JP4679757B2 - 3次元図形生成装置、及び3次元図形生成方法 - Google Patents

3次元図形生成装置、及び3次元図形生成方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2次元図形から3次元図形を生成する3次元図形生成装置、及び3次元図形生成方法に関し、特に、アウトラインデータを利用して、2次元図形を3次元化する3次元図形生成装置、及び3次元図形生成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、3次元CGは、コンピュータや番組放送で広く利用されており、本来2次元の記号である文字などにおいても、3次元仮想空間内での利用を考えた場合、空間を構成する他のオブジェクトとの整合性や、様々な装飾を施すことが可能となることから、立体化された3次元図形として取り扱う機会が増加している。文字などの2次元図形を3次元CGで表現するためには、2次元図形から3次元図形を生成する必要があり、従来の3次元図形生成装置の例として、特開昭63−103380号公報に開示された3次元文字の作成装置がある。
【0003】
以下、図17を用いて、従来の3次元文字の作成装置について説明する。図17は、従来の3次元文字作成装置の機能ブロック図である。
従来の3次元文字作成装置で3次元文字を作成する場合、まず、2次元文字を2次元文字入力手段640を用いて入力する。この入力によって、xy平面上の2次元文字が記憶手段620内に記録される。次に、上記記憶手段620に記録された2次元文字を表示手段610に表示し、該表示手段610を見ながらz方向修整手段630を操作することにより、3次元文字の形状設計を行う。このz方向修整手段630による操作は、xz投影面612またはyz投影面613上で、各点のz座標値の変更を行うことにより、上記2次元文字入力手段640により入力された2次元文字が3次元文字に修整されるものである。そして、以上のような修整によって生成された3次元文字は記憶手段620に記録され、修整中の3次元文字の立体像は、立体像投影面614で確認することができる。さらに、絵柄・背景入力手段650から絵柄の画像データが入力されると、記憶手段620内の3次元文字に上記絵柄を付した状態の画像データが生成され、これが立体像投影面614に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の3次元文字作成装置は、2次元文字から3次元文字への修整を操作者が手動で行うものであり、3次元文字を自動的に生成するものではなかった。また、このような2次元文字から3次元文字への手動による修整は、操作者に多大な負担がかかり、さらに微細な装飾が施された3次元文字を生成するためには、その修整操作に熟練する必要があった。
【0005】
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、難解な操作を必要とせずに、文字などの2次元図形から高品位な3次元図形の生成を可能とする装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の3次元図形生成装置は、2次元図形のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化手段と、を備えるものである。
【0007】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むものである。
【0008】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むものである。
【0009】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるものである。
【0010】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるものである。
【0011】
また、本発明の3次元図形生成装置は、2次元図形のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化手段とを、備えるものである。
【0012】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むものである。
【0013】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むものである。
【0014】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるものである。
【0015】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるものである。
【0016】
また、本発明の3次元図形生成装置は、2次元図形のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、上記刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段において、上記2次元図形を構成しないと判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・刻印板構成要素3次元化手段と、を備えるものである。
【0017】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むものである。
【0018】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むものである。
【0019】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるものである。
【0020】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるものである。
【0021】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、上記2次元図形は2次元文字であり、該2次元文字から3次元文字を作成するものである。
【0022】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置と、入力された上記2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する、2次元文字のアウトラインデータを、上記アウトライン記憶装置から取得するアウトラインデータ取得手段と、を備えるものである。
【0023】
また、本発明の3次元図形生成装置は、上記3次元図形生成装置において、音声を上記2次元文字コードに変換する音声文字コード変換手段と、上記2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置と、上記音声コード変換手段で変換された2次元文字コード、及び入力された上記フォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを、上記アウトライン記憶装置から取得するアウトラインデータ取得手段と、を備えるものである。
【0024】
また、本発明の3次元図形生成方法は、2次元図形のアウトラインデータを利用して、上記2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割ステップにより生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記図形構成要素判定ステップにより上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を有するものである。
【0025】
また、本発明の3次元図形生成方法は、上記3次元図形生成方法において、上記三角形分割ステップは、上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施するものである。
【0026】
また、本発明の3次元図形生成方法は、上記3次元図形生成方法において、上記図形構成要素判定ステップは、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する隣接データ三角形を検出し、該検出された上記隣接データ三角形を形成する点のうち、上記線分上にない1点が、上記線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって、上記隣接データ三角形が上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定するループを複数の上記線分について繰り返し、上記2次元図形の構成要素であるか否かが判定された隣接データ三角形と辺を共有する上記アウトラインデータの隣接しない3点からなる非隣接データ三角形を検出し、上記隣接データ三角形の判定結果を利用して、該検出された非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定するループを複数の上記非隣接データ三角形について繰り返すものである。
【0027】
また、本発明の3次元図形生成方法は、2次元図形のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化ステップとを、有するものである。
【0028】
また、本発明の3次元図形生成方法は、2次元図形のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、上記刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段において、上記2次元図形を構成しないと判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・刻印板構成要素3次元化ステップと、を有するものである。
【0029】
また、本発明の3次元図形生成方法は、上記3次元図形生成方法において、上記2次元図形は2次元文字コード及びフォントタイプ情報で決定される2次元文字であり、上記2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置から、入力された2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字にのアウトラインデータを取得するアウトラインデータ取得ステップを有するものである。
【0030】
また、本発明の3次元図形生成方法は、上記3次元図形生成方法において、上記アウトラインデータ取得ステップは、外部から入力される音声情報を上記2次元文字コードに変換する音声文字変換ステップを含むものである。
【0031】
また、本発明の3次元図形生成プログラムは、コンピュータに、2次元図形を3次元化する処理を実行させるためのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体であって、上記プログラムは、上記2次元図形のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を含む3次元図形生成プログラムである。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下で述べる実施の形態では、2次元図形として文字を例に挙げて説明するが、アウトラインデータをもつ任意の2次元図形に対して適用可能である。
【0033】
(実施の形態1)
以下、図1から図5を用いて、本発明の実施の形態1について説明する。
まず、図1を用いて、本実施の形態1における3次元図形生成装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態1における3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【0034】
図1において、本実施の形態1における3次元図形生成装置100は、アウトラインデータ取得手段103、三角形分割手段104と、図形構成要素判定手段105と、図形構成要素3次元化手段106とを備え、外部にアウトラインデータ記憶装置107を備えているものである。なお、この3次元図形生成装置100は、コンピュータ装置内に、主にソフトウェアによって実現されるものである。
【0035】
上記アウトラインデータ取得手段103は、入力された2次元図形情報101及びフォントタイプ情報102から、その入力された文字のアウトラインデータを取得するものである。
上記2次元図形情報101とは、JISコードやASCIIコードなどの文字コードであり、文字の種類に特に規定はなく、平仮名、カタカナ、漢字、英数字、記号のいずれであっても良い。また、上記フォントタイプ情報102は、どのフォントタイプの文字を取得するかを特定するものである。
【0036】
上記三角形分割手段104は、上記アウトラインデータ取得手段103において取得した入力された文字のアウトラインデータが構成する平面の三角形分割を行うものであり、上記図形構成要素判定手段105は、上記三角形分割手段104により分割された三角形が文字の構成要素であるか否かを判断するものであり、上記図形構成要素3次元化手段106は、上記図形構成要素判定手段105により文字の構成要素と判定された部分を空間的に移動させることにより、新たな平面を作成し、3次元文字である3次元図形108を生成するものである。
【0037】
上記アウトラインデータ記憶装置107は、入力される2次元文字のアウトラインデータが記憶されているものであり、同一の文字であっても、フォントのタイプによってアウトラインは一般的に異なるため、同一の文字について、それぞれのフォントタイプに対応したアウトラインがすべて記憶されているものとする。更に、文字には、穴を含んだ構造をしているものや、また漢字である場合には偏や旁を有しているものがあるため、そのアウトラインは、一般に、フォントが指定されたある一文字に対して複数個存在する。そこで、文字を構成する各アウトラインに関しては、そのアウトラインが文字の外周を表す場合には時計回りに、穴の形状を表す場合には反時計回りに、アウトラインを構成する点列(以降、「アウトラインデータ」と称す。)が並んでいるものとし、各アウトラインデータがぞれぞれ、文字の外周、または穴の形状のいずれを表すかを明示する識別子を有しているものとする。なお、上記アウトラインデータの並び方は逆でも良い。さらに、上記各アウトラインデータが識別子を有していない場合は、アウトラインデータの隣接する2点を用いてベクトルを生成し、更に隣接する2本のベクトルの内積及び外積を算出することによって、上記アウトラインを構成する点列が時計回りに並んでいるのか、反時計回りに並んでいるのかを判定することは可能である。本実施の形態1では、以上の方法により、上記アウトラインデータ記憶装置107に記憶されているすべてのアウトラインデータが、文字の外周、または穴の形状のいずれを表すものであるかが、既に解析されているものとする。
【0038】
次に、図1から図5を用いて、本実施の形態1における3次元図形生成装置の動作について説明する。
まず、アウトラインデータ取得手段103において、入力された2次元図形情報101である文字コード及び、フォントタイプ情報102を用いて、アウトラインデータ記憶装置107から、その入力された情報に対応する文字のアウトラインデータを取得する。
なお、本実施の形態1では、文字のアウトラインデータは、xy座標系に存在するものとし、3次元化する場合の高さの方向が、z軸方向である右手座標系を採用するものとする。
【0039】
次に、三角形分割手段104において、上記アウトラインデータ取得手段103で取得したアウトラインデータが構成する平面の三角形分割を行う。
以下、図2及び図3を用いて、上記三角形分割手段104について詳細に説明する。図2は、本実施の形態1における、三角形分割手段の一連の処理手順を示すフローチャートであり、図3は、本実施の形態1における三角形分割手段により、複数の三角形に分割された文字「仙」を示す図である。
【0040】
まずS110において、Grahamのアルゴリズムや、Quickhullのアルゴリズムを用いて、全アウトラインデータを包含する2次元凸包を生成する。例えば図3において、上記2次元凸包は、点6,点10,点11,点12,点21,点20,点17,点16で構成される平面である。
次に、ステップS120において、文字を構成する全アウトラインのアウトラインデータを用いて、Delaunay三角形分割により、文字を包含する2次元凸包を複数の三角形の集合で表現し、ステップS140において、アウトラインデータ取得手段103で取得されたアウトラインデータの隣接する2点が形成する各線分(以降、「アウトライン線分」と称す。)について、そのアウトライン線分を一辺とする三角形が存在するかを調べる。ステップS140において、そのアウトライン線分を一辺とする三角形が存在する場合には、ステップS190に移り、三角形が存在しない場合は、ステップS150において、その線分と交差している三角形を検出していく。この交差している三角形の検出は、以下の手順で実行される。
【0041】
まず、Delaunay三角形分割で生成された三角形のうち、あるアウトライン線分を構成する2点Pi=(xPi,yPi),P(i+1)=(xP(i+1),yP(i+1))のうちの1点を頂点に持つ三角形をすべて検出する。但し、i=0,・・・,N−1であり、PN=P0とする。
【0042】
次に、上記アウトライン線分Pi―P(i+1)のうち1点を頂点に持つを検出された三角形の頂点のうち、Piまたは、P(i+1)を除く2点Vj=(xVj,yVj),Vk=(xVk,yVk)を結ぶ辺と、アウトライン線分Pi―P(i+1)を用いて、tc=(xPi−xP(i+1))(yVj−yPi)+(yPi−y(Pi+1))(xPi−xVj)及び、td=(xPi−xP(i+1))(yVk−yPi)+(yPi−yP(i+1))(xPi−xVk)を算出する。
そして上述した式により得られるtc,tdにより、tc×td<0ならば、このアウトライン線分に交差する三角形であると判定するものである。
【0043】
以上のような手順で検出された、アウトライン線分に交差する三角形は必ず2個以上存在し、ステップS150において検出されたアウトライン線分に交差する三角形は、ステップS160において削除される。そして、ステップS170では、ステップS160で削除された三角形を形成していた点が、アウトラインで区切られた領域のいずれの側に属するかを判定し、点の分類を行う。そして、ステップS180において、ステップS170で同一の領域にあると判定された点群、及び上記アウトライン線分を形成する2点を用いて、再度Delaunay三角形分割を行う。
【0044】
ここで、図3を用いて、上記三角形分割手段104のステップS120〜ステップS180について具体的に説明する。図3(a)は、三角形分割手段におけるステップS120の処理後の、2次元文字「仙」の処理状態を示す図であり、図3(b)は、三角形分割手段におけるステップS180の処理後の、2次元文字「仙」の処理状態を示す図である。
【0045】
図3(a)では、アウトライン線分4―5を辺として持つ三角形が存在せず、三角形2―5―6、三角形2―3―6、及び三角形3―4―6が、このアウトライン線分4―5と交差している。そこで、これらの三角形を削除し、アウトライン線分4―5で区切られた領域により、上記点群(点2,点3,点6)を分類すると、点2及び点3が同一の領域に属し、点6がもう一方の領域に属することになる。従って、点2、点3、点4及び点5を用いて再度三角形分割を行い、その処理後の状態が、図3(b)に示されている。一方、点4、点5及び点6に関しては、三角形が一意に決定されるので、再度分割する必要はない。
【0046】
このようにしてあるアウトライン線分についての処理が終了後、ステップS190において、次のアウトライン線分に移動し、以上に示した同様の処理をすべてのアウトライン線分に対して行ったかをステップS130において確認後、三角形分割手段104の処理を終了する。
そして、上述した上記三角形分割手段104により文字を包含する2次元凸包を複数の三角形に分割終了後、図形構成要素判定手段105において、上記分割された各三角形が、2次元文字を構成する部分であるか否かを判断していく。
【0047】
以下、図4を用いて、図形構成要素判定手段105について詳細に説明する。図4は、本実施の形態1の図形構成要素判定手段105における一連の処理手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS210において、あるアウトライン線分を辺として持つ三角形を検出する。上述した三角形分割手段104における処理により、そのアウトライン線分を辺に持つ三角形は1個または2個存在する。次に、ステップS220では、ステップS210において検出された三角形の頂点のうち、アウトライン線分上にないもう1点が、アウトラインの進行方向に対して、いずれの側に存在するかを判定する。このアウトラインの進行方向とは、アウトラインデータ取得手段103で定義された順序で点列を辿る方向とする。例えば、図3の例では、頂点の添え字の小さい方から大きい方へ向かう方向である。そして、ステップS210において検出された三角形が文字の構成要素であるか否かの判定は、以下の手順で行う。
【0048】
まず、三角形を構成する3頂点のうち、アウトライン線分上の2点をPi=(xPi,yPi),P(i+1)=(xP(i+1),yP(i+1))とし、アウトライン線分Pi―P(i+1)上にないもう1点をVj=(xVj,yVj)とする。但し、i=0,・・・,N−1であり、PN=P0とする。また、各三角形には、文字の構成要素であるか否かを判定した結果を明示するための識別子(ここでは、その三角形が、文字要素である場合は“1”、文字要素でない場合は“0”とする。)を定義しておき、d=xPi×yPi+1+yPi×xVj+xP(i+1)×yVj−yPi+1×xVj−yPi×xP(i+1)−yVj×xPiを計算し、dの値によって、三角形Pi―P(i+1)―Vjが文字の構成要素か否かを判定していく。
【0049】
つまり、上記dの値が負の時、Vjはアウトライン線分Pi―P(i+1)の右側にあるので、その三角形Pi―P(i+1)―Vjは文字を構成する要素であると判定し、識別子“1”を付与する(ステップS230)。逆に、上記dの値が正の時、Vjはアウトライン線分Pi―P(i+1)の左側にあるので、その三角形Pi―P(i+1)―Vjは文字を構成する要素ではないと判定し、識別子“0”を付与する(ステップS240)。
【0050】
なお、文字等のアウトラインデータが上述した例とは逆に並んでいる場合には、dの値が正の場合に、その三角形が文字を構成する要素であると判定して識別子“1”を付与し、dの値が負の場合に、その三角形を文字を構成する要素ではないと判定して識別子“0”を付与する。
【0051】
以上のようにして、あるアウトライン線分についての処理が終了後、ステップS250において次のアウトライン線分に移動するという動作を、ステップS200においてすべてのアウトライン線分について調査終了と判定されるまで続ける。しかし、ステップS200において調査終了と判定されたとしても、三角形分割手段104で生成された三角形の中には、いずれのアウトライン線分をも辺として持たないものが存在する可能性がある。例えば、図3(b)の例では、三角形4―7―13や、三角形1―14―5がこの三角形に該当する。
【0052】
よって、ステップS270において、このようないずれのアウトライン線分も辺として持たない三角形(以降、「未判定三角形」と称す。)を検出していく。この未判定三角形を検出するためには、上述した三角形分割手段104が終了した時点で、分割されたすべての三角形に識別子“−1”を付与しておき、現時点(ステップS270の時点)で、この識別子“−1”を持つ三角形を求める方法が考えられる。そして、ステップS280において、ステップS270で検出された未判定三角形と辺を共有する三角形のうち、ステップS220において既に文字を構成する要素であるか否かが判定された三角形(以降、「判定済三角形」と称す。)を検出する。この判定済三角形は複数個検出する必要はなく、いずれか1個の三角形が検出できれば良い。この時、上記判定済三角形が全く検出できない場合には、その未判定三角形についての処理を保留として、ステップS320に移行し、次の未判定三角形の検出に移る。そして上記未判定三角形と辺を共有する判定済三角形が検出された場合は、ステップS290に移行し、その検出された判定済三角形の構成要素の判定結果より、その未判定三角形が文字を構成する要素であるか否かを判定する。つまり、上記判定済三角形が文字を構成する要素である場合には、その判定済三角形と辺を共有する未判定三角形も文字を構成する要素であると判定して識別子“1”を付与する(ステップS300)。また、上記判定済三角形が文字の外部を表現する要素である場合には、その判定済三角形と辺を共有する未判定三角形も文字外部の要素であると判定し、識別子“0”を付与する(ステップS310)。
【0053】
このようにしてあるアウトライン線分についての処理が終了後、ステップS320において、次の未判定三角形を検出し、以上に示した同様の処理をすべての未判定三角形について行い、ステップS260においてすべての三角形について判定を行われたことが確認されれば、図形構成要素判定手段105の処理を終了する。
【0054】
そして、上述した図形構成要素判定手段105により、各三角形に対して文字を構成する要素か否かを示す識別子が付された後、図形構成要素3次元化手段106において、上記識別子“1” が付与された三角形を構成する頂点の座標を、ある一定の規則に従って、空間的に移動させて新たな平面を生成し、3次元文字を作成していく。
【0055】
以下、図5を用いて、図形構成要素3次元化手段106について詳細に説明する。図5は、本実施の形態1の図形構成要素3次元化手段106により3次元文字「山」が作成される状態を示す図である。
図5において、移動ベクトルをmv=(mvx,mvy,mvz)とすると、2次元文字Lを構成する頂点Pi=(pix,piy)は、Pia=(pi(x+mvx),pi(y+mvy),pi(mvz))に移動する。但し、i=0,・・・,N−1である。
このすべての頂点を移動させることによって、新たな平面Laが生成され、PiとPiaとを連結することによって、3次元文字が生成される。従って、図5からも明らかなように、文字の各側面を形成するのは、四角形となる。
【0056】
以上の処理により、3次元文字形状の生成が完了する。
このように、本実施の形態1によれば、3次元図形生成装置100のアウトラインデータ取得手段103に、2次元図形情報101及びフォントタイプ情報102を入力して、これらの情報よりアウトラインデータ記憶装置107からその文字のアウトラインデータを所得し、三角形分割手段104において、その取得したアウトラインデータから、文字を包含する2次元凸包である平面の三角形分割を行い、図形構成要素判定手段105において、上記分割された各々の三角形に対して、文字を構成する要素か否かを判定し、文字の構成要素と判定された三角形の頂点を図形構成要素3次元化手段106により空間的に移動させて、2次元文字から3次元文字を作成するようにしたので、操作者が難解な手動操作行うことなく、文字等を含む2次元図形を自動的に3次元化することがすることができる。
【0057】
(実施の形態2)
以下、図6から図8を用いて、本実施の形態2について説明する。本実施の形態2のおいては、作成された3次元文字を含む3次元図形の品位を向上させるものである。
まず、図6を用いて、本実施の形態2における3次元図形生成装置の構成について説明する。図6は、本実施の形態2における3次元図形生成装置100aの構成を示す図である。
【0058】
図6において、本実施の形態2の3次元図形生成装置100aは、図形構成要素3次元化手段106により作成された3次元文字の文字品位の向上を図る図形高品位化手段200をさらに備えるものである。なお、図6において図1と同一のものには同一番号を付し、説明を省略する。
【0059】
文字品位の向上には様々なアプローチが考えられるが、本実施の形態2の3次元図形生成装置100aでは、表面形状を滑らかな曲面に近づけることによって、文字の品位を向上させる。滑らかな曲面の生成は、文字の形状を多数の多角形の集合で表現(多角形の細分割)し、さらに多角形を構成する頂点の座標を、文字の形状が滑らかな曲面に近づくように調整することによって実現される。
【0060】
このような滑らかな曲面の生成の技術としては、多角形の分割を無限回行った時の極限が、曲面に収束することが理論的に保証されている、細分割曲面技術がある。上記細分割曲面技術は、多面体を分割する規則の相違や、分割後の頂点の座標を調整する規則の相違によって、Loop細分割曲面や、Catmull−Clark細分割曲面などの方法に分類されている。
【0061】
例えば、図7に、五角柱に対してCatmull−Clark細分割を1ステップ適用した五角柱を示す。
図7(a)は、Catmull−Clark細分割する前の五角柱を示す図であり、図7(b)は、Catmull−Clark細分割を1ステップ適用した後の五角柱を示す図である。
【0062】
図7から明らかなように、細分割曲面技術を利用することで、五角柱の角が丸みを帯び、形状が滑らかな曲面に近づいている。なお、本実施の形態2の図形高品位化手段200では、上述した細分割曲面技術を用いて、文字品位の向上を図るが、そのアルゴリズムについては特に限定しない。
【0063】
以下、図8を用いて、図形構成要素3次元化手段106で生成された3次元文字「山」を、図形高品位化手段200において、例えばCatmull−Clark細分割を利用して、文字品位の向上させる場合の処理手順を説明する。
図8は、本実施の形態2の図形高品位化手段において、3次元文字「山」に対してCatmull−Clark細分割を適用する前後の状態を示す図であり、図8(a)は、Catmull−Clark細分割する前の3次元文字「山」を示す図であり、図8(b)は、Catmull−Clark細分割を適用した後の3次元文字「山」を示す図である。
【0064】
まず、文字形状を構成する各多角形の面の中心に点Fをとり(以降、「面上点」と称す。)、次に、文字形状を構成する多角形の各辺の中点に点OLをとる(以降、「辺上点」と称す)。そして、上記面上点Fと各辺上点OLとを結び、多角形を細分割していく。
また、Catmull−Clark細分割は、以下の規則に従って、点の座標を調整する。
【0065】
(1)面上点Fは、その面の中心とする。
(2)辺上点の座標OL=(xOL,yOL,zOL)は、その辺を形成する2点L1=(xL1,yL1,zL1),L2=(xL2,yL2,zL2)及び、2個の面上点F1=(xF1,yF1,zF1)、F2=(xF2,yF2, zF2)を用いて、辺上点の座標OLを求める。
xOL=(xL1+xL2+xF1+xF2)/4,yOL=(yL1+yL2+yF1+yF2)/4,zOL=(zL1+zL2+zF1+zF2)/4(3)細分割する前に存在していた多角形の頂点APの、調整前の座標をAP=(xAP,yAP,zAP)、点APに接続している頂点の個数をnとし、点APと点APに接続している多角形の頂点座標値の総和を(sumxV,sumyV,sumzV)、点APのまわりの面に存在する面上点の座標値の総和を(sumxF,sumyF,sumzF)とすると、点APを調整した後の点APnew=(xAPnew,yAPnew,zAPnew)の座標は、xAPnew=(n−2)/n×xAP+1/n2×sumxV+1/n2×sumxF,yAPnew=(n−2)/n×yAP+1/n2×sumyV+1/n2×sumyF,zAPnew=(n−2)/n×zAP+1/n2×sumzV+1/n2×sumzFとなる。
【0066】
以上のような処理を所望の品位の文字が得られるまで繰り返す。
このように、本実施の形態2によれば、3次元図形生成装置100aに図形高品位化手段200を備えるようにしたので、図形構成要素3次元化手段106により生成された文字等を含む3次元図形の図形品位の向上を図ることができ、さらに、文字を含む2次元図形から、高品位な3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に得ることができる。
【0067】
(実施の形態3)
以下、図9及び図10を用いて、本実施の形態3について説明する。本実施の形態3においては、実施の形態1で作成された、3次元文字の表面形状に細かな凹凸を付加し、該3次元文字に装飾をつけるものである。
まず、図9を用いて、本実施の形態3における3次元図形生成装置100bの構成について説明する。図9は、本実施の形態3における3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【0068】
図9において、本実施の形態3の3次元図形生成装置100bは、図形構成要素3次元化手段106により作成された3次元文字の表面形状に、細かな凹凸を付加して文字に装飾を施す図形装飾手段300をさらに備えるものである。これにより、例えば石や岩を彫ることで形状を生成した時に出現するような複雑な凹凸を、上記図形構成要素3次元化手段106により作成された3次元文字に容易に表現することが可能となる。なお、図9において図1と同一のものには同一番号を付し、説明を省略する。
【0069】
以下、図10を用いて、図形構成要素3次元化手段106で作成された3次元文字「山」に、図形装飾手段300において、複雑な凹凸を付加して装飾を施す処理手順について説明する。図10は、本実施の形態3の図形装飾手段において、3次元文字「山」に装飾処理を施す前後の状態を示す図であり、図10(a)は、処理前の3次元文字「山」を示す図であり、図10(b)は、処理後の3次元文字「山」を示す図である。
まず、3次元文字を構成する多角形の頂点Pi=(xPi,yPi,zPi)に対して、ランダムな整数random[i]を発生する。但し、i=0,・・・,2(N−1)である。
【0070】
そして、点Piの座標を、点Pinew=(xPi,yPi,zPi+random[i]/random_max×α×zPi)に変更する。但し、random_maxは、発生可能な最大のランダム数の絶対値であり、αは、0<α<1の定数である。
さらに、点Pinewに対して、上述した細分割曲面技術を用いて、多角形の細分割を行っていく。
【0071】
以上の処理を所望の装飾が施された3次元文字が得られるまで繰り返す。
このように、本実施の形態3によれば、3次元図形生成装置100bに、図形装飾手段300を備えるようにしたので、図形構成要素3次元化手段106により生成された、文字を含む3次元図形に対して、複雑な凹凸を付加することが可能となり、上記3次元図形に対して装飾を施すことができる。さらに、文字を含む2次元図形から、装飾を施された3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に得ることができる。
【0072】
(実施の形態4)
以下、図11から図13を用いて、本実施の形態4について説明する。本実施の形態4においては、2次元文字が、その文字を包含する任意の大きさの土台領域を持ち、該2次元文字が土台領域から浮き上がるように3次元化するものである。
まず、図11を用いて、本実施の形態4における3次元図形生成装置100cの構成について説明する。図11は、本発明の実施の形態4における3次元図形生成装置の構成を示す図である。
図11において、本実施の形態4の3次元図形生成装置100cは、図形・土台板入力手段401と、図形・土台板構成要素3次元化手段402とを、さらに備えるものである。
【0073】
上記図形・土台板入力手段401は、2次元図形情報101、フォントタイプ情報102、及び土台板形状情報400を取得して、生成する文字の種類とフォント及び、その文字を包含する任意の大きさの土台板領域を指定するものである。
上記土台板形状情報400は、文字を包含する任意の大きさの土台領域を指定する情報であり、該土台板形状情報400を指定する方法に関しては特に規定はなく、ユーザが手動で土台板の各頂点の座標を入力する方法でも良いし、形状のみを指定するためのテンプレートを用意しておき、そのテンプレート中からユーザが選択した後、上記3次元図形生成装置100cが該選択されたテンプレートの形状を文字を包含するように自動的にスケーリングする方法でも良い。但し、設定される上記土台板の形状は凸包であるとする。なお、上記2次元図形情報101、フォントタイプ情報102は上述した実施の形態と同様であり、上記文字の種類及びフォントの指定方法に関しても、同様である。
【0074】
また、図形・土台板構成要素3次元化手段402は、上記図形構成要素判定手段105により文字の構成要素と判定された部分を空間的に移動させることにより、あらたな平面を作成し、土台板付3次元文字である土台板付3次元図形403を作成するものである。なお、図11において、図1と同一のものには同一番号を付し、ここでは説明を省略する。
【0075】
次に、図11から図13を用いて、本実施の形態4における3次元図形生成装置100cの動作について説明する。
まず、上記図形・土台板入力手段401において、2次元図形情報101、フォントタイプ情報102、及び土台板形状情報400を取得して、生成する文字の種類とフォント及び、その文字を包含する任意の大きさの土台板領域を指定する。
【0076】
次に、アウトラインデータ取得手段103において、入力された上記2次元図形情報101、及びフォントタイプ情報102に対応する文字のアウトラインデータを、上記アウトラインデータ記憶装置107から取得するのと同時に、上記土台板形状情報400に対応する土台板のアウトラインデータも取得する。本実施の形態4におけるアウトラインデータ記憶装置107には、入力される文字のアウトラインデータ、及び上記土台板のアウトラインデータが記憶されており、実施の形態1で説明したようにアウトラインデータが文字の外周を表すものであれば時計回り、穴の形状を表すものであれば反時計回りに各アウトラインデータの点列が並んでいるものとすると、上記土台板を表すアウトラインデータの点列は反時計回りに並んでいる必要がある。なお、上記文字の外周を表すアウトラインデータの点列が反時計回りに並んでいる場合は、土台板を表すアウトラインデータの点列は時計回りに並んでいる必要がある。つまり、ユーザが上記土台板形状情報400として手動で上記アウトラインデータを入力する場合には、その点列が反時計回りに並ぶように入力するものとし、また、ユーザが上記土台板形状情報400として、予め用意された土台板のテンプレートを選択する場合には、各テンプレートは上記アウトラインデータ記憶装置107内に、各テンプレートのアウトラインデータが反時計回りに並んで記憶されているものとする。更に、土台板のアウトラインデータには、穴の形状を示す識別子を付与しておく。
【0077】
そして、三角形分割手段104において、2次元文字及び、土台板のアウトラインデータが構成する領域を複数の三角形の集合で表現し、図形構成要素判定手段105において、上記領域内に存在する各三角形が、文字を構成する要素であるか否かを判定し、その結果により、文字を構成する要素である場合には識別子“1”を付与し、文字外部を構成する要素である場合には識別子“0”を付与する。なお、上記三角形分割手段104及び図形構成要素判定手段105は、実施の形態1で説明した同様の処理方法で行われる。ここで図12に、具体例として、土台板に包含された2次元文字「仙」を三角形分割処理した結果(図12(a))、及びその分割された各三角形の構成要素を判定処理した結果(図12(b))を示す。図12(b)において、“○”が付されている三角形は文字の構成要素であることを示し、“×”が付されている三角形は文字外部の構成要素であることを示している。
【0078】
そして、図形・土台板構成要素3次元化手段402において、上記図形構成要素判定手段105で判定された文字の構成要素だけでなく、土台板を構成する要素に関しても3次元化処理を行う。
【0079】
以下、図13を用いて、上記図形・土台板構成要素3次元化手段402について詳細に説明する。ここでは、一例として、アウトラインデータをz軸方向にのみ平行移動させて、3次元文字を生成する場合について説明する。図13は、本実施の形態4における図形・土台板構成要素3次元化手段により、2次元文字「山」及びそれを包含する長方形の土台板が3次元化される前後の状態を示す図であり、図13(a)は、3次元化処理前の2次元図形「山」及び土台板を示す図であり、図13(b)は、3次元化処理後の土台板上に浮かび上がる3次元文字「山」を示す図である。
【0080】
まず、2次元文字のアウトラインデータPi=(xPi,yPi)を、Pia=(xPi,yPi,h)に移動させる。但し、i=0,・・・,N−1であり、hは正の定数である。
次に、上記2次元文字を包含する土台板のアウトラインデータEi=(xEi,yEi)を、Eia=(xEi,yEi,h)に移動させる。但し、i=0,・・・,M−1である。
【0081】
そして、Pia=(xPi,yPi,h)を更に、Pib=(xPi,yPi,h+hc)に移動させる。但し、hcは正の定数である。
そして、上述のようにして得られたEiとEiaとを連結して、土台板の側面形状を生成し、PiaとPibとを連結して、文字の側面形状を生成する。
【0082】
以上の方法を用いて、土台板上面から浮き上がった3次元文字を生成する。
このように、本実施の形態4によれば、3次元図形生成装置100cに、文字を含む2次元図形の情報である2次元図形情報101及びフォントタイプ情報102と、該2次元図形を包含する土台板の情報である土台板形状情報400を指定する図形・土台板入力手段401と、上記2次元図形及び土台板を3次元化する図形・土台板構成要素3次元化手段402とを備えるようにしたので、上記2次元図形及び、その2次元図形を包含する土台板から、例えば上記3次元図形が3次元化された土台板から浮き上がっている3次元図形を、上記土台板と2次元図形とを合成させたまま一度に生成することができる。さらに、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記土台板から、3次元化された土台板及び3次元図形からなる土台板付き3次元図形を、操作者が難解な手動操作行うことなく自動的に得ることができる。
【0083】
なお、以上のようにして作成された上記土台板付き3次元図形に対し、実施の形態2で説明した高品位処理、あるいは実施の形態3で説明した装飾処理を施すことも可能である。
【0084】
(実施の形態5)
以下、図14及び図15を用いて、本実施の形態5について説明する。本実施の形態5においては、2次元文字が、その文字を包含する任意の大きさの刻印領域を持ち、該2次元文字が刻印領域に彫刻されたように3次元化するものである。
【0085】
まず、図14を用いて、本発明の実施の形態5における3次元図形生成装置100dについて説明する。図14は、本発明の実施の形態5における3次元図形生成装置の構成を示す図である。
図14において、本実施の形態5における3次元図形生成装置100dは、図形・刻印板入力手段501と、図形・刻印板構成要素3次元化手段502とをさらに備えるものである。
【0086】
上記図形・刻印板入力手段501は、2次元図形情報101、フォントタイプ情報102、及び刻印板形状情報500を取得して、生成する文字の種類とフォント及び、その文字を包含する任意の大きさの刻印板領域を指定するものである。
上記刻印板形状情報500は、上記2次元文字を包含する任意の大きさの刻印領域を指定する情報であり、上述した土台板形状情報400と同様の方法で取得する。
【0087】
また、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段502は、上記図形構成要素判定手段105により文字の構成要素と判定された部分を空間的に移動させることにより、あらたな平面を作成し、刻印板3次元文字503を作成するものである。なお、図14において、図1と同一のものには同一番号を付し、ここでは説明を省略する。
【0088】
次に、図14及び図15を用いて、本実施の形態5における3次元図形生成装置100dの動作について説明する。
まず、上記図形・刻印板入力手段501において、2次元図形情報101、フォントタイプ情報102、及び刻印板形状情報500を取得して、生成する文字の種類とフォント及び、その文字を包含する任意の大きさの刻印板領域を指定する。
【0089】
次に、アウトラインデータ取得手段103において、入力された上記2次元図形情報101、及びフォントタイプ情報102に対応する文字のアウトラインデータを、上記アウトラインデータ記憶装置107から取得するのと同時に、上記刻印板形状情報500に対応する刻印板のアウトラインデータも取得する。本実施の形態5におけるアウトラインデータ記憶装置107には、入力される文字のアウトラインデータ、及び上記刻印板のアウトラインデータが記憶されており、実施の形態1で説明したようにアウトラインデータが文字の外周を表すものであれば時計回り、穴の形状を表すものであれば反時計回りに各アウトラインデータの点列が並んでいるものとすると、上記刻印板を表すアウトラインデータの点列は反時計回りに並んでいる必要がある。なお、上記文字の外周を表すアウトラインデータの点列が反時計回りに並んでいる場合は、刻印板を表すアウトラインデータの点列は時計回りに並んでいる必要がある。つまり、ユーザが上記刻印板形状情報500として手動で上記アウトラインデータを入力する場合には、その点列が反時計回りに並ぶように入力するものとし、また、ユーザが上記刻印板形状情報500として、予め用意された刻印板のテンプレートを選択する場合には、各テンプレートは上記アウトラインデータ記憶装置107内に、各テンプレートのアウトラインデータが反時計回りに並んで記憶されているものとする。更に、刻印板のアウトラインデータには、穴の形状を示す識別子を付与しておく。
【0090】
そして、三角形分割手段104において、2次元文字及び、刻印板のアウトラインデータが構成する領域を、複数の三角形の集合で表現し、図形構成要素判定手段105において、上記領域内に存在する各三角形が、文字を構成する要素であるか否かを判定し、その結果により、文字を構成する要素である場合には識別子“1”を付与し、文字外部を構成する要素である場合には識別子“0”を付与する。なお、上記三角形分割手段104及び図形構成要素判定手段105は、実施の形態1で説明した同様の処理方法で行われる。
【0091】
そして、図形・刻印板構成要素3次元化手段502において、上記図形構成要素判定手段105で判定された文字の構成要素だけでなく、刻印板を構成する要素に関しても3次元化処理を行う。
【0092】
以下、図15を用いて、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段502について詳細に説明する。ここでは、一例として、アウトラインデータをz軸方向のみに平行移動して3次元文字を生成する場合について説明する。図15は、本実施の形態5における図形・刻印板構成要素3次元化手段により、2次元文字「山」及びそれを包含する長方形の刻印板が3次元化される前後の状態を示す図であり、図15(a)は、3次元化処理前の2次元文字「山」及び刻印板を示す図であり、図15(b)は、3次元化処理後の刻印板上に彫刻された3次元文字「山」を示す図である。
【0093】
まず、2次元文字のアウトラインデータPi=(xPi,yPi)を、Pia=(xPi,yPi,h)に移動させる。但し、i=0,・・・,N−1であり、hは正の定数である。
次に、上記2次元文字を包含する刻印板のアウトラインデータEi=(xEi,yEi)を、Eia=(xEi,yEi,h)に移動させる。但し、i=0,・・・,M−1である。
そして、上記2次元文字のアウトラインデータPia=(xPi,yPi,h)を更に、Pib=(xPi,yPi,h+hc)に移動させる。但し、hcは正の定数である。
【0094】
また、上記2次元文字を包含する刻印板のアウトラインデータEia=(xEi,yEi,h)を更に、Eib=(xEi,yEi,h+hc)に移動させる。
そして、上述のようにして得られたEiとEibとを連結して、刻印板の側面形状を生成し、PiaとPibとを連結して、文字の側面形状を生成する。
【0095】
以上の方法を用いて、刻印板上に彫刻された3次元文字を生成する。
このように、本実施の形態5によれば、3次元図形生成装置100dに、文字を含む2次元図形の情報である2次元図形情報101及びフォントタイプ情報102と、該2次元図形を包含する刻印板の情報である刻印板形状情報500を指定する図形・刻印板入力手段501と、上記2次元図形及び刻印板を3次元化する図形・刻印板構成要素3次元化手段502とを備えるようにしたので、上記2次元図形及び、その2次元図形を包含する刻印板から、例えば上記3次元図形が3次元化された刻印板に彫刻された3次元図形を、上記刻印板と2次元図形とを合成させたまま一度に生成することができる。さらに、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記刻印板から、3次元化された刻印板及び3次元図形からなる刻印3次元図形を、操作者が難解な手動操作行うことなく自動的に得ることができる。
【0096】
なお、以上のようにして作成された刻印3次元図形に対し、実施の形態2で説明した高品位処理、あるいは実施の形態3で説明した装飾処理を施すことも可能である。
【0097】
(実施の形態6)
以下、図16を用いて、本実施の形態6について説明する。本実施の形態5においては、外部から入力される音声情報より3次元化された文字を作成するものである。
まず、図16を用いて、本発明の実施の形態6における3次元図形生成装置100eについて説明する。図16は、本発明の実施の形態6における3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【0098】
図16において、本実施の形態6における3次元図形生成装置100eは、操作者が発した音声情報700を文字コードに変換する音声文字コード変換手段701を備えているものである。また、上記音声情報700は、マイクロホンなどを利用することにより、3次元図形生成装置100e内に周波数スペクトルなどのデータとして入力されるものである。なお、図16において、図1と同一のものには同一番号を付し、ここでは説明を省略する。
【0099】
次に、図16を用いて、本実施の形態6における3次元図形生成装置100eの動作について説明する。
まず、音声文字コード変換手段701において、入力された音声情報700にソフトウェアやハードウェアによって実現された音声認識技術を適用し、いずれの文字が発音されたのかを解釈し、音声認識技術によって得られた結果を文字コードに変換する。
【0100】
そして、アウトラインデータ取得手段103において、上記変換された文字コード及び指定されたフォントタイプ情報102とをあわせ、対応する2次元文字のアウトラインデータをアウトライン記憶装置107より取得する。
【0101】
以下、上述したようにして取得された2次元文字のアウトラインデータを用いて、上述した実施の形態1〜5に示されたいずれかの方法により3次元文字を生成する。
このように、本実施の形態6によれば、3次元図形生成装置100eに、音声情報700から文字コードに変換する音声文字コード変換手段701を備えるようにしたので、音声により入力された文字情報から、操作者が難解な手動操作行うことなく自動的に3次元文字を作成することができる。
【0102】
以上のことにより、本発明の3次元図形生成装置によれば、2次元図形のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化手段と、を備えるようにしたので、上記2次元図形から3次元図形を作成するのに、操作者の難解な手動操作を必要とせず自動的に3次元図形を生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0103】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むようにしたので、2次元図形のアウトラインを構成するアウトラインデータを用いて、該2次元図形を包含する2次元凸包を、上記2次元図形の構成要素のみ、あるいは該2次元図形の構成要素以外のみ、で構成される複数の三角形で表現することが可能な3次元図形生成装置を提供することができる。
【0104】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むようにしたので、上記2次元図形を包含する2次元凸包を分割して得られた複数の三角形各々に対して、上記2次元図形の構成要素か否かを判定することができる3次元図形生成装置を提供することができる。
【0105】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるようにしたので、操作者が難解な手動操作を行うことなく、上記2次元図形から、高品位な3次元図形を自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0106】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるようにしたので、操作者が難解な手動操作を行うことなく、上記2次元図形から、装飾を施された3次元図形を自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0107】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、2次元図形のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化手段とを、備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記土台板から、図形と土台板を別々に3次元化して合成することなく、また操作者が難解な手動操作を行うことなく、土台板付きの3次元図形を自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0108】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むようにしたので、上記2次元図形及び土台板のアウトラインを構成するアウトラインデータを用いて、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を、上記2次元図形の構成要素のみ、あるいは該2次元図形の構成要素以外のみ、で構成される複数の三角形で表現することが可能な3次元図形生成装置を提供することができる。
【0109】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むようにしたので、上記2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を分割して得られた複数の三角形各々に対して、上記2次元図形の構成要素か否かを判定することができる3次元図形生成装置を提供することができる。
【0110】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記土台板から、高品位な土台板付きの3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0111】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記土台板から、装飾が施された土台板付きの3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0112】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、2次元図形のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、上記刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段において、上記2次元図形を構成しないと判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・刻印板構成要素3次元化手段と、を備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記刻印板から、図形と刻印板を別々に3次元化して合成することなく、また操作者が難解な手動操作を行うことなく、上記刻印板に刻印された状態の3次元図形を自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0113】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記三角形分割手段は、上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する上記三角形を検出して削除し、該削除された三角形の領域を上記線分と交差しない三角形に再分割する再分割手段と、を含むようにしたので、上記2次元図形及び刻印板のアウトラインを構成するアウトラインデータを用いて、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を、上記2次元図形の構成要素のみ、あるいは該2次元図形の構成要素以外のみ、で構成される複数の三角形で表現することが可能な3次元図形生成装置を提供することができる。
【0114】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形構成要素判定手段は、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含むようにしたので、上記2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を分割して得られた複数の三角形各々に対して、上記2次元図形の構成要素か否かを判定することができる3次元図形生成装置を提供することができる。
【0115】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記刻印板から、高品位の、上記刻印板に刻印された状態の3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0116】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備えるようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記刻印板から、装飾を施された、上記刻印板に刻印された状態の3次元図形を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0117】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、上記2次元図形は2次元文字であり、該2次元文字から3次元文字を作成するようにしたので、上記2次元文字から3次元文字を、操作者が難解な手動操作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0118】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置と、入力された上記2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する、2次元文字のアウトラインデータを、上記アウトライン記憶装置から取得するアウトラインデータ取得手段と、を備えるようにしたので、3次元化したい2次元文字の文字コード及びフォントタイプ情報を入力すれば、上記2次元文字のアウトラインデータを得ることができ、該アウトラインデータを用いて3次元文字を操作者が難解な手動動作を行うことなく自動的に生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0119】
また、本発明の3次元図形生成装置によれば、上記3次元図形生成装置において、音声を上記2次元文字コードに変換する音声文字コード変換手段と、上記2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置と、上記音声コード変換手段で変換された2次元文字コード、及び入力された上記フォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを、上記アウトライン記憶装置から取得するアウトラインデータ取得手段と、を備えるようにしたので、操作者が難解な手動動作を行うことなく、入力される音声情報から自動的に3次元文字を生成する3次元図形生成装置を提供することができる。
【0120】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、2次元図形のアウトラインデータを利用して、上記2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割ステップにより生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記図形構成要素判定ステップにより上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を有するようにしたので、操作者が難解な操作を必要とせず、上記2次元図形から3次元図形を自動的に得ることができる。
【0121】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、上記3次元図形生成方法において、上記三角形分割ステップは、上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施するようにしたので、2次元図形のアウトラインを構成するアウトラインデータを用いて、該2次元図形を包含する2次元凸包を、上記2次元図形の構成要素のみ、あるいは該2次元図形の構成要素以外のみ、で構成される複数の三角形で表現することができる。
【0122】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、上記3次元図形生成方法において、上記図形構成要素判定ステップは、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する隣接データ三角形を検出し、該検出された上記隣接データ三角形を形成する点のうち、上記線分上にない1点が、上記線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって、上記隣接データ三角形が上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定するループを複数の上記線分について繰り返し、上記2次元図形の構成要素であるか否かが判定された隣接データ三角形と辺を共有する上記アウトラインデータの隣接しない3点からなる非隣接データ三角形を検出し、上記隣接データ三角形の判定結果を利用して、該検出された非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定するループを複数の上記非隣接データ三角形について繰り返すようにしたので、上記2次元図形を包含する2次元凸包を分割して得られた複数の三角形各々に対して、上記2次元図形の構成要素か否かを判定することができる。
【0123】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、2次元図形のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化ステップとを、有するようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記土台板から、図形と土台板を別々に3次元化して合成することなく、また操作者が難解な手動操作を行うことなく、土台板付きの3次元図形を得ることができる。
【0124】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、2次元図形のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、上記刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段において、上記2次元図形を構成しないと判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・刻印板構成要素3次元化ステップと、を有するようにしたので、上記2次元図形及び該2次元図形を包含する上記刻印板から、図形と刻印板を別々に3次元化して合成することなく、また操作者が難解な手動操作を行うことなく、上記刻印板に刻印された状態の3次元図形を得ることができる。
【0125】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、上記3次元図形生成方法において、上記2次元図形は2次元文字コード及びフォントタイプ情報で決定される2次元文字であり、上記2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置から、入力された2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字にのアウトラインデータを取得するアウトラインデータ取得ステップを有するようにしたので、3次元化したい2次元文字の文字コード及びフォントタイプ情報を入力すれば、上記2次元文字のアウトラインデータを得ることができ、該アウトラインデータを用いて、より簡単な操作で3次元文字を得ることができる。
【0126】
また、本発明の3次元図形生成方法によれば、上記3次元図形生成方法において、上記アウトラインデータ取得ステップは、外部から入力される音声情報を上記2次元文字コードに変換する音声文字変換ステップを含むようにしたので、外部より入力された音声情報から、より簡単な操作で3次元文字を得ることができる。
【0127】
また、本発明の3次元図形生成プログラムは、コンピュータに、2次元図形を3次元化する処理を実行させるためのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体であって、上記プログラムは、上記2次元図形のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を含む3次元図形生成プログラムであるので、操作者が難解な操作をしなくても、上記2次元図形を3次元化する3次元化処理をソフトウエアにより行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1における、三角形分割手段の一連の処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1における、三角形分割処理が適用されてた2次元文字「仙」の状態を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1における、図形構成要素判定手段の一連の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1における、図形構成要素3次元化手段が適用された2次元文字「山」の状態を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2における、Catmull−Clark細分割処理が適用された五角柱を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2における、図形高品位化手段が適用された3次元文字「山」の状態を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態3における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態3における、図形装飾手段が適用された3次元文字「山」の状態を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態4における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態4における、三角形分割手段104及び図形構成要素判定手段105が適用された2次元文字「仙」及びその文字を包含する土台板の状態を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態4における、図形・土台板構成要素3次元化手段により生成された土台板付3次元文字「山」を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態5における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態5における、図形・刻印板構成要素3次元化手段により生成された刻印板3次元文字「山」を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態6における、3次元図形生成装置の構成を示す図である。
【図17】従来の3次元文字生成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
100,100a,100b,100c,100d,100e 3次元図形生成装置
101 2次元図形情報
102 フォントタイプ情報
103 アウトラインデータ取得手段
104 三角形分割手段
105 図形構成要素判定手段
106 図形構成要素3次元化手段
107 アウトラインデータ記憶装置
108 3次元図形
200 図形高品位化手段
300 図形装飾手段
400 土台板形状情報
401 図形・土台板入力手段
402 図形・土台板構成要素3次元化手段
403 土台板付3次元図形
500 刻印板形状情報
501 図形・刻印板入力手段
502 図形・刻印板構成要素3次元化手段
503 刻印板3次元図形
610 表示手段
611 xy投影面
612 xz投影面
613 yz投影面
614 立体像投影面
620 記憶手段
630 z方向修整手段
640 2次元文字入力手段
650 絵柄・背景入力手段
660 3次元文字出力手段
700 音声情報
701 音声文字コード変換手段

Claims (20)

  1. 2次元のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、
    上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、
    上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化手段と、を備え、
    上記三角形分割手段は、
    上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、
    上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分に交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する再分割手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  2. 請求項1に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形構成要素判定手段は、
    上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、
    上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  3. 請求項1に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  4. 請求項1に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形構成要素3次元化手段で作成された3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  5. 2次元のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、
    上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、
    上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化手段と、を備え、
    上記三角形分割手段は、
    上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、
    上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分に交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する再分割手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  6. 請求項5に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形構成要素判定手段は、
    上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、
    上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  7. 請求項5に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  8. 請求項5に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形・土台板構成要素3次元化手段で作成された土台付き3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  9. 2次元のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割手段と、
    上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定手段と、
    上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、該刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化手段と、を備え、
    上記三角形分割手段は、
    上記2次元凸包を、上記アウトラインデータを用いて、複数の三角形に分割する仮分割手段と、
    上記仮分割手段により分割された各三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分に交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分に交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する再分割手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  10. 請求項9に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形構成要素判定手段は、
    上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を用いて、該線分を一辺に有する三角形である隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する隣接データ三角形構成要素判定手段と、
    上記隣接データ三角形構成要素判定手段による複数の上記隣接データ三角形についての判定結果を用いて、上記隣接データ三角形構成要素判定手段で判定不可能な三角形である非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する非隣接データ三角形構成要素判定手段と、を含む、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  11. 請求項9に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、滑らかな曲面形状にする図形高品位化手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  12. 請求項9に記載の3次元図形生成装置において、
    上記図形・刻印板構成要素3次元化手段で作成された刻印3次元図形を、細かな凹凸を有する形状にする図形装飾手段を、さらに備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の3次元図形生成装置において、
    上記2次元図形は2次元文字であり、該2次元文字から3次元文字を作成する、ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  14. 請求項13に記載の3次元図形生成装置において、
    2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置と、
    入力された上記2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する、2次元文字のアウトラインデータを、上記アウトライン記憶装置から取得するアウトラインデータ取得手段と、を備える、
    ことを特徴とする3次元図形生成装置。
  15. 三角形分割手段が、2次元図形のアウトラインデータを利用して、上記2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、
    図形構成要素判定手段が、上記三角形分割ステップにより生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、
    図形構成要素3次元化手段が、上記図形構成要素判定ステップにより上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を有し、
    上記三角形分割ステップは、
    上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、
    上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、
    上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する、
    ことを特徴とする3次元図形生成方法。
  16. 請求項15に記載の3次元図形生成方法において、
    上記図形構成要素判定ステップは、
    上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する隣接データ三角形を検出し、
    該検出された上記隣接データ三角形を形成する点のうち、上記線分上にない1点が、上記線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって、上記隣接データ三角形が上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する、ループを複数の上記線分について繰り返し、
    上記2次元図形の構成要素であるか否かが判定された隣接データ三角形と辺を共有する上記アウトラインデータの隣接しない3点からなる非隣接データ三角形を検出し、
    上記隣接データ三角形の判定結果を利用して、該検出された非隣接データ三角形が上記2次元図形の構成要素であるか否かを判定する、ループを複数の上記非隣接データ三角形について繰り返す、
    ことを特徴とする3次元図形生成方法。
  17. 三角形分割手段が、2次元図形のアウトラインデータ及び、土台板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び土台板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、
    図形構成要素判定手段が、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、
    図形・土台板構成要素3次元化手段が、上記土台板のアウトラインデータの側面を生成し、該土台板の上面から、上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、土台付き3次元図形を生成する図形・土台板構成要素3次元化ステップとを、有し、
    上記三角形分割ステップは、
    上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、
    上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、
    上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する、
    ことを特徴とする3次元図形生成方法。
  18. 三角形分割手段が、2次元図形のアウトラインデータ及び、刻印板のアウトラインデータを利用して、該2次元図形及び刻印板を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、
    図形構成要素判定手段が、上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、
    図形・刻印板構成要素3次元化手段が、上記刻印板のアウトラインデータの側面を生成し、上記刻印板の上面から、上記図形構成要素判定手段において、上記2次元図形を構成しないと判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成して、刻印3次元図形を生成する図形・刻印板構成要素3次元化ステップと、を有し、
    上記三角形分割ステップは、
    上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、
    上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、
    上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する、
    ことを特徴とする3次元図形生成方法。
  19. 請求項15ないし請求項18のいずれかに記載の3次元図形生成方法において、
    アウトラインデータ取得手段が、上記2次元図形は2次元文字コード及びフォントタイプ情報で決定される2次元文字であり、上記2次元文字のアウトラインデータを保持するアウトライン記憶装置から、入力された2次元文字コード及びフォントタイプ情報に対応する2次元文字のアウトラインデータを取得するアウトラインデータ取得ステップを有する、
    ことを特徴とする3次元図形生成方法。
  20. コンピュータに、2次元図形を3次元化する処理を実行させるためのプログラムを記憶したプログラム記憶媒体であって、
    上記プログラムは、
    上記2次元図形のアウトラインデータを利用して、該2次元図形を包含する2次元凸包を生成し、該2次元凸包を複数の三角形の集合で表現する三角形分割ステップと、
    上記三角形分割手段により生成される各三角形が、上記2次元図形を構成する要素であるか否かを判定する図形構成要素判定ステップと、
    上記図形構成要素判定手段により上記2次元図形を構成すると判定された上記各三角形の集合が形成する図形のアウトラインデータの側面を生成し、3次元図形を生成する図形構成要素3次元化ステップと、を含む3次元図形生成プログラムであり、
    上記三角形分割ステップは、
    上記アウトラインデータを用いて、上記2次元凸包を複数の三角形に分割する仮の三角形分割を実施し、
    上記仮に分割した三角形のうち、上記アウトラインデータの隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在するか否かを判定し、
    上記隣接する2点を結んだ線分を一辺に有する三角形が存在しない場合には、該線分と交差する三角形を検出して削除し、
    上記線分と交差する三角形を形成していた点が該線分で区切られた領域のいずれの側に属するかを判定することによって点の分類を行い、
    上記点の分類によって同一の領域に属すると判定された点群及び上記線分を構成する2点を用いて、再度三角形分割を実施する、
    ことを特徴とするプログラム記憶媒体。
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