JP4677017B2 - 画像形成装置及び画像形成装置の転写電圧印加方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の転写電圧印加方法 Download PDF

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Description

本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタ等の電子写真方式により画像を印刷する画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式による画像形成装置は、感光ドラム上に印刷すべき画像を露光して静電潜像を形成し、これに対しトナーを用いて感光ドラム上に現像して、その後記録媒体に転写するという処理を行なう。この処理においては、トナーを帯電することにより、静電気を利用して感光ドラム上にトナーを付着し、更に、静電気を利用して転写が行われる。従って、トナー帯電量は、記録媒体上に印刷される画質に大きく影響を与える。
一方、特開平10−301344号公報(特許文献1)には、トナーを転写するための転写ローラにおける転写電流が画像に大きく影響することに着目し、転写電圧を調整する発明が開示されている。
特開平10−301344号公報
ここで本発明が解決しようとする課題について説明する。図26は印刷デューティとトナー帯電量との関係を示す説明図である。同図(a)は高デューティの場合を示し、同図(b)は低デューティの場合を示す。なお、デューティとは記録媒体1枚当たりに使用されるトナー量の多少をいう。トナーT1は、現像ローラ400と供給ローラ500との摩擦により帯電され、現像ローラ400から感光ドラム200の静電潜像に付着し、現像される。同図(a)において、高デューティにて印刷を行なう場合は、現像ローラ400から感光ドラム200に現像されなかったトナーT2は現像ローラに残っているが、その量は比較的少ない。これに対し、同図(b)において、低デューティにて印刷を行なう場合は、現像ローラ400から感光ドラム200に現像されなかったトナーT2は比較的多い。
その後、現像されなかったトナーT2は、現像ローラ400と供給ローラ500との摩擦により更にもう一度帯電され、帯電量が上昇したトナーT3となる。低デューティにて印刷を行なった場合、高デューティにて印刷を行なった場合よりも現像されずに帯電量が上昇したトナーT3が増え、結果的にトナー帯電量は変化し上昇していく。なお、600は現像ブレードである。
図27はトナー残量とトナー帯電量との関係を示す説明図である。同図は低デューティかつトナー残量が少ない場合である。現像されなかったトナーT2は、前述と同様に現像ローラ400と供給ローラ500との摩擦により更にもう一度帯電され、帯電量が上昇したトナーT3となる。そこで、トナー残量が少ない場合、供給ローラ500に供給される新しいトナーT1は少なくなる。現像されずに帯電量が上昇したトナーT3の割合が、トナー残量が多い場合に比べ大きくなる。結果的にトナーの帯電量は変化し上昇していく。なお、ここで、通常に帯電されたトナーT1は負に帯電しているものとする。そしてトナー帯電量の上昇とは、帯電量の絶対値が大きくなることを意味する。
図28はトナー帯電量の上昇と転写不良の発生との関係を示す説明図である。感光ドラム200上に現像を形成しているトナーT1は、転写ローラ100の作用により、搬送ベルト180上を搬送されてきた用紙Pに転写される。転写されたトナーT5を載せた用紙Pは定着器へ搬送される。ここで、トナーT3の帯電量が変化し上昇している場合、転写される前に放電Xが生じ、トナーは正に帯電されてしまう。一度、正に帯電されたトナーT4は転写されず、結果として、用紙P上にトナー抜けYが起きてしまう。このトナー抜けYが転写不良である。
本発明が解決しようとする課題は、電子写真方式による画像形成装置において、転写が良好に行われるために、転写手段に印加する転写電圧を適正に行なうことにより、転写不良の発生を防ぎ、常に安定した印刷品質を得ることにある。
前記課題を解決するために、特許請求の範囲の請求項1記載の発明は、現像剤帯電手段により帯電された現像剤を像担持体上に付着することにより現像剤像を形成し、像担持体上に形成された現像剤像を、転写電圧が印加された転写手段により記録媒体に転写する画像形成装置において、前記画像形成装置の印刷デューティの変化、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量の変化及び温湿度の変化からなる前記画像形成装置の使用状況に伴う現像剤帯電量の変化による転写不良発生を防止する転写電圧補正値を予め記憶する記憶手段と、前記使用状況に対応した情報を取得する使用状況情報取得手段と、前記像担持体の回転数を検出する像担持体回転数検出手段と、前記使用状況情報取得手段により取得した情報に基づいて、前記記憶手段に予め記憶された転写電圧補正値と、所定時間当たりの前記像担持体回転数より小さいことの判断に従って前記転写電圧補正値を加減する転写電圧補正カウンタ値とに従って、前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう前記転写電圧を補正する転写電圧補正手段有することを特徴とする画像形成装置である。
更に、特許請求の範囲の請求項記載の発明は、現像剤帯電手段により帯電された現像剤を像担持体上に付着することにより現像剤像を形成し、像担持体上に形成された現像剤像を記録媒体に転写するために転写手段に転写電圧を印加する画像形成装置の転写電圧印加方法において、前記画像形成装置の印刷デューティの変化、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量の変化及び温湿度の変化からなる前記画像形成装置の使用状況に伴う現像剤帯電量の変化による転写不良発生を防止する転写電圧補正値を予め規定する補正値作成工程と、前記使用状況に対応した情報を取得する使用状況情報取得工程と、前記像担持体の回転数を検出する像担持体回転数検出工程と、前記使用状況情報取得工程により取得した情報に基づいて、前記補正値作成工程により予め規定された転写電圧補正値と、前記像担持体回転数検出工程により検出した所定時間当たりの前記像担持体回転数より小さいことの判断に従って前記転写電圧補正値を加減する転写電圧補正カウンタ値とに従って、前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう前記転写電圧を補正する転写電圧補正工程を含むことを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法である。
本発明によれば、電子写真方式による画像形成装置において、転写電圧補正手段を設けたことにより、装置の使用状況に伴うトナー帯電量の変化により転写不良が発生するようなことになっても、転写不良発生防止のための転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧の補正を行うようにしたので、転写不良の発生を防ぐことができる。同時に常に安定した印刷品質が得られるプリンタを得ることができる。
(第1の実施の形態)
以下、第1の実施の形態について説明する。図1は第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。画像形成装置としてのプリンタ1は入力された印刷データに基づく画像を記録媒体としての用紙Pに印刷することが可能な画像形成装置である。
プリンタ1は、プリンタ1の下部に着脱自在に装着されている用紙収容カセット10と、用紙収容カセット10の上部に配設されたホッピングローラ11と、ホッピングローラ11を始点として、ガイド13、レジストローラ14、搬送ベルト18、ヒートローラ22、ガイド27、そして図示しない排出ローラを終点とする略S字形状に形成された用紙搬送路12を備える。更にプリンタ1は、前記レジストローラ14に対向して圧接するように配設されたピンチローラ15と、レジストローラ14の用紙搬送経路12前後に配設されたセンサ16、17と搬送ベルト18を掛け渡す位置に配置された駆動ローラ19及び従動ローラ20と、搬送ベルト18を介して従動ローラ20と圧接するように配設された吸着ローラ21を備える。
更にプリンタ1は、用紙搬送経路12の搬送ベルト18上に設けられ、着脱自在に装着された4つの画像形成ユニットである印刷機構(イメージドラムユニット)101、102、103、104を備える。更にプリンタ1は、前記ヒートローラ22に対向して圧接するように配設された加圧ローラ23と、ヒートローラ22の前後に配設されたセンサ25及び26と、プリンタ1の筐体外面を利用して形成されたスタッカ28と、搬送ベルト18の下面部を従動ローラ20と挟むように配設されたクリーニングブレード29と、クリーニングブレード29により掻き落とされた廃トナーが落下する位置に配設された廃トナータンク30と、プリンタ1の内部に配設された環境センサ31とを備える。
前記用紙収容カセット10は、内部に用紙を積層した状態で収容し、プリンタ1の下部に着脱自在に装着されている。用紙収容カセット10の上部には図示しない分離手段が配設しており、用紙収容カセット10に収容されている用紙Pをその最上部から1枚ずつ捌いて分離する。ホッピングローラ11は、図2に示すホッピングモータ36に接続され、当該ホッピングモータ36から供給された駆動力により回転し、図示しない分離手段が分離した用紙Pを取り出すとともに、ガイド13に沿って用紙Pをレジストローラ14に搬送する。
前記レジストローラ14は、図2に示すレジストモータ37に接続され、当該レジストモータ37から供給された駆動力により回転し、レジストローラ14に対向して圧接するように配設されたピンチローラ15とともにホッピングローラ11により搬送された用紙Pの斜行を矯正する。このレジストローラ14の用紙搬送経路12前後に配置されたセンサ16、17は、用紙位置を検出する。
搬送ベルト18は用紙Pを静電吸着して用紙搬送経路12に沿って搬送する。駆動ローラ19は図2に示すベルトモータ38に接続され、当該ベルトモータ38から供給された駆動力により回転することで、搬送ベルト18を図1中矢印e方向に駆動する。従動ローラ20は、駆動ローラ19と対を成して搬送ベルト18を図1中矢印f方向に張架する。この従動ローラ20には、搬送ベルト18を介して吸着ローラ21が圧接するように配設されている。吸着ローラ21は用紙Pを吸着し、搬送ベルト18に静電吸着させる。
印刷機構101、102、103、104は、それぞれブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応する画像を記録するための電子写真式LEDプリント機構である。印刷機構101、102、103、104は、用紙搬送経路12の上流側から下流側にかけて搬送ベルト18上に設けられ、着脱自在に装着されている。印刷機構101、102、103、104については後述する。
LEDヘッド901、902、903、904はLEDアレイと、このアレイを駆動する図示しないドライブIC、画像データを保持するレジスタ群を搭載した図示しない基板、およびLEDアレイの光を集光する図示しないセルフォックレンズアレイ等を備え、後述するホストインタフェース部32から入力される画像データ信号に対応してLEDアレイを発光させる。LEDヘッド901にはカラー画像信号の中でブラック(K)の画像信号が入力され、同様にLEDヘッド902、903、904には、それぞれイエロー(Y)の画像信号、マゼンタ(M)の画像信号、シアン(C)の画像信号が入力される。LEDヘッド901、902、903、904は、入力された画像信号に基づく光をそれぞれの感光ドラム201、202、203、204の表面に照射し、静電潜像を形成する。
転写ローラ1001、1002、1003、1004は、搬送ベルト18を介して各感光ドラム201、202、203、204と圧接するように配設されている。この転写ローラ1001、1002、1003、1004には、図2に示す転写電圧発生部45から転写電圧が印加されており、各感光ドラム201、202、203、204の表面に形成されたトナー画像を所定のタイミングで用紙に転写する。
ヒートローラ22は中空円筒状の形状であり、当該ヒートローラ22内には、ハロゲンランプ等のヒータ2201が配設されている。ヒートローラ22は、図2に示すヒータモータ39に接続され、当該ヒータモータ39から供給された駆動力により回転する。加圧ローラ23はヒートローラ22の回転に連れ回りする。サーミスタ24はヒートローラ22の表面温度(Tf)検出手段であり、ヒートローラ22の表面近傍に非接触で配設される。このサーミスタ24によって検出されたヒートローラ22の表面温度信号は、図2に示す機構制御部35に送られる。当該機構制御部35は、サーミスタ24から送られた温度信号に基づいてヒータ2201のオン/オフを制御し、ヒートローラ22の表面温度Tfを所定の温度に維持する。前記ヒートローラ22、ヒータ2201、加圧ローラ23及びサーミスタ24は、用紙上に転写されたトナーを加熱、融解させ、用紙上のトナーの画像を定着させる定着機構を構成する。
センサ25は、搬送ベルト18からの分離に失敗した用紙Pをチェックするとともに、用紙Pの後端位置を検出する。センサ26は、定着機構における用紙Pのジャムやヒートローラ22への用紙Pの巻き付き等を監視する排出センサである。このセンサ26の用紙搬送経路12の下流側には、用紙Pをスタッカ28へと案内するガイド27が形成されており、前記定着機構を通過した印刷済みの用紙Pはガイド27に沿ってスタッカ28に排出される。
クリーニングブレード29は搬送ベルト18下面部で付着残留したトナーを廃トナータンク30に掻き落とす。廃トナータンク30は、クリーニングブレード29により掻き落とされた廃トナーが落下する位置に配設された廃トナーを蓄積する中空部材である。環境センサ31は、プリンタ1の周囲の外気温度Te、外気湿度Heを検出するために用いられる。
次に、印刷機構101、102、103、104について説明する。印刷機構101、102、103、104は上述したようにブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色に対応したトナー画像を形成する。このような機能を有する印刷機構101、102、103、104は何れも同一の構成を有し、収容されるトナーの色のみが異なる。ここでは、ブラック(K)の印刷機構101を代表としてその現像部の機能を説明する。
印刷機構101は、印刷機構101のフレームに回転自在に支持された像担持体としての感光ドラム201と、感光ドラム201の表面に所定の圧接量を持って配設され、感光ドラム201の表面を均一に帯電させる帯電ローラ301と、感光ドラム201の表面に所定の圧接量をもって配設され、感光ドラム201の表面に形成された静電潜像にトナーを供給することで現像剤像であるトナー画像を現像する現像ローラ401を備える。更に、印刷機構101は、現像ローラ401の表面に所定の圧接量をもって配設され、現像ローラ401にトナーを供給する供給ローラ501と、現像ローラ401の表面に所定の圧接量をもって配設され、現像ローラ401上のトナー層厚を一定の厚さに規制する現像ブレード601と、感光ドラム201を表面近傍に配設され、感光ドラム201表面を除電する除電光701と、ブラック(K)のトナーを収容するトナーカートリッジ801とを備える。
前記感光ドラム201は、図2に示すドラムモータ40に接続され、当該ドラムモータ40から供給された駆動力により回転する。LEDヘッド901が照射する光によりブラック(K)の画像に対応した静電潜像が形成される。
前記帯電ローラ301は、図2に示す帯電電圧発生部42が接続されており、当該帯電電圧発生部42により印加された帯電電圧により感光ドラム201の表面を一様均一に帯電させる。
前記現像ローラ401は、図2に示す現像電圧発生部43が接続されており、当該現像電圧発生部43により印加された現像電圧によって帯電されたトナーを感光ドラム201上の静電潜像部に付着させる。
前記供給ローラ501は図2に示す供給電圧発生部44が接続されており、当該供給電圧発生部44から印加された供給電圧によって帯電されたトナーを現像ローラ401に供給する。前記現像ブレード601は、現像ローラ401上のトナーの層厚を一定の厚さに規制する薄板部材である。前記除電光701は、感光ドラム201の表面を露光して除電する。
トナーカートリッジ801はブラック(K)のトナーを収容する中空部材であり、収容されたトナーを攪拌する図示しない攪拌部材等を備える。収容されたトナーは、所定のタイミングで自由落下し、供給ローラ501に供給される。
図2は第1の実施の形態に関する制御回路を示すブロック図である。ホストインタフェース部32は、図示しないホストコンピュータとの物理的階層のインタフェース担う部分であり、例えば、LAN等のケーブルコネクタ及び通信用チップ等を備える。コマンド/画像処理部33はホストコンピュータ側からホストインタフェース部32を介して受信したコマンド及び画像データを解釈するとともに、画像データをビットマップに展開する図示しないマイクロプロセッサ、マイクロプロセッサがワーキングエリアとして使用するRAM、およびビットマップに展開するための特別なハードウェア等を備え、プリンタ1全体を制御する。
LEDヘッドインタフェース部34は、図示しないセミカスタムLSI及びRAM等を備え、コマンド/画像処理部33によりビットマップに展開された画像データをLEDヘッド901、902、903、904のインタフェースにあわせてデータを加工している。
機構制御部35は、前記コマンド/画像処理部33からの指令に従い、センサ16、17、25、26の各センサから出力される用紙Pの搬送状況信号、サーミスタ24から出力されるヒートローラ22の表面温度信号等を解釈して、ホッピングモータ36、レジストモータ37、ベルトモータ38、ヒータモータ39及びドラムモータ40の各モータの駆動、ヒータ2201の温度等を制御する。
前記ホッピングモータ36、レジストモータ37、ベルトモータ38、ヒータモータ39及びドラムモータ40の各モータは、ホッピングローラ11等の各ローラを駆動させるための駆動モータ及びこれらの駆動モータを駆動させるためのドライバ等を備える。次に、高圧制御部41は各印刷機構101、102、103、104が備える各ローラ等に印加される帯電電圧、現像電圧、供給電圧を制御する。また、高圧制御部41は、転写電圧補正処理部46にて決定され、記憶手段51に格納されている転写電圧を読み出して、転写ローラ1001、1002、1003、1004に印加される転写電圧を制御する。
転写電圧補正処理部46は、タイマ47から出力されるプリンタ1の動作時間信号、環境センサ31から出力されるプリンタ1の外気温湿度信号、ドラムカウンタ48及びドットカウンタ49の計測値、トナー残量検出センサ50から出力されるトナー残量信号等を解釈して、転写電圧補正量を算出し、補正された転写電圧を記憶手段51に格納する。
タイマ47はプリンタ1の動作時間を計測する。ドラムカウンタ48は感光ドラム201、202、203、204が回転した回転数を計測する。当該回転数は、所定時間に印刷された印刷枚数に対応する情報となる。ドットカウンタ49はコマンド/画像処理部33でビットマップに展開された画像データのドット数を計測する。当該ドット数は、所定時間に印刷された印刷ドット数に対応する情報となる。トナー残量検出センサ50は現像ローラ401上のトナー残量を計測する。
記憶手段51は、決定された転写電圧を格納するために使用され、必要に応じて格納したデータを読み出しや書き換えが可能な構成を備える。図3は前記記憶手段51の格納内容を示すブロック図である。当該記憶手段51は、転写電圧Vtrと、転写電圧補正カウンタQと、転写電圧補正量を計算する際に用いる転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffテーブル52と、転写電圧補正値Vqテーブル53と、基準転写電圧Vtr1テーブル54と、転写電圧補正カウンタQを減算する条件(時間)を制御する転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1及び印刷デューティD1を格納している。
図2に戻り、帯電電圧発生部42は、高圧制御部41の指示に基づき各印刷機構101等が備える帯電ローラ301等への帯電電圧の生成と停止を行う。現像電圧発生部43は、高圧制御部41の指示に基づき各印刷機構101等が備える現像ローラ401等への現像電圧の生成と停止を行う。
供給電圧発生部44は、高圧制御部41の指示に基づき各印刷機構101等が備える供給ローラ501等への供給電圧の生成と停止を行う。転写電圧発生部45は、高圧制御部41の指示に基づき転写ローラ1001、1002、1003、1004への転写電圧の供給電圧の生成と停止を行う。
ここで、本発明の中心的概念である転写良好電圧について説明する。図4は連続印刷における転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。同図(a)はトナー残量が多い場合であり、同図(b)はトナー残量が少ない場合である。連続印刷における印刷デューティの違いによるトナー帯電量の変化(増加)に起因して転写不良が発生することについては、前述の通りである。このトナー帯電量の変化に起因した転写不良を防止のための転写良好電圧を測定した。同図はこの転写良好電圧の推移を示す。ここで、転写良好電圧とは、転写が良好に行われる電圧、即ち、トナー抜けの発生しにくい電圧の意味であり、トナーの帯電量が変化したときに、最適な印刷結果となる転写電圧を実験より求めた電圧値である。
更に、印刷デューティは、所定時間当たりのドット数を、所定時間当たりのドラム回転数で割った値であり、高デューティは3750(濃度に変換すると濃度25%)、中デューティは2250(同じく濃度15%)、低デューティは750(同じく濃度5%)である。また、トナー残量が多い場合とは、トナー残量が20%を超える場合であり、トナー残量が少ない場合とは、トナー残量が20%以下の場合である。ここでいう連続印刷とは、常に印刷し続けている状態を表し、単位時間当たりの印刷枚数が多い。図4に示すように、印刷デューティが低いほど、トナー残量が少ないほど連続印刷が進むにつれ、転写良好電圧が低下しているのが分かる。
図5は間欠印刷における転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。同図(a)はトナー残量が多い場合であり、同図(b)はトナー残量が少ない場合である。間欠印刷における印刷デューティの違いによるトナー帯電量の変化に起因した転写不良の発生を防止のための転写良好電圧の推移を示す。図5に示すように、単位時間当たりの印刷枚数が少ない間欠印刷では、前記図4における連続印刷時と比較して、転写良好電圧の変化は非常に小さい。
図6は低印刷デューティ連続印刷後の転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。トナー残量が少ないときの低デューティ連続印刷を行なった後に放置した結果は実線で示す。また、トナー残量が多いときの低デューティ連続印刷を行なった後に放置した結果は破線で示す。なお、トナー残量が少ないときの低デューティ連続印刷後に低印刷デューティ間欠印刷を行った結果を細破線で示す。
同図に示すように、前述のトナー帯電量の変化に起因した転写不良の発生を防止のための転写良好電圧が、放置時間経過により、連続印刷前の転写良好電圧に回復していくことが分かる。また、間欠印刷を行った場合でも、トナー帯電量の変化に起因した転写不良の発生防止のための転写良好電圧が、同様に回復することが分かる。以上のように、画像形成装置としてのプリンタ1においては、装置の使用状況により、トナー帯電量の変化(増加)に起因した転写不良の発生防止のための転写良好電圧が変化していることが分かる。
次に、第1の実施の形態における動作について説明する。図7はプリンタ1の電源がONされたときの動作を示すフローチャートである。この処理では、プリンタ1がOFFされる前に、前回使用されていたときの転写電圧補正状況の確認と、プリンタ1の電源がOFFされていた時間を推定する。この転写電圧補正状況の確認は、転写電圧補正カウンタQにより確認する。そして、この電源がOFFされていた時間は、サーミスタ24にて検出したヒートローラ22の表面温度Tfと環境センサ31にて検出した外気温度Teにより推定する。
S1において、転写電圧補正処理部46は、転写電圧補正カウンタQが0より大きいか判定する。転写電圧補正カウンタQとは、転写電圧補正量を計算する際に用いる0から4までの5段階のカウンタ値である。転写電圧補正カウンタQは、記憶手段51に格納され、プリンタ1の電源がOFFとなってもリセットされないものとする。Q>0である場合は、前回プリンタ1が使用されていたときの転写電圧補正されており、電源がOFFされていた時間をフィードバックするためS2に進む。Q>0でない場合は、S4へ進む。
S2において、転写電圧補正処理部46は、電源がOFFされていた時間をフィードバックするため転写電圧補正処理部46は、サーミスタ24にて検出したヒートローラ22の表面温度Tfと、環境センサ31にて検出した外気温度Teより求めた電源OFF時間推定温度T0に基づき、電源がOFFであった時間であるOFF時間Poffを推定し、転写電圧補正カウンタQ補正値Qoff(例―1、−2、−3、−4)を決定する。
T0=Tf−Te・・・・・(1)
決定された転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffは記憶手段51に格納される。図13は転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffテーブル52を示す説明図である。例えば前記ヒートローラ22の表面温度Tfと、前記外気温度Teとの差が、20°C未満である場合、同図に示す転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffテーブル52を用いて、電源がOFFであった時間を3時間超であると推定し、転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffを「−4」と決定する。
図14は電源OFF時間推定温度と電源OFF時間の実験結果を示す説明図である。本実施の形態では、前記図13に示す転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffテーブル52は、図14に示すように実験により求めた電源OFF時間推定温度T0と電源のOFF時間Poffの関係より作成した。
S3において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQ補正値Qoff(例―1、−2、−3、−4)を読み出し、転写電圧補正カウンタQを補正し、記憶手段51に格納する。
Q=Q+Qoff・・・・・(2)
ただし、Q<0になる場合は、Q=0とする。
S4において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1をリセットし、記憶手段51に格納する。転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1は、転写電圧補正カウンタQを減算する場合の条件(時間)を規定するカウンタである。また、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている印刷デューティD1をリセットし、記憶手段51に格納する。印刷デューティD1については後述する。以上のS1からS4までの処理が終了すると、プリンタ1は待機状態となる。
つぎに、プリンタ1の待機状態での動作について説明する。図8はプリンタ1の待機状態の動作を示すフローチャートである。S5において、前記転写電圧補正処理部46は、タイマ47により計測される時間P1が所定時間P2を経過したか判定する。所定時間P2を経過した場合は、図9に示す転写電圧補正カウンタQ計算フローへ進む。所定時間P2を経過していない場合は、再び待機状態に戻る。本実施の形態では、所定時間P2を30分とする。所定時間P2は、図4(b)に示したトナー残量が少ない状態で低印刷デューティの連続印刷を行ったとき、即ち転写不良が発生してしまう最悪条件を考慮し、当該転写不良が発生する直前の時間とした。
次に、S5において所定時間P2を経過した場合に行う転写電圧補正カウンタQの加減算処理の動作を説明する。図9、図10は転写電圧補正カウンタQの加減算処理の計算フローを示すフローチャートである。
S6において、転写電圧補正処理部46は、ドラムカウンタ48により計測されている所定時間P2当たりのドラム回転数Drm1が所定ドラム回転数Drm2以上であるか判定する。Drm1≧Drm2である場合はS7へ進む。Drm1≧Drm2でない場合は、転写電圧補正カウンタQの減算処理フローに進む。本実施の形態では、所定ドラム回転数Drm2を所定時間P2当たりのドラム回転数150とする。これは図6に示すように間欠印刷を行なって転写良好電圧の回復が得られたときのドラム回転数である150を考慮した。
S7において、転写電圧補正処理部46は、ドラムカウンタ48、ドットカウンタ49により計測されている所定時間P2当たりのドラム回転数Drm1、所定時間P2当たりのドット数Dot1より、所定時間P2当たりの印刷デューティD1を以下の式より計算し、記憶手段51に格納する。前述の通り本実施の形態では、印刷デューティはドット数/ドラム回転数とする。
D1=Dot1/Drm1・・・・・(3)
S8において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている印刷デューティD1が所定印刷デューティD2以下であるか判定する。D1≦D2である場合はS9へ進む。D1≦D2でない場合は、転写電圧補正カウンタQの減算処理フローに進む。本実施の形態では、所定印刷デューティD2を3000とする。
S9において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQが最大値Qmax以下であるか判定する。Q≦Qmaxである場合は、S10へ進む。Q≦Qmaxでない場合は、転写電圧補正値Vq決定フローへ進む。本実施の形態ではQmaxは4とする。
S10において、転写電圧補正処理部46は、転写電圧補正カウンタQを1加算し、記憶手段51に格納し、転写電圧補正値Vq決定フローへ進む。
ここで、S6にてDrm1≧Drm2でない場合、S8にてD1≦D2でない場合における転写電圧補正カウンタQの減算処理フローについて説明する。図10は転写電圧補正カウンタQの減算処理フローを示すフローチャートである。
S11において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1の値が所定減算カウンタM2の値より小さいか判定する。M1<M2である場合はS12へ進む。M1<M2でない場合はS13へ進む。所定減算カウンタM2の値は、転写電圧補正カウンタQが減算される場合の条件(時間)を規定するものである。本実施の形態では、所定減算カウンタM2の値を2とし、転写電圧補正カウンタQの減算処理フローが2回続けて行われた場合、つまり転写良好電圧が回復する装置の使用状況が60分続いた場合に転写電圧補正カウンタQを減算する。
S11にてM1<M2である場合は、転写電圧補正カウンタQの減算規定時間を経過していないので、S12において、転写電圧補正処理部46は、転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1を1加算し、記憶手段51に格納する。
S11にてM1<M2でない場合は、転写電圧補正カウンタQの減算規定時間を経過しているので、転写電圧補正カウンタQの減算処理S13、S14、S15を行う。
S13では、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQが0より大きいか判定する。Q>0である場合はS14へ進む。Q>0でない場合はS16へ進む。
S14において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQを1減算し、記憶手段51に格納する。
S15において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている転写電圧補正カウンタQ減算カウンタM1をリセットし、記憶手段51に格納する。
S16において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている印刷デューティD1をリセットし、記憶手段51に格納し、転写電圧補正値Vq決定フローへ進む。
次に転写電圧補正値Vq決定フローについて説明する。図11は転写電圧補正値Vq決定フローを示すフローチャートである。
S17において、転写電圧補正処理部46は、記憶手段51に格納されている印刷デューティD1、トナー残量検出センサ50により計測されているトナー残量Tn、環境センサ31にて検出した外気温度Te及び外気湿度Heに基づき、転写電圧補正値Vqを決定し、記憶手段51に格納する。
図15は転写電圧補正値Vqテーブルを示す説明図である。転写電圧補正値Vqは、同図に示す転写電圧補正値Vqテーブル53を用いて決定する。本実施の形態では、実験により求めた図4、図5及び図6に示す結果より、転写電圧補正値Vqテーブル53を作成した。例えば、トナー残量Tnが20%以下で、印刷デューティD1が1500以下の場合、かつ外気温度Teが25°C超で、外気湿度Heが60%超の場合は、転写電圧補正値Vqは「−200V」となる。以上のS6からS17までの処理が終了すると、待機状態に戻る。
次に、印刷処理での動作について説明する。図12は印刷処理時の動作を示すフローチャートである。S18において、転写電圧補正処理部46は、印刷時の転写電圧Vtrを以下の式より計算し、記憶手段51に格納する。
Vtr=Vtr1+Vq×Q・・・・・(4)
基準転写電圧Vtr1は、記録媒体の種類、環境センサ31にて検出した外気温度Te、外気湿度Heにより決定される。図16は基準転写電圧Vtr1テーブル54を示す説明図である。基準転写電圧Vtr1は、同図に示す基準転写電圧Vtr1テーブル54を用いて決定する。また、基準転写電圧Vtr1テーブル54は、記憶手段51に格納されている。例えば、記録媒体が普通紙であり、外気温度Teが25°C超で、外気湿度Heが60%超の場合は、基準転写電圧Vtr1は「3000V」である。本実施の形態では、基準転写電圧Vtr1テーブル54は、トナー帯電量が平均的なときにおける最適な転写電圧を実験的に求めたものである。また、図16は、記録媒体の種類が普通紙、厚紙の場合の基準転写電圧Vtr1テーブルを抜粋したものである。
S19において、高圧制御部41は、記憶手段51に格納されている転写電圧Vtrを読み出して、転写電圧発生部45に、転写ローラ1001、1002、1003、1004への転写電圧Vtrの生成と停止の指示を出す。こうして機構制御部35は印刷を実行する。印刷処理が終了すると、待機状態に戻る。
評価結果として、従来のプリンタによる印刷と、本実施の形態を適用したプリンタ1による印刷の比較を表した実験結果について説明する。図17は従来と第1の実施の形態の転写制御電圧と転写良好電圧の推移を表した実験結果を示す説明図である。図18は従来と第1の実施の形態の印刷結果を評価比較した実験結果を示す説明図である。同図における評価方法は、印刷結果を目視にて観察することにより評価した。なお同図中、「○」は良好という評価結果、「△」は多少転写不良が見られる又は許容できるという評価結果、「×」は不良又は全く許容できないという評価結果である。図19はこれらの実験の測定条件を示す説明図である。図19に示すように印刷デューティは低乃至中とし、印刷枚数は1000乃至300枚という使用状況を設定した。トナー残量は図示のように減少している。印刷開始後2時間から3時間は放置し、3時間から4時間は電源OFFとし、その後再度印刷を行なった。
図17に示すように従来のプリンタの転写制御電圧は3000V一定とした。その結果、図18に示すように転写不良が観測された。しかしながら、本実施の形態を適用したプリンタ1の場合は、図17に示すように転写良好電圧の変動に沿って、転写制御電圧を補正することができる。その結果、図18に示すように観測時間中、常に安定して良好な転写結果を得ることが確認できた。
このように、本実施の形態での転写電圧補正処理を行うことにより、装置の使用状況に伴うトナー帯電量の変化に起因して転写不良が発生するようなことになっても、これを防止するための転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧を補正できることが分かる。即ち、トナー帯電量の変化は、仮にトナーの帯電量を直接測定できるセンサを設けることにより可能となり、トナー帯電量に合った転写電圧に補正することは可能である。しかしながら、トナー帯電量センサを装置に組み込むことは大幅なコストアップにつながる。本実施の形態によれば、印刷枚数(ドラム回転数)、ドット数、温湿度、装置稼働時間等の既に装置に組み込まれている機能を用いて情報を得て、得られた情報から間接的にトナーの帯電量を推測し、転写良好電圧の変動に合わせて補正を行なう。従って、新たなセンサ部品を必要とせず、大幅なコストアップを避けたプリンタを得ることができる。
以上のように、第1の実施の形態によれば、転写電圧補正手段を設けたことにより、装置の使用状況に伴うトナー帯電量の変化(増加)により転写不良(トナー抜け)が発生するようなことになっても、転写不良の発生を防止するために転写電圧を下げ、電界を弱めて放電現象を起きにくくしたので、即ち、転写不良発生防止のための転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧の補正を行うようにしたので、転写不良の発生を防ぎ、常に安定した印刷品質が得られる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。前記第1の実施の形態では、装置の使用状況に伴うトナー帯電量の変化による転写不良の発生防止のための転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧の補正を行い、転写不良の発生を低減する。しかしながら、長時間でみると、トナーの劣化が進み、トナーの劣化により転写良好電圧が、新品トナー時と比較して変動してしまう場合がある。第2の実施の形態ではこのような問題に対応する。
図20は第2の実施の形態に関する制御回路を示すブロック図である。同図に示すように、第1の実施の形態と異なるところは、転写電圧補正処理部55とトナー状態算出部56と印刷機構交換検出部57とを設けたことと、記憶手段51−1の格納内容が異なることである。その他の構成は第1の実施の形態と同様であるので、前記第1の実施の形態の説明を援用する。
前記転写電圧補正処理部55は、タイマ47から出力されるプリンタ1の動作時間信号と、環境センサ31から出力されるプリンタ1の外気温湿度信号と、ドラムカウンタ48及びドットカウンタ49の計算値と、トナー残量検出センサ50から出力されるトナー残量信号等を解釈して、転写電圧補正量を算出し、補正された転写電圧Vtrを記憶手段51−1に格納する。トナー状態算出部56は、前記転写電圧補正処理部55からの情報に基づき、後述するトナー状態指数Stnを算出する。印刷機構交換検出部57は、図示しない印刷機構交換検出センサを備え、印刷機構101、102、103、104が新品に交換されたか検出する。
なお、図21は記憶手段51−1の格納内容を示すブロック図である。当該記憶手段51−1は前述の第1の実施の形態の説明の図3の記憶手段51の格納内容に加えて、トナーの劣化度合を表すトナー状態指数Stn、転写電圧補正値Vtnテーブル58、印刷時の転写電圧Vtn等を格納している。
次に、第2の実施の形態における動作について説明する。なお、プリンタ1の電源がONされたときの動作及び転写電圧補正カウンタQの加減算処理の動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、図7及び図9、図10の説明を援用する。
図22は待機状態での動作フローを示すフローチャートである。S20において、転写電圧補正処理部55は、タイマ47により計測される時間P1が所定時間P2経過したか判定する。所定時間P2経過した場合は、第1の実施の形態と同じ処理を行う転写電圧補正カウンタQの加減算処理の計算フロー(図9)へ進む。所定時間P2経過していない場合はS21へ進む。本実施の形態では、第1の実施の形態と同様、所定時間P2を30分とする。
S21において印刷機構交換検出部57は、印刷機構101、102、103、104が新品に交換されたか判定する。新品に交換された場合はS22へ進む。新品に交換されていない場合はS23へ進む。
S22において、印刷機構101、102、103、104が新品に交換されたとする判定に基づき、転写電圧補正処理部55は、記憶手段51−1に記憶されているトナーの劣化度合を表すトナー状態指数Stnをリセットし、待機状態へ戻る。
S23において、転写電圧補正処理部55は、ドットカウンタ49により計測されているドット数Dot2が、所定ドット数Dot3以上であるか判定する。Dot2≧Dot3である場合は、転写電圧補正値Vtn決定フローへ進む。Dot2≧Dot3でない場合は、待機状態へ戻る。本実施の形態では、所定ドット数Dot3をトナー量5%に相当する3,000,000とする。
次に、転写電圧補正値Vtn決定動作について説明する。図23は転写電圧補正値Vtn決定フローを示すフローチャートである。S24において、トナー状態算出部56は、ドラムカウンタ48により計測されている前回転写電圧補正値Vtn決定動作を行ったときからのドラム回転数Drm3及び所定ドット数Dot3に基づき、トナー状態指数Stnを以下の式より計算し、記憶手段51−1に格納する。なお、トナー状態指数Stnはトナーの劣化度合を表す。
Stn=(Stn+Dot3/Drm3)/2・・・・・(5)
S25において、転写電圧補正処理部55は、トナー状態指数Stnの計算結果に基づき、転写電圧補正値Vtnを決定し、記憶手段51−1に格納する。図25はトナー状態指数Stnと転写電圧補正値Vtnの関係を示す説明図である。転写電圧補正処理部55は、図25に示す転写電圧補正値Vtnテーブル58を用いて、計算されたトナー状態指数から、対応する転写電圧補正値Vtnを決定する。例えば、トナー状態指数Stnが1000以下の場合、転写電圧補正値Vtnは「−400V」となる。
次に、印刷処理における動作について説明する。図24は印刷処理時の動作フローを示すフローチャートである。S26において、転写電圧補正処理部55は、印刷時の転写電圧Vtrを以下の式より計算し、記憶手段51−1に格納する。
Vtr=Vtr1+Vq×Q+Vtn・・・・・(6)
なお、前記式(4)と同様に、Vtr1は基準転写電圧、Vqは転写電圧補正値、Qは転写電圧補正カウンタである。S27において高圧制御部41は、記憶手段51−1に格納されている印刷時の転写電圧Vtrを読み出して、転写電圧発生部45に、転写ローラ1001、1002、1003、1004への転写電圧Vtrの生成と停止の指示を出し、機構制御部35は印刷を実行する。印刷処理が終了すると、待機状態に戻る。
以上のように、第2の実施の形態によれば、転写電圧補正手段を設けたことにより、装置の使用状況に伴うトナー帯電量の変化(増加)により転写不良(トナー抜け)が発生するようなことになっても、転写不良の発生を防止するために転写電圧を下げ、電界を弱めて放電現象を起きにくくしたので、即ち、転写不良発生防止のための転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧の補正を行うようにしたので、転写不良の発生を防ぐことができる。同時に、長時間でみるとトナーの劣化が進んでも、トナーの劣化に応じた転写良好電圧の変動に合わせて転写電圧の補正を行なうようにしたので転写不良の発生を防ぐことができ、常に安定した印刷品質が得られる。
本実施の形態では、潜像形成手段をLEDヘッドとしたが、レーザ光源等でもよく、本実施の形態に限定されるものではない。また、本実施の形態では、印刷媒体の搬送上の上流からブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの順である場合について説明したが、多色トナーを有し、画像形成部を複数有する場合において、画像形成部の並び順番は例えばシアンが上流でもよく本実施の形態に限定されるものではない。
また、本実施の形態では、画像形成部の数が4台のものについて説明したが、画像形成部の数に限定されたものではなく、画像形成部を複数有する場合や、単色の画像形成部、例えばブラックのみを有する装置についても適用可能である。
第1の実施の形態に関する画像形成装置の構成図である。 第1の実施の形態に関する制御回路を示すブロック図である。 記憶手段の格納内容を示すブロック図である。 連続印刷における転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。 間欠印刷における転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。 低印刷デューティ連続印刷後の転写良好電圧の推移の実験結果を示すグラフである。 プリンタの電源がONされたときの動作を示すフローチャートである。 プリンタの待機状態の動作を示すフローチャートである。 転写電圧補正カウンタQの加減算処理の計算フローを示すフローチャートである。 転写電圧補正カウンタQの加減算処理の計算フローを示すフローチャートである。 転写電圧補正値Vqの決定フローを示すフローチャートである。 印刷処理時の動作を示すフローチャートである。 転写電圧補正カウンタQ補正値Qoffテーブルを示す説明図である。 電源OFF時間推定温度と電源OFF時間の実験結果を示す説明図である。 転写電圧補正値Vqテーブルを示す説明図である。 基準転写電圧Vtr1テーブルを示す説明図である。 従来と第1の実施の形態の転写制御電圧と、転写良好電圧の推移を表した実験結果を示す説明図である。 従来と第1の実施の形態の転写の状況を比較した実験結果を示す説明図である。 図17と図18の実験の測定条件を示す説明図である。 第2の実施の形態における制御回路のブロック図である。 記憶手段の格納内容を示すブロック図である。 待機状態での動作フローを示すフローチャートである。 転写電圧補正値Vtn決定フローを示すフローチャートである。 印刷処理時の動作フローを示すフローチャートである。 トナー状態指数Stnと転写電圧補正値Vtnの関係を示す説明図である。 印刷デューティとトナー帯電量との関係を示す説明図である。 トナー残量とトナー帯電量との関係を示す説明図である。 トナー帯電量の上昇と転写不良の発生との関係を示す説明図である。
符号の説明
51、51−1 記憶手段
46、55 転写電圧補正処理部
101 印刷機構
201 感光ドラム201
1001 転写ローラ

Claims (13)

  1. 現像剤帯電手段により帯電された現像剤を像担持体上に付着することにより現像剤像を形成し、像担持体上に形成された現像剤像を、転写電圧が印加された転写手段により記録媒体に転写する画像形成装置において、
    前記画像形成装置の印刷デューティの変化、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量の変化及び温湿度の変化からなる前記画像形成装置の使用状況に伴う現像剤帯電量の変化による転写不良発生を防止する転写電圧補正値を予め記憶する記憶手段と、
    前記使用状況に対応した情報を取得する使用状況情報取得手段と、
    前記像担持体の回転数を検出する像担持体回転数検出手段と、
    前記使用状況情報取得手段により取得した情報に基づいて、前記記憶手段に予め記憶された転写電圧補正値と、所定時間当たりの前記像担持体回転数が所定回転数より小さいことの判断に従って前記転写電圧補正値を加減する転写電圧補正カウンタ値とに従って、前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう前記転写電圧を補正する転写電圧補正手段有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記使用状況情報取得手段は、
    所定時間に印刷された印刷枚数に対応する情報を取得する印刷枚数取得手段と、
    前記所定時間に印刷された印刷ドット数に対応する情報を取得する印刷ドット数取得手段と、
    前記印刷枚数取得手段と前記印刷ドット数取得手段とから印刷デューティに対応する情報を取得する印刷デューティ取得手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記使用状況情報取得手段は、前記像担持体に前記現像剤を供給する前記現像剤担持体の現像剤残量に対応した情報を取得する現像剤量取得手段を含むことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記使用状況情報取得手段は、前記像担持体に現像剤を供給する前記現像剤担持体の前記現像剤の劣化に対応した情報を取得する現像剤状態取得手段であることを特徴とする画像形成装置。
  5. 像担持体上に形成された現像剤像を、転写電圧が印加された転写手段により記録媒体に転写する画像形成装置において、
    所定時間に印刷された印刷枚数に対応する情報を取得する印刷枚数取得部と、
    前記所定時間に印刷された印刷ドット数に対応する情報を取得する印刷ドット数取得部と、
    前記印刷枚数取得部と前記印刷ドット数取得部により得られた印刷デューティに対応する情報に基づき、前記転写手段に印加する前記転写電圧を前記印刷デューティの変化に伴う現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう補正する転写電圧補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置において、更に前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量に対応した情報を取得する現像剤残量取得部を有し、
    前記転写電圧補正手段は前記現像剤残量取得部により得られた情報に基づき、前記転写手段に印加する前記転写電圧を前記現像剤残量の変化に伴う前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう補正することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5記載の画像形成装置において、更に温湿度の変化に対応した情報を取得する環境条件取得部を有し、
    前記転写電圧補正手段は前記環境条件取得部により得られた情報に基づき、前記転写手段に印加する前記転写電圧を前記温湿度の変化に伴う前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう補正することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項記載の画像形成装置において、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤の劣化に対応した情報を取得する現像剤状態取得部を有し、
    前記転写電圧補正手段は前記現像剤状態取得部により得られた情報に基づき、前記転写手段に印加する前記転写電圧を前記現像剤の劣化に伴う前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう補正することを特徴とする画像形成装置。
  9. 現像剤帯電手段により帯電された現像剤を像担持体上に付着することにより現像剤像を形成し、像担持体上に形成された現像剤像を記録媒体に転写するために転写手段に転写電圧を印加する画像形成装置の転写電圧印加方法において、
    前記画像形成装置の印刷デューティの変化、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量の変化及び温湿度の変化からなる前記画像形成装置の使用状況に伴う現像剤帯電量の変化による転写不良発生を防止する転写電圧補正値を予め規定する補正値作成工程と、
    前記使用状況に対応した情報を取得する使用状況情報取得工程と、
    前記像担持体の回転数を検出する像担持体回転数検出工程と、
    前記使用状況情報取得工程により取得した情報に基づいて、前記補正値作成工程により予め規定された転写電圧補正値と、前記像担持体回転数検出工程により検出した所定時間当たりの前記像担持体回転数より小さいことの判断に従って前記転写電圧補正値を加減する転写電圧補正カウンタ値とに従って、前記現像剤帯電量の変化による転写不良発生の防止のため前記転写電圧を下げるよう前記転写電圧を補正する転写電圧補正工程を含むことを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法。
  10. 請求項9記載の画像形成装置の転写電圧印加方法において、
    前記補正値作成工程で予め規定する転写電圧補正値は、転写不良の発生を防止するための転写良好電圧に適応するように規定されるものであることを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法。
  11. 請求項9又は10記載の画像形成装置の転写電圧印加方法において、
    前記使用状況情報取得工程は、
    所定時間に印刷された印刷枚数に対応する情報を取得する印刷枚数取得工程と、
    前記所定時間に印刷された印刷ドット数に対応する情報を取得する印刷ドット数取得工程と、
    前記印刷枚数取得工程と前記印刷ドット数取得工程とから印刷デューティに対応する情報を取得する印刷デューティ取得工程を含むことを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法。
  12. 請求項9又は10記載の画像形成装置の転写電圧印加方法において、
    前記使用状況情報取得工程は、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤残量に対応した情報を取得する現像剤残量取得工程を含むことを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法。
  13. 請求項9又は10記載の画像形成装置の転写電圧印加方法において、
    前記使用状況情報取得工程は、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体の現像剤の劣化に対応した情報を取得する現像剤状態取得工程を含むことを特徴とする画像形成装置の転写電圧印加方法。
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