末は、依然として前記相手端末に(例えば、呼設定のための)OPTIONSメッセージを1回ずつ送信して変更されていない相手端末の端末能力情報を受信する動作を行う。しかし、前記相手端末の能力情報は、変更されておらず、かつ以前のOPTIONS動作により既に保存されているので、不必要である。また、このような動作によりネットワークの負荷が増加する。
一方、一般に端末の実際の能力情報は動的に更新される。従来の前記端末能力情報(capabilities)が変更(更新)されるケースは次の通りである。
端末の実際の能力情報が前記端末内で変更される場合には3つのケースがある。すなわち、第1に、多様な装置(例えば、カメラなど)が前記端末に動的に着脱したケース、第2に、前記端末がIMSサービスに登録されたケース、第3に、前記端末がダウンロードサービスを利用して新しいコーデックをダウンロードすることにより端末の現在の能力情報を更新したケースである。
前記端末の実際の能力情報が変更された後、端末に関連するパワーオン/オフ、SIM交換(SIM swap off)、タイムアウトなどにより端末のキャッシュが共に更新されないと、前記端末のキャッシュに保存されている前記端末の能力情報は、端末の実際の能力情報を正確に反映できない。その後、相手端末が前記端末のキャッシュから前記保存された能力情報を受信するので、前記端末の実際の能力情報は、相手端末のキャッシュに保存されている前記端末の能力情報と一致しない。すなわち、動的な変化により、前記端末の実際の能力が相手端末に通知されない。
従って、相手端末が後で前記端末とCSIを使用しようとする場合、前記相手端末は、前記端末の能力情報が相手端末のキャッシュに保存されていることを確認した後、前記端末の能力情報を取得するためのOPTIONSメッセージ送信過程(例えば、OPTIONSプロセス)を行わずに、無線能力交換後に直ちにINVITEメッセージを前記端末に送信する。これにより、前記相手端末は、前記端末にPoCサービスを要求する。しかし、端末の能力が変更された場合(例えば、端末がPoCサービスを完壁に行うことができなくなった場合)、端末は、PoCサービスを登録解除するので、前記PoCサービス要求が失敗する。その結果、前記相手端末は、前記端末の能力情報を取得するためのOPTIONS過程を再実行しなければならない。従って、従来技術では、予め保存された端末能力情報を使用することができない。
また、現在の移動通信システムにおいて、1人の加入者は、多数の端末を所有することができ、1つのパブリックユーザID(identity)は、前記端末の複数のSIM(Subscriber identity module)で同時に使用できる。すなわち、1人の加入者は、他の端末とMSISDN(Mobile Station International Subscriber Directory Number)を共有して使用する。前記パブリックユーザIDのみを使用するキャッシュの場合、要求が受信されると、前記パブリックユーザIDを使用するため、相手の複数の端末のうちどの端末が前記要求を送信したのかを受信側端末は把握できない。従って、実際にその要求を送信した端末とコンビネーションサービス(例えば、CSI)を正常に行うことができない。
従って、本発明の目的は、各端末がその端末能力バージョンを送信することにより、端末能力情報交換手順を簡素化し、コンビネーションサービスの接続設定中のシグナリング手順を簡素化できる、端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービスを行うための端末又はユーザ装置(UE)、方法、及びシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は、各端末の端末能力情報が変更されるたびに、各端末がその端末能力バージョンを固有の値に維持し、コンビネーションサービスの接続設定中に前記端末能力バージョンを送信することにより、相手の端末能力情報が変更されたか否かを正確に判断でき、関連端末のキャッシュ内に一貫した情報を維持させることにより、キャッシュ使用効果を向上させる、端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービスを行うための端末/UE、方法、及びシステムを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、従来技術における限界及び問題に対処するCSサービス、SIPベースサービス(例えば、IMSサービスなど)、又はCSIサービスを提供する端末、システム、及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、一態様によると、2つ以上の端末間で同時に異なるサービスを行う方法において、コンビネーションサービス実行方法を提供する方法は、サービス接続要求時に端末能力バージョンを交換する段階と、受信された端末能力バージョンと保存された端末能力バージョンとを比較して端末能力情報交換手順及びサービス接続設定手順を選択的に行う段階とを含む。
本発明の他の態様によると、2つ以上の端末間で異なるサービスを同時に行うためのシステムにおいて、コンビネーションサービスの提供方法は、端末能力情報に基づいて端末能力バージョンを生成する段階と、サービス接続要求時に前記端末能力バージョンを送信する段階とを含む。
このような目的を達成するために、本発明の一態様によると、少なくとも1つの端末とコンビネーションサービスを行う装置において、端末は、少なくとも相手端末の端末能力バージョン及び端末能力情報を保存する保存ユニットと、前記サービスを接続するとき、プロセッサ自身の端末能力バージョンを前記相手端末に送信し、前記相手端末から受信した相手端末の端末能力バージョンと保存された相手端末の端末能力バージョンとを比較して端末能力情報交換手順及びサービス接続設定手順を選択的に行うプロセッサとを含む。
本発明の他の態様によると、2つ以上の端末間で第1サービス及び第2サービスを同時に行う方法において、コンビネーションサービス実行方法は、第1能力バージョンを前記第1サービスのための呼設定メッセージに含めて発信端末から受信(着信)端末に送信する段階と、前記発信端末が前記受信端末から第2能力バージョンを含む接続応答メッセージを受信する段階と、前記受信された第2能力バージョンが保存された前記受信端末の能力バージョンと一致すると確認された場合、前記発信端末が前記受信端末に前記第2サービスのためのセッション接続要求メッセージを送信する段階とを含む。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供できる端末を提供し、前記端末は、少なくともその端末能力情報に基づいて端末能力バージョンを生成し、少なくとも1つのターゲット端末に前記端末能力バージョンを送信するコントローラから構成され、前記端末能力バージョンにより前記端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供できる端末を提供し、前記端末は、IMセッション設定中に又はCS呼設定中に、少なくとも1つのターゲット端末に前記端末の端末能力バージョンを送信し、前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信するコントローラから構成され、前記端末能力バージョンにより該当端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供できる端末を提供し、前記端末は、少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信し、前記受信された端末能力バージョンと予め保存された前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンとを比較し、前記比較結果によって、前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求するか否かを決定するコントローラから構成され、前記端末能力バージョンにより前記少なくとも1つのターゲット端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供できるシステムを提供し、前記システムは、サービス設定中にそれらの端末能力バージョンを交換する第1端末と第2端末から構成され、各端末能力バージョンにより該当端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、端末が少なくとも前記端末の端末能力情報に基づいて端末能力バージョンを生成する段階と、前記端末が少なくとも1つのターゲット端末に前記生成された端末能力バージョンを送信する段階とから構成され、前記端末能力バージョンにより前記端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、端末がIMセッション設定中に又はCS呼設定中に少なくとも1つのターゲット端末に前記端末の端末能力バージョンを送信する段階と、前記端末が前記IMセッション設定中に又はCS呼設定中に前記少なくとも1つのターゲット端末から前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信する段階とから構成され、前記端末能力バージョンにより該当端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションのCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、端末が少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信する段階と、前記端末が前記受信された端末能力バージョンと予め保存された前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンとを比較する段階と、前記端末が前記比較結果によって前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求するか否かを決定する段階とから構成され、前記端末能力バージョンにより前記少なくとも1つのターゲット端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、第1端末及び第2端末がサービス設定中に前記第1端末の端末能力バージョンと前記第2端末の端末能力バージョンを交換する段階から構成され、前記各端末能力バージョンにより該当端末の能力のバージョンが識別される。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、以前のCSIサービス中に第2端末のパブリックユーザID、前記第2端末の端末能力情報、及び前記第2端末の能力のバージョンを識別する前記第2端末の端末能力バージョンを第1端末に保存する過程と、以前のCSIサービス中に前記第1端末のパブリックユーザID、前記第1端末の端末能力情報、及び前記第1端末の能力のバージョンを識別する前記第1端末の端末能力バージョンを前記第2端末に保存する過程と、前記第1端末の能力情報が動的に変更される場合、前記第1端末の端末能力情報を更新する過程と、前記第1端末が少なくとも第1端末の更新された端末能力情報に基づいて第1端末の新しい端末能力バージョンを生成する過程と、前記第1端末がIMSセッション設定のためのINVITEメッセージに第1端末の新しい端末能力バージョンを含めて前記第2端末に送信する過程と、前記第2端末が前記受信された第1端末の端末能力バージョンと保存された第1端末の端末能力バージョンとを比較する過程と、前記第2端末が前記比較結果によって端末能力情報要求手順を選択的に行う過程とからなる。
さらに他の態様によると、本発明は、CSサービス、SIPベースサービス、又は前記CSサービスとIP MISとのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法を提供し、前記方法は、以前のCSIサービス中に第2端末のパブリックユーザID、前記第2端末の端末能力情報、及び前記第2端末の能力のバージョンを識別する前記第2端末の端末能力バージョンを第1端末に保存する過程と、以前のCSIサービス中に前記第1端末のパブリックユーザID、前記第1端末の端末能力情報、及び前記第1端末の能力のバージョンを識別する前記第1端末の端末能力バージョンを前記第2端末に保存する過程と、前記第1端末の能力情報が動的に変更される場合、前記第1端末の端末能力情報を更新する過程と、前記第1端末が少なくとも第1端末の更新された端末能力情報に基づいて第1端末の新しい端末能力バージョンを生成する過程と、前記第1端末が現在のCSIサービスのCS呼設定のために呼設定メッセージを前記第2端末に送信する過程と、前記第2端末が前記呼設定メッセージに対する応答として前記第2端末の現在の端末能力バージョンを含む呼接続メッセージを前記第1端末に送信する過程と、前記第1端末が前記受信された呼接続メッセージに含まれる前記第2端末の端末能力バージョンと前記保存された第2端末の端末能力バージョンとを比較した結果に基づいて端末能力情報要求手順を選択的に行う過程と、前記第1端末がINVITEメッセージに前記INVITEメッセージ及び/又は前記送信された呼設定メッセージに含まれる前記第1端末の新しい端末能力バージョンを含めて第2端末に送信する過程と、前記第1端末が前記受信された呼接続メッセージ及び/又はINVITEメッセージに含まれる前記第1端末の端末能力バージョンと前記保存された第1端末の端末能力バージョンとを比較した結果に基づいて端末能力情報要求手順を選択的に行う過程とからなる。
本発明の他の目的、特徴、態様、及び利点は、添付図面及び以下の詳細な説明から明白になる。
本発明では、各端末の端末能力情報が変更される度に、更新された端末能力情報に該当する固有の端末能力バージョンを生成して維持し、前記端末能力バージョンを含むサービス接続設定メッセージを送信する。従って、発信側端末と受信(着信)側端末は、それぞれ保存された相手端末の端末能力情報と受信された相手端末の端末能力情報とを比較して相手端末の端末能力情報が変更されたか否かを効果的に判断できる。
また、本発明では、前記受信された相手端末の端末能力バージョンに基づいて端末能力情報の変更が確認された場合、1つの端末は、端末能力情報が変更された相手端末に変更された端末能力情報を要求して前記要求された情報を受信し、前記1つの端末のローカル保存ユニットに一貫した情報を維持させることができ、端末能力情報交換手順のために行われるシグナリング過程を減らすことができる。
また、本発明では、他方の端末の端末能力情報が変更されたか否かを確認し、前記確認結果によって端末能力情報交換手順及びサービス接続設定手順の一方を選択的に行うことにより、サービス接続設定のためのシグナリングを単純化できる。
本発明では、1人のユーザが同一のパブリックユーザIDを使用する多数の端末を所有し、受信側端末の呼転送機能(call forward function)を登録している場合も、発信側端末及び受信側端末がそれぞれ相手端末の端末能力情報が変更されたか否かを確認できるので、端末保存ユニットに保存された不正確な又は古い情報の使用及び依存を低減させる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明の好ましい実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供のための端末、方法、及びシステムについて、添付図面を参照して説明する。
本発明の記述において、端末の「能力バージョン」(又は、端末能力バージョン)という用語は、前記端末の能力(能力情報)のバージョンを識別する識別情報を意味する。例えば、端末能力バージョンは、端末が持つ能力の現在のバージョン(セット)を識別する固有の値である。
本発明において、少なくとも端末の現在の能力情報は、固有の端末能力バージョンを生成するために用いられる。少なくとも2つの端末間にコンビネーションサービス接続を設定すると、前記端末は、SIPシグナリングメッセージを使用して他方の端末に前記端末の能力バージョンを送信するか、呼設定中に現在の無線能力環境情報を送信するときに前記他方の端末に前記端末の能力バージョンを送信することができる。
これにより、第1端末は、予め保存された第2端末の能力バージョンと現在受信された第2端末の能力バージョンとを比較し、前記第2端末の端末能力情報が更新されたか否かを判断することにより、端末能力情報交換手順及びサービス接続設定手順を選択的に行う。例えば、能力バージョンの比較の結果、前記第2端末の端末能力情報が変更された場合、前記第1端末が前記第2端末から前記第2端末の更新された端末能力情報を取得するために端末能力情報要求/交換手順を行う。その結果、第1端末は、前記第1端末が前記第2端末の端末能力情報が変更/更新されたと判断した場合にのみ、前記第2端末の端末能力情報を要求する。
以下、本発明による各端末の端末能力情報を説明する。前記端末能力情報(例えば、能力セット又は複数の能力のセット)は、次のアイテムのうち少なくとも1つを含む。
*スクリーン能力(Screen capabilities)、色相(Colours)、解像度(resolution)、サイズなど
*メモリ/保存容量(Memory/storage capacity)(ビデオ/音楽/電子メール添付などのダウンロードのための)
*ビデオ及び静止画像のストリーム/ダウンロード能力(Capability to stream / download video and still images)
*コーデックタイプ(Codec types)(EFR、AMR、MPEG4、H.264、MP3など)
*デバイスソフトウェア/ファームウエア配布/バージョン(Device software/firmware release/version)
*日程表保存能力(Calendar storage capacity)
*連絡先保存能力(Contacts storage capacity)
*メモ保存能力(Notes storage capacity)
*デバイス(端末)の運営システム(Operating System of devices(terminals))
*ブラウザタイプ(Browser types)(WAP 1.2/2.0、HTMLなど)
*MExE(Mobile Execution Environment)階級値(classmark)
*USIMアプリケーションツールキット能力(Application Toolkit capabilities)(配布/バージョン)
*データ伝送速度能力(Data rate capability)
*SIP呼制御プロトコル(SIP call control protocol)
*サポートされる同時PDPコンテキストの数(Number of simultaneous PDP contexts supported)
*サポートされるAPNの数(Number of APN’s supported)
本発明において、このような端末の端末能力情報は、単独で又は他の多様な情報と共に固有の端末能力バージョンを生成するために用いられる。例えば、端末は、前記端末能力バージョンを生成するためにその端末能力情報のみを利用できる。他の例では、前記端末は、固有の端末能力バージョンを生成するために、その端末能力情報、端末に関連するプライベートユーザID、及び端末に関連するパブリックユーザIDを利用できる。従って、1人のユーザが複数の端末を利用し、前記複数の端末が同一のパブリックユーザIDを使用する場合、各端末の該当端末能力バージョンに基づいて同一のパブリックユーザIDを利用して各端末の端末能力情報を正確に区別できる。さらに他の例では、前記端末は、前記固有の端末能力バージョンを生成するために、その端末能力情報及び端末に関連するパブリックユーザIDを利用できる。
本発明によれば、少なくとも前記端末能力情報に基づいて固有の端末能力バージョンを生成するために、前記端末は、ハッシュ関数を使用するか、他の方法を使用することができる。
また、前記端末能力バージョンは、前記端末能力情報(例えば、能力セット)に応じて1バイト(又は、他のデータサイズ)の固有の値を有することができる。前記端末能力バージョンは、1バイトの値を有するとき、256個の端末能力情報の表現が可能になる。表現可能な端末能力バージョンの数は、アプリケーションプログラムの特性に応じて拡張又は減少できる。
前記端末能力バージョンの固有の値は、ビット形式又は桁形式で表現できる。前記端末能力バージョンは、UCV−XX(UE capability version−X)形式の固有の値を有することもできる。ここで、前記「XX」は、表1に示すように、2桁16進数である。前記「XX」は、「00」から16進数「FF」までの範囲に属する値を有する。前記UVC−XX形式を有する端末能力バージョンは、端末能力情報に基づいてCUV(CSI user agent)により生成される。前記16進数「XX」は、端末(例えば、UE)能力バージョン情報エレメントでコーディングされる。
Figure 0004694621
各端末(UE)は、端末に関連する保存ユニットに少なくともその端末能力情報に応じて端末固有の端末能力バージョンを保存し、他方の端末の端末能力バージョンも保存する。図3は、本発明による端末能力バージョンを保存する保存ユニットを備えた端末100又は200を示す。前記保存ユニットは、メモリもしくはキャッシュ160、又はUSIM(Universal Subscriber Identity)170でもよい。前記端末の内蔵保存ユニット及び/又は外付け/着脱保存ユニットは、全て他方の端末の能力バージョンだけでなく前記端末の現在の能力バージョンを保存することができる。各端末は、コントローラ/プロセッサ150、及びユーザ入力部、ディスプレイ部、オーディオ部、ネットワークインターフェースなどの従来の端末における公知の他の構成要素も含むことができる。
一方、各端末の端末能力情報は、動的に更新される。例えば、多様な装置(例えば、カメラなど)が動的に前記端末に取り付けられたか、前記端末から取り外されたとき、前記端末がIP IMS装置に登録されたか、その装置から登録が解除されたとき、又は、前記端末が新しいコーデックをダウンロードするためにダウンロードサービスを利用するとき、前記端末の端末能力情報は更新される。本発明は、端末が端末の能力(能力情報)を変更/更新するいずれの状況もカバーできる。このような全ての状況において、前記端末は、その端末能力情報が更新(変更)される度に固有の端末能力バージョンを生成し、前記生成された新しい端末能力バージョンは端末の現在の端末能力バージョンとして端末の保存ユニットに保存される。
図4は、本発明による少なくとも現在の端末能力情報に基づいて固有の端末能力バージョンを生成する方法の他の例を示す図である。この方法は、端末(例えば、図3及び図5〜図7に示す端末100、200)により実行できる。
図4に示すように、各端末の固有の端末能力バージョンを生成するためには、公知のハッシュ関数を使用することができる。ハッシュ関数を使用する場合、端末は、更新された端末能力情報のみをハッシュ関数に入力して固有の端末能力バージョンを生成する。他の例では、端末は、前記更新された端末能力情報と共にプライベートユーザID及び/又はパブリックユーザIDをハッシュ関数に入力して固有の端末能力バージョンを生成できる。例えば、次の(a)又は(b)によりハッシュ又は他の暗号化関数を利用して固有の端末能力バージョンを生成できる。(a)端末の端末能力情報、端末に関連するパブリックユーザID、及び端末に関連するプライベートユーザID、又は(b)端末の端末能力情報及び端末に関連するパブリックユーザID。
図4の例1において、端末の現在の端末能力情報(すなわち、第1端末能力情報)が256カラーと640×486の解像度を有するスクリーン能力、256MBのメモリと、EFR(Enhanced Full Rate)、AMR(Adaptive Multi−Rate)、MPEG4(Motion Picture Experts Group 4)、H.264を含むコーデックタイプ、及びWAP1.2ブラウザタイプを含む能力セット(capability set)である場合、前記端末は、前記第1端末能力情報をハッシュ関数に入力して固有の値を有する第1端末能力バージョンを生成する。図4に示すように、前記第1端末能力バージョンは、例えば「0100 1000」である。
図4の例2において、カメラが前記端末に取り付けられて端末の能力が変更された場合、前記端末は、カメラ機能が追加された現在の端末能力情報(すなわち、第2端末能力情報)をハッシュ関数に入力して固有の値を有する第2端末能力バージョンを生成する。ここで、前記生成された第2端末能力バージョンは、例えば、「1011 1001」である。
図4の例3において、端末のブラウザタイプがWAP2.0に更新された場合、前記端末は、ブラウザタイプが更新された現在の端末能力情報(すなわち、第3端末能力情報)を利用して固有の値を有する第3端末能力バージョンを生成する。前記第3端末能力バージョンは、例えば「0101 1000」である。
前述したように、前記端末の端末能力情報が動的に変更された場合、前記端末は、少なくとも前記変更された端末能力情報に基づいてその端末能力バージョンが新しい固有の値を有するように変更する。従って、前記端末の端末能力バージョンが変更されたか否かによって、前記端末の端末能力情報が変更されたか否かを容易に確認できる。
本発明において、SIPシグナリングメッセージ(例えば、OPTIONSメッセージ、INVITEメッセージなど)を利用した端末の端末能力情報の交換時、又は、呼設定(例えば、呼設定メッセージ)中の現在の無線能力環境情報の交換時、各端末は、その端末能力バージョンを他方の端末に送信する。前記他方の端末の端末能力バージョンは、交換された端末能力情報及び該当端末に関連するパブリックユーザIDと共に各端末に保存される。
その後、CSIを含むコンビネーションサービスのためのサービス接続の設定時(これに限定されない)、比較の結果、端末Aに保存されている端末Bの端末能力バージョン値が前記端末Aが現在受信した端末Bの端末能力バージョン値と異なる場合、前記端末Aは、前記保存された端末Bの端末能力バージョンを更新する必要があることを端末Bに通知し、また、端末Bの現在の能力情報を要求する。端末Aの保存ユニット(例えば、SIM又はUSIM)が交替されたか、端末Bの端末能力情報が動的に変更されたケースなどに、前記端末Aに保存されている前記端末Bの端末能力バージョン値は、前記端末Aが現在受信した端末Bの端末能力情報と異なる可能性がある。
これに対して、端末能力情報を保存する端末の保存ユニットの一貫性を維持する方法として、本発明は、端末の端末能力情報が動的に変更された場合、前記変更された内容がLBSのような方法により前記端末の保存ユニットに保存されているパブリックユーザIDと共に他方の端末に送信される方法を提供する。
図5は、本発明の第1実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス実行方法を示す。図5の方法は、前述したように、固有の端末能力バージョンを生成する方法を含む。図5の方法は、図1及び図3のシステム及び装置、又は他の類似したもしくは適した装置/システムで実現できる。端末100又は200が行う過程は、前記端末100又は200のコントローラ150により実行及び/又は制御できる。
図5に示すように、少なくとも第1サービス及び第2サービスを含むコンビネーションサービスを行うために、端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス実行のためのシステムは、第1サービスのための接続実行時、互いに端末能力バージョンを交換する第1端末100及び第2端末200を含む。各端末は、受信された他方の端末の端末能力バージョンと保存された前記他方の端末の端末能力バージョンとを比較し、2つの端末能力バージョンが一致しない場合、前記端末に更新された端末能力情報を要求して受信する。
前記システムは、前記第1端末100及び第2端末200に前記第1サービスを提供するための第1サービスネットワークと、前記第1端末100及び第2端末200に前記第2サービスを提供するための第2サービスネットワークをさらに含む。前記第1サービスがIMSサービスのようなSIPベースサービスである場合、前記第1サービスネットワークは、前記第1端末100に前記IMSサービスを提供する第1IMSコアネットワーク410と、前記第2端末200に前記IMSサービスを提供する第2IMSコアネットワーク420とを含む。前記第2サービスがCSサービスである場合、前記第2サービスネットワークは、前記第1端末100に前記CSサービスを提供する第1CSコアネットワーク(例えば、図1の31)と、前記第2端末200に前記CSサービスを提供する第2コアネットワーク(例えば、図1の32)とを含む。前記システムは、第1PSコアネットワーク及び第2PSコアネットワーク、第1xRAN及び第2xRAN、第1AS及び第2ASなどの他の構成要素も含む。前記システムの全ての構成要素は、互いに効率的に結合及び/又は構成されている。
各端末100、200の保存ユニット160、170は、前記各端末の端末能力バージョン及び端末能力情報、他方の端末の端末能力バージョン及び端末能力情報(例えば、他方の端末との以前のサービス接続により取得したもの)、前記各端末のパブリックユーザID、並びに相手のパブリックユーザIDを保存する。各端末100、200のコントローラ/プロセッサ150は、前記第1サービスのために接続するとき、相手/相手端末に前記各端末の端末能力バージョンを送信し、前記相手から受信した相手の端末能力バージョンと前記各端末の保存ユニットに保存されている前記相手の端末能力バージョンとを比較し、前記比較結果によって、端末能力交換手順及びサービス接続設定手順を選択的に行う。
図5を参照して、本発明の第1実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス実行方法について説明する。図5は、IMSセッションが先に設定された後、コンビネーションサービス接続、すなわち、CSI接続を設定するときにCS呼が設定される方法の例を示す。この方法は、IMSセッションだけを設定するとき、すなわち、IMSセッションが設定された後にいずれのCS呼も設定されない場合も適用できる。
図5に示すように、第1端末100及び第2端末200は、コンビネーションサービス(例えば、現在のCSIサービス接続)を利用して互いに端末能力情報を交換した後、前記交換された端末能力情報を、例えば、それぞれの端末のキャッシュに保存する。前記第1端末100及び第2端末200は、それぞれの端末の保存ユニットに少なくとも(他方の端末に関連する)相手のパブリックユーザID、前記他方の端末の端末能力バージョン、及び前記他方の端末の端末能力情報を保存する(S51)。各端末の端末能力バージョンは、前述したように、少なくとも前記端末の能力情報に基づいて計算される。前記端末能力情報は、例えば、サポートできるコーデック、ファイル形式などを含む。また、前記第1端末100及び第2端末200は、それぞれそのパブリックユーザID、その端末能力バージョン(値)、その端末能力情報などを保存する。一例として、段階S51で、前記第1端末及び第2端末の現在の能力バージョンは、V.0.12及びV.3.3である。
前記第1端末100及び第2端末200は、CSIサービスのための現在のセッション/接続を利用してデータ交換及び音声交換を行う。その後、前記第1端末100と第2端末200間の現在のCSIセッション/接続は解除される(S52)。ここで、前記第1端末100は、前記第2端末200のパブリックユーザID、前記第2端末200の端末能力バージョン、及び前記第2端末200の端末能力情報を保存でき、全ての前記情報は、CSI設定手順中に交換されたものである。前記第1端末100は、第1端末100の端末能力バージョンも保存する。前記第2端末200は、同一方法を利用して前記第1端末100の端末能力情報に関連する情報を保存できる。前記第1端末100に保存されている情報は、前記第1端末100が後で前記第2端末200と他のCSIサービスを行うときに用いられる。
その後、各端末の端末能力情報、例えば、前記第1端末100の端末能力情報は、様々な理由によって変更される。例えば、IMSサービス(例えば、PoC(Push−to−talk Over Cellular)、IM、ブロードキャスティングなど)が登録されたか、登録が解除された場合、マルチメディア装置(例えば、カメラなど)が前記第1端末100に動的に取り付けられたか、前記第1端末100から取り外された場合、新しいコーデックやサポートできるファイル形式を修正するためにダウンロードサービスを使用した場合、又は、MMS(Multimedia Message Service)のバージョンが更新された場合に、前記第1端末100の端末能力情報が変更される(S53)。
前記第1端末100の端末能力情報が変更されると、前記第1端末100は、例えば、少なくとも第1端末100の更新された端末能力情報に基づいてその端末能力バージョンを変更する(S54)。その結果、前記第1端末100の現在の端末能力バージョンが前記第2端末200に保存されている第1端末100の端末能力バージョンと一致しなくなる。例えば、前記第1端末100の端末能力バージョンが前記第1端末100の端末能力情報の変更によりV.0.12からV.1.12に変更されたので、前記第1端末100の現在の端末能力バージョンは、前記第2端末200に保存されている前記第1端末100の端末能力バージョン(すなわち、V.0.12)とは一致しなくなる(S55)。
その後、前記第1端末100が前記第2端末200とCSIサービスを行おうとする場合、前記第1端末100は、IMSサービスのためのセッション接続を試みる。ここで、前記第1端末100は、第1端末100が予め前記第2端末200に関する情報を保存していると確認した後、端末能力情報を交換せずにINVITEメッセージを送信して直ちにIMSセッション設定を行う。前記INVITEメッセージは、前記第1端末100の現在の端末能力バージョン(すなわち、V.1.12)を含む。前記第1端末100は、第1端末100が保存している第2端末200の情報を参照して前記INVITEメッセージを生成した後、前記生成されたINVITEメッセージを前記第2端末200に送信する。前記第1端末100に保存されている第2端末200の情報は、少なくとも前記第2端末200のパブリックユーザID及び端末能力情報を含む。
前記INVITEメッセージは、第1IMSコアネットワーク410及び第2 IMSコアネットワーク420を介して前記第1端末100から前記第2端末200に送信される(S56)。
前記第2端末200は、前記受信されたINVITEメッセージに含まれている前記第1端末100の端末能力バージョンを取得する。前記第2端末200は、前記受信された第1端末100の端末能力バージョン(例えば、V.1.12)と第2端末200が保存している前記第1端末100の端末能力バージョン(例えば、V.0.12)とを比較する。前記第2端末200は、前記比較結果によって、端末能力情報交換手順及びIMSセッション接続要求に対する応答送信手順のうち1つを選択して行う(S57)。
例えば、前記受信された第1端末100の端末能力バージョンが予め保存された第1端末100の端末能力バージョンと一致する場合、前記第2端末200は、前記第1端末の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスを行った後に変更されなかったと判断し、前記INVITEメッセージに対する応答として200 OKメッセージを送信する。しかし、前記受信された第1端末100の端末能力バージョンが予め保存された第1端末100の端末能力バージョンと一致しない場合、前記第2端末200は、前記第1端末100の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスを行った後に変更されたと判断し、前記第1端末100の現在の端末能力バージョンを取得するための端末能力情報交換手順を行う。すなわち、前記第2端末200は、前記第1端末100にOPTIONS要求メッセージ(SIPメッセージ)を送信して前記第1端末100の変更された端末能力情報を要求する。前記OPTIONS要求メッセージは、前記第2端末200の現在の端末能力バージョンを含む。前記OPTIONS要求メッセージは、前記第1IMSコアネットワーク410及び第2IMSコアネットワーク420を介して前記第2端末200から前記第1端末100に送信される(S58)。
前記OPTIONS要求メッセージを受信した前記第1端末100は、前記第2端末200に第1端末100の端末能力情報を送信する。前記第2端末200は、前記新しく変更された第1端末100の端末能力情報を保存する。これにより、それぞれ前記第1端末100及び第2端末200は、他方の端末の現在の端末能力情報及び現在の端末能力バージョンを取得して保存する。
その後、必要な場合、前記第1端末100と第2端末200は、第1CSコアネットワーク及び第2CSコアネットワークを介してCS呼設定手順を行ってCSIサービスを行うことができる。前記CSIサービスのためのCS呼設定手順は公知である。
従って、端末の端末能力情報が変更される度に、前記端末能力バージョンは、固有の値に維持でき、1つ以上の相手に送信できる。これにより、各端末の端末能力情報が変更されたか否かを判断でき、前記判断によって、前記端末能力情報が変更された場合は、その変更された端末能力情報を要求できるので、各端末の保存ユニットを安定して使用できる。従って、本発明は、CSIのようなコンビネーションサービスのために端末能力情報を交換する効果的かつ効率的なシステム及び方法を提供する。
図6は、本発明の第2実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供方法を示す図である。図6の方法は、前述したように、固有の端末能力バージョンを生成する方法を含む。図6の方法は、図1及び図3のシステム及び装置、又は他の類似したもしくは適した装置/システムで実現できる。端末100又は200が行う過程は、前記端末100又は200のコントローラ150により実行及び/又は制御できる。
図6に示すように、本発明による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービスを行うためのシステムは、第1端末100及び第2端末200と、第1IMSコアネットワーク410及び第2IMSコアネットワーク420と、第1CSコアネットワーク310及び第2CSコアネットワーク320とを含む。図6は、コンビネーションサービスがCSIサービスである場合、CS呼を先に設定した後、IMSセッションを設定するコンビネーションサービスを行う方法を示す。
段階S61は、図5のS52及びS52で利用された方法と同一方法で実行される。前記第1端末100と前記第2端末200間でCSIサービスが完了すると、各端末のパブリックユーザID、端末能力情報、及び端末能力バージョンは、前記第1端末100と前記第2端末200の相手端末に保存される(S61)。すなわち、段階S61は、図5のS51及びS52と同一又は類似する。
一例として、前記第1端末100に次のような情報が保存されていると仮定する。
第2端末;bobs@lge.com;text−audio−video−mpeg−typeofcodec−etc;v.3.3
ここで、前記第2端末200のパブリックユーザID、例えば、URIは、bobs@lge.comであり、前記第2端末200のサポート可能な端末能力情報は、text、audio、video、mpeg、及び多様なコーデックであり、前記第2端末200の現在の端末能力バージョンはV.3.3である。
その後、それぞれの前記第1端末100及び第2端末200は、IMSサービスの登録及び登録解除の場合、又は、マルチメディア装置の取り付け及び取り外しの場合、動的にそれらの端末能力情報を変更できる。一例として、前記第1端末100の端末能力情報が変更された場合について説明する。
前記第1端末100の端末能力情報が変更されると、前記第1端末100は、少なくとも前記変更された端末能力情報を利用して(パブリックユーザID及び/又はプライベートユーザIDのような追加情報を共に利用しても利用しなくてもよい)固有の値を有する新しい端末能力バージョンを生成する(S62及びS63)。一例として、前記第1端末100の以前の端末能力バージョンはV.0.12であったが、前記新しく生成(変更)された端末能力バージョンはV.1.12である。
その後、前記第端末100が先にCS呼を設定して前記第2端末200とCSIサービスを行おうとする場合、前記第1端末100は、CS呼設定メッセージ(例えば、SETUPメッセージ)を前記第2端末200に送信する(S64)。前記CS呼設定メッセージは、少なくとも前記第1端末100の端末能力バージョンを含む。例えば、V.1.12の前記第1端末の現在の端末能力バージョン(値)が前記呼設定メッセージに含まれる。前記呼設定メッセージは、前記第1CSコアネットワーク310及び第2CSコアネットワーク320を介して前記第1端末100から前記第2端末200に送信される。
前記第2端末200は、前記呼設定メッセージに対する応答として前記第1端末100に接続メッセージ(CONNECT)を送信する(S65)。前記接続メッセージ(CONNECT)は、少なくとも前記第2端末200の端末能力バージョン(例えば、V.3.3)を含む。前記接続メッセージ(CONNECT)は、前記第1コアネットワーク310及び第2コアネットワーク320を介して前記第2端末から前記第1端末100に送信される。
前記CS呼設定が完了した後、CSIサービスのためのIMSセッションを設定するために、前記第1端末100は、予め保存された前記第2端末200の端末能力バージョン(例えば、V.3.3)とCS呼設定時に受信した第2端末200の端末能力バージョン(例えば、V.3.3)とを比較する(S66)。前記比較結果によって、前記第1端末100は、端末能力情報交換手順を選択して行うか、またはIMSセッション設定手順を直ちに行う。
例えば、段階S66で、予め保存された第2端末200の端末能力バージョンが前記受信された第2端末200の端末能力バージョンと一致しないと、前記第1端末100は、前記第2端末200の端末能力情報が以前のCSIサービスが行われたときに変更されたと判断する。これにより、前記第1端末は、端末能力情報交換/送信手順を行う。ここで、前記第1端末100は、前記第2端末200に前記第2端末200の変更された端末能力情報を要求して受信するために、SIPのOPTIONS要求メッセージを送信する(図6には示していないが、図2のOPTIONS手順と類似している)。
しかし、段階S66で、予め保存された第2端末200の端末能力バージョンが前記受信された第2端末200の端末能力バージョンと一致すると、前記第1端末100は、前記第2端末200の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスを行うときの第2端末200の端末能力情報と一致していると判断する。すなわち、前記第2端末200の端末能力情報には変更がない。従って、前記第1端末100は、前記第2端末200の端末能力情報交換のためにOPTIONS要求メッセージを送信することなく、代りに、前記第2端末200とのIMSセッション設定を要求するためにINVITEメッセージを送信する(S67)。ここで、前記INVITEメッセージは、少なくとも前記第1端末100の端末能力バージョンを含むことができる。ここで、前記第1端末100の端末能力バージョンは、例えばV.1.12である。前記INVITEメッセージは、前記第1IMSコアネットワーク410及び第2IMSコアネットワーク420を介して前記第2端末200に送信される。
前記第2端末200は、前記INVITEメッセージを利用して受信された前記第1端末100の端末能力バージョンと以前に予め保存された前記第1端末100の端末能力情報とを比較する(S68)。前記比較結果によって、前記第2端末200は、端末能力情報交換手順及びIMSセッション接続手順の1つを選択して行う。例えば、前記第2端末200は、前記第1端末100に、前記第1端末100の端末能力情報要求を送信するか、前記IMSセッション接続要求に対する応答を送信する。
すなわち、段階S68で、前記受信された第1端末100の端末能力バージョンが前記保存された第1端末100の端末能力バージョンと一致すると、前記第2端末200は、前記第1端末100の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスからの端末能力情報と一致すると判断し、前記INVITEメッセージに対する応答として前記第1端末100に200 OKメッセージを送信する(図6には示していないが、図2の図示と類似している)。
しかし、段階S68で、前記受信された第1端末100の端末能力バージョンが前記保存された第1端末100の端末能力バージョンと一致しないと、例えば、前記受信された端末能力バージョンはV.1.12であり、保存された端末能力バージョンはV.0.12である場合、前記第2端末200は、前記第1端末100の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスからの端末能力情報と異なると判断する。つまり、前記第2端末200は、前記第1端末100の端末能力情報が変更されたと判断する。これにより、前記第2端末200は、前記第1端末100にOPTIONS要求メッセージを送信して前記変更された第1端末100の端末能力情報を要求する(S69)。前記OPTIONS要求メッセージは、前記第2端末200の端末能力バージョンを含む。
前記OPTIONS要求メッセージを受信した前記第1端末100がOPTIONS応答メッセージを利用して前記第2端末200に第1端末100の変更された端末能力情報を送信することにより、前記第2端末200はCSIサービスのために前記第1端末100の現在の端末能力情報を取得できる。
これにより、前記第2端末200は、前記変更された第1端末100の端末能力情報に対応する第1端末100の能力バージョンだけでなく前記変更された第1端末100の端末能力情報をも保存する。従って、本発明は、前記第1端末100の現在の端末能力情報と第2端末200に保存されている第1端末100の端末能力情報間の一貫性を維持できる。
その後、公知のIMSセッション設定手順により前記第1端末100と第2端末200間にIMSセッションが設定されて実際のデータ(メディア)が交換される(S70)。
段階S64で、前記第2端末200へのCS呼設定メッセージが前記第1端末100の端末能力バージョンを含む場合、前記第2端末200は、前記受信された能力バージョンと保存されている第1端末100の能力バージョンとを比較し、能力情報交換手順を行うか(前記バージョンが相異なる場合)、IMSセッション設定手順を直ちに行う(前記バージョンが一致する場合)。
従って、それぞれの前記第1端末100及び第2端末200は、少なくとも相手端末の現在の端末能力情報に基づいて生成された相手端末の固有の端末能力バージョンを利用する。これにより、前記受信された端末能力情報と予め保存された端末能力情報が一致しない問題を防止でき、また、コンビネーションサービス接続のためのシグナリング手順を単純化できる。また、前記端末能力情報交換/送信手順が前記受信された能力バージョン値が該当端末の予め保存された能力バージョンと異なる場合にのみ行われるので、ネットワーク負荷を減らすことができ、CSIサービス手順を効果的かつ効率的に行うことができる。
また、1人のユーザは、一般的に多数の端末を所有しており、前記端末は、同一のパブリックユーザIDを使用する。ここで、一般的なコンビネーションサービスシステムにおいて、各端末は、前記パブリックユーザIDに基づいて端末能力情報を保存するため、前記同一のパブリックユーザID(例えば、URI)を使用する多数の端末のそれぞれの端末能力情報を区別できないので、端末能力情報が一致しない問題が発生する。しかし、本発明は、例えば、ハッシュ関数やその他の暗号化/復号化関数を利用することにより、少なくとも端末のパブリックユーザID、端末のプライベートユーザID、及び端末の端末能力情報に基づいて、又は、少なくとも前記パブリックユーザID及び端末の端末能力情報に基づいて、固有の端末能力バージョンを生成できる。従って、1人のユーザが多数の端末を所有しており、全ての端末に対して同一のURIを使用する場合も、各端末の端末能力情報に基づいて固有の値を有する相異なる端末能力バージョンを生成できる。
従って、本発明によって、各端末は、端末の現在の端末能力情報に基づいて固有の端末能力バージョンを有するので、多数の端末と前記多数の端末のそれぞれの端末能力情報を区別できる。
また、従来は、発信側が受信側の予め保存された情報を確認し、前記端末能力情報が変更(更新)されたか否かを判断して端末能力情報交換手順を行っていたので、発信側のユーザが、ユーザが所有している多数の端末のうち特定端末に呼転送機能を設定しておいた場合、不必要な端末能力情報交換手順が行われていた。
しかし、本発明では、呼設定中又はセッション設定中に端末能力バージョンに変更が発生すると、相手側の端末能力バージョンを受信した一方側(すなわち、発信側又は受信側)は、前記受信された端末能力バージョンと予め保存された端末能力バージョンとを比較して前記端末能力情報が変更されたか否かを判断する。これにより、呼交換のような追加サービスを利用する場合に発生する従来の問題が解決できる。
図7及び図8は、本発明の第3実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービスの実行方法を示す。図7及び図8に示すように、前記第3実施形態は、少なくとも第1ユーザと第2ユーザ間でコンビネーションサービスが行われる場合、また、前記第2ユーザが同一のパブリックユーザIDを使用する複数の端末を所有している場合について説明する。図7及び図8の方法は、前述したように、固有の端末能力バージョンを生成する方法を含む。図7及び図8の方法は、図1及び図3のシステム及び装置、又は他の類似したもしくは適した装置/システムで実現できる。端末100又は200が行う過程は、前記端末100又は200のコントローラ150により実行及び/又は制御できる。
図7及び図8に示すように、本発明によるコンビネーションサービスを行うためのシステムにおいて、第1ユーザは、第1端末100を使用し、第2ユーザは、例えば、ここでは2−1端末210と2−2端末220と表す多数の端末200を使用する。前記2−1端末210及び2−2端末220は、同一のパブリックユーザID、例えば、URIを使用する。図7及び8に示すコンビネーションサービス実行方法において、前記コンビネーションサービスがCSIサービスである場合、CS呼が先に設定された後、IMSセッションが設定される。また、図7及び図8の方法において、前記第2ユーザは、受信される呼(incoming call)を2−2端末220に転送する呼転送機能を予め設定する。この例において、2−1端末210及び2−2端末220のそれぞれの端末能力情報はCSIサービス中に変更されないが、前記第1端末100は、その端末能力情報を動的に更新する。その他の多様なシナリオも可能であり、本発明はそのようなシナリオに同様に適用される。
第1ユーザの第1端末100が第2ユーザの2−2端末220と以前にCSIサービスを行ったことがあったため、第1端末100と2−2端末220のそれぞれには相手のパブリックユーザID、端末能力情報、及び端末能力バージョンが既に保存されていると仮定する。
その後、第1端末100は、前記第2ユーザの第2−1端末210とCSIサービスを行う。従って、第1端末100と第2−1端末210のぞれぞれには、前記CSIサービス接続設定中に交換された相手端末のパブリックユーザID、端末能力情報、及び端末能力バージョンが保存される(S71)。
すなわち、第1端末100には、2−1端末210のパブリックユーザID、端末能力情報、及び端末能力バージョンが保存され、また、2−2端末220のパブリックユーザID、端末能力情報、及び端末能力バージョンが保存される。ここで、第1端末100の端末能力バージョンは、例えば、1000 0100であり、端末210、220の端末能力バージョンは、例えば、それぞれ0010 1010及び1000 1001である。前記端末210、220の能力バージョンは、前述したように、パブリックユーザID及び/又はプライベートユーザIDの有無に関係なく、前記端末能力情報に基づいて生成でき、各能力バージョン(値)は固有の値である。
その後、カメラなどのマルチメディアデバイスが着脱されるなど、第1端末100の端末能力情報が変更されると、第1端末100は、少なくとも変更されたその端末能力情報を利用して固有の端末能力バージョンを再び生成する(S72)。ここで、生成された第1端末100の端末能力バージョンは、例えば、1000 0101である。
前記端末能力情報が変更された前記第1端末100が2−1端末210と他のCSIサービスを行おうとする場合、2−1端末210は、第1端末100の変更された端末能力バージョンにより第1端末100の現在の端末能力情報が変更されたと判断する。すなわち、前記端末210は、前記第1端末100の変更された端末能力バージョンとすでに保存されたバージョンとを比較して前記のような判断を行う。その後、2−1端末210は、例えばOPTIONS要求などを利用して第1端末100の変更された端末能力情報を要求して受信する(S73)。
次に、第2ユーザは、2−1端末200に受信される呼が2−2端末220に転送されるように呼転送機能を登録する(S74及びS75)。例えば、第2ユーザ(2−2端末220)は、前記呼転送要求を第2IMSコアネットワーク420に登録する。これにより、呼転送機能設定情報(前記呼転送機能に関する情報)が生成されて適切に保存される。他の実施形態において、2−1端末210は、前記呼転送要求を第2IMSコアネットワーク420に登録する。これにより、呼転送機能設定情報(前記呼転送機能に関する情報)が生成されて適切に保存される。
その後、第1端末100が第2ユーザ、すなわち、2−1端末220とCSIサービスを行おうとする場合、第1端末100は、第2ユーザの2−1端末210に呼設定メッセージ(例えば、SETUPメッセージ)を送信する。前記呼設定メッセージには第1端末100の現在の端末能力バージョンが含まれる。ここで、前記端末能力バージョンは、例えば、1000 0101である。
前記呼転送機能が登録されているため、前記第2IMSコアネットワーク420は、前記登録された呼転送機能を利用して前記呼設定メッセージを第2ユーザの2−2端末220に送信する(S76)。
2−2端末220は、受信された呼設定メッセージに対する応答メッセージとして接続メッセージ(CONNECT)を第1端末100に送信する(S77)。前記接続メッセージ(CONNECT)には2−2端末220の現在の端末能力バージョン、例えば、1000 1001が含まれる。従って、CS呼が第1端末100と2−2端末220間に設定される。
第1端末100は、受信された2−2端末220の端末能力バージョンとすでに保存された2−2端末220の端末能力バージョンとを比較する。比較結果によって、第1端末100は、端末能力情報交換手順を選択して行うか、IMSセッション接続設定手順を直ちに行う(S78)。
すなわち、段階S78で、前記受信された2−2端末220の端末能力バージョンが保存された第2−2端末220の端末能力バージョンと一致しないと判断された場合、第1端末110は、前記2−2端末220の端末能力情報が以前のCSIサービスを行った後に変更されたと判断し、前記2−2端末220にOPTIONS要求メッセージを送信した後、互いに端末能力情報を交換(又は、受信)する(S82及びS83)。これに対して、前記段階S78で、前記受信された2−2端末220の端末能力バージョンが前記保存された2−2端末220の端末能力バージョンと一致すると判断された場合、前記第1端末100は、前記2−2端末220の端末能力情報が変更されなかったと判断し、前記端末能力情報交換手順を実行せずに、直ちにIMSセッション設定手順に進む(S86)。
これに対して、2−2端末220は、前記受信された第1端末100の端末能力バージョンと保存された第1端末100の端末能力バージョンとを比較し、前記判断結果に基づいて前記第1端末100と端末能力交換手順を選択的に行う(S79)。前記直近に受信された第1端末100の端末能力バージョンが保存された第1端末100の端末能力バージョンと一致しない場合、例えば、前記受信された端末能力バージョンが1000 0101で、保存された端末能力バージョンが1000 0100である場合、2−2端末220は、前記第1端末100の現在の端末能力情報が以前のCSIサービスを行った後に変更されたと判断する。従って、2−2端末220は、2−2端末220が保存している第1端末100の端末能力情報を更新して第1端末100の実際の(変更された)端末能力情報と一致させるために、第1端末100と端末能力情報交換手順を行うと決定する。前記端末能力情報交換手順は、2−2端末220が第1端末100にOPTIONS要求メッセージを送信することにより開始される(S80)。
前記OPTIONS要求メッセージを受信した第1端末100は、OPTIONS応答メッセージにより第1端末100の変更された端末能力情報を送信する(S81)。前記OPTIONS応答メッセージには前記第1端末100の端末能力バージョンも含まれる。2−2端末220は、前記OPTIONS応答メッセージにより第1端末100の変更された端末能力情報を受信した後、前記受信された情報を保存する。
その後、第1端末100と第2−2端末220は、公知のセッション設定手順にによってIMSセッションを設定し(S86)、CSIサービスによってメディアデータを交換する(S87)。
本発明は、端末能力バージョンを使用して端末能力情報が変更されたか否かを判断し、前記判断によって、端末能力情報が変更された端末にのみ端末能力情報を要求する。従って、本発明により、端末能力情報を要求して受信する段階S80及びS81並びに/又はS82及びS83は、前記能力バージョン(値)の比較により判断される前記端末能力情報が変更されない場合は行う必要がない。
また、CSIサービスを行ったことのある2つの端末間で以前のCSIサービス実行後に少なくとも1つの端末の端末能力情報が変更された場合、端末能力バージョンを利用して各端末の端末能力情報が変更されたか否かを正確に認知するので、各端末のローカル領域(保存ユニット)に保存された端末能力情報を更新できるため、IMSセッション設定時の不必要なシグナリング手順(例えば、段階S84及びS85)を防止できる。例えば、各端末が相互間の通信により常に他方の端末の正確な能力情報を有するので、他方の端末の不正確な能力情報によってINVITEメッセージを送信して失敗した応答を受信する手順(S84及びS85)を防止できる。
図7及び図8の独創的な概念は、同一のパブリックユーザIDを有する端末間でIMSセッションを先に設定した後、CS呼を設定(例えば、図5)する状況に同様に適用できる。
このようにユーザが同一のパブリックユーザIDを使用する複数の端末を所有している場合、少なくとも各端末の端末能力情報に基づいて固有の相異なる端末能力バージョンが生成され、この生成された端末能力バージョンが呼設定中又はセッション設定中に交換される。よって、本発明では、発信側端末と受信(着信)側端末は、相手端末の端末能力情報が変更されたか否かを確認することができる。従って、呼転送などの付加サービスを使用する場合に発生する従来の問題を解決できる。
本発明の好ましい実施形態によれば、各端末は、CS、IMSのようなSIPベースサービス、CSIのようなコンビネーションサービスなどを提供できるUE又は移動端末であるが、これに限定されるものではない。また、端末の例として、PT(Push To)クライアント、携帯電話、UMTS又は同種のUE(ユーザ装置)又は、GSM又は同種のMS(移動局)、ラップトップコンピュータ、PDA(personal digital assistant)、多様なタイプの移動端末があるが、これに限定されるものではない。PTクライアントは、PoC(Push−to−talk Over Cellular)クライアント、PTV(Push To View)クライアント、PTD(Push to Data)クライアントなどのPTT(Push To Talk)クライアントでもよい。
本発明によると、前述したような第1〜3実施形態において、同一又は類似の段階がある。このように、本発明の一実施形態で述べた変更例は、必要によって、本発明の他の実施形態にも適用できる。また、端末が他方の端末に関してすでに保存された能力バージョンと異なる能力バージョンを受信する度に、前記端末は、前記受信された能力バージョンを前記他方の端末の現在の能力バージョンとして保存する。前記他方の端末の端末能力情報に対しても類似した保存手順が行われる。また、能力バージョンの比較時、端末にターゲット端末の端末能力バージョンが保存されていない場合、前記端末は、前記ターゲット端末に能力バージョン及び/又は能力情報を要求する動作を行う。
本発明の方法は、部分的には既存のコンピュータプログラミング言語を使用して実行できる。このようなコンピュータプログラムは、少なくとも1つのコンピュータ、又はネットワーク及び/もしくは端末などのコンピュータベース装置に用いられる、ハードドライブ、RAM、ROM、PROMなどの携帯用又は他の形態の保存ユニットやメモリに保存される。また、このようなコンピュータプログラムは、USB、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの他の記憶媒体に保存される。このようなコンピュータプログラムは、さらに、インターネット、エクストラネット、イントラネット、又は他のネットワークを介して伝播されて送信先装置(例えば、ネットワークサーバ又は端末)に届く信号の形態で保存及び実現される。前記コンピュータプログラムは、一般的なコンピュータやコンピュータベース装置を利用して判読できる。
本発明の思想や重要な特性から外れない限り、本発明は多様な形態で実現することができ、前述した実施形態によって限定されるものでなく、むしろ請求の範囲に記載の本発明の思想や範囲内で広く解釈されるべきであり、本発明の請求の範囲内で行われるあらゆる変更及び変形、並びに請求の範囲の均等物は本発明の請求の範囲に含まれる。
発明の理解を容易にするために添付され、本明細書の一部を構成する図面は、発明の多様な実施形態を示し、明細書と共に発明の原理を説明するためのものである。
第1端末と第2端末間で一般的なコンビネーションサービスを提供するためのネットワーク構成を示す図である。 図1の第1及び第2端末間で一般的な端末能力情報交換方法を示す図である。 本発明の一実施形態による現在の端末能力情報による端末能力バージョンを保存するための保存ユニットを備えた端末を示す図である。 本発明による現在の端末能力情報に該当する固有の端末能力バージョンを生成する方法の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供方法を示す図である。 本発明の第2実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供方法を示す図である。 本発明の第3実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供方法を示す図である。 本発明の第3実施形態による端末能力バージョンを利用したコンビネーションサービス提供方法を示す図である。

Claims (18)

  1. 回線交換(CS)サービス、SIP(session initiation protocol)ベースサービス、またはCSサービスとIMS(IP multimedia subsystem)とのコンビネーションであるCSIサービスを提供できる端末であって、
    前記端末は、
    少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信することと、
    前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンと前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンとを比較することと、
    前記比較の結果に基づいて、前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンが前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンと異なる場合、前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求することと
    を行うコントローラを含み、
    前記コントローラは、
    前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンが前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンと同一である場合、前記少なくとも1つのターゲット端末から前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求せず、CSまたはIMS過程を続け、
    前記端末能力バージョンは、前記少なくとも1つのターゲット端末の能力のバージョンを識別し、
    前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンは、UCV−XX(UE capability version−XX)形式の値を有し、前記XXは、2桁の16進数である、端末。
  2. 前記コントローラは、
    OPTIONSメッセージを利用して前記少なくとも1つのターゲット端末の現在の端末能力情報を要求する、請求項1に記載の端末。
  3. 前記コントローラは、
    CS呼設定中またはIMSセッション設定中に、前記少なくとも1つのターゲット端末から前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信する、請求項1に記載の端末。
  4. 前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンは、
    少なくとも前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報に基づいて生成される固有の値である、請求項1に記載の端末。
  5. 前記少なくとも1つのターゲット端末は、
    前記コントローラと端末能力情報を選択的に交換する第2端末および第3端末を含み、前記第3端末は、転送機能設定情報に基づいて前記端末と直接通信するように前記第2端末により指定される、請求項1に記載の端末。
  6. 前記コントローラが前記転送機能設定情報に基づいて前記第2端末のための設定要求メッセージを送信する場合、前記第3端末は、前記設定要求を受信して、前記第3端末の端末能力バージョンを前記コントローラに送信する、請求項に記載の端末。
  7. 前記コントローラは、
    前記第3端末の受信された端末能力バージョンと前記第3端末の保存された端末能力バージョンとを比較し、前記比較の結果に基づいて、前記第3端末の端末能力情報を要求するか否かを決定する、請求項に記載の端末。
  8. 前記コントローラは、
    前記第3端末の受信された端末能力バージョンが前記第3端末の保存された端末能力バージョンと異なる場合、前記第3端末の端末能力情報を要求し、
    前記第3端末の受信された端末能力バージョンが前記第3端末の保存された端末能力バージョンと同一である場合、前記端末能力情報を要求することをバイパスして、要求されたサービスを行うことを続ける、請求項に記載の端末。
  9. 回線交換(CS)サービス、SIP(session initiation protocol)ベースサービス、またはCSサービスとIMS(IP multimedia subsystem)とのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法であって、
    前記方法は、
    端末によって、少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンを受信することと、
    前記端末によって、前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンと前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンとを比較することと、
    前記比較の結果に基づいて、前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンが前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンと異なる場合、前記少なくとも1つのターゲット端末から前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求するメッセージを送信することと
    を含み、
    前記少なくとも1つのターゲット端末の受信された端末能力バージョンが前記少なくとも1つのターゲット端末のすでに保存された端末能力バージョンと同一である場合、
    前記少なくとも1つのターゲット端末から前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報を要求することは行われず、前記方法は、CSまたはIMS過程を続け、
    前記端末能力バージョンは、前記少なくとも1つのターゲット端末の能力のバージョンを識別し、
    前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンは、UCV−XX(UE capability version−XX)形式の値を有し、前記XXは、2桁の16進数である、方法。
  10. 前記メッセージは、OPTIONSメッセージである、請求項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンは、CS呼設定中またはIMSセッション設定中に前記少なくとも1つのターゲット端末から受信される、請求項に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力バージョンは、少なくとも前記少なくとも1つのターゲット端末の端末能力情報に基づいて生成された固有の値である、請求項に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つのターゲット端末は、前記端末と端末能力情報を選択的に交換する第2端末および第3端末を含み、
    前記第2端末が転送機能設定情報に基づいて前記第3端末が前記端末と直接通信するように指定し、前記端末が前記第2端末のための設定要求メッセージを送信する場合、前記方法は、
    前記第3端末によって、前記転送機能設定情報に基づいて前記端末から前記設定要求を受信することと、
    前記第3端末によって、前記設定要求に応答して前記第3端末の端末能力バージョンを前記端末に送信することとをさらに含む、請求項に記載の方法。
  14. 前記端末によって、前記第3端末の受信された端末能力バージョンと前記第3端末の保存された端末能力バージョンとを比較することと、
    前記端末によって、前記第3端末の端末能力情報を要求するか否かを前記比較の結果に基づいて決定することとをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第3端末の受信された端末能力バージョンが前記第3端末の保存された端末能力バージョンと異なる場合、前記決定するステップは前記第3端末の端末能力情報を要求すると決定し、
    前記第3端末の受信された端末能力バージョンが前記第3端末の保存された端末能力バージョンと同一である場合、前記決定するステップは前記端末能力情報を要求することをバイパスすると決定し、前記方法は、要求されたサービスを行うことを続ける、請求項14に記載の方法。
  16. 回線交換(CS)サービス、SIP(session initiation protocol)ベースサービス、またはCSサービスとIMS(IP multimedia subsystem)とのコンビネーションであるCSIサービスを提供する方法であって、
    前記方法は、
    第1端末によって、第2端末とのセッション中または接続中に前記第1端末の能力バージョンと前記第2端末の能力バージョンとを交換することであって、前記第1端末および前記第2端末のうちの少なくとも1つの端末の能力バージョンは、UCV−XX(UE capability version−XX)形式の値を有し、前記XXは、2桁の16進数である、ことと、
    前記第1端末によって、前記第1端末の能力情報が変更された場合に、前記第1端末の端末能力バージョンを更新することと、
    前記第1端末によって、前記第1端末と前記第2端末との間でIMSセッション設定のためのINVITEメッセージまたはCS呼のためのCS呼設定メッセージを送信することであって、前記INVITEメッセージが前記第1端末の更新された能力バージョンを含むか、または前記CS呼設定メッセージが前記第1端末の更新された能力バージョンを含む、ことと、
    前記第2端末によって、前記第1端末の受信された端末能力バージョンと前記第1端末の前記交換するステップにおいて受信された保存された端末能力バージョンとを比較することと、
    前記比較の結果に基づいて、前記第1端末の受信された端末能力バージョンが前記第1端末の交換された端末能力バージョンと異なる場合、前記第2端末によって、端末能力情報要求手順を選択的に行うことと
    を含み、
    前記選択的に行うステップは、
    前記比較の結果が、前記第1端末の受信された端末能力バージョンが前記第1端末の保存された端末能力バージョンと同一であることを示す場合、前記第2端末によって、前記端末能力情報要求手順を行わず、IMSセッションの設定を続け、その後、現在のCSIサービスに対するCS呼設定を続けることを含む、方法。
  17. 前記端末能力情報要求手順は、SIP OPTIONSメッセージを利用する、請求項16に記載の方法。
  18. 前記保存するステップにおいて、
    前記第1端末の端末能力バージョンは、少なくとも前記第1端末の端末能力情報に基づいて生成された固有の値であり、
    前記第2端末の端末能力バージョンは、少なくとも前記第2端末の端末能力情報に基づいて生成された固有の値である、請求項16に記載の方法。
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