JP4688270B2 - ネットワーク型データ伝送システム、並びに同システムにおけるサーバ及び端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、POS(Point Of Sales)システムに用いて好適な、ネットワーク型データ伝送システム、並びに同システムにおけるサーバ及び端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンビニやスーパ等小売り業界では、売上げ管理のためにPOS端末が使用される。POS端末では、商品の販売時、その商品に付与された値札や包装パッケージに印刷、貼付されたバーコードを、スキャナで読み込みことによりあるいはキーボードを操作することによって売上げ計上される。
【0003】
比較的、中、大規模の小売りチェーン店では、このPOS端末が複数LAN(Local Area Network)等の店内通信回線を介し、売上げ管理、販売管理、在庫照会や引当て等を行うバックヤードの店舗内サーバに接続され、この店舗内サーバでデータベース登録され、売上げ管理等に活用される。更に、この店舗用サーバは専用回線、あるいはISDN等公衆回線経由で本部サーバに接続され、販売時点での売上げ管理データが定期的に収集され、販売管理用データとして利用される。
【0004】
上記したPOS端末は、そのほとんどがレジスタ型のオールインタイプが主流である。また、通信回線においては、従来、一般加入電話回線、もしくはISDN回線を用いたモデム通信が主流である。また、資金的余裕もあり、セキュリティを重視する環境にあってはフレームリレー回線も多く利用される。いずれにせよ、これらの通信は、夜間1回、または1日数回しか行わないため、1回の通信コストは安く済む。また、基本的に、上位サーバ機器との接続をダイヤルアップで1対1に行うことになるため、安全性の高い通信手段であるといえる。
【0005】
更に、店舗のPOS端末の台数に限らず、上記したように店舗側にもサーバを設け、本部の上位サーバとの通信を行うクライアントサーバシステムの形態が主流化しているため、レジ操作や使用状況に左右されず、情報通信が可能な機種が増加している。この店舗側サーバ(クライアント)に全てのマスタを保持するため、電源さえ確保できれば、通信回線の状況に関係なくPOSが単独で稼動できる。特に、商品アイテムが多く、単品管理が必要な状況下では常にマスタを保持する必要があり、必然的に店舗側サーバへの依存度が増す。
【0006】
図15に上記した従来のPOSシステムのシステム構成例を示す。図において、51は、店舗毎に設置されるクライアントコンピュータ、52は本部に設置されるサーバコンピュータであり、データベース(DB)521を内蔵する。両者はLAN(Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)回線5354、更に、ルータもしくはターミナルアダプタ55、56を介し、閉じたネットワーク、すなわち、専用回線、もしくは公衆回線網57により接続される。
【0007】
クライアントコンピュータ51は、POSアプリケーションプログラム511の他に、使用するOSに依存し、データベース管理システム(DBMS:Database Management System)に依存しない共通のインタフェースを持ち、DBMSを呼び出してサーバ52内蔵のDB521の操作を行うODBC(Open Database Connectivity)ドライバ512を持つ。サーバ52は当然のことながら、DB521の他に、DBMSとしての、例えばSQLサーバ522、そして、先に説明したODBCドライバ523を有し、ODBCドライバ512、523同士の接続プロトコルに従い、クライアントコンピュータ51から発せられる、例えば、商品マスタの更新要求、日次売上げ集計のためのDB操作に答えていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、一般的なPOSシステムの店舗用端末機器は、そのほとんどがレジスタ型のオールインタイプが主流であり、用途やスペースに合わせたカスタマイズが困難である。また、いざカスタマイズした場合には、膨大なコストを要し、そのための保守も必要になってくる。
【0009】
一方、通信回線においては、従来、一般加入電話回線、もしくはISDN回線を用いたモデム通信が主流である。また、資金的余裕もあり、セキュリティを重視する環境にあってはフレームリレー回線も多く利用される。しかしながら、ダイヤルアップでの通信接続を前提にすると、必然的に一日中接続することは通信コスト的に不経済となる。従って1日数回の接続で上位サーバ間のデータ処理を全て行うことになる。このことは、1日または数時間分の集計データしか上位サーバに伝達できないことを意味する。また、多くの店舗から同時に1対1の通信を上位サーバ側で受配信するにはそれ相当の膨大な設備投資を本部側で負担する必要がある。更に、その維持管理費と膨大な通信コストを本部または店舗が分担して支出することになる。
【0010】
更に、店舗のPOS端末の台数に限らず、店舗側にもサーバを設け、本部の上位サーバとの通信を行うクライアントサーバシステムが主流化している今日、本部側のサーバが各店舗(クライアント)からの集計データを受信し、新規の商品マスタ及びその他の情報を配信するタイミングに制限があるため、通常は一日遅れのデータ受信と翌日分のマスタ配信を行うことになる。従って、新商品発売直後の売上げ状況等リアルタイムに参照したい店舗情報は残念ながら見ることはできない。
【0011】
近頃では、これを解消するために別の端末を店舗に配備するケースもあり、更に店舗での設備投資が増大する。また、店舗サーバに心臓部といえるマスタを保持しているため、これに障害が発生した場合は復旧に相当な手間と経費がかかる。
【0012】
更に、従来、図15に示すクライアントサーバシステムにおいて、サーバ52にあるDB521を操作するためには、クライアントコンピュータ51にもサーバ52同様、ODBCドライバ512を実装する必要があり、両ODBCドライバ間の接続プロトコルなしにはクライアントコンピュータ51からのDB操作は為し得なかった。
【0013】
本発明は上記諸々の事情に鑑みてなされたものであり、計算機間通信接続で標準的に使用されるTCP−IP(Transport Control Protocol−Internet Protocol)通信ドライバを実装するだけで、クライアントコンピュータからDBサーバの操作を実現し、クライアントコンピュータにODBCドライバを不要とした、ネットワーク型データ伝送方法ならびにシステムおよび同システムにおけるサーバあるいは端末装置、ならびに同方法がプログラムされ記録された記録媒体を提供することを第一の目的とする。
【0014】
また、DBを内蔵する上位サーバと、この上位サーバを共有する複数のクライアントがネットワーク回線経由で接続されるクライアントサーバシステムにおいて、クライアントでデータを収集する都度、使用するネットワーク回線に依存しない新規なコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成し、そのパケットコマンドを受信した上位サーバで所望のDB操作命令に変換して実行するしくみを採用することによりその内容をDBに反映させ、クライアントからの要求にリアルタイムに応答することのできる、ネットワーク型データ伝送方法ならびにシステムおよび同システムにおけるサーバあるいは端末装置、ならびに同方法がプログラムされ記録された記録媒体を提供することを第二の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明のネットワーク型データ伝送方法は、例えば、図1に示すように、DBサーバ4、5と、このDBサーバ4、5を共有する複数のクライアント1、2、3がネットワーク回線6経由で接続されるクライアントサーバシステムにおいて、クライアント1、2、3でデータを収集する都度、ネットワーク回線6に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成し、そのパケットコマンドを受信したDBサーバ4、5で、所望のDB操作命令に変換して実行することによりその内容をDBに反映させ、クライアントからの要求にリアルタイムに応答することとした。
【0017】
ネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルは、クライアント1、2、3でデータを収集する都度、DBサーバ4(5)に対し、DBオープン、DB検索、DB更新、DBクローズのための処理を起動するためにそれぞれに必要なパラメータと共に用意されるコマンドを生成し解釈実行することとした。また、クライアント1、2、3でネットワーク回線6に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットを生成する際、そのパケットに暗号処理を施してDBサーバ4(5)に送信し、DBサーバ4(5)でそのパケットを復号化する。更に、DBサーバ4(5)でクライアント1、2、3に応答する際、そのパケットに暗号処理を施して送信し、クライアント1、2、3でそのパケットを復号化することとした。また、それらパケットに、更に、圧縮、伸張処理を施すこともできる。
【0018】
このことにより、使用する通信回線に依存せずにサーバ4(5)にあるDB操作が可能となり、従来必要としていたクライアント1、2、3側にDBエンジン(ODBCドライバ512)が不要となる。また、この方法をPOSシステムに応用した場合、当然本部に設置されたDBサーバ4(5)にはその時点での全店の売上げ情報等が集約され、店舗端末(クライアントコンピュータ)1、2、3は、インタネット6経由で上位サーバ4(5)に接続することにより、常に新鮮なマスタを参照してリアルタイムにPOSデータを送受信できる。従って、インタネット6に接続する環境さえあれば、いつでもどこでも全ての端末1、2、3から現在の状況を確認でき、次の戦略を立てることが可能となる。
【0019】
本発明のネットワーク型データ伝送システムは、例えば、図1に示すように、DBサーバ4(5)と、DBサーバ4(5)を共有する複数の端末装置(クライアントコンピュータ)1、2、3がネットワーク回線6経由で接続され、データを収集する都度、ネットワーク回線6に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成するクライアントコンピュータ1、2、3と、そのパケットコマンドを受信することにより所望のDB操作命令に変換して実行し、その内容を内蔵するDBに反映させ、クライアント1、2、3からの要求にリアルタイムに応答するサーバ4(5)とを有する構成とした。ネットワーク回線6として、例えば図1に示すインタネット回線網6が使用される。
【0020】
図4に示すように、クライアントコンピュータ2は、データを検索、追加、削除する必要が生じた都度、使用するネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成するパケット生成手段(DB−VPNドライバ)223と、サーバとのパケット交換のために必要なプロトコルに従う通信を行うインタフェース手段(TCP−IP通信ドライバ)222で構成される。また、図10に示すように、パケット生成手段(DB−VPNドライバ)223は、コマンド生成本体部2231の他に、生成されたパケットに暗号処理を施す暗号化部2232と、DBサーバから得られるパケットに復号化処理を施す復号化部2233を含む。パケット生成手段(DB−VPNドライバ)223は、更に、送受信パケットに対して圧縮伸張処理を施す圧縮伸張部2234を含むこともある。
【0021】
図5に示すように、DBサーバ4は、クライアントコンピュータ2から送信される、ネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを受信することにより所望のDB操作命令に変換するパケット変換手段(DB−VPNサービス)423と、使用するデータベース管理システム(DBMS)に依存しないDBMS共通のインタフェースが実装され、DBMSを呼び出しDB操作命令の実行を指示するDBMS呼び出し手段(ODBCドライバ)424と、このDBMS呼び出し手段を経由して得られるDB操作命令を実行してDBに反映させるDBMS425と、クライアントとのパケット交換のために必要なプロトコルに従う通信を行うインタフェース手段(TCP−IP通信ドライバ)422とで構成される。図11に示すように、パケット変換手段(DB−VPNサービス)423は、コマンド変換本体部4231の他に、クライアントコンピュータ2から受信したパケットに復号化処理を施す復号化部4233と、クライアントコンピュータ2に送信するパケットに暗号化処理を施す暗号化部4232とを含む。また、送受信パケットに対して圧縮伸張処理を施す圧縮伸張部4234を含むこともある。
【0022】
上記した構成により、クライアントコンピュータ2からサーバ4のDB操作が可能となり、従来のように、クライアント2、サーバ4の両方にDBエンジン(ODBCドライバ)を実装し、両者を接続する特別なプロトコルを必要とせず、コンピュータ間通信接続で現在最も普及しているTCP−IP通信ドライバのみの実装で実現できる。また、使用する通信媒体には制限されないが、ISDN回線、もしくはインタネット専用線を用いたインタネット接続通信を使用しても、暗号化を施すことにより万全な通信セキュリティを提供できる。本発明によれば、通信回線に依存しないコマンド伝送プロトコルにより、リアルタイムで安全な情報送受信が可能となる。また、DBサーバ4(5)に全てのファイルが集約され、クライアントコンピュータ1(2、3)は、インタネット網6経由でこのDBサーバ4(5)に接続することにより、常に新鮮なマスタを参照してリアルタイムにデータを送受信することができる。当然、DBサーバ4(5)には、その時点での、例えば、全店舗の売上げ情報等が集約されているため、いつでも次の商品販売戦略が立てられる。すなわち、TCP−IP通信ドライバが実装された端末であれば、いつでもどこからでもインタネットに接続することにより、現在の状況をリアルタイムに確認できる環境を提供できる。
【0023】
本発明のネットワーク型データ伝送システムにおける端末装置は、DBサーバ4(5)と、このDBサーバ4(5)を共有する複数のクライアントコンピュータ1、2、3がネットワーク回線6経由で接続されるクライアントサーバシステムにおいて、クライアント1、2、3でデータを収集する都度、DBサーバ4(5)に回線接続要求を発し、サーバからの接続承認待ちとする手段と、サーバから回線接続承認を得てDBオープン要求を発行する手段と、DBサーバによるDBオープン処理応答を得てDB検索要求を発行する手段と、DBサーバによるDB検索処理応答を得てDB更新要求を発行する手段と、DBサーバによるDB更新処理応答を得てDBクローズ要求を発行する手段と、DBサーバによるDBクローズ処理応答を得てDB回線切断要求を発行し、DBサーバからの回線切断承認待ちとする手段と、DBサーバによる回線切断承認を得てデータ収集のための処理を終了する手段で構成することとした。前記各手段はいずれも図4ならびに図9に示されるDB−VPNドライバ223に含まれる。
【0024】
また、クライアント1、2、3がDBサーバ4(5)に接続要求を発し、所定時間応答がなかったときに、多重化された他のDBサーバ4(5)に接続要求を発行する手段を更に持つことにより、接続の容易性の他に、障害発生時の安全対策を提供できる。
【0025】
更に、図8に示すように、DBオープン要求の発行において、アドレスに従い該当するDBサーバ4(5)に接続要求を発行し、そのDBサーバ4(5)からの接続応答待ちとする手段と、DBサーバ4(5)から応答を得てランダムシードを作成し暗号化して送信する手段と、DBサーバ4(5)に認証要求を発行しサーバによる認証待ちとする手段と、DBサーバ4(5)から認証応答を得、その認証結果を復号化して取込む手段と、認証が成功したときに、少なくとも、オブジェクト名、アドレス、IDが初期パラメータとして設定されるデータベースオープンコマンドを生成して暗号化し、DBサーバ4(5)に送信してサーバの応答待ちとする手段と、DBサーバ4(5)からオープン応答を得、その応答結果を復号化して取込む手段とを更に有する構成とした。これら各手段は、いずれも図4、図9に示すDB−VPNドライバ223に含まれるものとする。
【0026】
このことにより、セキュリティの向上がはかれる。更に、前記認証の失敗及びDB接続の失敗を所定回数許可し、認証、DB接続のための再試行を行う再試行手段も更に有することとした。
【0027】
上記した課題を解決するために、本発明のネットワーク型データ伝送方法がプログラムされ記録された記録媒体は、図1に示すように、DBサーバ4(5)と、このDBサーバ4(5)を共有する複数のクライアントコンピュータ1、2、3がネットワーク回線6経由で接続されるネットワーク型データ伝送システムに用いられるクライアントプログラムであって、例えば図9に示すように、クライアント1、2、3でデータを収集する都度、DBサーバ4(5)に回線接続要求を発し、サーバ4(5)からの接続承認待ちとするステップ(S202、S203)と、サーバ4(5)から回線接続承認を得てDBオープン要求を発するステップ(S203)と、DBサーバ4(5)によるDBオープン処理応答を得てDB検索要求を発するステップ(S204)と、DBサーバ4(5)によるDB検索処理応答を得てDB更新要求を発するステップ(S205)と、DBサーバ4(5)によるDB更新処理応答を得てDBクローズ要求を発するステップ(S206)と、DBサーバ4(5)によるDBクローズ処理応答を得てDB回線切断要求を発し、DBサーバからの回線切断承認待ちとするステップ(S207)と、DBサーバによる回線切断承認を得てデータ収集のための処理を終了するステップ(S208)とがプログラムされ記録されることとした。
【0028】
クライアントがDBサーバに接続要求を発し、所定時間応答がなかったときに、多重化された他のDBサーバに接続要求を発するステップも更にプログラムされ記録される。このことにより、接続の容易性の他に、障害発生時の安全対策を提供できる。
【0029】
また、DBオープン要求を発するステップは、例えば、図8に示すように、アドレスに従い該当するDBサーバ4(5)に接続要求を発し、そのDBサーバ4(5)からの接続応答待ちとするステップ(S801、S802)と、DBサーバ4(5)から応答を得てランダムシードを作成し、暗号化するするステップ(S803)と、 DBサーバ4(5)に認証要求を発し、サーバ4(5)による認証待ちとするステップ(S804、S805)と、DBサーバ4(5)から認証応答を得、その認証結果を復号化するステップ(S805)と、認証が成功したときに、少なくとも、オブジェクト名、アドレス、IDが初期パラメータとして設定されるデータベースオープンコマンドを生成して暗号化し、DBサーバに送信してサーバの応答待ちとするステップ(S806、S807)と、DBサーバ4(5)からオープン応答を得、その応答結果を復号化するステップ(S808)が更にプログラムされ記録される。認証の失敗及びDB接続の失敗を所定回数許可し、認証、DB接続のための再試行を行うステップも更にプログラムされる。
【0030】
また、本発明のネットワーク型データ伝送方法がプログラムされ記録された記録媒体は、図1に示すように、DBサーバ4(5)と、このDBサーバ4(5)を共有する複数のクライアントコンピュータ1、2、3がネットワーク回線6経由で接続されるネットワーク型データ伝送システムに用いられるサーバプログラムであって、例えば、図9に示すように、前記DBサーバ4(5)は、クライアント1、2、3でデータを収集する都度、そのデータを処理するために、クライアント1、2、3から回線接続要求を受信して接続承認を送信するステップ(S401)と、クライアント1、2、3からDBオープン要求を受信してDBMS425に対してDBオープン処理のためのDB操作命令を発行するステップ(S403)と、DBMS425によるDBオープン処理結果を得て要求のあったクライアント1(2、3)に返答するステップ(S404)と、クライアント1、2、3からDB検索要求を受信してDBMS425に対してDB読み出しのためのDB操作命令を発行するステップ(S405)と、DBMS425によるDB検索処理応答を得て要求のあったクライアント1(2、3)に返答するステップ(S406)と、クライアント1、2、3からDB更新要求を受信してDBMS425に対してDB更新処理のためのDB操作命令を発行するステップ(S407)と、DBMS425によるDB更新処理応答を得て要求のあったクライアント1(2、3)へ返答するステップ(S408)と、クライアント1、2、3からDBクローズ要求を受信してDBMS425に対してDBクローズするためのDB操作命令を発行するステップ(S409)と、DBMS425からDBクローズ処理応答を得て要求のあったクライアント1(2、3)へ返答するステップ(S410)と、クライアント1、2、3から回線切断要求を受信して要求のあったクライアント1(2、3)へ回線切断承認を送信するステップ(S411)がプログラムされ、記録されることとした。
【0031】
また、クライアントからDBオープン要求を受信してDBMSに対してDBオープン処理のためのDB操作命令を発行するステップ(S403)は、例えば、図8に示すように、クライアント1、2、3からの回線接続要求を受けてサーバ回線接続待ちとするステップ(S901)と、サーバ回線接続後、クライアントタスクを生成して要求のあったクライアント1(2、3)に応答するステップ(S902)と、クライアント1、2、3から認証要求を受信してサーバ認証待ちとし、得られるランダムシードを復号化し、前記認証の結果を暗号化して要求のあったクライアントに認証応答するステップ(S903、S904、S905、S906)と、クライアント1、2、3からDBオープンコマンドを受信してそのコマンドを復号化し、DBMSに対してDBオープン処理を委ねるためのDB操作命令を発行するステップ(S907)と、DBオープン処理結果を暗号化して要求のあったクライアントに返答するステップ(S908)が更にプログラムされ記録される。
【0032】
更に、クライアント1、2、3からDB検索要求を受信してDBMS425に対してDB読み出しのためのDB操作命令を発行するステップ(S405)は、オープンされたDBに対し、クライアントからの入力データに基づき検索のために用意されたコマンドリストを実行するステップと、コマンドリストの実行により必要とするデータが見つかるまでレコードデータを逐次読込み、必要とするデータが見つかったときにその内容を取込むステップが更にプログラムされ記録される。また、クライアント1、2、3からDB更新要求を受信してDBMS425に対してDB更新処理のためのDB操作命令を発行するステップ(S407)は、ワークメモリ上にデータの保存を行うステップと、一連のDB作業をDB上に反映させるために最終的に書き込むステップが更にプログラムされ記録される。
【0033】
上記した課題を解決するために、本発明のネットワーク型データ伝送方法を用いた販売管理システムは、図1に示すインタネット6を通信媒体として使用するクライアントサーバシステムにおいて、例えば図12に示すように、クライアントは、ホームページやローカルな記憶媒体にある蓄積型のデータを表示する第1のビュア121と、データベースサーバにある逐次更新されたデータをリアルタイムにアクセスして表示する第2のビュア122を有し、サーバ4(5)は、商品マスタ、販売、在庫、売上げのための各種販売データと、これら販売データにリンクしてニュース番組を含む販売促進のためのデータが蓄積されるデータベースから構成され、販売データ及び販売促進データの検索、追加、更新を行うことにより、商品照会や売上げ情報の収集を行うデータベースサーバ4(5)と、ホームページを使用してクライアント1、2、3の不特定多数に対し販売データならびに販売促進データの告知を行い、そのホームページに対する応答を受信することにより、収集された内容をデータベースに反映させ、クライアント1、2、3に対してその収集した内容をリアルタイムに通知するサーバ本体とを有する構成とした。
【0034】
また、その構成において、更に、マーケティング情報をインタネット6経由で配信し、その応答をサーバ4(5)がヒストリカルに管理すると共に、そのユーザニーズを分析し、その結果に基づき作成され、クライアント1、2、3に頒布される、販売促進のためのデータが記録された記録媒体を用い第一のビュア121を介してローカルに再生することした。
【0035】
上記したように、情報告知のためにインタネットブロードキャスティングを用いて低コストな情報発信を行い、それとリンクしたインタネットマーケットリサーチによりリアルタイムなユーザニーズを収集して分析を行い、その結果に基づいて作成された効果的なセールスプロモーション用の記録媒体を用い、バーチャルな世界にインタラクティブを実現することにより、わかりやすい商品紹介を実現する。これによって最低限のコストで的確なターゲットに対して効果的なセールスプロモーションが可能になる。
【0036】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のネットワーク型データ伝送システムの一実施形態を示す図である。図において、1、2、3は、端末装置(クライアントコンピュータ)であり、汎用の市販パソコンを核とし、ジャーナルプリンタ、バーコードリーダ等POS端末としての機能を実現するために若干の周辺機器が付加される。詳細は後述する。
【0037】
4、5は、サーバコンピュータであり、共に、商品マスタをはじめとするその他全ての情報が集約されるデータベース(DB)を内蔵し、安全対策として多重化され、それぞれ、例えば、東京、九州他に設置される。6はインタネット回線網であり、図1に示すシステム構成例では、ルータ7、8、9、10、11を介してそれぞれ、クライアントコンピュータ1、2、3、そして、サーバ4、5に接続される。
【0038】
尚、ここではネットワーク回線6としてインタネット回線網を例示したが、安全性を重視した場合、フレームリレーでも良く、接続形態に制限されるものではない。
【0039】
図2は、図1に示すクライアントコンピュータ(端末装置)2の内部構成を示すブロック図である。図において、21は制御中枢となるCPUであり、主記憶装置22、ROM23に格納されるプログラムに従い算術論理演算を行う他、システムに接続される各種周辺装置を制御する。主記憶装置22はRAMで構成され、プログラムの割り当て構造を図4にメモリマップとして示してある。
【0040】
図4において、221はオペレーティングシステム(OS)であり、ここではパソコンとして標準使用される、米国マイクロソフト社のWINDOWS98を使用するものとする。222はインタネット接続を行うときに標準的に使用されるTCP−IPプロトコルが実装された通信ドライバである。
【0041】
223は、本発明により提供される、使用するネットワーク回線に依存しないコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成するドライバであり、このドライバ223には、更に、生成されるパケットを暗号化、複合化、圧縮、伸張するモジュールも含まれる。ここでは、便宜上このドライバ223を、DB−VPN(Virtual Private Network)と称する。図10にDB−VPNドライバ223の内部構造が示されている。DB−VPNドライバ223は、上記したコマンド生成部本体2231を核に、暗号化部2232、復号化部2233、そして、圧縮伸張部2234で構成される。詳細は後述する。
【0042】
説明を図4に戻す。224、225、226はいずれもアプリケーションプログラムであり、それぞれ、DBサーバがビジーのときに他の回線を選択する接続経路自動切替えプログラム(224)、サーバ4(5)で使用するプログラムのバージョン変更があったとき、アップされたそのプログラムを自動的にダウンロードして使用するバージョン管理自動更新プログラム(225)、商品管理、売上げ管理、在庫管理を行うためのデータを生成する他、商品数量計算、金額計算、消費税計算等を行う、ブラウザを含むPOSプログラム(226)である。
【0043】
説明を図2に戻す。23はBIOS−ROMであり、接続される周辺装置を制御するBIOS(基本入出力制御システム)プログラムが格納される。24、25、26、27、29は、いずれも入出力コントローラ(それぞれ、ディスプレイコントローラ:LCDC、プリンタコントローラ:PRTC、スキャナコントローラ、KBコントローラ、CD−ROMインタフェース)であり、それぞれに接続される、ラインディスプレイを含むLCDディスプレイ241、領収書を発行するジャーナルプリンタ251、バーコードリーダ261、キーボードもしくはキーマット271、CD−ROM30の制御を行う。28はネットワークインタフェースであり、例えばモデムカードで構成され、インタネット6を含む通信回線網経由でサーバ4(5)と接続される。
【0044】
31は入出力バスであり、データ、アドレス、コントロールのためのラインが複数本で構成され、この入出力バス31を介して上記各ブロック21、22、23、24、25、26、27、28、29が相互にデータ交信を行ない、それぞれが持つ機能を実現する。尚、上記した構成は、店舗の規模により適宜変更可能である。
【0045】
図3は、図1に示すサーバ3の内部構成を示すブロック図である。図において、41は制御中枢となるCPUであり、主記憶装置42、ROM43に格納されるプログラムに従い算術論理演算を行う他、システムに接続される各種周辺装置を制御する。主記憶装置42はRAMで構成され、そのプログラムの割り当て構造を、図5にメモリ上に展開して示してある。
【0046】
図5において、421はオペレーティングシステム(OS)であり、ここではサーバコンピュータとして標準使用される、米国マイクロソフト社のWINDOWS−NTを使用するものとする。422はインタネット接続を行うときに標準的に使用されるTCP−IPプロトコルが実装された通信ドライバである。
【0047】
423は、本発明により提供されるDB−VPN(Virtual Private Network)サービスであり、クライアントコンピュータ2からネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを受信したとき、対応するDB操作命令に変換し、このDB操作命令実行結果をクライアント1(2、3)にリアルタイムに応答する。この応答の際、生成されるパケットを暗号化、複合化、圧縮、伸張するモジュールも含まれる。図11にDB−VPNサービスの内部構造が示されている。図11に示されるように、コマンド変換本体部4231を核に、上記した暗号化部4232、復号化部4233、そして、圧縮伸張部4234で構成される。詳細は後述する。
【0048】
説明を図5に戻す。424はDBエンジンであり、使用するOS421に依存し、DBMS425を呼び出すための共通のインタフェースを提供するドライバソフトウェア(ODBC:Open DataBace Connectivity)である。425は、DBを統合管理するデータベース管理システム(DBMS:Databace Management System)であり、ここでは米国マイクロソフト社より提供されるSQLサーバを使用するものとする。尚、米国ORACL社より提供されるOracleサーバ他でも構わない。426、427は、アプリケーションプログラムであり、それぞれ、インタネットブロードキャスティングシステム、インタネットマーケットリサーチシステムを実現するためのそれぞのソフトウェアモジュールである。いずれも詳細は後述する。328はデータベース(DB)であり、ここでは、マイクロソフト社のAccessを使用して作成するものとする。
【0049】
説明を図3に戻す。43はBIOS−ROMであり、システムに接続される周辺装置を制御するBIOS(基本入出力制御システム)プログラムが格納される。44はハードディスクコントローラ(HDDC)であり、上記したDB428が格納され、入出力バス49を介して接続される大容量ハードディスク装置(HDD)441〜44nのフォーマット制御ならびにリードライト制御を行う。尚、図示しないが、図2に示すパソコン同様、LCDモニタ、キーボード、ネットワークインタフェース他周辺装置が専用の入出力コントローラを介して入出力バス49に接続されるものとする。
【0050】
図6〜図9は、本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、それぞれ、POS売上げデータ書き込み時の動作手順をフローチャートで示した図(図6)、本発明実施形態で使用されるコマンド体系を表形式で示した図(図7)、Open DBコマンドが発せられた場合における全体の動作の流れをフローチャートで示した図(図8)、クライアントでデータ収集する都度行われる全体の動作の流れをフローチャートで示した図(図9)である。
【0051】
以下、図6〜図9を参照しながら、図1〜図5に示す本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0052】
図6は、顧客への商品販売の都度行われるレジ作業時になされるPOSアプリケーションプログラム226の処理の流れを示したものである。
【0053】
具体的に、まず、レジ作業者、通常は店舗従業員により、バーコードリータ261、あるいはキーボード271が操作され、このことにより、商品数量計算、金額計算、消費税の計算(ステップS61)が行われ、その内容は都度、ラインディスプレイ241に表示され顧客に通知される。
【0054】
次に、CPU21により登録(ステップS62)及び商品の合算(ステップS63)が行われ、ネットワークインタフェース28を介してサーバコンピュータ4(5)へのデータベース接続作業が開始される。このデータベース接続作業について以下に詳述する。なお、ステップS61では説明が重複するために述べなかったが、ステップS61における商品数量計算、金額計算、消費税計算のそれぞれにおいても以下のデータベース接続作業が行なわれるものである。
【0055】
ここで回線ビジー他、何らかの理由によりタイムアウトが発生した場合は接続できなかったことが知らされると共に、接続経路自動切替えプログラム224に処理が委ねられ、他の経路でのデータベース接続作業が開始される。例えば、東京に設置されてあるサーバコンピュータ4に接続失敗したときに九州に設置されたサーバコンピュータ5にアクセスしにいく。そして後述するファィル更新時におけるエラー再試行がここでは最大5回行われる(ステップS65)。これは、データベース接続後に、後述する認証エラー、サーバコンピュータ4(5)から応答がなかった場合におけるそれぞれの救済のための処置である。5回の再試行を行った結果、再度エラーが発生した場合は再登録が促される。
【0056】
以降、実際の売上げデータの書き込み処理作業に入る。すなわち、接続されたサーバコンピュータ5(6)が持つ、在庫マスタ(m#stok#master)、入出荷ファイル(m#inout)、取引き合計(m#total)、日次合計(m#daytotal)、客層分析(m#kyaku)、レシート(m#receipt)等各ファイルへデータ書き込みがなされる。在庫マスタ(m#stok#master)では、まず、その商品の存在がチェックされ(ステップS66)、あれば更新(ステップS67)、なければ新規書き込み(ステップS68)が行われる。尚、ファィル更新時エラーが発生した場合は最大5回の再試行が行われる(ステップS65)。尚、上記在庫マスタ書き込み作業は行数分繰り返される(ステップS69)。
【0057】
入出荷ファイル(m#inout)では、入出荷新規書き込み処理(ステップS70)が行数分だけ繰り返される(ステップS71)。取引き合計(m#total)では、その合計を新規に書き込む(ステップS72)のみである。日次合計(m#daytotal)では、日次合計ファイルの存在がチェックされ(ステップS73)、あればその合計を更新(ステップS74)、なければ日次合計を新規に書き込む(ステップS75)。客層分析(m#kyaku)では、客層データを新規に書き込む(ステップS76)のみである。レシート(m#receipt)では、レシートの存在がチェックされ(ステップS77)、あればレシート番号が更新され(ステップS78)、なければレシート番号の新規書き込みが行われる(ステップS79)。
【0058】
尚、クライアントコンピュータ2が、売上げデータに関して検索、追加、更新、削除を行う都度、すなわち、上記したステップS64、S65、S66、S67、S68、S70、S72、S74、S75、S76、S77、S78、S79毎、クライアントコンピュータ2ならびにサーバ4は、図9にフローチャートで示す一連の動作を実行する。
【0059】
すなわち、図6に示すステップS64で、クライアントコンピュータ2は、データベース接続作業を行っているが、実際は、図9に示すような手順でクライアントコンピュータ2とサーバコンピュータ4が接続され、処理され、そして切断される。
【0060】
具体的には、まず、クライアントコンピュータ2がインタネット網6経由でサーバコンピュータ4に回線接続要求を発する(ステップS201)。ここで、回線接続、切断のためのプロトコルは、インタネット接続のときに標準的に使用されるTCP−IPプロトコルに従うものとする。次に、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ4の回線接続承認(ステップS401)を待って店舗承認要求を発する(ステップS202)。そして、サーバコンピュータ4による店舗承認(ステップS402)を待ってDBオープン要求を発する(ステップS203)。
【0061】
DBオープン要求をインタネット網6経由で受けたサーバコンピュータ4は、そのDBオープン要求をODBCドライバ424経由でDBMS425に渡し、DBMS425でDB428のオープン処理(ステップS412)を行う。DBオープン結果を得た(ステップS403)サーバコンピュータ4は、その旨、要求のあったクライアントコンピュータ2に伝え、クライアントコンピュータ2は、その応答を待ってDB検索要求パケットを生成し送信する(ステップS204)。インタネット6経由でDB検索要求を受信したサーバコンピュータ4は、DDBCドライバ424を介してDBMS425を呼び出し、DB検索処理を実行させる(ステップS413)。サーバコンピュータ4は、その検索結果を得てパケットを生成し(ステップS406)、インタネット6経由でそのパケットを要求のあったクライアントコンピュータ2へ送信する。
【0062】
DB検索結果を得たクライアントコンピュータ2は、更にDB更新要求のためのパケットを生成し、インタネット6経由で送信する(ステップS205)。サーバコンピュータ4は、これを受けてDBMS425に対しODBCドライバ424を介してDBMSにDB更新処理を委ねる(ステップS414)。サーバコンピュータ4はDBMS425によるDB更新処理結果を受けて送信パケットを生成し(ステップS408)、インタネット6経由でそのパケットを要求のあったクライアントコンピュータ2に送信する。クライアントコンピュータ2は、続いてDBクローズ要求パケットを生成してインタネット6経由でサーバコンピュータ4に伝え(ステップS206)、サーバコンピュータ4ではODBCドライバ424を介してDBMS425を呼び出しDBクローズ処理を指示する(ステップS415)。サーバコンピュータ4は、更に、DBMS425からDBクローズ結果を得、その旨要求のあったクライアントコンピュータ2に伝える(ステップS410)。クライアントコンピュータ2は、回線切断要求を発し(ステップS207)、サーバコンピュータ4の回線切断承認(ステップS411)を待って、売上げデータ収集のための一連の処理を終了する(ステップS208)。
【0063】
尚、クライアントコンピュータ2とサーバコンピュータ4がインタネット6経由でパケットを交換する際、それぞれ、クライアントコンピュータ2に実装されるDB−VPNドライバ223、サーバコンピュータ4に実装されるDB−VPNサービス423を介して行われる。
【0064】
DB−VPNドライバ223は、クライアントコンピュータ2がDBオープン要求(ステップS203)、DB検索要求(ステップ゜S204)、DB更新要求(ステップS205)、DBクローズ要求(ステップS206)を発行する毎、使用するネットワーク回線に依存しないコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成するものであり、コマンドフォーマット等詳細については図7、図8を使用して後に詳細に説明する。また、パケットを交換する都度、暗号化、復号化のための処理、ならびに圧縮・伸張のための処理が付加される。このことについても同様、後述する。
【0065】
DB−VPNサービス423は、DB−VPNドライバ223によって生成されたパケットコマンドをSQL(Structured Query Language)文等DB操作命令に変換する機能を有し、ODBCドライバ424を介してDBMS425を呼び出し、そのDB操作命令を実行させることにより、クライアントコンピュータ2からの要求にリアルタイムに応答するものである。また、DB−VPNドライバ223同様、パケットを交換する都度、暗号化、復号化のための処理、ならびに圧縮・伸張のための処理が付加される。このことについても後述する。
【0066】
尚、ここではDBMS425としてSQLサーバを使用している関係上、DB428中のデータは、行と列から成る表として定義されており、この定義された表に対し、SQL文は、データの挿入(INSERT)、削除(DELEATE)、更新(UPDATE)、及び選択(SELECT)を行う機能を提供する。集合操作では操作対象を集合として一括して指定し、操作するのに対し、各行毎の操作は、カーソルを用いて行う。カーソル操作では、対象となるデータを問い合わせとして、カーソル宣言で指定し、このカーソルをOPENし、一行ずつ取り出し(FETCH)、上記した削除(DELEATE)または更新(UPDATE)を行い、カーソルを閉じる(CLOSE)一連のDB操作のための作業を行う。
【0067】
図7は、本発明により新設されるコマンド群を表形式で示した図であり、クライアントコンピュータ1(2、3)に実装されるDB−VPNドライバ223で生成され、解釈実行される。ここでは、レジスタコマンド、セット・サーバIPコマンド、セットIDコマンド、セットオプションコマンド、オープンDBコマンド、クローズDBコママンド、エグゼキュートSQLコマンド、フェッチネクストレコードコマンド、ゲット・カーソル・レコードコマンド、コミット・トランザクションコマンド、ロールバック・トランザクションコマンド、ゲット・ラストエラーコマンドの合計12個が新設される。
【0068】
レジスタコマンドは、シリアルナンバを登録するコマンドであり、オブジェクト名と登録するシリアル番号をパラメータとして持つ。セット・サーバIDコマンドは、IPアドレスとドメインネームを設定するコマンドであり、オブジェクト名、IPまたはドメインネームフラグ、IPアドレス、ドメインネームをパラメータとして持つ。セットIDコマンドは、IDを設定するコマンドであり、オブジェクト名、店舗コード、店舗キーをパラメータとして持つ。セットオプションコマンドは、TCP−IP経由アクセスエラーのダイアログ表示または非表示を設定するフラグであり、オブジェクト名、TCP−IP経由アクセス&エラーフラグをパラメータとして持つ。
【0069】
オープンDBコマンドは、DBを開くためのコマンドであり、オブジェクト名、店舗コード、店舗パスワード、POS番号をパラメータとして持つ。クローズDBコマンドは、DBを閉じるコマンドであり、オブジェクト名のみパラメータとして持つ。エグゼキュートSQLコマンドは、SQL文を送信するコマンドであり、オブジェクト名とSQL文をパラメータとして持つ。
【0070】
フェッチ・ネクストレコードコマンド、ゲット・カーソルレコードコマンド、コミット・トランザクションコマンド、ロールバック・トランザクションコマンド、ゲット・ラストエラーコマンドは、いずれもオブジェクト名のみをパラメータとして持つコマンドであり、それぞれ、読み込んだデータの行を選択するコマンド、データを読み込むコマンド、データを更新するコマンド、データの取り消しを行うコマンド、エラー内容を示すコマンドである。
【0071】
DBオープン処理を例示すると、コマンドリストは以下のようになる。ここで、オブジェクト名は、“vjxsql”であり、具体的には、図4に示すDB−VPNドライバ223を示す。詳細については、図8に示すフローチャートを参照して後述する。
DBクローズを例示するとコマンドリストは以下のようになる。
以下、図8に示すフローチャートを参照しながらDB−VPNドライバ223を介してオープンDBコマンドが発行されたときの、クライアントコンピュータ2ならびにサーバコンピュータ4の具体的な処理の流れについて説明する。具体的に、ここでの処理は、図9におけるサーバ4(5)のデータベースオープン要求(ステップS403)、DBMS425のデータベースオープン処理(ステップS412)、サーバ4(5)のデーベースオープン結果(ステップS404)に至る一連の動作である。
【0072】
具体的に、クライアントコンピュータ2は、サーバコンピュータ4が持つIPアドレス、ポートアドレスに従い該当するDBサーバに接続要求を発し、そのDBサーバからの接続応答を待つ(ステップS801)。サーバコンピュータ4では、サーバ回線接続待ち状態となっており(ステップS901)、サーバ回線接続要求を待ってクライアントタスクを生成(ステップS902)した後、クライアントコンピュータ2に応答する。応答を受けたクライアントコンピュータ2は、ランダムシードを作成し、暗号化部2232で店舗キーによる暗号化を施す(ステップS803)。ここで店舗キーは、セットIDコマンドにより設定されるパラメータを使用する。暗号化、復号化については、それぞれ、暗号化鍵、復号化鍵と呼ばれるパラメータを用いて行い、DES(Data Encryption Standard)方式を代表とする慣用暗号系、RSA暗号系を代表とする公開鍵方式の種類を問わない。
【0073】
クライアントコンピュータ2は、更に、サーバコンピュータ4に対して店舗番号、及び暗号化されたランダムシードに基づき認証要求を発し、サーバによる認証待ちとする(ステップS804)。サーバコンピュータ4では、復号化部4233で店舗番号から店舗キーを検索し(ステップS904)、ランダムシードの店舗キーによる復号化を行う(ステップS905)。そして、暗号化部4232で認証結果のランダムシードと店舗キーによって暗号化を施し(ステップS906)、インタネット6経由で認証応答を行う。尚、ステップS904の処理で店舗キーが検索できなかった場合には認証エラーとして要求のあったクライアントコンピュータ2に通知する。
【0074】
クライアントコンピュータ2は、サーバ認証待ちとなっており、その認証結果を得て復号化し(ステップS805)、認証が成功した場合にコマンド生成本体部2231でDBオープンコマンドを生成し、更に、暗号化部2232で暗号化処理を施し(ステップS806)、DBオープンコマンドを送信する(ステップS807)。インタネット6経由でDBオープン要求を受信したサーバコンピュータ4は、復号化部4233でそのDBオープンコマンドを復号化し、コマンド変換本体部4231でSQL文に変換し、ODBCサービス424を介してDBMS425を呼び出し、DBオープンのためのSQL文を発行する(ステップS907)。そして、ODBCサービス424を経由してオープンの結果を暗号化し、要求のあったクライアントコンピュータ2にDBオープン応答を返す(ステップS908)。
【0075】
サーバ応答待ちとなっていたクライアントコンピュータ2は、復号化部2233により応答結果を復号化し(ステップS808)、オープン成功の場合正常終了、失敗の場合エラーとして図6のフローチャートに示す通り、5回以内の再試行の機会が与えられる。認証エラー、サーバ応答無しも同様である。
【0076】
尚、売上げデータの読み込みを例示するとコマンドリストは以下のようになる。
具体的には、図9におけるサーバ4(5)によるデータベース検索要求(ステップS405)、DBMS425によるデータベース検索処理(ステップS413)、サーバ4(5)によるデータベース検索結果(ステップS406)における処理を示している。ここでは、サーバ4(5)が、オープンされたDB428を、バーコードリーダ261やキーボード271により入力される商品データに基づき、DBMS425に対して、例えば在庫マスタを検索するためのSQL文を送信し、必要とするデータが見つかるまでレコード(行)選択してその内容を読み込んでいる。具体的には、SQLSTの中にコマンド列が書き込まれており、このコマンド列(例えば、図4に示すように、ある商品コードに関する在庫マスタを検索して更新せよ)を実行(Execute)し、正常であれば“0”、正常でなければエラーを返す(Put Getlasterror)。そして、“−1”を変数“ChooseList”にセットする。それ以外であれば、次のレコードをフェッチ(Fetchnextrecord)し、その内容を例えば、レジスタAにセットする。次のレコードがあったら、“ChooseList”に何件目のデータであるかセットし、レコードがなかったら“−1”をセットして終了する。
【0077】
売上げデータ保存を例示するとコマンドリストは以下のようになる。
具体的には、図9におけるサーバ4(5)によるデータベース更新要求(ステップS407)、DBMS425によるデータベース更新処理(ステップS414)、サーバ4(5)によるデータベース更新結果(ステップS408)における処理を示している。ここでは、DP−VPNサービス423がDBMS425のワーク上にデータの保存を行うコマンドを送信し、上記した一連のDB操作をDB428上に反映させるために、コミット・トランザクションコマンドを発行している。具体的に、“SQLIST”に書き込まれたコマンドを実行(Execute)し、ワークメモリ上にデータ保存を行う。“0”でなければエラーを返す(PutGetlasterror)。それ以外であれば、DB428上に反映させるために保存コマンド(CommitTransaction)を発行し終了する。
【0078】
以上説明のように、クライアントコンピュータ2とサーバコンピュータ4間では、パケットを交換する都度、暗号化、復号化の処理が施され、更に、ここでは説明しなかったが、DB−VPNドライバ223の圧縮伸張部2234、DB−VPNサービス423の圧縮伸張部4244を介し、同時に圧縮、伸張のための処理も施されるものとする。暗号化、復号化、更には、圧縮、伸張については従来から周知の技術で実現されるため、ここでは詳細な説明を省略する。
【0079】
尚、上記したDBオープンの他、検索(データ読み込み)、更新(データ保存)、DBクローズのためのコマンドも用意され、同様に実行されるが、上記したDBオープン操作同様、DB−VPNサービス423(コマンド変換本体部4231)が、それぞれSQL文に変換し、ODBCドライバ424を経由してDBMS425を呼び出し、そのSQL文に対応してDB428を操作し反映させるものである。また、DBオープン操作と同様、クライアントコンピュータ2とサーバコンピュータ4間におけるパケット交換は、都度、暗号化、復号化の処理が施されるものとする。
【0080】
以上説明のように本発明のネットワーク型データ伝送方法ならびにシステム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体によれば、クライアントコンピュータからサーバのDB操作が可能となり、従来のように、クライアント、サーバの両方にDBエンジンを実装し、両者を接続する特別なプロトコルを必要とせず、コンピュータ間接続で現在最も普及しているTCP−IPプロトコルのみの実装で実現できる。
【0081】
また、本発明実施形態における通信媒体として、ISDN回線、もしくはインタネット専用線を用いたインタネット接続通信を使用しているが、暗号化を施すことにより通信セキュリティも万全である。本発明によれば、通信回線に依存しないコマンド伝送プロトコルにより、リアルタイムで安全な情報送受信が可能となる。また、上位サーバに全てのファイルが集約され、店舗にあるクライアントコンピュータは、インタネット経由でこの上位サーバに接続し、常に新鮮なマスタを参照してリアルタイムにPOSデータを送受信することができる。当然、本部に設置された上位サーバには、その時点での全店舗の売上げ情報等が集約されるため、いつでも次の商品販売戦略が立てられる。すなわち、TCP−IPが実装された端末であれば、いつでもどこからでもインタネットに接続することにより、現在の状況がリアルタイムに確認できる。
【0082】
尚、上記したDB−VPNドライバ223及びDB−VPNサービス423は、ミドルウェアとして記録媒体に記録されて頒布され、必要に応じてクライアントコンピュータあるいはサーバコンピュータ本体にローディングされ使用されるものであり、記録媒体としては、CD−ROM等の光ディスク、HDD等の磁気ディスク、半導体記憶が考えられ、また、通信媒体を介してこのプログラムが供給される形式をとっても構わない。
【0083】
次に、上記した本発明のネットワーク型データ伝送方法ならびにシステム及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体をセールスプロモーションに応用することで、より効果的で品質の高いトータル的なネットワーク型販売促進システムを構築できる。すなわち、このネットワーク型販売促進システムは、インタラクティブCD−ROMセールスプロモーションコンテンツおよび上記したサーバデータベース、インタネツトブロードキャスティング、インタネツトマーケットリサーチ等の各機能で構成された販売促進のためのネットワークソリューションシステムとなりうる。このシステムを導入することにより、コンピュータを用いたセールスプロモーションをインタネット、イントラネット、エクストラネットに対応させることができる。
【0084】
具体的には、情報告知のためのインタネットブロードキャスティングを用いて低コストの情報発信を行い、それとリンクしたインタネットマーケットリサーチにより、リアルタイムなユーザニーズを収集し、分析を行う。そして、その結果に基づいて作成された効果的なセールスプロモーション用CD−ROMを用いてバーチャルな世界にインタラクティブを実現することにより、わかりやすい商品紹介を実現する。このことにより、最低限のコストで的確なターゲットに対して効果的なセールスプロモーションが可能になる。
【0085】
図12は、図1におけるクライアントコンピュータ1(2、3)が持つLCDモニタ241に表示されるビュアの画面イメージを示す図である。画面イメージは、大きくはマルチメディアビュア121とリアルタイムビュア122に区分される。マルチメディアビュア121には、主に蓄積型のデータを表示するときに用いられる画面であり、CD−ROMやホームページはこの領域に表示される。チャネル切替えボタン123で常に登録されているWebやCD−ROM等を選択すると、その画面がこの領域に表示される。
【0086】
リアルタイムビュア122は、リアルタイムに更新される情報表示のためのビュアである。サーバにある逐次更新されたデータを自動的にアクセスし、常に最新のデータを表示することができる。更新の方法としては、ユーザがサーバにデータを取りに行く方法と、サーバから番組表に沿って送られるデータを受信する方法の2つがある。
【0087】
インタネットブロードキャスティングシステムの概要を図13に示す。図5に示すアプリケーションプログラムAPL#0(426)がこのシステムを実現するためのソフトウェアである。抽象的にはインタネットを用いた放送局であり、様々な情報を24時間マルチチャンネルで提供できる。大別して、3つの機能から成り、1つ目は多目的画面、2つ目はメデイアチャネル切替え機能、3つ目はスケジューリング機能である。
【0088】
図に示すように、広告主と番組契約書の締結を行い(ステップS131)、契約データを登録する(ステップS132)。番組内容の制作を制作会社に依頼し(ステップS133)、完成した番組データをDBに登録する(ステップS134)。次に、契約データから番組表を自動作成し(ステップS135)、ユーザがこれを確認することによって番組表の修正を行う(ステップS136)。そして、放送データの更新(ステップS137)、インタネット配信(ステップS138)、受信(ステップS139)の各ステップを経てインタネットブロードキャスティングを終了する。
【0089】
ユーザは、多目的表示画面を用いてインタネットブロードキャスティングの情報を受信することができる。画面構成としては、上記したマルチメディアビュー121とリアルタイムビュー122の2種類で構成され、それぞれのビュア121、122で様々な形式の情報が表示できる。チャンネル切替えにより、マルチメディアビュア121に表示される情報をモニタ横に設置されたボタン(123)1つで切り替えることができる。スケジューリングは、番組表に沿って配信される。番組契約DBに基づいて自動的作成された番組表に従って進行する。
【0090】
図14は、インタネットマーケットリサーチシステムの概要を示す。図5に示すアプリケーションプログラムAPL#1(427)がこのシステムを実現するためのソフトウェアである。
【0091】
インタネットマーケットリサーチとは、インタネット6を用いた情報の告知、及びそのホームページに対する受信を行うことによってユーザニーズを分析するシステムである。ここでは、情報の告知とアンケート入力シートがペアとなって情報の収集を行う。また、情報の告知においては、最新のニュースをブロードキャスティングを用いることによってタイムリに配信可能である。図において、まず、放送用データを参照することにより、インタネット6経由で不特定多数にイベントの告知を行う(ステップS141)。参加希望者にアンケート記入用紙を配信し(ステップS142)、ユーザに対しビュアを介してそのアンケート用紙に記入ならびに返信を促し(ステップS143)、そのデータを収集して(ステップS144)、分析を行ない(ステップS145)、マーケットリサーチデータを作成する。
【0092】
上記したように、マーケット情報をインタネット6経由で配信し、その情報を見たユーザの反応をヒストリカルに管理する。マーケット情報は、日々の最新の情報が刻々とサーバ4(5)の指示に従って配信されていく。そのニュースに対してユーザがアクセスを起こせば、その商品に対するアンケート用紙が表示されるしくみになっている。
【0093】
ニュースの形式としてのサーバ4(5)のDBに保存されたニュース番組表に従ってスケジューリングされたニュースを24時間は配信可能である。また、その番組表と独立してタイムリな情報を提供することもできる。例えば、金杞憂ニュースや逐次更新される株価情報やマーケット情報、更に、天気予報等時間の推移に伴い変化していく情報等、ユーザがそれを必要としたときの最新情報が提供される。
【0094】
尚、本発明は上記した販売管理システムに限らず、例えば、学校の授業等におけるナビゲーションシステムにも応用できる。すなわち、インタネットブロードキャスティング機能により、DB内に構築されたスケジュールに基づきカリキュラムを自動的に毎日決まった時間に発信し、受講者全員が自宅で同時に授業に参加できる。また、インタネットマーケティングリサーチ機能により、インタラクテイブなアクセスを実現し、受講者対講師、あるいは受講者対受講者の質疑応答が可能になり、受講者全員が同じ教室で受光しているような状況を創出できる。更に、DBを基に、様々な検索機能を活用して、受講者からの質問や模擬テストの結果などの分析により、授業の改良点を洗い出したり、受講者自身も気づいていない問題点を掘り起こすことができる。更に、受講者は、既に配信済みの授業を検索して呼び出し、何度でも同じ授業を受光することができる。受講者の成績もDB化し、ヒストリカルで、しかも整理された成績管理を可能とし、更に、それを分析することにより、より効果的なプランニングを可能にする。
【0095】
他に、フランチャイズ店における集客力向上のための施策として、また、販売戦略のプランニングに、更には、ホームトレードのためのナビゲーション等、多数の応用が考えられる。
【0096】
【発明の効果】
以上説明のように本発明のネットワーク型データ伝送方法ならびにシステム及び同システム用端末装置、同方法がプログラムされ記録される記録媒体によれば、クライアントコンピュータからサーバのDB操作が可能となり、従来のように、クライアント、サーバの両方にDBエンジンを実装し、両者を接続するための特別なプロトコルを必要とせず、コンピュータ間通信接続で現在最も普及しているTCP−IP通信ドライバのみの実装で実現できる。
【0097】
また、本発明実施形態における通信媒体として、ISDN回線、もしくはインタネット専用線を用いたインタネット接続通信を使用しているが、暗号化を施すことにより通信セキュリティ対策も万全となる。本発明によれば、通信回線に依存しないコマンド伝送プロトコルにより、リアルタイムで安全な情報送受信が可能となる。すなわち、本発明をPOSシステムに適用した場合、DBサーバに全てのファイルが集約され、店舗にあるクライアントコンピュータは、インタネット経由でこの上位サーバに接続し、常に新鮮なマスタを参照してリアルタイムにPOSデータを送受信することができる。従って、DBサーバを多重化すれば障害対策も可能となる。当然、本部に設置されたDBサーバには、その時点での全店舗の売上げ情報等が集約されるため、いつでも次の商品販売戦略が立てられる。すなわち、TCP−IP通信ドライバが実装された端末があれば、いつでもどこからでもインタネットに接続することにより、現在の状況がリアルタイムに確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図である。
【図2】図1におけるクライアントコンピュータの内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1におけるサーバコンピュータの内部構成を示すブロック図である。
【図4】図1におけるクライアントコンピュータの主記憶装置におけるプログラムのメモリ割り当て構造を示す図である。
【図5】図1におけるサーバコンピュータの主記憶装置におけるプログラムのメモリ割り当て構造を示す図である。
【図6】POS売上げデータ書き込み処理の流れをフローチャートで示した図である。
【図7】本発明で使用されるコマンド体系を表形式で示した図である。
【図8】図7に示すコマンドのうち、オープンDBコマンドの動作の流れをフローチャートで示した図である。
【図9】クライアントでデータ収集の都度実行される全体の動作の流れをフローチャートで示した図である。
【図10】図4におけるDB−VPNドライバの内部構造を示すブロック図である。
【図11】図5におけるDB−VPNサービスの内部構造を示すブロック図である。
【図12】本発明を販売促進システムに応用したときの表示画面イメージを示す図である。
【図13】ネットワーク型販売促進システムにおいて使用される、インタネットブロードキャスティングを概略的に示した動作概念図である。
【図14】ネットワーク型販売促進システムにおいて使用される、インタネットマーケットリサーチを概略的に示した動作概念図である。
【図15】従来のサーバクライアントシステムを利用したPOSシステムの概略システム構成を示す図である。
【符号の説明】
1(2、3) クライアントコンピュータ(端末装置)
4(5) サーバコンピュータ
6 インタネット回線網
28(48) ネットワークインタフェース
30 CD−ROM
121 マルチメディアビュア
122 リアルタイムビュア
222(422) TCP−IP通信ドライバ
223 パケット生成手段(DB−VPNドライバ)
224 接続経路自動切替えプログラム
226 POSアプリケーションプログラム
423 パケット変換手段(DB−VBNサービス)
424 ODBCドライバ
425 データベース管理システム(DBMS)
426 インタネット・ブロードキャスティング・アプリケーションプログラム(APL#0)
427 インタネット・マーケットリサーチ・アプリケーションプログラム(APL#1)
428 データベース(DB)
2231 コマンド生成本体部
2232(4232) 暗号化部
2233(4233) 復号化部
2234(4234) 圧縮伸張部
4231 コマンド変換本体部
Claims (6)
- データベース(DB)内蔵のサーバと、該サーバを共有する複数の端末装置とがネットワーク回線経由で接続されるネットワーク型データ伝送システムであって、
前記端末装置の各々は、
前記DBの処理を要求する都度、前記ネットワーク回線のTCP−IPプロトコルに依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うDB操作命令を伝送するためのパケットコマンドを生成するDB−VPNドライバと、
前記DB−VPNドライバと前記ネットワーク回線との間に設けられ、前記ネットワーク回線の前記TCP−IPプロトコルに従う通信を行う通信ドライバとを備え、
前記パケットコマンドがDBオープン、DB検索、DB更新及びDBクローズのための処理を起動し実行させるために、それぞれに必要なパラメータと共に用意されるパケットコマンドを含み、
前記DB−VPNドライバが前記生成されたパケットコマンドに暗号処理を施す暗号化手段を含み、
前記サーバは、
前記端末装置から受信した前記パケットコマンドに復号化処理を施す復号化手段を有し、前記受信したパケットコマンドを変換して変換後DB操作命令を得るDB−VPNサービスと、
前記変換後DB操作命令に応答してDBMSを呼び出し前記変換後DB操作命令を実行し、実行の結果を前記DBに反映させるDBエンジンとしてのODBCドライバと、
前記DB−VPNサービスと前記ネットワーク回線との間に設けられ、前記ネットワーク回線の前記TCP−IPプロトコルに従う通信を行う通信ドライバとを備え、
前記端末装置が前記DBの処理を要求する都度、前記サーバがリアルタイムに前記要求に応答する
ことを特徴とするネットワーク型データ伝送システム。 - データベース(DB)内蔵のサーバと、該サーバを共有する複数の端末装置とがネットワーク回線経由で接続されるネットワーク型データ伝送システムであって、
前記端末装置の各々は、
前記DBの処理を要求する都度、前記ネットワーク回線のTCP−IPプロトコルに依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うDB操作命令を伝送するためのパケットコマンドを生成するDB−VPNドライバと、
前記DB−VPNドライバと前記ネットワーク回線との間に設けられ、前記TCP−IPプロトコルに従う通信を行う通信ドライバとを備え、
前記パケットコマンドがDBオープン、DB検索、DB更新及びDBクローズのための処理を起動し実行させるために、それぞれに必要なパラメータと共に用意されるパケットコマンドを含み、
前記サーバは、
前記DB操作命令の伝送のための受信したパケットコマンドを変換して変換後DB操作命令を得るDB−VPNサービスと、
前記変換後DB操作命令に応答してDBMSを呼び出し前記変換後DB操作命令を実行し、実行の結果を前記DBに反映させるDBエンジンとしてのODBCドライバと、
前記DB−VPNサービスと前記ネットワーク回線との間に設けられ、前記TCP−IPプロトコルに従う通信を行う通信ドライバとを備え、
前記端末装置が前記DBの処理を要求する都度、前記サーバがリアルタイムに前記要求に応答する
ことを特徴とするネットワーク型データ伝送システム。 - 前記ネットワーク回線に依存しない前記DBコマンド伝送プロトコルに従うパケットを生成したとき、前記端末装置は前記パケットに暗号化処理を施して前記サーバに伝送し、前記サーバで前記パケットを復号化する
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク型データ伝送システム。 - 前記サーバは前記端末装置に応答するとき、前記パケットに暗号化処理を施して前記端末装置に伝送し、前記端末装置で復号化する
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク型データ伝送システム。 - 各々がデータを収集する都度、ネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従うパケットコマンドを生成する複数の端末装置が前記ネットワーク回線経由で接続され、前記パケットコマンドを受信してDB操作命令に変換し、該DB操作命令を実行し、実行の結果を前記DBに反映して前記端末装置からの要求にリアルタイムに応答するネットワーク型データ伝送システムにおけるサーバであって、
前記パケットコマンドがDBオープン、DB検索、DB更新及びDBクローズのための処理を起動し実行させるために、それぞれに必要なパラメータと共に用意されるパケットコマンドを含み、
前記ネットワーク回線に依存しないDBコマンド伝送プロトコルに従い前記端末装置から伝送された前記パケットコマンドをDB操作命令に変換するパケット変換手段と、
使用するデータベース管理システム(DBMS)に依存しないDBMS共通のインターフェースが実装され、前記DBMSを呼び出して前記DB操作命令の実行を指示するDBMS呼び出し手段と、
前記DBMS呼び出し手段を経由して得られるDB操作命令を実行して実行結果を前記DBに反映させるDBMSと、
前記端末装置との前記パケットの交換のために必要なプロトコルに従う通信を行うインターフェース手段とを備え、
前記パケット変換手段が、前記端末装置に伝送する前記パケットに暗号化処理を施す暗号化手段と、前記端末装置から受信した前記パケットに復号化処理を施す復号化手段とを有する
ことを特徴とするネットワーク型データ伝送システムのサーバ。 - データベース(DB)内蔵のサーバを他の端末装置と共有し、ネットワーク回線経由で前記サーバと接続されるネットワーク型データ伝送システムにおける端末装置であって、
データを収集する都度、前記DBサーバに回線接続要求を発し、サーバからの接続承認待ちとする手段と、
前記サーバから回線接続承認を得てDBオープン要求を発行する手段と、
前記サーバによるDBオープン処理応答を得てDB検索要求を発行する手段と、
前記サーバによるDB検索処理応答を得てDB更新要求を発行する手段と、
前記サーバによるDB更新処理応答を得てDBクローズ要求を発行する手段と、
前記サーバによるDBクローズ処理応答を得てDB回線切断要求を発行し、サーバからの回線切断承認待ちとする手段と、
サーバによる回線切断承認を得てデータ収集のための処理を終了する手段と、
前記DBオープン要求の発行において、アドレスに従い該当するサーバに接続要求を発行し、そのサーバからの接続応答待ちとする手段と、
前記サーバから応答を得てランダムシードを作成し暗号化して送信する手段と、
前記サーバに認証要求を発行しサーバによる認証待ちとする手段と、
前記サーバから認証応答を得、その認証結果を復号化して取込む手段と、
前記認証が成功したときに、少なくとも、オブジェクト名、アドレス、IDが初期パラメータとして設定されるデータベースオープンコマンドを生成して暗号化し、前記サーバに送信してサーバの応答待ちとする手段と、
前記サーバからオープン応答を得、その応答結果を復号化して取込む手段と、
前記認証の失敗及びDB接続の失敗を所定回数許可し、認証、DB接続のための再試行を行う再試行手段と、
前記サーバに接続要求を発し、所定時間応答がなかったときに、多重化された他のDBサーバに接続要求を発行する手段と、
を備えたことを特徴とするネットワーク型データ伝送システムにおける端末装置。
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