JP4680200B2 - 布地価値増進処理中に1つ以上の布地物品に効果組成物を適用する方法及び装置 - Google Patents

布地価値増進処理中に1つ以上の布地物品に効果組成物を適用する方法及び装置 Download PDF

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Description

本出願は、布地価値増進処理中に1つ以上の布地物品に対して効果組成物を適用するための方法及び装置に関する。
米国特許第4,642,908号にて、少量の流体添加物を計量してドライヤーに分配するためにドライヤー内に配置される分配器が開示されている。流体添加物は、帯電防止剤及び/又は布地柔軟化剤を含んでもよい。特定の衣類負荷に対して添加物を分配すべきかどうかをユーザーが決定できるようにするために、スイッチが設けられている。‘908特許は又、添加物の計量が好ましくは乾燥サイクル開始時又は開始時くらいに生じるべきであると教示する。‘908特許は、帯電防止及び/又は布地柔軟化組成物によりもたらされる効果レベルをユーザーが設定又は選定可能にするための構造を教示していない。
効果組成物により布地価値増処理中に布地物品に対してもたらされるべき1つ以上の所望の効果をユーザーが選定できるようにするために、装置をドライヤーなどの布地価値増進装置と組み合わせで使用される自立型ユニットとして、あるいは布地価値増進装置に組込み、有することが有利であろう。効果組成物により布地価値増進処理中に布地物品に対してもたらされるべき効果の2つ以上のレベルの1つをユーザーが選定できるようにするために、装置を布地価値増進装置と組み合わせで使用される自立型ユニットとして、あるいは布地価値増進装置に組込み、有することも有利であろう。
これらの必要性は本発明によって満たされるものであり、これにて、効果組成物により布地価値増進処理中に布地物品に対してもたらされるべき1つ以上の所望の効果をユーザーが選定できるようにするために、装置がドライヤーなどの布地価値増進装置と組み合わせで使用される自立型ユニットとして、あるいは布地価値増進装置に組込まれ提供される。装置の一部を形成するコントローラが、選定された1つ以上の効果に基づいて、布地価値増進処理中の布地物品に対して効果組成物を適用する最適時を選定する。効果組成物により布地価値増進処理中に布地物品に対してもたらされるべき効果の2つ以上のレベルのうち1つをユーザーが選定できるようにするために、布地価値増進装置と組み合わせで使用される自立型ユニットとして、あるいは布地価値増進装置に組込まれるいずれかの装置が更に提供される。装置の一部を形成するコントローラが、選定された効果レベルに基づいて、効果組成物の少なくとも1回の投入量及び/又は効果組成物を適用する最適時を選定する。本発明の追加の実施形態は、以下で説明される。
本明細書で使用する時、「布地物品」(若しくは「布地」)は、従来の洗濯方法又はドライクリーニング方法で習慣的に洗浄されているいかなる物品をも意味する。この用語は、これらに限定するものではないが、衣類、リネン、カーテン、装身具、革製品、床の敷物、シーツ、タオル、ぼろきれ(rags)、キャンバス、ポリマー構造などを含めた、布地の物品を包含する。この用語は、また、手下げバッグ、家具カバー、防水布、靴などの、全体又は一部が布地材料で作製された他の品目も包含する。
本明細書で使用する時、用語「効果組成物」は、布地物品に対して効果を提供するために使用される組成物を指す。効果組成物を構成し得る物質及びこれらの物質の混合物の非限定的な例として、水、柔軟化剤又は柔軟性強化剤、パリパリ感剤(crispening agents)、香料又は匂い付加剤、水/汚れ反発剤、清涼剤、静電気防止剤、抗菌又は細菌減少剤、パーマネントプレス剤、しわ防止又は減少剤、防臭剤、耐磨耗剤、色保護剤、白色性保護剤、溶媒、及びこれらの組み合わせなどが挙げられる。
本明細書で使用する時、冠詞「a」及び「an」は、特許請求の範囲で使用される時には、請求又は記載される物質、要素、又はステップの1つ以上を意味するものと理解される。
本明細書で使用する時、「布地価値増進処理」は、乾燥、混転、又は洗濯処理を意味する。
本明細書で使用する時、「布地価値増進処理を達成するための装置」又は「布地価値増進装置」は、布地ドライヤー又は洗濯機などの乾燥、混転、又は洗濯をする機器を意味する。
本明細書で使用する時、「効果組成物分配装置」又は「効果組成物を分配するための装置」は、布地価値増進処理の間に効果組成物を分配するための自立型のコントローラと分配器のユニット、布地価値増進処理の間に効果組成物を分配するための布地価値増進装置に組み込まれた装置、又は類似装置を意味する。「効果組成物分配装置」は、「布地物品処理装置」と等価である。
自蔵型デバイスを備え、及び本発明に従って機能する「自立型」のコントローラと分配器のユニット10(本明細書において効果組成物を分配するための装置とも言う)が、図1〜6に示される。装置10は、本発明の譲受人に共に譲渡され同時係属中の米国特許出願シリアル番号10/762,152、名称「揮発性物質の分配方法」に記載される装置10と同様に構成される。
図1〜6に示すように、ユニット10は、2つの主エンクロージャ又はハウジング20及び50を備える。エンクロージャ20は、布地物品乾燥機例えば布地ドライヤー(図1〜4には示さず、図6にドライヤー扉15を示す)などの布地価値増進装置の内側に配置された「内部ハウジング」を定義し、一方、エンクロージャ50は、布地物品乾燥機の外側に配置された「外部ハウジング」を定義する。エンクロージャ50は、布地物品乾燥機扉15の外面上に取り付けられてもよい(図6参照)。あるいは、エンクロージャ50は、乾燥機のいずれか他の外面上に取り付けられてもよく、その非限定的な例には、側壁、上壁、上部開放蓋の外面などが挙げられる。エンクロージャ50は又、布地物品乾燥機から離れた壁又は他の家屋構造の上に取り付けられてもよい。さらに、エンクロージャ20は、布地物品乾燥機のどの内側表面上に取り付けられてもよく、その例として、扉の内面、布地物品乾燥機のドラム、後壁、上部開放蓋の内面などが挙げられるが、これらに限定されない。
エンクロージャ50は、永久的に扉15の外面に取り付けられてもよいが、好ましくは取外し可能に扉15の外面に取り付けられてもよい。同様に、エンクロージャ20は、永久的に扉15の内面に取り付けられても、又は取外し可能に扉15の内面に取り付けられてもよい。
図1及び4に示すように、内部ハウジングエンクロージャ20は、取外し可能な第一及び第二の前区分21a及び21b(図3及び4では第一の前区分21aが取り外されている)とベース部分21cとを有する主本体21を備える。主本体21は、放出ノズル24と、ポンプ30と、ポンプ30を駆動するモータ32と、扉15が開放された時に外光を感知する扉センサ22(図示せず)とを内蔵する第一の区画21d、並びに効果組成物を保持する貯槽26を画定する第二の区画21eを含む。図示する実施形態では、ノズル24は、静電ノズルとして機能するように、任意の高圧電源28と組み合わされる(図4及び5参照)。高圧電源28は、放出ノズル24を通して分配される前の流体すなわち効果組成物を帯電させるように機能する。安全の目的で急速切断スイッチ34が含まれているので、必要ならば、高圧電源28を瞬時に切ることができる。あるいは、高圧電源28は、設けられる必要がない。そのような場合、放出ノズル24は、加圧スプレーを生成するために、流体噴霧ノズルとして機能してもよい。流体噴霧ノズルの好適な一例として、イリノイ州カリー(Cary,Illinois)のシークイスト・ディスペンシング(Seaquist Dispensing)により作製及びモデル番号DU−3813として販売される、圧力旋回噴霧ノズルがある。
効果組成物は、液体又は気体化合物を含むことができ、あるいは粉末など粒子形態の固体化合物、又は液体との溶液中の固体粒子を含むことができる。貯槽26は、本質的にいかなる大きさ及び形状にもすることができ、並びに封止方法で流体を保持するために、封止することができる。別の方法としては、貯槽26は、効果組成物で満たされたポリマーバッグなど、効果組成物で満たされた容器を受け入れるように適合されてもよく、その容器は空になった時に交換される。なお更に、貯槽26は、家庭用水道などの連続流体源に接続されてもよい。
図2及び3で最も良く示されるように、エンクロージャ50は、内部区画51aと、主本体51を貫いて延びるオンオフスイッチ56(図3には示さず)と、主本体内部区画51aに内蔵された電池52と、電子構成要素付きのプリント基板54とを有する、主本体51を備える。本発明では、標準的な家庭用電線電圧又は更に太陽エネルギーを含めて、いかなるタイプの電力源が用いられてもよい。
図2に示される接着性ストリップ121が、エンクロージャ20を扉15に取り付けるために提供される。
図1〜6に示す実施形態では、平ケーブル40(「リボンケーブル」とも呼ばれる)が、エンクロージャ20及び50に接続されて、これらの間を延びる。ケーブル40は、布地物品乾燥機扉15の内面に沿い、扉15の頂部を越えて、扉15の外面を下へ及んでもよい(図6参照)。ケーブル40は、外部ハウジング50から内部ハウジング20へ指令及び制御信号と電力を伝送し、並びに内部ハウジング20内に取り付けられたセンサから外部ハウジング50へ電気信号を伝える。
図5を参照して、マイクロコントローラ60が、デジタルの電力供給信号を生成し、これは、D−A変換器(DAC)62によりアナログ信号に変換される。そのような変換機62の例が、マサチューセッツ州ノーウッド(Norwood,Massachusetts)のアナログ・デバイシス(Analog Devices)から購入可能である(部品番号AD5301)。アナログ制御信号は、導体70(これはケーブル40を通るように図5で概略的に示されている)上から迅速断路器34を通って高圧電源28へ伝送される。この信号は、DC一定電圧、AC一定電圧、DC可変電圧、AC可変電圧、又はパルス電圧を含むことができる。一実施形態では、70における信号は、DC可変電圧信号を含む。この電圧信号が増大すると、高圧電源28の出力電圧値が対応して増加する。高圧電源28の出力は、導体39により電極38へ送られて、これが今度は、高電圧を貯槽26内の効果組成物に伝える。任意に、一定出力のDC高圧電源が、代表的実施形態の可変出力の高圧電源28の代わりに使用可能である。高圧電源28は、接地線又はピン(図示せず)により乾燥機に接地される。
帯電された効果組成物は、貯槽26からチューブ又はチャネル42を通ってポンプ30の入口へ移動し、これ以降、組成物は加圧されて、別のチューブ又はチャネル44経由で放出ノズル24へ送られ、ここで効果組成物が放出される。
蠕動ポンプなどの一部のタイプのポンプでは別個の入口及び出口ラインを必要とせず、そこでは、ポンプの入口開口部を通って延び排出開口部を通って続く連続チューブ上でポンプが作動することに留意すべきである。この配置は、チューブが帯電した効果組成物からポンプを電気的に絶縁できるので、放出ノズル24に送られる静電的に帯電した流体又は粒子と共に使用するのに特に有益である。好適な蠕動ポンプの非限定的な例として、ケンタッキー州ルイビル(Louisville,Kentucky)のトーマス・インダストリーズ(Thomas Industries)から入手してもよい、モデル10/30蠕動ポンプがある。また、望むなら、ばね作動式ポンプ機構などの代替ポンプ装置も使用可能であることに留意すべきである。
電動モータ32を制御するのに使用される制御信号のタイプは、装置10の設計要求により変更することができ、及びそのような信号は、導電体72経由でモータ32に伝えられており、この導電体は、ケーブル40を通るように図5で概略的に示されている。モータ32がDC可変速モータである場合、可変の「安定した」DC電圧を印加することができ、電圧値が大きくなるほどモータの回転速度が早くなる。一実施形態では、導体72に沿って伝わる電気信号は、マイクロコントローラ60により制御されるパルス幅変調(PWM)信号を含む。もちろん、そのようなパルス幅変調信号は、いずれかの適切なコントローラ若しくはプロセッサー、又は適切な別個の論理器によっても生成可能である。
ユニット10は、ある種のセンサの使用により性能向上が可能であり、その例には、扉(若しくは蓋)センサ22、動作センサ36、湿度センサ46、及び/又は温度センサ48が含まれるが、これらに限定されない。アナログ出力の温度センサを使用して、外部ハウジング50内のマイクロコントローラ60に戻る導電体86に沿って、アナログ信号を提供することができる。(一部の温度センサは、アナログ電圧を出力するのではなく、デジタル出力信号を伝えるシリアルバスを有することに留意すべきである。)ある種の噴霧事象を生じさせるために、特に貯槽26内の効果組成物の噴霧事象が乾燥機の「冷却」サイクル中に生じるべき場合に、乾燥機の内部温度を用いて、適切な環境条件を決定することができる。加えて、温度センサ48は、例えば乾燥機が予め定められた最低温度まで温められていなかった場合、乾燥機が適切に運転されていないという表示機として使用することもできる。
上記のように、エンクロージャ50は、主本体内部区画51aに内蔵された電池52と、電子構成要素付きプリント回路基板54とを含む。図示する実施形態では、電池52は電力源を定義する。例えば、4つの単1電池が直列に接続される場合、+6ボルトのDC電圧が、全体的に参照番号58により表される一組のDC給電に供給される。代表的なDC給電が、本発明の譲受人に共に譲渡され同時係属中の米国特許出願シリアル番号10/762,152、名称「揮発性物質の放出方法」に示されている。DC給電の1つが、マイクロコントローラ60に電圧を提供する。更なる出力電圧が、D−A変換器(DAC)62に提供され、これは+5ボルトのDC給電を必要とすることがある。これらの給電の全てが、DC給電58の「組」により表される。
ユーザーがマイクロコントローラ60と情報伝達できるようにするために、入力デバイス66が、マイクロコントローラ60に接続される。デバイス66は、乾燥、混転、又はその他の布地価値増進処理サイクルの総時間をユーザーがデバイス66に入力できるようにするための、キーパッド(図示せず)を含んでもよい。開始キー(図示せず)が設けられて、これがユーザーにより活性化された時に、乾燥、混転、又はその他の布地価値増進処理サイクルが開始されたことを表す信号を、マイクロコントローラ60に対して生成するようにしてもよい。
好適なマイクロコントローラ60には、アリゾナ州チャンドラー(Chandler,Arizona)のマイクロチップ(Microchip)により部品番号PIC16LF876−04/Pで製造されるものがある。もちろん、異なる製造者により製造される他のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、コントローラ、若しくはプロセッサー、又は別個のデジタル論理器を、代わりに使用することも可能である。
マイクロコントローラ60は、搭載メモリーと、アナログ及びデジタル信号用の入力及び出力ラインとを含む。マイクロコントローラ60は又、RS−232通信リンクを使用して任意のプログラマインターフェースに接続可能な、シリアルポートを有する。オンオフスイッチ56が、マイクロコントローラ60に接続される(図5参照)。オンオフスイッチ56は、入力デバイス66上の対応するキー(図示せず)に接続されてもよい。上記のように、動作センサ36、扉センサ22、湿度センサ46、及び温度センサ48が、マイクロコントローラ60に対して信号を生成する。やはり上記のように、マイクロコントローラ60は、ポンプモータ32に対するパルス幅変調(PWM)信号を導体72を介して生成する。この信号は、モータ32を駆動するためのより高い電圧に信号を変換する働きをするトランジスター(図示しないが、米国特許出願シリアル番号10/762,152に示される)を駆動する。第一及び第二のトランジスター(図示しないが、米国特許出願シリアル番号10/762,152に示される)の電圧変換回路が、マイクロコントローラ60からのDAC制御出力を受け取って、3.3ボルト論理レベルからDAC62を制御する+5ボルト論理レベルに信号変換する働きをする。
図7には、本発明の第二の代替実施形態に従って構成された効果組成物分配装置100が示され、ここで類似参照番号は類似要素を表す。この実施形態では、分配装置100は、布地価値増進処理を達成するための装置110に組み込まれる。装置110は、乾燥処理を達成するための乾燥機を備える。しかしながら、装置110は、代わりに、従来の洗濯プロセスを達成するための洗濯機、又は洗濯及び乾燥両プロセスを達成できる装置を備えてもよいと考えられる。分配装置100の一部を形成する入力デバイス166が、布地価値増進装置110の制御パネル112に組み込まれる。入力デバイス166は、上述の入力デバイス66上に設けられたものと同一のキーを含んでもよい。分配装置100の一部をやはり形成する制御モジュール160が、装置110の主キャビネット113に内蔵されており、並びに上述のエンクロージャ50内に設けられた要素の多くを、すなわち電池52、DC給電58、オンオフスイッチ56、マイクロコントローラ60、及びDAC62を含んでもよい。分配装置100の一部を追加的に形成する流体供給モジュール170が、装置110の主キャビネット113に内蔵されており、並びに上述のエンクロージャ20に内蔵された要素のノズル24を除くそれぞれを、すなわちセンサ22、36、46、及び48、高圧電源28、貯槽26、ポンプ30、及びモータ32を含む。制御モジュール及び流体供給モジュール160及び170にユーザーがアクセスできるようにする扉(図示せず)が、キャビネット113に設けられてもよい。
マイクロコントローラ60により実行される機能は、装置110内に設けられたコントローラにより代わりに実行されてもよいと考えられており、これは又、乾燥プロセス、洗濯プロセス、又は乾燥及び洗濯両プロセスを達成するために、装置110内の構造の作動を制御する働きをする。電池52を使用する代わりに、AC線間電圧を受ける電源が、制御モジュール160に電力を供給してもよいと更に考えられている。
図7から明らかなように、分配装置100の一部を形成するノズル24が、衣類がその中で混転される装置110の回転しているドラム114の中に、効果組成物の噴霧を向ける。衣類がドラム114の中で混転される時に乾燥を達成するために、熱源が設けられる。ドラム114内の衣類が熱無しで混転処理にかけられるように、熱源が切られてもよいことも考えられている。そのような処理は、ドラム114内に長期間残された衣類からしわを除去するために、適切な効果組成物の分配と組み合わされる時に、有益なことがある。このしわ除去処理は、本明細書で「再綿毛化(refluff)」処理と呼ばれる。「再綿毛化」処理は、ドラム内部に熱を供給しても生じる場合があることも考えられている。扉115は、ユーザーが衣類をドラム114の中に入れる及びこれから取り出すことを可能にするために設けられる。
図8を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥処理、混転処理、又は洗濯処理の間に分配されるべき効果組成物の量を決定するための、本発明の第一の実施形態に従うプロセス400を示す。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス400は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。ソフトウェア命令は、マイクロコントローラ60内のメモリーに記憶されて、コントローラ60にそのシリアルポートを介してダウンロードされてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、入力デバイス266上のダイアル266aにより(図8A参照)、所望の効果レベルにダイアル入力する。入力デバイス266は、デバイス66の代わりとして図1〜6のユニット10のエンクロージャ50に、又はデバイス166の代わりとして図7の装置110の制御パネル112に組み込まれてもよい。図示する実施形態では、ユーザーは、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品に対して効果組成物によりもたらされるべき強、標準、又は軽の効果レベルに対応する、強、標準、又は軽設定の所望の1つにダイアルを回す。ダイアル266aは、選定された効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。布地価値増進処理の間に分配される効果組成物は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、汚れ反発、匂い付加、静電気減少、細菌減少、及びしわ減少などの、1つ以上の効果を提供することができる。例えば、効果組成物が柔軟性増進をもたらす場合、強効果レベルが大きな柔軟性増進に対応し、標準効果レベルが中間の柔軟性増進に対応し、及び軽効果レベルが小さな柔軟性増進に対応する。あるいは、効果組成物が匂い付加をもたらす場合、強効果レベル強い匂い付加に対応し、標準効果レベルが中間の匂い付加に対応し、及び軽効果レベルが弱い匂い付加に対応する。
ステップ402において、マイクロコントローラ60は、ダイアル266aの設定をチェックして、強、標準、又は軽の効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ404において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理の間にノズル24を介して分配されるべき効果組成物の量を決定する。強効果レベルが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、100mlの効果組成物が布地価値増進処理の間に分配されると決定する。標準効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、80mlの効果組成物が分配されると決定し、軽効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、50mlの効果組成物が分配されると決定する。もちろん、強、標準、及び軽の効果レベルに対応する量は、変化してもよい。
マイクロコントローラ60は、決定した効果組成物の量を時の関数として分配してもよい。すなわち、ノズル24を通る流量が概ね一定であると仮定すると、予め定義した時間に対する効果組成物の分配は、対応して予測できる量の効果組成物が分配されるという結果になる。したがって、ソフトウェア命令は、コントローラ60が、100mlの効果組成物が分配されるのに対応する第一の予め定義された時間;80mlの効果組成物が分配されるのに対応する第二の予め定義された時間;又は50mlの効果組成物が分配されるのに対応する第三の予め定義された時間で、ポンプ30を活性化させるように記述されてもよい。
マイクロコントローラ60は、時、温度、又は動作の関数として分配操作を開始してもよい。例えば、マイクロコントローラ60は、図7に示される装置110のドラム114などの布地価値増進装置の部分が回転を始めた後の予め定義した時に、分配操作を開始してもよい。ドラム114の回転は、動作センサ36により感知されてもよい。別の方法としては、マイクロコントローラ60は、ドラム114の内部が予め定義された温度に到達した後で、効果組成物の分配を開始してもよい。マイクロコントローラ60は、次の事象:ドラム114内部の温度が第一の予め定義した温度を超えて上昇;及び次にドラム114内部の温度が、第一の予め定義された温度より低い第二の予め定義された温度より下に低下;の両方が生じた後で、効果組成物の分配を開始してもよいことも考えられている。この実施形態では、効果組成物は、乾燥サイクルの冷却部分の間に分配され、これは通常そのサイクルの最後の1/3の中で生じる。マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理が開始されてから予め定義された時間後に、分配操作を開始してもよいことも考えられている。布地価値増進処理の総サイクル時間は、入力デバイス266の一部を形成する時間入力モジュール266eにより操作者が入力してもよい。したがって、コントローラ60は、サイクルに対応する時間内のいずれの時点でも、例えばサイクルの1/3経過時に、効果組成物の分配を開始してもよい。布地価値増進処理の開始時点は、入力デバイス266上の「開始」キー266bをユーザーが活性化することにより、マイクロコントローラ60に示されてもよい。
入力デバイス266は又、ユニット10又は分配装置100を活性化するためのオン/オフスイッチ266cを含んでもよい。入力デバイス266は又、再綿毛化処理が開始されたことをコントローラ60に示す、すなわちドライヤー内に長時間残された衣類からしわの少なくとも一部を除去するために、熱有り又は無しで混転処理が開始されたことを示す、「再綿毛化」キー266dを含んでもよい。
本発明の代替実施形態に従って構成された入力デバイス1266が図8Bに示され、ここで類似要素は類似参照番号で表される。この実施形態では、オン/オフスイッチ1266cが、2つの機能を果たす。オン/オフスイッチ1266cは、ユニット10又は分配装置100を活性化し、及びまた布地価値増進処理が始まったことを示す開始信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。また、時間入力モジュール266eは設けられない。したがって、この実施形態では、マイクロコントローラ60は、温度又は動作の関数として分配操作を開始する。
図9を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に布地物品に対して効果組成物を適用する最適時を選定するための、本発明の第二の実施形態に従うプロセス420を示す。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス420は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、入力デバイス266上のダイアル266aにより(図8A参照)、所望の効果レベルにダイアル入力する。
ステップ422において、マイクロコントローラ60は、ダイアル266aの設定をチェックして、強、標準、又は軽の効果レベルが選定されたかどうか決定する。決定ステップ424において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理サイクルの中で効果組成物の分配を開始する時を決定する。強効果レベルが選定される場合には、コントローラは、効果組成物がサイクルの最後の1/3の間に分配されると決定し、これは、最適時間値0.67に対応してもよい。布地価値増進処理が乾燥サイクルである場合、そのサイクルの最終1/3は、冷却区分を含むことがある。匂い付加、静電気減少、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上をもたらす組成物は、乾燥サイクルの最後の1/3の間に適用される場合に、最も良く成し遂げることがあると考えられている。標準効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、効果組成物が布地価値増進サイクルの中間部分で分配されると決定し、これは、最適時間値0.33に対応してもよい。布地価値増進処理が乾燥サイクルを含む場合、そのサイクルの中間部分は、高熱区分を含むことがある。軽効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、効果組成物がサイクルの第一の1/3の間に分配されると決定し、これは、最適時間値0に対応してもよい。布地価値増進処理が乾燥サイクルを含む場合、そのサイクルの第一の1/3は、加温区分を含むことがある。
別の方法としては、強効果レベルが、サイクルの最初の1/3の間の効果組成物の分配に対応してもよく、及び軽効果レベルが、サイクルの最終1/3の間の効果組成物の分配に対応してもよいと考えられる。柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上をもたらす組成物は、乾燥サイクルの最初の1/3の間に適用される場合に、最も良く成し遂げることがあると考えられている。
図9Aを参照すると、フローチャートが、図9のステップ群により選定された最適時に従って効果組成物を分散させる工程を開始するための、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されるプロセス300を示す。最初に、ユーザーが、布地価値増進総時間、例えば乾燥サイクル総時間を、入力デバイス266上のモジュール266eにより入力する。マイクロコントローラ60は、その時間を値TM1としてメモリーに記憶する。ユーザーは、布地価値増進処理が始まったことをマイクロコントローラ60に知らせるために、入力デバイス266上の開始キー266bを活性化してもよい。ステップ320において、マイクロコントローラ60は、経過時間が時間閾値(これは、値TM1に上の説明のプロセス400中に決定された最適時間値を掛け算することにより決定される)を超えたかどうか決定する。最適時間値は、図9Aでは「K」により設計される。上記のように、効果組成物がサイクルの最初の1/3の間に分配される場合には、最適時間値は0であり;効果組成物がサイクルの中間部分で分配される場合には、最適時間値は0.33であり;及び効果組成物がサイクルの最終1/3の間に分配される場合には、最適時間値は0.67である。経過時間が時間閾値を超えていない場合には、マイクロプロセッサー60はステップ320に戻る。経過時間が時間閾値を超えた場合には、マイクロプロセッサーはステップ322に進み、マイクロコントローラ66が効果組成物の分配を開始するという結果になる。組成物は、予め定義された時間、例えば80秒間で分配されてもよい。
図10を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第三の実施形態に従うプロセス440を示す。その少なくとも1回の投入量は、効果組成物によりもたらされるべき第一の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つ、及び効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つを、ユーザーが選定するのに基づいて選定される。第一の効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最初の区分の間に分配される場合に強められる。第二の効果は、匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最終区分の間に分配される場合に強められる。したがって、この実施形態では、効果組成物は、少なくとも1つの第一の効果及び少なくとも1つの第二の効果を提供できると仮定される。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス440は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、入力デバイス366上のダイアル366aにより所望の第一効果のレベルにダイアル入力、及び入力デバイス366上のダイアル366bにより所望の第二効果のレベルにダイアル入力し(図10A参照)、ここで類似参照番号は類似要素を示す。入力デバイス366は、デバイス66の代わりとして図1〜6のユニット10のエンクロージャ50に、又はデバイス166の代わりとして図7の装置110の制御パネル112に組み込まれてもよい。図示する実施形態では、ユーザーは、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品上に分配される効果組成物によりもたらされるべき強、標準、又は軽の第一の効果レベルに対応する、強、標準、又は軽設定の所望の1つに向けてダイアル366aを回す。ダイアル366aは、選定された効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。ユーザーは又、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品上に分配される効果組成物によりもたらされるべき強、標準、又は軽の第二の効果レベルに対応する、強、標準、又は軽設定の所望の1つに向けてダイアル366bを回す。ダイアル366bは、選定された効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。
ステップ442において、マイクロコントローラ60は、ダイアル366aの設定をチェックして、効果組成物の第一の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ444において、マイクロコントローラ60は、効果組成物によりもたらされるべき第一の効果の選定されたレベルに基づいて、布地価値増進処理の間にノズル24により分配される効果組成物の量を決定する。強効果レベルが選定される場合には、コントローラは、100mlの効果組成物が布地価値増進処理の間に分配されると決定する。標準効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、80mlの効果組成物が分配されると決定し、及び軽効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、50mlの効果組成物が分配されると決定する。ノズル24を通る流量が一定であると仮定してもよい。この仮定に基づき、マイクロコントローラ60が効果組成物を分配する総時間に換算して分配されるべき各効果組成物の量を決定するように、ソフトウェア命令が書かれてもよい。例えば、総分配時間300秒が分配される効果組成物の100mlに対応してもよく、240秒が分配される効果組成物の80mlに対応してもよく、及び150秒が分配される効果組成物の50mlに対応してもよい。
ステップ446において、マイクロコントローラ60は、ダイアル366bの設定をチェックして、効果組成物の第二の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ448において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理中の第一の時点に始まる投入又は分配されるべき効果組成物の量の、3つの予め定められた比の1つを選定する。図示する実施形態では、効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の強レベルが選定される場合、その比は0.67であり;標準レベルが選定される場合、その比は0.80であり;及び軽レベルが選定される場合、その比は0.90である。
ステップ450において、マイクロコントローラ60は、第一の時点に始まる第一の時間長さ又は最初の噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、ステップ444の間に決定された総分配時間にステップ448で選定された比を掛け算することにより分配される。マイクロコントローラ60は又、第二の時点に始まる第二の時間長さ又は最終噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、総分配時間に(1−比)を掛け算することにより分配される。「比」は、図では「DR」として引用される。
例えば、ユーザーが、第一の効果について標準効果レベルをダイアル366aにより選定し、及び第二の効果について強効果レベルをダイアル366bにより選定する場合(図10A参照)、マイクロコントローラ60は、240秒に0.67を掛け算することにより第一の時間長さを決定し、これは161秒に等しい。マイクロコントローラ60は又、240秒に0.33(=1−0.67)を掛け算することにより第二の時間長さを決定し、これは79秒に等しい。したがって、マイクロコントローラ60は、第一の時点に始まる、161秒間の効果組成物の分配を開始し、及び第二の時点に、79秒間の効果組成物の分配を開始する。第一及び第二の時点又は開始時点は、予め定義されて、マイクロコントローラ60により実行されるソフトウェア命令に組み入れられてもよい。例えば、第一の時点が、布地価値増進処理の開始時に対応してもよく、一方、第二の時点が、布地価値増進処理の最終1/3に対応してもよい。ユーザーは、布地価値増進処理の総時間をモジュール266eにより入力してもよい。例えば、モジュール266eにより入力された総時間が100分間に等しい場合には、第二の時点は、処理へ67分間入って始まる。したがって、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理サイクルが開始された時に始まる161秒間、及びサイクルに67分間入って79秒間、効果組成物を分配させる。ユーザーは、布地価値増進処理が始まったことをマイクロコントローラ60に示すために、開始キー266bを活性化させてもよい。図10に示されたステップ群を達成するコントローラが布地価値増進装置110内の構造をも操作する場合、コントローラは、布地価値増進処理の開始時を本来的に区別する。
図11を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第四の実施形態に従うプロセス460を示す。その少なくとも1回の投入量は、2つ以上の負荷サイズの所望の1つすなわち布地価値増進処理の間に処理されるべき1つ以上の布地物品の量と、効果組成物によりもたらされるべき効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つとを、ユーザーが選定することに基づいて選定される。効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、汚れ反発、匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含んでもよい。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス460は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、例えば図7に示される装置110により達成される布地価値増進処理の間に処理されるべき負荷サイズをダイアル入力する。図示する実施形態では、ユーザーは、図11Aに示される入力デバイス466上のダイアル466aにより大負荷、標準負荷、及び小負荷の1つを選定することによって負荷サイズをダイアル入力し、ここで、類似参照番号は類似要素を示す。ユーザーは又、入力デバイス466上のダイアル466bにより所望の効果レベルをダイアル入力する。入力デバイス466は、デバイス66の代わりとして図1〜6のユニット10のエンクロージャ50に、又はデバイス166の代わりとして図7の装置110の制御パネル112に組み込まれてもよい。ダイアル466a及び466bは、選定された負荷サイズ及び効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。
ステップ462において、マイクロコントローラ60は、ダイアル466aの設定をチェックして、どの負荷サイズが選定されたか決定する。決定ステップ464において、マイクロコントローラ60は、選定された負荷サイズに基づいて、布地価値増進処理の間にノズル24により分配されるべき効果組成物の量を決定する。大負荷サイズが選定される場合には、コントローラは、100mlの効果組成物が布地価値増進処理の間に分配されると決定する。標準負荷サイズが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、80mlの効果組成物が分配されると決定し、小負荷サイズが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、50mlの効果組成物が分配されると決定する。ノズル24を通る流量が一定であると仮定してもよい。この仮定に基づき、マイクロコントローラ60が効果組成物を分配する総時間に換算して分配されるべき各効果組成物の量を決定するように、ソフトウェア命令が書かれてもよい。例えば、総分配時間300秒が分配される効果組成物の100mlに対応してもよく、240秒が分配される効果組成物の80mlに対応してもよく、及び150秒が分配される効果組成物の50mlに対応してもよい。
ステップ467において、マイクロコントローラ60は、ダイアル466bの設定をチェックして、効果組成物の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ468において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理中の第二の時点に始まる投入されるべき効果組成物の量に対する、布地価値増進処理中の第一の時点に始まる投入又は分配されるべき効果組成物の量の、3つの予め定められた比の1つを選定する。図示する実施形態では、効果組成物によりもたらされるべき効果の強レベルが選定される場合、その比は0.67であり;標準レベルが選定される場合、その比は0.80であり;及び軽レベルが選定される場合、その比は0.90である。
ステップ470において、マイクロコントローラ60は、第一の時点に始まる第一の時間長さ又は最初の噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、ステップ464中に決定された総分配時間にステップ468で選定された比を掛け算することにより分配される。マイクロコントローラ60は又、第二の時点に始まる第二の時間長さ又は最終噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、総分配時間に(1−比)を掛け算することにより分配される。
第一及び第二の時点又は開始時点は、予め定義されて、マイクロコントローラ60により実行されるソフトウェア命令に組み入れられてもよい。例えば、第一の時点が、布地価値増進処理の開始時に対応してもよく、一方、第二の時点が、布地価値増進処理の最終1/3に対応してもよい。ユーザーは、布地価値増進処理の総時間をモジュール266eにより入力してもよい。例えば、モジュール266eにより入力された総時間が100分間に等しい場合には、第二の時点は、布地価値増進処理へ67分間入って始まることになる。ユーザーは、布地価値増進処理が始まったことをマイクロコントローラ60に示すために、開始キー266bを活性化させてもよい。図11に示されたステップ群を達成するコントローラが布地価値増進装置110内の構造をも操作する場合、コントローラは、布地価値増進処理の開始時を本来的に区別する。
図12を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第五の実施形態に従うプロセス480を示す。その少なくとも1回の投入量は、2つ以上の負荷サイズの所望の1つすなわち布地価値増進処理の間に処理されるべき1つ以上の布地物品の量と、効果組成物によりもたらされるべき第一の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つと、効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つとを、ユーザーが選定することに基づいて選定される。第一の効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最初の区分の間に分配される場合に強められる。第二の効果は、匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最終区分の間に分配される場合に強められる。したがって、この実施形態では、効果組成物は、第一の効果の少なくとも1つと、第二の効果の少なくとも1つをもたらすことができると仮定される。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス480は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、例えば図7に示される装置110により達成される布地価値増進処理の間に処理されるべき負荷サイズをダイアル入力する。図示する実施形態では、ユーザーは、図12Aに示される入力デバイス566上のダイアル566aにより大負荷、標準負荷、及び小負荷の1つを選定することによって負荷サイズをダイアル入力し、ここで、類似参照番号は類似要素を示す。ユーザーは又、所望の第一の効果レベルを入力デバイス566上のダイアル566bにより、及び所望の第二の効果レベルを入力デバイス566上のダイアル566cによりダイアル入力する。入力デバイス566は、デバイス66の代わりとして図1〜6のユニット10のエンクロージャ50に、又はデバイス166の代わりとして図7の装置110の制御パネル112に組み込まれてもよい。ダイアル566a〜566cは、選定された負荷サイズ及び効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。
ステップ482において、マイクロコントローラ60は、ダイアル566aの設定をチェックして、どの負荷サイズが選定されたか決定する。決定ステップ484において、マイクロコントローラ60は、選定された負荷サイズに基づいて、布地価値増進処理の間に効果組成物がノズル24により分配されるべき公称時間を決定する。大負荷サイズが選定される場合には、コントローラは、公称分配時間が300秒間であると決定する。標準負荷サイズが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、公称分配時間が240秒間であると決定し、及び小負荷サイズが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、公称分配時間が150秒間であると決定する。
ステップ486において、マイクロコントローラ60は、ダイアル566bの設定をチェックして、効果組成物の第一の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ488において、マイクロコントローラ60は、第一の効果に対応する選定されたレベルに基づいて、投入増分を決定する。図示する実施形態において、強レベルが選定される場合には、マイクロコントローラ60は、1.25に等しい投入増分を決定する。標準レベルが選定される場合には、投入増分は1.0であると決定され、及び軽レベルが選定される場合には、投入増分は0.75であると決定される。
ステップ490において、コントローラ60は、布地価値増進処理中にその間に前記効果組成物が分配される効果組成物がその間に分配される総分配時間(TDT)を決定する。総分配時間は、ステップ484中に決定された公称分配時間にステップ488中に決定された投入増分を掛け算することにより決定される。
ステップ492において、マイクロコントローラ60は、ダイアル566cの設定をチェックして、効果組成物の第二の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ494において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理中の第二の時点に始まる投入されるべき効果組成物の量に対する、布地価値増進処理中の第一の時点に始まる投入又は分配されるべき効果組成物の量の、3つの予め定められた比の1つを選定する。図示する実施形態では、効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の強レベルが選定される場合には、その比は0.67であり;標準レベルが選定される場合には、その比は0.80であり;及び軽レベルが選定される場合には、その比は0.90である。
ステップ496において、マイクロコントローラ60は、第一の時点に始まる第一の時間長さ又は最初の噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、ステップ490中に決定された総分配時間にステップ494で選定された比を掛け算することにより分配される。ステップ498において、マイクロコントローラ60は、第二の時点に始まる第二の時間長さ又は最終噴霧時間を決定し、この間に、効果組成物は、総分配時間に(1−比)を掛け算することにより分配される。
第一及び第二の時点又は開始時点は、予め定義されて、マイクロコントローラ60により実行されるソフトウェア命令に組み入れられてもよい。例えば、第一の時点が、布地価値増進処理の開始時に対応してもよく、一方、第二の時点が、布地価値増進処理の最終1/3に対応してもよい。ユーザーは、布地価値増進処理についての総時間を入力デバイス566上のモジュール266eにより入力してもよい。例えば、モジュール266eにより入力された総時間が100分間に等しい場合には、第二の時点は、布地価値増進処理へ67分間入って始まることになる。ユーザーは、布地価値増進処理が始まったことをマイクロコントローラ60に示すために、開始キー266bを活性化させてもよい。図12に示されたステップ群を達成するコントローラが布地価値増進装置110内の構造をも操作する場合、コントローラは、布地価値増進処理の開始時を本来的に区別する。
図13を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に、第一及び第二の別個の効果組成物を適用又は分配するための、本発明の第六の実施形態に従うプロセス520を示す。第一の効果組成物によりもたらされるべき第一の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つをユーザーが選定することに基づいて、第一の効果組成物についての投入量が選定され、及び第二の効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つをユーザーが選定することに基づいて、第二の効果組成物についての投入量が選定される。第一の効果組成物によりもたらされる第一の効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最初の区分の間に分配される場合に強められる。第二の効果組成物によりもたらされる第二の効果は、匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最終区分の間に分配される場合に強められる。図には示されていないが、図5に示される電源28に類似する別個の第一及び第二の高圧電源と、図5に示される貯槽26に類似する第一及び第二の貯槽と、図5に示されるポンプ/モータ組み合わせに類似する第一及び第二のポンプ/モータ組み合わせと、図5に示されるノズル24に類似する第一及び第二のノズルとが、設けられてもよい。第一及び第二のポンプモータを駆動するために、適切な電力源、給電、及びDACも設けられてもよい。適切なパルス幅変調(PWM)信号を第一及び第二のポンプモータに対して生成するために、単一のマイクロコントローラ60又は第一及び第二の別個のマイクロコントローラ(図示せず)も、設けられてもよいと考えられる。プロセス520は、マイクロコントローラ60又は第一及び第二のマイクロプロセッサー上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、第一の効果組成物に対応する所望の第一の効果レベルを入力デバイス666上のダイアル666aにより、及び第二の効果組成物に対応する所望の第二の効果レベルを入力デバイス666上のダイアル666bによりダイアル入力し(図13A参照)、ここで類似要素は類似番号により参照される。入力デバイス666は、デバイス66の代わりとして図1〜6のユニット10のエンクロージャ50に、又はデバイス166の代わりとして図7の装置110の制御パネル112に組み込まれてもよい。
図示する実施形態では、ユーザーは、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品上に分配される第一の効果組成物によりもたらされるべき強、標準、又は軽の第一の効果レベルに対応する、強、標準、又は軽設定の所望の1つに向けてダイアル666aを回す。ダイアル666aは、選定された効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。ユーザーは又、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品上に分配される第二の効果組成物によりもたらされるべき、強、標準、又は軽の第二の効果レベルに対応する、強、標準、又は軽設定の所望の1つに向けてダイアル666bを回す。ダイアル666bは、選定された効果レベルに対応する適切なアナログ又はデジタル信号をマイクロコントローラ60に対して生成する。
ステップ522において、マイクロコントローラ60は、ダイアル666aの設定をチェックして、第一の効果組成物の第一の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ524において、マイクロコントローラ60は、第一の効果組成物によりもたらされるべき第一の効果の選定されたレベルに基づいて、布地価値増進処理の間に対応する第一のノズル経由で分配するために、分配されるべき効果組成物の量と開始時を決定する。強効果レベルが選定される場合には、コントローラは、100mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの第一の1/3の間に分配されると決定する。標準効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、80mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの第一の1/3の間に分配されると決定し、及び軽効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、50mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの第一の1/3の間に分配されると決定する。第一のノズルを通る流量は一定であると仮定してもよい。この仮定に基づき、マイクロコントローラ60が効果組成物を分配する総時間に換算して分配されるべき各効果組成物の量を決定するように、ソフトウェア命令が書かれてもよい。例えば、総分配時間300秒が分配される効果組成物の100mlに対応してもよく、240秒が分配される効果組成物の80mlに対応に対応してもよく、及び150秒が分配される効果組成物の50mlに対応に対応してもよい。
ステップ526において、マイクロコントローラ60は、ダイアル666bの設定をチェックして、第二の効果組成物の第二の効果に対応する強、標準、及び軽効果レベルのどの1つが選定されたか決定する。決定ステップ528において、マイクロコントローラ60は、第二の効果組成物によりもたらされるべき第二の効果の選定されたレベルに基づいて、布地価値増進処理の間に対応する第二のノズル経由で分配するために、分配されるべき効果組成物の量と開始時を決定する。強効果レベルが選定される場合には、コントローラは、100mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの最終1/3の間に分配されると決定する。標準効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、80mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの最終1/3の間に分配されると決定し、及び軽効果レベルが選定される場合、マイクロコントローラ60は、50mlの効果組成物が布地価値増進処理サイクルの最終1/3の間に分配されると決定する。
図14を参照すると、フローチャートが、布地価値増進処理すなわち乾燥、混転、又は洗濯処理の間に効果組成物を布地物品に適用するための、本発明の第七の実施形態に従うプロセス540を示す。効果組成物は、例えば、図1〜6に示されるユニット10中に設けられたノズル24、又は図7に示される分配装置100中に設けられたノズル24により分配されてもよい。マイクロコントローラ60は、適切なパルス幅変調(PWM)信号をポンプモータ32に対して導体72経由で生成することにより、布地価値増進処理中の所望の時に効果組成物を分配させる。プロセス540は、マイクロコントローラ60上で実行されるソフトウェア命令により実施されてもよい。
布地価値増進処理の前に、ユーザーは、効果組成物によりもたらすことが可能な第一及び第二の効果の少なくとも1つをデバイス766上のダイアル766aにより選定し(図14A参照)、ここで類似参照番号は類似要素を表す。第一の効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最初の区分の間に分配される場合に強められる。第二の効果は、匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含んでもよい。通常は、これらの効果は、効果組成物が布地価値増進処理の最終区分の間に分配される場合に強められる。したがって、この実施形態では、効果組成物は、少なくとも1つの第一の効果及び少なくとも1つの第二の効果を提供可能であると仮定される。
ステップ542において、マイクロコントローラ60は、ダイアル766aの設定をチェックして、第一の効果(図14Aの効果1)が選定されたのか、第二の効果(図14Aの効果2)が選定されたのか、又は第一及び第二の効果両方が選定されたのか決定する。決定ステップ544において、マイクロコントローラ60は、布地価値増進処理サイクルの中で効果組成物の分配を開始する時を決定する。第一の効果が選定される場合には、コントローラは、効果組成物がサイクルの第一の1/3の間に分配されると決定し、これは、最適時間値0に対応してもよい。布地価値増進処理が乾燥サイクルである場合、そのサイクルの第一の1/3は、加温区分を含むことがある。第二の効果が選定される場合、マイクロコントローラ60は、効果組成物がサイクルの最終1/3の間に分配されると決定し、これは、最適時間値0.67に対応してもよい。布地価値増進処理が乾燥サイクルを含む場合、そのサイクルの最終1/3は、冷却区分を含むことがある。第一及び第二の効果両方が選定される場合には、コントローラは、効果組成物の第一の部分がサイクルの第一の1/3の間に分配されると決定して、これが第一の最適時間値0に対応し、一方、効果組成物の残部がサイクルの最終1/3の間に分配されると決定して、これが第二の最適時間値0.67に対応する。第一及び第二の部分は、互いに等しくても、等しくなくてもよい。
第一又は第二の効果だけが選定される場合には、効果組成物を適用する時間決めは、図9Aに示されるプロセス300に従って達成されてもよい。最初に、ユーザーが、布地価値増進総時間、例えば乾燥サイクル総時間を、入力デバイス766上のモジュール266eにより入力する。マイクロコントローラ60は、その時間を値TM1としてメモリーに記憶する。ユーザーは、布地価値増進処理が始まったことをマイクロコントローラ60に示すために、入力デバイス766上の開始キー266bを活性化してもよい。ステップ320において、マイクロコントローラ60は、経過時間が時間閾値(これは、値TM1に上の説明のプロセス540中に決定された最適時間値を掛け算することにより決定される)を超えたかどうか決定する。最適時間値は、図9Aでは「K」により設計される。効果組成物がサイクルの最初の1/3の間に分配される場合には、最適時間値は0であり、及び効果組成物がサイクルの最終1/3の間に分配される場合には、最適時間値は0.67である。経過時間が時間閾値を超えていない場合には、マイクロプロセッサー60はステップ320に戻る。経過時間が時間閾値を超えた場合には、マイクロプロセッサーはステップ322に進み、マイクロコントローラ66が効果組成物の分配を開始するという結果になる。第一又は第二の効果だけが選定される場合、組成物は、単一の予め定義された時間、例えば80秒間分配されてもよい。
第一及び第二の効果の両方が選定される場合、組成物は、サイクルの第一の1/3の間の予め定義された第一の時間長さ及びサイクルの最終1/3の間の予め定義された第二の時間長さに分配されてもよい。第一及び第二の予め定義された時間は、互いに等しくても、等しくなくてもよい。例えば、第一及び第二の時間長さは、それぞれ40秒間に等しくてもよい。
両方の効果が選定される場合には、効果組成物を適用するための時間決めは、次のように達成されてもよい。最初に、マイクロコントローラ60は、経過時間が第一の時間閾値(これは、上記値TM1に上の説明のプロセス540中に決定された第一の最適時間値(0)を掛け算することにより決定される)を超えたかどうか決定してもよい。したがって、操作者が開始キー266bをいったん活性化させると、マイクロコントローラ60は、効果組成物を第一の時間長さで分配させる。マイクロコントローラは、後に、経過時間が第二の時間閾値(これは、値TM1にプロセス540中に決定された第二の最適時間値(0.67)を掛け算することにより決定される)を超えたかどうか決定する。経過時間が第二の時間閾値を超えると、次に、マイクロプロセッサー60は、第二の時間長さでの効果組成物の2回目の分配を開始する。
図15〜18には、本発明の第三の実施形態に従って構成された効果組成物分配装置1100が示されており、ここで類似参照番号は類似要素を示す。装置1100は、2つのエンクロージャ又はハウジング1120及び1150を備える。エンクロージャ1120は、布地物品乾燥機、例えば衣服ドライヤー(図15〜18には示さず)などの布地価値増進装置の内側に配置された「内部ハウジング」を定義し、一方、エンクロージャ1150は、布地物品乾燥機の外側に配置された「外部ハウジング」を定義する。布地価値増進装置は又、洗濯装置又は洗濯及び乾燥装置を含んでもよい。エンクロージャ1150は、感圧性で熱的に安定な接着剤の発泡体ストリップ(図示せず)などにより、布地価値増進装置扉(図示せず)の外面上に取り付けられてもよい。あるいは、エンクロージャ1150は、布地価値増進装置のいずれか他の外面上に取り付けられてもよく、その非限定的な例として、側壁、頂部壁、上部開放蓋の外面などが挙げられる。エンクロージャ1150は又、布地価値増進装置から離れた壁又は他の家屋構造の上に取り付けられてもよい。更に、エンクロージャ1120は、感圧性で熱的に安定な接着剤の発泡体ストリップ(図示せず)などにより、布地価値増進装置のいずれかの内面上に取り付けられてもよく、その例として、扉の内面、装置のドラム、後ろ壁、上部開放蓋の内面などが挙げられるが、これらに限定されない。
図15及び16に示すように、内部ハウジングエンクロージャ1120は、一体の前/側主区分1122と、主区分1122にねじ、接着剤、スナップ嵌め要素などにより固定された後ろ板区分1123とを含む、主本体1121を備える。区分1122及び1123は、好ましくは、高分子材料で成型される。主本体1121に内蔵されているのは次の要素である:放出ノズル24;センサ22が外光に曝されるように布地価値増進装置の扉が開放された時に、外光を感知するための扉センサ22;動作センサ36(主本体1121に内蔵されていて、主本体1121の外部から見えない);湿度センサ46(図15〜17に示さず);及び温度センサ48。この実施形態では、ノズル24は、高圧電源に組み合わされていない。ノズル24は、加圧噴霧を発生させるための流体噴霧ノズルとして機能する。流体噴霧ノズルの好適な一例には、イリノイ州カリー(Cary,Illinois)のシークイスト・ディスペンシング(Seaquist Dispensing)からの上記圧力旋回噴霧ノズルがあり、このノズルはモデル番号DU−3813として販売されている。
エンクロージャ1150は、主本体1151を備え、これは、後ろ壁1151a、未使用ケーブル1140の変化する長さを貯蔵するための以下で説明する第一の内部区画1151b(図15参照)、並びに流体ポンプ1130とポンプ1130を駆動するためのモータ1132と電池52と(以下で説明する)チューブ1142と(以下で説明する)チューブ1144の一部とを貯蔵するための第二の区画1151c(図16参照)を有する。エンクロージャ1150は更に、ピン1152a(その1つだけが図17に示される)などにより主本体1151に旋回可能に接続されたカセット扉1152と、プリント基板1160aと、面板1162を備える。プリント基板1160aは、主本体1151と面板1162の間に収められる。面板1162は、ねじ、接着剤、スナップ嵌め要素、又は類似連結要素により、主本体1151に接続される。旋回可能扉1152は、効果組成物を満たされた取外し可能な容器1170により定義される流体貯槽を受け入れるためのポケット1152bを有し、その組成物は、本文献又は本明細書に記される文献で説明される効果組成物のいずれか1つを含んでもよい。容器1170は、高分子材料、紙、箔、これらの材料の組み合わせ、又は類似材料で形成されてもよい。扉1152は、主本体1151に接続された第一及び第二の可撓性アーム1153を介して、取外し可能に主本体1151内の閉止位置に保持される。
面板1162内の対応する開口部を貫いて延びるのは、オンオフスイッチ1266c、「再綿毛化」キー又はスイッチ266d、及びポテンショメータを含んでもよいダイアル266aであり、これをユーザーが回して、布地価値増進処理中の少なくとも1つの布地物品に対して効果組成物によりもたらされるべき強、標準、軽効果レベルに対応する、強、標準、軽設定の所望の1つにダイアル入力する。面板1162、オンオフスイッチ1266c、再綿毛化キー266d、及びダイアル266aが、図8Bに示される入力デバイス1266を定義する。
ケーブル1140が、エンクロージャ1120及び1150に接続されて、これらの間を延びる。ケーブル1140は、布地価値増進装置扉の内面に沿って、扉の頂部を越え、扉の外面を下へ及んでもよい。ケーブル1140のいずれかの未使用長さは、第一の区画1151bに手で挿入して、しまっておくことができる。
ケーブル1140は、効果組成物を外部エンクロージャ1150内の流体ポンプ1130から内部エンクロージャ1120内のノズル24へ運び(図18参照)、並びに電気信号を内部エンクロージャ1120内に取り付けられたセンサ36、22、46、及び48から外部エンクロージャ1150内のプリント基板1160aに搭載されたマイクロコントローラ1160(図17及び18参照)へ伝える。動作センサ36により生成される信号は導体80上を伝わり、扉センサ22により生成される信号は導体82上を伝わり、湿度センサ46により生成される信号は導体84上を伝わり、及び温度センサ48により生成される信号は導体86上を伝わる(図5参照)。導体80、82、84、及び86はケーブル1140を通って延びる。
第一の継手1172が、第一及び第二の取付棚1155a及び1155bにより主本体1151に取り付けられて(図17及び17A参照)、チューブ又はチャネル1142(図17Aには示さず)に接続され、これが今度はポンプ1130に接続される。第一及び第二の棚1155a及び1155bは、第一の継手1172のフランジ1172aの対向する側上に配置されて、フランジ1172aを包囲するように、スナップ嵌め、接着的に固定、又は共にボルト留めされる。棚1155a及び1155bと継手1172を含む組立て体は、棚1155a及び1155bが主本体1151内に画定されたスロット1151dの中に受け入れられるように、主本体1151に取り付けられる。扉1152がその閉止位置に旋回され、及び効果組成物が容器1170からチューブ1142へ移動する流路を提供するために容器1170を付き通す又は他の方法で貫通するように機能する時、継手1l72は、流体容器1170の一部を形成する第二の継手1170aに挿入される。効果組成物は、チューブ1142からポンプ1130の入口へ流れ、その後で加圧されて、ケーブル1140を通って延びるチューブ又はチャネル1144(図17に示す)により、効果組成物が放出される放出ノズル24まで運ばれる。図示する実施形態では、ポンプ1130とモータ1132は、単一の組立て体すなわち圧電ポンプを含み、その1つが、パーテクノロジー社(Par Technologies,LLC)から製品表記LPD−30Sで購入可能である。
電動モータ1132を制御するのに使用される制御信号のタイプは、装置1100の設計要求により変更可能であり、及びそのような信号は、導電体1172によってモータ1132に伝えられる。図示する実施形態では、導体1172に沿って伝わる電気信号は、マイクロコントローラ1160により制御されるパルス幅変調(PWM)信号を含む。もちろん、そのようなパルス幅変調信号は、いかなる適切なコントローラ若しくはプロセッサー、又は適切な別個の論理器によっても生成可能である。
上記のように、エンクロージャ1150は、電池52を貯蔵するための第二の区画1151cを備えており、これは、2本のAA電池を含んでもよい。図示する実施形態では、電池52は電力源を定義し、これが、DC給電装置1158にDC電圧を供給する(図18参照)。DC給電装置の例は、マキシム・インテグレイテッド・プロダクツ(Maxim Integrated Products)から製品表記「MAX1724EZK50−T」で購入可能な集積回路チップを含む。DC給電装置1158は、マイクロコントローラ1160に出力電圧を提供する。
好適なマイクロコントローラ1160には、アトメル社(Atmel Corporation)により製造されて、製品表記Atmega48−16Alで販売されているマイクロプロセッサーがある。あるいは、マイクロコントローラ1160は、アトメル社(Atmel Corporation)により製造されて、製品表記Atmega48−16AJで販売されているマイクロプロセッサーを含んでもよい。もちろん、異なる製造者により製造される他のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサー、コントローラ、若しくはプロセッサー、又は別個のデジタル論理器を、代わりに使用することも可能である。
マイクロコントローラ1160は、搭載メモリーと、アナログ及びデジタル信号用の入力及び出力ラインとを含む。マイクロコントローラ1160は、RS−232通信リンクを使用して任意のプログラマインターフェースに接続可能な、シリアルポートも有する。上記のように、オンオフスイッチ1266c及び再綿毛化キー266dは、マイクロコントローラ1160に接続される(図18参照)。やはり上記のように、動作センサ36、扉センサ22、湿度センサ46、及び温度センサ48は、マイクロコントローラ1160に対して信号を生成する。更に上記のように、マイクロコントローラ60は、ポンプモータ1132に対するパルス幅変調(PWM)信号を導体1172経由で生成する。音声表示器1300が、マイクロコントローラ1160に更に接続され、及び、乾燥サイクルが完了したこと、衣類が効果組成物で処理されたこと、効果組成物投入サイクル中にエラーが生じたこと、又は効果組成物分配装置に流体がなくなったことを表示するように機能する。音声表示器1300は、プリント基板1160に搭載される(図17参照)。
マイクロコントローラ1160に更に接続されるのは、第一、第二、第三、第四、及び第五の発光ダイオード1400a〜1400eである(図16〜18参照)。ダイオードは、作動した時に操作者に見えるように面板1162に接続される(図16参照)。第一のダイオード1400aは、装置1100がオンオフスイッチ1266cにより活性化された時に、マイクロコントローラ1160により作動される。第二のダイオード1400bは、ポンプ1130が効果組成物をノズル24に向けてポンプ輸送している時に、マイクロコントローラ1160により作動される。第三のダイオード1400cは、再綿毛化キー266dが活性化された時に、マイクロコントローラ1160により作動される。第四のダイオード1400dは、対応する布地価値増進処理サイクルのための噴霧操作が完了した時に、マイクロコントローラ1160により作動される。第五のダイオード1400eは、容器の流体がなくなった時、又は布地価値増進サイクルが妨害された時に、警報信号を生成するためにマイクロコントローラ1160により作動され、後者の事象は、扉センサ22が光を感知する又は動作センサ36が動作を感知しないことにより検知されてもよい。マイクロコントローラ1160は、ポンプモータ1132により引き込まれる電流の変化を感知することにより、容器1170の流体がなくなったことを感知してもよい。
図15〜18に示す実施形態では、マイクロコントローラ1160は、次の事象の両方が生じた後で効果組成物を乾燥装置の中へ分配させる:センサ48により感知される乾燥装置の一部を形成するドラムの内部温度が第一の予め定義された温度より上に上昇、及び次にドラムの内部温度が第一の予め定義された温度より低い第二の予め定義された温度より下に低下。この実施形態では、効果組成物は、乾燥サイクルの冷却部分の間に分配され、これは通常、サイクルの最後の1/3の中で生じる。効果組成物の第一の部分(例えば50%)は、センサ48により感知される乾燥装置の一部を形成するドラムの内部温度が第一の予め定義された温度より上に上昇した後で分配されてもよく、及び次に、効果組成物の残部(例えば50%)は、ドラムの内部温度が第一の予め定義された温度より低い第二の予め定義された温度より下に低下した後で分配されてもよいことが更に考えられる。
図15の実施形態中の入力デバイス1266は、図8A中に示される入力デバイス266を含んでもよいこと、及びマイクロコントローラ1160は、図8に示されるプロセス400又は図9及び9Aに示されるプロセス420及び300に従って機能してもよいことも考えられる。図15の実施形態中の入力デバイス1266は、図10A中に示される入力デバイス366、図11A中に示される入力デバイス466、図12A中に示される入力デバイス566、図13A中に示される入力デバイス666、又は図14A中に示される入力デバイス766を含んでもよいことが更に考えられる。マイクロコントローラ1160は、図10に示されるプロセス440、図11に示されるプロセス460、図12に示されるプロセス480、図13に示されるプロセス520、又は図14に示されるプロセス540に従って機能してもよいことが追加として考えられる。
図8A、8B、10A、11A、12A、13A、及び14Aの入力デバイスのそれぞれ上に設けられた文字付きのしるしは、それらの入力デバイス上の対応するダイアル、ノブ、キー、モジュール、又はボタンに関連付けられた設定又は機能を知らせる助けとなる情報である非言語的な視覚ヒントにより置き換えられてもよいことを注記する。その情報は、シンボル及び/又は絵であってもよい。例えば、大負荷サイズは、衣類の大バスケットの視覚表示すなわち絵で示されてもよく;小負荷サイズは、衣類の小バスケットの視覚表示すなわち絵で示されてもよく;及び標準負荷サイズは、中間サイズの衣類バスケットの視覚表示すなわち絵で示されてもよい。3つの衣類ハンガーが大負荷サイズを示してもよく、2つの衣類ハンガーが標準負荷サイズを示してもよく、及び単一の衣類ハンガーが小負荷サイズを示してもよいことも考えられる。衣類線上の3つのシャツが大負荷サイズを示してもよく、衣類線上の2つのシャツが標準負荷サイズを示してもよく、及び衣類線上の単一のシャツが小負荷サイズを示してもよいことも更に考えられる。
(効果組成物)
次の効果、すなわち柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上をもたらす効果組成物は、布地価値増進処理の最初の部分の間に適用される場合に、最も良く成し遂げることがあると考えられている。そのような効果組成物の例には、次の柔軟性調合品がある。
Figure 0004680200
次の効果、すなわち匂い付加、静電気減少、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上をもたらす効果組成物は、布地価値増進処理の最終部分の間に適用される場合に、最も良く成し遂げることがあると考えられている。そのような効果組成物の例には、次のしわ除去/新品性調合品がある。
Figure 0004680200
幾つかの効果組成物は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発などの第一の効果の少なくとも1つ、並びに匂い付加、静電気強化、細菌減少、及びしわ減少などの第二の効果の少なくとも1つをもたらすことができる。そのような効果組成物の例には、次の柔軟性/新品性/しわ除去調合品がある。
Figure 0004680200
本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。引用される文献は、すべて関連部分において本明細書に参考として組み込まれる。いかなる文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であることを承認するものとして解釈されるべきでない。
効果組成物を分配するための、本発明の原理によって構成された自立型ユニットの実施形態の斜視図。 図1のユニットの反対角度からの斜視図。 図1の装置の部分的に断面にした側面図。 図1の装置の部分的に断面にした正面図。 図1のユニットに使用された電気及び機械的構成要素の少なくとも一部のブロック図。 ドライヤー扉上に嵌め込まれた図1のユニットの、断面で示す側面図。 本発明の代替実施形態に従って構成された効果組成物分配装置を有する布地価値増進装置の斜視図。 布地価値増進処理の間に分配されるべき効果組成物の量を決定するための、本発明の第一の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図8のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 図8のプロセスに対応する代わりの入力デバイスを示す。 布地価値増進処理の間に効果組成物を適用する最適時を選定するための、本発明の第二の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図9のプロセスにより選定された最適時に従って効果組成物を分配する工程を開始するプロセスのフローチャートを示す。 効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第三の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図10のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第四の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図11のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第五の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図12のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 第一及び第二の効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定するための、本発明の第六の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図13のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 効果組成物を適用するための、本発明の第七の実施形態に従うプロセスのフローチャートを示す。 図14のプロセスに対応する入力デバイスを示す。 本発明の原理によって構成された、効果組成物を分配するための自立型ユニットの別の実施形態の斜視図。 図15のユニットの反対角度からの斜視図。 図15及び16に示されるユニットの分解図。 流体容器、第一及び第二の継手、並びに第一及び第二の取付棚の分解図。 図15〜17のユニットに使用された電気及び機械的構成要素の少なくとも一部のブロック図。

Claims (5)

  1. 布地価値増進処理中に少なくとも1つの布地物品に対して効果組成物を適用する方法であって、
    前記効果組成物により前記少なくとも1つの布地物品に対してもたらされるべき第一の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つを選定する工程であって、前記第一の効果は、柔軟性増進、色保護、白色性保護、及び汚れ反発の1つ以上を含むものである、工程と、
    前記効果組成物により前記少なくとも1つの布地物品に対してもたらされるべき第二の効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つを選定する工程であって、前記第二の効果は、匂い付加、静電気減少、細菌減少、及びしわ減少の1つ以上を含むものである、工程と、
    前記選定された第一及び第二の効果レベルに基づいて、前記布地価値増進処理中に前記布地物品に対して前記効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定する工程とを含み、
    前記効果組成物を適用する少なくとも1回の投入量を選定する前記工程は、
    第一の選定された効果レベルに基づいて前記布地価値増進処理の間に分配されるべき前記効果組成物の総量を選定する工程であって、前記布地価値増進処理の間に前記効果組成物を分配する総時間量を選定する工程を含む工程と、
    前記布地価値増進処理中の第一の時点に始まる投入されるべき前記効果組成物の量の比を選定する工程であって、前記比が前記選定された第二の効果レベルに基づいて選定され、前記第一の時点に始まるその間に前記効果組成物が分配される第一の時間長さの比を選定する工程を含む工程と
    前記処理の間に前記効果組成物を分配する前記総時間量に前記比を掛け算することにより、前記第一の時点に始まりその間に前記効果組成物が分配される、前記第一の時点で始まる前記第一の時間を決定する工程と、
    前記処理の間に前記効果組成物を分配する前記総時間量に(1−前記比)を掛け算することにより、前記第二の時点に始まりその間に前記効果組成物が分配される、前記第二の時点で始まる前記第二の時間を決定する工程と、
    を含む方法。
  2. 前記選定された効果レベルに基づいて前記効果組成物の少なくとも1回の投入量を選定する前記工程が、前記選定された効果レベルに基づいて前記布地価値増進処理の間に前記効果組成物を分配する総時間を選定する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 効果の2つ以上のレベルのうち所望の1つを選定する前記工程が、第一の軽効果レベル及び第二の強効果レベルのうち所望の1つを選定する工程を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記効果組成物を前記布地物品に対して適用する少なくとも1回の投入量を選定する前記工程が、
    前記効果組成物を受ける前記少なくとも1つの布地物品の2つ以上の負荷サイズのうち1つを選定する工程と、
    前記選定された負荷サイズに基づいて前記効果組成物を分配する公称分配時間を選定する工程と、
    前記第一の選定された効果レベルに基づいて投入増分を選定する工程と、
    前記投入増分に前記公称分配時間を掛け算することにより、前記布地価値増進処理の間の前記効果組成物を分配する総時間量を決定する工程と、
    前記布地価値増進処理中に第二の時点に始まるその間に前記効果組成物が分配される第二の時間長さに対する前記第一の時点に始まるその間に前記効果組成物が分配される第一の時間長さの比を選定する工程であって、前記比が前記選定された第二の効果レベルに基づいて選定される工程と、
    を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記布地価値増進処理が布地乾燥処理を含む、又は前記布地価値増進処理が布地混転処理を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
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