JP4687073B2 - 液晶光学素子アレイおよび液晶装置 - Google Patents

液晶光学素子アレイおよび液晶装置

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本発明は、液晶光学素子を複数配列した液晶光学素子アレイ、およびその液晶光学素子アレイを備えた液晶装置に関する。
従来、マイクロレンズのレンズ特性を可変できるマイクロレンズアレイとしては、光学材料としてネマティック液晶を用いた液晶マイクロレンズアレイが知られている(例えば、特許文献1参照)。この液晶マイクロレンズアレイは、マイクロレンズ部分となる領域に円形の開口部を有する開口パターン電極が複数形成された2枚のガラス基板により液晶層が挟まれた構成となっている。一対の電極に電圧を印加すると、開口部の中心を通る軸に対称な勾配電界が形成される。その電界により液晶分子が配向して軸対称な屈折率分布が生じ、レンズ効果が得られる。
特開2000−261833号公報
しかしながら、上述した液晶マイクロレンズアレイは、複数の開口を有して対向する一対の電極に電圧を印加して、全ての液晶マイクロレンズの屈折力を同時に制御するものであって、個々の液晶マイクロレンズの屈折力を独立に変えることができなかった。
請求項1の発明による液晶光学素子アレイは、液晶層と、前記液晶層を挟む一方の側に設けられ、レンズ効果を生じる軸対称な勾配電界を形成する画素電極をマトリクス状に複数配列して成る画素電極群と、前記画素電極群と対向するように前記液晶層の他方の側に設けられた対向電極と、前記画素電極群と対向するように前記液晶層の他方の側に設けられた対向電極と、前記複数の画素電極の各々に電圧を印加する電圧印加手段と、前記マトリクス状に配列された前記複数の画素電極の境界が交差する領域に配置され、前記各画素電極毎に設けられてそれらの印加電圧をオンオフするスイッチング素子と、を備え、前記画素電極毎に一つの液晶レンズ素子が形成されることを特徴とする。
請求項2の発明は、液晶層と、前記液晶層を挟む一方の側に設けられ、プリズム効果を生じる一方向に変化する勾配電界を形成する画素電極をマトリクス状に複数配列して成る画素電極群と、前記画素電極群と対向するように前記液晶層の他方の側に設けられた対向電極と、前記複数の画素電極の各々に電圧を印加する電圧印加手段と、前記マトリクス状に配列された前記複数の画素電極の境界が交差する領域に配置され、前記各画素電極毎に設けられてそれらの印加電圧をオンオフするスイッチング素子と、を備え、前記画素電極毎に一つの液晶プリズム素子が形成されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の液晶光学素子アレイにおいて、光学素子を、前記各液晶光学素子に対応させてそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項4の発明による三次元表示のための液晶装置は、二次元表示手段と、前記二次元表示手段上に配置された透明平板と、前記透明平板の一方の面に配設された請求項2に記載のレンズ効果を有する液晶光学素子アレイと、前記透明平板の他方の面に配設された請求項3に記載のプリズム効果を有する液晶光学素子アレイとを備え、前記透明平板を挟むように設けられた前記一対の液晶光学素子アレイに含まれる液晶光学素子同士が互いに対向するように、前記一対の液晶光学素子アレイをそれぞれ配設したこととを特徴とする。
本発明によれば、液晶光学素子アレイに設けられたでは、各液晶光学素子の動作を各々独立に制御することができ、それにより例えば液晶光学素子アレイの領域に応じて光学的効果を変えることができるなど、従来の一括制御タイプの液晶光学素子アレイでは得られない新規な光学的効果を得ることができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
−第1の実施の形態−
図1は本発明による液晶光学素子アレイの第1の実施の形態を示す図であり、液晶光学素子アレイとその駆動部の基本構成を示している。5は本実施の形態の液晶光学素子アレイを構成する液晶パネルである。液晶パネル5および駆動部の構成は、後述する液晶パネル5の電極構成等を除いて一般的なTFT液晶ディスプレイと同様であり、駆動部には電源回路1,制御回路2,ソースドライバ3,ゲートドライバ4が設けられている。
制御回路2は液晶パネル5を駆動するための制御信号を生成し、その生成された制御信号はソースドライバ3およびゲートドライバ4にそれぞれ入力される。液晶パネル5には、複数の画素電極6が上下左右にマトリクス状に配設され、画素電極6に印加される駆動電圧をオンオフするためのスイッチング素子(TFT)7が各画素電極6毎に設けられている。ソース信号線およびゲート信号線の交点に設けられた各スイッチング素子7は、ソースドライバ3およびゲートドライバ4によりそれぞれ独立に駆動され、画素電極6に印加された駆動電圧のオンオフを画素電極6毎に独立に制御することができる。その結果、液晶パネル5には各画素電極6に対応して液晶光学素子がマトリクス状に形成され、液晶パネル5は液晶光学素子アレイとして機能することになる。
図2は液晶光学素子の動作を説明する図であり、液晶パネル5の一つの液晶光学素子に対応する部分の断面構造を模式的に示したものである。図2(a)に示すように、液晶パネル6は一対のガラス基板10,14の間に液晶8を充填した構造を有している。透明な導電材料から成る画素電極6は図示下側のガラス基板14に形成されており、画素電極6には円形開口6aが形成されている。
一方、図示上側のガラス基板10には、コモン電極である対向電極11が形成されている。画素電極6は図1に示したようにそれぞれ独立しているが、対向電極11の場合には画素電極6の場合と同様に対向する画素電極6毎に分離独立していても良いし、ガラス基板10の全面にわたって形成された一つの電極でも良い。対向電極11は透明な導電材料で形成され、図2(a)に示す例では、対向電極11にも画素電極6の円形開口6aと対向する位置に円形開口11aが形成されている。もちろん、円形開口11aを形成しなくても良い。また、画素電極6を透明材料としたが、不透明材料としてもかまわない。
各電極6,11上には配向膜12がそれぞれ形成される。電極6,11および配向膜12が形成されたガラス基板10,14の間にはスペーサ9が配設され、スペーサ9により生じた空間には液晶8が充填されている。対向する一対の配向膜12は、配向方向が互いに平行となるように配置されている。図2(a)は、スイッチング素子7がオフとなって電極6,11間に駆動電圧が印加されていない状態を示したものであり、液晶分子8aはねじれ等を生じることなくガラス基板10,14に平行に並んでいる。
図示上方から液晶パネル5に入射した光線L1〜L3は液晶8内を直進し、画素電極6の円形開口6aおよび反対側のガラス基板14を通過して、図示下方へと出射される。すなわち、スイッチング素子7がオフの場合には、画素電極6が設けられた領域に形成される液晶光学素子は、光線L1〜L3に対して屈折力を持たず、入射した光線L1〜L3をそのまま透過させる。
一方、図2(b)に示すようにスイッチング素子7をオンして電極6,11間に駆動電圧を印加すると、液晶8層の延在方向に沿って電界強度が変化する勾配電界が形成される。画素電極6の場合、円形開口6aの中心軸に対称な電界が発生し、円形開口6aの中央部は電界が弱く、円形開口6aの周辺部に近づくに従って電界が強くなる。液晶分子8aは電界方向に揃うように配向が変化し、その変化の程度は電界強度に依存するため、円形開口6aの周辺部ほど液晶分子8aが立ち上がり、円形開口6aの中心部に近づくほど変化が少なくなりほとんどガラス基板10,14に平行のままとなっている。
その結果、円形開口6aの部分の液晶8は、円形開口6aの中心から周辺へと遠ざかるほど屈折力が大きくなる状態となっており、液晶光学素子は凸レンズとして作用することになる。上述したように、液晶分子8aの立ち上がりは電界強度に依存しているので、本実施の形態の液晶光学素子アレイは駆動電圧の大きさを制御することによって屈折力を変えることができる可変液晶マイクロレンズアレイを構成している。また、本実施の形態では、各画素電極6に印加された駆動電圧を独立に制御できるような構成としたので、マトリクス状に配された各液晶マイクロレンズ毎に屈折力を変えることができる。
液晶パネル5の場合も、通常の液晶ディスプレイの場合と同様に30Hz程度の速度で液晶8の状態を変更できる。そのため、例えば液晶ディスプレイの前面に本実施の形態の液晶光学素子アレイ(液晶パネル5)を配置して用いるような場合でも、液晶ディスプレイの画像信号に対応した速度で各液晶マイクロレンズの屈折力を独立に制御することができる。また、より高速な反応が可能な液晶材料や回路を用いれば、さらに高速な駆動も可能であり、単位時間内に複数の焦点位置を生じさせることもできる。液晶8には一般的なネマチック液晶を用いられるが、他の種類の液晶を使用しても良い。
図3は、図2に示した液晶光学素子アレイの第1の変形例を示す図である。なお、図3では電源回路1および制御回路2の図示を省略した。液晶光学素子アレイでは液晶パネル5の各画素を液晶光学素子として使用するため画素形状の制約が大きく、例えば、マイクロレンズの場合には縦横比が異なったり凹凸のある形状を取ることは好ましくなく、正円または正方形が望ましい。図1に示した例では、正方形の画素電極6を縦横に配列し、横に並んだ画素電極6の間に隙間を形成してスイッチング素子7を配設するような構成としている。しかしながら、スイッチング素子7配設のための隙間が大きく、液晶光学素子の高集積化を妨げる要因となっており、光利用効率の向上がはかれない。
そこで、図3に示す液晶パネル25で構成される液晶光学素子アレイは、円形開口260aが形成された画素電極260の形状を正方形とせず、正方形の四隅部分を切り欠いた八角形とした。八角形の画素電極260を縦横に配列した場合、画素電極260同士の上下の隙間がほとんど形成されないように配列しても、画素電極260の四隅部分すなわち縦横の境界が交差する領域に正方形状の隙間270が形成される。そして、この隙間270にスイッチング素子7を配設するようにした。図1および3を比較すれば明らかなように、画素電極がほぼ隙間無く並んでいる図3の場合の方が円形開口間の距離が小さくなり集積度が向上している。
図4は液晶光学素子アレイの第2の変形例を示す図であり、画素電極260の変形例を示したものである。図4に示す画素電極360は、図3の画素電極260と異なり、複数の線状電極360a,360bで構成されている。線状電極360aの各々は円形をしており、同心円となるように配置されている。一方、線状電極360bの各々は円弧状をしており、前記同心円と同一中心の円弧を形成している。線状電極360a,360b間の間隔は画素電極360の周辺に近づくほど小さくなっている。
そのため、画素電極6の場合と同様に、画素電極360の中心から周辺へと遠ざかるにつれて電界強度が大きくなり、画素電極360領域の液晶8は凸レンズとして作用することになる。なお、図4の画素電極360では、各線状電極360a,360b間の間隔を変えることにより中心から周辺へと遠ざかるにつれて電界強度が大きくなるようにしたが、間隔を同じにして各線状電極360a,360bの幅を変えるようにしても良い。
−第2の実施の形態−
上述した第1の実施の形態では、透過型の液晶光学素子アレイについて説明したが、本第2の実施の形態では反射型の液晶光学素子アレイについて説明する。図5は反射型液晶光学素子アレイを説明する図であり、図2の場合と同様に一つの液晶光学素子領域の断面を示したものである。図5に示す液晶光学素子はシリコンを基板とした反射型マイクロディスプレイと同様の構造で、一般的なLCOS素子とほぼ同一構造となっている。
液晶パネル35のシリコン基板20には遮光層19で保護された駆動回路21が形成されており、画素電極18をアクティブマトリクス駆動することができる。画素電極18の上には、順に反射層17,配向膜12が形成されている。ガラス基板10には対向電極16および配向膜12が順に形成され、スペーサ9によって形成された隙間には液晶8が充填されている。
駆動回路21により画素電極18に駆動電圧を印加すると、発生した電界によって液晶8内の液晶分子aの配向方向が変化し、画素電極18に対向する領域の液晶8はマイクロレンズとして機能するようになる。図示上方から入射した光線L1、L3は、液晶8層を通過して反射層17で反射され、再び液晶8層を上方に通過した後、ガラス基板10を透過して上方に出射される。光線L1,L3は、液晶8層を往復する間に図のように屈折する。
上述した透過型の液晶光学素子アレイを構成する液晶パネル5では、スイッチング素子7や配線等が配置される領域は液晶光学素子形成領域として利用することができない。よって、図6(a)に示すように画素電極6の開口6aに対応する領域5aのみが液晶マイクロレンズとして機能するため、光利用効率が不十分となってしまう。
一方、図5に示す反射型液晶光学素子アレイの場合には、駆動回路21や配線等は画素電極18の背面側であるシリコン基板21に形成され、光線L1,L3は反射膜17で反射されて図示上方に出射される。そのため、配線等の配置に煩わされることなくレンズ間隔を狭くすることができる。その結果、図6(b)に示すように液晶パネル35のほぼ全面をレンズの有効面積として用いることができ、液晶光学素子35bの高集積化および高光利用効率を実現することができる。
−第3の実施の形態−
図7は本発明による液晶光学素子アレイの第3の実施の形態を示す図である。液晶パネル50にはスダレ状の画素電極23が縦横に配列されている。なお、電源回路1および制御回路2の図示は省略しているが、その他の構成は1に示した光学素子アレイと同様である。各画素電極23は縦長の複数の電極23a〜23eを左右方向に並べたものであり、左側の電極ほど幅が広くなっている。
図8は液晶パネル50の一部を示す断面図であり、2画素分(2つの液晶光学素子)について断面したものである。対向電極21も画素電極23と同様のスダレ構造となっている。図8は、画素電極23に駆動電圧を印加した場合と印加していない場合とを示したものであり、図示右側の画素電極23には駆動電圧が印加されておらず、右側の画素電極23には駆動電圧が印加されている。
駆動電圧が印加されていない場合には、液晶分子8aはガラス基板10,14と平行になって液晶光学素子は機能せず、入射した光線Lはそのまま直進して透過する。一方、スダレ状の画素電極23に駆動電圧が印加されると、図示上下方向に電界が形成される。電極23a〜23eは左側のものほど幅が狭いため、電界強度は右側から左側へと小さくなっている。その結果、右側の液晶分子8aほど立ち上がりの角度が大きくなり、左から右へと屈折力が上がる状態となっており、液晶光学素子はプリズムとして作用することになる。すなわち図8の液晶光学素子アレイは可変液晶マイクロプリズムアレイを構成しており、入射した光線Lを図示右側へと屈折させて出射する。
−第4の実施の形態−
図9は、液晶パネル5を用いた液晶光学素子アレイ(可変液晶マイクロレンズアレイ)と従来のマイクロレンズアレイとを組み合わせた光学システムを示す図である。この光学システムは、図2に示した液晶パネル5のガラス基板10の上面に屈折力が固定のマイクロレンズアレイ22を配置したものである。マイクロレンズアレイ22は、各マイクロレンズ22aの光軸と液晶パネル5の各液晶光学素子(液晶マイクロレンズ)5Aの光軸とが一致するように配置されている。
例えば、可変液晶マイクロレンズアレイと他の光学系とを組み合わせたときに、可変液晶マイクロレンズアレイの焦点調節範囲が他の光学系とマッチングが取れない場合には、図9のような光学システムとすることにより、所望の位置に焦点の可変範囲を合致させることができる。液晶パネル5と組み合わせる屈折力固定のマイクロレンズアレイとしては、図9のような一般的なマイクロレンズアレイ22の他に、フレネルレンズ、バイナリレンズ、回折格子レンズなどを用いることができる。
一方、図10に示す光学システムは、液晶光学素子アレイとして図8に示した液晶パネル(可変液晶マイクロプリズムアレイ)50を用い、可変液晶マイクロプリズムアレイと屈折力固定のマイクロプリズムアレイ24とを組み合わせたものである。この場合も、マイクロプリズムアレイ24は、各マイクロプリズム24aが液晶パネル50の各液晶光学素子(液晶マイクロプリズム)50Aと一対一で対向するように配置されている。なお、図10では、左側の液晶光学素子50Aには駆動電圧が印加されているが、右側の液晶光学素子50Aには駆動電圧が印加されていない。
図10の光学システムの場合も、可変液晶マイクロプリズムアレイの可変範囲だけでは所望の偏角が得られないときに、屈折力固定のマイクロプリズムアレイ24を付加することによって要求された偏角を実現することができる。なお、光学システムとしては、図9,10に示したもの以外に、可変液晶マイクロプリズムアレイに屈折力固定のマイクロレンズアレイを組み合わせても良いし、可変液晶マイクロレンズアレイに屈折力固定のマイクロプリズムアレイを組み合わせても良い。
また、液晶パネル5のガラス基板10だけではなくガラス基板14の下面にもマイクロレンズアレイ22を配置しても良いし、同様に、液晶パネル50のガラス基板14の下面にもマイクロプリズムアレイ24を配置しても良い。さらに、ガラス基板11とマイクロレンズアレイ22またはマイクロプリズムアレイ24とを一体化して形成してもかまわない。
−第5の実施の形態−
上述した第4の実施の形態では、液晶光学素子アレイと屈折率固定のマイクロレンズアレイまたはマイクロプリズムアレイを組み合わせたが、本実施の形態では、図11に示す液晶パネル45のように2つの液晶光学素子アレイを組み合わせた液晶光学系とした。図11は、液晶パネル45の一部すなわち液晶光学素子アレイの2画素分を示したものであり、駆動系の構成は図1に示したものと同様であり図示を省略した。
液晶パネル45には、3枚のガラス基板451,452,453がスペーサ9により隙間を空けて設けられており、各隙間には液晶8が充填されている。ガラス基板451,452の対向する面には、図2の場合と同様の対向電極11および画素電極6が形成されている。一方、ガラス基板452,453の対向する面には、図8の場合と同様の対向電極21および画素電極23が形成されている。各電極6,11,21,23上には配向膜12が形成されている。
本実施の形態における液晶パネル45においては、ガラス基板451からガラス基板452までの構成が可変液晶マイクロレンズアレイ45Aを形成しており、ガラス基板452からガラス基板453までの構成が可変液晶マイクロプリズムアレイ45Bを構成している。可変液晶マイクロレンズアレイ45Aおよび可変液晶マイクロプリズムアレイ45Bは、液晶光学素子である液晶マイクロレンズおよび液晶マイクロプリズムが同一配列で形成されており、液晶マイクロレンズの光軸と液晶マイクロプリズムの光軸とが一致するように構成されている。
図11において、2つの液晶マイクロレンズはオン状態となっており、図示右側の液晶マイクロプリズムはオフ状態、図示左側の液晶マイクロプリズムはオン状態となっている。図示上方から右側の液晶マイクロレンズに入射した光線は液晶マイクロレンズにより屈折され、オフ状態の液晶マイクロプリズムを透過して液晶パネル45の下方に集光される。一方、右側の液晶マイクロレンズに入射した光線は同様に屈折作用を受けた後、さらに、オン状態の液晶マイクロプリズムにより右方向に屈折されて液晶パネル45より出射される。
その結果、光軸方向の焦点位置変化a、光軸に直角な方向の焦点位置変化bおよび光線の偏角cを生じさせることができる。図11では上方から同一状態の光線が入射した場合を示したが、逆に、液晶パネル45の下面側に液晶表示装置等の二次元表示素子を配設して図示上方から観察する場合を考えると、上方に出射される光線の方向と収束状態とを可変とすることができる。
図12は、可変液晶マイクロレンズアレイ、可変液晶マイクロプリズムアレイおよび二次元表示素子とを組み合わせた三次元表示装置60の構成を示す分解斜視図である。図12に示す液晶装置は、二次元表示素子61の上に可変液晶マイクロレンズアレイ62および可変液晶マイクロプリズムアレイ63を順に積層したものであり、図11に示した液晶パネル45の下側に二次元表示素子61を設けたものに相当している。64は二次元表示素子61用の表示素子駆動回路であり、65は可変液晶マイクロレンズアレイ62用のレンズ駆動回路であり、66は可変液晶マイクロプリズムアレイ63用のプリズム駆動回路である。
図13は、図12の三次元表示装置60の動作を説明する図である。70,71は三次元表示装置60に表示された映像を観察している人物の左眼および右眼である。三次元表示装置60では、二次元表示装置に左眼用および右眼用の視差映像を交互に表示して、三次元的な映像が観察されるようにしたものである。
まず、二次元表示素子61に左眼用映像を表示する。図13では表示画素61aに遠景画像72が表示され、表示画素61cに近景画像73が表示されている。遠景画像72が表示されている表示画素61aに対応する液晶マイクロレンズ62aは、表示画素61aからの光を平行光として出射するように焦点距離が調整されている。一方、近景画像73が表示されている表示画素61cに対応する液晶マイクロレンズ62cは、近景画像73の映像距離に応じた発散光を出射するように焦点距離が調整される。各液晶マイクロレンズ62a,62cから出射された光は、それぞれ右眼70に投影されるように各々に対応する液晶マイクロプリズム63a,63cの偏角が調整される。
次に、右眼用映像を二次元表示素子61に表示する。図13では、表示画素61bに遠景画像72が表示され、表示画素61dに近景画像73が表示されている。左眼用映像の場合と同様に、表示画素61bに対応する液晶マイクロレンズ62bは平行光を出射するように焦点距離が調整され、液晶マイクロプリズム63bは遠景画像72が右眼71に投影されるように偏角が調整される。一方、表示画素61dに対応する液晶マイクロレンズ62dは映像距離に応じた発散光を出射するように焦点距離が調整され、液晶マイクロプリズム63dは近景画像73が右眼71に投影されるように偏角が調整される。
このように、液晶マイクロレンズアレイ62は映像に応じた光学的距離を与える光学素子として機能し、液晶マイクロプリズムアレイ63は左右視差を与える光学素子として機能している。上述したような、左眼用映像と右眼用映像とを繰り返し表示することにより、光学的距離を与えられた視差映像を左右各々の眼に投影することができ、遠近感のある三次元映像を鑑賞することができる。なお、視差映像の表示については、上述したような時間分割の代わりに左眼用画像および右眼用画像を空間分割的に表示して、各画像を対応する左右の眼に投影するようにしても良い。
上述した第1〜5の実施の形態の作用効果をまとめると以下のようになる。本発明の液晶光学素子アレイでは、各液晶光学素子の画素電極の駆動電圧を各々独立に制御することができる。その結果、液晶光学素子アレイの光学的効果をその領域に応じて変えることができる。
さらに、液晶光学素子アレイと従来のマイクロレンズアレイやマイクロプリズムを組み合わせて用いたり、可変液晶マイクロレンズアレイや可変液晶マイクロプリズムアレイを組み合わせて用いることにより、従来の一括制御タイプの装置では得られない種々の光学的効果を得ることができる。例えば、図12に示すような表示素子61に液晶光学素子アレイ(液晶レンズアレイ62および液晶プリズムアレイ63)を用いることにより、三次元表示装置60を容易に構成することができる。なお、スイッチング素子7の配置を図3に示すように配置とすることで、液晶光学素子の集積度を向上させることができ、光利用効率の向上を図ることができる。
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、電源回路1は電圧印加手段を、スイッチング素子7は制御手段を、ガラス基板452は透明平板をそれぞれ構成する。また、本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではない。
本発明による液晶光学素子アレイの第1の実施の形態を示す図であり、液晶光学素子アレイとその駆動部の基本構成を示している。 液晶光学素子の動作を説明する図であり、(a)は駆動電圧を印加しない場合、(b)は駆動電圧を印加した場合である。 液晶光学素子アレイの第1の変形例を示す図である。 液晶光学素子アレイの第2の変形例を示す図である。 反射型液晶光学素子アレイを説明する図である。 (a)は液晶パネル5の平面図、(b)は液晶パネル35の平面図である。 液晶光学素子アレイの第3の実施の形態を示す図である。 液晶パネル50の一部を示す断面図である。 液晶パネル5を用いた液晶光学素子アレイと従来のマイクロレンズアレイとを組み合わせた光学システムを示す図である。 可変液晶マイクロプリズムアレイと屈折力固定のマイクロプリズムアレイとを組み合わせた光学システムを示す図である。 本発明の第5の実施の形態を示す図である。 三次元表示装置60の構成を示す分解斜視図である。 三次元表示装置60の動作を説明する図である。
符号の説明
1 電源回路
2 制御回路
3 ソースドライバ
4 ゲートドライバ
5,25,35,45,50 液晶パネル
5A,50A 液晶光学素子
6,23,260、360 画素電極
6a,260a 円形開口
7 スイッチング素子
8 液晶
8a 液晶分子
10,14,451〜453 ガラス基板
11,21 対向電極
12 配向膜
19 遮光層
20 シリコン基板
21 駆動回路
22 マイクロレンズアレイ
24 マイクロプリズムアレイ
45A,62 可変液晶マイクロレンズアレイ
45B、63 可変液晶マイクロプリズムアレイ
60 三次元表示装置
61 二次元表示素子
360a,360b 線状電極

Claims (4)

  1. 液晶層と、
    前記液晶層を挟む一方の側に設けられ、レンズ効果を生じる軸対称な勾配電界を形成する画素電極をマトリクス状に複数配列して成る画素電極群と、
    前記画素電極群と対向するように前記液晶層の他方の側に設けられた対向電極と、
    前記複数の画素電極の各々に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記マトリクス状に配列された前記複数の画素電極の境界が交差する領域に配置され、前記各画素電極毎に設けられてそれらの印加電圧をオンオフするスイッチング素子と、を備え、
    前記画素電極毎に一つの液晶レンズ素子が形成されることを特徴とする液晶光学素子アレイ。
  2. 液晶層と、
    前記液晶層を挟む一方の側に設けられ、プリズム効果を生じる一方向に変化する勾配電界を形成する画素電極をマトリクス状に複数配列して成る画素電極群と、
    前記画素電極群と対向するように前記液晶層の他方の側に設けられた対向電極と、
    前記複数の画素電極の各々に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記マトリクス状に配列された前記複数の画素電極の境界が交差する領域に配置され、前記各画素電極毎に設けられてそれらの印加電圧をオンオフするスイッチング素子と、を備え、
    前記画素電極毎に一つの液晶プリズム素子が形成されることを特徴とする液晶光学素子アレイ。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の液晶光学素子アレイにおいて、
    光学素子を、前記各液晶光学素子に対応させてそれぞれ設けたことを特徴とする液晶光学素子アレイ。
  4. 二次元表示手段と、
    前記二次元表示手段上に配置された透明平板と、
    前記透明平板の一方の面に配設された請求項1に記載のレンズ効果を有する液晶光学素子アレイと、
    前記透明平板の他方の面に配設された請求項2に記載のプリズム効果を有する液晶光学素子アレイとを備え、
    前記透明平板を挟むように設けられた前記一対の液晶光学素子アレイに含まれる液晶光学素子同士が互いに対向するように、前記一対の液晶光学素子アレイをそれぞれ配設し、三次元表示を行うことを特徴とする液晶装置。
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