JP4160052B2 - シャンプー組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、毛髪に適用され、次いで実質的に洗い流されるリンスオフヘアコンディショニング組成物に関する。特に、毛髪を洗浄しかつコンディショニングの恩恵を毛髪にもたらすヘアシャンプー組成物に関する。さらに詳細には、分散させた疎水性コンディショニング油滴を含有しかつ陽イオン性被着ポリマーを実質的に含まないシャンプー組成物からのシリコーンコンディショニング油の、毛髪の毛根領域よりも先端領域への被着を改善することに関する。
毛髪のクレンジングとコンディショニングの組合せをもたらす組成物は、当技術分野でよく知られている。このようなシャンプーまたはシャワージェル組成物は、通常はシャンプーまたはクレンジング用の1種または複数の界面活性剤、および1種または複数のコンディショニング剤を含む。コンディショニング剤の目的は、毛髪を、湿っているときにはより櫛通りよくし、乾燥しているときにはよりまとめやすく、例えば静電気を帯びず、バサバサに立たなくすることである。通常、こうしたコンディショニング剤は、非水溶性の油性材料、陽イオン性ポリマー、または陽イオン性界面活性剤である。
シャンプー製品中において使用される最も普及しているコンディショニング剤としては、鉱油などの油性材料、トリグリセリドなど天然に産生するオイル、およびシリコーンポリマーがある。これらは、通常はシャンプー中において分散させた疎水性乳濁液滴として存在する。コンディショニングは、油性材料が毛髪に被着し、その結果被膜が形成されることによって、実現される。
クレンジング用界面活性剤を含まず、コンディショニングしかもたらさないコンディショニング組成物も、当技術分野でよく知られている。このような組成物は、通常はクレンジング組成物を洗い流した後で毛髪に適用される。
コンディショニング油の毛髪への被着を改善するための一方法は、大きな油滴を使用することである。この方法は、毛髪とその油滴が物理的に接触し、油滴が毛髪表面を湿らせ、広がることを利用している。
毛髪の根元にある皮脂腺が分泌する天然の油によって、毛髪は先端近辺よりも毛根近辺で、より疎水性になる。これは、大きな油滴を使用して毛髪に被着させた油滴が、毛髪の先端近辺よりも毛髪の根元で広がりやすく、毛髪上に被膜を形成しやすいことを意味しており、これは、従来技術の組成物では慣行として見られる。
コンディショニング油滴の毛髪への被着を高めるための別の方法は、陽イオン性被着ポリマーを組成物中に使用することである。このようなポリマーを使用することは、当技術分野でよく知られている。
陽イオン性ポリマーを使用すると、毛髪をすすぐとき、シャンプーが希釈されると陽イオン性ポリマーによって油滴が凝集することになる。これによって、陽イオン性ポリマー、コンディショニング油、および任意の他の不溶性材料が、毛髪に乱雑に被着することになる。コンディショニング油の他に不要な材料が存在すると、毛髪の外観に光沢がなくなる(光沢の損失)恐れがあり、また(陽イオン性ポリマーの存在のため)毛髪に重い感じを与える恐れもある。
一部の消費者では、上記に記述した2つの被着方法によって生じる結果は、毛髪が、毛根でベトベトした感じに、または重く光沢のない感じになるという点で、望ましくない。
従来技術の問題点を克服しようと試みる中で、コンディショニング油滴を毛髪の毛根領域よりも先端領域に被着させることを目標にすることが望ましいと考えられ、この分野において多くの研究が実施されてきた。油滴の表面をより親水性にすることが望ましいはずであるが、シャンプー組成物中の界面活性剤を高レベルにすると、油滴の表面化学の性質と親水性を制御できるはずであると常に考えられていた。したがって、通常の見解は、コンディショニング油滴に添加される添加剤の如何に関わらず、シャンプー界面活性剤で、油滴の親水性と被着性が制御されるはずであるというものである。
驚くべきことに、ある種の界面活性ブロックコポリマーをシリコーンコンディショニング油乳濁液滴とブレンドすることによって、毛髪の先端領域への液滴の被着を向上させることが実現可能であることが今回見出された。この現象を裏付ける科学的推論に拘泥するものではないが、シャンプーの他の界面活性剤分子の存在下でさえ、界面活性ポリマーが液滴表面にとどまり、液滴を通常の油滴含有シャンプー中における液滴よりも親水性にするようである。これによって、より親水性である毛髪の先端領域への液滴の被着が改善される。
第1態様において、本発明は、
a)1重量%〜50重量%のクレンジング用界面活性剤と、
b)非水溶性シリコーンコンディショニング油を含み、液滴のザウタ平均粒径(D)が2〜100マイクロメートルである別々の分散液滴と、c)式Iの界面活性ブロックコポリマーI HO(CHCHO)[−Si(CH−O−](CHCHO)
[式中、mは30以上であり、nは5以上であり、n/m比は0.1〜1.2である]とを含む水性ヘアコンディショニング組成物を提供する。
下記の説明において、EOはCHCHOを表し、POは
CHCH

CH
を表す。
本発明による組成物は、シャンプー、クレンジングムース、シャワージェルなど毛髪をクレンジングし、続いて洗い流すための組成物として処方される。本発明によるクレンジング組成物は、任意の陽イオン性被着ポリマーを0.01重量%未満しか含有しないことが非常に好ましい。
界面活性ポリマー
本発明による組成物に使用するのに適した界面活性ブロックコポリマーは、上記の式Iのシリコーン系ブロックコポリマーである。本発明による組成物に使用するのに適したシリコーンブロックコポリマーは、分子式中のポリエチレンオキシドが重量で50%〜85%、好ましくは60%〜85%を占める。適切なシリコーンブロックコポリマーは、分子量が3000統一質量単位以上、好ましくは3500以上、より好ましくは4000以上のものである。
式Iにおいて、重合度mは、各ポリエチレンオキシドブロックで同じであるとして示されている。明確にするためには、これら重合度は平均値であり、必ずしも同一ではなくおおよそ同じであると説明すべきである。そうなるのは、化合物の生成に使用される重合方法の結果である。
適切には、本発明のための界面活性ブロックコポリマーは、式Iによるものである。
I HO(CHCHO)[−Si(CH−O−](CHCHO)
式中、mは30以上、好ましくは35以上であり、nは5以上、好ましくは7以上、より好ましくは10以上であり、n/m比は0.1〜1.2、好ましくは0.2〜0.7である。
適切には、界面活性ブロックコポリマーのレベルは、重量で組成物の0.01%〜0.4%、好ましくは0.02%〜0.3%、より好ましくは0.04%〜0.2%、さらに好ましくは0.05%〜0.1%の範囲である。
これらポリマーの調製に適した方法は、J.Yang、G.WegnerおよびR.Konigsfeldの論文、「Colloid and Polymer Science」、1992年、270巻、1080〜1084ページに詳細に記載されている。
シリコーンコンディショニング油
本発明による組成物の必須の成分は、疎水性シリコーンコンディショニング油である。このようなオイルが、本発明による組成物中において別々の液滴として存在するには、非水溶性でなければならない。非水溶性とは、25℃における水に対する溶解性が、水に対して0.01重量%以下であることを意味する。組成物中において疎水性コンディショニング油滴のD(ザウタ)平均粒径は2マイクロメートル以上、好ましくは5マイクロメートル以上、より好ましくは12マイクロメートル以上であることが不可欠である。組成物を安定化する際に成分の分離による問題が生じるのを防ぐために、組成物において油滴の平均粒径は100マイクロメートル以下である。
シリコーンDザウタ平均液滴粒径は、例えばマルバーンインスツルメンツ(Malvern Instruments)の2600D 粒径測定器(Particle Sizer)を使用して、レーザー光散乱技法によって測定することができる。
組成物中に存在するシリコーンコンディショニング油の総量は、重量で全組成物の好ましくは0.01%〜10%、より好ましくは0.3%〜5%、最も好ましくは0.5%〜3%である。
コンディショニング油として使用するのに適したシリコーンには、ポリジオルガノシロキサン、とりわけポリジメチルシロキサン、CTFA名ジメチコンが含まれる。また、本発明の組成物として使用するのに適しているものは、ヒドロキシル末端基を有するポリジメチルシロキサン、CTFA名ジメチコノールである。
シリコーン油が、本発明の界面活性ブロックコポリマー以外の、官能基を有するシリコーンも含むなら、好ましい。
適切な官能基を有するシリコーンには、例えばアミノ、カルボキシ、ベタイン、第四級アンモニウム、カーボハイドレート、ヒドロキシ、およびアルコキシで置換されたシリコーンが含まれる。官能基を有するシリコーンが複数の置換基を含むことが好ましい。
ヒドロキシル置換シリコーンに関して不確かさを回避するために、ヒドロキシル末端基しか有していないポリジメチルシロキサン(CTFA名ジメチコノール)は、本発明内では官能基を有するシリコーンとは見なされない。しかし、ポリマー鎖に沿ってヒドロキシル置換基を有するポリジメチルシロキサンは、官能基を有するシリコーンと見なされる。
好ましい官能基を有するシリコーンは、アミノ官能基を有するシリコーンである。適切なアミノ官能基を有するシリコーンは、欧州特許第455,185号(Helene Curtis)に記載されており、下記に記載のトリメチルシリルアモジメチコンが含まれ、本発明の組成物において有用であるのに十分な程度に非水溶性である。
Si(CH−O−[Si(CH−O−]−[Si(CH)(R−NH−CHCHNH)−O−]−Si(CH ただし、x+yは約50〜約500の数であり、アミン官能基重量パーセントは約0.03%〜約8%の範囲であり、Rは2〜5個の炭素原子を有するアルキレン基である。好ましくは、x+y値は、約100〜約300の範囲であり、アミン官能基重量パーセントは、約0.03%〜8%の範囲である。
本明細書では、アミン官能基重量パーセントは、アミノ官能基を有するシリコーンの試料をアルコール性塩酸でブロモクレゾールグリーン終点まで滴定することによって測定する。アミン重量パーセントを、分子量45(CH−CH−NHに相当)で計算する。
適切には、このようにして測定され計算されたアミン官能基重量パーセントは、0.03%〜8%、好ましくは0.5%〜4%の範囲である。
本発明の組成物のシリコーン成分中に有用な市販のアミノ官能基を有するシリコーンの例は、ダウコーニングから市販されているDC−8566である。
「アミノ官能基を有するシリコーン」とは、少なくとも1種の第一級、第二級または第三級アミン基、あるいは第四級アンモニウム基を含むシリコーンを意味する。適切なアミノ官能基を有するシリコーンの例には、CTFA名「アモジメチコン」のポリシロキサンが含まれる。本発明において使用するのに適したアミノ官能基を有するシリコーンの具体的な例は、アミノシリコーン油DC−8220、DC−8166、DC−8466およびDC−8950−114(すべて、ダウコーニング製)、ならびにGE 1149−75(ジェネラルエレクトリックシリコーン社製)である。適切な第四級シリコーンポリマーは、欧州特許出願公開第0530974号に記載されている。好ましい第四級シリコーンポリマーは、ゴールドシュミットのK3474である。
疎水性コンディショニング油中において成分として使用するのに好ましい官能基を有する他のシリコーンは、アルコキシ置換シリコーンである。このような分子は、シリコーンコポリオールとして知られ、1種または複数のポリエチレンオキシドまたはポリプロピレンオキシド基が、場合によってはアルキル連結基を介して、シリコーンポリマー主鎖に結合している。
本発明の組成物中において有用なシリコーンコポリオールのタイプの非限定的な例は、下記に記載の式の分子構造を有するものである。
Si(CH[O−Si(CH)(A)]−[O−Si(CH)(B)]−O−Si(CH
この式において、Aは、炭素原子1〜22個、好ましくは4〜18個、より好ましくは10〜16個のアルキレン鎖である。Bは、構造:−(R)−(EO)(PO)−OHの基であり、Rは連結基、好ましくは炭素原子1〜3個のアルキレン基である。Rが−(CH−であることが好ましい。rおよびsの平均値は、5以上、好ましくは10以上、より好ましくは15以上である。rおよびsの平均値が100以下であれば、好ましい。この式において、pの値は、適切には10以上、好ましくは20以上、より好ましくは50以上、最も好ましくは100以上である。qの値は、適切には1〜20である。ただし、p/q比は好ましくは10以上、より好ましくは20以上である。p+qの値は、11〜500、好ましくは50〜300の数である。
本発明による組成物において使用に適したシリコーンコポリオールは、HLBが10以下、好ましくは7以下、より好ましくは4以下のものである。適切なシリコーンコポリオール材料は、ラウリルジメチコンコポリオールとして知られている、ダウコーニングから市販のDC5200である。親水/親油バランス、すなわちHLBは、界面活性分子および乳化剤の特徴を決定するために当業者が使用するパラメーターとしてよく知られている。HLBを実験的に決定するのに適した方法は、Griffin W.C、Journal of the Society of Cosmetic Chemists、1949年、1巻、311ページにある。
コンディショニング油として、官能基を有するシリコーンと官能基のないシリコーンの組合せを使用することが好ましい。これらを、本発明による組成物に組み入れる前に、共同の液滴となるようにブレンドすることが好ましい。
組成物の残部から単離して測定したシリコーン油ブレンドの粘度(すなわち、任意の予備形成乳濁液の粘度ではなく、疎水性コンディショニング油を形成するシリコーンブレンドの粘度)は、好ましくは25℃において5,000mm/秒〜1,000,000mm/秒の範囲である。シリコーン油の粘度を測定するのに適した方法は、当業者に知られており、例えば毛管粘度計である。高粘度材料に適した方法は、定応力レオメータ(constant stress rheometer)を使用するものであろう。粘度の測定は、粘度がせん断速度に依存しない低せん断速度で実施されるべきである。適切なせん断速度は、1/秒である。
陽イオン性被着ポリマー
陽イオン性被着ポリマーは、コンディショニング性能向上のため、ヘアトリートメント組成物においてしばしば使用される。しかし、これによって、やはり毛髪に付着したままである陽イオン性ポリマーによって生じる問題をもたらし、場合によっては、一部の消費者ではこのクレンジングおよびコンディショニング組成物を使用後何時間かして、髪が汚れたベトベトした感じになる。
このような陽イオン性ポリマーは、ホモポリマーでもよく、あるいは2種以上のタイプのモノマーから生成してもよい。ポリマーの分子量は、一般的には5000〜10000000統一質量単位、典型的には少なくとも10000、好ましくは100000〜約2000000の範囲となる。ポリマーは、第四級アンモニウム、プロトン付加したアミノ基、またはその混合物などの陽イオン性窒素含有基を有するものとなる。
非常に好ましくは、本発明による組成物が、このような陽イオン性被着ポリマーを重量で0.04%未満、より好ましくは0.02%未満、さらに好ましくは0.01%未満しか含有すべきでない。このようなポリマーが組成物に存在していないことが最も好ましい。
組成物の調製
本発明による組成物を調製する一方法は、シリコーンコンディショニング油をヘアトリートメント組成物を含むその他の成分とともに添加し、続いてブレンドが適切な大きさの液滴として分散されるように、組成物を適切に混合するものである。
しかし、疎水性シリコーンコンディショニング油を、ヘアトリートメント組成物に取り込む前に、まず水性乳濁液にするならば、好ましい。したがって、本発明の別の態様は、
i)水および界面活性ブロックコポリマーを含む溶液を調製する段階と、
ii)シリコーンコンディショニング油を前記溶液に添加する段階と、
iii)高速せん断混合によって、溶液とシリコーンコンディショニング油を水中油乳濁液にする段階と、
iv)ブロックコポリマーを含む前記水中油乳濁液をヘアコンディショニング組成物中に分散させる段階とを含む、水性ヘアコンディショニング組成物を調製する方法である。
本発明によるヘアコンディショニング組成物を調製するのに好ましい別の方法は、
i)シリコーンコンディショニング油の水中油乳濁液を調製する段階と、ii)界面活性ブロックコポリマーをその乳濁液中に分散させる段階と、
iii)前記ブロックコポリマーを含む水中油乳濁液をヘアコンディショニング組成物中に分散させる段階とを含む。
水性乳濁液の調製において使用するのに適した乳化剤は、当技術分野でよく知られており、陰イオン性、陽イオン性、ツビッターイオン性、両性および非イオン性界面活性剤、ならびにそれらの混合物が含まれる。シリコーン粒子用の乳化剤として使用される陰イオン性界面活性剤の例は、アルキルアリールスルホン酸塩、例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸塩、例えばラウリル硫酸ナトリウム、アルキルエーテル硫酸塩、例えばラウリルエーテル硫酸ナトリウムnEO(ただし、nは1〜20である)、アルキルフェノールエーテル硫酸塩、例えばオクチルフェノールエーテル硫酸塩nEO(ただし、nは1〜20である)、およびスルホコハク酸塩、例えばジオクチルスルホコハク酸ナトリウムである。
シリコーン液滴用の乳化剤として使用するのに適した非イオン性界面活性剤の例は、アルキルフェノールエトキシレート、例えばノニルフェノールエトキシレートnEO(ただし、nは1〜50である)、アルコールエトキシレート、例えばラウリルアルコールnEO(ただし、nは1〜50である)、エステルエトキシレート、例えばモノステアリン酸ポリオキシエチレン(ただし、オキシエチレン単位数は1〜30である)である。
混合したシリコーン液滴を水中油乳濁液に調製し、次いでヘアトリートメント組成物に組み込む好ましい方法は、ミキサーを使用するものである。乳濁液に必要な最終粒径をもたらすのに十分な程度のせん断を提供するため、シリコーン混合物の成分の粘度に応じて、適切なミキサーを選択すべきである。必要なせん断の範囲をカバーする適切なベンチトップミキサー(benchtop mixer)の例は、ハイドルフ RZR2100、シルバーソン L4R、Ystral X10/20−750、およびRannie Mini−Lab 7.30VH高圧ホモジナイザーである。同様な仕様の他のミキサーも、当業者によく知られており、本出願において使用することができる。同様に、上記に記載したものと同様なせん断範囲を与えるより大規模なミキサーで、この明細書の水中油乳濁液を製造することが可能である。
調製後の乳濁液の相分離を防ぐために、乳濁液の水相がポリマー増粘剤を含有するならば、好ましい。好ましい増粘剤は、架橋ポリアクリレート、セルロースポリマー、またはセルロースポリマーの誘導体である。
ミキサーが、混合温度を制御させることができる、例えば、伝熱流体が循環できるジャケットを備えることが好ましい。
クレンジング用界面活性剤
本発明による組成物は、化粧品として許容可能な、毛髪への局所適用に適した1種または複数のクレンジング用界面活性剤を含む。非水溶性油性成分用の乳化剤が、クレンジングの目的に十分でない場合、別の界面活性剤を追加成分として使用することもできる。クレンジングの恩恵を提供するために、本発明のシャンプー組成物が、(シリコーン成分用の乳化剤として何かを使用する場合はそれに加えて)少なくとも1種の別の界面活性剤を含むことが好ましい。
適切なクレンジング用界面活性剤は、単独でも組合せでも使用することができ、陰イオン性、両性、ツビッターイオン性界面活性剤、ならびにそれらの混合物から選択される。クレンジング用界面活性剤は、乳化剤と同じ界面活性剤でも、または異なってもよい。
本発明の組成物中の(補助界面活性剤および/または乳化剤があればそれも含む)クレンジング用界面活性剤の総量は、一般に重量で組成物の1〜50、好ましくは2〜40、より好ましくは10〜25パーセントである。明確にするために、界面活性ブロックコポリマーは本明細書ではクレンジング用界面活性剤とは見なさない。
陰イオン性クレンジング用界面活性剤
本発明によるシャンプー組成物は、通常、化粧品として許容可能な、毛髪への局所適用に適した1種または複数の陰イオン性クレンジング用界面活性剤を含む。
適切な陰イオン性クレンジング用界面活性剤の例は、アルキル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルカリールスルホン酸塩、アルカノイルイセチオン酸塩、アルキルコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、N−アルキルサルコシン酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、およびα−オレフィンスルホン酸塩、特にそのナトリウム、マグネシウム、アンモニウム、モノ、ジおよびトリエタノールアミン塩である。アルキルおよびアシル基は、一般に8〜18個の炭素原子を含み、不飽和でもよい。アルキルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、およびアルキルエーテルカルボン酸塩は、1分子当たり1〜10個のエチレンオキシドまたはプロピレンオキシド単位を含むことができる。
本発明のシャンプー組成物中で使用する典型的な陰イオン性クレンジング用界面活性剤には、オレイルコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、ココイルイセチオン酸ナトリウム、ラウリルイセチオン酸ナトリウム、およびN−ラウリルサルコシン酸塩ナトリウムが含まれる。最も好ましい陰イオン性界面活性剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム(n)EO(ただし、nは1〜3である)、ラウリル硫酸アンモニウム、およびラウリルエーテル硫酸アンモニウム(n)EO(ただし、nは1〜3である)である。
上述の任意の陰イオン性クレンジング用界面活性剤の混合物も、適切である。
通常、本発明のシャンプー組成物中における陰イオン性クレンジング用界面活性剤の総量は、一般に重量で組成物の0.5〜45、好ましくは1.5〜35、より好ましくは5〜20パーセントである。
補助界面活性剤
組成物は、美的特性、物理的特性またはクレンジング特性を組成物に付与する助けとして、補助界面活性剤を含むことができる。
好ましい例は、両性またはツビッターイオン性界面活性剤であり、重量で0〜約8、好ましくは1〜4パーセントの量で含めることができる。
両性およびツビッターイオン性界面活性剤の例には、アルキルアミンオキシド、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン(スルタイン(sultaine))、アルキルグリシン塩、アルキルカルボキシグリシン塩、アルキルアンホプロピオン酸、アルキルアンホグリシン塩、アルキルアミドプロピルヒドロキシスルタイン、アシルタウリン塩、およびアシルグルタミン酸塩(アルキルおよびアシル基は8〜19個の炭素原子を有する)が含まれる。本発明のシャンプー中において使用するのに典型的な両性およびツビッターイオン性界面活性剤には、ラウリルアミンオキシド、ココジメチルスルホプロピルベタイン、好ましくはラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、およびココアンホプロピオン酸ナトリウム(sodium cocamphopropionate)が含まれる。
別の好ましい例は、非イオン性界面活性剤であり、重量で組成物の0〜8、好ましくは2〜5パーセントの量で含めることができる。
例えば、本発明のシャンプー組成物中に含めることができる代表的な非イオン性界面活性剤には、脂肪族(C〜C18)第一級もしくは第二級線状または分枝状鎖アルコールもしくはフェノールと、通常はエチレンオキシドであり一般には6〜30個のエチレンオキシド基を有するアルキレンオキシドとの縮合生成物が含まれる。
他の代表的な非イオン性界面活性剤には、モノまたはジアルキルアルカノールアミドが含まれる。例としては、ココモノまたはジエタノールアミド、およびココモノイソプロパノールアミドがある。
本発明のシャンプー組成物中に含めることができる別の非イオン性界面活性剤は、アルキルポリグリコシド(APG)である。通常、APGは、1種または複数のグリコシル基のブロックに(場合によっては架橋基を介して)連結したアルキル基を含むものである。
好ましいAPGは、次式によって定義される。
RO−(G)n
上式中、Rは飽和でも不飽和でもよい分枝または直鎖アルキル基であり、Gはサッカリド基である。
Rは、平均アルキル鎖長約C〜約C20を表すことができる。好ましくは、Rは平均アルキル鎖長約C〜約C12を表す。最も好ましくは、R値が約9.5〜約10.5にある。Gは、CまたはCの単糖類残基から選択することができ、好ましくはグルコシドである。Gは、グルコース、キシロース、ラクトース、フルクトース、マンノース、およびその誘導体を含む群から選択することができる。好ましくは、Gはグルコースである。
重合度nは、約1〜約10、またはそれ以上の値とすることができる。好ましくは、n値は約1.1〜約2の範囲にある。最も好ましくは、n値は約1.3〜約1.5の範囲にある。
本発明に使用するのに適したアルキルポリグリコシドは市販されており、それには、例えばセピック社製オラミックス(Oramix) NS10、ヘンケル社製Plantaren 1200およびPlantaren 2000と呼ばれる材料が含まれる。
本発明の組成物中に含めることができる他の糖由来非イオン性界面活性剤には、例えば国際公開第9206154号および米国特許第5194639号に記載されているC12〜Cl8のN−メチルグルカミドなどC10〜C18のN−アルキル(C〜C)ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、およびC10〜C18のN−(3−メトキシプロピル)グルカミドなどのN−アルコキシポリヒドロキシ脂肪酸アミドが含まれる。
本発明による組成物は、場合によっては重量で組成物の0.01〜10、より好ましくは0.05〜5、最も好ましくは0.05〜2パーセントの量で含まれる1種または複数の陽イオン性補助界面活性剤を含有することもできる。
界面活性剤の好ましいブレンドは、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウリル硫酸アンモニウム、PEG 5 コカミドおよびココミド(cocomide)MEA(CTFA名)の混合物を含む。
懸濁剤
場合によっては、本発明による組成物は、重量で組成物の0.1〜10パーセント、好ましくは0.6〜6パーセントの懸濁剤をさらに含む。適切な懸濁剤は、ポリアクリル酸、アクリル酸の架橋ポリマー、アクリル酸と疎水性モノマーのコポリマー、カルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルのコポリマー、アクリル酸とアクリル酸エステルの架橋コポリマー、ヘテロポリサッカリドガム、および結晶性長鎖アシル誘導体から選択される。長鎖アシル誘導体は、望ましくはステアリン酸エチレングリコール、16〜22個の炭素原子を有する脂肪酸のアルカノールアミド、およびその混合物から選択される。ジステアリン酸エチレングリコール、およびジステアリン酸ポリエチレングリコール3が、好ましい長鎖アシル誘導体である。ポリアクリル酸は、カーボポール420、カーボポール488またはカーボポール493として市販されている。架橋ポリアクリレートとして知られている、多官能性試剤で架橋されたアクリル酸のポリマーを使用することもでき、カーボポール910、カーボポール934、カーボポール940、カーボポール941、およびカーボポール980として市販されている。適切なカルボン酸含有モノマーとアクリル酸エステルのコポリマーの例は、カーボポール1342である。カーボポール(商標)材料はすべてグッドリッチ(Goodrich)から市販されている。このような材料のCTFA名は、カーボマーである。
適切なアクリル酸とアクリル酸エステルの架橋ポリマーは、ペミュレンTR1またはペミュレンTR2である。適切なヘテロポリサッカリドガムは、キサンタンガムであり、例えばケルザンμ(Kelzan mu)として市販されているものである。
補助剤
本発明の組成物は、ヘアケアに適した補助剤を含有することもできる。一般には、このような材料はそれぞれ、全組成物の2重量%まで、好ましくは1重量%までのレベルで含められる。
適切なヘアケア補助剤には、アミノ酸や糖など天然毛根栄養素がある。適切なアミノ酸の例には、アルギニン、システイン、グルタミン、グルタミン酸、イソロイシン、ロイシン、メチオニン、セリン、バリン、および/またはその前駆体と誘導体が含まれる。アミノ酸は、単独でも、混合物としても、あるいはペプチド、例えばジおよびトリペプチドの形でも添加することができる。アミノ酸を、ケラチンまたはコラーゲン水解物などのタンパク水解物の形で添加することもできる。適切な糖は、グルコース、デキストロース、およびフルクトースである。これらは、単独でも果物エキスの形でも添加することができる。本発明の組成物中に含めるのに特に好ましい天然毛根栄養素の組合せは、イソロイシンとグルコースである。特に好ましいアミノ酸栄養素は、アルギニンである。別の適切な補助剤は、グリコール酸である。
任意成分
本発明の組成物は、ヘアトリートメント処方において通常使用される任意の他の成分を含有することができる。この他の成分としては、粘度調整剤、防腐剤、着色剤、グリセリンやポリプロピレングリコールなどのポリオール、EDTAなどのキレート剤、酸化防止剤、香料、抗菌剤、およびサンスクリーン剤があり得る。このような成分はそれぞれ、その目的を実現するのに十分な程度の量で存在する。一般には、このような任意成分はそれぞれ、全組成物の最高5重量%のレベルで含まれる。
ムース
本発明によるヘアトリートメントクレンジングおよびコンディショニング組成物は、エアロゾルフォーム(ムース)の形を取ることもでき、この場合は、組成物中に噴霧材を含む。この試剤は、他の材料を容器から排出し、毛髪ムース特性を形成する役割を担う。
噴霧材ガスは、エアロゾル容器用に通常使用される任意の液化可能ガスとすることができる。適切な噴霧材の例としては、単独でまたは混和物として使用されるジメチルエーテル、プロパン、n−ブタン、およびイソブタンがある。
噴霧材ガスの量は、エアロゾル分野でよく知られている通常の要因によって決定される。ヘアムースの場合、噴霧材のレベルは、一般には重量で全組成物の3〜30%、好ましくは5〜15%である。
使用形態
本発明の組成物は、主として、滑らかさ、柔軟さ、まとまりやすさ、毛表皮保全および光沢などの毛髪繊維表面特性を改善しながら毛髪または身体を洗浄するリンスオフトリートメント剤として、ヒト被検者の毛髪および/または頭皮および/または皮膚に局所適用するためのものである。通常、このような組成物は、当技術分野においてシャンプー、クレンジングムース、またはシャワージェルとして知られている。
とりわけ、本発明による組成物は、毛髪の毛根領域に比べて毛髪の先端領域へのシリコーンコンディショニング油の被着を改善するために使用される。
したがって、本発明の一態様は、本発明による組成物を適用し、続いて洗い流すことによって毛髪のクレンジングおよびコンディショニングを行う方法を含む。
下記の非限定的な実施例に即して、本発明をさらに説明する。
実施例1は、本発明によるものである。実施例A、BおよびCは、比較例である。
Figure 0004160052
上記に記載したように、適切な非イオン性乳化剤および(表に示すようにそれが存在する場合は)ブロックコポリマーを使用してDC200の水性乳濁液を形成することによって、表1の組成物を調製した。次いで、その後の乳濁液を、塩を除く他の材料とブレンドした。最後に、塩を添加して組成物を増粘した。
試験方法
14%SLES 2EOと2%ココアミドプロピルベタインの水溶液で洗浄し、続いて十分洗い流した先端部の毛髪の0.25g/5cmのスイッチをこの実験に使用した。試験シャンプーを、蒸留水で重量で10倍に希釈し、電磁撹拌機で十分撹拌した。5個のスイッチをペトリ皿の片側半分に置いた。希釈したシャンプー1.5mlを、スイッチの長さ方向に沿って載せ、次いでスイッチをペトリ皿に入れたままで30秒間撹拌し、続いて流速を毎分3〜4リットルに設定して水道水(フランス硬度12°)を流しながら40℃で30秒間すすいだ。試験シャンプー溶液を使用し、続いてやはり洗い流す洗浄プロセスを繰り返した。次いで、スイッチを放置して25℃、相対湿度45〜60%で自然乾燥した。
毛根部の毛髪の0.25g/5cmの試料について、同じ実験手順を実施した。
毛髪試料に被着したシリコーン量を蛍光X線分光分析で測定した(ケイ素の百万分の1(ppm)で測定)。
分析結果
パーセンテージで表される絶対選択率は、先端部試料のケイ素ppmと毛根部試料のケイ素ppmの比を100倍したものである。
次いで、(ブロックコポリマーを含まない)実施例Aの計算した絶対選択率を、他の実施例処方の計算した絶対選択率のそれぞれから差し引いて、標的到達性スコアを得た。その結果を下記の表2に示す。標的到達性スコア5%以下は有意な値とは見なされない。
Figure 0004160052
これらのシリコーンポリエーテルは、ダウコーニングから供給された実験材料である。
実施例Cは、EO側鎖がポリジメチルシロキサン主鎖に結合したレーキ型コポリマーである。この結果によれば、この分子構造は、この処方において標的到達性を提供しない。
実施例Bおよび1は、式IのABA型ブロックコポリマーである。両方ともn=13である。実施例Bは、m=12であり、実施例1は、m=40である。この結果によれば、実施例1の場合は毛髪先端へのシリコーンの有意な標的到達性が見られるが、比較例Bの場合は見られない。

Claims (15)

  1. a)1重量%〜50重量%のクレンジング用界面活性剤と、
    b)非水溶性シリコーンコンディショニング油を含み、液滴のザウタ平均粒径(D)が2〜100マイクロメートルである別々の分散液滴と、
    c)式Iの界面活性ブロックコポリマー
    I HO(CHCHO)[−Si(CH−O−](CHCHO)
    [式中、mは30以上であり、nは5以上であり、n/m比は0.1〜1.2である]とを含む水性ヘアコンディショニング組成物。
  2. 0.01重量%〜0.4重量%の界面活性ブロックコポリマーを含む請求項1に記載の組成物。
  3. シリコーンコンディショニング油の粘度が、25℃において5000mm/秒〜1000000mm/秒である請求項1または2に記載の組成物。
  4. シリコーンコンディショニング油が、官能基を有するシリコーンを含む請求項1から3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 官能基を有するシリコーンがHLB10以下のシリコーンコポリオールである請求項4に記載の組成物。
  6. 官能基を有するシリコーンが、アミノ官能基を有するシリコーンである請求項4に記載の組成物。
  7. アミノ官能基を有するシリコーンのアミノ官能基重量パーセントが0.03〜8パーセントである請求項6に記載の組成物。
  8. アミノ官能基を有するシリコーンのアミノ官能基重量パーセントが0.5〜4パーセントである請求項6に記載の組成物
  9. 組成物が陽イオン性被着ポリマーを0.01重量%未満しか含まない請求項1からのいずれか1項に記載の組成物。
  10. クレンジング用界面活性剤が、陰イオン性、両性、ツビッターイオン性および非イオン性界面活性剤、ならびにそれらの混合物からなる群から選択される請求項1からのいずれか1項に記載の組成物。
  11. i)水および界面活性ブロックコポリマーを含む溶液を調製する段階と、
    ii)シリコーンコンディショニング油を溶液に添加する段階と、
    iii)高速せん断混合によって、溶液とシリコーンコンディショニング油を水中油乳濁液にする段階と、
    iv)ブロックコポリマーを含む水中油乳濁液をヘアコンディショニング組成物中に分散させる段階とを含む請求項1から10のいずれか1項に記載の水性ヘアコンディショニング組成物を調製する方法。
  12. i)シリコーンコンディショニング油の水中油乳濁液を調製する段階と、
    ii)界面活性ブロックコポリマーを乳濁液中に分散させる段階と、
    iii)ブロックコポリマーを含む水中油乳濁液をヘアコンディショニング組成物中に分散させる段階とを含む請求項1に記載の水性ヘアコンディショニング組成物を調製する方法。
  13. 毛髪の洗浄およびコンディショニングを行うための請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物の使用。
  14. 請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物を適用し、続いて洗い流すことによって、毛髪の洗浄およびコンディショニングを行う方法。
  15. 毛髪の毛根領域に比べて毛髪の先端領域へのシリコーンコンディショニング油の被着を改善するための請求項1から10のいずれか1項に記載の組成物の使用。
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