JP4677647B2 - 画像処理装置、コンピュータ、及び画像形成装置 - Google Patents

画像処理装置、コンピュータ、及び画像形成装置 Download PDF

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本発明は、眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形する画像処理装置、前記画像処理装置を備えるコンピュータ、及び前記画像処理装置を備える画像形成装置に関する。
人間は、眼の焦点調節力が不足すると、画像が劣化して(ぼやけて)見える。特許文献1には、眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像がどのように知覚されているかをシミュレーションする装置が開示されている。
特開2000−338857号公報
しかしながら、眼の焦点調節力が不足している人間が、原画像データが示す画像を劣化することなく、正常に知覚することができる画像データを生成するような装置はなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、眼の焦点調節力が不足する人間が、原画像データが示す画像を知覚することができる画像データを生成可能な画像処理装置、コンピュータ、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の画像処理装置は、眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形した変形画像データを生成する画像処理装置であって、人間の眼の焦点調節力を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列を格納する記憶手段と、入力画像データと前記記憶手段に格納されているテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、前記変形画像データを生成する変形画像データ生成手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、記憶手段に、人間の眼の焦点調節力不足を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列が格納されており、変形画像データ生成手段により、入力画像データと記憶手段に格納されているテプリッツ行列の逆行列との積が算出されることにより、変形画像データが生成される。
従って、入力画像データと人間の眼の焦点調節力不足を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列との積が算出されることにより、変形画像データが生成されるため、すなわち、人間の眼の焦点調節力を相殺するものが予め入力画像データに乗じられているため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、眼の焦点調節力不足が相殺され、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を劣化することなく知覚することができる。
請求項2記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、該画像処理装置は、複数の視覚特性の内、1の選択を受け付ける受付手段を備え、前記記憶手段は、更に、前記複数の視覚特性を各視覚特性に対応するテプリッツ行列の逆行列と対応付けて格納しており、前記変形画像データ生成手段は、前記入力画像データと前記受付手段により選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、前記変形画像データを生成することを特徴としている。
上記構成によれば、記憶手段に、複数の視覚特性と各視覚特性に対応するテプリッツ行列の逆行列とが対応付けて格納されており、受付手段により、複数の視覚特性の内、1の選択が受け付けられ、変形画像データ生成手段により、入力画像データと選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列との積が算出されることにより、変形画像データが生成される。
従って、ユーザは、視覚特性(例えば、老眼で視力0.1、近視眼で視力0.2等)を選択することができ、また、選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列を用いて変形画像データが生成されるため、ユーザの視覚特性に応じた変形画像データを生成することができる。
請求項3記載の画像処理装置は、眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形した変形画像データを生成する画像処理装置であって、人間の眼の焦点調節力を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列を格納する記憶手段と、入力画像データ及び前記記憶手段に格納されているテプリッツ行列をそれぞれ離散サイン変換する離散サイン変換手段と、前記離散サイン変換手段により離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列を算出する第1の算出手段と、前記離散サイン変換手段により離散サイン変換された入力画像データと前記第1の算出手段により算出された逆行列との積を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段により算出された積を離散サイン逆変換することにより、前記変形画像データを生成する離散サイン逆変換手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、記憶手段に、人間の眼の焦点調節力不足を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列が格納されており、離散サイン変換手段により、入力画像データ及び記憶手段に格納されているテプリッツ行列がそれぞれ離散サインされ、第1の算出手段により、離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列が算出され、第2の算出手段により、離散サイン変換された入力画像データと離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列との積が算出される。そして、離散サイン逆変換手段により、離散サイン変換された入力画像データと離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列との積が離散サイン逆変換されることにより、変形画像データが生成される。
従って、離散サイン変換(DST:Discrete Sine Transformation)、及び離散サイン逆変換(IDST:Inverse Discrete Sine Transformation)を用いて、変形画像データが生成されるため、精度の良い変形画像データを生成することができる。すなわち、フーリエ(Fourier)変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生するため、変形画像データの精度が悪いが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生することなく、変形画像データの精度が向上する。また、テプリッツ行列の逆行列が算出される際に、計算処理時間の短縮のためにテプリッツ行列を相似(等価、同値)変換により対角行列に近似されるが、相似変換行列として、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いるより、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、テプリッツ行列を対角化する方が、近似の精度が向上するため、変形画像データの精度が向上する。これにより、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を知覚することができる。また、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、眼の焦点調節力が不足する人間が、変形画像データが示す画像を見た場合に画像の周辺が劣化して知覚されるが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、変形画像データが示す画像の周辺を劣化して知覚することがない。
請求項4記載の画像処理装置は、請求項3記載の画像処理装置において、該画像処理装置は、複数の視覚特性の内、1の選択を受け付ける受付手段を備え、前記記憶手段は、更に、前記複数の視覚特性を各視覚特性に対応するテプリッツ行列と対応付けて格納しており、前記離散サイン変換手段は、前記入力画像データ及び前記受付手段により選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列をそれぞれ離散サイン変換することを特徴としている。
上記構成によれば、記憶手段に、複数の視覚特性と各視覚特性に対応するテプリッツ行列とが対応付けて格納されており、受付手段により、複数の視覚特性の内、1の選択が受け付けられ、離散サイン変換手段により、入力画像データ及び選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列がそれぞれ離散サイン変換され、第1の算出手段により、離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列が算出され、第2の算出手段により、離散サイン変換された入力画像データと離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列との積が算出される。そして、離散サイン逆変換手段により、離散サイン変換された入力画像データと離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列との積が離散サイン逆変換されることにより、変形画像データが生成される。
従って、ユーザは、視覚特性(例えば、老眼で視力0.1、近視眼で視力0.2等)を選択することができ、また、選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列を用いて変形画像データが生成されるため、ユーザの視覚特性に応じた変形画像データを生成することができる。
請求項5記載のコンピュータは、請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像処理装置と、前記変形画像データを表示出力する表示出力手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、表示出力手段により、生成された変形画像データが表示出力される。
従って、入力画像データではなく、生成された変形画像データが表示出力されるため、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。
請求項6記載の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像処理装置と、前記変形画像データを印刷出力する印刷出力手段と、を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、印刷出力手段により、生成された変形画像データが印刷出力される。
従って、入力画像データではなく、生成された変形画像データが印刷出力されるため、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。
請求項1記載の画像処理装置によれば、入力画像データと人間の眼の焦点調節力不足を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列との積が算出されることにより、変形画像データが生成されるため、すなわち、人間の眼の焦点調節力を相殺するものが予め入力画像データに乗じられているため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、眼の焦点調節力不足が相殺され、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を劣化することなく知覚することができる。
請求項2記載の画像処理装置によれば、ユーザは、視覚特性(例えば、老眼で視力0.1、近視眼で視力0.2等)を選択することができ、また、選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列を用いて変形画像データが生成されるため、ユーザの視覚特性に応じた変形画像データを生成することができる。
請求項3記載の画像処理装置によれば、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、精度の良い変形画像データを生成することができる。すなわち、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生するため、変形画像データの精度が悪いが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生することなく、変形画像データの精度が向上する。これにより、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を知覚することができる。また、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、眼の焦点調節力が不足する人間が、変形画像データが示す画像を見た場合に画像の周辺が劣化して知覚されるが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、変形画像データが示す画像の周辺を劣化して知覚することがない。
請求項4記載の画像処理装置によれば、ユーザは、視覚特性(例えば、老眼で視力0.1、近視眼で視力0.2等)を選択することができ、また、選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列を用いて変形画像データが生成されるため、ユーザの視覚特性に応じた変形画像データを生成することができる。
請求項5記載のコンピュータによれば、入力画像データではなく、生成された変形画像データが表示出力されるため、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。
請求項6記載の画像形成装置によれば、入力画像データではなく、生成された変形画像データが印刷出力されるため、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。
以下、本発明の画像処理装置を図面に基づいて説明する。本実施形態においては、本発明の画像処理装置を、コンピュータの一例であるパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)に具体化した一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るPC(画像処理装置、コンピュータ)1の構成例を示したブロック図である。図示するように、PC1は、制御部(CPU:Central Processing Unit)2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、操作部5、表示部6、補助記憶装置(HDD:Hard Disk Drive)7、及びLAN I/F(Local Network Interface)8を備えたものであって、各部2乃至8はバス9によって通信可能に接続されている。本発明の画像処理装置は、PC1の内、制御部2、ROM3、RAM4、操作部5、及び表示部6から構成されている。また、このPC1には、スキャナ10、及びプリンタ11が接続されている。
制御部2は、ROM3に格納された制御プログラムにしたがって、各種の処理を実行し、後述する入力画像データ受付部2a(図2参照)等として機能するものである。RAM4は、制御部2の主メモリ、ワークエリア等として機能し、各種の設定情報等を記憶している。
操作部5は、ここではキーボードやマウス等からなるものであり、PC1に対する指示や設定等の入力を受付けるものである。表示部6(表示出力手段に相当する)は、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイであり、各種画面情報を表示する。具体的には、表示部6は、PC1の動作状態や、各種設定画面等を表示する。補助記憶装置7は、大容量のメモリ領域を有する記憶媒体を内蔵する記憶装置である。この補助記憶装置7には、文書作成ソフトやグラフィックソフト等、各種のアプリケーションソフトが組み込まれており、文書作成ソフトやグラフィックソフト等を用いて作成された画像データ等が格納されるようになっている。
LAN I/F8は、LAN(Local Network Interface)9とPC1とを通信可能に接続するインターフェースである。LAN9には、スキャナ10、及びプリンタ11が接続されており、このLAN9を介して、PC1、スキャナ10、及びプリンタ11は、通信可能に接続されている。スキャナ10は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをPC1に出力するものである。ここでは、スキャナ10は、原稿のモノクロ画像を読み取って2次元のモノクロ画像データを生成し、PC1に出力する。このスキャナ10は、図示しないが、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサや光源等の光学系を有するフラットベッドスキャナ(FBS:Flat Bed Scanner)や原稿自動供給装置(ADF:Automatic Document Feeder)等の原稿供給機構等を有して構成されている。プリンタ11は、画像データを印刷出力するものである。具体的には、PC1から出力された画像データが示す画像を用紙に印刷するものである。このプリンタ11における印刷方式としては、例えば、電子写真方式を用いることができる。
次に、制御部2の機能構成について説明する。制御部2は、図2に示すように、入力画像データ受付部2a、記憶部2b、受付部2c、読出部2d、変形画像データ生成部2e、及び変形画像データ出力部2fを機能的に備えている。
入力画像データ受付部2aは、スキャナ10から入力される画像データ(以下、「入力画像データ」という。)を受け付け、受け付けた入力画像データを変形画像データ生成部2eに出力するものである。
記憶部2b(記憶手段に相当する)は、複数の視覚特性を、各視覚特性に対応する点広がり関数からなるテプリッツ行列(Toeplitz Matrix)の逆行列と対応付けて格納するものである。例えば、視覚特性として、老眼で視力0.3、老眼で視力0.4、近視眼で視力0.3、近視眼で視力0.4等が格納されている。このような視覚特性に、テプリッツ行列の逆行列が対応付けて記憶部2bに格納されている。ここで、変形画像データ生成部2eにより生成される変形画像データの任意の画素をu(i,j)とすると、この任意の画素u(i,j)は、眼の焦点調節力が不足している人間に、次式数1の入力画像データの任意の画素z(i,j)のように知覚される。
Figure 0004677647
なお、hk,lは、点広がり関数を示しており、図3に示すように、点広がり関数hk,lは、前記任意の画素u(i,j)を中心とする(2K+1)×(2L+1)(K、Lはともに自然数)の領域に含まれる変形画像データの各画素に対する重み(係数)を示すものである。焦点調節力が不足している人間ほど、前記任意の画素u(i,j)が多くの周辺画素の影響を受けて知覚されるため、K、Lの値が大きくなる。ここで、点広がり関数は、三角関数、正規関数、2次関数等であり、関数の全ての値の和が「1」となるものである。記憶部2bには、例えば、上記のような様々な点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列が格納されている。
受付部2c(受付手段に相当する)は、複数の視覚特性の内、1の選択を操作部5を介して受け付けるものである。例えば、受付部2cは、複数の視覚特性の情報を表示部6に表示し、複数の視覚特性の情報の内、いずれかの視覚特性の情報が操作部5を介してユーザにより選択されると、その視覚特性の選択を受け付ける。読出部2dは、受付部2cにより選択が受け付けられている視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列を記憶部2bから読み出し、読み出したテプリッツ行列の逆行列を変形画像データ生成部2eに出力するものである。
変形画像データ生成部2e(変形画像データ生成手段に相当する)は、眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形した変形画像データを生成するものである。
以下、変形画像データを生成する原理について説明する。数1の入出力データ{z(i,j),u(i,j)}に対して、点広がり関数hk,l=hk×glとする。これは、視覚特性に対称性があるためである。このとき、数1は、次式数2のようになる
Figure 0004677647
また、数2は、次式数3のように表現できる。
Figure 0004677647
ここで、i−kに対して、
Figure 0004677647
とすると、数3は、次式数5のようになる。
Figure 0004677647
このとき、1次元の点広がり関数(hk,gl)に対する逆フィルタの設計問題を解けば、u(i,j)を求めることができる。
数5において、j列を固定すると(j=1,2,…,N)
Figure 0004677647
となり、
Figure 0004677647
と表現できる。なお、1次元の点広がり関数からなるテプリッツ行列は、以下の数8に示すHである。
Figure 0004677647
ここで、数7において、両辺にテプリッツ行列Hの逆行列H−1を乗じると、
Figure 0004677647
となり、
Figure 0004677647
が求められる。
また、数4において、i−kを固定すると、次式数10のように表現できる。
Figure 0004677647
なお、1次元の点広がり関数からなるテプリッツ行列は、次式数11に示すGである。
Figure 0004677647
ここで、i−k=1,2,…,Mとし、数10の両辺にテプリッツ行列Gの逆行列G-1を乗じると、
Figure 0004677647
となり、
Figure 0004677647
が求められる。
以上説明した原理により、変形画像データを生成することができる。すなわち、変形画像データ生成部2eは、入力画像データ受付部2aにより受け付けられた入力画像データと、記憶部2bに格納されているテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、変形画像データを生成する。以下、この変形画像データを生成するための処理を「変形処理」ともいう。
なお、記憶部2bには、H-1とG-1に対応する2つのテプリッツ行列の逆行列が視覚特性に対応付けて格納されている。また、本実施形態においては、点広がり関数hk,lがhk×glである場合について説明したが、視覚特性に上下左右の対称性がある場合は、hk,l=hk×hlであってもよい。また、変形画像データを生成する場合、所定領域毎(例えば、512×512画素毎)に、変形画像データを生成するが、周辺画素を「0」とみなすため、予め所定領域内の画素値の平均値を求め、所定領域に含まれるそれぞれの画素値から平均値を引いておき、平均値が引かれた画素値を用いて変形画像データを生成する。そして、生成した変形画像データを構成する各画素に平均値を加える。
また、ここでは、スキャナ10からの入力画像データに変形処理を行って変形画像データを生成する場合について説明したが、補助記憶装置7に格納されている画像データに変形処理を行って変形画像データを生成するようにしてもよい。また、表示部6に表示される画像データ(例えば、文書作成ソフトを用いて文書を作成する際に、表示部6に表示される文字の画像データ等)に変形処理を行って変形画像データを生成し、生成した変形画像データが示す画像を表示部6に表示するようにしてもよい。
変形画像データ出力部2fは、変形画像データ生成部2eにより生成された変形画像データをプリンタ11に出力するものである。一方、プリンタ11は、変形画像データ出力部2fから入力された変形画像データを印刷出力する。なお、ここでは、変形画像データをプリンタ11に出力し、プリンタ11において変形画像データを印刷出力する場合について説明したが、変形画像データが示す画像を表示部6において表示するようにしてもよい。これにより、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。
以下、スキャナ10からの入力画像データを受け付けた場合に、PC1において行われる動作について、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、入力画像データ受付部2aは、スキャナ10からの入力画像データを受け付けたか否かを判断する(S1)。ここで、スキャナ10からの入力画像データを受け付けていないと判断した場合には(S1:NO)、待機状態となる。逆に、スキャナ10からの入力画像データを受け付けたと判断した場合(S1:YES)、読出部2dは、受付部2cにより選択が受け付けられている視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列を記憶部2bから読み出して変形画像データ生成部2eに出力する(S2)。
次に、変形画像データ生成部2eは、入力画像データ及びテプリッツ行列の逆行列から変形画像データを生成する(S3)。すなわち、入力画像データ受付部2aにより受け付けられた入力画像データと、受付部2cにより選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、変形画像データを生成する。そして、変形画像データ出力部2fは、変形画像データ生成部2eにより生成された変形画像データをプリンタ11に出力する(S4)。プリンタ11は、変形画像データ出力部2fから入力された変形画像データを印刷出力する。
このように、PC1においては、入力画像データと人間の眼の焦点調節力不足を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列との積が算出されることにより、変形画像データが生成されるため、すなわち、人間の眼の焦点調節力を相殺するものが予め入力画像データに乗じられているため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、眼の焦点調節力不足が相殺され、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を劣化することなく知覚することができる。
また、ユーザは、視覚特性(例えば、老眼で視力0.1、近視眼で視力0.2等)を選択することができ、更に、選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列を用いて変形画像データが生成されるため、ユーザの視覚特性に応じた変形画像データを生成することができる。
次に、変形画像データの生成の他の実施形態について説明する。他の実施形態においては、記憶部2bに、複数の視覚特性と各視覚特性に対応する点広がり関数からなるテプリッツ行列とが対応付けて格納されており、読出部2dは、受付部2cにより選択が受け付けられている視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列を記憶部2bから読み出し、読み出したテプリッツ行列を変形画像データ生成部2eに出力する。以下、他の実施形態における変形画像データを生成する原理について説明する。
まず、数1をベクトル行列表現すると、テプリッツ行列HT,lを用いて次式数13のように表現できる。
Figure 0004677647
ただし、
Figure 0004677647
であり、点広がり関数hk,lに対称性hk,l=h-k,lを仮定する。このとき、テプリッツ行列HT,lは次式数15のように分解できる。
Figure 0004677647
ただし、行列Q=[qi,j]は3重対角行列であり、
Figure 0004677647
すなわち、
Figure 0004677647
である。また、HH,lはハンケル行列(Hankel matrix)、すなわち、
Figure 0004677647
ここで、HlをQの多項式として、
Figure 0004677647
Figure 0004677647
Figure 0004677647
と表現することができる。なお、上記数20、数21における[(K−k)/2]は、(K−k)/2以下の最大の整数を示す。
一方、離散フーリエ変換と関連する分解は、テプリッツ行列HT,lを巡回行列(circulant matrix)で近似することにより現れる。ここで、上記の分解を用いると、数13は、次式数22のように表現できる。
Figure 0004677647
ここで、離散サイン変換行列Sを数22の両辺に左から掛けると、次式数23の関係式となる。
Figure 0004677647
すなわち、
Figure 0004677647
となる。ただし、
Figure 0004677647
である。なお、Iは単位行列を示す。ここで、行列Qは、サイン変換行列Sを用いて対角化できることが知られており、
Figure 0004677647
となる。したがって、SHlSは以下のように、対角行列(diagonal matrix)となる。なお、数26、数28において、diag[]は、[]内の要素を対角成分にもつ対角行列を表す。
Figure 0004677647
すなわち、SS=I(単位行列)であるので、
Figure 0004677647
Figure 0004677647
したがって、数24は、次式数30のように、近似的に各行が分離できる。
Figure 0004677647
すなわち、各i行目について
Figure 0004677647
が成立する。数31の逆問題、すなわち、yi,jからxi,jを求めることによりu(i,j)は離散サイン逆変換を利用して求めることができる。また、
Figure 0004677647
は、反復計算によって求められる。この
Figure 0004677647
は、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いる場合に比べて、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いた方が値が小さくなるため、u(i,j)の精度が向上する。
以上説明した原理により、変形画像データを生成することができる。すなわち、変形画像データ生成部2e(離散サイン変換手段、第1の算出手段、第2の算出手段、離散サイン逆変換手段に相当する)は、入力画像データ受付部2aにより受け付けられた入力画像データ、及び受付部2cにより選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列をそれぞれ離散サイン変換し、離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列を算出し、離散サイン変換された入力画像データと離散サイン変換された点広がり関数の逆関数との積を算出し、算出された積に離散サイン逆変換を行うことにより、変形画像データを生成する。
このように、他の実施形態においては、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、精度の良い変形画像データを生成することができる。すなわち、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生するため、変形画像データの精度が悪いが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、変形画像データを構成する各画素に複素数が発生することなく、変形画像データの精度が向上する。また、テプリッツ行列の逆行列が算出される際に、相似変換によりテプリッツ行列が対角行列に近似されるが、相似変換行列として、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いるより、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、テプリッツ行列を対角化する方が、近似の精度が向上するため、変形画像データの精度が向上する。これにより、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、入力画像データ(原画像データ)が示す画像を知覚することができる。また、フーリエ変換、及びフーリエ逆変換を用いて変形画像データを生成した場合は、眼の焦点調節力が不足する人間が、変形画像データが示す画像を見た場合に画像の周辺が劣化して知覚されるが、離散サイン変換、及び離散サイン逆変換を用いて、変形画像データが生成されるため、眼の焦点調節力が不足するユーザが変形画像データが示す画像を見た場合、変形画像データが示す画像の周辺を劣化して知覚することがない。また、他の実施形態においては、点広がり関数が非対称である場合であっても、変形画像データを生成することができる。また、他の実施形態においては、画像データを構成する画素が多い場合であっても、少ない計算量で変形画像データを生成することができる。
なお、本実施形態においては、入力画像データがモノクロ画像データである場合について説明したが、入力画像データはカラー画像データであってもよい。この場合、スキャナ10から入力されるRGB表色系のカラー画像データの各色成分(R成分、G成分、B成分)毎に変形画像データを生成すればよい。
また、本実施形態においては、入力画像データが静止画像データである場合について説明したが、入力画像データは複数の静止画像データから構成される動画像データであってもよい。例えば、デジタルテレビジョン装置においては、静止画像データ(フレーム)が連続して受信され、受信された静止画像データ(フレーム)がバッファに一時的に格納されるようになっているが、このバッファに格納された静止画像データ(フレーム)毎に変形処理を行って変形画像データを生成する。そして、生成した変形画像データが示す画像を連続的にモニタに表示するようにすればよい。これにより、老眼、近視眼等であっても、裸眼で鮮明な画像を視認することができる。また、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤにおいても、DVDから読み出され、バッファに格納された静止画像データ(フレーム)毎に変形処理を行うことができる。
また、本実施形態においては、本発明の画像処理装置をPC1に具体化した一実施形態について説明したが、パーソナルコンピュータに限らず、コンピュータであれば、例えばワークステーション等であってもよい。また、画像データを印刷出力する画像形成装置に、本発明の画像処理装置を具体化することができる。その他、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを印刷出力する複写機、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをファクシミリ送信するファクシミリ装置、複写機及びファクシミリ装置の複合機等、画像データを取り扱う装置に具体化することができる。例えば、複写機に具体化した場合は、裸眼で鮮明な画像を視認することができる印刷物を大量に製造することができる。
本発明の実施形態に係るPC(画像処理装置、コンピュータ)の一例を示したブロック図である。 制御部の機能構成の一例を示したブロック図である。 点広がり関数を説明するための図である。 スキャナからの入力画像データを受け付けた場合に、PCにおいて行われる動作を例示したフローチャートである。
符号の説明
1 PC(画像処理装置、コンピュータ)
2 制御部
2b 記憶部(記憶手段)
2c 受付部(受付手段)
2e 変形画像データ生成部(変形画像データ生成手段、離散サイン変換手段、第1の算出手段、第2の算出手段、離散サイン逆変換手段)
3 ROM
4 RAM
5 操作部
6 表示部(表示出力手段)
10 スキャナ
11 プリンタ

Claims (6)

  1. 眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形した変形画像データを生成する画像処理装置であって、
    人間の眼の焦点調節力を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列の逆行列を格納する記憶手段と、入力画像データと前記記憶手段に格納されているテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、前記変形画像データを生成する変形画像データ生成手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 該画像処理装置は、複数の視覚特性の内、1の選択を受け付ける受付手段を備え、
    前記記憶手段は、更に、前記複数の視覚特性を各視覚特性に対応するテプリッツ行列の逆行列と対応付けて格納しており、
    前記変形画像データ生成手段は、前記入力画像データと前記受付手段により選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列の逆行列との積を算出することにより、前記変形画像データを生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 眼の焦点調節力が不足している人間にとって、画像データが正常に知覚されるべく画像データを変形した変形画像データを生成する画像処理装置であって、
    人間の眼の焦点調節力を示す点広がり関数からなるテプリッツ行列を格納する記憶手段と、入力画像データ及び前記記憶手段に格納されているテプリッツ行列をそれぞれ離散サイン変換する離散サイン変換手段と、前記離散サイン変換手段により離散サイン変換されたテプリッツ行列の逆行列を算出する第1の算出手段と、前記離散サイン変換手段により離散サイン変換された入力画像データと前記第1の算出手段により算出された逆行列との積を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段により算出された積を離散サイン逆変換することにより、前記変形画像データを生成する離散サイン逆変換手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 該画像処理装置は、複数の視覚特性の内、1の選択を受け付ける受付手段を備え、
    前記記憶手段は、更に、前記複数の視覚特性を各視覚特性に対応するテプリッツ行列と対応付けて格納しており、
    前記離散サイン変換手段は、前記入力画像データ及び前記受付手段により選択が受け付けられた視覚特性に対応付けられたテプリッツ行列をそれぞれ離散サイン変換することを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像処理装置と、前記変形画像データを表示出力する表示出力手段と、を備えることを特徴とするコンピュータ。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1に記載の画像処理装置と、前記変形画像データを印刷出力する印刷出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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