JP4694160B2 - 観察補助具および観察補助システム - Google Patents
観察補助具および観察補助システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4694160B2 JP4694160B2 JP2004208448A JP2004208448A JP4694160B2 JP 4694160 B2 JP4694160 B2 JP 4694160B2 JP 2004208448 A JP2004208448 A JP 2004208448A JP 2004208448 A JP2004208448 A JP 2004208448A JP 4694160 B2 JP4694160 B2 JP 4694160B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- observation
- objective unit
- liquid supply
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 287
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 claims description 25
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 claims description 24
- 238000007654 immersion Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 6
- 230000011218 segmentation Effects 0.000 claims 1
- 239000002504 physiological saline solution Substances 0.000 description 38
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 34
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 22
- MOVRNJGDXREIBM-UHFFFAOYSA-N aid-1 Chemical compound O=C1NC(=O)C(C)=CN1C1OC(COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)CO)C(O)C1 MOVRNJGDXREIBM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 8
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 8
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 8
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 8
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 6
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 5
- 239000002313 adhesive film Substances 0.000 description 5
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 description 5
- 241001465754 Metazoa Species 0.000 description 4
- 241000699666 Mus <mouse, genus> Species 0.000 description 4
- 210000001747 pupil Anatomy 0.000 description 4
- 239000012790 adhesive layer Substances 0.000 description 3
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 2
- 238000010171 animal model Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 2
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- -1 for example Substances 0.000 description 1
- 238000001727 in vivo Methods 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
また、生体組織に薬剤を送達するための方法および装置も開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
本発明は、生体内を観察するための対物ユニットの外面に着脱可能に取り付けられる観察補助具であって、生体内の観察部位近傍に液体を導く液体供給路と、該液体供給路により観察部位近傍に導かれた液体および観察部位近傍の体液を吸引する液体吸引管路と、これら液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットの外面に取り付ける取付手段とを備え、前記取付手段が、前記対物ユニットの外面に嵌合して摩擦により固定され、対物ユニットの外周面との間に、対物ユニットの先端まで延びる円環状の流路を形成する管状部材からなり、前記円環状の流路に前記液体吸引管路が接続され、前記管状部材からなる取付手段が、長手方向に沿う少なくとも1つの分割線により分割可能に設けられるとともに、該分割線における管状部材を連結する連結手段が備えられている観察補助具を提供する。
さらに、分割線によって管状部材を長手方向に沿って分割しあるいは分割線において連結することにより液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットの外面に着脱することができる。この場合に、着脱に際して管状部材を対物ユニットに対して長手方向から取り付ける必要がなく、対物ユニットによる生体組織の観察中においても対物ユニットへの取り付け、および対物ユニットからの取り外しを行うことができる。
本発明によれば、管状部材の先端面を対物ユニットの先端面よりも前方に配置することにより、対物ユニットを生体組織に近接させると、対物ユニットの先端面よりも先に、管状部材の先端面がしたい組織に当接し、対物ユニットと生体組織との間に空間が形成される。形成された空間には液体供給路から供給された液体が流通させられ、液体吸引管路により、生体から漏れ出た体液とともに液体が吸引される。したがって、対物ユニットの先端面に常に液体を流通させておくことができ、対物ユニットの視界を長期にわたって確保することができる。
生体内の体液を吸引する必要がある液体吸引管路と比較すると、液体供給路はその流通断面積を小さくすることができる。そこで、このようにすることで、取付手段の外面の溝により、簡易に液体を生体内の観察部位近傍まで導くことができる。
このように構成することで、チューブからなる液体供給路と液体吸引管路とが、取付手段によって簡易に対物ユニットの外面に固定される。
チューブの拡径部を備える液体供給路および液体吸引管路の基端側にシリンジの先端部を取り付けて、シリンジを作動させることにより、観察部位近傍に液体を供給し、観察部位近傍から液体と体液との混合液を吸引することができる。
チューブからなる液体吸引管路の場合、先端吸引口が生体に接触すると、先端吸引口が生体組織によって塞がれて、それ以上の吸引が困難になる。本発明によれば、先端吸引口近傍にチューブの側壁を貫通する小穴が設けられているので、先端吸引口が塞がれても小穴を介して液体の吸引を継続することができ、吸引機能が完全に停止してしまうことを防止することができる。
チューブの先端を斜めに切断した形態とすることにより、チューブの先端が生体組織に到達しても、先端開口部が生体組織によって塞がれることが防止される。
このように構成することで、液体供給路および/または液体吸引管路を対物ユニットの外面に沿って配置して、熱収縮チューブを収縮させることにより、簡易に対物ユニットに取り付けた状態に保持することができる。
このように構成することで、取付手段を対物ユニットの外面に粘着させるだけで、取付手段に一体的な液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットに固定することができる。
このように構成することで、液体供給路から供給した液体を対物ユニットの先端面を通過させて、生体の観察部位から漏れ出てくる血液や体液を回収し、液体吸引管路に吸引させることができる。
対物ユニットの外面に、対物ユニットの半径方向内方に向けて配置された先端供給口から液体を供給すると、供給された液体は対物ユニットの先端面を半径方向に向けて流動し、対物ユニットの反対側に半径方向内方に向けて配置されている液体吸引管路の先端吸引口から吸引されて排出される。したがって、液体を効率よく対物ユニットの先端面において流動させ、効率よく排出することができる。
先端吸引口を対物ユニットの先端面よりも後退した位置に配置することにより、対物ユニットの先端面を生体組織に接触させても永代吸引管路の先端吸引口は生体組織に接触せず、したがって、生体組織によって先端吸引口が閉塞されてしまうことを防止できる。
本発明によれば、液体供給手段の作動により液体供給路の基端側から液体が供給され、対物ユニットの先端部に配されている生体の観察部位近傍に液体を流通させることができる。また、液体吸引手段の作動により液体吸引管路の基端側において吸引することにより、観察部位近傍の液体が吸引され、余分な液体が対物ユニットの視界を狭くしたり、生体内部に溜まって生体に負荷をかけたりすることを未然に防止できる。
シリンジによれば、液体供給手段および/または液体吸引手段を簡易に構成することができる。また、液体供給手段として複数本のシリンジを並列に設け、液体の供給に用いるシリンジを交換していくことにより、液体を途切れることなく供給することができる。また、複数本のシリンジを並列に設けた液体吸引手段によれば、吸引するシリンジを交換して途切れることなく吸引できるとともに、同時使用により、吸引量を増大させることができる。
加温手段の作動により供給する液体を加温することによって、観察しようとする生体の体温と同程度の温度の液体を供給することが可能となる。その結果、体温に対して大きく離れた温度の液体が供給されることにより生体にかかる負担を軽減して、生体を、生きたままの状態で長期間にわたり観察することができる。
連動手段の作動により、液体の供給と吸引とを連動させることで、対物ユニットの先端面に流通させる液体を常に入れ替えることができる。また、手動で行う場合には、少ない動作で簡易に液体の供給と吸引とを行わせることができる。
このように構成することで、蛍光薬剤から対物ユニットの先端面までの管路の長さを低減することができ、管路内に止まって無駄になる蛍光薬剤の量を低減することができる。
駆動手段の作動により液体供給手段と液体吸引手段とを作動させることにより、より精密に液体の供給量および吸引量を制御することができる。
一方、対物ユニットの先端面が観察部位から離れているときには液体吸引力を弱めることで、先端吸引口に生体組織を吸着することなく、液体を吸引して、対物ユニットの先端面を洗浄し、あるいは、不要な液体を排出することができる。
このようにすることで、液体供給手段から液身体物レンズ用液体を注入し、チューブ31から吸入を行うことにより、適量の液浸対物レンズ用液体を対物先端面と生体との間に配置することが可能となる
本実施形態に係る観察補助具1は、図1に示される観察システム2において使用される。図1の観察システム2は、実験小動物等の生体Aを載置するステージ3と、該ステージ3の上方に配置される光走査型顕微鏡観察装置4と、さらにその上方とに配置される実体顕微鏡観察装置5とを備えている。
なお、ここでは、観察補助具を適用する観察システムとして、顕微鏡観察装置4を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、対物ユニット22を有する任意の生体観察装置に適用することができる。
顕微鏡観察装置本体12も、ベース6から立ち上がる支柱17に上下方向に移動可能および任意の角度方向に傾斜可能に設けられている。顕微鏡観察装置本体12と光源13とは光ファイバ18により接続されている。また、顕微鏡観察装置本体12と制御装置15、光検出器14と制御装置15とはそれぞれケーブル19,20によって接続されている。第2のモニタ16には、制御装置15内において画像処理を加えられた画像が表示されるようになっている。
筐体21内には、光ファイバ18により伝播されてきた光を平行光に変換するコリメート光学系23、平行光を2次元的に走査する近接ガルバノミラーのような光走査部24、および走査された光の中間像を結像する瞳投影光学系25が備えられている。また、対物ユニット22内には、中間像を結像した光を集光する結像光学系26および集光された光を生体Aにおいて再結像させる対物光学系27を備えている。
対物ユニット22は、前記結像光学系26および対物光学系27を収容する外筒部材28を備えている。
また、チューブ31の基端側には、チューブ31の開口面積を広げるテーパ状の拡径部35が備えられており、該拡径部により広がった開口部にシリンジ36等の液体吸引手段が接続されるようになっている。
上述した顕微鏡観察システム2によって生体Aを観察するには、まず、マウスやラットを初めとする実験小動物等の生体Aをステージ3に固定し、その上方に配置した実体顕微鏡観察装置5を用いて観察部位の画像を第1のモニタ11に表示しながら、表皮を切開し、内部組織を露出させる。このとき、走査型顕微鏡観察装置4の顕微鏡観察装置本体11は実体顕微鏡観察装置5の視野内から待避した位置に配置されている。
また、液体吸引手段としてシリンジ36を例示したが、これに代えて、ローラーポンプ等の任意の送液ポンプを採用してもよい。
また、対物ユニット22が液浸対物レンズの場合、対物先端面22aと生体Aとの間にイマージョンオイルや生理食塩水等の液浸対物レンズ用液体が必要になる。その場合も、シリンジ44から液浸対物レンズ用液体を注入し、チューブ31から吸入を行うことにより、適量な液浸対物レンズ用液体を対物先端面22aと生体Aとの間に配置することが可能となる。
また、上記実施形態においては、管状部材29が、図13または図14に示されるように、長手方向に沿って形成された分割線によって2片に分割可能に設けられていてもよい。また、上記実施形態においては、管状部材29の先端部が、図15に示されるように、対物ユニット22の先端面22aよりも突出して配置されることとしてもよい。また、管状部材29は、分割線により部活可能に設けられた構成と、その先端部が対物ユニット22の先端面22aよりも突出して配置された構成とを同時に有することとしてもよい。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る観察補助具1と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
なお、対物ユニット22の先端面22aに供給された生理食塩水38と体液との混合液39が、管状部材29と対物ユニット22の細径部28aとの間の円環状の流路を介してチューブ31に吸引される点は第1の実施形態に係る観察補助具1と同様である。
本実施形態の説明において、上述した第1の参考実施形態に係る観察補助具40と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
また、図9(a)、(b)に示されるように、チューブ41,51を対物ユニット22に固定する固定用の管状部材53を、帯板部材54と、ボルト55およびナット56等の締結手段によって、外筒部材28に締め付けて固定することにしてもよい。
本実施形態の説明において、上述した各実施形態に係る観察補助具1,40,50と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
このように構成された本実施形態に係る観察補助具60によれば、対物ユニット22の外筒部材28の細径部28aの外面に、粘着層63aを貼り付けて粘着フィルム63を巻き付けることにより、チューブ61,62を対物ユニットの先端部に簡易に固定することができる。
このように構成された本実施形態に係る観察補助具60によれば、粘着フィルム63を対物ユニット22の外面に粘着させるだけで、簡易にチューブ61,62を対物ユニット22に固定することができる。また、不要な場合には、粘着フィルム63をはがすことにより、簡易にチューブ61,62を対物ユニット22から取り外すことができる。特に、対物ユニット22への着脱を対物ユニット22の半径方向から行うことができるので、生体の観察中においても、対物ユニット22を観察部位近傍に配したままの状態でチューブ61,62を着脱できる。したがって、例えば、チューブ62が詰まった場合等に容易に交換することができ、その際に、観察作業を中断する必要がないという利点がある。
本実施形態の説明において、図5に示した第1の参考実施形態に係る観察補助具40と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
本実施形態に係る観察補助具70の管状部材71は、図11に示されるように、長手方向の途中位置までは、第1の参考実施形態の管状部材29と共通しているが、先端部に配される所定長さにわたって、対物ユニット22の外筒部材28の細径部28aに密着する厚肉部72を有し、該厚肉部72に、長手方向に沿う貫通孔72aが周方向に間隔をあけて複数設けられている点で相違している。
本実施形態の説明において、上述した第2の参考実施形態に係る観察補助具50と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
管状部材81を構成する2つの小片81a,81bは、それぞれ、チューブ61,62を嵌合状態に取り付ける貫通孔または溝82,83を備えている。また、対物ユニット22の細径部28aを挟むようにして取り付けられたときに、小片81a,81bの相互に対向する分割面には、極性が反対となるように配置された磁石(連結手段)84が固定されている。
このように構成された本実施形態に係る観察補助具80によれば、磁石84どうしを吸着させるだけで、チューブ61,62を対物ユニット22に簡易に取り付けることができる。また、管状部材81を分割線によって対物ユニット22の半径方向に分離することにより、チューブ61,62を対物ユニット22から取り外すことができるので、対物ユニット22による生体組織の観察状態のままで、チューブ61,62を対物ユニット22に対して着脱することができる。
本実施形態の説明において、上述した第1の実施形態に係る観察補助具1と構成を共通とする箇所に同一符号を付して説明を簡略化する。
液体供給路を構成するチューブ41は、その基端側において拡径部45により拡径されている。図19中、図18に示される蛍光薬剤供給用のシリンジ90が接続されているが、必ずしも必要ではない。
また、ここでは図示しないが、例えば、対物ユニット22に変位計を取り付け、対物ユニット22と生体Aとの近接状態を検出して表示することで、スイッチ102cの強弱を調整させるように構成してもよい。また、変位計に代えて、対物ユニット22の先端に設けた圧力センサによって、対物ユニット22の先端面22aと生体Aとの接触状態を検出することにしてもよい。
1,40,50,60,70,80 観察補助具
22 対物ユニット
22a 先端面
29,71,81 管状部材(取付手段)
31,51,62 チューブ(液体吸引管路)
33 溝(液体供給路)
34 流路
35,45 拡径部
36 シリンジ(液体吸引手段)
38 生理食塩水(液体)
44 シリンジ(液体供給手段)
41,61 チューブ(液体供給路)
51a 先端開口(先端吸引口)
51b 貫通孔(小穴)
52 熱収縮チューブ
63 粘着フィルム(粘着テープ)
63a 粘着層
72a 貫通孔
84 磁石(連結手段)
84′ 凹凸(連結手段)
90 シリンジ(薬剤供給手段)
103 ヒータ(加温手段)
105,111,116 駆動装置(駆動手段)
117 スライダ(連動手段)
122 レバー(連動手段)
Claims (14)
- 生体内を観察するための対物ユニットの外面に着脱可能に取り付けられる観察補助具であって、
生体内の観察部位近傍に液体を導く液体供給路と、
該液体供給路により観察部位近傍に導かれた液体および観察部位近傍の体液を吸引する液体吸引管路と、
これら液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットの外面に取り付ける取付手段とを備え、
前記取付手段が、前記対物ユニットの外面に嵌合して摩擦により固定され、対物ユニットの外周面との間に、対物ユニットの先端まで延びる円環状の流路を形成する管状部材からなり、
前記円環状の流路に前記液体吸引管路が接続され、
前記管状部材からなる取付手段が、長手方向に沿う少なくとも1つの分割線により分割可能に設けられるとともに、該分割線における管状部材を連結する連結手段が備えられている観察補助具。 - 生体内を観察するための対物ユニットの外面に着脱可能に取り付けられる観察補助具であって、
生体内の観察部位近傍に液体を導く液体供給路と、
該液体供給路により観察部位近傍に導かれた液体および観察部位近傍の体液を吸引する液体吸引管路と、
これら液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットの外面に取り付ける取付手段とを備え、
前記取付手段が、前記対物ユニットの外面に嵌合して摩擦により固定され、対物ユニットの外周面との間に、対物ユニットの先端まで延びる円環状の流路を形成する管状部材からなり、
前記円環状の流路に前記液体吸引管路が接続され、
前記管状部材の先端面が、対物ユニットの先端面よりも前方に配置される観察補助具。 - 生体内を観察するための対物ユニットの外面に着脱可能に取り付けられる観察補助具であって、
生体内の観察部位近傍に液体を導く液体供給路と、
該液体供給路により観察部位近傍に導かれた液体および観察部位近傍の体液を吸引する液体吸引管路と、
これら液体供給路および液体吸引管路を対物ユニットの外面に取り付ける取付手段とを備え、
前記取付手段が、前記対物ユニットの外面に嵌合して摩擦により固定され、対物ユニットの外周面との間に、対物ユニットの先端まで延びる円環状の流路を形成する管状部材からなり、
前記円環状の流路に前記液体吸引管路が接続され、
前記管状部材からなる取付手段が、長手方向に沿う少なくとも1つの分割線により分割可能に設けられるとともに、該分割線における管状部材を連結する連結手段が備えられ、
前記管状部材の先端面が、対物ユニットの先端面よりも前方に配置される観察補助具。 - 前記液体供給路が、前記取付手段の外面に長手方向に沿って形成された溝からなる請求項1から請求項3のいずれかに記載の観察補助具。
- 前記取付手段が、前記液体供給路と前記液体吸引管路とを、対物ユニットを挟んで反対側に位置するように取り付ける請求項1から請求項4のいずれかに記載の観察補助具。
- 前記液体供給路の先端供給口および前記液体吸引管路の先端吸引口が対物ユニットの先端面よりも先端側において半径方向内方に向けて配置される請求項5に記載の観察補助具。
- 前記液体吸引管路の先端吸引口が、対物ユニットの先端面よりも後退した位置に配置される請求項1から請求項6のいずれかに記載の観察補助具。
- 請求項1から請求項7のいずれかに記載の観察補助具と、
前記液体供給路の基端側に接続される液体供給手段と、
前記液体吸引管路の基端側に接続される液体吸引手段とを備える観察補助システム。 - 前記液体供給手段および/または前記液体吸引手段が、それぞれ1本以上のシリンジからなる請求項8に記載の観察補助システム。
- 前記液体供給手段が、供給する液体を加温する加温手段を備える請求項8または請求項9に記載の観察補助システム。
- 前記液体供給手段による液体の供給と、前記液体吸引手段による液体の吸引とを連動させる連動手段を備える請求項8から請求項10のいずれかに記載の観察補助システム。
- 前記液体供給路の途中位置に、蛍光薬剤を供給する薬剤供給手段が接続されている請求項8から請求項11のいずれかに記載の観察補助システム。
- 前記液体供給手段および前記液体吸引手段を駆動する駆動手段を備える請求項8から請求項12のいずれかに記載の観察補助システム。
- 前記液体供給手段により供給する液体が、液浸対物レンズ用の液体である請求項8に記載の観察補助システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004208448A JP4694160B2 (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | 観察補助具および観察補助システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004208448A JP4694160B2 (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | 観察補助具および観察補助システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006026063A JP2006026063A (ja) | 2006-02-02 |
JP4694160B2 true JP4694160B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=35893080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004208448A Expired - Fee Related JP4694160B2 (ja) | 2004-07-15 | 2004-07-15 | 観察補助具および観察補助システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4694160B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX2013005301A (es) * | 2010-11-12 | 2013-12-06 | Abbvie Inc | Metodo y sistema optico de alto rendimiento para determinar el efecto de una sustancia de prueba sobre celulas vivas. |
KR102550238B1 (ko) * | 2021-01-04 | 2023-07-03 | 재단법인 아산사회복지재단 | 대물렌즈용 흡입 스태빌라이저 및 이를 포함하는 의료용 현미경 및 의료용 내시경 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003284674A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カバー式内視鏡 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01276111A (ja) * | 1988-04-28 | 1989-11-06 | Toshiba Corp | 内視鏡装置 |
-
2004
- 2004-07-15 JP JP2004208448A patent/JP4694160B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003284674A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Fuji Photo Optical Co Ltd | カバー式内視鏡 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006026063A (ja) | 2006-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10920767B2 (en) | Ophthalmic lubrication system and associated apparatus, systems, and methods | |
WO2014050571A1 (ja) | 医療用の長尺部材、および洗浄装置 | |
EP2904959A1 (en) | Switching valve unit and endoscope apparatus | |
JP2005512693A (ja) | エバーティングチューブを有するカテーテル導入装置 | |
JP3186191U (ja) | 硬性内視鏡用の洗浄装置 | |
EP3189798A1 (en) | Treatment tool for endoscope, treatment tool unit and treatment system | |
JP7254773B2 (ja) | 撮像デバイス | |
WO2018008433A1 (ja) | 処置具及び処置システム | |
JP4694160B2 (ja) | 観察補助具および観察補助システム | |
JP7542819B2 (ja) | ポンプチューブユニット及び内視鏡システム | |
US20150289857A1 (en) | Medical instrument and medical system | |
JP6376431B2 (ja) | 血流維持型血管内視鏡システム | |
JP2012245061A (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP2005349121A (ja) | 内視鏡用穿刺針 | |
JP2003284675A (ja) | カバー式内視鏡 | |
WO2008044492A1 (fr) | procédé d'observation au microscope de l'intérieur du corps d'un petit animal | |
US10271717B2 (en) | Fluid plug unit and insertion device | |
KR20200084324A (ko) | 촬상 장치 | |
JP4668732B2 (ja) | 内視鏡用アタッチメント | |
JP6392135B2 (ja) | 内視鏡システム | |
CN116869656A (zh) | 一种用于软镜机器人的器械盒以及软镜机器人 | |
CN111297309A (zh) | 一种医学影像成像用电子内窥镜 | |
JP2017202065A (ja) | 配管接続構造 | |
JP2000232958A (ja) | 内視鏡の管路洗浄方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100706 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110215 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110223 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |