JP4677446B2 - ポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物及びその使用 - Google Patents
ポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物及びその使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4677446B2 JP4677446B2 JP2007517347A JP2007517347A JP4677446B2 JP 4677446 B2 JP4677446 B2 JP 4677446B2 JP 2007517347 A JP2007517347 A JP 2007517347A JP 2007517347 A JP2007517347 A JP 2007517347A JP 4677446 B2 JP4677446 B2 JP 4677446B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- formula
- polyorganosiloxane
- composition according
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 0 C*[U]C1CC(*)(*)N(*)C(*)(*)C1 Chemical compound C*[U]C1CC(*)(*)N(*)C(*)(*)C1 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/896—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate
- A61K8/898—Polysiloxanes containing atoms other than silicon, carbon, oxygen and hydrogen, e.g. dimethicone copolyol phosphate containing nitrogen, e.g. amodimethicone, trimethyl silyl amodimethicone or dimethicone propyl PG-betaine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/58—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen, sulfur or phosphorus
- A61K8/585—Organosilicon compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q17/00—Barrier preparations; Preparations brought into direct contact with the skin for affording protection against external influences, e.g. sunlight, X-rays or other harmful rays, corrosive materials, bacteria or insect stings
- A61Q17/04—Topical preparations for affording protection against sunlight or other radiation; Topical sun tanning preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
- A61Q19/10—Washing or bathing preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q3/00—Manicure or pedicure preparations
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/004—Preparations used to protect coloured hair
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/02—Preparations for cleaning the hair
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/12—Preparations containing hair conditioners
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Birds (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
Nはポリオルガノシロキサン中のケイ素原子の数であって3又はそれより大きく、
a、b及びcは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
a+b+cは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
Rは同一であっても異なっていてもよく、C1〜C18アルキル基、C6〜C12アリール基、C6〜C12アラルキル基、C6〜C12アルカリール基、式−[CH2]3−NH[CH2]2−NH2の基、式−[CH2]3−NH2の基、ヒドロキシル基、C1〜C18アルコキシ基、C1〜C18ヒドロキシアルキル基又はC1〜C18ヒドロキシアルキルエーテルアルキル基(これらの基は随意に置換されていてもよい)を表わし、
Xは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有するポリアルコキシ基を表わし、
Yは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有する基であって式−R4−U−Halsの基を表わし、
ここで、R4は二価炭化水素連結用基、好ましくはアルキル基であり、
Uは共有結合又はヘテロ原子を含む二価玉継ぎ手(rotule)基(連結用基)であり、
Halsは立体障害アミンを含む官能基であり、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Xを有し、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Yを有する}
を有することを特徴とする、前記化粧品組成物に関する。
・コンディショニング、
・感覚効果、
・皮膚及び髪の老化防止、
・組成物の外観、特に非黄変性、並びに/又は
・本明細書に後記するその他の特性
に関して、興味深い特性を改変したり改善したり提供したりすることができる。
・少なくとも1種のアニオン性及び/又は両性界面活性剤(単独で又は混合物として)、
・随意としての少なくとも1種の安定剤及び/若しくはコンディショナー及び/若しくはコンディショニング助剤又はそれらの混合物、
・随意としての別のポリオルガノシロキサン、
・随意としてのUVフィルター。
前記ポリオルガノシロキサンは、次の一般式(I)を有する。
Nはポリオルガノシロキサン中のケイ素原子の数であって3又はそれより大きく、
a、b及びcは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
a+b+cは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
Rは同一であっても異なっていてもよく、C1〜C18アルキル基、C6〜C12アリール基、C6〜C12アラルキル基、C6〜C12アルカリール基、式−[CH2]3−NH[CH2]2−NH2の基、式−[CH2]3−NH2の基、ヒドロキシル基、C1〜C18アルコキシ基、C1〜C18ヒドロキシアルキル基又はC1〜C18ヒドロキシアルキルエーテルアルキル基(これらの基は随意に置換されていてもよい)を表わし、
Xは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有するポリアルコキシ基を表わし、
Yは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有する基であって式−R4−U−Halsの基を表わし、
ここで、R4は二価炭化水素連結用基、好ましくはアルキル基であり、
Uは共有結合又はヘテロ原子を含む二価玉継ぎ手基であり、
Halsは立体障害アミンを含む官能基であり、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Xを有し、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Yを有する。}
Lxは二価連結用基、好ましくはアルキル基であり、
Zxは共有結合又はヘテロ原子を含む二価連結用基であり、
Palkは式[OE]s−[OP]t−X'の基であり、ここで、
OEは式−CH2−CH2−O−の基であり、
OPは式−CH2−CHCH3−O−又は−CHCH3−CH2−O−の基であり、
X'は水素原子又は炭化水素系基であり、
sは1より大きい平均数であり、
tは0より大きい平均数である。
(ここで、
・q≧5であり、
・r≧0であり、そして
・X'は水素原子である)
の基であるのが好ましい。
・2〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキレン基;
・アルキレン部分が直鎖状又は分岐鎖状であって2〜20個の炭素原子を有するアルキレン−カルボニル基;
・アルキレン部分が直鎖状又は分岐鎖状であって2〜12個の炭素原子を有し且つシクロヘキシレン部分が−OH基及び随意としての1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1又は2個を有するアルキレン−シクロヘキシレン基;
・式−R7−O−R7の基(ここで、R7は同一であっても異なっていてもよく、1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表わす);
・式−R7−O−R7の基(ここで、R7は上記の意味を有し、しかしそれらの内の一方又は両方が1又は2個の−OH基で置換されているものとする);
・式−R7−COO−R7の基(ここで、R7は上記の意味を有する);並びに
・式−R8−O−R9−O−CO−R8の基(ここで、R8及びR9基は同一であっても異なっていてもよく、2〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし、R9基は随意にヒドロキシル基で置換されていてもよい):
から選択される二価炭化水素基であり、
Uは−O−又は−NR10−を表わし、ここで、R10は水素原子又は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基であり、
R5は同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基又はフェニル基であり;そして
R6は水素原子、R5基又はフリーラジカルO・を表わす。}
Rは同一であっても異なっていてもよく、上記の基であり、
Xは同一であっても異なっていてもよく、上記の基であり、
Yは同一であっても異なっていてもよく、上記の基であり、
Aは同一であっても異なっていてもよく、基R、Y又はXであり、
xは0より大きい平均数であり、
nは0より大きい平均数であり、
mは0より大きい平均数であり、そして
x+m+n+2=Nである。)
・Aは基Rであり、そして
・Rはメチル基である。
・m≧10、好ましくはm≧100であり、
x≧1であり、そして
・n≧1、より一層好ましくはn≧3である。
・m≧50であり、そして
・0.001≦n/(m+n+x)≦0.5、好ましくは0.005≦n/(m+n+x)≦0.1である。
・m≧50であり、そして
・0.001≦x/(m+n+x)≦0.5、好ましくは0.01≦x/(m+n+x)≦0.2である。
1.ポリジメチルシロキサン(好ましくは環状のヘキサメチルジシロキサン)、ジメチルシロキサンとメチルポリ(アルキレンオキシド)とのコポリマー及びケイ素原子に結合した基Yを含む環状ポリメチルシロキサンを接触させる。
2.加熱し、塩基性触媒(例えば強塩基)を導入し、反応させる。
3.(例えば弱酸を用いて)中和し、次いで例えば脱蔵し、冷却し、取り出すことによって式(I)のポリオルガノシロキサンを単離する。
化粧品において許容できるキャリヤー(以下、「化粧品許容キャリヤー」と言う)としては、式(I)のポリオルガノシロキサンを配合すること及び予定される用途のための所望の化粧品組成物を製造することを可能にするものであれば、任意のものを用いることができる。様々なタイプの配合物のための様々な化粧品許容キャリヤーが、当業者に知られている。
前記組成物には、少なくとも1種の界面活性剤を含有させることができる。これは、様々な界面活性剤の混合物であることができる。これは、少なくとも1種のアニオン性界面活性剤(単独で又は混合物として)であるのが好ましい。界面活性剤はさらに、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤(真の両性若しくは双性イオン性)、中性界面活性剤及び/又はカチオン性界面活性剤(単独で又は混合物として)を含むことができる。少なくとも1種の両性界面活性剤及び随意としてのアニオン性界面活性剤を含む組成物が、特に温和性の理由で、特に有利である。組成物中の界面活性剤の合計含有率は、5〜30重量%の範囲にすることができる。
・アルキルエステルスルホネート、例えば式R−CH(SO3M)−CH2COOR'のもの、又はアルキルエステルサルフェート、例えば式R−CH(OSO3M)−CH2COOR'のもの
(ここで、RはC8〜C20アルキル基、好ましくはC10〜C16アルキル基を表わし、
R'はC1〜C6、好ましくはC1〜C3アルキル基を表わし、
Mはアルカリ若しくはアルカリ土類カチオン、例えばナトリウム、又はアンモニウムカチオンを表わす)
(全く特定的には、C14〜C16基Rを有するメチルエステルスルホネートを挙げることができる);
・アルキルベンゼンスルホネート(より特定的にはC9〜C20のもの)、第1又は第2アルキルスルホネート(特にC8〜C22のもの)、アルキルグリセロールスルホネート;
・アルキルサルフェート、例えば式ROSO3Mのもの
(ここで、RはC10〜C24、好ましくはC12〜C20のアルキル又はヒドロキシアルキル基を表わし;
Mは上記と同じ定義のカチオンを表わす);
・アルキルエーテルサルフェート、例えば式RO(OA)nSO3Mのもの
(ここで、RはC10〜C24、好ましくはC12〜C20アルキル又はヒドロキシアルキル基を表わし;
OAはエトキシ化及び/又はプロポキシ化基を表わし;
Mは上記と同じ定義のカチオンを表わし;
nは一般的に1〜4の範囲で変化する)
(例えばn=2のラウリルエーテルサルフェート);
・アルキルアミドサルフェート、例えば式RCONHR'OSO3Mのもの
(ここで、RはC2〜C22、好ましくはC6〜C20アルキル基を表わし、
R'はC2〜C3アルキル基を表わし、
Mは上記と同じ定義のカチオンを表わす)
並びにそれらのポリアルコキシル化(エトキシ化及び/又はプロポキシ化)誘導体(アルキルアミドエーテルサルフェート);
・飽和又は不飽和脂肪酸の塩、例えばC8〜C24、好ましくはC14〜C20のものとアルカリ土類カチオンとの塩、N−アシル−N−アルキルタウレート、アルキルイセチオネート、アルキルスクシナメート及びアルキルスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル又はジエステル、N−アシルサルコシネート、及びポリエトキシカルボキシレート;
・ホスフェートモノエステル及びジエステル、例えば式(RO)x−P(=O)(OM)xのもの
{ここで、Rはアルキル、アルカリール、アラルキル又はアリール基(これらの基は随意にポリアルコキシル化されていてよい)を表わし、
x及びx'は1又は2であり、但し、xとx'との合計は3であり、そして
Mはアルカリ土類カチオンを表わす}。
・アルコキシル化脂肪族アルコール
・アルコキシル化トリグリセリド
・アルコキシル化脂肪酸
・アルコキシル化ソルビタンエステル
・アルコキシル化脂肪族アミン
・アルコキシル化ジ−(1−フェニルエチル)フェノール
・アルコキシル化トリ−(1−フェニルエチル)フェノール
・アルコキシル化アルキルフェノール
・エチレンオキシドと、プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合から得られる疎水性化合物との縮合から得られる生成物、例えばBASF社より販売されているPluronic類;
・エチレンオキシドの縮合から得られる生成物、プロピレンオキシドとエチレンジアミンとの縮合から得られる化合物、例えばBASF社より販売されているTetronic類;
・アルキルポリグリコシド、例えば米国特許第4565647号明細書に記載されたもの;
・(例えばC8〜C20の)脂肪酸のアミド。
・一般的にベタイン類、特に例えばラウリルベタイン(Rhodia社からのMirataine BB)又はオクチルベタインのカルボキシベタイン類;アミドアルキルベタイン類、例えばコカミドプロピルベタイン(CAPB)(Rhodia Chimie社からのMirataine BDJ);
・スルホベタイン類又はサルタイン類、例えばコカミドプロピルヒドロキシサルタイン(Rhodia社からのMirataine CBS);
・アルキルアンフォアセテート及びアルキルアンフォジアセテート、例えばココ又はラウリル鎖を含むもの(特にRhodia社からのMiranol C2M、C32、L32);
・アルキルアンフォプロピオネート又はアルキルアンフォジプロピオネート(Miranol C2M SF);
・アルキルアンフォヒドロキシプロピルサルタイン(Miranol CS)。
本発明に従う化粧品組成物には、少なくとも1種の安定剤及び/又はコンディショナー(コンディショニング剤)及び/又はコンディショニング助剤を有利に含ませることができる。これらは、「懸濁剤」と称されることもある。「コンディショニング助剤」とは、その物質を存在させることによって他の化合物(例えばオイル又はシリコーン)に関連するコンディショニングが改善されるものを意味する。これらの物質は、式(I)のポリオルガノシロキサンとは異なる物質であるものと解される。かかる物質は、当業者に周知である。本発明に従う組成物には、数種のこれらの物質(混合物又は組合せ物)を、それらの効果を組み合わせるため及び/又は相乗効果を作り出すために、含ませることができる。さらに、ある物質はいくつかの機能を有することができる。これは、例えば多糖類及びそれらのカチオン性誘導体、例えばグアールのカチオン性誘導体の場合である。
・架橋ポリアクリレート、例えばBF Goodrich社若しくはNoveon社から販売されているCARBOPOL若しくはCARBOMERタイプ、RITA社より販売されているACRITAMERタイプ又はGoldschmidt社より販売されているTEGO CARBOMERタイプのポリマー。これらの化合物は組成物に対して典型的には0.1〜3重量%、好ましくは0.3〜2重量%の量で存在させることができる。
・アクリレート/アミノアクリレート/イタコネートのコポリマー、National Starch社よりSTRUCTURE PLUSの商品名で販売されているC10〜C30アルキルPEG 20。これらの化合物は、組成物に対して典型的には0.1〜3重量%、好ましくは0.3〜2重量%の量で存在させることができる。
・組成物中で網状構造を形成する不溶性固体。これらはエチレングリコールの脂肪酸モノ−及び/又はジエステルであることができ、この脂肪酸はC16〜C18のものであるのが好ましい。これは特にエチレングリコールジステアレート(EGDS)、例えばRhodia社よりMIRASHEENの商品名で他の成分を含む濃厚物として販売されているものであることができる。この化合物は、組成物に対して典型的には3〜10重量%、好ましくは5〜8重量%の量で存在させることができる。
・多糖類から誘導されたカチオン性ポリマー、例えばセルロースのカチオン性誘導体、澱粉のカチオン性誘導体、グアールのカチオン性誘導体、カロブのカチオン性誘導体、
・合成カチオン性ポリマー、
・これらの物質の混合物又は組合せ物。
・グアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(RHODIA社より販売されているJaguar C13S、Jaguar C14S、Jaguar C17、Jaguar Excel、Jaguar C 2000)、
・ヒドロキシプロピルグアールヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(RHODIA社より販売されているJaguar C162)、
・トリメチルアンモニウム−3プロピルセルロースのポリ(オキシエタンジイル−1,2)ヒドロキシ−2クロリドのエーテル又はポリクオタニウム−10。
本発明に従う組成物には、式(I)のポリオルガノシロキサンとは異なるポリオルガノシロキサンを含ませることができる。この別のポリオルガノシロキサンは、例えば化粧品許容キャリヤー中の第2の群の液滴としてエマルションの形で存在させることができる(コエマルションとも称される)。この別のポリオルガノシロキサンは、混合液滴エマルションとして(これは混合エマルションと称することができる)又は式(I)のポリオルガノシロキサン中に分散させた液滴として(これはマルチエマルションと称することができる)、式(I)のポリオルガノシロキサンと混合することもできる。
本発明に従う組成物には、UVフィルタリング剤を含ませることができる。これらは有機又は無機剤であることができる。これらは例えば二酸化チタン、酸化亜鉛又は酸化セリウムをベースとする粒子(好ましくはナノ粒子の形で、必要ならばケイ素やアルミニウムの酸化物又は水酸化物をベースとする層で被覆されたもの)の分散体、例えばRhodia社よりMirasun(登録商標)TiW60の商品名で販売されている分散体のような無機剤であることができる。これらはまた、有機分子であることもできる。かかる分子は当業者に周知である。有機分子の例としては、次の化合物を挙げることができる:Eusolex OCR又はEusolex 6300(Merck社);Parsol 1789、Parsol HS又はParsol MCX(Givaudan Roure社);Mexoril SX(Chimex社); Escalol 567、Escalol 587又はEscalol 507(ISP/Van Dyk社);Uvinul MS-40、Uvinul T-150又はSpectrasorb UV-24(BASF社);Neo Heliopan MA又はNeo Heliopan Type E 1000(Haarmann & Reimer社);Tinosorb M(Ciba社)、Homomenthyl salicylate。
前記組成物中に含ませることができるその他の成分としては、次のものを挙げることができる:着色(カラリング)剤、染料又は着色料、芳香剤、香料、悪臭マスキング剤、ポリマー、緩衝剤、錯化剤、錯化用カプセル、可溶性塩、例えば金属、アルカリ金属若しくはアルカリ土類金属の塩又はアンモニウム塩、例えばNaCl若しくはNaSO4又はNH4Cl、ルイス酸、特定の増粘剤、ポリマー状増粘剤、増粘用ワックス、オイル類、皮膚軟化剤、湿潤剤、保湿剤、艶出し剤、乳白剤、分散剤、粒子懸濁促進剤、抗菌剤、保存料、蛋白質、植物エキス、酸化剤、粘度変更剤、ゲル化剤、キレート化剤、還元剤。
前記化粧品組成物は、化粧品許容キャリヤー及び式(I)のポリオルガノシロキサンを含む。このポリオルガノシロキサンは、化粧品許容キャリヤー中又は化粧品許容キャリヤーを含む成分の混合物中に分散させる。この分散体は、例えば以下のものであることができる:
・化粧品許容キャリヤー中若しくは化粧品許容キャリヤーを含む混合物中の式(I)のポリオルガノシロキサンの溶液;
・化粧品許容キャリヤー中の式(I)のポリオルガノシロキサンを含む液滴の安定エマルション;
・式(I)のポリオルガノシロキサンが外側相中に含まれる逆エマルション;又は
・化粧品許容キャリヤーを含む少なくとも1つの層と式(I)のポリオルガノシロキサンを含む層とに分かれた相の組合せであって、ユーザーが撹拌した後に化粧品許容キャリヤー中の式(I)のポリオルガノシロキサンを含む液滴の分散体を形成することができるもの。
本発明に従う化粧品組成物は、化粧品許容キャリヤー(好ましくは水性キャリヤー)中に式(I)のポリオルガノシロキサンを含む液滴が分散されて成るエマルションの形にあることができる。
乳化剤は、キャリヤー中(好ましくは水中)の式(I)のポリオルガノシロキサンのエマルションを得ることを可能にすることができる物質である。これは例えば次のものであることができる。
・非イオン性界面活性剤、
・非イオン性両親媒性ポリマー(随意に1種以上のアニオン性界面活性剤と組み合わされたもの)及び/若しくはアニオン性両親媒性ポリマー、
・特殊界面活性剤(随意に共界面活性剤と組み合わされたもの)、又は
・保護コロイド。
特定具体例に従えば、乳化剤は、随意に共界面活性剤と組み合わされた特殊界面活性剤である。
別の特定具体例に従えば、乳化剤は保護コロイドである。これは例えばポリビニルアルコール(必要ならば部分加水分解されたもの)であることができる。
別の特定具体例に従えば、乳化剤は非イオン性界面活性剤を含む。これは、例えば以下のものから選択される非イオン性ポリアルコキシル化界面活性剤であるのが好ましい。
・アルコキシル化脂肪族アルコール
・アルコキシル化トリグリセリド
・アルコキシル化脂肪酸
・アルコキシル化ソルビタンエステル
・アルコキシル化脂肪族アミン
・アルコキシル化ジ−(1−フェニルエチル)フェノール
・アルコキシル化トリ−(1−フェニルエチル)フェノール、及び
・アルコキシル化アルキルフェノール
ここで、アルコキシ(より特定的にはオキシエチレン及び/又はオキシプロピレン)単位の数は、HLB値が10以上になるような数とする。
別の特定具体例に従えば、外側乳化剤は、非イオン性両親媒性ポリマーを含む。このポリマーは、1種以上のアニオン性界面活性剤及び/又はアニオン性両親媒性ポリマーと組み合わせることができる。
本発明に従う組成物は、望まれる外観、望まれる感覚特性(粘度、感触、持久性等)及びもちろん予定される用途に応じて、様々な形で配合することができる。組成物中の成分の性状及び量によって様々なタイプの配合物及び様々な用途を調整することができ、それらは当業者によく知られているものである。
興味深い具体例に従えば、前記組成物は、皮膚及び/又は髪のケア用{好ましくは皮膚及び/又は髪の洗浄及び/又は処置(トリートメント)用}の、流体の形にある組成物である。これは、シャワージェル、シャンプー、洗い落としアフターシャンプー、使用後に洗い落とすことが予定される皮膚又は髪マスク(パック)であるのが有利である。
・少なくとも1種のアニオン性及び/又は両性界面活性剤(単独で又は混合物として)、
・随意としての少なくとも1種の安定剤及び/若しくはコンディショナー及び/若しくはコンディショニング助剤、又はそれらの混合物、
・随意としての別のポリオルガノシロキサン、
・これらの成分の混合物。
かかる成分は、上に記載したものである。
興味深い具体例に従えば、前記組成物は、皮膚及び/又は髪のケア用{好ましくは皮膚及び/又は髪の処置(トリートメント)及び/又は保護及び/又は外観改変用}の、流体の形又はその他の形にある組成物であって、適用後に皮膚及び/又は髪上に残ることが予定される前記組成物である。
・組成物を適用する前又は間に行われる着色(カラリング)の定着、
・髪、特に傷んだ髪及び/又は末端のコンディショニング、
・皮膚のコンディショニング、
・髪及び/又は皮膚のコンディショニングの調整(穏やかなコンディショニング又は重大なコンディショニング)、
・ポリオルガノシロキサン中に存在する窒素の割合に関連する髪及び/又は皮膚のコンディショニングの調整、
・柔らかさ、しなやかさ、髪梳かし(もつれほぐし)、光沢、乾いた髪又は濡れた髪の整髪しやすさのような頭髪化粧効果、
・黄ばみがないこと、
・太陽光線関連の傷みや日光又はその他の外的条件によって引き起こされる変色や摩耗の回復、
・組成物中に含まれる化合物の保護及び/又は非分解性、
・皮膚及び/又は髪に適用される活性物質の耐久性。
・時間が経つにつれて色が薄くなる(退色)のを防止し、
・経時着色永続性を促進し、
・色の抽出を減少させ、且つ/又は
・酸化に関して髪を回復する
ことができる。
・Rがメチル基であり、
・Aがメチルであり、
・Yが式(III)の基であり、
・Xが式−(CH3)3−O−[OE]10−[OP]2の基であり、
・x=3であり、
・n=4であり、
・m=190である
ポリオルガノシロキサンオイルである。
示した量は、成分の重量による量である。
Glydantを含有させた水中にMiracare CS(両性界面活性剤)を撹拌しながら希釈する。撹拌しながら水性相にシリコーンを添加する。クエン酸(30%溶液)でpHを調節する。
長さ15cmの脱色されたプラチナブロンドの髪の房2gを、活性物質15%に希釈したラウリル硫酸ナトリウム溶液で予備洗浄する。この溶液900ミリリットルを大きい1リットルのビーカー中に注ぐ。前記の髪の房を金属ワイヤ上で数珠繋ぎにし、これらを前記溶液中に10分間浸す。軽く水切りし、次いで傾けた大きなプレート上に置く。45分間水を流す。この水は40℃で、1.80リットル/分の流量だった。45分後に、この髪の房を櫛で、結び目(もつれ)がもはやなくなるまで、梳く。
International Hair Importers社から入手した脱色されたプラチナブロンドの髪のコイル(bandeaux)から、太いカッターを用いて、2.54cmの幅の髪の房(meche)を切り取る。活性物質15%のラウリル硫酸ナトリウム溶液を調製する。この溶液約900ミリリットルを大きい1リットルのビーカー中に注ぐ。前記の髪の房を金属ワイヤ上で数珠繋ぎにし、前記溶液中に10分間浸す。軽く水切りし、次いでそれらを傾けた大きなプレート上に置く。45分間水を流す。この水は40℃で、1.80リットル/分の流量だった。45分後に、この髪の房を櫛(間隔の広い側)で、結び目(もつれ)がもはやなくなるまで、水道水下で梳く。ラック上に前記の髪の房を吊るし、こうしてそれらの前処理を完了させる。
ΔF=FMT−FMNT
ここで、ΔFは処理の前後の濡れた髪の房のグループの櫛梳き力の平均値の差を表わす。FMTは処理済の時の濡れた髪の房の櫛梳き力の平均値を表わす。FMNTは未処理の時の濡れた髪の房の櫛梳き力の平均値を表わす。ΔFの値がより一層負であるほど、処理がより一層効果的ということになる。試験の結果を下記の表に示す。
Mirasil PTM及びシリコーンをMirasil CM5中で撹拌しながら混合する。エタノールを添加し、溶液を撹拌する。
(1)相2を調製する:TEAを含有させた水中にDermacrylを撹拌しながら分散させる。
(2)相3を調製する:水中にSepigel 501を撹拌しながら分散させ、均質化させ、次いで保存料、アラントイン、グリセリン及びプロピレングリコールを添加する。
(3)相2を相3に添加する。
(4)相1を調製する:成分を混合し、70℃に加熱し、均質化させる。
(5)相1を相2及び3に同じ温度において添加し、Turraxで約2分間撹拌する。Mirasun TIW 60を撹拌しながら添加する。得られたエマルションを撹拌しながら30℃まで冷まし、クエン酸でpHを6.8に調節する。
TRANSPORE 3M粘着テープ上に55〜60mgの割合で分析すべきサンクリームを付着させる。次いでTRANSPORE 3M粘着テープの長手方向全体にわたってクリームのフィルムが均質になるように塗り広げる。人工気象室中で調節された湿度において、太陽光線保護指数(SPF)を測定する。用いる装置Optometrics SPF 290をキャリブレートし、TRANSPORE 3M粘着テープに対してブランクテストを実施する。それぞれのサンクリームについて2回の独立した測定(それぞれが、それぞれのTRANSPORE 3Mテープに対する9回の測定からの平均値とする)を実施する。結果を下記の表に示す。これらは、本発明に従うサンクリーム(例11)についての平均保護指数(IP)の増大を示している。
Claims (22)
- 化粧品において許容できるキャリヤー及びポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物であって、前記ポリオルガノシロキサンが次の一般式(I):
Nはポリオルガノシロキサン中のケイ素原子の数であって3又はそれより大きく、
a、b及びcは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
a+b+cは同一であっても異なっていてもよく、0、1、2又は3であり、
Rは同一であっても異なっていてもよく、C1〜C18アルキル基、C6〜C12アリール基、C6〜C12アラルキル基、C6〜C12アルカリール基、式−[CH2]3−NH[CH2]2−NH2の基、式−[CH2]3−NH2の基、ヒドロキシル基、C1〜C18アルコキシ基、C1〜C18ヒドロキシアルキル基又はC1〜C18ヒドロキシアルキルエーテルアルキル基(これらの基はハロゲンで置換されていてもよい)を表わし、
Xは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有するポリオキシアルキレン基を表わし、
Yは同一であっても異なっていてもよく、ケイ素原子が有する基であって次式(II):
・2〜18個の炭素原子を有する直鎖状又は分枝鎖状アルキレン基;
・アルキレン部分が直鎖状又は分岐鎖状であって2〜20個の炭素原子を有するアルキレン−カルボニル基;
・アルキレン部分が直鎖状又は分岐鎖状であって2〜12個の炭素原子を有し且つシクロヘキシレン部分が−OH基及び随意としての1〜4個の炭素原子を有するアルキル基1又は2個を有するアルキレン−シクロヘキシレン基;
・式−R7−O−R7の基(ここで、R7は同一であっても異なっていてもよく、1〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表わす);
・式−R7−O−R7の基(ここで、R7は上記の意味を有し、しかしそれらの内の一方又は両方が1又は2個の−OH基で置換されているものとする);
・式−R7−COO−R7の基(ここで、R7は上記の意味を有し、それらの内の一方又は両方が1又は2個の−OH基で置換されていてもよいものとする);並びに
・式−R8−O−R9−O−CO−R8の基(ここで、R8及びR9基は同一であっても異なっていてもよく、2〜12個の炭素原子を有するアルキレン基を表わし、R9基は随意にヒドロキシル基で置換されていてもよい):
から選択される二価炭化水素基であり、
Uは−O−又は−NR10−を表わし、ここで、R10は水素原子又は1〜6個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基であり;
R5は同一であっても異なっていてもよく、1〜3個の炭素原子を有する直鎖状若しくは分岐鎖状アルキル基又はフェニル基であり;そして
R6は水素原子、R5基又はフリーラジカルO・を表わす}
の基を表わし、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Xを有し、
該ポリオルガノシロキサンの少なくとも1個のケイ素原子は基Yを有する]
を有することを特徴とする、前記組成物。 - 基Xを有するケイ素原子と基Yを有するケイ素原子とが異なるものであることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
- 基Xが式Lx−Zx−Palkを有し、ここで、
Lxがアルキレン基であり、
Zxが−O−基であり、
Palkが式[OE]s−[OP]t−X'の基であり、ここで、
OEが式−CH2−CH2−O−の基であり、
OPが式−CH2−CHCH3−O−又は−CHCH3−CH2−O−の基であり、
X'が水素原子又は炭化水素基であり、
sが1より大きい平均数であり、
tが0より大きい平均数である
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の組成物。 - Xが式−CH2−CH2−CH2−O−[OE]q−[OP]r−X'
(ここで、
・q≧5であり、
・r≧0であり、そして
・X'は水素原子である)
の基であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。 - 基Rが同一であっても異なっていてもよく、メチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、n−ヘキシル、オクチル、トリフルオロプロピル又はフェニル基であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
- Rがメチル基であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
- 式(I)のポリオルガノシロキサンが線状ポリオルガノシロキサンであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の組成物。
- Aが基Rであり、且つ
Rがメチル基である
ことを特徴とする、請求項9に記載の組成物。 - m≧10であり、
x≧1、且つ
n≧3である
ことを特徴とする、請求項9又は10に記載の組成物。 - 式(I)のポリオルガノシロキサンが0.1〜0.5重量%の範囲の窒素原子を含むことを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載の組成物。
- m≧50であり、且つ
0.0001≦n/(m+n+x)≦0.5である
ことを特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載の組成物。 - m≧50であり、且つ
0.001≦x/(m+n+x)≦0.5である
ことを特徴とする、請求項9〜13のいずれかに記載の組成物。 - 式(I)のポリオルガノシロキサンが1000〜1000000mPa・sの範囲の粘度を有することを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。
- 式(I)のポリオルガノシロキサンを含む液滴を化粧品において許容できる水性キャリヤー中に分散させて成るエマルションの形で該ポリオルガノシロキサンを組成物中に存在させたことを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
- 前記エマルションが、式(I)のポリオルガノシロキサンの乳化剤を用いて得られる0.15μm又はそれより大きい平均液滴寸法を有するエマルションであること、又は
前記エマルションが、式(I)のポリオルガノシロキサンの乳化剤を用いて得られる0.15μm未満の平均液滴寸法を有するマイクロエマルションであること
を特徴とする、請求項16に記載の組成物。 - 式(I)のポリオルガノシロキサンに加えて、
・少なくとも1種のアニオン性及び/又は両性界面活性剤(単独で又は混合物として)、
・随意としての少なくとも1種の安定剤及び/若しくはコンディショナー及び/若しくはコンディショニング助剤又はそれらの混合物、
・随意としての別のポリオルガノシロキサン、
・随意としてのUVフィルター
を含むことを特徴とする、請求項17に記載の組成物。 - 前記安定剤及び/又はコンディショナー及び/又はコンディショニング助剤が
・多糖類から誘導されたカチオン性ポリマー、
・合成カチオン性ポリマー、
・架橋したポリアクリレート及び組成物中で網状構造を形成する不溶性固体から選択される安定剤、
・これらの物質の混合物又は組合せ物
から選択されることを特徴とする、請求項18に記載の組成物。 - 皮膚及び/又は髪のケア用の化粧品組成物であって、流体の形にあることを特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載の組成物。
- シャワー用ジェル、シャンプー又はアフターシャンプー(洗い落とすことが予定されるもの又はされないもの)であることを特徴とする、請求項1〜20のいずれかに記載の組成物。
- 太陽光線保護製品であることを特徴とする、請求項1〜21のいずれかに記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0406816A FR2872039B1 (fr) | 2004-06-23 | 2004-06-23 | Composition cosmetique comprenant un polyorganosiloxane et ses utilisations |
PCT/FR2005/001489 WO2006008367A2 (fr) | 2004-06-23 | 2005-06-15 | Composition cosmetique comprenant un polyorganosiloxane et ses utilisations |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008503551A JP2008503551A (ja) | 2008-02-07 |
JP4677446B2 true JP4677446B2 (ja) | 2011-04-27 |
Family
ID=34947378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007517347A Expired - Fee Related JP4677446B2 (ja) | 2004-06-23 | 2005-06-15 | ポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物及びその使用 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20090004123A1 (ja) |
EP (1) | EP1773295B1 (ja) |
JP (1) | JP4677446B2 (ja) |
CN (1) | CN101022782B (ja) |
AT (1) | ATE437626T1 (ja) |
DE (1) | DE602005015719D1 (ja) |
FR (1) | FR2872039B1 (ja) |
WO (1) | WO2006008367A2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140308227A1 (en) * | 2009-04-15 | 2014-10-16 | Rhodia Operations | Process of treating damaged hair |
WO2013011122A1 (en) * | 2011-07-21 | 2013-01-24 | Rhodia Operations | Guar hydroxypropyltrimethylammonium chloride and uses thereof in hair treatment compositions |
US11512237B2 (en) | 2015-11-20 | 2022-11-29 | Dow Silicones Corporation | Room temperature curable compositions |
WO2019060089A1 (en) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | Innospec Limited | HAIR CARE COMPOSITIONS AND METHODS |
US11359167B2 (en) | 2017-12-21 | 2022-06-14 | Dow Silicones Corporation | Fabric-care composition comprising silicone materials |
US11986547B2 (en) | 2017-12-21 | 2024-05-21 | Dow Silicones Corporation | Cosmetic composition comprising silicone materials |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4427815A (en) * | 1982-07-02 | 1984-01-24 | Toray Silicone Company, Ltd. | Fiber-treating compositions comprising two organofunctional polysiloxanes |
FR2642764B1 (fr) * | 1989-02-03 | 1993-05-28 | Rhone Poulenc Chimie | Nouveaux composes a fonction piperidinyle et leur application dans la photostabilisation des polymeres |
US5763548A (en) * | 1995-03-31 | 1998-06-09 | Carnegie-Mellon University | (Co)polymers and a novel polymerization process based on atom (or group) transfer radical polymerization |
US5919441A (en) * | 1996-04-01 | 1999-07-06 | Colgate-Palmolive Company | Cosmetic composition containing thickening agent of siloxane polymer with hydrogen-bonding groups |
DE19625015A1 (de) * | 1996-06-22 | 1998-01-02 | Wella Ag | Haarbehandlungsmittel mit Depotwirkung |
US7714075B1 (en) * | 1996-07-10 | 2010-05-11 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Polymerization with living characteristics |
GB2319523B (en) * | 1996-11-20 | 2000-11-08 | Ciba Sc Holding Ag | Hydroxyphenyltriazines |
FR2764892B1 (fr) * | 1997-06-23 | 2000-03-03 | Rhodia Chimie Sa | Procede de synthese de polymeres a blocs |
AU8440798A (en) * | 1997-07-15 | 1999-02-10 | Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. | Polymerizable compositions containing alkoxyamine compounds derived from nitroso- or nitrone compounds |
KR100589073B1 (ko) * | 1997-12-18 | 2006-06-13 | 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 | 리빙 특성의 중합 방법 및 이 방법으로 제조된 중합체 |
FR2794463B1 (fr) * | 1999-06-04 | 2005-02-25 | Rhodia Chimie Sa | Procede de synthese de polymeres par polymerisation radicalaire controlee a l'aide de xanthates halogenes |
FR2802208B1 (fr) * | 1999-12-09 | 2003-02-14 | Rhodia Chimie Sa | Procede de synthese de polymeres par polymerisation radicalaire controlee a l'aide de xanthates |
US6569969B2 (en) * | 2000-09-28 | 2003-05-27 | Symyx Technologies, Inc. | Control agents for living-type free radical polymerization, methods of polymerizing and polymers with same |
US6605577B1 (en) * | 2001-11-07 | 2003-08-12 | Chemsil Silicones, Inc. | Clear conditioning detersive compositions containing polysiloxanes with at least one cyclic side chain |
US6642194B2 (en) * | 2001-11-07 | 2003-11-04 | Chemsil Silicones, Inc. | Clear conditioning detersive compositions and methods for making the same |
AU2002301801B2 (en) * | 2001-11-08 | 2004-09-30 | L'oreal | Cosmetic compositions containing an aminosilicone and a conditioner, and uses thereof |
GB0202631D0 (en) * | 2002-02-05 | 2002-03-20 | Dow Corning | Hair care compositions containing polysiloxanes |
GB0209136D0 (en) * | 2002-04-22 | 2002-05-29 | Procter & Gamble | Durable hair treatment composition |
GB0209485D0 (en) * | 2002-04-25 | 2002-06-05 | Procter & Gamble | Durable fiber treatment composition |
FR2840615B1 (fr) * | 2002-06-10 | 2005-08-05 | Oreal | Polymeres a base d'organosiloxanes et leur utilisation dans des compositions cosmetiques ou dermatologiques |
FR2872038A1 (fr) * | 2004-06-23 | 2005-12-30 | Rhodia Chimie Sa | Composition cosmetique comprenant un polyorganosiloxane et ses utilisations |
-
2004
- 2004-06-23 FR FR0406816A patent/FR2872039B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-06-15 AT AT05777196T patent/ATE437626T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-06-15 CN CN200580028650.6A patent/CN101022782B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2005-06-15 DE DE602005015719T patent/DE602005015719D1/de active Active
- 2005-06-15 WO PCT/FR2005/001489 patent/WO2006008367A2/fr active Application Filing
- 2005-06-15 US US11/630,724 patent/US20090004123A1/en not_active Abandoned
- 2005-06-15 EP EP05777196A patent/EP1773295B1/fr not_active Not-in-force
- 2005-06-15 JP JP2007517347A patent/JP4677446B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-02-25 US US13/776,250 patent/US20130243704A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008503551A (ja) | 2008-02-07 |
ATE437626T1 (de) | 2009-08-15 |
WO2006008367A3 (fr) | 2006-05-04 |
US20130243704A1 (en) | 2013-09-19 |
EP1773295B1 (fr) | 2009-07-29 |
US20090004123A1 (en) | 2009-01-01 |
WO2006008367A2 (fr) | 2006-01-26 |
CN101022782A (zh) | 2007-08-22 |
EP1773295A2 (fr) | 2007-04-18 |
DE602005015719D1 (de) | 2009-09-10 |
CN101022782B (zh) | 2013-07-10 |
FR2872039B1 (fr) | 2006-08-04 |
FR2872039A1 (fr) | 2005-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101276021B1 (ko) | 소수성으로 개질된 고분자들을 함유하는 퍼스널 케어조성물 | |
JP4160052B2 (ja) | シャンプー組成物 | |
EP1383462B1 (en) | Cosmetic compositions containing dispersion polymers | |
MXPA04011178A (es) | Composicion de shampu acondicionadora. | |
WO2006058755A1 (en) | Shampoo compositions containing cationic polymer and an anionic surfactant mixture | |
JP4677446B2 (ja) | ポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物及びその使用 | |
JP2011001385A (ja) | ポリオルガノシロキサンを含む化粧品組成物及びその使用 | |
WO2017174678A1 (en) | Personal care compositions and methods for using such compositions | |
US20090304757A1 (en) | Cosmetic Compositions Comprising A Powdered Thermoplastic | |
JP6715836B2 (ja) | カチオン性ポリマーを含有するパーソナルケア組成物 | |
JP5411146B2 (ja) | 皮膚に触れた時に毒性がないピペリジン官能基含有ポリオルガノシロキサン、及び化粧品組成物中におけるそれらの使用 | |
WO2017174675A1 (en) | Personal care compositions and methods for using such compositions | |
CN117222395A (zh) | 包含扁柏酚的美容组合物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20090406 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090415 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100915 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100924 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110131 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |