JP4684803B2 - 通気機構を有するドア - Google Patents

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Description

本発明は、通気機構を有するドアに関するものである。
室内外の通気を行うため、玄関ドアに通気機能を持たせたい場合がある。通気機構を特に玄関ドアに設ける場合には、(1)通気機構を介して屋内側が見えてしまうこと、(2)雨水が屋内側に浸入すること、(3)通気機構がドアの外観の意匠を損ねること、を防止する必要がある。
通気機能を有する玄関ドアは、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1のドアは、ドアの屋外側面に飾りパネルを設けることで、前記(1)、(3)を防止するものであるが、飾りパネル自体も通気機構の構成要素となっており、通気機構がドアの屋外側面より突出するため、依然として意匠上の課題がある。また、特許文献1のドアは、(2)雨水の侵入、については全く手当されていない。
特開2003−262076号
本発明は、(1)通気機構を介して屋内側が見えてしまうこと、(2)雨水が屋内側に浸入すること、(3)通気機構がドアの外観を損ねること、を同時に防止することができる通気機構を備えたドアを提供することを目的とする。
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、通気機構を有するドアにおいて、前記通気機構は、扉体の屋外側面部に形成された屋外側開口と、扉体の屋内側面部に形成された屋内側開口と、屋外側開口と屋内側開口とを連通させる通気手段と、を有し、前記通気手段は、扉体内部空間に、屋外側面部及び屋外側開口に対向して延出する正面壁を設けて、正面壁の前側の屋外側開口に面する屋外側空間と、正面壁の後側の屋内側面部に連通する屋内側空間と、を形成し、屋外側空間と屋内側空間とは、これら空間の側方側の領域に形成された側方空間を介して連通しており、前記側方空間には、複数の中間壁が設けられ、前記中間壁には、扉体の高さ方向に間隔を存して複数の開口が形成されており、隣り合う中間壁に形成された開口は、高さ方向に互い違いに形成されており、屋外側空間と屋内側空間とは前記中間壁の前記開口を介して連通されている
一つの好ましい態様では、前記屋外側空間に、正面壁の見付方向端部に位置し、扉体の見込方向に延出する側面壁を設け、屋外側空間と前記側方空間とを、側面壁に形成した開口、あるいは、側面壁と正面壁との間に形成された開口、を介して連通してなる。後述する実施例では、正面壁と側面壁とは一部材から構成され、側面部は正面部の見付方向端部より延出し、側面部に開口が形成されているが、正面壁と側面壁を別部材から構成し、側面壁の屋内側端部と正面壁との間に開口を形成してもよい。
好ましくは、前記通気手段は、前記屋内側開口を開状態と閉状態に切り替える手段を有する。
(1)扉体内部空間には、屋外側開口に対向して正面壁を設けたので、屋外側開口を通して外部から屋内側を覗くことはできない。
(2)屋外側開口に面する屋外側空間と屋内側開口に連通する屋内側空間とを連通する領域に、中間壁を設け、中間壁に形成した開口を介して屋外側空間と屋内側空間を連通させたので、雨水の侵入が良好に防止される。特に複数の中間壁を設け、中間壁には、扉体の高さ方向に間隔を存して複数の開口が形成されており、隣り合う中間壁に形成された開口は、高さ方向に互い違いに形成されている、ものでは、雨水の侵入を効果的に防止することができる。
(3)通気機構が、扉体の屋外側面部に形成された屋外側開口と、扉体の屋内側面部に形成された屋内側開口と、扉体の内部に配設された通気手段とから構成されているので、通気機構を構成する部材が扉体面部から突出することがなく、意匠性に優れる。
(4)屋外側空間を、正面壁の見付方向端部に位置し、扉体の見込方向に延出する側面壁で区画し、屋外側空間と前記側方領域とを側面壁に形成した開口を介して連通したものでは、屋外側開口に対して垂直状に延出する側面壁が良好に雨水の侵入を防止する。また、側面壁は、屋外側開口の外側に位置し、扉体の見込方向に延出するので、扉体の屋外側面部を正面視した場合において、側面壁及び側面壁に形成した開口が見えることがなく、外観が良好である。
図1左図は玄関用ドアに用いる扉体1の屋外側正面図、右図は扉体1の屋内側正面図である。扉体1は、正面視縦長方形状であり、屋外側の面部2、屋内側の面部3、を有している。扉体1の内部には、屋外側に位置してガラリ機構Lが、屋内側に位置してレジスタ機構Rが、それぞれ設けてある。図示の例では、ガラリ機構L及びレジスタ機構Rは、扉体1の面部2,3の幅方向中央に位置して扉体1の高さ方向に延出している。扉体1の屋外側面部2には、正方形状の開口40が等間隔で高さ方向に連続状に配設されており、開口40の両側には、扉体1の高さ方向に延出する化粧モール10が装着されている。扉体1の屋内側面部3には、正方形状の開口80が等間隔で高さ方向に連続状に配設されており、開口80の両側には、扉体1の高さ方向に延出する化粧モール10が装着されている。屋外空間に連通するガラリ機構Lと屋内空間に連通するレジスタ機構Rは、扉体1の内部において連通しており、ガラリ機構Lとレジスタ機構Rとで、扉体1の通気機構を構成している。
扉体1の構成について詳述する。図5、図6に示すように、扉体1は、上枠1a、下枠1b、戸先側竪枠1d、戸尻側竪枠1c、からなる四周状のフレームを有し、四周状のフレームに面部2,3を構成する表面材2a,3aを貼り付けることで構成されている。扉体1には、幅方向中央部位に空間を形成するようにして左右の内部竪枠1e、上下の内部横枠1fが内蔵されており、内部竪枠1e、内部横枠1f間に形成される空間に対応する部位には表面材2a,3aが設けられておらず、当該空間の屋外側、屋内側は共に開口状となって、当該空間によって屋外側と屋内側とが連通しており、当該空間の屋外側にはガラリ機構Lが、屋内側にはレジスタ機構Rが、それぞれ設けてある。
図示の例では、ガラリ機構Lは、第1枠体4と、第2枠体5と、第3枠体6と、第4枠体7と、から構成されている。
第1枠体4は、内部竪枠1e間に形成された空間の幅と略同じ幅寸法を有し、扉体1の高さ方向かつ見付方向に延出する縦長板状部材である。第1枠体4の面部の幅方向中央部位には、高さ方向に所定の等間隔を存して複数の正方形状の開口40が形成されている。開口40は、扉体1の屋外側面部2に形成された屋外側開口を構成する。第1枠体4は、幅方向両端部が屋外側面部2(図示の例では、内部竪枠1eに固定された第4枠体に対して取り付けられる)への装着部41を形成していると共に、第1枠体4の面部の中央部位の開口40の両側には屋外側に突出する平面視コ字状の突部42が形成されており、突部42の内側に凹部420が形成されている。第1枠体4の突部42の内側に形成された凹部420は、扉体のガラリ機構Lに浸入した雨水を排出するための水抜き手段を構成している。本発明では、後述する中間壁60,61,62によって、雨水の浸入を可及的に防止しているが、仮に雨水が浸入した場合には、浸入した雨水を排出する必要がある。具体的には、図6の右図に示すように、ガラリ機構Lの下方部位には、水受プレート700が設けてあり、水受プレート700の屋外側先端は凹部420に達しており、水受プレート700上に落下あるいは滴下した雨水は、水受プレート700に案内されて凹部420に向かい、凹部420の下端の開口から屋外に排出される。一つの態様では、水受プレート700は、後述する第4枠体7の下方部位に設けられるが、水受プレート700が設けられる部位はこれには限定されない。
第2枠体5は、扉体1の高さ方向に延出する長手部材であり、扉体1の屋外側面部2(第1枠体4の面部及び開口40)に対向して扉体1の屋外側面部2に平行して延出する正面壁50と、正面壁50の見付方向(幅方向)両端部より、正面壁50に対して垂直状に、扉体1の見込方向に延出する左右の側面壁51とを有する。正面壁50の見付寸法(幅寸法)は、開口40の幅寸法よりも若干大きい寸法となっており、扉体1の屋外側面部2を正面視した場合には、開口40を介して正面壁50が見えるようになっている。扉体1を正面から見た場合の美観を考慮すると、正面壁50に、屋外側の開口40の幅寸法以上の見付寸法を持たせることで、開口40からは正面壁50のみが見えるようにすることが望ましい。正面壁50には、通気のための開口は設けられていない。扉体内部空間に正面壁50を設けることで、正面壁50の前側には、屋外側開口に面する屋外側空間S1が、正面壁50の後側には、屋内側面部80に連通する屋内側空間S3が形成される。屋外側空間S1と屋内側空間S3とは、これら空間の側方の領域に形成された側方空間S2を介して連通している。開口40に面する屋外側空間S1は、正面壁50と左右の側面壁51によって囲繞される。左右の側面壁51には、高さ方向に間隔を存して複数の開口52が形成されている。屋外側空間S1は、側面壁51に形成された開口52を介して、側面壁51の外側に形成された側方空間S2と連通しており、側方空間S2は屋内側空間S3に連通している。側面壁51の基端側、先端側には、対向状の溝部を形成するように、平面視コ字状の係止部53,54がそれぞれ形成されており、係止部53,54によって形成される溝を介して防虫メッシュ材55を装着して、防虫メッシュ材によって開口52を覆うようになっている。さらに、側面壁51の先端側には段差状の装着部56が一体形成されており、第2枠体5は、装着部56を介して、第1枠体4の突部42の内側面に装着される。
第3枠体6は、第2枠体5の側面壁51の外側に形成された側方空間S2に位置して設けられ、屋外側空間S1と屋内側空間S3とは、第3枠体6が配置された側方空間S2を介して連通する。第3枠体6は、扉体1の高さ方向に延出する長手部材である。第3枠体6は、互いに直交する板状体から平面視十字状に形成されており、互いに90度の角度をもって延出する第1壁60、第2壁61、第3壁62、第4壁63を有している。第1壁60、第2壁61、第3壁62が外側空間S2に設けられた中間壁を構成する。
第1壁60は、第2枠体5の側面壁51と略同じ幅寸法を有し、側面壁51に間隔を存して対向して平行状(扉体1の見込方向)に延出している。第1壁60の先端側には折曲片600が一体形成されており、第2枠体5は、第1壁60の折曲片600を介して、第1枠体4の突部42の内側面に装着される。第1壁60の面部には、高さ方向に間隔を存して複数の開口601が形成されている。
第2壁61は、第1壁60に対して垂直方向(扉体1の見付方向)に延出しており(第2枠体5の正面壁50の面と略同一面上に延出する)、また、高さ方向に間隔を存して複数の切り欠き状の開口610が形成されている。図11に示すように、第1壁60に形成された開口601と第2壁61に形成された開口610とは、高さ方向に互い違いに位置するように形成されており、開口601と開口610との高さ方向の位置が完全に一致しないようになっている。尚、高さ方向に互い違いに位置するように形成された開口601と開口610は、高さ方向に部分的に一致していても、雨水の侵入を防止する効果を有する。
第3壁62は、第2壁61に対して垂直方向(扉体1の見込方向)に延出しており、また、高さ方向に間隔を存して複数の切り欠き状の開口620が形成されている。図11に示すように、第2壁61に形成された開口610と第3壁62に形成された開口620とは、高さ方向に互い違いに位置するように形成されており、開口610と開口620との高さ方向の位置が完全に一致しないようになっている。尚、図示の例では、第3壁62に形成された開口620と第1壁60に形成された開口601とは高さ方向に一致している。第4壁63は、第3壁62に対して垂直方向に延出しており、先端には係合凹部630が形成されており、第2枠体5の側面部51の基端側に形成された係止部53の外側に係合するようになっている。第4壁63には開口は形成されておらず、第4壁63を挟んだ屋外側の空間と屋内側の空間とが第4壁を介して直接連通しないようになっている。
第4枠体7は、扉体1の面部2,3に対向して延出する底面70と底面70に対して垂直状に延出する左右の側面71と、側面71の先端から垂直状に延出する装着部72を有し、装着部72を介して、内部竪枠1e、内部横枠1f間に形成された空間内に取り付けられる。第4枠体7を、扉体1の内部竪枠1e、内部横枠1f間に形成される空間に配設することで、第4枠体7の底面70の屋外側にガラリ機構Lを設ける空間を形成し、底面70の屋内側にレジスタ機構Rを設ける空間を形成する。底面70と左右の側面71とで形成されるガラリ機構Lのための空間の開口を覆うように第1枠体4が取り付けられ、当該空間には、さらに、第2枠体5、第3枠体6が設けられる。底面70には、高さ方向に間隔を存して複数の開口73が形成されている。尚、開口73は一つでもよい。第2枠体5の正面壁50の屋内側空間S3は、開口73を介して開口80と連通する。
扉体1に対するガラリ機構Lの取り付けについて説明する。第4枠体7は内部竪枠1eに取り付けられる。第4枠体7の装着部72を内部竪枠1eの屋外側見付面に当接させて、螺子11によって装着部72と内部竪枠1eを固定する。第1枠体4は、第4枠体7に取り付けられる。第1枠体4の装着部41を第4枠体7の装着部72に重ね合わせて、ブラインドリベット12によって、第1枠体4の装着部41を第4枠体7の装着部72に固定する。第2枠体5及び第3枠体6は、第1枠体4に取り付けられる。第2枠体5の装着部56及び第3枠体6の第1壁60の折曲片600を、第1枠体4の突部42の内側面に重ね合わせてブラインドリベット13によって、これらを固定する。この状態で、第4壁63の先端の係合凹部630は、第2枠体5の側面部51の基端側に形成された係止部53の外側に係合している。
このように複数の枠体4,5,6,7から構成されたガラリ機構Lにおいて、屋外側面部2に形成された開口を構成する第1枠体4の開口40から取り入れられた空気は、第2枠体5の側面壁51に形成された開口52、第3枠体6の第1壁60に形成された開口601、第3枠体6の第2壁61に形成された開口610、第3枠体6の第3壁62に形成された開口620、第4枠体7の底面70に形成された開口73を通って、レジスタ機構Rへと送られる。各開口40,52,601,610,620,73は、扉体1の厚さ内において、互いに角度をもって配設されているので、雨水の侵入を良好に防止することができる。具体的には、開口40と開口52,601、開口601と開口610、開口610と開口620、開口620と開口73とは、互いに90度の角度をもって配設されている。さらに、第2枠体6の第1壁60、第2壁61、第3壁62にそれぞれ形成された開口601,610,620は高さ方向において互い違いにズレているので、雨水の侵入を効果的に防止することができる。第2枠体5の正面壁50には、開口が形成されていないので、扉体1の屋外側面2に形成された開口である第1枠体4の開口40から屋内側が見えることがない。また、第2枠体5の側面壁51は、開口40の外側に位置していると共に、扉体1の見込方向に延出しているので、扉体1の屋外側面部2を正面視した場合に、第2枠体5の側面壁51や側面壁51に形成された開口52が見えることが無く、また、扉体1の屋外側面部2の幅方向中央部位に、高さ方向に等間隔を存して配設した複数の方形状の開口40が扉体1の屋外側面部2にデザイン性を付与するので、美観が良好であり、意匠性に優れる。
図示の例では、レジスタ機構Rは、第1枠体8と、第1枠体8に対して高さ方向に可動の第2枠体9とを有する。
第1枠体8は、内部竪枠1e間に形成された空間の幅と略同じ幅寸法を有し、扉体面部の高さ方向に延出する縦長部材である。第1枠体8の面部の幅方向中央部位には、高さ方向に所定間隔を存して複数の開口80が形成されている。開口80は、扉体1の屋内側面部3に形成された屋内側開口を構成する。第1枠体8は、幅方向両端部が面部3(内部竪枠1e)への装着部81を形成している。第1枠体8の装着部81は螺子14を介して、内部竪枠1eの屋内側見付面に固定される。第1枠体8の面部の裏面側には、幅方向中央部位の両側に位置して、平面視L形状のガイド片82が対向状に形成されている。ガイド片82によって形成される溝内に第2枠体9が上下方向に移動可能に受け入れられる。第1枠体8の表面側には、中央部位の両側に位置して、化粧モール10の幅方向端部が当接する突起83が形成されている。
第2枠体9は、高さ方向に延出する板状部材であって、面部には、高さ方向に間隔を存して複数の開口90が形成されており、面部の屋内側には屋内側から操作可能なつまみ91が設けてある。第2枠体9は、第1枠体8に対して、つまみ91によって、上下方向に移動自在となっており、第1枠体8に形成された開口80と第2枠体9に形成された開口90を一致させることで、第2枠体5の正面壁50の屋内側空間S3は、第4枠体7の底面70に形成された開口73を介して、屋内空間と連通して、通気が可能となる。第2枠体9を第1枠体8に対して上下方向に移動させて、第2枠体9によって、第1枠体8の開口80を塞ぐことで、通気が遮断される。第2枠体9の幅方向両端部には、折曲片92が形成されており、折曲片92を介して防虫メッシュ材93を装着可能となっている。図示の例では、二つの第2枠体9が設けてあり、第1枠体8に対してそれぞれ独立に可動となっている。尚、第2枠体9は一つでもよい。
本発明の一つの態様では、扉体1の屋外側面部2、屋内側面部3には、ガラリ機構Lの屋外側に面する開口40、レジスタ機構Rの屋内側に面する開口80、の両側にそれぞれ位置して、化粧モール10が装着されている。化粧モール10は、所定の幅寸法、及び、扉体1の高さ寸法と略同じ高さ寸法を有する長尺部材である。化粧モール10は、扉体1の屋外側面部2に対するガラリ機構Lの装着部位、扉体1の屋内側面部3に対するレジスタ機構Rの装着部位、を被覆する寸法・形状を有している。具体的には、ガラリ機構Lにおいては、化粧モール10は、第1枠体4に第2枠体5、第3枠体6を装着するブラインドリベット12、第4枠体7を内部竪枠1eに装着する螺子11、第1枠体4を第4枠体7に装着するブラインドリベット13、を被覆して隠蔽している。レジスタ機構Rにおいては、化粧モール10は、第1枠体8を内部竪枠1eに装着する螺子14を被覆して隠蔽している。したがって、扉体1を正面視した場合に、屋外側面部2、屋内側面部3には、開口40、80と化粧モール10のみが見えるようになっており、螺子等が露出することがなく、扉体1は意匠性に優れる。
化粧モール10の長さ方向端部の端面はキャップ100によって被覆されていると共に、キャップ100には、図示しない嵌合突部が形成されている。第1枠体4,8の高さ方向上下端部に位置して、嵌合受孔400,800が形成されている。化粧モール10の上下端部に装着したキャップ100に形成された嵌合突部を、嵌合受孔400,800に嵌合させることで、化粧モール10は、キャップ100を介して扉体面部2,3(第1枠体4,8)に装着される。化粧モール10は、キャップ100を用いることで、螺子等を用いずに、扉体面部2,3に装着されるので、螺子等が露出することがなく、意匠性に優れる。第1枠体4,8には、嵌合受孔400,800を通る鉛直軸線上に位置して、高さ方向に所定間隔を存して複数の係止孔401,801が形成されている。係止孔401,801は、第1枠体4,8に対する化粧モール10の位置決め用係止部材15の係止孔である。係止部材15を枠体4,8に形成された係止孔401,801に係止することによって、扉体1の面部2,3に対する化粧モール10の幅方向の移動を規制する。
本発明に係る通気機構を有するドアは、好ましくは、玄関用ドアに用いることができる。
左図は扉体の屋外側正面図、右図は屋内側正面図である。 扉体の部分横断面図である。 図2において、扉体を通る通気の流れを示す図である。 上図はレジスタ機構を示す断面図、下図はガラリ機構を示す断面図である。 扉体の横断面図である。 扉体の部分横断面図、扉体の一部省略正面図、扉体の縦断面図である。 左図はガラリ機構の正面図、右図はガラリ機構の背面図である。 ガラリ機構を構成する第1枠体の正面図、横断面図、正面図の部分拡大図である。 ガラリ機構を構成する第1枠体、第2枠体、第3枠体からの組立体の背面図、横断面図、背面図の部分拡大図である。 ガラリ機構を構成する第4枠体の背面図、横断面図、背面図の部分拡大図である。 ガラリ機構を構成する第3枠体を、3方向からそれぞれ見た側面図、平面図、及び、側面図の部分拡大図である。 ガラリ機構を構成する、防虫メッシュ材を設けた第2枠体の横断面図、側面図、側面図の部分拡大図である。 ガラリ機構を構成する第2枠体の左側面図、背面図、右側面図、横断面図、左側面図の部分拡大図である。 レジスタ機構の正面図、背面図、正面図の部分拡大図、横断面図、背面図の部分拡大図である。 レジスタ機構を構成する第1枠体の正面図、側面図、背面図、横断面図、背面図の部分拡大図である。 レジスタ機構を構成する、防虫メッシュ材を備えた第2枠体の正面図、防虫メッシュ材の正面図、防虫メッシュ材を備えた第2枠体の横断面図、防虫メッシュ材を備えた第2枠体の正面図の部分拡大図である。 レジスタ機構を構成する第2枠体の正面図、横断面図、正面図の部分拡大図である。
符号の説明
1 扉体
2 屋外側面部
3 屋内側面部
40 開口
50 正面壁
51 側面壁
52 開口
60 第1壁
601 開口
61 第2壁
610 開口
62 第3壁
620 開口
73 開口
80 開口
L ガラリ機構
R レジスタ機構
S1 屋外側空間
S2 側方空間
S3 屋内側空間

Claims (2)

  1. 通気機構を有するドアにおいて、
    前記通気機構は、
    扉体の屋外側面部に形成された屋外側開口と、
    扉体の屋内側面部に形成された屋内側開口と、
    屋外側開口と屋内側開口とを連通させる通気手段と、を有し、
    前記通気手段は、
    扉体内部空間に、屋外側面部及び屋外側開口に対向して延出する正面壁を設けて、正面壁の前側の屋外側開口に面する屋外側空間と、正面壁の後側の屋内側面部に連通する屋内側空間と、を形成し、
    屋外側空間と屋内側空間とは、これら空間の側方側の領域に形成された側方空間を介して連通しており、
    前記側方空間には、複数の中間壁が設けられ、前記中間壁には、扉体の高さ方向に間隔を存して複数の開口が形成されており、隣り合う中間壁に形成された開口は、高さ方向に互い違いに形成されており、屋外側空間と屋内側空間とは前記中間壁の前記開口を介して連通されている、通気機構を有するドア。
  2. 前記屋外側空間に、正面壁の見付方向端部に位置し、扉体の見込方向に延出する側面壁を設け、屋外側空間と前記側方空間とを、側面壁に形成した開口、あるいは、側面壁と正面壁との間に形成された開口、を介して連通してなる、請求項1に記載の通気機構を有するドア。
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JP2000337039A (ja) * 1999-03-25 2000-12-05 Daiken Trade & Ind Co Ltd 通気部材とこの通気部材を用いたドアの通気構造

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