JP4687678B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクに取り付けられて、燃料タンク内の燃料を内燃機関等へ供給する燃料供給装置に関するものである。
従来、燃料供給装置としては、たとえば、燃料タンク内にサブタンクを設け、このサブタンク内に、内燃機関へ燃料を供給するための供給管の先端、および供給管の先端に装着された燃料フィルタを配置するとともに、内燃機関に供給された燃料のうち余剰燃料、いわゆるリターン燃料を燃料タンクに戻すリターン管の先端をサブタンク内に配置したものがある(特許文献1参照)。
サブタンク内の液面レベルは、サブタンク外の液面レベルと等しいが、燃料タンク傾斜時等におけるサブタンク内の液面の上下方向変動量は、サブタンク外における液面の上下方向変動量よりも小さい。これにより、燃料タンク傾斜時においても供給管先端を燃料内に維持して確実に燃料を供給できることを狙っている。また、リターン管の先端をサブタンク内に配置して内燃機関からのリターン燃料をサブタンク内に戻すことにより、サブタンク内の燃料量を多く維持して確実に燃料を供給できることを狙っている。
特開平5−99090号公報
内燃機関に供給された燃料は高圧ポンプで加圧されて燃料噴射弁に送られる。燃料噴射弁に送られた高圧燃料のうち所定量の燃料が燃料噴射弁から燃焼室内に噴射され、余剰となった燃料はリターン管を経て燃料燃料タンクに戻される。燃料は、高圧化・膨脹の過程を経ることで温度が上昇する。さらに、内燃機関内の燃料通路は温度が高いため、そこから熱を受けることによっても温度が上昇する。したがって、リターン燃料は高温になっている。また、主に膨脹過程で気泡が発生するため、リターン燃料は気泡を含んでいる。サブタンクに流入した上述の高温且つ気泡を含んだリターン燃料が再び内燃機関へ供給されると、内燃機関の作動が不安定となる可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたもので、サブタンク内に戻されたリターン燃料の温度を低下させ且つ気泡を除去してから供給することが可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の燃料供給装置は、燃料タンクに設置されて燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料供給装置であって、一端が燃料タンク内の底部近傍にあり他端が燃料タンク外側にあるように配置された供給管と、供給管の先端に接続された燃料フィルタと、燃料タンク内に配置され且つ供給管および燃料フィルタが収納された有底筒状のサブタンクと、一端が燃料タンク内にあり他端が燃料タンク外側にあるように配置されエンジンから流出する余剰燃料を燃料タンクへ燃料を戻すリターン管と、サブタンクに設けられサブタンクの内側空間を鉛直方向に隔離する略板状の仕切り部材と、サブタンクの内側にあり且つ仕切り部材を挟んで対向する2つの空間を連通する連通手段とを備え、燃料フィルタおよび供給管の先端はサブタンクの底部、サブタンクの内壁および仕切り部材により囲まれる空間である第1空間に配置され、リターン管の出口はサブタンクの内壁および仕切り部材の鉛直方向上側表面に囲まれる空間である第2空間に配置されることを特徴としている。
リターン管により燃料タンクへ戻されたリターン燃料は、再び供給管を介してエンジンへ供給される。上述のように構成された本発明の請求項1に記載の燃料供給装置において、エンジンから燃料タンクへ戻されたリターン燃料が再び供給管からエンジンへ送られるまでの経路について説明する。
リターン燃料は、先ず、第2空間に流入し、第2空間内の燃料と混合された後、連通手段を介して第1空間へ流入する。そして、第1空間内に配置されている燃料フィルタを通過して供給管により吸入されエンジンへ供給される。このとき、リターン燃料は第2空間内へ流入してから連通手段に至るまでの期間、第2空間に滞留する。リターン燃料が第2空間に滞留している期間中に、リターン燃料に含まれる気泡は燃料液面へ浮上移動して消滅する。また、燃料タンク内燃料の温度はリターン燃料の温度よりも低い。したがって、リターン燃料は第2空間に流入して第2空間内の燃料と混合することにより温度が低下する。言い換えると冷却される。また、液体の比重量は温度に反比例する、つまり低温ほど比重量が大きいことから、第2空間内の燃料温度は、鉛直方向において上方から下方に向かうに連れて低くなっている。
本発明の請求項1に記載の燃料供給装置において、サブタンク内の仕切り部材は、サブタンクの内側空間を鉛直方向に隔離するように配置されているので、第1空間および第2空間は、鉛直方向において第2空間を上側として上下に重なるように配置されている。したがって、第2空間から連通手段を介して第1空間へ向かう燃料の流れ方向は、鉛直方向において上から下へ向かう方向となる。この方向は、リターン燃料中に含まれている気泡が第2空間内において液面へ浮上移動する方向とは反対向きである。これにより、第2空間から連通手段を介して第1空間へ向かう燃料中に気泡が含まれることを確実に抑止することができる。さらに、第2空間から連通手段を介して第1空間へ向かう燃料の流れ方向は、第2空間内の燃料温度分布においてより低温側に向かう方向と一致している。このように、本発明の請求項1に記載の燃料供給装置において、サブタンクの第2空間は、サブタンクに戻されたリターン燃料の温度を低下させるとともに、リターン燃料に含まれていた気泡を分離する場所として機能している。
以上から、第2空間内の燃料を、連通手段を介して第1空間に流入させる構成とすることにより、気泡を含まず、且つ燃料タンク流入直後のリターン燃料温度よりも低い温度の燃料を、燃料フィルタ、供給管を介してエンジンへ供給することができる。これにより、サブタンク内に戻されたリターン燃料の温度を低下させ且つ気泡を除去してから供給することが可能な燃料供給装置を提供することができる。
また、本発明の請求項に記載の燃料供給装置は、サブタンク外の燃料をサブタンク内に供給するためのジェットポンプを備え、ジェットポンプはサブタンク内に設置され、ジェットポンプの吐出口は仕切り部材よりも上方に開口することを特徴としている。
本発明の請求項3に記載の燃料供給装置は、サブタンク外の燃料をサブタンク内に供給するためのジェットポンプを備え、ジェットポンプはサブタンク内に設置され、ジェットポンプの吐出口は仕切り部材よりも上方に開口することを特徴としている。
上述したように使用されるジェットポンプにおいて、その吐出口から吐出される燃料中には気泡が含まれることがある。特に、ジェットポンプの吸い込み口が設置されている部分の燃料液面が低下し、燃料液面がジェットポンプの吸い込み口に近づくと、液面の揺動等によりジェットポンプの吸い込み口から空気が吸い込まれることがある。このような事態になると、燃料供給装置からの供給管から吸入されるまえに気泡を除去する必要がある。そこで、本発明の請求項に記載の発明のように、ジェットポンプをサブタンク内に設置し、ジェットポンプの吐出口を仕切り部材の上方の空間に開口させる構成とすれば、ジェットポンプから吐出された燃料は、直ぐには供給管から吸入されず、暫く仕切り部材の上方側空間に滞留し、その間に混入した気泡は燃料液面へ移動し消滅する。
上述したように使用されるジェットポンプにおいて、その吐出口から吐出される燃料中には気泡が含まれることがある。特に、ジェットポンプの吸い込み口が設置されている部分の燃料液面が低下し、燃料液面がジェットポンプの吸い込み口に近づくと、液面の揺動等によりジェットポンプの吸い込み口から空気が吸い込まれることがある。このような事態になると、燃料供給装置からの供給管から吸入されるまえに気泡を除去する必要がある。そこで、本発明の請求項3に記載の発明のように、ジェットポンプをサブタンク内に設置し、ジェットポンプの吐出口を仕切り部材の上方の空間に開口させる構成とすれば、ジェットポンプから吐出された燃料は、直ぐには供給管から吸入されず、暫く仕切り部材の上方側空間に滞留し、その間に混入した気泡は燃料液面へ移動し消滅する。
この場合、本発明の請求項に記載の燃料供給装置のように、ジェットポンプの吐出口からの燃料流出方向が鉛直方向上方向きであるような構成とすれば、上述した、ジェットポンプから吐出される燃料中に含まれる気泡を、それに作用する浮力に加えて、吐出燃料流れの流体力の作用によって、燃料液面に向かって浮上移動させることができる。すなわちジェットポンプの吐出口から短時間で燃料液面に到達させ消滅させることができる。
本発明の請求項に記載の燃料供給装置は、燃料タンクに設置されて燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料供給装置であって、燃料タンク内に設けられた有底筒状のサブタンクと、一端がサブタンク内の底部に他端が燃料タンク外側にあるように配置された供給管と、サブタンク内の底部に配置されて供給管の先端に接続された燃料フィルタと、一端が燃料タンク内にあり他端が燃料タンク外側にあるように配置されエンジンから流出する余剰燃料を燃料タンクへ燃料を戻すリターン管と、サブタンク内において燃料フィルタおよび供給管の先端よりも鉛直方向上側に鉛直方向上方に向かって開口するように配置された有底筒状の容器部とを備え、リターン管の出口は容器部内に配置され、鉛直方向から見て容器部の上縁の輪郭線はサブタンクの上縁の輪郭線よりも内側にあることを特徴としている。
リターン管により燃料タンクへ戻されたリターン燃料は、再び供給管を介してエンジンへ供給される。上述のように構成された本発明の請求項に記載の燃料供給装置において、エンジンから燃料タンクへ戻されたリターン燃料が再び供給管からエンジンへ送られるまでの経路について説明する。
上述のように構成された本発明の請求項に記載の燃料供給装置において、容器部はサブタンク内に、鉛直方向上方に向かって開口するように配置されている。すなわちサブタンクと容器部とは、大きさの異なる2つの有底状の容器を互いに鉛直方向上方に向かって開口させ且つ大きい容器(サブタンク)内に小さい容器(容器部)を収容させて配置したような位置関係となっている。
リターン燃料は、先ず、容器部に流入し、容器部内の燃料と混合された後、容器部の上縁から溢れてサブタンクへ流入する。そして、サブタンク内且つ容器部の下方に配置されている燃料フィルタを通過して同じくサブタンク内且つ容器部の下方に配置されている供給管の先端から吸入されエンジンへ供給される。このとき、リターン燃料は容器部内へ流入してからサブタンク内に至るまでの期間、容器部内に滞留する。リターン燃料が容器部内に滞留している期間中に、リターン燃料に含まれる気泡は燃料液面へ浮上移動して消滅する。また、燃料タンク内燃料の温度はリターン燃料の温度よりも低い。したがって、リターン燃料は容器部に流入して容器部内の燃料と混合することにより温度が低下する。言い換えると冷却される。このように、本発明の請求項に記載の燃料供給装置において、サブタンクの容器部は、サブタンクに戻されたリターン燃料の温度を低下させるとともに、リターン燃料に含まれていた気泡を分離する場所として機能している。
リターン燃料は、先ず、容器部に流入し、容器部内の燃料と混合された後、容器部の上縁から溢れてサブタンクへ流入する。そして、サブタンク内且つ容器部の下方に配置されている燃料フィルタを通過して同じくサブタンク内且つ容器部の下方に配置されている供給管の先端から吸入されエンジンへ供給される。このとき、リターン燃料は容器部内へ流入してからサブタンク内に至るまでの期間、容器部内に滞留する。リターン燃料が容器部内に滞留している期間中に、リターン燃料に含まれる気泡は燃料液面へ浮上移動して消滅する。また、燃料タンク内燃料の温度はリターン燃料の温度よりも低い。したがって、リターン燃料は容器部に流入して容器部内の燃料と混合することにより温度が低下する。言い換えると冷却される。このように、本発明の請求項5に記載の燃料供給装置において、サブタンクの容器部は、サブタンクに戻されたリターン燃料の温度を低下させるとともに、リターン燃料に含まれていた気泡を分離する場所として機能している。
また、本発明の請求項に記載の燃料供給装置は、サブタンク外の燃料をサブタンク内に供給するためのジェットポンプを備え、ジェットポンプはサブタンク内に設置され、ジェットポンプの吐出口は容器内に開口することを特徴としている。
本発明の請求項6に記載の燃料供給装置は、サブタンク外の燃料をサブタンク内に供給するためのジェットポンプを備え、ジェットポンプはサブタンク内に設置され、ジェットポンプの吐出口は容器内に開口することを特徴としている。
上述したように使用されるジェットポンプにおいて、その吐出口から吐出される燃料中には気泡が含まれることがある。特に、ジェットポンプの吸い込み口が設置されている部分の燃料液面が低下し、燃料液面がジェットポンプの吸い込み口に近づくと、液面の揺動等によりジェットポンプの吸い込み口から空気が吸い込まれることがある。このような事態になると、燃料供給装置からの供給管から吸入されるまえに気泡を除去する必要がある。そこで、本発明の請求項に記載の発明のように、ジェットポンプをサブタンク内に設置し、ジェットポンプの吐出口を容器部内に開口させる構成とすれば、ジェットポンプから吐出された燃料は、直ぐには供給管から吸入されず、暫く容器部内に滞留し、その間に混入した気泡は燃料液面へ移動し消滅する。
上述したように使用されるジェットポンプにおいて、その吐出口から吐出される燃料中には気泡が含まれることがある。特に、ジェットポンプの吸い込み口が設置されている部分の燃料液面が低下し、燃料液面がジェットポンプの吸い込み口に近づくと、液面の揺動等によりジェットポンプの吸い込み口から空気が吸い込まれることがある。このような事態になると、燃料供給装置からの供給管から吸入されるまえに気泡を除去する必要がある。そこで、本発明の請求項6に記載の発明のように、ジェットポンプをサブタンク内に設置し、ジェットポンプの吐出口を容器部内に開口させる構成とすれば、ジェットポンプから吐出された燃料は、直ぐには供給管から吸入されず、暫く容器部内に滞留し、その間に混入した気泡は燃料液面へ移動し消滅する。
この場合、本発明の請求項に記載の燃料供給装置のように、ジェットポンプの吐出口からの燃料流出方向が鉛直方向上方向きであるような構成とすれば、上述した、ジェットポンプから吐出される燃料中に含まれる気泡を、それに作用する浮力に加えて、吐出燃料流れの流体力の作用によって、燃料液面に向かって浮上移動させることができる。すなわちジェットポンプの吐出口から短時間で燃料液面に到達させ消滅させることができる。
この場合、本発明の請求項7に記載の燃料供給装置のように、ジェットポンプの吐出口からの燃料流出方向が鉛直方向上方向きであるような構成とすれば、上述した、ジェットポンプから吐出される燃料中に含まれる気泡を、それに作用する浮力に加えて、吐出燃料流れの流体力の作用によって、燃料液面に向かって浮上移動させることができる。すなわちジェットポンプの吐出口から短時間で燃料液面に到達させ消滅させることができる。
以下に、本発明を具体的に適用した実施形態について説明する。この実施形態は、本発明による燃料供給装置を、自動車用ディーゼルエンジンに適用したものである。すなわち、燃料タンク内の燃料をディーゼルエンジンへ供給するための燃料供給装置に適用している。
(第1実施形態)
先ず、本発明の第1実施形態による燃料供給装置が適用された燃料タンク1、および燃料タンク1から燃料が供給されて運転されるディーゼルエンジン100に係る燃料系統構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態による燃料供給装置が適用された燃料タンク10の断面図である。図1において、燃料タンク10はその上方を、図1の上方として表されている。また、図1には、燃料タンク10から燃料が供給されるディーゼルエンジン100、および両者を接続する燃料配管類を、合わせて模式的に表している。
燃料タンク10は、図1に示すように、2つの燃料貯蔵部を上部において連通させて結合したような形状、いわゆる馬の鞍形に形成されている。すなわち、燃料タンク10は、第1タンク部11、第2タンク部12および両タンク部11、12を連通させ結合している連結部13から構成されている。第1タンク部11内には、サブタンク20が設けられている。サブタンク20内には、供給管30、燃料フィルタ40、ジェットポンプ50が配置されている。ジェットポンプ50の吸入ポート51には、図1に示すように吸入管60が接続されている。吸入管60の先端、つまり吸入口61は、図1に示すように、燃料タンク10の連結部13を経て第2タンク部12の底部まで延出されている。ジェットポンプ50が作動すると、第2タンク部12内の燃料が第1タンク部11内へ、詳しくはサブタンク20内へ移送される。これにより、鞍形に形成された燃料タンク10において、燃料タンク10に貯蔵される燃料の全量をディーゼルエンジン100へ供給することができる。第1タンク11内には、ジェットポンプ50を作動させるためのトランスファーポンプ70が配置されている。ジェットポンプ50は、トランスファーポンプ70から吐出される高圧燃料を受けて作動する。第1タンク部11には、ディーゼルエンジン100から流出する余剰燃料を燃料タンク10へ戻すためのリターン管80が設置されている。リターン管80の先端は、図1に示すように、サブタンク20内に配置されている。供給管30の燃料タンク10外側端部は、燃料管201を介してディーゼルエンジン100に燃料を供給可能に接続されている。一方、リターン管80の燃料タンク10外側端部は、燃料管202を介してディーゼルエンジン100に接続されている。
ディーゼルエンジン100は、図1に示すように、燃料を必要な圧力まで加圧する高圧ポンプ101、高圧ポンプ101から高圧燃料を供給されて所望量の燃料をディーゼルエンジン100の燃焼室に噴射する燃料噴射弁102を備えている。高圧ポンプ101からの余剰燃料および燃料噴射弁102からの余剰燃料が集められて、燃料管202へ流出し、燃料タンク10のリターン管80に至る。高圧ポンプ101は低圧ポンプ、いわゆるフィードポンプ103を備え、このフィードポンプ103に燃料管201が接続されている。したがって、燃料タンク10内の燃料は、フィードポンプ103により吸い上げられる。なお、燃料管201の途中には、燃料フィルタ104、燃料中の水分を捕集するセジメンタ105が必要に応じて設置されている。
次に、本発明の第1実施形態による燃料供給装置の特徴である、サブタンク20の構成について、図1に基づいて説明する。
サブタンク20は、たとえば樹脂材料により有底筒状に形成されている。サブタンク20は、サブタンク20の内側の空間を鉛直方向に隔離する仕切り部材としてのセパレータ21を備えている。このセパレータは、たとえば樹脂材料により板状に形成され、サブタンク20に、鉛直方向にほぼ直交する平面に平行な方向に配置され固定されている。これにより、サブタンク20の内側空間は、セパレータ21、サブタンク20の底部20aおよびサブタンク20の側壁20bにより囲まれる空間である第1空間Aと、この空間Aとセパレータ21を挟んで対向する空間、つまりセパレータ21の鉛直方向上側表面およびサブタンク20の側壁20bにより囲まれる空間である第2空間Bとに分割されている。第1空間Aおよび第2空間Bは、第2空間Bを上側として鉛直方向に重ねて配置されている。セパレータ21には、セパレータ21を挟んで対向する2つの空間、本実施形態においては第1空間Aと第空間Bとを連通する連通手段である貫通孔21aが形成されている。第1空間A内には、図1に示すように、供給管30の先端、および供給管の先端である吸入口31に装着された燃料フィルタ40が配置されている。これにより、燃料タンク10内の燃料は、サブタンク20の第1空間A内から燃料フィルタ40を介して供給管30から吸い上げられる。
セパレータ21、サブタンク20の底部20aおよびサブタンク20の側壁20bにより囲まれる第1空間A内には、図1に示すように、ジェットポンプ50が配置されている。ジェットポンプ50の供給ポート52は、燃料管90を介してトランスファーポンプ70の吐出口71に接続されている。ジェットポンプ50の吸入ポート51には吸入管60が接続されている。吸入管60は、図1に示すように、燃料タンク10の連結部13を経て第2タンク部12の底部まで延出され、吸入管60の先端である吸入口61は、第2タンク部12の底部に設置されている。ジェットポンプ50の吐出ポート53は、図1に示すように、セパレータ21の上方、つまりセパレータ21およびサブタンク20の側壁20bにより囲まれる第2空間Bに開口している。延出されている。ジェットポンプ50の吐出ポート53からの燃料流出方向は鉛直方向上向き、すなわち、図1において上方向きとなっている。ジェットポンプ50の供給ポート52へ高圧燃料を供給するトランスファーポンプ70は、サブタンク20の外側且つ第1タンク部11内に配置されている。
セパレータ21およびサブタンク20の側壁20bにより囲まれる第2空間B内には、図1に示すように、リターン管80が、リターン燃料が第2空間B内に流入可能に配置されている。
次に、以上説明したように構成された、本発明の第1実施形態による燃料供給装置におけるサブタンク20の作用について説明する。
先ず、ディーゼルエンジン100と燃料タンク10間の燃料の流れについて簡単に説明する。ディーゼルエンジン100の運転中において、燃料タンク10内の燃料、詳しくは、サブタンク20内の第1空間A内の燃料が、燃料フィルタ40、供給管30を介して吸い上げられて高圧ポンプ101へ供給される。一方、ディーゼルエンジン100における余剰燃料、すなわち、高圧ポンプ101へ供給された燃料から燃料噴射弁102で噴射された燃料を減じた燃料は、リターン管80を介して燃料タンク10へ戻される。したがって、ディーゼルエンジン100の運転中において、燃料は、燃料タンク10およびディーゼルエンジン100間を循環している。同時に、第2タンク部12内の燃料が、ジェットポンプ50により吸入されて第1タンク部11内のサブタンク20へ移送されている。
次に、サブタンク20における燃料の流れについて説明する。
サブタンク20の第2空間B内には、ディーゼルエンジン100からのリターン燃料およびジェットポンプ50により移送された燃料が流入し、これらの燃料により第2空間Bは常に満たされている。リターン燃料は高温且つ気泡を含んでいる。またジェットポンプ50から吐出される燃料中にも気泡が含まれる場合がある。これらの燃料は、サブタンク20の第2空間B内に暫くの時間滞留してから、セパレータ21に設けられた連通手段である連通孔21aを介して、第1空間A内へ流入する。リターン燃料およびジェットポンプ50により移送された燃料がサブタンク20の空間B内に滞留中において、燃料中に含まれる気泡は、浮力の作用により液面へ浮上移動して消滅する。また、高温のリターン燃料は、それより温度の低いジェットポンプ50から吐出される燃料および第2空間Bの燃料と混合されて冷却される。すなわち、第2空間B内の燃料温度は最終的にリターン燃料の温度よりも低下する。また、サブタンクの第2空間B内における燃料の温度分布は、燃料温度とその比重量との関係にしたがって、鉛直方向において上から下へ向かうほど低くなっている。第2空間B内の燃料がセパレータ21の貫通孔21aへ向かう燃料流れは、第2空間B内を鉛直方向において上から下へ向かう方向となる。この流れ方向は、気泡が液面へ向かって移動する方向と反対方向であるので、第2空間Bから第1空間Aへ向かって流れる燃料中に気泡が含まれることを確実に阻止できる。さらに、第2空間B内の燃料がセパレータ21の貫通孔21aへ向かう燃料流れ方向は、第2空間B内の燃料温度分布における低温側へ向かう方向と一致している。したがって、第2空間B内で最も温度の低い燃料が第1空間Aへ流入することになる。
以上により、サブタンク20の第2空間Bは、燃料中に含まれる気泡を消滅させるとともに、リターン燃料を冷却する機能を果たしている。このようにして、気泡を消滅させ冷却された燃料を再び燃料フィルタ40、供給管30を介してディーゼルエンジン100へ供給することができるので、リターン燃料の温度を低下させ且つ気泡が除去してから供給することが可能な燃料供給装置を実現することができる。
また、以上説明した本発明の第1実施形態においては、ジェットポンプ50の吐出ポート53から吐出される燃料流の燃料流出方向は鉛直方向上向き、すなわち、図1において上方向き(図1中の矢印で示す方)となるようにして、ジェットポンプ50を配置している。燃料中に混入している気泡は、それ自身に作用する浮力により液面へ浮上するが、それには或る程度の時間を要する。ジェットポンプ50の吐出ポート53から吐出される燃料流の燃料流出方向を鉛直方向上向きとすれば、ジェットポンプから吐出される燃料中に含まれる気泡は、それ自身に作用する浮力および吐出燃料流れの流体力の2つの力を受けて液面へ向かって移動する。したがって、気泡をより短時間で燃料液面に到達させることができる。言い換えれば、より短時間で燃料中の気泡を消滅させることができる。
ところで、第1空間A内に配置される燃料フィルタ40は、高い異物捕集効率および低い流路抵抗を両立させるために或る程度の大きさが必要となる。以上説明した本発明の第1実施形態においては、サブタンク20を鉛直方向に仕切るようにセパレータ21を設けることにより、高温のリターン燃料が直接燃料フィルタ40から供給管30に吸入されることを抑制している。このため、第1空間Aの底部形状はサブタンク20の底部20形状と同じになる。これにより、第1タンク部11の形状によってサブタンク20の底部20a形状を縮小する場合においても、サブタンク20の底部20a全体を燃料フィルタ40のためのスペースとして利用できる。したがって、より濾過面積が大きく、高い異物捕集効率および低い流路抵抗を両立させた燃料フィルタ40を用いることができる。
なお、サブタンク20の第1空間Aおよび第2空間Bを連通するようにセパレータ21に形成された貫通孔21aの大きさおよび個数は、ディーゼルエンジン100のフィードポンプ103の吸い上げ能力に相当する燃料量を第1空間Aに供給可能なように設定される。また、貫通孔21aの位置は、第1リターン管81の出口およびジェットポンプ50の吐出ポート53からできるだけ離れた位置に設けられることが望ましい。
なお、以上説明した本発明の第1実施形態においては、サブタンク20に設けたセパレータ21の個数を1個としているが、複数個を適当な間隔を維持して層状に配置してもよい。この場合、鉛直方向最下層のセパレータ21とサブタンク20の底部20aとに挟まれた空間が第1空間Aとなり、ここに燃料フィルタ40および供給管30の吸入口31が設置されることになる。同時に、鉛直方向最上層のセパレータ21の上側表面とサブタンク20の側壁20bとに挟囲まれた空間が第2空間Bとなり、ここにリターン燃料が流入するとともにジェットポンプ50の吐出ポート53が開口することになる。
(第2実施形態)
図2に、本発明の第2実施形態による燃料供給装置における燃料タンク10の断面図を示す。図3に、図2中のIII矢視図を示す。
本発明の第2実施形態による燃料供給装置は、第1実施形態による燃料供給装置に対して、サブタンク20の構成を変更したものである。
以下に、本発明の第2実施形態によるサブタンク20の構成について説明する。なお、第1実施形態と同一の事項については説明を省略する。
サブタンク20内には、図2に示すように、容器部であるインナータンク22が設置されている。インナータンク22は、たとえば樹脂材料により有底筒状に形成され、図2に示すように、鉛直方向上方に向かって開口するように配置されている。インナータンク22は、サブタンク20内において、図2に示すように、燃料フィルタ40および供給管30の先端である吸入口31よりも鉛直方向上側に配置されている。インナータンク22の上縁22aの輪郭線は、図3に示すように、鉛直方向から見てサブタンク20の上縁20cの輪郭線よりも内側にある。インナータンク22の上縁22aは、図2に示すように、鉛直方向においてサブタンク20の上縁20cよりも低い位置にある。
インナータンク22内には、図2に示すように、ジェットポンプ50の吐出ポート53が開口するとともに、吐出ポート53からの燃料流出方向は鉛直方向上向き、すなわち、図2において上向きとなっている。
リターン管80は、図2に示すように、リターン燃料がインナータンク22内に流入可能に配置されている。
次に、以上説明したように構成された、本発明の第2実施形態による燃料供給装置におけるサブタンク20における燃料の流れについて説明する。
サブタンク20のインナータンク22内には、ディーゼルエンジン100からのリターン燃料およびジェットポンプ50により移送された燃料が流入し、インナータンク22内はこれらの燃料により常に満たされている。リターン燃料は高温且つ気泡を含んでいる。またジェットポンプ50から吐出される燃料中にも気泡が含まれる場合がある。これらの燃料は、インナータンク22内に暫くの時間滞留してから、インナータンク22の上縁22aを乗り越えてサブタンク20内、詳しくは、サブタンク20における燃料フィルタ40および供給管30の吸入口31が配置されて空間へ流入する。リターン燃料およびジェットポンプ50により移送された燃料がインナータンク22内に滞留中において、燃料中に含まれる気泡は、浮力の作用により液面へ浮上移動して消滅する。また、高温のリターン燃料は、それより温度の低いジェットポンプ50から吐出される燃料およびインナータンク22内の燃料と混合されて冷却される。すなわち、インナータンク22内の燃料温度は最終的にリターン燃料の温度よりも低下する。
以上により、サブタンク20のインナータンク22は、燃料中に含まれる気泡を消滅させるとともに、リターン燃料を冷却する機能を果たしている。このようにして、本発明の第2実施形態による燃料供給装置のサブタンク20構成によっても、気泡を消滅させ冷却された燃料を再び燃料フィルタ40、供給管30を介してディーゼルエンジン100へ供給することができる。したがって、リターン燃料の温度を低下させ且つ気泡が除去してから供給することが可能な燃料供給装置を実現することができる。
また、以上説明した本発明の第2実施形態による燃料供給装置のサブタンク20においては、インナータンク22は、サブタンク20内において、燃料フィルタ40および供給管30の吸入口31よりも上方に配置されている。言い換えると、インナータンク22は、サブタンク20内において、サブタンク20の底部20aとの間に隙間を形成するように配置されている。このため、サブタンク20の底部20aのほぼ全域を燃料フィルタ40用スペースとして利用することができる。したがって、より濾過面積が大きく、高い異物捕集効率および低い流路抵抗を両立させた燃料フィルタ40を用いることができる。
なお、以上説明した本発明の第2実施形態による燃料供給装置において、インナータンク22の底部あるいは側壁の下方に、インナータンク22の内外を連通する貫通孔を設け、この貫通孔を介して燃料がインナータンク22内からサブタンク20内の燃料フィルタ40および供給管30の吸入口31が配置される空間へ流出するようにしてもよい。
なお、以上説明した本発明の第1、第2実施形態においては、自動車用ディーゼルエンジンの燃料供給装置に本発明を適用したが、ディーゼルエンジンに替えてガソリンエンジンの燃料供給装置に適用してもよい。また、各エンジンの用途も、自動車等車両用に限定する必要はなく、他の種類の移動体に用いられる原動機であってもよい。あるいは、定置式発電機等の設備の原動機でもよい。
また、以上説明した本発明の第1、第2実施形態においては、燃料タンク10内の燃料を外部へ供給するための供給ポンプを、燃料タンク10外に配置されたフィードポンプ103としているが、供給ポンプを燃料タンク10内に配置する構成としてもよい。
本発明を具体的に適用した第1実施形態における燃料タンク10の断面図である。 本発明を具体的に適用した第2実施形態における燃料タンク10の断面図である。 図2中のIII矢視図である。
符号の説明
10 燃料タンク
11 第1タンク部
12 第2タンク部
13 連結部
20 サブタンク
20a 底部
20b 側壁
20c 上縁
21 セパレータ(仕切り部材)
21a 連通孔(連通手段)
22 インナータンク(容器部)
22a 上縁
30 供給管
31 吸入口
40 燃料フィルタ
50 ジェットポンプ
51 吸入ポート
52 供給ポート
53 吐出ポート(吐出口)
60 吸入管
61 吸入口
70 トランスファーポンプ
80 リターン管
90 燃料管
100 ディーゼルエンジン
101 高圧ポンプ
102 燃料噴射弁
103 フィードポンプ
104 燃料フィルタ
105 セジメンタ
201 燃料管
202 燃料管
A 第1空間
B 第2空間

Claims (5)

  1. 燃料タンクに設置されて前記燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料供給装置であって、
    一端が前記燃料タンク内の底部近傍にあり他端が前記燃料タンク外側にあるように配置された供給管と、
    前記供給管の先端に接続された燃料フィルタと、
    前記燃料タンク内に配置され且つ前記供給管および前記燃料フィルタが収納された有底筒状のサブタンクと、
    一端が前記燃料タンク内にあり他端が前記燃料タンク外側にあるように配置され前記エンジンから流出する余剰燃料を前記燃料タンクへ燃料を戻すリターン管と、
    前記サブタンクに設けられ前記サブタンクの内側空間を鉛直方向に隔離する略板状の仕切り部材と、
    前記サブタンクの内側にあり且つ前記仕切り部材を挟んで対向する2つの空間を連通する連通手段と
    前記サブタンク外の燃料を前記サブタンク内に供給するためのジェットポンプとを備え、
    前記燃料フィルタおよび前記供給管の先端は前記サブタンクの底部、前記サブタンクの内壁および前記仕切り部材により囲まれる空間である第1空間に配置され、
    前記リターン管の出口は前記サブタンクの内壁および前記仕切り部材の鉛直方向上側表面に囲まれる空間である第2空間に配置され
    前記ジェットポンプは前記サブタンク内に設置され、
    前記ジェットポンプの吐出口は前記仕切り部材よりも上方に開口することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記連通手段は前記仕切り部材に形成された貫通孔であることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記ジェットポンプの前記吐出口からの燃料流出方向は鉛直方向上方向きであることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料供給装置。
  4. 燃料タンクに設置されて前記燃料タンク内の燃料をエンジンへ供給する燃料供給装置であって、
    前記燃料タンク内に設けられた有底筒状のサブタンクと、
    一端が前記サブタンク内の底部に他端が前記燃料タンク外側にあるように配置された供給管と、
    前記サブタンク内の底部に配置されて前記供給管の先端に接続された燃料フィルタと、
    一端が前記燃料タンク内にあり他端が前記燃料タンク外側にあるように配置され前記エンジンから流出する余剰燃料を前記燃料タンクへ燃料を戻すリターン管と、
    前記サブタンク内において前記燃料フィルタおよび前記供給管の先端よりも鉛直方向上側に鉛直方向上方に向かって開口するように配置された有底筒状の容器部と
    前記サブタンク外の燃料を前記サブタンク内に供給するためのジェットポンプとを備え、
    前記リターン管の出口は前記容器部内に配置され、
    鉛直方向から見て前記容器部の上縁の輪郭線は前記サブタンクの上縁の輪郭線よりも内側にあり、
    前記ジェットポンプは前記サブタンク内に設置され、
    前記ジェットポンプの吐出口は前記容器内に開口することを特徴とする燃料供給装置。
  5. 前記ジェットポンプの前記吐出口からの燃料流出方向は鉛直方向上方向きであることを特徴とする請求項に記載の燃料供給装置。
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